JPH0716475B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0716475B2
JPH0716475B2 JP1067317A JP6731789A JPH0716475B2 JP H0716475 B2 JPH0716475 B2 JP H0716475B2 JP 1067317 A JP1067317 A JP 1067317A JP 6731789 A JP6731789 A JP 6731789A JP H0716475 B2 JPH0716475 B2 JP H0716475B2
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cleaning tank
tableware basket
tank
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憲治 山根
耕作 片岡
哲夫 原田
肇 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、食器洗浄機に関する。
(ロ)従来の技術 従来例として、フレームに内設した洗浄槽の底部に水を
貯留し、ヒータで加熱しながら洗浄ポンプ装置で食器に
噴射することにより、洗浄及びすすぎを行う食器洗浄機
が、実公昭62-11566号公報(A47L15/50)に示されてい
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、家庭用として普及させるためにコン
パクトに設計する必要があった。即ち、この種の食器洗
浄機は流し台の上におかれることが大半であり、その奥
行きは60〜65cm程であるので、食器洗浄機の奥行き(前
後寸法)が制限されていた。そして、この前後寸法間に
は、洗浄槽とこの洗浄槽の後方に配置した各種部品や、
洗浄後の乾燥工程に必要な乾燥風路等が収められてお
り、このため洗浄槽には、まな板等の大きな物を収容で
きなかった。
これに対し、各種部品や乾燥風路等を洗浄槽の左右に配
置するより、洗浄槽の奥行きを拡げることも考えられ
る。しかし、こうなると、食器洗浄機の横幅が大きくな
り、そのため流し台上の調理スペースが小さくなる。そ
の上、特に乾燥風路が洗浄槽の左右に配置されることに
より以下の問題が出てくる。
それは乾燥風路を洗浄槽の左右(側部)に配置した場合
は、洗浄槽内に供給される乾燥風は洗浄槽の前後方向に
(食器の出し入れする方向)に対し直角になる。
しかるに、使用者が食器洗浄機の前に立って皿や椀等の
食器を食器カゴに入れる際、食器の表面が前後方向に対
し直角方向に向くように並べて収納する。これは食器の
表面を前方(又は後方)に向けて入れる場合は、手首を
90度曲げねばならず、入れにくく、又そのため出し入れ
の作業中に食器と食器とをぶつけて破損させる恐れがあ
るからである。
そのため、前述したように、食器は、その表面を前後方
向に対し直角方向になるように食器カゴに並べて収納す
る。また、食器カゴもそのような構造になっている。
このように、食器が洗浄槽の前後方向に対し直角方向に
なるように並べるので、乾燥風路を洗浄槽の左右(側
部)に配置し乾燥風を側部から供給すると、乾燥風は供
給側に近い食器の表面に遮られ、そのため供給側から遠
い食器に乾燥風が充分届かない。特に食器が大皿の場合
はこの傾向が強い。従って均一に乾燥ができず、結果的
に乾燥効率が低下してしまうのである。
一方、洗浄槽を横に拡げて、洗浄槽内でまな板を正面に
向けて配置することも考えられるが、前述したように、
横幅が拡がって調理スペースを小さくしてしまったり、
皿や椀と同様に食器かごに出し入れしにくいという問題
が出てくる。
本発明はかかる問題点に鑑み、食器洗浄機において、機
器本体を大型化することなく、更には乾燥効率を低下さ
せるようなこともなく、まな板を乾燥できるようにした
ものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の食器洗浄機は、前部が開口する箱型のフレーム
と、このフレームに内設した洗浄槽と、この洗浄槽内で
食器等を収容する食器カゴと、この食器カゴ上の食器等
に洗浄水を噴射するノズルと、前記洗浄槽の後壁外面の
一側部に配置すると共に、ファン装置を備え、このファ
ン装置によって生起された乾燥風を前記洗浄槽の後壁か
ら洗浄槽内に送り込む乾燥風路と、この乾燥風路が配置
されていない前記洗浄槽後壁の他側端部を、この後壁と
前記フレームの背面との間の空間に膨出形成させた縦長
形状の膨出部と、前記食器カゴに収納したまな板の後端
部が前記食器カゴから突出されて前記膨出部に収容され
るように前記食器カゴの後端部を切欠した切欠部と、を
具備している。
(ホ)作用 乾燥風路は洗浄槽の後壁外面に配置し、乾燥風を後ろか
ら槽内に送り込むようにしているので、食器、特に皿や
椀の並べられた間を乾燥風が通り抜け易く、乾燥効率が
低下しない。
そして、この乾燥風路を洗浄槽の後壁外面の一側部に配
置し、これによって空いた洗浄槽後壁とフレームの背面
との間の有効な空間に洗浄槽の後壁を膨出させて、通常
の洗浄槽からはみ出してしまうまな板の後端部をこの膨
出部に収容するようにしているので、機器本体を大型化
することなく、まな板を収容することができる。
更に、膨出部を洗浄槽の端部に形成しており、結果的に
まな板が食器カゴの端に収容されるので、他の食器の収
納の邪魔にならない。
その上、まな板が端部にて側壁に沿って立てられること
になり、本来側壁に当る洗浄水がまな板に当ることにな
り、壁には直接当らない。これにより洗浄水が洗浄槽内
の壁に当ることにより発生するたたき音が低減する。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図において、1は食器洗浄機のフレーム
であり、板金を筒状に折曲し、後面開口を背面板2で遮
蔽することにより形成されている。3は該フレーム1に
内設された合成樹脂製の洗浄槽であり、洗浄空間を形成
する上部材4と貯水空間を形成する受皿状の下部材5と
を水密的に接合することにより形成されている。6は前
記フレーム1の前面側に枢支され、前記洗浄槽3前面の
食器等の出入口7を開閉する蓋体、8は食器カゴで、ロ
ーラ9…が付設され、前記洗浄槽3内に設けられたガイ
ドレール10、10上に載置される。11は前記洗浄槽3の底
部中央に回転可能に支持された中空状のノズルアーム
(ノズル)であり、上面に所定の角度を持って噴出口12
…が設けられている。13は前記洗浄槽3内の洗浄水又は
すすぎ水を前記ノズルアーム11内に導入するための循環
水路で、その一部は前記下部材5に一体形成されてい
る。前記循環水路13の吸込口14は前記洗浄槽3の底部の
前方寄りに設けられ、ここにフィルタ15が被せられてい
る。16は前記フィルタ15の把手である。
17は前記循環水路13中に介在された可逆ポンプであり、
正回転時の吐出口が前記ノズルアーム11内に連通し、逆
回転時の吐出口が図示しない排水ホースに連通してい
る。そして、この可逆ポンプ17の正回転により、洗浄水
又はすすぎ水が前記ノズルアーム11内に導入され、更に
噴出口12…から前記食器カゴ8上の食器類に噴射され、
再び前記循環水路13内に吸い込まれる。この際、残菜等
は前記フィルタ15で取り除かれる。また、前記可逆ポン
プ17の逆回転により、排水が行われる。
18は前記洗浄槽3の底部に配設され、洗浄水又はすすぎ
水を加熱し、また乾燥時には槽内を昇温させるための環
状のシーズヒータであり、前記ノズルアーム11の枢支基
部を取り囲み、且つその前縁18aが前記フィルタ15より
も後方寄りに配置されている。即ち、従来のヒータは第
3図点線の如く前記フィルタ15をも取り囲む構成であっ
たが、本実施例のような構成にしたことにより、前記フ
ィルタ15がヒータ18に触れて加熱される危険性が少なく
なる。また、従来ヒータでは第2図点線の如く洗浄槽3
の後面下部から導入された乾燥風が、加熱されて前記蓋
体6の内面に沿って上昇し、蓋体6の隙間から機外へ漏
れ出る確率が高いが、本実施例では第2図実線の如く流
れるので、乾燥効果が高いものである。
19は前記洗浄槽3の後面3a中央部に上下方向に長く配設
された送風ダクトであり、その送出口20は前記洗浄槽3
の後面3a下部に開口し、送入口21上部に配設されたファ
ン装置22により、前記洗浄槽3内に乾燥風が導入され
る。また、この乾燥ダクト19の前記送出口20近傍には、
図示しないが給水源からの給水管が接続され、前記送出
口20は給水口をも兼ねている。
23は前記送風ダクト19の右側に配置された循環風路であ
り、前記洗浄槽3からの排気を除湿して、再び前記送風
ダクト19内に導入する。
尚、前記ファン装置22、送風ダクト19及び循環風路23が
本発明の乾燥風路に相当する。
24は前記送風ダクト19の左側方、即ち前記洗浄槽3後面
3aの左側端部に、上下方向にわたって前記洗浄槽3から
膨出形成された膨出部であり、前記洗浄槽3成形時に一
体に形成される。
さて、第6図及び第7図において、25は前記食器カゴ8
の、前記膨出部24と対峙する箇所に、上下にわたって形
成された切欠きであり、その上端部25a、25aにコ字状の
固定部材26が枢支されている。
而して、まな板27は前記食器カゴ8よりも大きいが、前
記切欠き25により、この切欠き25から突出するように載
置でき、前記固定部材26を回動させて、まな板27の端面
に引っ掛けることにより、まな板27を食器カゴ8に固定
する。
そして、この食器カゴ8を前記洗浄槽3内に収納した場
合は、第5図の如く前記まな板27の突出部が前記膨出部
24内に収容されるので、この洗浄槽3内でまな板を洗浄
することができる。
(ト)発明の効果 本発明の構成によれば、乾燥風路を洗浄槽の後壁外面の
一側部に配置し、これによって空いた洗浄槽後壁とフレ
ームの背面との間の有効な空間に洗浄槽の後壁を膨出さ
せて、通常の洗浄槽からはみ出してしまうまな板の後端
部をこの膨出部に収容するようにしているので、機器本
体を大型化することなく、且つ乾燥風路を洗浄槽の1つ
の側壁に配置して乾燥効率を低下させてしまうようなこ
となく、まな板を収容することができる。
しかも、膨出部を洗浄槽の端部に形成しており、結果的
にまな板が食器カゴの端に収容されるので、他の食器の
収納の邪魔にならない。
その上、まな板が端部にて側壁に沿って立てられること
になるので、本来側壁に当る洗浄水がまな板に当って、
壁には直接当らず、これにより、洗浄水が洗浄槽内の壁
に当ることにより発生するたたき音が低減し、結果、洗
浄運転時に発生する運転音を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の食器洗浄機の洗浄槽の背面斜視図、第
2図は食器洗浄機の側断面図、第3図は同じく平断面
図、第4図は同じく膨出部の側断面図、第5図は同じく
平断面図、第6図(イ)は食器カゴの斜視図、同図
(ロ)は同図(イ)の要部拡大図、第7図(イ)(ロ)
は固定部材の使用説明図である。 1……フレーム、3……洗浄槽、8……食器カゴ、11…
…アームノズル(ノズル)、19……送風ダクト、22……
ファン装置、23……循環風路、24……膨出部、25……切
欠き(切欠部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部が開口する箱型のフレームと、このフ
    レームに内設した洗浄槽と、この洗浄槽内で食器等を収
    容する食器カゴと、この食器カゴ上の食器等に洗浄水を
    噴射するノズルと、前記洗浄槽の後壁外面の一側部に配
    置すると共に、ファン装置を備え、このファン装置によ
    って生起された乾燥風を前記洗浄槽の後壁から洗浄槽内
    に送り込む乾燥風路と、この乾燥風路が配置されていな
    い前記洗浄槽後壁の他側端部を、この後壁と前記フレー
    ムの背面との間の空間に膨出形成させた縦長形状の膨出
    部と、前記食器カゴに収納したまな板の後端部が前記食
    器カゴから突出されて前記膨出部に収容されるように前
    記食器カゴの後端部を切欠した切欠部と、を具備したこ
    とを特徴とする食器洗浄機。
JP1067317A 1989-03-17 1989-03-17 食器洗浄機 Expired - Fee Related JPH0716475B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5854051Y2 (ja) * 1979-05-15 1983-12-08 三洋電機株式会社 食器洗浄機

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