JP3354416B2 - 乾燥装置および乾燥機能を有する食器洗い機 - Google Patents

乾燥装置および乾燥機能を有する食器洗い機

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JP3354416B2
JP3354416B2 JP31825996A JP31825996A JP3354416B2 JP 3354416 B2 JP3354416 B2 JP 3354416B2 JP 31825996 A JP31825996 A JP 31825996A JP 31825996 A JP31825996 A JP 31825996A JP 3354416 B2 JP3354416 B2 JP 3354416B2
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、濡れた被乾燥物
を乾燥させる乾燥装置に関する。また、洗浄後の食器を
乾燥させる機能を有する食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、洗浄室内にセットされた食器
に洗浄水を噴射して食器を洗浄し、さらに洗浄後の食器
を乾燥させる食器洗い機が知られている。このような食
器乾燥機能を有する食器洗い機には、たとえば、洗浄室
内のヒータの熱の対流によって乾燥を行うものと、ヒー
タの熱に加えて風による乾燥を行うものとがある。後者
の場合、洗浄室と食器洗い機の後面を形成する後面パネ
ルとの間に、洗浄室内に空気を送り込むための送風ファ
ンが備えられている。送風ファンが駆動されると、後面
パネルの所定位置に形成された吸気口から外部の空気が
導入され、導入された空気は洗浄室の後面に形成された
吹出口から洗浄室内に送り込まれる。そして、洗浄室の
下部に配置されたヒータによって加熱されて温風とな
り、洗い後の濡れた食器を乾燥させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、洗浄室内
の空気を効率良く温風にするためには、吹出口から吹き
出される空気が、洗浄室内に配置されたヒータに向けて
吹き付けられるのが好ましい。また、洗いおよびすすぎ
時には、洗浄室内に噴出された洗浄水が、洗浄室の内面
や食器で様々な方向に反射されて、吹出口から風路内に
入ることがある。この水には、食器に付着していた汚れ
などが含まれていることがあり、吹出口近傍に付着した
ままになると、不快な臭いを発生することがある。
【0004】そこで、この発明の目的は、吹出口からヒ
ータに向けて上手く空気が吹き出される乾燥装置を提供
することである。また、この発明の他の目的は、洗浄水
が吹出口近傍に付着したままにならない乾燥機能を有す
る食器洗い機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の乾燥装置は、内部に被乾燥物を収容
することのできる収容室と、収容室内に配設されたヒー
タと、収容室に臨む吹出口と、吹出口から収容室へ空気
を送り込む送風ファンと、吹出口からヒータに向かって
空気が吹き出されるように風向を設定する風向調整機構
とを含み、上記送風ファンには、送風インペラと、吸気
口から吸い込んだ空気を送風インペラに導く吸気風路
と、送風インペラの回転によって吸気風路から流入した
空気を吹出口へ導く導入風路とが備えられており、導入
風路は、収容室の壁の裏面に沿って上から下へ延びてお
り、上記吹出口は、収容室の上記壁の中央よりヒータ側
に形成されており、且つ、上記ヒータは、吹出口に対し
て、その右側または左側のどちらか一方側に偏って配置
されており、上記風向調整機構は、導入風路内に設けら
れて、導入風路内のヒータに近い側を流れる空気の流速
が相対的に遅く、ヒータに遠い側を流れる空気の流速が
相対的に速くなるように調整するものであることを特徴
とするものである。請求項1記載の構成によれば、風向
調整機構によって、吹出口から収容室内に吹き出される
空気は、主にヒータに吹き付けられる。これにより、収
容室内に送り込まれた空気が、ヒータによって効率良く
加温される。 具体的には、導入風路内のヒータに近い側
を流れる空気の流速が相対的に遅く、ヒータに遠い側を
流れる空気の流速が相対的に速くなるように調整される
から、吹出口のヒータに近い側から吹き出される空気の
流速は、ヒータに遠い側から吹き出される空気の流速よ
りも遅くなる。ゆえに、吹出口から吹き出される空気
は、ヒータに遠い側から吹き出される空気の勢いによっ
て、その風向がヒータ側に曲げられる。 請求項2記載の
発明は、内部に食器を収容することのできる洗浄室と、
洗浄室内に配設されたヒータと、洗浄室内へ臨む吹出口
と、吹出口から洗浄室へ空気を送り込む送風ファンとを
備え、洗浄後の食器を乾燥させる乾燥機能を有する食器
洗い機であって、上記送風ファンには、送風インペラ
と、送風インペラの回転によって吸い込まれた空気を吹
出口へ導く導入風路とが備えられており、吹出口は 、少
なくとも略水平方向に延びた下辺を有しており、吹出口
の下辺から導入風路に向けて延設されて、その先端縁が
導入風路の下端縁に当接する第1フランジ部と、導入風
路の下端縁に沿って設けられており、洗浄室側に向けて
開口された嵌合溝と、嵌合溝に嵌め込まれた弾性パッキ
ンと、洗浄室から第1フランジ部と同じ方向に向けて突
設されて、その先端縁が嵌合溝に嵌まり込んで弾性パッ
キンに当接する嵌入部と、を含むことを特徴とする乾燥
機能を有する食器洗い機である。 請求項2記載の構成に
よれば、第2フランジ部は、導入風路の下端縁に沿って
形成された嵌合溝に嵌まり込み、その先端縁は弾性パッ
キンに当接される。したがって、導入風路と吹出口との
間から水が漏れることはない。 請求項3記載の発明は、
第1フランジ部の中央付近が切り欠かれ、この切欠に連
続して第2フランジ部の上面まで洗浄室の後面が切り欠
かれることによって帰水部が形成されていることを特徴
とする請求項2記載の乾燥機能を有する食器洗い機であ
る。 請求項3記載の構成によれば、たとえ導入風路内に
入った水が第1フランジ部と導入風路の下端縁との隙間
から下方へ浸入しても、帰水部から洗浄室に戻されるよ
うになっている。これにより、食器に付着していた汚れ
を含む水が第2フランジ部の上に溜まることによって、
不快な臭いを発生するといったようなことがない。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施形態にかかる食器洗い機の内部構成を示す右側
から見た側面断面図である。また、図2は、洗浄室3内
の構成を説明するために、開閉扉6を開成した状態で、
食器洗い機を一部切り欠いて示す斜視図である。
【0013】図1を参照しつつ図2を適宜参照して、こ
の食器洗い機1は、食器2を出し入れするために前面が
開口された箱状の洗浄室3と、洗浄室3の上面および両
側面を覆うカバー4と、カバー4の後部に取り付けられ
て、食器洗い機1の後面を形成する後面パネル5と、洗
浄室3の前面開口を塞ぐことのできる開閉可能な開閉扉
6とを備えている。被洗浄物としての食器2は、食器か
ご7にセットされて、洗浄室3の前面開口を介して洗浄
室3内に収納される。
【0014】食器かご7の下方であって、洗浄室3の底
部略中央には、食器かご7内の食器2に対して水を噴射
するアーム8が回動自在に支持されている。アーム8の
上面には複数のノズル22が形成されており、これらの
ノズル22から上方に向けて噴き出された水が食器2に
吹き付けられて、食器2に付着している汚れが落とされ
る。また、ノズル22から噴き出される水の反力によっ
てアーム8が回転されて、噴水流が食器かご7内の食器
2にまんべんなく吹き付けられるようになっている。
【0015】図2に示すように、正面から見たときのア
ーム8の右側には、ヒータ9が配設されている。具体的
には、ヒータ9は、たとえば略U字状に形成されたシー
ズヒータ9で構成されており、洗浄室3の右側面に沿っ
た比較的狭い部分に配置されている。このように、ヒー
タ9が洗浄室3内に偏って配置されることによって、次
のような効果を奏することができる。
【0016】たとえばスプーンなどの小さな食器が、食
器かご7の格子の目を抜けて、ヒータ9上に落下する
と、ヒータ9を破損したり、ヒータ9の発熱によって食
器が変色したりするおそれがある。これを防ぐために、
食器かご7のヒータ9上に位置する部分の格子目を細か
くして、小さな食器でも食器かご7から落下しないよう
にすることが考えられる。しかしながら、食器かご7の
格子目を細かくすると、アーム8(ノズル22)から噴
き出される水流が妨げられて、その部分における洗浄能
力が低下する可能性がある。この実施形態によれば、ヒ
ータ9が洗浄室3内の比較的狭い部分に配置されている
ので、たとえばアーム8の根元を囲むようにヒータ9を
配設した場合に比べて、食器かご7の格子目を細かくす
る部分を少なくすることができる。ゆえに、たとえば大
皿などの比較的汚れの落ちやすい食器を、格子目の細か
い部分にセットするようにすれば、食器に洗いムラなど
が生じることはない。
【0017】なお、ヒータ9としては、上記の略U字状
のシーズヒータ9に限られず、たとえば略W字状のシー
ズヒータ9であってもよい。また、シーズヒータ9以外
にも、洗浄室3外に発熱体が配設されて、この発熱体か
らの熱を伝導する部材でヒータ9が構成されてもよい。
洗浄室3の後面には、給水口10が形成されている。給
水口10には給水管11が接続されており、図外の水道
などから給水管11を通って送られてきた水は、給水口
10を介して洗浄室3内に供給される。洗浄室3内に供
給された水は、洗浄室3の底部に溜められ、ヒータ9に
よって加熱されて温水となる。なお、給水管11の途中
には、洗浄室3への水の供給を制御する給水弁12が配
設されている。
【0018】一方、洗浄室3の下方には、ポンプ装置1
3が備えられている。ポンプ装置13は、第1ポンプ室
14および第2ポンプ室15を内部に区画するポンプケ
ーシング16と、第1ポンプ室14内に回動可能に設け
られた洗浄用インペラ17と、第2ポンプ室15内に回
動可能に設けられた排水用インペラ18と、洗浄用イン
ペラ17および排水用インペラ18を駆動するためのポ
ンプモータ19とを有している。
【0019】洗浄室3の底部には、洗浄室3内の水が集
められる集水部20が形成されている。集水部20は、
接続管21を介して第1ポンプ室14に連通されてい
る。洗いおよびすすぎ時には、ポンプモータ19が所定
方向に回転駆動されて、第1ポンプ室14内に設けられ
た洗浄用インペラ17が回転されることにより、集水部
20に集められた水がアーム8へ送られる。アーム8に
送られた水は、上述したように、アーム8の上面に形成
されたノズル22から噴出されて食器2に吹き付けられ
る。
【0020】また、集水部20は、接続管23を介して
第2ポンプ室15にも連通されている。洗いまたはすす
ぎが終了すると、モータが上記所定方向と逆方向に回転
駆動されて、第2ポンプ室15内に設けられた排水用イ
ンペラ18が回転されることにより、集水部20に集め
られた水は排水管24を通って機外に排出される。な
お、洗浄時に食器2から落とされた残菜などは、洗浄室
3内の水が集水部20に集められる際に、集水部20の
上部に設けられたフィルタ25によって捕獲される。
【0021】この食器洗い機1は、洗い後の食器2を乾
燥させる機能を有しており、洗浄室3と後面パネル5と
の間には、洗浄室3内に空気を送り込むための送風ファ
ン26が備えられている。送風ファン26が駆動される
と、後面パネル5に形成された第1吸気口27から主に
外部の空気が吸気風路28内に取り入れられ、吸気風路
28内の空気は強制的に導入風路29へと送り出され
る。そして、導入風路29に送り出された空気は、洗浄
室3の後面に形成された吹出口30から洗浄室3内に吹
き出される。
【0022】吹出口30は、洗浄室3の後面の下部であ
って、正面視における中央より少し右側に形成されてい
る。吹出口30は、正面視の形状が、下辺、左右側辺お
よび上辺からなる横長の長方形状に形成されている。上
記ヒータ9は、吹出口30の斜め下方に配置されてお
り、この実施形態では、導入風路29内に設けられた風
向調整機構(後述する)によって、吹出口30から洗浄
室3内に吹き出される空気が、図2に白抜き矢印で示す
ように、主にヒータ9に吹き付けられるようになってい
る。これにより、洗浄室3内に送り込まれた空気が、ヒ
ータ9によって効率良く加温される。
【0023】ヒータ9によって加温された空気は、食器
2を乾燥させながら洗浄室3を通過して、開閉扉6に形
成された排気口31(図2参照)から排出される。した
がって、この実施形態では、被乾燥物としての食器2を
収容する洗浄室3と、洗浄室3内に配置されたヒータ9
と、送風ファン26とによって乾燥装置が構成されてい
ると言える。
【0024】図3は、洗浄室3の後部に備えられた送風
ファン26の近傍を拡大して示す断面図である。また、
図4は、食器洗い機1を斜め後方から見たときの斜視図
であり、後面パネル5が取り外された状態が示されてい
る。以下では、図3および図4を参照して、送風ファン
26の構成について詳しく説明する。送風ファン26に
は、洗浄室3の後面に取り付けられた渦形ケーシング3
2と、渦形ケーシング32内に回動可能に設けられた送
風インペラ33と、送風インペラ33を回転させるため
のファンモータ34とが備えられている。渦形ケーシン
グ32の下端は吹出口30まで延びており、渦形ケーシ
ング32と洗浄室3の後面とによって導入風路29が形
成されている。また、渦形ケーシング32の後面には、
先端縁が後面パネル5に接触する位置まで区画周壁35
が立設されており、この区画周壁35と後面パネル5と
によって吸気風路28が形成されている。さらに、渦形
ケーシング32の後面には、吸気風路28の上部と導入
風路29とを連通する連通口36が形成されており、こ
の連通口36を介して吸気風路28と導入風路29との
間で自由に空気が出入りできるようになっている。
【0025】区画周壁35は、洗浄室3の後方から見た
ときの形状が略逆U字状の曲壁部37と、曲壁部37の
両下端を連結する連結壁部38とを含んでいる。具体的
には、図4に示すように、曲壁部37は、半円弧状に形
成された円弧壁部60と円弧壁部60の両下端からそれ
ぞれ下方に向けて延設された直壁部61,62とを含ん
でおり、直壁部61の下端と直壁部62の下端とが連結
壁部38によって連結されている。連結壁部38には、
第2吸気口39が形成されており、吸気風路28には、
後面パネル5に形成された第1吸気口27の他に第2吸
気口39からも空気が流入するようになっている。
【0026】ファンモータ34は、区画周壁35で囲ま
れた空間内で、かつ連通口36の下方に配置されてい
る。ファンモータ34の回転軸40は、渦形ケーシング
32内へ延びており、渦形ケーシング32内において送
風インペラ33が取り付けられている。送風インペラ3
3は、湾曲状の羽根を有する回転羽根車であり、回転軸
40方向に取り込んだ空気を羽根によって半径方向に押
し出すことができるものである。
【0027】一方、後面パネル5に形成された第1吸気
口27からは、ファンモータ34よりも下方に位置する
吸気風路28内に外部の空気を取り込むことができる。
したがって、ファンモータ34によって送風インペラ3
3が回転されると、白抜き矢印で示すように、第1吸気
口27から吸気風路28内に取り入れられた外部の空
気、および第2吸気口39から補助的に取り入れられた
空気は、ファンモータ34を通過して、連通口36から
渦形ケーシング32内へ吸い込まれる。そして、渦形ケ
ーシング32内に吸い込まれた空気は、送風インペラ3
3によって導入風路29へ送り出されて、吹出口30か
ら洗浄室3内に吹き出される。
【0028】このように、ファンモータ34が吸気風路
28内に配置されており、第1吸気口27および第2吸
気口39から取り入れられた空気は、ファンモータ34
を通過するようになっている。したがって、ファンモー
タ34を駆動する際に発生する熱は、ファンモータ34
を通過する空気によって奪われるから、ファンモータ3
4が異常発熱するおそれがない。また逆に、吸気風路2
8内を流れる空気は、ファンモータ34の発熱を奪うこ
とによって温められるので、洗浄室3内に配置されたヒ
ータ9(図2参照)の出力を下げることができる。ゆえ
に、食器洗い機1の消費電力を下げることができる。
【0029】さらに、第1吸気口27の他に第2吸気口
39が形成されているので、たとえば第1吸気口27が
埃などで詰まっても、第2吸気口39から空気を吸い込
むことができる。ゆえに、吸気されないことによってフ
ァンモータ34が異常発熱するおそれをなくすことがで
きる。また、空気中に含まれる水分が吸気風路28内で
結露しても、結露水は第2吸気口39から吸気風路28
外へ落とされるので、この結露水がファンモータ34に
悪影響を及ぼすおそれもない。
【0030】また、この実施形態では、連結壁部38を
くし歯状に切り欠くことによって第2吸気口39が形成
されている。これにより、連結壁部38を設けない場合
または連結壁部38に大きな開口を形成する場合と比べ
て、区画周壁35の強度を増すことができる。そのう
え、第2吸気口39から吸気風路28内に取り入れられ
る空気の流速が速められるから、ファンモータ34を効
率良く冷却することができる。
【0031】さらにまた、ファンモータ34は、洗浄室
3の後面に形成された吹出口30よりも上方に位置して
いるので、万一、洗浄室3内の水が導入風路29内を逆
流しても、水がファンモータ34まで達することはな
い。図3および図4を再び参照して、後面パネル5に
は、連通口36に対向する位置に第1換気口41が形成
されている。この第1換気口41は、主として、送風フ
ァン26が停止されている時に、吸気風路28内の空気
を外部へ逃がす目的で設けられている。
【0032】具体的には、食器の洗いおよびすすぎは温
水によって行われるので、洗いおよびすすぎ時には、洗
浄室3内に蒸気が充満する。一方、洗いおよびすすぎ時
には、送風ファン26が駆動されないので、洗浄室3内
に充満した蒸気は、吹出口30から導入風路29を逆流
し、さらに吸気風路28内へ流入するおそれがある。高
温多湿の空気はファンモータ34などに悪影響を及ぼす
ので、吸気風路28内へ流入した蒸気は外部へ逃がして
やるのが好ましい。そこで、この実施形態では、後面パ
ネル5に第1換気口41が形成されており、洗浄室3か
ら吸気風路28内に流入した蒸気を外部に逃がすことが
できるようになっている。
【0033】なお、第1換気口41が連通口36に対向
する位置に設けられているのは、連通口36を介して導
入風路29から吸気風路28へ流入する蒸気をすぐに外
部へ排気するためである。したがって、温かい空気が上
方に向かって流れることを考慮すると、第1換気口41
は、連通口36に対向する位置に限られず、連通口36
よりも上方に位置するように形成されていればよい。
【0034】後面パネル5にはさらに、第1換気口41
の上方に第2換気口42が形成されている。第2換気口
42は、主として、洗浄室3と後面パネル5とに挟まれ
た空間内の空気を外部に逃がすために設けられている。
ゆえに、洗浄室3と後面パネル5とに挟まれた空間内の
温度が、過度に上昇するのを防ぐことができる。ところ
で、ポンプ装置13の第2ポンプ室15(図1参照)に
接続された排水管24は、洗浄室3の後方に向けて延び
ており、洗浄室3の後方で逆U字状に屈曲されて、さら
に機外へ延びている。具体的に説明すると、排水管24
は、洗浄室3の後部において上方に曲げられ、渦形ケー
シング32に形成された区画周壁35の円弧壁部60の
上面に沿わせて曲げられて下方へ延びている。したがっ
て、排水管24を通る水は、排水管24の最上部を越え
るまで流れないので、排水管24の途中に排水弁などを
配設する必要がない。また、排水用インペラ18が回転
されて、排水管24内の水が排水管24の最上部を一旦
越えると、その後はサイフォン作用によって排水するこ
とができる。
【0035】排水管24がゴムなどの可撓性を有する直
管で構成されている場合、排水管24に温水が流される
と、その温水の熱によって排水管24が軟化して、逆U
字状の屈曲部において折れ曲がるおそれがある。ところ
が、この実施形態では、排水管24が区画周壁35の曲
壁部37(円弧壁部60)に沿わせてあるので、排水管
24に温水が通されても折れ曲がることはない。また、
排水管24が直管で構成されていれば、蛇腹状の管で構
成される場合と比べて、排水をスムーズに流通させるこ
とができる。
【0036】さらに、排水管24を通る温水の熱は、後
面パネル5に形成された第2換気口42から外部に逃が
すことができる。ゆえに、洗浄室3と後面パネル5とで
挟まれた空間内が、排水管24を通る温水の熱によって
高温になることはない。図5は、食器洗い機1の背面図
であり、後面パネル5および渦形ケーシング32が取り
外された状態が示されている。図5を参照して、風向調
整機構について説明する。
【0037】この実施形態において、風向調整機構は、
導入風路29内に設けられており、洗浄室3の後面に立
設された分流用短リブ43、分流用中リブ44および分
流用長リブ45で構成されている。3つの分流用リブ4
3〜45は、導入風路29に沿って互いに略平行に延び
ている。3つの分流用リブ43〜45の上端の位置は、
ほぼ同じ位置になっている。3つの分流用リブ43〜4
5は、空気の流通方向の長さが互いに異なっており、図
5において左から右に順に長くなるように配置されてい
る。最も長い分流用長リブ45は、吹出口30の近傍ま
で延びている。
【0038】送風インペラ33が図5における時計回り
に回転されると、吸気風路28(図3参照)から導入風
路29に空気が送り込まれ、空気は導入風路29内を吹
出口30に向けて流れる。そして、導入風路29内を流
れる空気は、その途中で3つの分流用リブによって4つ
の風路に分流される。すなわち、渦形ケーシング32
(図4参照)の側面と分流用短リブ43とで区画された
第1風路47、分流用短リブ43と分流用中リブ44と
で区画された第2風路48、分流用中リブ44と分流用
長リブ45とで区画された第3風路49、および分流用
長リブ45と渦形ケーシング32の側面で区画された第
4風路50に分流される。
【0039】分流された空気のうち、第1風路47を流
れる空気と第2風路48を流れる空気とが、分流用短リ
ブ43の下方において最初に合流する。渦形ケーシング
32の側面と分流用中リブ44との間隔は、第1風路4
7の幅および第2風路48の幅の合計よりも分流用短リ
ブ43の厚み分だけ広くなっているので、合流した空気
の流速は、第1風路47を流れる空気と第2風路48を
流れる空気の流速よりも遅くなる。
【0040】次に、この合流した空気と第3風路49を
流れる空気とが、分流用中リブ44の下方において合流
される。上述と同様の理由で、第3風路49を流れる空
気が合流したときにも流速は弱められる。したがって、
第1風路47、第2風路48および第3風路49から合
流して吹出口30に至る空気の流速は、第4風路50か
ら吹出口30に至る空気の流速よりも遅くなっている。
ゆえに、吹出口30から吹き出される空気は、第4風路
50からの空気の勢いによって、その風向が図5におけ
る左側に曲げられる。
【0041】これにより、図2を参照して上述したよう
に、吹出口30から洗浄室3内に吹き出される空気は、
主にヒータ9に吹き付けられて効率良く加温される。こ
のような風向調整機構を備えなくても、吹出口30をヒ
ータ9のすぐ後方に形成することにより、吹出口30か
ら吹き出される空気がヒータ9に吹き付けられるように
することが考えられる。しかし、この構成では、吹出口
30が極端にヒータ9側に偏った位置に形成されること
になり、ヒータ9の反対側には、ほとんど空気が流れな
くなってしまう。その結果、食器の乾燥ムラが生じてし
まうので、この構成は好ましくない。この実施形態で
は、吹出口30が洗浄室3後面の中央より少しだけヒー
タ9側に形成されているので、吹出口30からは、上述
の風向調整機構によってヒータ9側へ空気が吹き出され
つつ、ヒータ9の反対側へも空気が吹き出されるので、
乾燥ムラを生じるおそれはない。
【0042】図6は、風向調整機構の他の構成例を示す
図解図であり、その特徴部分が示されている。上述の風
向調整機構では、導入風路29内に3つの分流用リブ4
3〜45が設けられているが、図6に示す風向調整機構
では、導入風路29内に1つの変速用リブ51が設けら
れている。図6を参照して、変速用リブ51は、導入風
路29内の空気の流通方向に対して、斜めに交差する方
向に延びて形成されており、その下端は吹出口30の近
傍に位置している。したがって、導入風路29内は変速
用リブ51によって2つの風路に分けられて、それぞれ
の風路を流れる空気は吹出口30において合流される。
【0043】図6において変速用リブ51の左側の風路
は、下流側が徐々に広くなるように形成されており、変
速用リブ51の右側の風路は、下流側が徐々に狭くなる
ように形成されている。したがって、変速用リブ51の
左側の風路から吹出口30に流れ込む空気の流速より
も、変速用リブ51の右側の風路から吹出口30に流れ
込む空気の流速の方が速くなり、結果として、吹出口3
0から図6における左側(ヒータ9側)に向けて、空気
が吹き出されることになる。
【0044】この構成においても、図5に示す風向調整
機構と同様の作用効果を奏することができる。図7は、
風向調整機構のさらに他の例を示す図解図であり、その
特徴部分が示されている。上述の風向調整機構では、導
入風路29内に分流用リブ43〜45または変速用リブ
51が設けられているが、図7に示す風向調整機構では
吹出口の形状が変更されている。
【0045】図7を参照して、洗浄室3の後面に形成さ
れている吹出口63は、洗浄室3の後方から見たとき
に、右側が左側よりも狭くなるように形成されている。
すなわち、吹出口63は、洗浄室3内に配置されたヒー
タ9(図2参照)側が広く、ヒータ9と反対側が狭くな
るように形成されている。これにより、図7における吹
出口63の左側から吹き出される空気の流速よりも、右
側から吹き出される空気の流速の方が速くなる結果、吹
出口63から図7における左側(ヒータ9側)に向けて
空気が吹き出される。
【0046】ゆえに、この構成によっても、上述の第1
および第2の風向調整機構と同様の作用効果を奏するこ
とができる。図8は、渦形ケーシング32と吹出口30
との接続部分を拡大して示す斜視図であり、洗浄室3内
から見た状態が示されている。まず、図3を参照して、
渦形ケーシング32の下端には、洗浄室3に向けて開口
された嵌合溝55が、渦形ケーシング32の下端縁に沿
って、ほぼ水平方向に延びるように形成されている。嵌
合溝55には、水平に延びる棒状の弾性パッキン56が
嵌め込まれている。
【0047】次に、図3および図8を参照して、吹出口
30は、上述したように、正面視の形状が下辺、左右側
辺および上辺からなる横長の長方形状に形成されてお
り、その下辺には、洗浄室3の後方(図8における奥
側)に向けて当接用の第1フランジ部52が延設されて
いる。第1フランジ部52の先端縁は、渦形ケーシング
32の下端縁に当接している。渦形ケーシング32の内
面と第1フランジ部52の上面とは、ほぼ面一になって
おり、導入風路29を通って流れてくる空気は吹出口3
0からスムーズに排気されるようになっている。
【0048】また、第1フランジ部52の下方には、洗
浄室3の後面から後方に向けて第2フランジ部53が形
成されている。第2フランジ部53は、嵌合溝55に嵌
まり込み、その先端縁は弾性パッキン56に当接してい
る。したがって、渦形ケーシング32と吹出口30との
間から水が漏れることはない。さらに、第1フランジ部
52の中央付近が切り欠かれ、この切欠に連続して第2
フランジ部53の上面まで洗浄室3の後面が切り欠かれ
て、帰水部54が形成されている。この帰水部54は、
第1フランジ部52と渦形ケーシング32の下端縁との
隙間から下方へ浸入した水を洗浄室3に戻すために形成
されている。
【0049】具体的に説明すると、洗いおよびすすぎ時
にアーム8(図1参照)から噴出された水は、洗浄室3
の内面や食器(図1参照)で様々な方向に反射されるの
で、吹出口30から導入風路29内にも入ることがあ
る。図8に黒矢印で示すように、導入風路29内に入っ
た水のほとんどは、渦形ケーシング32の内面から第1
フランジ部52の上面へ流れて洗浄室3内に戻される
が、その一部は、第1フランジ部52と渦形ケーシング
32の下端縁との隙間から下方へ浸入してしまう。する
と、第2フランジ部53の先端縁が弾性パッキン56に
当接しているので、隙間から浸入した水は第2フランジ
部53の上に溜まってしまうおそれがある。特に、食器
で反射されて、食器に付着していた汚れを含む水が第2
フランジ部53の上に溜まると、不快な臭いを発生する
ことがある。
【0050】そこで、この実施形態では、上記帰水部5
4が形成されており、第1フランジ部52と渦形ケーシ
ング32の下端縁との隙間から下方へ浸入した水は、帰
水部54から洗浄室3に戻されるようになっている。こ
れにより、上述のような不具合を生じることがない。こ
の発明の実施形態の説明は以上の通りであるが、この発
明は上述の実施形態に限定されるものではない。たとえ
ば、上述の実施形態では、この発明にかかる乾燥装置が
食器洗い機に適用された場合を例に挙げて説明したが、
食器洗い機以外にも、食器を乾燥させる機能だけを有す
る食器乾燥機や、洗濯後の衣類を乾燥させる衣類乾燥機
にも適用可能である。
【0051】この他、特許請求の範囲に記載された範囲
で種々の変更を施すことが可能である。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、風向調整
機構によって、吹出口から収容室内に吹き出される空気
は、主にヒータに吹き付けられる。これにより、収容室
内に送り込まれた空気が、ヒータによって効率良く加温
される。請求項2記載の発明によれば、導入風路と吹出
口との間から水が漏れることはない。請求項3記載の発
明によれば、食器に付着していた汚れを含む水が第2フ
ランジ部の上に溜まることによって、不快な臭いを発生
するといったようなことがない。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる食器洗い機の内
部構成を示す右側から見た側面断面図である。
【図2】開閉扉を開成した状態で、上記食器洗い機を一
部切り欠いて示す斜視図である。
【図3】洗浄室の後部に備えられた送風ファンの近傍を
拡大して示す断面図である。
【図4】食器洗い機を斜め後方から見たときの斜視図で
あり、後面パネルが取り外された状態を示している。
【図5】食器洗い機の背面図であり、後面パネルおよび
渦形ケーシングが取り外された状態を示している。
【図6】風向調整機構の他の構成例を示す図解図であ
る。
【図7】風向調整機構のさらに他の例を示す図解図であ
る。
【図8】渦形ケーシングと吹出口との接続部分を拡大し
て示す斜視図であり、洗浄室内から見た状態を示してい
る。
【符号の説明】
1 食器洗い機 2 食器 3 洗浄室 9 ヒータ 26 送風ファン 27 第1吸気口 28 吸気風路 29 導入風路 30,63 吹出口 32 渦形ケーシング 33 送風インペラ 39 第2吸気口 43 分流用短リブ 44 分流用中リブ 45 分流用長リブ 51 変速用リブ 52 第1フランジ部 53 第2フランジ部 54 帰水部 55 嵌合溝 56 弾性パッキン
フロントページの続き (72)発明者 松野 智彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−88073(JP,A) 特開 平2−147044(JP,A) 実開 平3−103070(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B47L 19/00 B47L 15/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に被乾燥物を収容することのできる収
    容室と、 収容室内に配設されたヒータと、 収容室に臨む吹出口と、 吹出口から収容室へ空気を送り込む送風ファンと、 吹出口からヒータに向かって空気が吹き出されるように
    風向を設定する風向調整機構とを含み、 上記送風ファンには、送風インペラと、吸気口から吸い
    込んだ空気を送風インペラに導く吸気風路と、送風イン
    ペラの回転によって吸気風路から流入した空気を吹出口
    へ導く導入風路とが備えられており、 導入風路は、収容室の壁の裏面に沿って上から下へ延び
    ており、 上記吹出口は、収容室の上記壁の中央よりヒータ側に形
    成されており、且つ、上記ヒータは、吹出口に対して、
    その右側または左側のどちらか一方側に偏って配置され
    ており、 上記風向調整機構は、導入風路内に設けられて、導入風
    路内のヒータに近い側を流れる空気の流速が相対的に遅
    く、ヒータに遠い側を流れる空気の流速が相対的に速く
    なるように調整するものである ことを特徴とする乾燥装
    置。
  2. 【請求項2】内部に食器を収容することのできる洗浄室
    と、洗浄室内に配設されたヒータと、洗浄室内へ臨む吹
    出口と、吹出口から洗浄室へ空気を送り込む送風ファン
    とを備え、洗浄後の食器を乾燥させる乾燥機能を有する
    食器洗い機であって、 上記送風ファンには、送風インペラと、送風インペラの
    回転によって吸い込まれた空気を吹出口へ導く導入風路
    とが備えられており、 吹出口は、少なくとも略水平方向に延びた下辺を有して
    おり、 吹出口の下辺から導入風路に向けて延設されて、その先
    端縁が導入風路の下端縁に当接する第1フランジ部と、 導入風路の下端縁に沿って設けられており、洗浄室側に
    向けて開口された嵌合溝と、 嵌合溝に嵌め込まれた弾性パッキンと、 洗浄室から第1フランジ部と同じ方向に向けて突設され
    て、その先端縁が嵌合溝に嵌まり込んで弾性パッキンに
    当接する嵌入部と、 を含むことを特徴とする乾燥機能を有する食器洗い機。
  3. 【請求項3】第1フランジ部の中央付近が切り欠かれ、
    この切欠に連続して第2フランジ部の上面まで洗浄室の
    後面が切り欠かれることによって帰水部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の乾燥機能を有する食
    器洗い機。
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