JP3022136B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP3022136B2
JP3022136B2 JP6026790A JP2679094A JP3022136B2 JP 3022136 B2 JP3022136 B2 JP 3022136B2 JP 6026790 A JP6026790 A JP 6026790A JP 2679094 A JP2679094 A JP 2679094A JP 3022136 B2 JP3022136 B2 JP 3022136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器類を収容した洗浄
室に給水源から水を供給し、この洗浄室に溜めた水を洗
浄ポンプによって洗浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから
食器類に噴射して食器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗浄機において、洗
浄室と区画して別に設けた水位検知室にフロートを配置
し、このフロートを洗浄室内の水位に連動させることに
より水位を検知するものがある。しかし、このような食
器洗浄機にあっては、洗浄中に食器類から落ちた食物の
屑が水位検知室内に侵入し、洗浄後、この屑が室内の壁
面やフロートに付着して残り、堆積することがあった。
【0003】このため、堆積した屑によってフロート自
身の重さが変わり、正確な水位が検知できなくなった
り、あるいは、壁面に堆積した屑とフロートに堆積した
屑とがくっついてフロートが固定されてしまい、正常に
動かなくなってしまったりするという問題があった。
【0004】また、異臭を発生させる原因となったり、
雑菌を繁殖させる原因となったりする虞もあった。
【0005】これに対し、例えば、特開平2−2652
4号公報(A47L15/42)に示されているよう
に、まず、水位検知室に隣接した給水室内に給水し、こ
の水を水位検知室を通してから洗浄室内へ導くようにし
て検知室の底部を洗い流すようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水位検知室内
やフロートにおいて、特に屑が堆積しやすいのは洗浄や
すすぎ時の水面より上の部分である。
【0007】これは、水面より下の部分に付着した屑
は、排水の際に流されやすいため余り残らないが、水面
の上に浮いている屑が、フロートの側面や室内の壁面の
水面より上の部分に付着した場合、このような屑は排水
の際にも流されずそのままの残るからである。そして、
このような屑は、図11に示すように、やがて上や横に
堆積していくからである。
【0008】ところが、上記の食器洗浄機の場合、水位
検知室の底部付近にしか水が行き渡らないため、このよ
うに洗浄やすすぎ時の水面より上の部分であって、特に
屑の堆積のひどい部分を十分に洗い流すことができなか
った。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、フロートや水位検知室の壁面に付いた屑を確
実に洗い流し、屑の堆積によるフロートの動作不良や異
臭の発生、雑菌の繁殖を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
食器類を収容した洗浄室に給水源から水を供給し、洗浄
室内の水位が所定の水位に達すると給水を終了し、この
洗浄室に溜めた水を洗浄ポンプによって洗浄ノズルへと
送り、洗浄ノズルから食器類に噴射して食器類の洗浄、
すすぎを行う食器洗浄機において、前記洗浄室と区画し
て別に設けられると共に、洗浄室と下部位置にて連通し
た水位検知室と、前記水位検知室内に配置され、前記洗
浄室内の水位の変化に連動するフロートと、このフロー
トの上昇により前記洗浄室内の前記所定水位を検知する
水位検知手段と、前記水位検知室内の上部に、水位検知
室内の壁面に近接して設けられた給水路と、この給水路
前記給水源とを連結する給水管と、前記水位検知室内
の壁面に近接した前記給水路に設けられ、前記給水源
ら前記給水管を通って前記給水路に流入した水を前記水
位検知室内の壁面に向けて流し出す流出口とを備えたも
のである。
【0011】また、本願発明は、食器類を収容した洗浄
室に給水源から水を供給し、この洗浄室に溜めた水を洗
浄ポンプによって洗浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから
食器類に噴射して食器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄
機において、前記洗浄室と区画して別に設けられると共
に、洗浄室と下部位置にて連通した水位検知室と、前記
水位検知室内に配置され、前記洗浄室内の水位の変化に
連動するフロートと、このフロートの上昇により前記洗
浄室内の所定の水位を検知する水位検知手段と、前記水
位検知室内の上部に、水位検知室内の壁面に近接して設
けられた給水路と、この給水路と水給水部とを連結する
給水管と、前記給水路に設けられ、前記水供給部から前
記給水管を通って給水路に流入した水を前記水位検知室
内の壁面に向けて流し出す流出口とを備え、前記水供給
部には前記給水源が兼用され、且つ、前記給水管の出口
には、給水管から流入してきた水を溜める水溜室を設
け、この水溜室の上部に前記給水路を接続したものであ
る。
【0012】さらに、上記構成において、前記水溜室の
底部には、前記洗浄室内への注水口を設けたものであ
る。
【0013】本発明の第2の構成は、食器類を収容した
洗浄室に給水源から水を供給し、この洗浄室に溜めた水
を洗浄ポンプによって洗浄ノズルへと送り、洗浄ノズル
から食器類に噴射して食器類の洗浄、すすぎを行う食器
洗浄機において、前記洗浄室の一壁下部に隣接して設け
られた水位検知室と、前記洗浄室と前記水位検知室とを
下部位置にて連通する第1連通口と、前記水位検知室内
に配置され、前記洗浄室内の水位の変化に連動するフロ
ートと、このフロートの上昇により前記洗浄室内の所定
の水位を検知する水位検知手段と、前記水位検知室内の
上部位置で水位検知室と前記洗浄室とを連通する第2連
通口と、この第2連通口の上縁部から形成され、前記水
位検知室側へ張り出して第2連通口を覆う庇とを備えた
ものである。
【0014】本発明の第3の構成は、食器類を収容した
洗浄室に給水源から水を供給し、この洗浄室に溜めた水
を洗浄ポンプによって洗浄ノズルへと送り、洗浄ノズル
から食器類に噴射して食器類の洗浄、すすぎを行う食器
洗浄機において、前記洗浄室と区画して別に設けられる
と共に、洗浄室と下部位置にて連通した水位検知室と、
前記水位検知室内に配置され、前記洗浄室内の水位の変
化に連動するフロートと、このフロートの上昇により前
記洗浄室内の所定の水位を検知する水位検知手段と、
記洗浄ポンプに接続され、この洗浄ポンプより吐き出さ
れる水を前記水位検知室へ導くための接続管と、前記水
位検知室の天面部に設けられると共に前記接続管に接続
され、前記洗浄ポンプから送られてきた水を前記フロー
トに放射する放水手段とを備えたものである。
【0015】また、本願発明は、食器類を収容した洗浄
室に給水源から水を供給し、この洗浄室に溜めた水を洗
浄ポンプによって洗浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから
食器類に噴射して食器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄
機において、前記洗浄室と区画して別に設けられると共
に、洗浄室と下部位置にて連通した水位検知室と、前記
水位検知室内に配置され、前記洗浄室内の水位の変化に
連動するフロートと、このフロートの上昇により前記洗
浄室内の所定の水位を検知する水位検知手段と、水供給
部に接続され、この水供給部より吐き出される水を前記
水位検知室へ導くための接続管と、前記水位検知室の天
面部に設けられると共に前記接続管に接続され、前記水
供給部から送られてきた水を前記フロートに放射する放
水手段とを備え、前記放水手段への水の供給時におい
て、前記水供給部を間欠駆動する駆動制御手段を備えた
ものである。
【0016】
【作用】第1の構成では、水供給部は、具体的には給水
源が兼用される。そして、洗浄室へ供給する給水源から
の水は、水位検知室の上部に設けた給水路の流出口から
流れ出て、室内の壁面を洗い流した後、洗浄室へと流れ
込む。即ち、水位検知室内の壁面を上部から洗い流すよ
うにしているので、壁面の底部付近の屑だけでなく、洗
浄やすすぎ時の水面よりも上の特に屑が堆積しやすい部
分に付着した屑も洗い流される。
【0017】また、給水源からの水を一旦水溜室に溜め
て、溢れてきた水を給水路に流すようにしており、給水
圧が高く給水管から勢いよく水が流れてきても、水溜室
で水の勢いを和らげることができる。さらには、この水
溜室の底部に設けた注水口から水を流すようにもしてお
り、より水の勢いを和らげることができる。よって、給
水路の流出口からは激しく水が出過ぎることがなく、給
水時に動作しているフロートを揺動させ、水位検知精度
を悪くしてしまうようなことがない。
【0018】第2の構成では、洗浄やすすぎ時に洗浄ノ
ズルから噴射され、洗浄室壁面に当った洗浄水(すすぎ
水)は、壁面を伝って再び底部に溜まる。このとき、水
位検知室に隣接した壁では、洗浄室側の壁面を伝ってき
た洗浄水は、第2連通口上縁部から、さらに表面張力に
よって庇を伝い、水位検知室側へと導かれる。そして、
庇の終端で検知室側の壁面へと移り、この壁面を伝って
流れる。こうして、この壁面が上部から洗い流されるの
で、洗浄やすすぎ時の水面よりも上の特に屑の堆積しや
すい部分に付着した屑も洗い流される。
【0019】第3の構成では、水供給部は、具体的に
は、洗浄ポンプが兼用される。そして、洗浄やすすぎ時
において洗浄ポンプが動作すると、洗浄水(すすぎ水)
が洗浄ノズルへ送られると共に、その一部は接続管を介
して水位検知室に送られ、放水手段からフロートに放射
する。これによってフロートが洗われ、フロートに付着
している屑が洗い流される。
【0020】このとき、洗浄ポンプは間欠動作させてお
り、起動時と停止時には放射される洗浄水の勢いが変わ
るため、常にフロートの一定の場所のみに洗浄水が当っ
ているのではなく、広い範囲に洗浄水が行き届く。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を各図面に基づいて説明す
る。
【0022】図1乃至図9において、1は本発明の食器
洗浄機の一実施例である食器洗浄乾燥機である。2はこ
の食器洗浄乾燥機1の機枠、3はこの機枠2に内設され
た洗浄兼乾燥室(以下、洗浄室という)である。この洗
浄室3は、下方開口状の樹脂製上ケース3aと上方開口
状の樹脂製下ケース3bとを熱溶着などにより接合して
形成されている。洗浄される食器類は食器カゴ(図示せ
ず)に納められた状態でこの洗浄室3に収容される。
【0023】4は前記洗浄室3の前面に設けられた食器
の投入口、5はこの投入口4を開閉する扉で、下端が支
持されており、手前に開く。6は前記機枠2の前面下
部、即ち、前記扉5の下方に設けられた操作パネルであ
る。7はこの操作パネル6の裏面に取り付けられた制御
ボックスで、本食器洗浄乾燥機1の制御機構の中枢をな
すマイクロコンピュータ(後述する)などの電装部品が
納められている。
【0024】8は前記洗浄室3の底部中央に回転可能に
支持された中空状のノズルアームで、上面に所定の角度
をもって噴出口9が開設されている。このノズルアーム
8が本発明の洗浄ノズルに相当する。
【0025】10は前記洗浄室3の底部前方に形成され
た排水槽で、側面下部に循環口11及び排水口12が開
設されている。13は食器類から流れ落ちた残菜類を除
去するために前記排水槽10の上面に配置されたフィル
タである。14は前記洗浄室3の外底部に取り付けられ
た洗浄ポンプである。
【0026】この洗浄ポンプ14は、ポンプモータ15
と、このモータ15に取り付けられたインペラ16と、
このインペラ16を囲むケーシング17とからなる。前
記ケーシング17において、前面17aの中央には吸込
口18が設けられており、周面17bの前記インペラ1
6の上方の位置のには第1吐出口19が設けられてい
る。また、前面17aの周縁部の位置には、第2吐出口
20が設けられている。今は、この第2吐出口20はケ
ーシング17前面下端部に設けられているが、周縁部で
あれば下端部以外でもよい。
【0027】前記吸込口18は、接続パイプ21を介し
て前記排水槽10の循環口11に連結されており、ま
た、前記第1吐出口19は前記ノズルアーム8に連結さ
れている。さらに、前記第2吐出口20は、接続ホース
62(本発明の接続管に相当)を介して後述する水位検
知室の放水口に連結されている。
【0028】ここで、前記インペラ16の回転により生
ずる吐出圧は、ケーシング17の周面17bの法線方向
には大きいため、第1吐出口19から前記ノズルアーム
8へは強く送水される。一方、第2吐出口20のあるケ
ーシング17前面17aの周縁部には、ケーシング17
の周面17bに当って横に逃げた圧力がかかるので、そ
の圧力は周面17bの法線方向より弱い。よって、第2
吐出口20から前記放水口へは余り強く送水されない。
【0029】23は前記洗浄室3の外底部に取り付けら
れた排水ポンプで、その吸込口は接続ホース24を介し
て前記排水槽10の排水口12に連結されている。25
は前記排水ポンプ23の吐出口に接続された排水ホース
である。排水時、洗浄水やすすぎ水は、前記排水ポンプ
23の動作により、前記排水ホース25を通って排出さ
れる。
【0030】26は前記洗浄室3底部の中央付近から後
方にわたって設けたループ状のシーズヒータで、前記洗
浄水やすすぎ水を温水化し、且つ乾燥時には前記洗浄室
3内を昇温させ、洗浄・乾燥効果を高めるものである。
【0031】27は前記洗浄室3の後壁の一側上部に形
成された導出口、28は同じく洗浄室3の後壁の中央下
部に形成された導入口である。29は洗浄室3の後方に
設けられ、前記導出口27と前記導入口28とを結ぶ循
環風路である。この循環風路29は、導出口27から下
方に向かった経路を屈曲して立ち上がらせるようにして
形成したU字路30と、このU字路30につながるファ
ンケーシング31と、このファンケーシング31と導入
口28とを結ぶ導入ダクト32とからなる。33は前記
U字路30の最下部に形成されたドレイン孔であり、前
記洗浄室3につながっている。34は前記ファンケーシ
ング31内に配置された円盤形の両面ファンで、前・後
両面の周縁部に羽根34aを有している。35はこの両
面ファンを駆動するためのファンモータである。
【0032】36は前記両面ファン34の後面を除いて
前記U字路30及びファンケーシング31を覆う仕切板
である。この仕切板36のU字路30を覆う部分のほぼ
中央上部には、波形の放熱フィン37が形成されてい
る。
【0033】38は前記機枠2の後面を覆う後面板であ
る。この後面板38には、前記U字路30の最下部を除
いて前記仕切板36の外側形状に沿い且つ当接するよう
に座押し39が形成されている。前記循環風路29の後
方には、前記仕切板36と後面板38との間を前記座押
し39で区画することにより、冷却風路40が形成され
る。
【0034】41は前記両面ファン34に対向して後面
板38に形成された多孔の吸気口である。42は前記機
枠2の底面後部に形成された膨出段部22と前記U字路
30の最下部との対応部分に設けた排気口である。こう
して、両面ファン34が回転すると、洗浄室3と循環風
路29との間で空気が循環されると共に、吸気口41か
ら冷却風路40内に外気が取り込まれ、排気口42より
排出される。
【0035】洗浄室3の導出口27から循環風路29内
に導かれた高温・高湿の空気は、U字路30を通過する
際、外気によって冷却された仕切板36により熱交換さ
れ、空気中の水分が結露して除去される。ここでは、特
にU字路30に設けられた放熱フィン37により熱交換
効果を向上させている。さらに、U字路30を出てた空
気は、ファンケーシング31を通過する際、両面ファン
34によっても熱交換され、水分が除去される。U字路
30内で発生した結露水は、その最下部にあるドレイン
孔33から洗浄室3内に戻され、ファンケーシング31
内で発生した結露水は、導入ダクト32を通って導入口
28から洗浄室3に戻される。
【0036】43は前記下ケース3bと一体に形成さ
れ、前記洗浄室3の後壁の下部に隣接する後部室で上方
が開口している。この後部室43は仕切壁44にて給水
室45と水位検知室46とに区画されている。
【0037】47は前記給水室45の下部位置に設けら
れ、給水室45と前記洗浄室3とを連通する給水口であ
り、48は前記水位検知室46の下部位置に設けられ、
水位検知室46と前記洗浄室3とを連通する第1連通口
である。これら給水口47及び第1連通口48の洗浄室
3側には、整流リブ49が形成されている。
【0038】50及び51はそれぞれ前記水位検知室4
6内に並べて配置した所定位フロート及び異常位フロー
トである。所定位フロート50は、通常の洗浄やすすぎ
を行う洗浄室3内の水位を検知するためのものである。
一方、異常位フロート51は、所定位フロート50の故
障などにより洗浄室3内の水位が異常に上昇したとき
に、これを検知するものである。
【0039】52は前記後部室43(給水室44及び水
位検知室45)の上方を覆う天面板である。53はこの
天面板52の上面に一体に設けられたホルダー54に回
転自在に支持されたレバーで、一端側53aが前記所定
位フロート50に連結されている。55は前記ホルダー
54の前記レバー53の他端側53bの近傍に取り付け
られたマイクロスイッチである。このマイクロスイッチ
55は、前記所定位フロート50が上昇して前記レバー
53が回動し、他端側53bがスイッチ本体から出た操
作ノブ(図示せず)を押すとONして、洗浄やすすぎを
行う所定の水位に達したことを検知する。
【0040】56は同じく天面板52の上面に一体に設
けられたホルダー57に取り付けられたリードスイッチ
で、前記異常位フロート51が上昇し、異常水位に達す
るとONしてこれを検知する。
【0041】なお、前記所定位フロート50及び異常位
フロート51が、本発明のフロートに相当し、前記マイ
クロスイッチ55及び前記リードスイッチ56が本発明
の水位検知手段に相当する。
【0042】58は前記天面板52の前記給水室45の
上方位置に形成された注入口である。59はこの注入口
58に接続された給水ホース(本発明の請求項1の給水
管に相当)で、電磁給水弁60を介して外部の給水源
(本発明の請求項5の水供給部に相当)に連結してい
る。61は天面板52の前記所定位フロート50と異常
位フロート51との間の位置に形成された放水口であ
り、前述したように接続ホース62を介して前記洗浄ポ
ンプ14(本発明の水供給部に相当)の第2吐出口20
に連結している。
【0043】63は前記天面板52の下面側に取り付け
られることにより前記水位検知室46の上部に配置され
た給水路である。この給水路63は、水位検知室46の
前壁46a(洗浄室3の後壁と共有する壁)を除く3方
の壁(仕切壁44、仕切壁と反対側の側壁46b、後壁
46c)の壁面に近接して設けられている。64はこの
給水路63の底面の前記仕切壁44のほぼ真上の位置に
複数ケ所開けられた流出口であり、65も給水路63の
前記側壁46b及び後壁46cに対向する側面から底面
に渡って複数ケ所開けられた流出口である。
【0044】66は前記注入口58の下に位置するよ
う、前記天面板52の下面側に取り付けられた水溜室で
ある。この水溜室66の底面には注水口67が設けられ
ている。
【0045】前記給水路63と前記水溜室66とは一体
に形成されているが、水溜室66の底面のほうが給水路
63の底面より下の位置にあり、即ち水溜室66の上部
に給水路63が接続された構成になっている。
【0046】68は前記放水口61の出口の近傍に位置
するように、前記給水路63の側面から形成した三角形
状の分流リブで、放水口61から放出された水を前記所
定位フロート50側と前記異常位フロート51側とに分
けるために設けられている。そして、この分流リブ68
と前記放水口61とで本発明の放水手段が構成されてい
る。
【0047】69は前記水位検知室46の前記前壁46
aの上部位置に、検知室46の端から端、さらには給水
室45の途中までに渡って設けた横長スリット状の第2
連通口で、前記洗浄室3と水位検知室46とを連通す
る。この第2連通口69は、前記上ケース3aと下ケー
ス3bを接合したとき、連通口69に対応する部分の端
面同士が接合しないよう、即ち隙間が空くようにしたこ
とにより形成されたものである。
【0048】70は前記第2連通口69の上縁部69a
から形成され、前記水位検知室46側へ張り出して第2
連通口69を覆う庇である。この庇の終端70aは連通
口69の下縁部よりも下の位置まで延びている。71は
検知室46側の壁面と庇70との間に確実に隙間ができ
るように、3ケ所に分散して介在させたリブである。
【0049】なお、前記所定位フロート50で検知され
る洗浄及びすすぎ時の水位(L)は、勿論、前記給水路
63や第2連通口69より低い位置である。
【0050】次に、本食器洗浄乾燥機1の制御機構を図
10に示す。72は制御機構の中心となるマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンという)であり、制御部7
3、記憶部74などから構成されている。このマイコン
72は本発明の駆動制御手段に相当する。
【0051】75は各種洗浄乾燥運転コースを設定する
ための設定スイッチやスタートスイッチなどからなる操
作スイッチ群である。この操作スイッチ群75は、前記
操作パネル6に設けられている。76は前記洗浄室3の
底部に配置したサーミスタ(図示せず)を含み、洗浄水
やすすぎ水の温度及び洗浄室3内の温度を検知する温度
検知回路である。これら操作スイッチ群75及び温度検
知回路76は、前記マイコン72の入力側(入力ポー
ト)に接続されている。また、前記所定位フロート50
及び異常位フロート51に連結されたマイクロスイッチ
55及びリードスイッチ56も同様に前記マイコン72
の入力側に接続されている。
【0052】77はブザー音を発生するブザー回路で、
異常などを報知するためのものである。78は表示回路
であり、運転コースの進行状況などを表示する。これら
ブザー回路77及び表示回路78は、前記マイコン72
の出力側(出力ポ−ト)に接続されている。
【0053】79は同じく前記マイコン72の出力側に
接続された負荷駆動回路で、トライアックなどから構成
されている。この負荷駆動回路79の出力側には、負荷
として、前記洗浄ポンプ14のポンプモータ80、前記
排水ポンプ23のポンプモータ81、前記ファンモータ
35、給水弁60及びヒータ26が接続されている。そ
して、この負荷駆動回路79は、マイコン72からの出
力に基づいて前記各負荷をON/OFFする。
【0054】前記マイコン72の記憶部74は、各種入
力に対応して各種処理を行うためのルールやこれら処理
の際に行う種々の判断ための基準データなどを記憶して
いる。そして、前記制御部73は、前記操作スイッチ群
75、マイクロスイッチ55、温度検知回路スイッチ7
6などの入力に基づき、前記記憶部74内のルールや基
準データを用いて、前記洗浄ポンプ14、排水ポンプ2
3、給水弁60などの各負荷の動作を制御する。
【0055】さて、上記の構成に基づく動作を説明す
る。ここで、各図面において、給水時の水の流れを実線
の矢印で示し、洗浄及びすすぎ時の水の流れを一点鎖線
の矢印で示している。
【0056】操作スイッチ群75の中のスタートスイッ
チが押されて洗浄乾燥運転が開始されると、まず、洗浄
室3内への給水が行われる。マイコン72の指示により
給水弁60が開放し、洗浄水となる給水源からの水が給
水ホース59を通って注入口58から水溜室66に流れ
込む。水溜室66に流れ込んだ水は、この室の底面に設
けられた注水口67から給水室45へと流れ込み、さら
にこの給水室45の下部位置に設けられた給水口47を
通って洗浄室3内へ流れ込む。
【0057】一方、注入口58から流れ込む水量に対し
て注水口67から出ていく水量は少ないので、水溜室6
6の水位は上昇し、溢れた水が上部でつながっている給
水路63へと流れ込む。給水路63に流れ込んだ水は、
流出口64、65から水位検知室46の両側壁44、4
6b及び後壁46cの各壁面(前壁46aの壁面を除く
3方の壁面)に向かって流れ出し、これら壁面を上部か
ら洗い流して検知室46の下部位置に設けられた第1連
通口48から洗浄室3内に流れ込む。これにより、これ
ら壁面に屑が付着していても洗い流される。
【0058】こうして、洗浄室3内の水位が洗浄を行う
所定の水位に達すると、マイコン72の指示により給水
弁60が閉鎖され、給水が終了する。そして、予め洗浄
室3内に入れられた洗剤が洗浄室3内に供給された水に
溶け込み、これが洗浄水となる。
【0059】次に、洗浄が行われる。マイコン72の指
示により洗浄ポンプ14及びヒータ26が動作する。洗
浄室3の底部に溜められている洗浄水が、ヒータ26に
よって加熱されると共に、前記洗浄ポンプ14によって
前記ノズルアーム8内に導入され、さらに前記噴出口9
からその上方に配置された食器類(図示せず)に噴射さ
れる。そして、再び洗浄室3の底部に溜まる。このよう
にして、加熱された洗浄水が循環しながら食器類に掛け
られることにより、食器類の汚れが落とされる。
【0060】洗浄時、洗浄水の一部は、洗浄ポンプ14
の第2吐出口20から接続ホース62を通って水位検知
室46の天面に形成された放水口61へと送られ、放水
口61から検知室46内に放出される。放水口61から
放出された洗浄水は、放水口61の出口近傍に設けられ
た分流リブ68に当って分流され、所定位フロート50
と異常位フロート51に分かれて放射される。これによ
って、両フロート50、51の上面や側面を洗い流す。
こうして、両フロート50、51の上面や側面に屑が付
着していても洗い流される。
【0061】また、洗浄時、マイコン72は、洗浄ポン
プ14を28.5秒ON−1.5秒OFFのサイクルで
動作制御し、洗浄ポンプ14の休止期間を設けるように
している。これにより、起動時と停止時には、両フロー
ト50、51に放射される洗浄水の勢いが変わるため、
常にフロートの一定の場所のみに洗浄水が当っているの
ではなく、広い範囲に洗浄水が行き届くことになる。
【0062】なお、フロート50、51に当って跳ねた
洗浄水は、水位検室3内の各壁面にも当り、壁面を洗い
流す効果も発揮する。
【0063】一方、洗浄室3内では、ノズルアーム8の
噴出口9から噴射された洗浄水が、食器類には勿論のこ
と、室内の各壁面にも当る。そして、壁面に伝って流れ
落ちて室内の底部に再び溜まるのであるが、このとき、
後壁(この後壁の下部は水位検知室の前壁を共有)の壁
面であって、水位検知室46が隣接している側を伝って
流れ落ちる洗浄水は、途中に設けられた第2連通口69
の上縁部69aから、さらに表面張力によって庇70を
伝い、水位検知室46側へと導かれる。そして、庇70
の終端70aで検知室46側の壁面へと移り、この壁面
を伝って流れ、この壁面、即ち水位検知室46の前壁4
6aの壁面が上部から洗い流される。これにより、この
壁面に屑が付着していても洗い流される。
【0064】また、第2連通口69に直接入ってきた洗
浄水も、水位検知室46内に噴き出すことなく、検知室
46側への出口部分で庇70に当リ、この庇70を伝っ
て検知室46側の壁面へと流れていく。
【0065】なお、この洗浄時には、加熱された洗浄水
(即ち、洗剤を含んだ水)が、水位検知室3内の壁面や
フロート50、51に掛けられるので、特に大きな洗浄
効果が発揮される。
【0066】洗浄が終わると、排水ポンプ23が動作し
て洗浄室3内より洗浄水が排出され、その後、マイコン
72の指示により給水弁60が開放して新しい水(すす
ぎ水)が洗浄室3内に供給される。このときも、洗浄の
前の給水のときと同様に水位検知室46内の壁面が上部
から洗い流される。
【0067】給水が終わると、続いてすすぎが行われ
る。マイコン72の指示により、洗浄ポンプ14及びヒ
ータ26が動作する。これにより、ヒータ26により加
熱されたすすぎ水がノズルアーム8の噴出口9から食器
類に向かって噴射され、食器類がすすがれる。
【0068】そして、すすぎ時においても、洗浄時と同
様に水位検知室46内の壁面やフロート50、51が洗
い流される。また、マイコン72は、やはり洗浄ポンプ
14を28.5秒ON−1.5秒OFFのサイクルで動
作制御する。
【0069】こうして、すすぎが終わるとすすぎ水が洗
浄室3内より排出される。この後、マイコン72の指示
により、ヒータ26及び両面ファン34が動作して食器
類が乾燥が行われ、この乾燥が終わる運転が終了する。
【0070】なお、前記マイコン72による洗浄ポンプ
14の間欠動作制御は、洗浄時またはすすぎ時のどちら
かのみ行うようにしてもよい。
【0071】以上、本実施例の食器洗浄乾燥機では、水
位検知室内の壁面の上部に近接させて給水路を設け、洗
浄室内に供給する水を、この給水路から壁面に向けて流
した後、洗浄室内に導くようにしているので、給水時に
壁面を上部から洗い流すことができ、壁面の底部付近だ
けでなく、洗浄やすすぎ時の水面よりも上の特に屑が堆
積しやすい部分に付着した屑も洗い流すことができる。
【0072】その上、給水ホースの出口に水溜室を設
け、給水源からの水を一旦水溜室に溜めて、溢れてきた
水を給水路に流すようにしているので、給水圧が高く給
水管から勢いよく水が流れてきても、水溜室で水の勢い
を和らげることができる。さらには、この水溜室の底面
に注水口を設け、この注水口からも水を流すようにもし
ており、より水の勢いを和らげることができる。よっ
て、給水路の流出口からは激しく水が出過ぎることがな
く、給水時に動作しているフロートを揺動させ、水位検
知精度を悪くしてしまうようなことがない。
【0073】また、洗浄室と水位検知室の間の壁の水位
検知室の上部となる位置に水位検知室と前記洗浄室とを
連通する第2連通口を設けると共に、この第2連通口の
上縁部から水位検知室側へ張り出して第2連通口を覆う
庇を形成し、洗浄やすすぎ時において洗浄室側の壁面を
伝ってきた洗浄水(すすぎ水)を検知室側の壁面へと導
くようにしているので、洗浄やすすぎ時にこの壁面を上
部から洗い流すことができ、洗浄やすすぎ時の水面より
も上の特に屑の堆積しやすい部分に付着した屑も洗い流
すことができる。
【0074】特に、給水路は、水位検知室の4方の壁の
うち洗浄室の後壁と共有する前壁を除く3方の壁の壁面
に近接して設けるようにし、前壁には、その上部に第2
連通口を設けて、洗浄水やすすぎ水を利用してその壁面
を洗い流すようにしている。即ち、給水路を必要な部分
にだけに配置し、極力水路が長くならないようにしてい
るので、給水路の先の方の流出口まで十分に水を行き渡
らせることができる。
【0075】さらに、洗浄やすすぎ時に洗浄ポンプから
吐き出される洗浄水の一部を水位検知室の天面に設けた
放水口へと送り、放水口から放出された洗浄水をさらに
分流リブにて分流し、検知室内に並んで配置された所定
位フロート及び異常位フロートに上方から放射するよう
にしているので、洗浄やすすぎ時にこれらフロートを洗
うことができ、これらフロートに付着した屑を洗い流す
ことができる。
【0076】このとき、放水口へ洗浄水を送る洗浄ポン
プの第2吐出口はケーシング前面の周縁部の位置に設け
ており、放水口へは余り強く送水されないようにしてい
るので、放水口から洗浄水が余り強く放射されることが
なく、天面板の結合部分などから水位検知室の外へ水が
漏れるようなことがない。
【0077】その上、洗浄ポンプは休止期間ができるよ
う間欠動作させており、起動時と停止時には放射される
洗浄水の勢いが変わるため、常にフロートの一定の場所
のみに洗浄水が当っているのではなく、広い範囲に洗浄
水を行き届させることができる。
【0078】したがって、本実施例の食器洗浄乾燥機で
は、水位検知室の壁面やフロートに付いた屑を確実に洗
い流すことができ、屑の堆積によるフロートの動作不良
や異臭の発生、雑菌の繁殖を防止することができる。
【0079】
【発明の効果】本発明の食器洗浄機の第1の構成によれ
ば、水位検知室内の壁面の上部に近接させて給水路を設
け、水供給部(給水源)からの水を、この給水路から壁
面に向けて流した後、洗浄室内に導くようにしているの
で、給水時に壁面を上部から洗い流すことができ、壁面
の底部付近だけでなく、洗浄やすすぎ時の水面よりも上
の特に屑が堆積しやすい部分に付着した屑も洗い流すこ
とができる。
【0080】その上、給水管の出口に水溜室を設け、給
水源からの水を一旦水溜室に溜めて、溢れてきた水を給
水路に流すようにしているので、給水圧が高く給水管か
ら勢いよく水が流れてきても、水溜室で水の勢いを和ら
げることができる。さらには、この水溜室の底面に注水
口を設け、この注水口からも水を流すようにもしてお
り、より水の勢いを和らげることができる。よって、給
水路の流出口からは激しく水が出過ぎることがなく、給
水時に動作しているフロートを揺動させ、水位検知精度
を悪くしてしまうようなことがない。
【0081】また、第2の構成によれば、洗浄室と水位
検知室の間の壁の水位検知室の上部となる位置に水位検
知室と前記洗浄室とを連通する第2連通口を設けると共
に、この第2連通口の上縁部から水位検知室側へ張り出
して第2連通口を覆う庇を形成し、洗浄やすすぎ時にお
いて洗浄室側の壁面を伝ってきた洗浄水(すすぎ水)を
検知室側の壁面へと導くようにしているので、洗浄やす
すぎ時にこの壁面を上部から洗い流すことができ、洗浄
やすすぎ時の水面よりも上の特に屑の堆積しやすい部分
に付着した屑も洗い流すことができる。
【0082】さらに、第3の構成によれば、洗浄やすす
ぎ時に水供給部(洗浄ポンプ)から吐き出される洗浄水
を水位検知室側へ送り、この洗浄水を天面に設けた放水
手段により、水位検知室内のフロートに上方から放射す
るようにしているので、洗浄やすすぎ時にフロートを洗
うことができ、フロートに付着した屑を洗い流すことが
できる。
【0083】その上、水供給部(洗浄ポンプ)は休止期
間ができるよう間欠動作させており、起動時と停止時に
は放射される洗浄水の勢いが変わるため、常にフロート
の一定の場所のみに洗浄水が当っているのではなく、広
い範囲に洗浄水を行き届させることができる。
【0084】したがって、本発明の食器洗浄機では、水
位検知室の壁面やフロートに付いた屑を確実に洗い流す
ことができ、屑の堆積によるフロートの動作不良や異臭
の発生、雑菌の繁殖を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である食器洗浄乾燥機の全体
構造を示す側面縦断面図である。
【図2】同じく洗浄ポンプの構造を示す洗浄ポンプ近傍
の縦断面図である。
【図3】同じく循環風路の構造を示す後面板を外した背
面図である。
【図4】同じく冷却風路の構造を示す背面図である。
【図5】同じく後部室(給水室及び水位検知室)の構造
を示す後部室近傍の背面縦断面図である。
【図6】同じく後部室近傍の天面板を外した平面図であ
る。
【図7】同じく後部室近傍の側面縦断面図である。
【図8】同じく第7図のA部の拡大図である。
【図9】同じく第2連通口を洗浄室側から見た斜視図で
ある。
【図10】同じく本実施例の食器洗浄乾燥機の制御機構
を示すブロック図である。
【図11】従来の食器洗浄機の水位検知室内の屑の堆積
状態を示す水位検知室の側面縦断面図である。
【符号の説明】
3 洗浄兼乾燥室(洗浄室) 8 ノズルアーム(洗浄ノズル) 14 洗浄ポンプ(水供給部) 46 水位検知室 48 第1連通口 50 所定位フロート(フロート) 51 異常位フロート(フロート) 55 マイクロスイッチ(水位検知手段) 56 リードスイッチ(水位検知手段) 59 給水ホース(給水管) 61 放水口(放水手段) 62 接続ホース(接続管) 63 給水路 64,65 流出口 66 水溜室 67 注水口 68 分流リブ(放水手段) 69 第2連通口 70 庇 72 マイコン(駆動制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−309819(JP,A) 特開 昭59−120921(JP,A) 実開 昭58−11451(JP,U) 実開 平2−12352(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/42

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収容した洗浄室に給水源から水
    を供給し、洗浄室内の水位が所定の水位に達すると給水
    を終了し、この洗浄室に溜めた水を洗浄ポンプによって
    洗浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから食器類に噴射して
    食器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄機において、 前記洗浄室と区画して別に設けられると共に、洗浄室と
    下部位置にて連通した水位検知室と、前記水位検知室内
    に配置され、前記洗浄室内の水位の変化に連動するフロ
    ートと、このフロートの上昇により前記洗浄室内の前記
    所定水位を検知する水位検知手段と、前記水位検知室内
    の上部に、水位検知室内の壁面に近接して設けられた給
    水路と、この給水路と前記給水源とを連結する給水管
    と、前記水位検知室内の壁面に近接した前記給水路に設
    けられ、前記給水源から前記給水管を通って前記給水路
    に流入した水を前記水位検知室内の壁面に向けて流し出
    す流出口とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】食器類を収容した洗浄室に給水源から水を
    供給し、この洗浄室に溜めた水を洗浄ポンプによって洗
    浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから食器類に噴射して食
    器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄機において、 前記洗浄室と区画して別に設けられると共に、洗浄室と
    下部位置にて連通した水位検知室と、前記水位検知室内
    に配置され、前記洗浄室内の水位の変化に連動するフロ
    ートと、このフロートの上昇により前記洗浄室内の所定
    の水位を検知する水位検知手段と、前記水位検知室内の
    上部に、水位検知室内の壁面に近接して設けられた給水
    路と、この給水路と水給水部とを連結する給水管と、前
    記給水路に設けられ、前記水供給部から前記給水管を通
    って給水路に流入した水を前記水位検知室内の壁面に向
    けて流し出す流出口とを備え、 前記水供給部には前記給水源が兼用され、且つ、前記給
    水管の出口には、給水管から流入してきた水を溜める水
    溜室を設け、この水溜室の上部に前記給水路を接続した
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  3. 【請求項3】前記水溜室の底部には、前記洗浄室内への
    注入口を設けたことを特徴とする請求項2記載の食器洗
    浄機。
  4. 【請求項4】食器類を収容した洗浄室に給水源から水を
    供給し、この洗浄室に溜めた水を洗浄ポンプによって洗
    浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから食器類に噴射して食
    器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄機において、 前記洗浄室の一壁下部に隣接して設けられた水位検知室
    と、前記洗浄室と前記水位検知室とを下部位置にて連通
    する第1連通口と、前記水位検知室内に配置され、前記
    洗浄室内の水位の変化に連動するフロートと、このフロ
    ートの上昇により前記洗浄室内の所定の水位を検知する
    水位検知手段と、前記水位検知室内の上部位置で水位検
    知室と前記洗浄室とを連通する第2連通口と、この第2
    連通口の上縁部から形成され、前記水位検知室側へ張り
    出して第2連通口を覆う庇とを備えたことを特徴とする
    食器洗浄機。
  5. 【請求項5】食器類を収容した洗浄室に給水源から水を
    供給し、この洗浄室に溜めた水を洗浄ポンプによって洗
    浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから食器類に噴射して食
    器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄機において、 前記洗浄室と区画して別に設けられると共に、洗浄室と
    下部位置にて連通した水位検知室と、前記水位検知室内
    に配置され、前記洗浄室内の水位の変化に連動するフロ
    ートと、このフロートの上昇により前記洗浄室内の所定
    の水位を検知する水位検知手段と、前記洗浄ポンプに接
    続され、この洗浄ポンプより吐き出される水を前記水位
    検知室へ導くための接続管と、前記水位検知室の天面部
    に設けられると共に前記接続管に接続され、前記洗浄ポ
    ンプから送られてきた水を前記フロートに放射する放水
    手段とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  6. 【請求項6】食器類を収容した洗浄室に給水源から水を
    供給し、この洗浄室に溜めた水を洗浄ポンプによって洗
    浄ノズルへと送り、洗浄ノズルから食器類に噴射して食
    器類の洗浄、すすぎを行う食器洗浄機において、 前記洗浄室と区画して別に設けられると共に、洗浄室と
    下部位置にて連通した水位検知室と、前記水位検知室内
    に配置され、前記洗浄室内の水位の変化に連動するフロ
    ートと、このフロートの上昇により前記洗浄室内の所定
    の水位を検知する水位検知手段と、水供給部に接続さ
    れ、この水供給部より吐き出される水を前記水位検知室
    へ導くための接続管と、前記水位検知室の天面部に設け
    られると共に前記接続管に接続され、前記水供給部から
    送られてきた水を前記フロートに放射する放水手段とを
    備え、 前記放水手段への水の供給時において、前記水供
    給部を間欠駆動する駆動制御手段を備えたことを特徴と
    る食器洗浄機。
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