JPH0716389U - 天井走行車における昇降台への給電装置 - Google Patents

天井走行車における昇降台への給電装置

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JPH0716389U
JPH0716389U JP4576193U JP4576193U JPH0716389U JP H0716389 U JPH0716389 U JP H0716389U JP 4576193 U JP4576193 U JP 4576193U JP 4576193 U JP4576193 U JP 4576193U JP H0716389 U JPH0716389 U JP H0716389U
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JP
Japan
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steel belt
overhead traveling
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Pending
Application number
JP4576193U
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Inventor
佐藤  進
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井走行車の本体に昇降可能に設けた昇降台
の電気機器と本体の間で電力や制御信号を確実に送受で
きるようにする。 【構成】 昇降台7をスチールベルト21を介して天井
走行車Aの本体で吊り下げ支持し、該スチールベルト2
1の巻き上げ・巻き戻しによって昇降台7を昇降可能と
し、本体側に設けた集電子30をスチールベルト21に
接触させて昇降台7との間で通電させるように構成し、
スチールベルト21に接触する集電子30の接触体30
bを磁石とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井走行車の本体に昇降可能に設けた昇降台の電気機器と本体の間 で電力や制御信号を送受するための給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から倉庫や工場等の建物内で荷物を搬送するために、空間を有効に利用で きるように、天井走行車が用いられている。この天井走行車は荷物を受け取った り、降ろしたりするために、敷地内の所定箇所にステーションが設けられ、この ステーションにおいて、荷物の移載を行えるように、天井走行車の昇降台が昇降 され、この昇降台に設けたチャックを開閉することによって荷物の授受が行われ るように構成している。この昇降台のチャックを駆動するためにモータを利用す るが、従来ではこのモータに電力を供給したり、昇降台の下降停止等の制御信号 を送受するために、昇降台を吊り下げ支持し、昇降するスチールベルトに集電子 を当接させて、電力や制御信号をスチールベルトを介して送受できるようにして いたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記集電子はスチールベルトを巻き取るリールに対向して配置し、集電子をバ ネ等で付勢して接触させるようにし、昇降台の昇降時にも集電子がスチールベル トに当接するように配置していた。しかし、スチールベルトの巻取りや繰り出し 時には、半径が変動し付勢位置の半径も変化するので、付勢力も変動し、また、 振動も生じる。このような変動は、バネ等で集電子をスチールベルト側へ付勢し ていても、瞬間的に離れたり飛んだりするので、制御信号にノイズが生じたり、 モーターの駆動にも変動が生じ、確実に制御できなくなったり、チャックの駆動 にバラツキが生じたりしていたのである。そこで、本考案は集電子とスチールベ ルトが確実に接触して変動が生じないようにしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、該課題を解決するために、昇降 台をスチールベルトを介して天井走行車の本体で吊り下げ支持し、該スチールベ ルトの巻き上げ・巻き戻しによって昇降台を昇降可能とし、本体側に設けた集電 子をスチールベルトに接触させて昇降台との間で通電させる構成において、スチ ールベルトに接触する集電子の接触体を磁石としたものである。
【0005】
【作用】
このような手段を用いることによって、天井走行車Aの本体5から昇降台7へ 制御信号やモーターの駆動電力を供給する集電子30とスチールベルト21の接 触部分において、バネによる付勢力に加えて、磁石による引き付け力が加わり、 接触体30bがスチールベルト21側に強く引き寄せられるようになり、接触不 良を防げるのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に従って説明すると、図1は天井走行車の斜視図 、図2は天井走行車の昇降台正面図、図3はスチールベルトの巻取部の平面図、 図4はリール側面断面図、図5は図4に於けるX−X矢視断面図、図6は集電子 の他の実施例を示す側面断面図である。
【0007】 図1において建物の天井部に梁4が横設され、該梁4にレールハンガー3を介 してレール1が敷設されており、該レール1に天井走行車Aの本体5上部に設け た走行部が嵌合され、レール1に沿って走行可能としている。天井走行車Aは本 体5内に走行モーターと該走行モーターにより回転される走行輪を内装し、走行 モーターを駆動することにより走行輪が回転してレール1上を走行可能としてい る。そして、本体5前後面にはセンサー6・6を配置して前後を走行する天井走 行車と衝突しないように検知している。
【0008】 本体5下部には昇降台7が昇降可能に配置されており、この昇降駆動部は図3 に示すように、本体5のフレーム10に昇降モーター11が載置され、フレーム 10上の前後両側にブラケット12・12・・・を固定して、軸13a・13b をブラケット12・12・・・に平行に回転自在に横架している。そして、前記 昇降モーター11の駆動軸にプーリー14を固設し、該軸13a両端にはプーリ ー15・16を固設し、前記プーリー14とプーリー15の間にベルト18を巻 回し、軸13bの一端にもプーリー17を固設して、前記プーリー16とプーリ ー17の間にベルト19を巻回し、軸13a・13bを昇降モーター11の駆動 力によって回動可能としている。
【0009】 そして、前記軸13a・13b上にリール20・20・・・を両側に固設して 、該リール20・20・・・にスチールベルト21・21・・・が巻かれて、そ の先端を図2に示すように、昇降台7上に固定し、前記昇降モーター11の正転 及び逆転によって昇降台7を昇降可能としている。
【0010】 前記昇降台7の両側にはチャック22・22・・・が配設され、該チャック2 2の上部が軸23に回転自在に枢支され、その下部においてリンク24が枢結さ れ、該リンク24の他端は開閉モーター25の駆動軸25aに固設した円盤26 に枢結され、該開閉モーター25を正転又は逆転させることによって、リンク2 4を介して軸23を中心にチャック22を回動し、チャック22の下部を開閉で きるようにし、例えば、正転させるとチャック22が閉じて荷物9を挟持でき、 逆転させると開いて荷物9を放すことができる。
【0011】 前記開閉モーター25を駆動するための電力は、それ自体のために配線をする ことなく前記スチールベルト21を利用して供給できるようにしており、本体5 のリール20側方よりスチールベルト21側へ当接させる本考案の集電子30が 突出され、該集電子30の一端は図3に示すようにコントローラ31と接続され 、他端をスチールベルト21に当接させている。
【0012】 即ち、図4、図5に示すように、集電子30は板バネ30aと該板バネ30a 先端に固定した接触体30bからなり、板バネ30aによって接触体30bをス チールベルト21へ押し付けるように付勢し、接触体30bは鉄或いはニッケル を磁化し、又は、導電性(抵抗の小さい)の磁石より構成して、接触体30bが 磁力によりスチールベルト21に引き付けられるようにしている。また、集電子 30は図6に示すように、接触体30b’を摩擦抵抗が小さく、耐摩耗性の導電 体より構成して、その側部に磁石32を付設してスチールベルト21に引き付け られるようにし、接触体30b’にはロッド33を突設して、該ロッド33にコ イルバネ34を外嵌して、接触体30b’をスチールベルト21側へコイルバネ 34によって押し付けるように構成することもできる。但し、他のスチールベル ト21において、図示しない昇降制御機器のための制御信号を送受することが可 能であり、スチールベルト21を平行に分割して、各々集電子と接触させて、多 数の制御信号の授受も可能である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 集電子がスチールベルトへ常にバネによって付勢されるのに加えて、磁石の作用 によってスチールベルト側へ引き寄せられて接触するようになり、スチールベル トの巻取り位置によって接触位置が変化したり、多少の振動があっても、離れる ようなことがなく、接触不良となることがなく確実に接触して、安定して昇降台 と本体の間で通電することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井走行車の斜視図である。
【図2】天井走行車の昇降台の正面図である。
【図3】スチールベルトの巻取部の平面図である。
【図4】スチールベルトを巻き取るリールの側面断面図
である。
【図5】図4に於けるX−X矢視断面図である。
【図6】集電子の他の実施例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
A 天井走行車 5 本体 7 昇降台 20 リール 21 スチールベルト 30 集電子 30a 板バネ 30b 接触体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降台をスチールベルトを介して天井走
    行車の本体で吊り下げ支持し、該スチールベルトの巻き
    上げ・巻き戻しによって昇降台を昇降可能とし、本体側
    に設けた集電子をスチールベルトに接触させて昇降台と
    の間で通電させる構成において、スチールベルトに接触
    する集電子の接触体を磁石としたことを特徴とする天井
    走行車における昇降台への給電装置。
JP4576193U 1993-08-23 1993-08-23 天井走行車における昇降台への給電装置 Pending JPH0716389U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4576193U JPH0716389U (ja) 1993-08-23 1993-08-23 天井走行車における昇降台への給電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4576193U JPH0716389U (ja) 1993-08-23 1993-08-23 天井走行車における昇降台への給電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716389U true JPH0716389U (ja) 1995-03-17

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ID=12728282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4576193U Pending JPH0716389U (ja) 1993-08-23 1993-08-23 天井走行車における昇降台への給電装置

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