JPH07161137A - データ記録再生装置及びパラメータ設定方法 - Google Patents

データ記録再生装置及びパラメータ設定方法

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JPH07161137A
JPH07161137A JP5308288A JP30828893A JPH07161137A JP H07161137 A JPH07161137 A JP H07161137A JP 5308288 A JP5308288 A JP 5308288A JP 30828893 A JP30828893 A JP 30828893A JP H07161137 A JPH07161137 A JP H07161137A
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JP
Japan
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data
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disk
parameter
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JP5308288A
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Chikashi Igari
史 猪狩
Masahito Fujii
雅人 藤井
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】リード/ライト(R/W)回路の動作特性を決
定するパラメータ数を増加する場合でも、ICメモリの
大容量化等の変更を伴うことなくパラメータ数の増加に
対処でき、多数のパラメータを用意できるデータ記録再
生装置を提供する。 【構成】ディスク1の特定エリアには、R/W動作特性
を決定する複数のパラメータが記録されている。EEP
ROM13は特定エリアに記録されたパラメータをリー
ドするために必要な初期パラメータを予め記憶する。C
PU11は、HDDの起動前に初期パラメータを読出し
てパラメータレジスタ3cに格納する。初期パラメータ
に基づいたR/W回路3のリード動作により、特定エリ
アから記録されたパラメータの全てが読出されて、バッ
フRAM16に格納される。CPU11はR/Wアクセ
スの要求に応じて、R/W動作に適正なパラメータをバ
ッフRAM16から読出してパラメータレジスタ3cに
セットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハードディスク
装置等のデータ記録再生装置において、特にリード/ラ
イト動作を決定するためのパラメータの設定が可能なリ
ード/ライト回路を備えたデータ記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置は、ヘッドによ
りディスクから読出されたリード信号からリードデータ
を再生し、またはディスクに記録すべき記録データをラ
イト信号(ライト電流)に変換するリード/ライト回路
を備えている。リード/ライト回路は、概略的には増幅
回路、フィルタ回路、リードパルス生成回路のデータ再
生系および記録データをライト電流に変換するデータ記
録系に大別される。
【0003】ところで、磁気ディスク装置では、所定の
記録周波数によりディスクにデータが記録されており、
この記録周波数に基づいてデータ再生時のデータ転送レ
ートが決定される。リード/ライト回路には、所定の記
録周波数により記録されたデータを正確に再生するため
に、リード/ライト動作に必要な各種パラメータを最適
値に設定することが要求される。
【0004】特に、近年ではデータの高記録密度化を図
るために、CDR(constant density
recording)方式の磁気ディスク装置が開発
されている。このCDR方式では、ディスク上を半径方
向に複数のゾーンに分割し、各ゾーンには数十から数百
のトラック(シリンダ)が含まれている。各ゾーンはデ
ィスクの周位置が異なるため、ディスクの周速に合った
データのリード/ライト動作が必要である。即ち、各ゾ
ーン毎にデータ転送レートが異なるため、各ゾーン毎に
リード/ライト回路の最適パラメータを設定する必要が
ある。
【0005】リード/ライト回路のパラメータには、例
えばフィルタ回路として使用されているローパスフィル
タのパラメータであるカットオフ周波数やブースト(b
oost)量(dB)がある。このようなパラメータを
設定し、変更可能なリード/ライト回路は、通常ではデ
ィスクドライブ(HDD)内に設けられた制御用のCP
Uにより設定されたパラメータを格納するパラメータレ
ジスタを有する。
【0006】パラメータは、HDDの製造時に設定され
ると、製造時の各種部品の特性ばらつき等により、必ず
しも最適値にはならない。このため、HDD毎に複数の
パラメータを記憶するためのメモリが設けられて、この
メモリから最適なパラメータを読出してリード/ライト
回路のパラメータレジスタに設定する方式がある。
【0007】メモリには、例えば書換え可能な不揮発性
ROMであるEEPROM(electrically
erasable and programmabl
eROM)が使用されている。CDR方式のHDDで
は、リード/ライトアクセスでゾーンの切替えられる毎
に、各ゾーンに適正なパラメータがEEPROMから読
出されて、リード/ライト回路のパラメータレジスタに
設定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、HDD毎に
パラメータを記憶したEEPROMが用意されて、この
EEPROMからリード/ライト動作の特性を決定する
適正なパラメータが読出されて、リード/ライト回路の
パラメータレジスタに設定する方式がある。
【0009】ところで、HDDの高記録密度化や小型化
に伴って、最適なリード/ライト動作に必要なパラメー
タ数は増加の傾向にある。具体的には、CDR方式のH
DDのようにゾーン毎のパラメータの他に、複数のヘッ
ドやディスクを有するHDDではヘッドやディスク単位
に適正なパラメータを設定することが要求されつつあ
る。このため、多数のパラメータを用意する必要がある
が、従来のEEPROM等のICメモリでは記憶容量が
不足し、必要な全てのパラメータをHDD毎に用意する
ことは困難である。
【0010】この場合、パラメータ数の増加に伴って、
大容量のEEPROMに変更することが考えられる。し
かし、EEPROMを実装している回路基板上の配線変
更や大容量のEEPROM自体の価格等により、変更に
伴うコスト増大を招く問題がある。
【0011】本発明の目的は、リード/ライト回路の動
作特性を決定するパラメータ数を増加する場合でも、I
Cメモリの大容量化等の特別の構成上の変更を伴うこと
なくパラメータ数の増加に対処でき、結果的にコスト増
大を招くことなく、多数のパラメータを用意できるデー
タ記録再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、ヘッド
によりディスクにデータの記録再生を行なうデータ記録
再生装置において、リード/ライト動作の特性を決定す
るためのパラメータを格納するパラメータレジスタ手段
を備えたリード/ライト回路手段、パラメータをバッフ
ァメモリ手段に格納するパラメータ格納手段およびリー
ド/ライト動作に適正なパラメータをバッファメモリ手
段から読出してパラメータレジスタ手段にセットする制
御手段を備えた装置である。
【0013】本発明の第2は、データ面の特定エリアに
予めリード/ライト動作特性を決定するための複数のパ
ラメータを記録しているディスク手段、リード/ライト
動作を実行し、複数のパラメータの中で指定されたパラ
メータを格納するパラメータレジスタ手段を備えたリー
ド/ライト回路手段、初期パラメータを予め記憶したメ
モリ手段、特定エリアから記録されたパラメータの全て
を読出してバッファメモリ手段に格納するパラメータ格
納手段およびリード/ライト動作に適正なパラメータを
バッファメモリ手段から読出してパラメータレジスタ手
段にセットする制御手段を備えたデータ記録再生装置で
ある。
【0014】
【作用】本発明の第1では、ディスクには予め複数のパ
ラメータが記録されている。パラメータ格納手段はディ
スクからパラメータを読出してバッファメモリ手段に格
納する。制御手段はディスクに対するリード/ライトア
クセスの要求に応じて、リード/ライト動作に適正なパ
ラメータをバッファメモリ手段から読出し、リード/ラ
イト回路手段のパラメータレジスタ手段にセットする。
これにより、リード/ライト回路手段は、パラメータレ
ジスタ手段にセットされた適正なパラメータに基づいて
リード/ライト動作を実行する。
【0015】本発明の第2では、ディスク手段はデータ
面の特定エリアに予めリード/ライト動作特性を決定す
るための複数のパラメータを記録している。メモリ手段
は特定エリアに記録されたパラメータをリードするため
に必要な初期パラメータを予め記憶している。パラメー
タ格納手段は、ヘッド手段によるデータの記録再生の起
動前にメモリ手段から初期パラメータを読出してパラメ
ータレジスタ手段に格納し、初期パラメータに基づいた
リード/ライト回路手段のリード動作により、特定エリ
アから記録された前記パラメータの全てを読出してバッ
ファメモリ手段に格納する。制御手段は、ディスク手段
に対するリード/ライトアクセスの要求に応じて、リー
ド/ライト動作に適正なパラメータをバッファメモリ手
段から読出してパラメータレジスタ手段にセットする。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は同実施例に係わるハードディスク装置(HD
D)の要部を示すブロック図であり、図2は同実施例に
係わるパラメータの設定動作を説明するための概念図、
図3は同実施例の動作を説明するためのフローチャート
である。
【0017】HDDは、記録媒体であるディスク1を回
転駆動するためのディスク回転機構、ディスク上の目標
トラックにヘッド2を位置決めするためのサーボ機構お
よびデータの記録再生を行なうためのリード/ライト回
路3を有する。ディスク回転機構は、ディスク1を回転
駆動させるスピンドルモータ4およびスピンドルモータ
(SPM)ドライバ5を有する。
【0018】サーボ機構は、ヘッド2を保持するキャリ
ッジ機構6、キャリッジ機構6を駆動するためのボイス
コイルモータ(VCM)7、VCM7を駆動するための
VCMドライバ8およびサーボ回路を有する。サーボ回
路はゲートアレイ10からなる集積回路に含まれてい
る。サーボ回路はCPU11からの指令に基づいて、V
CMドライバ8を制御して、ヘッド2をディスク1上の
目標トラックに位置決めするためのサーボ処理を実行す
る。サーボ回路は、リード/ライト回路3から出力され
るサーボ信号(位置誤差信号等)を利用して位置決め制
御を行なう。
【0019】ゲートアレイ10は例えばFPGA(Fi
eld ProgrammableGate Arra
y)から構成されており、サーボ回路以外にCPU11
とリード/ライト回路3との間のインターフェース回路
を含む。即ち、ゲートアレイ10はCPU11と共に、
HDDのディスク制御回路を構成する要素である。
【0020】リード/ライト回路3は、ディスク1に書
き込むためのライトデータに従った書き込み電流を発生
したり、ヘッド2からの読出し信号からリードデータを
再生する回路である。ヘッド2はリード/ライト回路3
からの書き込み電流により、ライトデータに対応する記
録磁界を発生する。リード/ライト回路3は、ヘッド2
からの読出し信号を増幅するヘッドアンプ3a、読出し
信号からリードデータRDや同期パルスを弁別するため
のパルスピークディテクタ(PPD)3bおよび本発明
に関係するパラメータレジスタ3cを有する。
【0021】パラメータレジスタ3cは、例えばPPD
3bの構成要素であるローパスフィルタのカットオフ周
波数やブースト(boost)量(dB)等のパラメー
タを格納するためのレジスタである。リード/ライト回
路3は、パラメータレジスタ3cにセットされたパラメ
ータにより、例えばリード動作の特性が決定される。
【0022】CPU11は、ROM12に格納されたプ
ログラムに従ってHDDのディスク制御動作を実行する
マイクロプロセッサである。本発明では、CPU11は
適正なパラメータを決定して、リード/ライト回路3の
パラメータレジスタ3cにセットするパラメータ格納動
作を実行する。
【0023】EEPROM13は電気的に書換え可能な
PROM(Electrically Erasabl
e and Programmable ROM)であ
る。本発明では、EEPROM13は、後述するディス
ク1の特定エリア(最外周トラック)に記録された全パ
ラメータを読出すために必要な初期パラメータを格納し
ている。CPU11は、HDDの起動時にEEPROM
13から初期パラメータを読出して、リード/ライト回
路3のパラメータレジスタ3cにセットする。
【0024】HDC14は、HDDとホストコンピュー
タ15とのインターフェースを構成し、各種インターフ
ェース信号やデータの交換を行なう。HDC14は、デ
ィスク1から読出されたセクタ単位のリードデータおよ
びディスク1に書き込むためのライトデータを、セクタ
バッファメモリであるバッファRAM16に一時的に格
納する。本発明では、HDC14は、CPU11の制御
によりHDDの起動時にディスク1から読出された全パ
ラメータをバッファRAM16に一時的に格納する。
【0025】次に、同実施例の動作を図1と共に、図2
および図3を参照して説明する。まず、同実施例では、
CDR方式のHDDを想定しており、図2に示すよう
に、ディスク1のデータ面は複数のゾーン9a〜9cに
分割されている。各ゾーン9a〜9cは通常では、それ
ぞれ数十から数百のトラック(シリンダ)を有してい
る。
【0026】CDR方式のHDDでは、各ゾーン毎にデ
ータ転送レートが異なり、各ゾーン毎にリード/ライト
回路3の最適パラメータ(特にリード動作におけるロー
パスフィルタのパラメータ)を設定する必要がある。
【0027】同実施例では、ディスク1のデータ面にお
いて、通常のデータ(ユーザデータ)の記録再生には使
用されない特定エリアである最外周トラック1aに、予
め多数のパラメータが記録されている。各パラメータ
は、単にゾーン毎または各ゾーンにヘッドやディスク単
位に設定された多数種のパラメータであり、リード/ラ
イト回路3のリード/ライト動作の特性を決定するロー
パスフィルタ等の特性値である。
【0028】次に、図3のステップS1に示すように、
HDDの電源が投入されると、各種の初期設定処理が実
行される。このとき、CPU11は、図2に示すよう
に、EEPROM13に予め格納されている初期パラメ
ータを読出して、リード/ライト回路3のパラメータレ
ジスタ3cにセットする(ステップS2)。初期パラメ
ータは、ディスク1の特定エリア1aから全パラメータ
をアクセスするためのパラメータである。
【0029】CPU11は、ディスク1の特定エリア1
aに記録されている全パラメータをアクセスして、図2
に示すように、バッファRAM16に格納する制御を行
なう(ステップS3)。このとき、リード/ライト回路
3は、ヘッド2により特定エリア1aから読出されたリ
ード信号を、パラメータレジスタ3cにセットされた初
期パラメータに基づいてパラメータデータに再生する。
HDC14は、リード/ライト回路3により再生された
全パラメータを、一時的にバッファRAM16に格納す
る。
【0030】このような初期設定処理が終了した後に、
ホストコンピュータ15からのアクセス要求により、例
えばディスク1のゾーン9aに含まれる目標トラックの
指定セクタをアクセスする場合には、CPU11とゲー
トアレイ10はヘッド2をその目標トラックに位置決め
制御する。このとき、CPU11は、アクセス対象のゾ
ーン9aに適正なパラメータをHDC14を通じて、バ
ッファRAM16から読出す(ステップS4のYES,
S5)。
【0031】CPU11は、図2に示すように、バッフ
ァRAM16から読出したパラメータをリード/ライト
回路3のパラメータレジスタ3cにセットする(ステッ
プS6)。これにより、リード/ライト回路3は、ヘッ
ド2によりゾーン9aに含まれる目標トラックから読出
されたリード信号を、パラメータレジスタ3cにセット
されたパラメータに基づいてデータ再生動作を実行する
ことになる(ステップS7)。
【0032】さらに、ホストコンピュータ15から次の
アクセス要求が発生すると、CPU11はステップS5
からの処理を繰返す。即ち、例えばディスク1のゾーン
9bに含まれる目標トラックの指定セクタをアクセスす
る場合には、CPU11は、アクセス対象のゾーン9b
に適正なパラメータをHDC14を通じて、バッファR
AM16から読出す(ステップS5)。バッファRAM
16から読出したパラメータをリード/ライト回路3の
パラメータレジスタ3cにセットする(ステップS
6)。これにより、リード/ライト回路3は、ヘッド2
によりゾーン9aに含まれる目標トラックから読出され
たリード信号を、パラメータレジスタ3cにセットされ
たパラメータに基づいてデータ再生動作を実行すること
になる(ステップS7)。
【0033】このようにして、HDDの起動時に、ディ
スク1の特定エリア1aに予め記録された全パラメータ
を読出し、一時的にバッファRAM16に格納する。そ
して、アクセス対象のゾーンに最適なパラメータをバッ
ファRAM16から選択して、リード/ライト回路3の
パラメータレジスタ3cにセットする。したがって、パ
ラメータレジスタ3cにセットされた最適なパラメータ
に基づいて、アクセス対象のゾーンに対するデータのリ
ード/ライト動作を確実に行なうことが可能となる。
【0034】ここで、同実施例では、ディスク1の最外
周トラックに予め全パラメータが記録されている。EE
PROM13には、その全パラメータを読出すための初
期パラメータが格納されている。したがって、従来の方
式のように、EEPROM13には、通常のリード/ラ
イトアクセスに必要なパラメータが格納されておらず、
ディスク1から全パラメータを読出すための最小限の初
期パラメータが格納されているだけである。当然なが
ら、EEPROM13には、リード/ライト回路3のパ
ラメータ以外のデータも格納されている。
【0035】したがって、予め用意すべきパラメータが
単にゾーン毎だけでなく、ヘッドやディスク単位に適正
なものを用意する場合に、全パラメータ数は多数とな
る。この場合でも、本発明ではディスク1に必要な全パ
ラメータを用意する方式であるため、パラメータ用の特
定エリアを増大するだけで、多数のパラメータを格納す
ることが可能である。言い換えれば、本発明では、全パ
ラメータ数の増加に伴って、EEPROM13の大容量
化を図る必要はなく、ディスク1上のパラメータを格納
するための特定エリア(トラック)を単に増大すればよ
い。また、ディスク1の記憶容量はトラック単位でみて
も、EEPROM13のようなICメモリと比較して相
対的に大容量である。したがって、全パラメータ数の増
加の程度によれば、特定エリア(トラック)の増加すら
不要である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、リ
ード/ライト回路の動作特性を決定するパラメータを予
め用意しているハードディスク装置等のデータ記録再生
装置において、パラメータをディスク上に記録する方式
により、パラメータ数を増加する場合に、その増加に伴
ってICメモリの大容量化等の特別の構成上の変更を伴
うことなく、容易にパラメータ数の増加に対処すること
ができる。したがって、ICメモリの大容量化等の変更
に伴うコスト増大を招くことなく、リード/ライト動作
に必要な多数のパラメータを用意して、最適なパラメー
タに基づいたリード/ライト動作を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるハードディスク装置
(HDD)の要部を示すブロック図。
【図2】同実施例に係わるパラメータの設定動作を説明
するための概念図。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…ディスク、2…ヘッド、3…リード/ライト回路、
3c…パラメータレジスタ、10…ゲートアレイ、11
…CPU、12…ROM、13…EEPROM、14…
HDC、15…ホストコンピュータ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドによりディスクにデータの記録再
    生を行なうデータ記録再生装置において、 前記ヘッドにより前記ディスクから読出されたリード信
    号からリードデータを再生し、前記ディスクにデータを
    記録するためのライト信号を前記ヘッドに出力するリー
    ド/ライト動作を実行し、このリード/ライト動作の特
    性を決定するためのパラメータを格納するパラメータレ
    ジスタ手段を備えたリード/ライト回路手段と、 前記ディスクに予め記録された複数の前記パラメータを
    読出し、読出した前記パラメータをバッファメモリ手段
    に格納するパラメータ格納手段と、 前記ディスクに対するリード/ライトアクセスの要求に
    応じて、前記リード/ライト動作に適正なパラメータを
    前記バッファメモリ手段から読出し、前記パラメータレ
    ジスタ手段にセットする制御手段とを具備したことを特
    徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 データを記録するためのデータ面を有
    し、前記データ面の特定エリアに予めリード/ライト動
    作特性を決定するための複数のパラメータを記録してい
    るディスク手段と、 このディスク手段に対してデータの記録再生を行なうた
    めのヘッド手段と、 前記ヘッドにより前記ディスクから読出されたリード信
    号からリードデータを再生し、前記ディスクにデータを
    記録するためのライト信号を前記ヘッドに出力するリー
    ド/ライト動作を実行し、前記複数のパラメータの中で
    指定されたパラメータを格納するパラメータレジスタ手
    段を備えたリード/ライト回路手段と、 前記ヘッド手段によるデータの記録再生の起動前に、前
    記ディスク手段の前記特定エリアから記録された前記パ
    ラメータの全てを読出してバッファメモリ手段に格納す
    るパラメータ格納手段と、 前記ディスク手段に対するリード/ライトアクセスの要
    求に応じて、前記リード/ライト動作に適正なパラメー
    タを前記バッファメモリ手段から読出し、前記パラメー
    タレジスタ手段にセットする制御手段とを具備したこと
    を特徴とするデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 データを記録するためのデータ面を有
    し、前記データ面の特定エリアに予めリード/ライト動
    作特性を決定するための複数のパラメータを記録してい
    るディスク手段と、 このディスク手段に対してデータの記録再生を行なうた
    めのヘッド手段と、 前記ヘッドにより前記ディスクから読出されたリード信
    号からリードデータを再生し、前記ディスクにデータを
    記録するためのライト信号を前記ヘッドに出力するリー
    ド/ライト動作を実行し、前記複数のパラメータの中で
    指定されたパラメータを格納するパラメータレジスタ手
    段を備えたリード/ライト回路手段と、 前記ディスク手段の前記特定エリアに記録された前記パ
    ラメータをリードするために必要な初期パラメータを予
    め記憶したメモリ手段と、 前記ヘッド手段によるデータの記録再生の起動前に、前
    記メモリ手段から前記初期パラメータを読出して前記パ
    ラメータレジスタ手段に格納し、前記初期パラメータに
    基づいた前記リード/ライト回路手段のリード動作によ
    り、前記特定エリアから記録された前記パラメータの全
    てを読出してバッファメモリ手段に格納するパラメータ
    格納手段と、 前記ディスク手段に対するリード/ライトアクセスの要
    求に応じて、前記リード/ライト動作に適正なパラメー
    タを前記バッファメモリ手段から読出し、前記パラメー
    タレジスタ手段にセットする制御手段とを具備したこと
    を特徴とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 複数のトラックを有し、前記トラックが
    複数のゾーンに分割されたディスクを備えて、ヘッドに
    より前記ディスクにデータの記録再生を行なうCDR方
    式のデータ記録再生装置において、 前記ヘッドにより前記ディスクから読出されたリード信
    号からリードデータを再生し、前記ディスクにデータを
    記録するためのライト信号を前記ヘッドに出力するリー
    ド/ライト動作を実行し、前記ゾーン毎のリード/ライ
    ト動作の特性を決定するためのパラメータを格納するパ
    ラメータレジスタ手段を備えたリード/ライト回路手段
    と、 前記ディスクに予め記録された複数の前記パラメータを
    読出し、読出した前記パラメータをバッファメモリ手段
    に格納するパラメータ格納手段と、 前記ディスクに対するリード/ライトアクセスの要求に
    応じて、前記ゾーン毎の前記リード/ライト動作に適正
    なパラメータを前記バッファメモリ手段から読出し、前
    記パラメータレジスタ手段にセットする制御手段とを具
    備したことを特徴とするデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 データを記録するためのデータ面を有
    し、前記データ面の特定エリアに予めリード/ライト動
    作特性を決定するための複数のパラメータを記録してい
    るディスク手段、このディスク手段に対してデータの記
    録再生を行なうためのヘッド手段、および前記ヘッドに
    より前記ディスクから読出されたリード信号からリード
    データを再生し、前記ディスクにデータを記録するため
    のライト信号を前記ヘッドに出力するリード/ライト動
    作を実行し、前記複数のパラメータの中で指定されたパ
    ラメータを格納するパラメータレジスタ手段を備えたリ
    ード/ライト回路手段のそれぞれを有するデータ記録再
    生装置において、 前記ヘッド手段によるデータの記録再生の起動前に、前
    記ディスク手段の前記特定エリアから記録された前記パ
    ラメータの全てを読出してバッファメモリ手段に格納す
    るステップと、 前記ディスク手段に対するリード/ライトアクセスの要
    求に応じて、前記リード/ライト動作に適正なパラメー
    タを前記バッファメモリ手段から読出し、前記パラメー
    タレジスタ手段にセットするステップとからなることを
    特徴とするパラメータ設定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0935409A (ja) * 1995-07-13 1997-02-07 Nec Corp 光ディスク装置
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JPWO2009008034A1 (ja) * 2007-07-06 2010-08-26 東芝ストレージデバイス株式会社 記憶装置、制御方法及び制御装置

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