JPH07160401A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH07160401A
JPH07160401A JP33987993A JP33987993A JPH07160401A JP H07160401 A JPH07160401 A JP H07160401A JP 33987993 A JP33987993 A JP 33987993A JP 33987993 A JP33987993 A JP 33987993A JP H07160401 A JPH07160401 A JP H07160401A
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input
electrode
resistance
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detection member
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JP33987993A
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Makoto Tanahashi
誠 棚橋
Kazuyasu Takenaka
一康 竹中
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標入力装置においてXY画素数の差に対し
て検出値をA/D変換分解能に適合させるための外部抵
抗による調整を不要とし、また平面スイッチ入力を行な
う場合の回路構成の簡略化、及び処理の迅速化を実現す
る。 【構成】 Y方向入力検出部材については第1の電極
(1a)と第3の電極(1c)の間で座標検出を行なう
ための抵抗面RYと平面スイッチ操作の検出を行なうた
めの抵抗部RSHに対して電圧を印加するように構成す
る。さらに、平面スイッチ30の操作の検出を行なうた
めの抵抗部を補正抵抗として用いるように抵抗面RYと
抵抗部RSHの抵抗値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば入力面に対して
なされる押圧位置を検出して入力座標位置とする座標入
力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばユーザーが平面板としての入力面
上をペン等でなぞる(押圧する)ことにより、入力面で
のペン軌跡がモニタ装置上に描かれた画像として表示さ
れる、もしくは画像データとしてメモリ装置に保持され
る画像入力装置が知られており、遊戯用や製図用などに
利用されている。ここで、入力面上で描かれる入力位置
を検出するために、入力面には、入力位置(押圧位置)
をXY座標データで検出する座標入力装置が用いられて
いる。
【0003】座標入力装置は例えば図3のように構成さ
れている。図3において1,2は入力検出部材及びを示
し、入力検出部材1は長方形状に形成された抵抗面RY
が設けられ、その長方形状の長辺となる両側辺部に電極
1a,1bが形成されている。また、入力検出部材2も
長方形状に形成された抵抗面RXが設けられ、その長方
形状の短辺となる両側辺部に電極2a,2bが形成され
ている。
【0004】電極1bにはスイッチ3を介して電圧(例
えば5V)が印加されるようになされ、また電極1aは
外部抵抗Rg及びスイッチ4を介してアースに接続され
ている。また電極2bにはスイッチ5を介して電圧(例
えば5V)が印加されるようになされ、また電極2aは
スイッチ6を介してアースに接続されている。さらに、
電極1bはスイッチ7のTX 端子に接続され、また電極
2bはスイッチ7のTY 端子に接続されている。
【0005】入力検出部材1の電極1bには抵抗面RY
とは同一平面上で逆側に抵抗部RSが接続され、抵抗部
RSの他端は電極1cとされている。この電極1cはス
イッチ20を介してアースに接続されている。
【0006】さらに、電極1b、1cの間に設けられる
抵抗部RSには、それぞれ異なる位置にリード線21,
22が接続され、リード線21は平面スイッチ用導体a
y,by,cy,dy,eyに接続されている。またリ
ード線22は平面スイッチ用導体fy,gy,hy,i
y,jyに接続されている。
【0007】また、入力検出部材2の抵抗面RXには、
それぞれ異なる位置にリード線23,24,25,2
6,27が接続されている。そして、リード線23は平
面スイッチ用導体ax及びfxに接続され、リード線2
4は平面スイッチ用導体bx及びgxに接続され、リー
ド線25は平面スイッチ用導体cx及びhxに接続さ
れ、リード線26は平面スイッチ用導体dx及びixに
接続され、リード線27は平面スイッチ用導体ex及び
jxに接続されている。
【0008】8はスイッチ7から供給された電圧値をデ
ジタルデータに変換するA/D変換器、9はA/D変換
器8から出力されるデジタルデータを入力された座標値
として記憶する画像メモリ部である。10は画像メモリ
部9の動作やスイッチ3〜7及び20の切換制御を行な
うコントローラを示す。
【0009】この座標入力装置において、入力検出部材
1,2は図4のようにスペーサSPを介して抵抗面(R
XとRY)が密着しないように対向して重ねられる。そ
して表面シート11側が入力面とされ、このような座標
入力装置を利用して例えば図5のような画像入力装置1
2が構成される。
【0010】画像入力装置12では斜線部で示した13
が入力検出部材1,2によって形成される入力面とな
り、この入力面13上をペンPでなぞることにより、そ
の各押圧点の座標位置が図3の座標入力装置により検出
され、画像メモリ9に記憶される。詳細な説明は省く
が、この画像メモリ9に記憶されたデータを映像信号と
してモニタ装置14に供給することで、入力面13上を
ペンPでなぞったとおりの画像がモニタ画像として出力
されることになる。
【0011】座標入力装置としては、図4のようにペン
Pである点が押圧されると、抵抗面RYと抵抗面RXに
ついてその押圧部分のみが電気的に接触することにな
る。このときの抵抗値を検出することで入力面上におけ
るX,Yの座標値を得るようにしている。
【0012】また、図5のように入力面13とは異なる
位置に平面スイッチ部30が設けられ、例えばa〜jと
して示すように入力スイッチが用意される。a〜jの各
入力スイッチは上記した平面スイッチ用導体ay〜jy
及びax〜jxにより形成される。
【0013】平面スイッチ用導体ay〜eyは図6
(a)のようにリード線21から連続した導体(例えば
銀ペースト)で形成され、また平面スイッチ用導体fy
〜jyはリード線22から連続した導体として形成され
る。また、図6(b)に示すように平面スイッチ用導体
ax及びfx、bx及びgx、cx及びhx、dx及び
ix、ex及びjxは、それぞれリード線23,24,
25,26,27にから連続した導体として例えば銀ペ
ーストで形成される。平面スイッチ用導体ax〜jx上
には所定間隔でスペーサSPが設けられている。
【0014】そして、図3に模式的に示したように平面
スイッチ用導体axとay、bxとby、cxとcy・・
・・・・jxとjyのそれぞれが重ねられた状態に配され
る。そしてこのとき、平面スイッチ用導体axとayを
例にあげて図6(c)に示すように、スペーサSPによ
って平面スイッチ用導体axとayは非接触状態に保た
れて入力スイッチaが構成される。
【0015】もし、ペンP等で入力スイッチaが押され
ると、その押された部分で平面スイッチ用導体axとa
yが接触することになり、この状態を検出することで、
入力スイッチa(a〜j)の入力操作が検出される。
【0016】この座標入力装置における入力面13から
のX,Y座標値の検出動作及び入力スイッチa〜jの入
力の検出動作を以下説明する。
【0017】入力面13からのX,Y座標値及び入力ス
イッチa〜jの入力の検出のために図3におけるコント
ローラ10は3種類の動作モードが順次切り換えらえる
ようにスイッチ3〜7及び20(半導体スイッチ)に対
して切換制御信号SSWを出力している。
【0018】3種類の動作モードとは、入力面13又
は平面スイッチ部30の入力動作に対応するX座標検出
モード、平面スイッチ部30の入力動作に対応するY
座標検出モード、入力面13の入力動作に対応するY
座標検出モード、である。そして、例えば1KHz 周期で
各モードが切り換えられることにより、常時、入力面1
3の入力及び平面スイッチ部30の入力に対応できるよ
うにされる。
【0019】まずの入力面13又は平面スイッチ部3
0の入力動作に対応するX座標検出モードの期間は、各
スイッチを以下のように制御する。 スイッチ3・・・・・・オフ スイッチ4・・・・・・オフ スイッチ5・・・・・・オン スイッチ6・・・・・・オン スイッチ7・・・・・・TX 接続 スイッチ20・・・・オフ
【0020】これにより、入力検出部材2の電極2bに
+5Vが印加され、また電極2aはアースに接続され
る。従って抵抗面RX上ではX軸方向に電圧値が異なる
値となっている(理想状態で例示すれば、電極2bに接
している部分で5V,電極2aに接している部分で0V
となり、X軸方向の中央位置が2.5 Vとなる)。
【0021】一方、このとき入力検出部材1については
電極1bがX座標の検出端子として働くことになり、即
ち電極1bの出力電圧がスイッチ7のTX 端子を介して
A/D変換器8に供給されるようになされる。
【0022】この状態で、入力面13上の或る地点が押
圧され、その地点で抵抗面RXと抵抗面RYが接触する
と、電極1bからは、その押圧地点に対応する抵抗面R
X上の電圧値(つまりX座標値としての電圧値)が得ら
れることになる。この電圧値はA/D変換器8でデジタ
ルデータ化され、X座標値として画像メモリ部9に取り
込まれる。
【0023】また、このモード状態の時、平面スイッチ
用導体axとfxには抵抗面RXのリード線23の接続
点における電圧がかかっており、また平面スイッチ用導
体bxとgxには抵抗面RXのリード線24の接続点に
おける電圧が、平面スイッチ用導体cxとhxには抵抗
面RXのリード線25の接続点における電圧が、平面ス
イッチ用導体dxとixには抵抗面RXのリード線26
の接続点における電圧が、平面スイッチ用導体exとj
xには抵抗面RXのリード線27の接続点における電圧
が、それぞれかかっている。
【0024】従って、もし平面スイッチ部30の入力ス
イッチ(a〜j)のうちの或る入力スイッチが押圧され
ていた場合は、その入力スイッチを構成する上下2枚の
平面スイッチ用導体(*xと*y)が接触するため、抵
抗面RXとリード線23〜27のいづれかの接続点につ
いての電圧値(つまりX座標値としての電圧値)が、リ
ード線21又は22、及び抵抗部RSを介して電極1b
に表われることになる。
【0025】例えば入力スイッチeが押されていた場合
は、リード線27が接続されている抵抗面RX上の部位
に相当する電圧値が電極1bから取り出される。そして
この電圧値はA/D変換器8でデジタルデータ化され、
X座標値として画像メモリ部9に取り込まれる。即ち、
平面スイッチ部30について考えれば、このモード期間
で検出される座標値により、押された入力スイッチが、
『a又はfである』、『b又はgである』、『c又はh
である』、『d又はiである』、『e又はjである』と
いういづれかが判別できる。
【0026】このように、まずのモード期間に入力面
13、平面スイッチ部30のいづれかに対する押圧動作
についてX座標値が検出される。ただし、この段階では
検出されたX座標値が入力面13の押圧に基づくものか
平面スイッチ部30の押圧操作に基づくものかは区別で
きない。
【0027】次に、の平面スイッチ部30の入力動作
に対応するY座標検出モード期間は、各スイッチを以下
のように制御する。 スイッチ3・・・・・・オン スイッチ4・・・・・・オフ スイッチ5・・・・・・オフ スイッチ6・・・・・・オフ スイッチ7・・・・・・TY 接続 スイッチ20・・・・オン
【0028】この場合、入力検出部材1の電極1bに+
5Vが印加され、また電極1cがアースに接続され、こ
のとき電極1aは接地されていないため、抵抗部RSに
+5Vの電圧がかかることになる。従って抵抗面RS上
ではY軸方向に電圧値が異なる値となっており、つまり
リード線21と22の各接続点は異なる電圧値となって
いる。
【0029】このとき入力検出部材2については電極2
bがY座標の検出端子として働くことになり、即ち電極
2bの出力電圧がスイッチ7のTY 端子を介してA/D
変換器8に供給されるようになされる。
【0030】この状態では、入力面13上の押圧動作に
関してはY座標値は得られない。つまり抵抗面RY上で
は電圧印加による抵抗値分布状態が形成されていない。
一方、このモード状態の時、平面スイッチ用導体ay,
by,cy,dy,eyには抵抗部RSのリード線21
の接続点における電圧がかかっており、また平面スイッ
チ用導体fy,gy,hy,iy,jyには抵抗部RS
のリード線22の接続点における電圧がかかっている。
【0031】従って、もし平面スイッチ部30のいづれ
かの入力スイッチが押されて、入力スイッチを形成する
上下2枚の平面スイッチ用導体(*x,*y)が接触し
ていた場合は、抵抗部RS上でのリード線21の接続点
の電圧か、もしくはリード線22の接続点の電圧が、入
力検出部材2の電極2bによって取り出されることにな
る。
【0032】そしてこの電圧値はA/D変換器8でデジ
タルデータ化され、Y座標値として画像メモリ部9に取
り込まれるが、このY座標値は平面スイッチ部30の操
作に関する座標値であり、押された入力スイッチが、
『a〜eのいづれかである』、『f〜jのいづれかであ
る』を判別する座標値となる。
【0033】即ち、こののモード期間にY座標値が得
られるということはのモード期間に得られたX座標値
は平面スイッチ部30の操作に関する座標値であった判
別でき、X座標値とY座標値の組み合わせにより、押圧
された入力スイッチがa〜jのいづれであったかが判別
できることになる。
【0034】次に、の入力面13の入力動作に対応す
るY座標検出モード期間は、各スイッチを以下のように
制御する。 スイッチ3・・・・・・オン スイッチ4・・・・・・オン スイッチ5・・・・・・オフ スイッチ6・・・・・・オフ スイッチ7・・・・・・TY 接続 スイッチ20・・・・オフ
【0035】この場合、入力検出部材1の電極1bに+
5Vが印加され、また電極1aが(外部抵抗Rgを介し
て)アースに接続され、このとき電極1cは接地されて
いないため、抵抗面RYに+5Vの電圧がかかることに
なる。従って抵抗面RY上ではY軸方向に電圧値が異な
る値となっている。この状態では、平面スイッチ部30
の押圧動作に関してはY座標値は得られない。つまり抵
抗部RS上では電圧印加による抵抗値分布状態が形成さ
れていない。
【0036】このときのモード期間と同じく入力検出
部材2については電極2bがY座標の検出端子として働
くことになり、即ち電極2bの出力電圧がスイッチ7の
Y端子を介してA/D変換器8に供給される。
【0037】この状態では、入力面13上の押圧地点に
対応する抵抗面RY上の電圧値(つまりY座標値として
の電圧値)が電極2bから得られることになる。この電
圧値はA/D変換器8でデジタルデータ化され、Y座標
値として画像メモリ部9に取り込まれる。即ち、この
のモード期間にY座標値が得られるということはのモ
ード期間に得られたX座標値は入力面13の操作に関す
る座標値であった判別でき、押圧された入力面13上の
位置がX,Y座標値で取り込まれることになる。
【0038】このような座標入力装置を構成することに
より、画像等の入力を行なうことができ、また平面スイ
ッチ部30を各種ファンクションスイッチ等として使用
できることになる。
【0039】また、図7は座標入力装置の他の構成例で
ある。なお、図3の構成例と同一部分は同一符合を付
す。この場合入力検出部材として入力検出部材15,1
6が設けられる。入力検出部材15は長方形状となる入
力面の短辺方向(Y軸方向)に沿って抵抗体RYが形成
され、その両端は電極15a,15bとされている。そ
して、抵抗体RYからはX軸方向に平行に導電線15e
が導出されている。導電線15eはY軸方向の画素単位
の間隔で形成されている。
【0040】また、入力検出部材16は長方形状となる
入力面の長辺方向(X軸方向)に沿って抵抗体RXが形
成され、その両端は電極16a,16bとされている。
そして、抵抗体RXからはY軸方向に平行に導電線16
eが導出されている。導電線16eはX軸方向の画素単
位の間隔で形成されている。
【0041】さらに、入力検出部材15の電極15bに
は抵抗体RYとは同一平面上で逆側に抵抗部RSが接続
され、抵抗部RSの他端は電極15cとされている。こ
の電極15cはスイッチ20を介してアースに接続され
ている。
【0042】また、電極15b、15cの間に設けられ
る抵抗部RSには、それぞれ異なる位置にリード線2
1,22が接続され、リード線21は平面スイッチ用導
体ay,by,cy,dy,eyに接続されている。ま
たリード線22は平面スイッチ用導体fy,gy,h
y,iy,jyに接続されている。
【0043】また、入力検出部材2の抵抗体RXには、
それぞれ異なる位置にリード線23,24,25,2
6,27が接続されている。そして、リード線23は平
面スイッチ用導体ax及びfxに接続され、リード線2
4は平面スイッチ用導体bx及びgxに接続され、リー
ド線25は平面スイッチ用導体cx及びhxに接続さ
れ、リード線26は平面スイッチ用導体dx及びixに
接続され、リード線27は平面スイッチ用導体ex及び
jxに接続されている。
【0044】この場合の座標検出方式は上記例とほぼ同
様であり、入力面13上のある地点が押圧されると、導
電線15eのいづれかと導電線16eのいづれかが接触
することになり、従って各スイッチ3〜7及び20がモ
ードの状態にあるときに、電極15bから、X軸方向
に対応した抵抗RX上の或る電圧値が取り出され、モー
ドの状態にあるときに電極16bから、Y軸方向に対
応した抵抗RY上の或る電圧値が取り出され、それぞれ
座標データとして取りこまれることになる。
【0045】また平面スイッチ部30の或る入力スイッ
チが押されると、上下に配された平面スイッチ用導体が
接触することになり、従って、各スイッチ3〜7及び2
0がモードの状態にあるときは、電極15bから、リ
ード線23〜27のいづれかの接続位置に相当する抵抗
RX上の電圧値が取り出され、またモードの状態にあ
るときに、電極16bから、リード線21,22のいづ
れかの接続位置に相当する抵抗RS上の電圧値が取り出
され、これによって操作された入力スイッチがa〜jの
いづれであるかが判別される。
【0046】ところで、これらのような座標入力装置で
は、例えば図5に示したような画像入力装置におけるモ
ニタ画面14に対応して、入力面13(X,Y座標検出
領域)としては一般に長方形に設定されている。つまり
X軸およびY軸の長さが異なる。
【0047】座標軸としてX軸およびY軸の長さが異な
るため、検出された座標データを記憶するメモリ上で
も、X,Y方向に各々異なる画素数が割り当てられる。
しかしX軸およびY軸の抵抗体RX,RYに同一の電圧
をかけ、またX軸およびY軸上の座標に対応して得られ
た電圧値を、同一のA/D変換器8を用いてデジタルデ
ータに変換すると、A/D変換器8より得られた座標デ
ータと、画像メモリ部9の座標位置に割当られたメモリ
画素とが適合しなくなってしまう。
【0048】例えばX軸とY軸の座標の大きさの比、お
よびメモリの画素の割当数を256:212とし、X軸
検出の抵抗面RXとY軸検出の抵抗面RYに同一電圧5
Vをかけ、256の分解能力のA/D変換器8を用いて
デ−タ変換する場合を考える。このとき、X軸座標の検
出については、X軸の入力位置に相当する電圧を分解能
256のA/D変換器8を用い画像メモリ部9において
メモリ画素数256のメモリに記憶するので問題はな
い。
【0049】ところが、Y軸座標の検出は、Y軸の入力
位置に相当する電圧を、分解能256のA/D変換器8
を用いてメモリ画素に相当する212段階のデ−タとし
なければならず、もちろんこれは非常に困難であり、Y
座標データを画像メモリ部9で適正に処理できなくなっ
てしまう。
【0050】そこで図3に示したように例えばY軸(短
辺方向)に電極1aを介して直列に外部抵抗Rgを接続
する。そしてY軸入力座標面の抵抗体RYにかかる電圧
(外部抵抗Rgにかかる電圧は除く)が、X軸の長さに
対するY軸の長さの比と同じになるように外部抵抗Rg
の値を選ぶ。即ち、X:Y=256:212の例では、
RY:Rg=212:44とする。これにより、抵抗体
RY上で検出される電圧値を256の分解能に合わせる
ようにし、上記問題を解消している。図7に示した構成
例の場合も同様で外部抵抗Rgを設けてXY画素比によ
る不具合を調整している。
【0051】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に座表軸を検出する抵抗平面板(X軸面の抵抗体RXお
よびY軸面の抵抗体RY)の抵抗値の精度はあまり高く
ない。印刷成形により抵抗面を形成していけば、抵抗面
の単位面積当たりの抵抗値はほぼ均一にできるが、全体
の抵抗値としては製造された入力検出部材毎にかなりば
らつく(例えば±20%程度)。
【0052】このため、外部抵抗Rgは可変抵抗とする
必要があり、上記のようにXY画素比による不具合を解
消するためには、各座標入力装置毎にいちいち製造時に
外部抵抗Rgの抵抗値を調整してRY:Rgを上述した
比(またはその整数倍)に調整する必要がある。つま
り、従来の座標入力装置においては、外部抵抗Rgを設
けることによる部品点数の増加やコストアップ、及び外
部抵抗Rgの抵抗値の調整により工程が非能率化すると
いう問題があった。
【0053】さらに、上述のように入力面13だけでな
く平面スイッチ部30の入力についても同様に検出を行
なおうとする場合、抵抗部RS、電極1c(15c)、
スイッチ20を設ける必要があり、特に、入力検出部材
では電極1a〜1cについて3か所について配線が必要
となり、回路構成やプリント線の配線状態が複雑化して
しまうという問題があった。
【0054】その上、上記のように1回の座標検出動作
に3モードの動作が必要となるため検出動作処理時間が
長くなるという問題もあった。
【0055】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、座標入力装置において、外部の可変抵抗に
よる調整を不要とし、しかもX,Y方向に画素数の異な
る入力面に対してX,Y座標データをA/D変換器の分
解能及びメモリ画素設定に適合させて入力検出できるよ
うにすること、及び平面スイッチ部の入力検出を行なう
ことによる回路構成や配線の複雑化を解消し、また検出
処理時間を短縮化することを目的とする。
【0056】このために、長方形状の抵抗面に対して短
辺となる両側部がそれぞれ第1及び第2の電極とされ
て、この第1及び第2の電極間に電圧印加がなされる第
1の入力検出部材と、長方形状の抵抗面に対して長辺と
なる両側部がそれぞれ第1及び第2の電極とされさらに
その第2の電極に対して抵抗部を介して第3の電極が接
続され、この第1及び第3の電極間に電圧印加がなされ
る第2の入力検出部材と、第1の入力検出部材の第1の
電極から抵抗面を介して第2の電極までの間の所定位置
に電気的に接続される1又は複数の第1の平面スイッチ
用導体部と、第2の入力検出部材の第2の電極から抵抗
部を介して第3の電極までの間の所定位置に電気的に接
続される1又は複数の第2の平面スイッチ用導体部とを
有するようにする。そして、第1の入力検出部材の抵抗
面と第2の入力検出部材の抵抗面とが非接触状態に重ね
合わされて長方形状の入力面が形成され、この入力面が
押圧された際に、その押圧部分において第1の及び第2
の入力検出部材における各抵抗面が接触し、その時の第
1の入力検出部材の第1又は第2の電極から得られる抵
抗値と、第2の入力検出部材の第1又は第3の電極から
検出される抵抗値から、入力面におけるXY座標軸上の
入力座標を得ることができるようにし、また第1の平面
スイッチ用導体部と第2の平面スイッチ用導体部とを非
接触状態に重ね合わせて平面スイッチを形成し、この平
面スイッチが押圧されて第1、第2の各平面スイッチ用
導体部が接触した際に、前記第1の入力検出部材の第1
又は第2の電極から得られる抵抗値と、第2の入力検出
部材の第1又は第3の電極から検出される抵抗値から、
平面スイッチによる入力を検出することができるように
構成する。
【0057】ここで、平面スイッチのために第2の入力
検出部材において第2の電極と第3の電極の間に設けら
れる抵抗部が、縦横の画素数に応じて補正抵抗としても
機能するようにする。即ち、入力面における短辺方向の
座標画素数と長辺方向の座標画素数がn:mであるとき
に、第2の入力検出部材において、第1の電極と第2の
電極間の抵抗面と、第2の電極と第3の電極の間に設け
られる抵抗部との抵抗値の比は、n:{(m/k)−
n}(ただしk=1,2・・・ )となるように構成する。
【0058】また、長方形状の入力面に対して一長辺部
に沿って両端が第1及び第2の電極とされた抵抗体が形
成され第1及び第2の電極間に電圧印加がなされるとと
もに、この抵抗体からは入力面の短辺方向に平行に画素
間隔で導電線が施されている第1の入力検出部材と、長
方形状の入力面に対して一短辺部にそって両端が第1及
び第2の電極とされた抵抗体が形成され、この抵抗体か
らは入力面の長辺方向に平行に画素間隔で導電線が施さ
れ、さらにその第2の電極に対して抵抗部を介して第3
の電極が接続され、この第1及び第3の電極間に電圧印
加がなされる第2の入力検出部材と、第1の入力検出部
材の第1の電極から抵抗面を介して第2の電極までの間
の所定位置に電気的に接続される1又は複数の第1の平
面スイッチ用導体部と、第2の入力検出部材の第2の電
極から抵抗部を介して第3の電極までの間の所定位置に
電気的に接続される1又は複数の第2の平面スイッチ用
導体部とを有するようにする。そして、第1の入力検出
部材の導電線と第2の入力検出部材の導電線とが非接触
状態にマトリクス状に重ね合わされて入力面が形成さ
れ、この入力面が押圧された際に、その押圧部分におい
て第1の入力検出部材と第2の入力検出部材における導
電線が接触し、その時の第1の入力検出部材の第1又は
第2の電極から得られる抵抗値と、第2の入力検出部材
の第1又は第3の電極から検出される抵抗値から、入力
面におけるXY座標軸上の入力座標を得ることができる
とともに、第1の平面スイッチ用導体部と第2の平面ス
イッチ用導体部とが非接触状態に重ね合わされて平面ス
イッチが形成され、この平面スイッチが押圧されて第
1、第2の各平面スイッチ用導体部とが接触した際に、
第1の入力検出部材の第1又は第2の電極から得られる
抵抗値と、第2の入力検出部材の第1又は第3の電極か
ら検出される抵抗値から、平面スイッチによる入力を検
出することができるように構成する。
【0059】この場合も、平面スイッチのために第2の
入力検出部材において第2の電極と第3の電極の間に設
けられる抵抗部が、縦横の画素数に応じて補正抵抗とし
ても機能するようにする。つまり入力面における短辺方
向の座標画素数と長辺方向の座標画素数がn:mである
ときに、第2の入力検出部材において、第1の電極と第
2の電極間の抵抗体と、第2の電極と第3の電極の間に
設けられる抵抗部との抵抗値の比は、n:{(m/k)
−n}(ただしk=1,2・・・ )となるようにする。
【0060】
【作用】第2の入力検出部材においては、平面スイッチ
による入力を検出するために設けられる抵抗部と、入力
面からの入力を検出するための抵抗面とを設けるため、
第1の電極−抵抗面−第2の電極−抵抗部−第3の電極
という接続構成が取られるが、第1の電極と第3の電極
間に電圧印加し、また第1の電極もしくは第3の電極を
検出端子として用いることで、第2の電極に対しての配
線は不要となる。
【0061】また、この場合第2の電極と第3の電極の
間の抵抗部は補正抵抗として兼用させることができる。
つまり抵抗部は、X軸(長辺方向)とY軸(短辺方向)
の長さの比に対応させて、Y軸方向の入力座標に応じた
検出電圧を分解能に適合させることにより、外部抵抗を
設ける必要はなくなる。特にこのような構成では、抵抗
面と抵抗部を同一抵抗材で同一印刷工程により作成する
ことができ、この場合、単位面積当たりの抵抗値のばら
つきはないため、その抵抗面面積の設定のみで、無調整
で適正な抵抗比を得ることができる。
【0062】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。第1の実
施例を図1に示す。この実施例は上記図3の方式の座標
入力装置と同様の方式で入力座標検出を行なうものであ
り、同一部分は同一符合を付して説明は省略する。
【0063】この図1の実施例において、入力検出部材
1は長方形状に形成された抵抗面RYに対して、その長
方形状の長辺となる両側辺部に電極1a,1bが形成さ
れている。また、入力検出部材2も長方形状に形成され
た抵抗面RXを有し、その長方形状の短辺となる両側辺
部に電極2a,2bが形成されている。そして、入力検
出部材1においては、電極1bから抵抗面RYと同一平
面でしかも反対側に抵抗部RHSが形成され、その抵抗
部RHSの他端側が電極1cとされている。
【0064】そして電極1cにはスイッチ3を介して電
圧(例えば5V)が印加されるようになされ、また電極
1aはスイッチ4を介してアースに接続されている。ま
た電極2bにはスイッチ5を介して電圧(例えば5V)
が印加されるようになされ、また電極2aはスイッチ6
を介してアースに接続されている。さらに、電極1cは
スイッチ7のTX 端子に接続され、また電極2bはスイ
ッチ7のTY 端子に接続されている。
【0065】抵抗部RHSにはそれぞれ異なる所定位置
にリード線21,22が接続され、リード線21は平面
スイッチ用導体ay,by,cy,dy,eyに接続さ
れている。またリード線22は平面スイッチ用導体f
y,gy,hy,iy,jyに接続されている。なお、
一方のリード線は電極1cに接続してもよい。
【0066】また、入力検出部材2の抵抗面RXには、
それぞれ異なる所定位置にリード線23,24,25,
26,27が接続されている。そして、リード線23は
平面スイッチ用導体ax及びfxに接続され、リード線
24は平面スイッチ用導体bx及びgxに接続され、リ
ード線25は平面スイッチ用導体cx及びhxに接続さ
れ、リード線26は平面スイッチ用導体dx及びixに
接続され、リード線27は平面スイッチ用導体ex及び
jxに接続されている。
【0067】平面スイッチ用導体ax〜jxと平面スイ
ッチ用導体ay〜jyは、図6で説明したように構成さ
れて入力スイッチa〜jを形成し、図5のように平面ス
イッチ部30とされる。
【0068】この実施例の座標入力装置における入力面
13からのX,Y座標値の検出動作及び入力スイッチa
〜jの入力の検出動作を以下説明する。この場合、入力
面13からのX,Y座標値及び入力スイッチa〜jの入
力の検出のために図1におけるコントローラ10は2種
類の動作モードを順次切り換えていけばよく、即ち、X
座標検出モードとY座標検出モードが例えば1KHz 周期
で切り換わるようにスイッチ3〜7に対して切換制御信
号SSWを出力している。
【0069】まずX座標検出モードの期間は、各スイッ
チを以下のように制御する。 スイッチ3・・・・・・オフ スイッチ4・・・・・・オフ スイッチ5・・・・・・オン スイッチ6・・・・・・オン スイッチ7・・・・・・TX 接続
【0070】これにより、入力検出部材2の電極2bに
+5Vが印加され、また電極2aはアースに接続され
る。従って抵抗面RX上ではX軸方向に電圧値が異なる
値となっている。一方、このとき入力検出部材1につい
ては電極1bがX座標の検出端子として働くことにな
り、即ち電極1cの出力電圧がスイッチ7のTX 端子を
介してA/D変換器8に供給されるようになされる。
【0071】この状態で、入力面13上の或る地点が押
圧され、その地点で抵抗面RXと抵抗面RYが接触する
と、電極1cからは、その押圧地点に対応する抵抗面R
X上の電圧値(つまりX座標値としての電圧値)が得ら
れることになる。この電圧値はA/D変換器8でデジタ
ルデータ化され、X座標値として画像メモリ部9に取り
込まれる。
【0072】また、平面スイッチ部30の入力スイッチ
(a〜j)のうちの或る入力スイッチが押圧されていた
場合は、リード線23〜27のいいづれかが接続されて
いる抵抗面RX上の部位に相当する電圧値が電極1cか
ら取り出される。つまり、押された入力スイッチが、
『a又はfである』、『b又はgである』、『c又はh
である』、『d又はiである』、『e又はjである』と
いういづれかが判別できる。
【0073】このように、まずX座標検出モード期間に
入力面13、平面スイッチ部30のいづれかに対する押
圧動作についてX座標値が検出される。もちろん、この
段階では検出されたX座標値が入力面13の押圧に基づ
くものか平面スイッチ部30の押圧操作に基づくものか
は区別できない。
【0074】次に、Y座標検出モード期間は、各スイッ
チを以下のように制御する。 スイッチ3・・・・・・オン スイッチ4・・・・・・オン スイッチ5・・・・・・オフ スイッチ6・・・・・・オフ スイッチ7・・・・・・TY 接続
【0075】この場合、入力検出部材1の電極1cに+
5Vが印加され、また電極1aがアースに接続され、こ
れにより抵抗部RHS及び抵抗面RYに+5Vの電圧が
かかることになる。従って抵抗部RHS及び抵抗面RS
上ではY軸方向に電圧値が異なる値となっており、つま
りリード線21と22の各接続点、及び抵抗面RS上の
Y方向に異なる位置においては、それぞれ異なる電圧値
となっている。
【0076】このとき入力検出部材2については電極2
bがY座標の検出端子として働くことになり、即ち電極
2bの出力電圧がスイッチ7のTY 端子を介してA/D
変換器8に供給されるようになされる。
【0077】入力面13上の押圧が実行されていた場合
は、このモード状態で、入力面13上の押圧地点に対応
する抵抗面RY上の電圧値(つまりY座標値としての電
圧値)が電極2bから得られることになる。この電圧値
はA/D変換器8でデジタルデータ化され、Y座標値と
して画像メモリ部9に取り込まれる。
【0078】また、平面スイッチ部30のいづれかの入
力スイッチが押されて、入力スイッチを形成する上下2
枚の平面スイッチ用導体(*x,*y)が接触していた
場合は、このモード状態で抵抗部RHS上でのリード線
21の接続点の電圧か、もしくはリード線22の接続点
の電圧が、入力検出部材2の電極2bによって取り出さ
れることになる。
【0079】そしてこの電圧値はA/D変換器8でデジ
タルデータ化され、Y座標値として画像メモリ部9に取
り込まれるが、このY座標値は平面スイッチ部30の操
作に関する座標値であり、押された入力スイッチが、
『a〜eのいづれかである』、『f〜jのいづれかであ
る』を判別する座標値となる。
【0080】即ち、このY座標検出モード期間には、抵
抗部RHS上の各位置の電圧と抵抗面RY上の各位置の
電圧は異なるものであるため、検出されたY座標値が、
入力面13に対応するものであるか平面スイッチ部30
に対応するものであるかは、その値により判別できる。
【0081】そして、Y座標値が抵抗面RY上の電圧値
に相当するものであったら、X座標検出モード期間に得
られたX座標値は入力面13の操作に関する座標値であ
った判別でき、押圧された入力面13上の位置がX,Y
座標値で取り込まれることになる。
【0082】またY座標値が抵抗部RHS上の電圧値に
相当するものであったら、X座標検出モード期間に得ら
れたX座標値は平面スイッチ部30の操作に関する座標
値であった判別でき、取り込まれたX,Y座標値の組み
合わせから入力スイッチa〜jのうちのいづれの入力ス
イッチが押されたかを判別できる。
【0083】このような本実施例の座標入力装置では、
画像等の入力を行なうことができ、しかも平面スイッチ
部30を各種ファンクションスイッチ等として使用でき
るものにおいて、1回の座標検出動作を2つのモードで
完了することができ、処理の高速化を実現できる。
【0084】また、図1及び上述した検出動作方式から
理解されるように入力検出部材1における電極2bは配
線不要となる。さらに、図3の従来例において必要であ
ったスイッチ20も不要となる。これにより回路構成や
配線の簡易化を実現できる。
【0085】ところで、X軸を256画素、Y軸を21
2画素とし、A/D変換器の分解能を256とすると、
入力部13に対応するY座標を検出する場合は、その検
出電圧値とA/D変換器の分解能及び画像メモリ部10
のメモリ画素数の不適合が生じるが、これを解消するた
めに本実施例の場合、抵抗部RHSを補正抵抗としても
利用している。なお、抵抗部RSHは抵抗面RYの抵抗
体材料と同じ材料で、しかも同一の印刷工程で形成され
るものである。
【0086】上述のようにY座標検出モード期間には電
極1cと電極1aの間に5Vの電圧がかかり、一方、X
座標検出モード期間にはる電極2aと電極2bの間に5
Vの電圧がかかることとなる。
【0087】ここで、X軸検出の際には、電極2aと電
極2bの間にかかる5Vの電圧が、A/D変換器8の分
解能が256であるため抵抗面RX上から256段階に
分圧されたX座標データとして検出されることになる
が、Y軸検出の際に、同様の5Vの電圧が電極1cと電
極1aの間にかけられたときに入力面13からの入力に
ついて分解能256のA/D変換器8で212画素の座
標データを適正に抽出するためには、電極1bと電極1
a間の抵抗値と電極1cと電極1b間の抵抗値、即ちR
Y:RSHが212:(256−212)、つまり21
2:44となっていればよい。つまり、Y軸検出用の抵
抗面RYにかかる電圧が、X軸の長さに対するY軸の長
さの比と同じになるように、電圧調整用として抵抗部R
SHが形成されればよい。
【0088】一般的に相対する辺に施された電極と電極
に挾まれた四角い抵抗体面の抵抗値Rは、電極の長さ
(L)に反比例し、相対する電極間の距離(d)に比例
するので、抵抗材料の単位面積当たりの抵抗値をrとす
ると、R= r×d/ Lで表される。よって抵抗部RSH
を抵抗面RYの抵抗体の材料と同じ材料でしかも同一印
刷工程で形成し、抵抗部RSHの長さ(L)と電極間距
離(d)を適当に選ぶことにより、抵抗値比(RY:R
SH)を決めることができる。
【0089】すなわち、抵抗体の材料が同じのため抵抗
面RYの寸法と抵抗部RSHの寸法が決まれば、抵抗値
比(RY:RSH)が自動的に決まる。このことは抵抗
体材料のバラツキ、つまり電極間の抵抗値にかかわら
ず、抵抗値比(RY:RSH)を決めることができ、Y
軸座標検出の際に、電極1cと電極1aの間に一定の電
圧(例えば5V)をかければ、抵抗面RYに目的の電圧
(A/D変換器8の分解能に合致した212段階の電圧
分布)を無調整で得ることができること意味している。
【0090】即ち、本実施例では、抵抗部RSHを利用
して、画素数の違いに起因して生じた可変抵抗によるY
軸検出用の抵抗面RYにかかる電圧の調整の必要性を解
消することができるというさらに大きな効果も発揮され
るものである。
【0091】なお、以上の各実施例では各々の抵抗面R
X,RY(及びRSH)の検出電圧を取り出す電極とし
て、電極1c,2bを用いているが、電極1a,2aを
用いてもかまわないし、2つの電極から取り出してもよ
い。
【0092】本発明の第2の実施例を図2に示す。この
実施例は上記図7の方式の座標入力装置と同様の方式で
入力座標検出を行なうものであり、同一部分は同一符合
を付して説明は省略する。
【0093】この場合入力検出部材15は長方形状とな
る入力面の短辺方向(Y軸方向)に沿って抵抗体RYが
形成され、その両端は電極15a,15bとされてい
る。そして、抵抗体RYからはX軸方向に平行に導電線
15eが導出されている。導電線15えはY軸方向の画
素単位の間隔で形成されている。
【0094】また、入力検出部材16は長方形状となる
入力面の長辺方向(X軸方向)に沿って抵抗体RXが形
成され、その両端は電極16a,16bとされている。
そして、抵抗体RXからはY軸方向に平行に導電線16
eが導出されている。導電線16eはX軸方向の画素単
位の間隔で形成されている。
【0095】さらに、入力検出部材15の電極15bに
は抵抗体RYとは同一平面上で逆側に抵抗部RSHが接
続され、抵抗部RSHの他端は電極15cとされてい
る。
【0096】そして電極15cにはスイッチ3を介して
電圧(例えば5V)が印加されるようになされ、また電
極15aはスイッチ4を介してアースに接続されてい
る。また電極16bにはスイッチ5を介して電圧(例え
ば5V)が印加されるようになされ、また電極16aは
スイッチ6を介してアースに接続されている。さらに、
電極15cはスイッチ7のTX 端子に接続され、また電
極16bはスイッチ7のTY 端子に接続されている。
【0097】また、電極15b、15cの間に設けられ
る抵抗部RSHには、それぞれ異なる位置にリード線2
1,22が接続され、リード線21は平面スイッチ用導
体ay,by,cy,dy,eyに接続されている。ま
たリード線22は平面スイッチ用導体fy,gy,h
y,iy,jyに接続されている。
【0098】また、入力検出部材2の抵抗体RXには、
それぞれ異なる位置にリード線23,24,25,2
6,27が接続されている。そして、リード線23は平
面スイッチ用導体ax及びfxに接続され、リード線2
4は平面スイッチ用導体bx及びgxに接続され、リー
ド線25は平面スイッチ用導体cx及びhxに接続さ
れ、リード線26は平面スイッチ用導体dx及びixに
接続され、リード線27は平面スイッチ用導体ex及び
jxに接続されている。
【0099】この場合の座標検出方式は上記第1の実施
例とほぼ同様に2つのモード動作でなされ、入力面13
上のある地点が押圧されると、導電線15eのいづれか
と導電線16eのいづれかが接触することになり、従っ
て各スイッチ3〜7がX座標検出モードの状態にあると
きに、電極15cから、X軸方向に対応した抵抗RX上
の或る電圧値が取り出され、Y座標検出モードの状態に
あるときに電極16bから、Y軸方向に対応した抵抗R
Y上の或る電圧値が取り出され、それぞれ座標データと
して取りこまれることになる。
【0100】また平面スイッチ部30の或る入力スイッ
チが押されると、上下に配された平面スイッチ用導体が
接触することになり、従って、各スイッチ3〜7がX座
標検出モードの状態にあるときは、電極15cから、リ
ード線23〜27のいづれかの接続位置に相当する抵抗
RX上の電圧値が取り出され、またY座標検出モードの
状態にあるときに、電極16bから、リード線21,2
2のいづれかの接続位置に相当する抵抗RSH上の電圧
値が取り出され、これによって操作された入力スイッチ
がa〜jのいづれであるかが判別される。
【0101】そしてこの実施例でも、回路構成、配線の
簡易化、及び1回の検出動作が2モード動作ですむこと
による処理の迅速化を実現できる。
【0102】また、この実施例の場合も、X軸を256
画素、Y軸を212画素とし、A/D変換器の分解能を
256とすると、Y座標を検出する場合は、その検出電
圧値とA/D変換器の分解能及び画像メモリ部10のメ
モリ画素数の不適合が生じるが、これを解消するため
に、抵抗部RSHを補正抵抗としても用いている。
【0103】即ちY座標検出モード時に、印加される5
Vの電圧は、電極15cと電極15aの間にかかること
となるが、抵抗部RSHにより、電極15bと電極15
a間の抵抗値と電極15cと電極15c間の抵抗値、即
ちRY:RSHが212:44に調整され、つまり、抵
抗体RY上で検出される電圧値はA/D変換器の分解能
256に対して適正に212段階に数値化されることに
なる。
【0104】即ち、このような構成の入力検出部材を採
用した座標入力装置においても上記第1の実施例と同様
の効果を得ることができる。つまり、抵抗体RYと補正
抵抗体RSHが同一の抵抗材料で同時に成形されること
により、その寸法設定のみで抵抗値比(RY:RSH)
を決めることができ、調整は不要である。
【0105】なお、本発明は上述した各種実施例に限定
されるものではなく、要旨の範囲内でさらに多様な変形
が可能である。特に抵抗面RYと抵抗部RSHは、電極
を挟んで物理的に隣接した位置に配される必要はなく、
リード線により離れて配置されてもよい。また、抵抗部
RSHの面形状も各種変更可能である。さらに、抵抗部
RSHを2つにわけて、抵抗面RYの両側の電極に対し
てそれぞれ電気的に接続するようにしてもよい。また、
入力面13が縦長の長方形とされる場合は、抵抗部RS
Hが入力検出部材2側に形成されればよいことはいうま
でもない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明の座標入力装
置は、第2の向入力検出部材については第1の電極と第
3の電極の間で座標検出を行なうための抵抗面と平面ス
イッチ操作の検出を行なうための抵抗部に対して電圧を
印加するように構成することで、回路構成の簡略化や配
線の簡略化が実現でき、さらに入力面からの入力座標と
平面スイッチ操作にかかる入力座標を1モード内で識別
可能となり、1つの検出動作はX座標検出モードとY座
標検出モードの2モードで完結するため、検出処理時間
の迅速化を実現できるという効果がある。
【0107】さらに、平面スイッチ操作の検出を行なう
ための抵抗部を補正抵抗として用いることができるた
め、入力面としてのX軸とY軸の抵抗面にかかる電圧比
を、X軸とY軸の長さの比(またはその整数倍)に合わ
せるための電圧調整器(例えば外部抵抗)が不要となる
という効果がある。もちろんこの場合、X軸とY軸の長
さの比と画像メモリのX軸とY軸に与えられた画素数の
比を同一にでき、及びA/D変換器において1画素に割
り振られる電圧がX軸とY軸で同一にできるという利点
も生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標入力装置の第1の実施例の説明図
である。
【図2】本発明の座標入力装置の第2の実施例の説明図
である。
【図3】従来の座標入力装置の説明図である。
【図4】座標入力装置における入力検出部材の重ね合わ
せ状態の説明図である。
【図5】座標入力装置を用いた画像入力装置の説明図で
ある。
【図6】座標入力装置における平面スイッチ部の説明図
である。
【図7】従来の座標入力装置の説明図である。
【符号の説明】
1,2,15,16 入力検出部材 1a,1b,1c,2a,2b,15a,15b,15
c,16a,16b 電極 3〜7 スイッチ 8 A/D変換器 9 画像メモリ部 10 コントローラ 15e,16e 導電線 21〜27 リード線 30 平面スイッチ部 RX,RY 抵抗面(抵抗体) RSH 抵抗部 a〜j 入力スイッチ ax〜jx,ay〜jy平面スイッチ用導体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の抵抗面に対して短辺となる両
    側部がそれぞれ第1及び第2の電極とされて、この第1
    及び第2の電極間に電圧印加がなされる第1の入力検出
    部材と、 長方形状の抵抗面に対して長辺となる両側部がそれぞれ
    第1及び第2の電極とされ、さらにその第2の電極に対
    して抵抗部を介して第3の電極が接続され、この第1及
    び第3の電極間に電圧印加がなされる第2の入力検出部
    材と、 前記第1の入力検出部材の第1の電極から抵抗面を介し
    て第2の電極までの間の所定位置に電気的に接続される
    1又は複数の第1の平面スイッチ用導体部と、 前記第2の入力検出部材の、第2の電極から抵抗部を介
    して第3の電極までの間の所定位置に電気的に接続され
    る1又は複数の第2の平面スイッチ用導体部とを有し、 前記第1の入力検出部材の抵抗面と前記第2の入力検出
    部材の抵抗面とが非接触状態に重ね合わされて長方形状
    の入力面が形成され、この入力面が押圧された際に、そ
    の押圧部分において前記第1の入力検出部材及び前記第
    2の入力検出部材における各抵抗面が接触し、その時の
    前記第1の入力検出部材の第1又は第2の電極から得ら
    れる抵抗値と、前記第2の入力検出部材の第1又は第3
    の電極から検出される抵抗値から、前記入力面における
    XY座標軸上の入力座標を得ることができるとともに、 前記第1の平面スイッチ用導体部と前記第2の平面スイ
    ッチ用導体部とが非接触状態に重ね合わされて平面スイ
    ッチが形成され、この平面スイッチが押圧されて前記第
    1、第2の各平面スイッチ用導体部とが接触した際に、
    前記第1の入力検出部材の第1又は第2の電極から得ら
    れる抵抗値と、前記第2の入力検出部材の第1又は第3
    の電極から検出される抵抗値から、前記平面スイッチに
    よる入力を検出することができるように構成されたこと
    を特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記入力面における短辺方向の座標画素
    数と長辺方向の座標画素数がn:mであるときに、 前記第2の入力検出部材において、第1の電極と第2の
    電極間の抵抗面と、第2の電極と第3の電極の間に設け
    られる抵抗部との抵抗値の比は、n:{(m/k)−
    n}(ただしk=1,2・・・ )となるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 長方形状の入力面に対して一長辺部に沿
    って両端が第1及び第2の電極とされた抵抗体が形成さ
    れ第1及び第2の電極間に電圧印加がなされるととも
    に、この抵抗体からは入力面の短辺方向に平行に画素間
    隔で導電線が施されている第1の入力検出部材と、 長方形状の入力面に対して一短辺部にそって両端が第1
    及び第2の電極とされた抵抗体が形成され、この抵抗体
    からは入力面の長辺方向に平行に画素間隔で導電線が施
    され、さらにその第2の電極に対して抵抗部を介して第
    3の電極が接続され、この第1及び第3の電極間に電圧
    印加がなされる第2の入力検出部材と、 前記第1の入力検出部材の第1の電極から抵抗面を介し
    て第2の電極までの間の所定位置に電気的に接続される
    1又は複数の第1の平面スイッチ用導体部と、 前記第2の入力検出部材の、第2の電極から抵抗部を介
    して第3の電極までの間の所定位置に電気的に接続され
    る1又は複数の第2の平面スイッチ用導体部とを有し、 前記第1の入力検出部材の導電線と第2の入力検出部材
    の導電線とが非接触状態にマトリクス状に重ね合わされ
    て前記入力面が形成され、この入力面が押圧された際
    に、その押圧部分において前記第1の入力検出部材と前
    記第2の入力検出部材における導電線が接触し、その時
    の前記第1の入力検出部材の第1又は第2の電極から得
    られる抵抗値と、前記第2の入力検出部材の第1又は第
    3の電極から検出される抵抗値から、前記入力面におけ
    るXY座標軸上の入力座標を得ることができるととも
    に、 前記第1の平面スイッチ用導体部と前記第2の平面スイ
    ッチ用導体部とが非接触状態に重ね合わされて平面スイ
    ッチが形成され、この平面スイッチが押圧されて前記第
    1、第2の各平面スイッチ用導体部とが接触した際に、
    前記第1の入力検出部材の第1又は第2の電極から得ら
    れる抵抗値と、前記第2の入力検出部材の第1又は第3
    の電極から検出される抵抗値から、前記平面スイッチに
    よる入力を検出することができるように構成されたこと
    を特徴とする座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記入力面における短辺方向の座標画素
    数と長辺方向の座標画素数がn:mであるときに、 前記第2の入力検出部材において、第1の電極と第2の
    電極間の抵抗体と、第2の電極と第3の電極の間に設け
    られる抵抗部との抵抗値の比は、n:{(m/k)−
    n}(ただしk=1,2・・・ )となるように構成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の座標入力装置。
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