JPH07153B2 - 環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置 - Google Patents
環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置Info
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- JPH07153B2 JPH07153B2 JP2055716A JP5571690A JPH07153B2 JP H07153 B2 JPH07153 B2 JP H07153B2 JP 2055716 A JP2055716 A JP 2055716A JP 5571690 A JP5571690 A JP 5571690A JP H07153 B2 JPH07153 B2 JP H07153B2
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- annular
- rubber
- annular rubber
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、縁かがり縫いミシンを用いて、例えばショ
ーツやブリーフ、トレーニングパンツなどの環状衣類用
生地のウエスト部にゴムを収容しながら天引き縫いをお
こなう環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置
に関するものである。
ーツやブリーフ、トレーニングパンツなどの環状衣類用
生地のウエスト部にゴムを収容しながら天引き縫いをお
こなう環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、ショーツやブリーフなどの環状生地の端部にゴム
を収容させる方法としては、上記環状生地の端部にほぼ
S字状の折曲げ部を形成するように天引き縫いを施した
のち、その折曲げ部内に環状でないゴムを一端から手動
作業により挿入し、最後にゴムの両端を連繋する方法が
一般的に知られている。
を収容させる方法としては、上記環状生地の端部にほぼ
S字状の折曲げ部を形成するように天引き縫いを施した
のち、その折曲げ部内に環状でないゴムを一端から手動
作業により挿入し、最後にゴムの両端を連繋する方法が
一般的に知られている。
また、特公昭59-45392号公報などに開示されているよう
に、環状生地の端部にほぼS字状の折曲げ部を形成しな
がら、その折曲げ部内に予め環状に成形されたゴムを機
械的に自動的に収容させて天引き縫いをおこなう方法も
知られている。
に、環状生地の端部にほぼS字状の折曲げ部を形成しな
がら、その折曲げ部内に予め環状に成形されたゴムを機
械的に自動的に収容させて天引き縫いをおこなう方法も
知られている。
第8図は上記のような環状ゴムの自動縫込み天引き縫製
装置の概略構成を示し、同図において、36は縁かがりミ
シン本体、37はルーパや送り歯などの縫い機構を内蔵す
るとともに上記ミシン本体36から側方に突出させて配置
された縫製機構内蔵部で、その上面が生地滑り面に形成
されている。
装置の概略構成を示し、同図において、36は縁かがりミ
シン本体、37はルーパや送り歯などの縫い機構を内蔵す
るとともに上記ミシン本体36から側方に突出させて配置
された縫製機構内蔵部で、その上面が生地滑り面に形成
されている。
4は生地押え、5は上送りで、上記送り歯とともに生地
送り機構を構成している。7は針棒で、上記ルーパとの
協働により縫目を形成する。
送り機構を構成している。7は針棒で、上記ルーパとの
協働により縫目を形成する。
38は環状ゴム32および環状生地33の移送を案内する上ロ
ーラで、縫製開始時に図示省略したシリンダの作動によ
り揺動アーム39を介して矢印a方向に変位して上記環状
ゴム32を緊張させる。40は環状ゴム32および環状生地33
の移送を案内する下ローラで、縫製開始時には図示省略
したシリンダの作動により揺動アーム41を介して矢印b
方向に変位して環状ゴム32を緊張させ、かつ縫製終了直
前には矢印bと逆方向に変位して環状ゴム32を弛緩させ
る。42,43は位置固定されたガイドローラである。
ーラで、縫製開始時に図示省略したシリンダの作動によ
り揺動アーム39を介して矢印a方向に変位して上記環状
ゴム32を緊張させる。40は環状ゴム32および環状生地33
の移送を案内する下ローラで、縫製開始時には図示省略
したシリンダの作動により揺動アーム41を介して矢印b
方向に変位して環状ゴム32を緊張させ、かつ縫製終了直
前には矢印bと逆方向に変位して環状ゴム32を弛緩させ
る。42,43は位置固定されたガイドローラである。
上記第8図に示す環状ゴムの自動縫込み天引き縫製装置
によれば、縫製開始にともない上下両ローラ38,40が環
状ゴム32を緊張させるように変位することにより、環状
生地33にも適度な緊張力を付与する。この状態で、所定
の縫製を進行させることにより、環状ゴム32を上下両ロ
ーラ38,40および縫製機構内蔵部37に亘って移送させる
とともに、環状生地33を4つのローラ38,42,43,40に亘
って移動させ、所定の天引き縫いに併行して、その折曲
げ部内に環状ゴム32が自動的に収容される。
によれば、縫製開始にともない上下両ローラ38,40が環
状ゴム32を緊張させるように変位することにより、環状
生地33にも適度な緊張力を付与する。この状態で、所定
の縫製を進行させることにより、環状ゴム32を上下両ロ
ーラ38,40および縫製機構内蔵部37に亘って移送させる
とともに、環状生地33を4つのローラ38,42,43,40に亘
って移動させ、所定の天引き縫いに併行して、その折曲
げ部内に環状ゴム32が自動的に収容される。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来技術のうち、前者の手動作業によるゴムの
挿入・収容方法による場合は、環状生地の端部をほぼS
字状に折曲げながらセットする作業のほかに、環状でな
いゴムをその一端から順次挿入するといった複雑かつ多
大な手間を要するため、所定の天引き縫製に高度な熟練
を必要とするばかりでなく、作業能率も低いという問題
があった。
挿入・収容方法による場合は、環状生地の端部をほぼS
字状に折曲げながらセットする作業のほかに、環状でな
いゴムをその一端から順次挿入するといった複雑かつ多
大な手間を要するため、所定の天引き縫製に高度な熟練
を必要とするばかりでなく、作業能率も低いという問題
があった。
これに対し、後者の自動縫込み天引き縫製装置は、環状
生地の端部に形成される折曲げ部内に縫込むべきゴムを
予め環状形にしておいて、その環状ゴムを縫製前に折曲
げ部に対して所定の位置関係にセットすることができ、
かつ、天引き縫製にともなって、その環状ゴムを自動的
に折曲げ部内に縫込むことができるので、上記の手動作
業による方法にくらべて、熟練度を必要とせず、かつ作
業能率の向上を図り得るものの、縫い進行にともなって
生地に縫いじわが生じ、これが次第に累積されて縫い始
めと縫い終りの縫合個所に弛みを発生し、その結果、仕
上りが不体裁になりやすい問題があった。
生地の端部に形成される折曲げ部内に縫込むべきゴムを
予め環状形にしておいて、その環状ゴムを縫製前に折曲
げ部に対して所定の位置関係にセットすることができ、
かつ、天引き縫製にともなって、その環状ゴムを自動的
に折曲げ部内に縫込むことができるので、上記の手動作
業による方法にくらべて、熟練度を必要とせず、かつ作
業能率の向上を図り得るものの、縫い進行にともなって
生地に縫いじわが生じ、これが次第に累積されて縫い始
めと縫い終りの縫合個所に弛みを発生し、その結果、仕
上りが不体裁になりやすい問題があった。
この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、生地にし
わや弛みを発生することなく、仕上りの良好な天引き縫
製を未熟練者であっても能率的に実現することができる
環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置を提供
することを目的とする。
わや弛みを発生することなく、仕上りの良好な天引き縫
製を未熟練者であっても能率的に実現することができる
環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明に係る環状ゴムの
縫込み天引き縫製方法は、環状生地の端部にほぼS字状
の折曲げ部を形成する定規および生地押えが非動作姿勢
にある状態で上記環状生地の端部を手動によりほぼS字
状に折曲げてセットするとともに環状ゴムを折曲げ部に
対して所定の位置関係にセットする第1工程と、上記定
規および布押えを所定の動作姿勢に切替えるとともに上
記環状ゴムを緊張させる第2工程と、縫製開始にともな
い上記定規により環状生地の端部にほぼS字状の折曲げ
部を形成しつつ、その折曲げ部内に上記環状ゴムを収容
させるように天引き縫いをおこなう第3工程と、設定長
さに亘る天引き縫いが進行した時点で縫製動作を一時的
に停止して上記環状生地および環状ゴムに縫い進行方向
といは逆方向の引張り力を与えて緊張させる第4工程
と、縫製動作の再開により所定の長さの天引き縫いをお
こなう第5工程とからなることを特徴とする。
縫込み天引き縫製方法は、環状生地の端部にほぼS字状
の折曲げ部を形成する定規および生地押えが非動作姿勢
にある状態で上記環状生地の端部を手動によりほぼS字
状に折曲げてセットするとともに環状ゴムを折曲げ部に
対して所定の位置関係にセットする第1工程と、上記定
規および布押えを所定の動作姿勢に切替えるとともに上
記環状ゴムを緊張させる第2工程と、縫製開始にともな
い上記定規により環状生地の端部にほぼS字状の折曲げ
部を形成しつつ、その折曲げ部内に上記環状ゴムを収容
させるように天引き縫いをおこなう第3工程と、設定長
さに亘る天引き縫いが進行した時点で縫製動作を一時的
に停止して上記環状生地および環状ゴムに縫い進行方向
といは逆方向の引張り力を与えて緊張させる第4工程
と、縫製動作の再開により所定の長さの天引き縫いをお
こなう第5工程とからなることを特徴とする。
また、上記方法を具現化するために請求項(2)に記載
されたこの発明に係る環状ゴムの縫込み天引き縫製装置
は、環状生地を縫い進行方向へ移送する生地送り機構
と、この生地送り機構により移送される環状生地の端部
にほぼS字状の折曲げ部を形成する定規と、上記環状ゴ
ムを掛け渡すとともにその掛け渡した環状ゴムを緊張さ
せる方向に駆動変位可能なローラと、縫製動作時に上記
環状ゴムの端部に摺接してその環状ゴムを環状生地に対
して所定の収容位置へ案内する環状ゴム移送ガイドと、
上記環状生地および環状ゴムの縫い進行方向の移送を案
内し設定長さに亘る天引き縫いの終了時点で上記環状生
地および環状ゴムの縫い進行方向とは逆方向に旋回して
これら環状生地および環状ゴムに緊張力を付与する一対
のローラからなる緊張装置とを具備したことを特徴とす
る。
されたこの発明に係る環状ゴムの縫込み天引き縫製装置
は、環状生地を縫い進行方向へ移送する生地送り機構
と、この生地送り機構により移送される環状生地の端部
にほぼS字状の折曲げ部を形成する定規と、上記環状ゴ
ムを掛け渡すとともにその掛け渡した環状ゴムを緊張さ
せる方向に駆動変位可能なローラと、縫製動作時に上記
環状ゴムの端部に摺接してその環状ゴムを環状生地に対
して所定の収容位置へ案内する環状ゴム移送ガイドと、
上記環状生地および環状ゴムの縫い進行方向の移送を案
内し設定長さに亘る天引き縫いの終了時点で上記環状生
地および環状ゴムの縫い進行方向とは逆方向に旋回して
これら環状生地および環状ゴムに緊張力を付与する一対
のローラからなる緊張装置とを具備したことを特徴とす
る。
(作用) この発明によれば、環状生地の端部を手動によりほぼS
字状に折曲げてセットするとともに、環状ゴムを上記折
曲げ部に対して所定の位置関係にセットした段階で、定
規および生地押えを動作姿勢に切替えるとともに環状ゴ
ムを緊張させることで、所定の天引き縫製を準備する。
字状に折曲げてセットするとともに、環状ゴムを上記折
曲げ部に対して所定の位置関係にセットした段階で、定
規および生地押えを動作姿勢に切替えるとともに環状ゴ
ムを緊張させることで、所定の天引き縫製を準備する。
このような準備作業の完了後に所定の縫製を開始するこ
とにより、生地の端部にS字状の折曲げ部を形成しつ
つ、その折曲げ部内に環状ゴムを自動的に収容させて設
定長さに亘り環状ゴム縫込みの天引き縫いをおこなう。
この設定長さに亘る天引き縫いが進行した時点で縫製動
作を一時的に停止して、上記環状生地および環状ゴムの
縫い進行方向とは逆方向の引張り力を与えることによ
り、それら環状生地および環状ゴムを緊張させて縫いじ
わや弛みを取り除くことができる。
とにより、生地の端部にS字状の折曲げ部を形成しつ
つ、その折曲げ部内に環状ゴムを自動的に収容させて設
定長さに亘り環状ゴム縫込みの天引き縫いをおこなう。
この設定長さに亘る天引き縫いが進行した時点で縫製動
作を一時的に停止して、上記環状生地および環状ゴムの
縫い進行方向とは逆方向の引張り力を与えることによ
り、それら環状生地および環状ゴムを緊張させて縫いじ
わや弛みを取り除くことができる。
その後、縫製動作を再開して所定長さの天引き縫いをお
こなうことにより、環状生地の折曲げ部の全周にわた
り、縫いじわや弛みのない仕上りの良好なゴム入り縫製
品を得ることができる。
こなうことにより、環状生地の折曲げ部の全周にわた
り、縫いじわや弛みのない仕上りの良好なゴム入り縫製
品を得ることができる。
特に、請求項(2)に記載の発明によれば、天引き縫製
中に、環状ゴムの端部に摺接してその環状ゴムを環状生
地に対して所定の収容位置へ案内する環状ゴム移送ガイ
ドを設けることにより、環状ゴムが必要以上に縫込まれ
ないようにその移送を案内して、縫製途中での環状ゴム
の縫い外れを防止することができる。
中に、環状ゴムの端部に摺接してその環状ゴムを環状生
地に対して所定の収容位置へ案内する環状ゴム移送ガイ
ドを設けることにより、環状ゴムが必要以上に縫込まれ
ないようにその移送を案内して、縫製途中での環状ゴム
の縫い外れを防止することができる。
(発明の実施例) 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図ないし第3図はこの発明に係る環状ゴムの縫込み
天引き縫製装置の斜視図であり、同図において、1はつ
の字形状の定規で、環状生地33の端部に第4図に示すよ
うなほぼS字状の折曲げ部33Aを形成するもので、第1
図のように、上記折曲げ部33Aを縫い進行方向に誘導す
る定規台2に対して、上方にスイングアップさせた非動
作姿勢と第2図のように、ほぼ水平面内に位置するよう
にスイングダウンさせた動作姿勢とに切替え可能に装着
されている。
天引き縫製装置の斜視図であり、同図において、1はつ
の字形状の定規で、環状生地33の端部に第4図に示すよ
うなほぼS字状の折曲げ部33Aを形成するもので、第1
図のように、上記折曲げ部33Aを縫い進行方向に誘導す
る定規台2に対して、上方にスイングアップさせた非動
作姿勢と第2図のように、ほぼ水平面内に位置するよう
にスイングダウンさせた動作姿勢とに切替え可能に装着
されている。
8は定規連結軸で、その前端に上記定規1が連結されて
いるとともに、後端に上記定規1をスイングアップ・ダ
ウンさせるための駆動源であるロータリソレノイド9が
連結されている。10は上記ロータリソレノイド9の取付
台で、ミシン本体36の正面の右側に固定されている。以
上の各構成により定規装置34が構成されている。
いるとともに、後端に上記定規1をスイングアップ・ダ
ウンさせるための駆動源であるロータリソレノイド9が
連結されている。10は上記ロータリソレノイド9の取付
台で、ミシン本体36の正面の右側に固定されている。以
上の各構成により定規装置34が構成されている。
11はロータリソレノイドで、生地33の端部の段部を検知
して図示しない生地端案内片を前後に出退移動させ、定
規装置34による縫い外れ防止の役目を果たす。12はロッ
クレバーで、天引き縫い目の深さを調整し固定するもの
である。
して図示しない生地端案内片を前後に出退移動させ、定
規装置34による縫い外れ防止の役目を果たす。12はロッ
クレバーで、天引き縫い目の深さを調整し固定するもの
である。
37は縫製機構内蔵部で、ルーパや送り歯などの縫い機構
を内蔵しているとともに、ミシン本体36の右側方に配置
されており、その上面に連ねて針板3が設けられてい
る。4は生地押え、5は上送りで、上記送り歯とともに
生地送り機構を構成している。
を内蔵しているとともに、ミシン本体36の右側方に配置
されており、その上面に連ねて針板3が設けられてい
る。4は生地押え、5は上送りで、上記送り歯とともに
生地送り機構を構成している。
6は上メスで、縫製前の生地端をカットして生地端を整
える。7は針棒で、上記ルーパとの協働により縫目を形
成する。20はゴム端ガイドで、取付台23を介してミシン
本体36に取付けたエアシリンダ22における可動ロッ軸21
の上端部に取付けられて上下移動自在に構成されてお
り、縫製時には上方に移動させられて環状ゴム32の端部
に摺接してその環状ゴム32を環状生地33に対し所定の収
容位置へ案内する。
える。7は針棒で、上記ルーパとの協働により縫目を形
成する。20はゴム端ガイドで、取付台23を介してミシン
本体36に取付けたエアシリンダ22における可動ロッ軸21
の上端部に取付けられて上下移動自在に構成されてお
り、縫製時には上方に移動させられて環状ゴム32の端部
に摺接してその環状ゴム32を環状生地33に対し所定の収
容位置へ案内する。
24は下後ローラ、29は上後ローラで、これらはローラ軸
26,30の周りにそれぞれ自由回転可能に支持されてお
り、上記環状生地33および環状ゴム32の縫い進行方向の
移送を案内する。これら両ローラ24,29のうち、上後ロ
ーラ29が側のローラ軸30はミシン本体36に装着されたブ
ラケット(図示しない)に螺合し固定されている一方、
下後ローラ24のローラ軸26は取付台28を介してミシン本
体36に取付けられたロータリシリンダ27により第1図の
矢印a-bで示す上下方向に駆動揺動されるアーム25の先
端に固定されており、下後ローラ24を第1図の上昇位置
から第2図に示す下降位置に揺動変位させることによ
り、掛け渡した環状ゴム32を緊張させる。
26,30の周りにそれぞれ自由回転可能に支持されてお
り、上記環状生地33および環状ゴム32の縫い進行方向の
移送を案内する。これら両ローラ24,29のうち、上後ロ
ーラ29が側のローラ軸30はミシン本体36に装着されたブ
ラケット(図示しない)に螺合し固定されている一方、
下後ローラ24のローラ軸26は取付台28を介してミシン本
体36に取付けられたロータリシリンダ27により第1図の
矢印a-bで示す上下方向に駆動揺動されるアーム25の先
端に固定されており、下後ローラ24を第1図の上昇位置
から第2図に示す下降位置に揺動変位させることによ
り、掛け渡した環状ゴム32を緊張させる。
13は上前ローラ、18は下前ローラで、これらはローラ軸
17,19の周りにそれぞれ自由回転可能に支持されてお
り、上記下後ローラ24、上後ローラ29とともに環状生地
33および環状ゴム32の縫い進行方向の移送を案内する。
17,19の周りにそれぞれ自由回転可能に支持されてお
り、上記下後ローラ24、上後ローラ29とともに環状生地
33および環状ゴム32の縫い進行方向の移送を案内する。
15はエアシリンダ取付台で、ミシン本体36から側方に延
設されている。14はロータリ式エアシリンダで、その中
心軸に連結したブラケット16A,16Bの先端部にそれぞれ
上記ローラ軸17,19が固定されている。
設されている。14はロータリ式エアシリンダで、その中
心軸に連結したブラケット16A,16Bの先端部にそれぞれ
上記ローラ軸17,19が固定されている。
以上の構成により、生地緊張装置35が構成されており、
縫い始めから予め設定された長さに亘る天引き縫いの終
了時点でのエアシリンダ14の作動にともない、上記両ロ
ーラ13,18を第3図に示すように、ほぼ180度に亘って時
計方向(以下、CW方向と称す)、つまり、縫い進行方向
とは逆方向に旋回させることにより、環状生地33に緊張
力を付与して、縫いじわおよび弛み31を取り除くように
構成している。
縫い始めから予め設定された長さに亘る天引き縫いの終
了時点でのエアシリンダ14の作動にともない、上記両ロ
ーラ13,18を第3図に示すように、ほぼ180度に亘って時
計方向(以下、CW方向と称す)、つまり、縫い進行方向
とは逆方向に旋回させることにより、環状生地33に緊張
力を付与して、縫いじわおよび弛み31を取り除くように
構成している。
つぎに、上記構成の動作について、第6図のタイミング
チャートおよび第7図のフローチャートを参照しながら
説明する。
チャートおよび第7図のフローチャートを参照しながら
説明する。
第1図に示すように、下後ローラ24をアップさせ、上前
ローラ13を上、下前ローラ18を下にするとともに、ゴム
端ガイド20をダウンさせ、かつ定規装置34の定規1をス
イングアップ姿勢でフリーにした初期状態(ステップS4
0)において、図示しない生地押えペダルを踏み込んで
生地押え4をアップさせる(ステップS41)。
ローラ13を上、下前ローラ18を下にするとともに、ゴム
端ガイド20をダウンさせ、かつ定規装置34の定規1をス
イングアップ姿勢でフリーにした初期状態(ステップS4
0)において、図示しない生地押えペダルを踏み込んで
生地押え4をアップさせる(ステップS41)。
この状態で、環状ゴム32を環状生地33の端部に折り込
み、フリーの状態にある定規装置34の定規1に環状生地
33の端部を手動によりほぼS字状に折曲げて定規1に挿
入し、定規1を針板3の上面にほぼ水平状態に手動的に
スイングダウンさせた後生地押え4の下側にセットする
とともに、環状ゴム32を4つのローラ13,29,24,18に掛
け渡してセットする(ステップS42)。
み、フリーの状態にある定規装置34の定規1に環状生地
33の端部を手動によりほぼS字状に折曲げて定規1に挿
入し、定規1を針板3の上面にほぼ水平状態に手動的に
スイングダウンさせた後生地押え4の下側にセットする
とともに、環状ゴム32を4つのローラ13,29,24,18に掛
け渡してセットする(ステップS42)。
ついで、生地押えペダルを踏んで生地押え4をダウンさ
せた(ステップS43)時点でロータリシリンダ27が作動
してアーム25を介して下後ローラ24が第2図で示すよう
に、下降位置に揺動変位されて環状ゴム32を緊張させる
と同時に、エアシリンダ22を介してゴム端ガイド20がア
ップし(ステップS44)、環状ゴム32の端部が必要以上
に縫い込まれないように、そのゴム端に摺接して移動を
案内させる態勢とする。以上のステップで天引き縫製の
準備作業を完了する。
せた(ステップS43)時点でロータリシリンダ27が作動
してアーム25を介して下後ローラ24が第2図で示すよう
に、下降位置に揺動変位されて環状ゴム32を緊張させる
と同時に、エアシリンダ22を介してゴム端ガイド20がア
ップし(ステップS44)、環状ゴム32の端部が必要以上
に縫い込まれないように、そのゴム端に摺接して移動を
案内させる態勢とする。以上のステップで天引き縫製の
準備作業を完了する。
次に、図示しないミシン駆動用ペダルを踏み込み、針信
号有りが確認された(ステップS45)時点で、上記定規
1がフリーの状態から固定されて(ステップS46)、所
定の天引き縫製が開始される。この所定の天引き縫製が
設定長さに亘って進行した時点、具体的には第2図に示
すように、縫い始端位置が上前ローラ13のほぼ中央部に
到達した時点で、上記ミシン駆動用ペダルを踏み戻して
縫製動作を一時的に停止する。
号有りが確認された(ステップS45)時点で、上記定規
1がフリーの状態から固定されて(ステップS46)、所
定の天引き縫製が開始される。この所定の天引き縫製が
設定長さに亘って進行した時点、具体的には第2図に示
すように、縫い始端位置が上前ローラ13のほぼ中央部に
到達した時点で、上記ミシン駆動用ペダルを踏み戻して
縫製動作を一時的に停止する。
ここで、図示しない膝スイッチを操作する(ステップS4
7)ことにより、ロータリ式エアシリンダ14を作動させ
て生地緊張装置35を構成する上前ローラ13および下前ロ
ーラ18をCW方向にほぼ180度に亘り旋回させる。これに
より、第3図に示すように、環状生地33および環状ゴム
32に引張り力を与えて緊張させ、第2図に示す時点で発
生していた縫いじわおよび弛み31を取り除くと同時に、
エアシリンダ22を介してゴム端ガイド20をダウンさせる
(ステップS48)。
7)ことにより、ロータリ式エアシリンダ14を作動させ
て生地緊張装置35を構成する上前ローラ13および下前ロ
ーラ18をCW方向にほぼ180度に亘り旋回させる。これに
より、第3図に示すように、環状生地33および環状ゴム
32に引張り力を与えて緊張させ、第2図に示す時点で発
生していた縫いじわおよび弛み31を取り除くと同時に、
エアシリンダ22を介してゴム端ガイド20をダウンさせる
(ステップS48)。
ついで、再びミシン駆動用ペダルを踏み込んで縫製動作
を開始し、運針数を設定する3桁のカウント値を読み込
み(ステップS49)、針信号有りの確認(ステップS50)
にもとづいて上記カウント値をディクリメントする(ス
テップS51)。
を開始し、運針数を設定する3桁のカウント値を読み込
み(ステップS49)、針信号有りの確認(ステップS50)
にもとづいて上記カウント値をディクリメントする(ス
テップS51)。
そして、所定の長さの天引き縫いが完了したか否かを、
すなわち、上記カウント値がゼロになったか否かを判別
して(ステップS52)、カウント値=0になったとき、
第1図に示す初期状態に復帰させる(ステップS53)。
すなわち、上記カウント値がゼロになったか否かを判別
して(ステップS52)、カウント値=0になったとき、
第1図に示す初期状態に復帰させる(ステップS53)。
以上の動作により、第4図に示すように、環状ゴム32を
環状生地33のS字状の折曲げ部33A内に収容した所定の
天引き縫製を完了し、その完了後に生地33の折曲げ部33
Aを第5図に示すように展伸させることにより、所定通
りウエスト部にゴムを収容した環状衣類が得られる。
環状生地33のS字状の折曲げ部33A内に収容した所定の
天引き縫製を完了し、その完了後に生地33の折曲げ部33
Aを第5図に示すように展伸させることにより、所定通
りウエスト部にゴムを収容した環状衣類が得られる。
なお、上記実施例では、環状ゴムの縫込み天引き縫製動
作を種々のペダルの踏み込み操作にともなって順次進行
するように構成したもので説明したが、その一連の動作
を電子制御によって自動的、連続的におこなうように構
成してもよい。
作を種々のペダルの踏み込み操作にともなって順次進行
するように構成したもので説明したが、その一連の動作
を電子制御によって自動的、連続的におこなうように構
成してもよい。
(発明の効果) 以上のように、この発明によれば、縫い込むべきゴムが
予め環状形であり、この環状ゴムを所定の天引き縫製に
ともない、自動的に環状生地の折曲げ部内に縫込むこと
ができるので、熟練度の低下および作業能率の向上を達
成することができる。しかも、縫製の途中で一時停止し
て、縫製の進行にともなって生じた生地の縫いじわや弛
みを簡単に取り除くことができるので、仕上りの良好な
天引き縫製品を未熟練者であっても能率的に得ることが
できる。
予め環状形であり、この環状ゴムを所定の天引き縫製に
ともない、自動的に環状生地の折曲げ部内に縫込むこと
ができるので、熟練度の低下および作業能率の向上を達
成することができる。しかも、縫製の途中で一時停止し
て、縫製の進行にともなって生じた生地の縫いじわや弛
みを簡単に取り除くことができるので、仕上りの良好な
天引き縫製品を未熟練者であっても能率的に得ることが
できる。
特に、天引き縫製中に環状ゴムの移送を案内するガイド
を設けることにより、環状ゴムの必要以上の縫込みや縫
い外れを防止して、一層仕上りの良好なゴム入り天引き
縫製品を得ることができる。
を設けることにより、環状ゴムの必要以上の縫込みや縫
い外れを防止して、一層仕上りの良好なゴム入り天引き
縫製品を得ることができる。
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例による環状ゴ
ムの縫込み天引き縫製装置の斜視図、第4図および第5
図は天引き縫製時のゴムと生地との相対位置関係および
縫製後の相対位置関係を示す要部の拡大斜視断面図、第
6図は動作を説明するタイミングチャート、第7図はフ
ローチャート、第8図は従来の装置の概略構成を示す正
面図である。 1……定規、3……針板、4……生地押え、7……針
棒、13……上前ローラ、18……下前ローラ、20……ゴム
移送ガイド、24……下後ローラ、29……上後ローラ、31
……生地の弛み、32……環状ゴム、33……環状生地、33
A……折曲げ部、35……緊張装置、36……ミシン本体。
ムの縫込み天引き縫製装置の斜視図、第4図および第5
図は天引き縫製時のゴムと生地との相対位置関係および
縫製後の相対位置関係を示す要部の拡大斜視断面図、第
6図は動作を説明するタイミングチャート、第7図はフ
ローチャート、第8図は従来の装置の概略構成を示す正
面図である。 1……定規、3……針板、4……生地押え、7……針
棒、13……上前ローラ、18……下前ローラ、20……ゴム
移送ガイド、24……下後ローラ、29……上後ローラ、31
……生地の弛み、32……環状ゴム、33……環状生地、33
A……折曲げ部、35……緊張装置、36……ミシン本体。
Claims (2)
- 【請求項1】環状生地の端部に折曲げ形成されるほぼS
字状の折曲げ部内に、予め環状に成形されたゴムを収容
させて天引き縫いをおこなう環状ゴムの縫込み天引き縫
製方法であって、上記環状生地の端部にほぼS字状の折
曲げ部を形成する定規および生地押えが非動作姿勢にあ
る状態で上記環状生地の端部を手動によりほぼS字状に
折曲げてセットするとともに上記環状ゴムを折曲げ部に
対して所定の位置関係にセットする第1工程と、上記定
規および布押えを所定の動作姿勢に切替えるとともに上
記環状ゴムを緊張させる第2工程と、縫製開始にともな
い上記定規により環状生地の端部にほぼS字状の折曲げ
部を形成しつつ、その折曲げ部内に上記環状ゴムを収容
させるように天引き縫いをおこなう第3工程と、設定長
さに亘る天引き縫いが進行した時点で縫製動作を一時的
に停止して上記環状生地および環状ゴムにそれらの縫い
進行方向とは逆方向の引張り力を与えて緊張させる第4
工程と、縫製動作の再開により所定の長さの天引き縫い
をおこなう第5工程とからなることを特徴とする環状ゴ
ムの縫込み天引き縫製方法。 - 【請求項2】環状生地の端部に折曲げ形成されるほぼS
字状の折曲げ部内に予め環状に成形されたゴムを収容さ
せて天引き縫いをおこなう環状ゴムの縫込み天引き縫製
装置であって、上記環状生地を縫い進行方向へ移送する
生地送り機構と、この生地送り機構により移送される環
状生地の端部にほぼS字状の折曲げ部を形成する定規
と、上記環状ゴムを掛け渡すとともにその掛け渡した環
状ゴムを緊張させる方向に駆動変位可能なローラと、縫
製動作時に上記環状ゴムの端部に摺接してその環状ゴム
を環状生地に対して所定の収容位置へ案内する環状ゴム
移送ガイドと、上記環状生地および環状ゴムの縫い進行
方向の移送を案内し設定長さに亘る天引き縫いの終了時
点で上記環状生地および環状ゴムの縫い進行方向とは逆
方向に旋回してこれら環状生地および環状ゴムに緊張力
を付与する一対のローラからなる緊張装置とを具備した
ことを特徴とする環状ゴムの縫込み天引き縫製装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2055716A JPH07153B2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2055716A JPH07153B2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03258290A JPH03258290A (ja) | 1991-11-18 |
| JPH07153B2 true JPH07153B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=13006601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2055716A Expired - Lifetime JPH07153B2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 環状ゴムの縫込み天引き縫製方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07153B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110747590A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-04 | 章进恩 | 一种雨衣袖头松紧布加工的橡筋自动拉紧装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115012129B (zh) * | 2022-06-02 | 2023-10-20 | 绍兴柯桥恒达织带有限公司 | 一种尼龙包边的弹性织带及其生产工艺 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0328651Y2 (ja) * | 1985-06-18 | 1991-06-19 | ||
| JPH061115Y2 (ja) * | 1987-08-24 | 1994-01-12 | ペガサスミシン製造株式会社 | オ−バ−ロックミシンのゴム入れ裾引縫い装置 |
| JPH01284284A (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-15 | Nippon Union Special Kk | 環状弾性帯状体の連続縫製用ミシン |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP2055716A patent/JPH07153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110747590A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-04 | 章进恩 | 一种雨衣袖头松紧布加工的橡筋自动拉紧装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03258290A (ja) | 1991-11-18 |
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