JP2625545B2 - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2625545B2
JP2625545B2 JP1123839A JP12383989A JP2625545B2 JP 2625545 B2 JP2625545 B2 JP 2625545B2 JP 1123839 A JP1123839 A JP 1123839A JP 12383989 A JP12383989 A JP 12383989A JP 2625545 B2 JP2625545 B2 JP 2625545B2
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folding
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folded
holding
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中村  聡
英夫 麻生
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ジューキ株式会社
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/02Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers
    • D05B35/04Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers with movable tools
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B39/00Workpiece carriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はミシンの改良に関し、更に詳細にのべると、
布地の折り込み部を折り込み、この折り込んだ部分を搬
送して縫うミシンの改良に関するものである。
従来の技術 一般に、布地の折り込み部を有する未縫製部を縫う場
合に、先ず折り込み部を折り込み、次いでこの折り込み
縫製部を縫製手段に搬送して縫着することは知られてい
る。
例えば、第1図及び第3図に示すように、ジーンズ1
のウェストベルト2は、身頃3に次のようにして縫付け
られる。先ず、ウェストベルトを構成する帯状布地を二
つ折りにし且つその下縁を内側に巻込んだ状態でその二
つ折りの間に身頃3の腰部全周を差込む。次いでウェス
トベルト2の上部及びウェストベルト2と身頃3の重な
り部分が夫々縫糸4,5により縫われる。この状態では第
1図に示すようにジーンズの前部におけるウェストベル
ト2の両端が未縫製部分2aとして残され、ファスナー6
を取付けた身頃3の端部から折り込み部2bが未縫製状態
で突出している。
上記ウェストベルトの未縫製部分2aを縫うには先ず折
り込み部2bを第2図に矢印で示す方向でウェストベルト
2の内側に折り込む。この場合この折り込まれた部分は
身頃3の未縫製部分2aに重なるように折り込まれて折り
込み縫製部7が形成される。この折り込み縫製部の側面
8を身頃3の側面9に平行になるようにする。次いで、
この折り込み縫製部7の周縁が縫糸10により第3図に符
号11で示すコ字状の縫製領域に亘って縫製される。これ
によってウェストベルトが身頃に縫付けられジーンズが
仕上げられる。
従来、このようなウェストベルト2の折り込み部の折
り込み、折り込み縫製部の縫製手段への搬送及び折り込
み縫製部の縫製はすべて手作業によって行われていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の如く、折り込み、搬送及び縫製
工程を手作業で行うと、作業が煩雑な上作業時間が著し
く長くかかるという欠点があった。又、作業に熟練を要
しジーンズ製品のコスト高が免れないという欠点があっ
た。特に、ジーンズの生地は厚くて硬いために折り込み
作業が著しく困難であり、作業者が腱しょう炎等を引起
すという労働問題を有していた。
本発明の目的は、上述の如き従来技術の欠点を解消
し、折り込み、搬送及び縫製作業が自動的に行えるよう
にした実用上有益なミシンを提供することにある。
課題を解決するための手段 上述の如き課題を解決するために、本発明では、基台
と、該基台に設けられた布地を縫う縫製手段と、前記基
台に設けられた一対の布地セット・搬送アセンブリとを
備えて成り、該布地セット・搬送アセンブリの夫々は、
前記基台に取付けられ布地の折り込み部を有する未縫製
部分を位置決めし得る縫製部セット機構と、該縫製部セ
ット機構と前記縫製手段との間を移動可能に前記基台に
取付けられた搬送機構と前記縫製部セット機構に接近し
たり離反したりするように前記基台に移動可能に取付け
られた折り込み機構とを有し、該折り込み機構は前記縫
製部セット機構と協働して前記折り込み部を折り込ん
で、未縫製部分を折り込み縫製部に形成し、前記搬送機
構は、前記折り込み縫製部が少くとも縫製部セット機構
から離れる迄折り込み機構と共に前記折り込み縫製部を
保持しつつ該折り込み縫製部を前記縫製手段に搬送し得
ることを特徴とする。
更に、本発明では布地を全体的に支持し得る布地支持
機構を備えている。
この布地支持機構は縫製すべき布地の形状に相応する
形状を有する支持面を備えている。
作用 一対の布地セット・搬送アセンブリがウェストベルト
の折り込み部の折り込みと、この折り込み縫製部の搬送
及び縫製とを自動的に行う。
先ず、折り込み部を有する未縫製部分を縫製部セット
機構にセットする。この際、布地を全体的に布地支持機
構で支持すると好ましい。折り込み機構がウェストベル
トの折り込み部を縫製部セット機構と協働して折り込
む。搬送機構がこの折り込まれた部分即ち折り込み縫製
部を保持しつつ、縫製手段に搬送する。次いで縫製手段
により折り込み縫製部が縫われる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。先ず、第4図乃至第7図を参照すると、本発明に係
るミシンが示してある。このミシンは基台20とこの基台
に設けられた布地を縫う縫製手段21と基台に設けられた
一対の布地セット・搬送アセンブリ22,22′とを備えて
いる。
このミシンは第1図に示すように、ジーンズ1におけ
るウェストベルト2の折り込み部2bを折り込んで折り込
み縫製部7を形成し、この折り込み縫製部を身頃3と共
に縫うようにした実施例について示しているが、本発明
ではこれに限定されるものでない。例えば、背広のズボ
ンのウェストベルト等のウェストベルトの有る縫製品全
てにも適用することができる。
縫製手段21はミシンヘッド23と縫製パターンガイド機
構24とを有する(第5図参照)。ミシンヘッド23は縫針
25とこの縫針を上下方向に往復動する図示しない縫針駆
動手段とを備えている。縫針25の下方には針板26が配置
され、この針板は水平に配置された状態で基台20に固定
されている。この針板の下方には釜等の縫い機構が設け
られている。縫製パターンガイド機構24は第4図に示す
ようにミシンの前方向F、ミシンの後方向B、ミシンの
左方向L及びミシンの右方向Rに移動可能に基台上に取
付けられている。尚、これら前後方向F,Bと左右方向L,R
とは略垂直の配置関係にある。縫製パターンガイド機構
は第5図に示すように、枠体27とこの枠体をシャフト28
によって支持する支持体29とを有する。
枠体27は、第5図に矢印で示すミシンの前後方向F,B
とこの方向に対して垂直なミシンの左右方向L,Rとに移
動可能に基台20に取付けられている。枠体の前面には後
述する保持カセットを支承するアーム30が取付けられて
いる。尚、枠体の左右方向L,Rの移動はシャフト28の軸
線に沿って行われる。ミシンの前後方向及び左右方向に
おける枠体の運動は図示しない適当な駆動手段例えばパ
ルスモーターによって行われる。これらパルスモーター
は図示しない制御手段によって制御される。この制御手
段は、適当な電気回路を備え、後述する如き布地の折り
込み、搬送及び縫製工程をシーケンス動作し且つこのシ
ーケンス動作が正確に行えるように制御するものであ
る。この制御手段は例えば基台20に取付けられている。
従ってアーム30は制御手段によって任意の縫製パターン
で作動される。この実施例ではアームはウェストベルト
の両端における折り込み縫製部7を夫々略コ字状の縫製
領域に亘って縫うためにコ字状に移動される。このアー
ムは、アーム駆動手段によって上下方向即ち針板26に接
近したり離反したりするように移動可能に枠体27を取付
けられている。このアーム駆動手段は枠体27内に配置さ
れたリンク手段31(この一部が第5図に示してある)と
このリンク手段を駆動する駆動手段、例えばソレノイド
32とから成る。このソレノイドは第5図に示すようにミ
シンヘッド23に設けられている。
一対の布地セット・搬送アセンブリ22,22′は縫製手
段21の左側及び右側に夫々対称に配置されている。これ
はジーンズ1におけるウェストベルト2の左右の折り込
み縫製部7を連続して縫うためである。即ち、夫々の布
地セット・搬送アセンブリは、ウェストベルト2の折り
込み部2bを未縫製部分2aに重なるようにして折り込んで
折り込み縫製部7を形成し、次いでこの折り込み縫製部
を縫製手段に搬送するように働く。
従って、ウェストベルトの両端の折り込み縫製部を夫
々自動的且つ連続的に縫製することができ、このため迅
速な縫製作業が達成される。
これら一対の布地セット・搬送アセンブリ22,22′は
夫々、ウェストベルト2の未縫製部分2aを位置決める縫
製部セット機構40と折り込み部2aを折り込んで折り込み
縫製部7を形成する折り込み機構41(第6図及び第7
図)とこの折り込み縫製部を縫製手段21に搬送する搬送
機構42とを備えている(第4図、第6図及び第7図参
照)。
これら左右一対の布地セット・搬送アセンブリは左右
対称の構成を有するので以下、その一方、例えば右方の
布地セット・搬送アセンブリの構成について説明する。
尚、この右方の布地セット・搬送アセンブリの構成部分
と同じもしくは対称の左方の布地セット・搬送アセンブ
リの構成部分には右方の布地セット・搬送アセンブリの
構成部分と同じ符号にダッシュを付して示してある。
縫製部セット機構40及び折り込み機構41は縫針13から
ミシンの前方に配置され、且つこれら縫製部セット機構
及び折り込み機構は支持アーム43上に取付けられてい
る。この支持アームは前端が上下方向に揺動し得るよう
に後端が、基台20の前面に枢着されている。支持アーム
は図示しないロック手段によって常時水平状態で基台に
固定されているが、ロック手段を解除することによっ
て、前端部を下方向に下げることができる。このように
支持アームを降下させると、縫製部セット機構及び折り
込み機構が下方向に下げられ、針板の下方に位置する釜
に入れる下糸(ボビン)を容易に交換できるので便利で
ある。縫製部セット機構40は縫製部セット台44と布地位
置決め手段45と布地押え手段46とから成っている。縫製
部セット台44は上下方向に間隔をあけて略平行に配置さ
れた2つの細長い上方セット板47及び下方セット板48を
有する(第8図参照)。これら上方及び下方セット板は
それらの基端(ミシンの前方端)が支持ブロック49に取
付けられている。即ち、第8図に示すように、上方セッ
ト板47の下面は支持ブロック49の上面に配置され、下方
セット板の上面は支持ブロック49の下面に配置されてい
る。従って、この上方セット板47と下方セット48との間
には折り込み空間50が形成される。この折り込み空間の
機能は後述する。上方セット板、支持ブロック及び下方
セット板は、例えば、2つのピン51,52によって共に固
定されている(第8図及び第9図参照)。
この縫製部セット台44は、例えば一方のピン52の軸線
を中心にミシンの左右方向(第8図及び第9図に矢印で
示す方向)に水平に揺動し得るようにされている。この
場合、ピン52の下端が下方に突出し、この突出部が支持
アームに設けられた図示しない孔の中に回転自在に挿入
される。
この縫製部セット台の揺動を制限する制限手段が設け
られ、この制限手段は第9図に示すように支持アームに
形成されたストッパ部53と縫製部セット台をこのストッ
パ部に押しつける。例えばエアシリンダ54とから成って
いる。このエアシリンダ54は支持アームに固定されたシ
リンダ部54aとこのシリンダから延びるピストン部54bと
から成る。このピストン部の先端にはパッド55が設けら
れ、このパッドは支持ブロック49の側面に当接可能であ
る。
従って、第9図に示すように、エアシリンダ54のピス
トン部54bが伸長してパッド55が支持ブロック49の側面
に当接した状態では縫製部セット台44は第9図に実線で
示す位置に固定状態で保持される。エアシリンダ54のピ
ストン部54bが縮小してパッド55が支持ブロック49の側
面から離れると、縫製部セット台44は第9図に破線で示
す位置に時計方向に若干回動することができる。
この縫製部セット台の上に第1図及び第2図に示す未
縫製部分2aが載せられる。この場合、上方セット板47は
二つ折りにされたウェストベルト2の上側の折り込み片
と身頃3の上面との間に挿入され、下方セット板48はウ
ェストベルト2の下側の折り込み片と身頃3の下面との
間に挿入される。そして、身頃3の側面9を上方セット
板47の逃げ部58bに一致させるようにする。
後で詳述するように、折り込み機構41が折り込み部2b
を折り込み空間50に押し込んで折り込む。
上方セット板47及び下方セット板48の内側面即ち折り
込み部2bに対向する側面には逃げ部58bが形成され、こ
れら逃げ部は折り込み部を折り込んだとき折り込み縫製
部7の側面8を身頃3の側面9に平行に位置決める役目
をする。
布地位置決め手段45は第8図及び第9図に示すよう
に、縫製部セット台44に隣接して支持アーム43に固定さ
れた位置決め板から成っている。この位置決め板の後端
には位置決めエッジ45aが設けられ、この位置決めエッ
ジは未縫製部分2aが縫製部セット台44上に載せられたと
きウェストベルトの下方の縫糸5に係合するようになっ
ている(第10図参照)。このようにすると、未縫製部分
2aの位置決めを正確に行うことができる。
布地押え手段46は、第4図及び第8図に示すように、
支持棒57と押えシリンダ58とを有する。支持棒57の一
端、即ち縫針25に近く位置する端部はミシン端部の面板
に固定され、他端に押えシリンダ58が固定されている。
この押えシリンダは例えばエアシリンダから成り、支持
棒に固定されたシリンダ部58aとこのシリンダ部から延
びるピストン部59とを備えている。このピストン部59の
先端には押え板59aが取付けられ、この押え板は縫製部
セット台44上に位置する布地の適宜の位置を押える。
この布地押え手段によれば、布地は縫製部セット台上
に保持され、作業者が布地を手で保持する必要がない。
折り込み機構41の構成が第6図、第7図、第11図及び
第23図乃至第25図に詳細に示されている。この折り込み
機構はミシンの前後方向に移動可能に支持アーム43に取
付けられた第一のスライダ60とミシンの左右方向に移動
可能にこの第一のスライダに取付けられた第二のスライ
ダ61とを備えている。第一のスライダ60は例えばエアシ
リンダ62によってミシンの前後方向に移動される。第二
のスライダ61は例えばエアシリンダ63(第23図乃至第25
図参照)によってミシンの左右方向に移動される。更に
詳細にのべると、エアシリンダ63はシリンダ部63aとピ
ストン部63bとを有する。シリンダ部63aは第一のスライ
ダ60に固定されている。ピストン部63bの先端には第二
のスライダ61が固定されている。従って、ピストン部63
bの伸縮作用により第二のスライダ61はミシンの左右方
向に移動可能である。このように折り込み機構は縫製部
セット機構40に接近したり離反したりするように移動可
能である。
第二のスライダ61には第6図、第7図、第11図及び第
23図乃至第25図に示すように折り込み部2bを把持する一
対の把持板64,65が取付けられている。これら把持板は
上下に配置され、上方の把持板64の一側は支持部材66に
固定され、下方の把持板65の一側は支持部材67に固定さ
れている。これら支持部材の夫々の一端はピン68によっ
て枢着され、このピン68は第二のスライダ61に枢着され
ている。各支持部材の他端は適当なリンク手段、図示の
実施例ではトグルジョイント69によって接続されてい
る。即ち、このトグルジョイントは2つのリンク70,71
を有し、リンク70の一端は支持部材66に枢着されリンク
71の一端は支持部材67に枢着されている。リンク70,71
の他端は互いにピン72によって枢着されている。
一対の把持板64,65を、折り込み部2bを把持したり解
放したりする駆動手段が設けられている。この駆動手段
は例えば、ピン68の周りに設けられて把持板64,65を常
時開くように付勢する図示しないコイルばねと、このコ
イルばねに抗して把持板64,65を互いに閉じる手段とを
有する。この閉じる手段は図示の実施例ではピン72から
延びる従動子73とこの従動子が係合するカム板74とから
成っている。このカム板は支持アーム43に固定されてい
る。カム板74にはカム溝75が形成されこのカム溝の底面
にはカム面76が形成されている。従動子73は折り込み機
構41がミシンの前方向Fに移動すると、カム溝75内に進
入し、カム面76に当接する。
一対の把持板64,65は多少の弾性を有する比較的薄い
板から成っている。このようにすると、折り込み部2bの
折り込み空間への挿入を容易且つ確実に行うことができ
る。
この折り込み機構41は折り込み部2bを折り込むため
に、先ず、第6図の実線で示す原位置からエアシリンダ
62によってミシンの前方向Fに移動される。この移動
中、従動子73がカム面76に当り把持板64,65は徐々に閉
じ(第11図b参照)、略縫製部セット台20と並ぶ位置
(第6図破線位置)において把持板64,65が折り込み部2
bを完全に把持する。この位置を把持位置と称する。
この場合、注目すべきは把持板64,65の他端がトグル
ジョイント69によって徐々に接近して折り込み部を把持
することである。このようにすると、布地の把持をきわ
めて円滑且つ確実に行うことができる。
折り込み機構はこの把持位置からミシンの右方向R即
ち縫製部セット台44に向って移動される(第12図c参
照)。勿論、この場合、折り込み部2bは把持板64,65に
よって把持されたままである。
更に、折り込み機構は右方に移動し、把持板64,65が
折り込み部を把持したまま縫製部セット台44の折り込み
空間50内に進入し更にこの折り込み空間を貫通して移動
し(第11図d及び第12図d参照)、折り込み位置をと
る。この状態で折り込み部2bが折り込まれる。この場
合、折り込み部は未縫製部分2aに充分重なるように折り
込まれ折り込み縫製部7が形成される。
搬送機構42は、ミシンの前後方向F,Bに移動可能に基
台20に取付けられた第一のベッド80とこの第一のベッド
にミシンの左右方向L,Rに移動するように取付けられた
第二のベッド81とを備えている(第6図参照)。この第
二のベッド81には連結部材82が取付けられ、この連結部
材には折り込み縫製部7を保持する保持カセット83が取
外自在に装着されている。
第一のベッド80は例えばエアシリンダ84によって前後
方向に駆動され、第二のベッド81は例えばエアシリンダ
85によって左右方向に駆動される。
保持カセット83の構造が第17図乃至第19図に詳細に示
されている。この保持カセットは図示の実施例では互い
に平行に配置された上方保持板86及び下方保持板87と、
これら上方及び下方保持板を互いに接近したり離反した
りするように平行移動するリンク手段88と上方及び下方
保持板を相対的に駆動する駆動手段89とから成ってい
る。更に詳細にのべると、上方保持板86は上方支持部材
90に固定され、下方保持板87は下方支持部材91に固定さ
れている。中間支持部材92がこれら上方支持部材90と下
方支持部材91との間に配置されている。下方支持部材91
には2つのシャフト93の下端が固定されている。これら
シャフトは中間支持部材92を貫通して上方支持部材90に
固定されたブッシュ94にボールゲージ95を介して挿入さ
れている。従って、上方保持板86はシャフト93に沿って
下方保持板87に対して接近したり離反したりするように
平行且つ円滑に移動することができる。上方保持板86が
下方保持板87に接近すると、これらの間で折り込み縫製
部を把持することができ、上方保持板が下方保持板から
離れると、この折り込み縫製部を解放することができ
る。上方保持板及び下方保持板の夫々の対向面に布地押
え片96を設けるとよい。
リンク手段88は図示の実施例ではレバー97を有する。
このレバーの略中央部は中間支持部材92に段付きピン98
によって回転自在に取付けられている。レバー97の一端
には長孔97aが設けられ、この長孔には上方支持部材90
に固定されたピン99が挿入され、同様にレバーの他端に
は長孔97bが設けられ、この長孔には下方支持部材91に
固定されたピン100が挿入されている。このレバーの他
端部には突出部101が設けられている(第18図及び第19
図参照)。
駆動手段89は図示の実施例では上方保持板86を下方保
持板87に向って、即ち両者が常時閉じるように付勢する
コイルばね102と、このコイルばねに抗して突出部101を
押圧して上方保持板86を下方保持板87から離れるよう
に、即ち両者が開くようにする手段とから成っている。
この開く手段は第6図及び第7図に示すように、略中央
部が第二のベッド81に枢着されたベルクランク103とこ
のベルクランクを駆動するエアシリンダ104とを有す
る。ベルクランク103の略中央部はピン105によって第二
のベッド81に取付けられこのベルクランク103の一端に
は突出部101に係合可能な軸106が固定されている。エア
シリンダ104のピストンロッド104aの先端はベルクラン
ク103の他端に係合可能である。従って、第7図の状態
からエアシリンダ104のピストンロッド104aを伸長する
と、ベルクランク103は第7図で見て反時計方向に回動
し、軸106がレバー97の突出部101を押下げ、従って上方
保持板86はコイルばね102に抗して下方保持板87から離
れるように上方に移動し得る。
尚、上述のコイルばね102は段付きピン98の段部内に
収容されている。
この保持カセット83は連結部材82に適宜の連結手段
(図示せず)によって着脱自在に取付けられている。こ
の連結部材82は第20図に示すように第二のベッド81に上
下方向に移動可能に取付けられている。更に詳細に述べ
ると、第二のベッド81には上下方向に延びる溝81aが形
成され、連結部材82にはこの溝に滑らかに挿入された突
出部82aが形成されている。従って、保持カセットを装
着した連結部材は自重によって連結部材に対して上下方
向に移動することができる。
この保持カセット83は第二のベッド81がエアシリンダ
85によって針板26の上方に位置決めされる。そして、保
持カセットは連結手段の解除によって連結部材82から取
外されて針板上に載せられる。
保持カセット83を針板26の上に配置するのを案内する
ガイド機構が設けられ、このガイド機構は第20図に示す
ように、基台20に固定されたカム110と連結部材82に取
付けられたローラ111とから成っている。カム110にはカ
ム面112が設けられ、ローラ111はカム面上を転動するよ
うにこのカム面に係合している。このカム面はミシンの
左右方向に延び且つ保持カセット83が針板26に接近する
につれてこの保持カセットが徐々に下降するように針板
26の遠い位置から針板に近い位置に向って滑らかに下方
に傾斜する傾斜面から成っている。従って、第二のベッ
ド81のミシンの左方への移動によって保持カセット83が
針板に近づくにつれて保持カセットは自重によって針板
上に向って斜めに降下していき、ついには針板上に載せ
られる。
このようにすると、保持カセットを確実に針板上に載
せることができる。
保持カセットを針板上の所定位置に位置決める保持カ
セット位置決め手段が設けられ、この保持カセット位置
決め手段は図示の実施例では保持カセットの例えば上方
支持部材90に固定された少くとも2つの位置決めブッシ
ュ120とこれら位置決めブッシュに挿入し得るように縫
製手段21のアーム30に設けられた位置決めピン121とア
ーム30の下面に設けられた保持カセット押え部122とか
ら成っている。
位置決めブッシュ120は保持カセットの後方でミシン
の左右方向に間隔をあけて配置され位置決めピン121は
位置決めブッシュに対向するようにアームの後方に配置
されている。保持カセット押え部122はアームの前方で
ミシンの左右方向に間隔をあけて配置されている。従っ
て、保持カセットが針板上に配置されたときアーム30を
アーム駆動手段によって押し下げると、アームの位置決
めピン121が保持カセットの位置決めブッシュ120内に挿
入され、同時に、保持カセット押え部122が保持カセッ
トの前方の上面を押える。保持カセット押え部122の保
持カセットに当接する面は保持カセットの上面及び左右
両側端面に当接する面を有している。このようにして保
持カセットは針板上の所定位置に確実に位置決めされ、
かつ、121,121,122,122の4点に加圧されるので、折り
込み縫製部を均等に押えられる。
上方保持板86及び下方保持板87にはコ字状の溝130が
形成されている。このコ字状の溝は折り込み縫製部7の
周辺を縫製するコ字状の縫製パターンに相応している。
このコ字状の溝内には縫針25が進入することができ
る。
この保持カセットは、折り込み機構41の折り込み作業
中に縫製部セット台44に位置する(第6図、第7図及び
第12図参照)。この場合、第12図(a)〜(d)に示す
ように、上方保持板86が縫製部セット台44の上方セット
板47との間でウェストベルトの上側の折り込み片を保持
し、下方保持板87が縫製部セット台の下方セット板48と
の間でウェストベルトの下側の折り込み片を保持する。
このようにすると、折り込み作業を一層正確に行うこと
ができる。
折り込み機構41によって前述の如く折り込みが終了し
たとき、搬送機構42がこの折り込み縫製部を縫製手段21
に搬送する。この場合、折り込み機構41が折り込み縫製
部を把持したまま縫製部セット台44から離脱するように
搬送機構42が折り込み機構を伴って縫製部セット台から
離れる追従手段が設けられ、この追従手段が第23図乃至
第25図に示されている。この追従手段は折り込み機構41
の第二のスライダ61に固定された連結シャフト140と搬
送機構42の第一のベッド80に固定された係合板141とか
ら成っている。連結シャフト140は、折り込み機構41が
折り込み位置にあり且つ搬送機構42が縫製部セット台44
の位置にあるとき、第24図に示すように係合板141に係
合する。この状態で搬送機構42が折り込み縫製部を縫製
手段21に向けるように第25図に示す如くミシンの後方に
移動すると、折り込み機構41が搬送機構42に伴って移動
する。
このようにすると、折り込み縫製部が折り込み機構41
及び搬送機構42によって保持された状態で縫製部セット
台44から離脱し、折り込み縫製部がほどけたりめくれた
りすることがない。
尚、この場合、折り込み機構41のエアシリンダ62のエ
アは抜かれている。
第26図は一対の布地・搬送アセンブリにおける各エア
シリンダの配置を示す。これらエアシリンダは制御手段
によってシーケンス作動される。この制御手段には作業
者が操作し得る図示しないフットペダルが接続されてい
る。
本発明では、又、第4図に示す如き布地支持機構150
が設けられていることを特徴とする。この布地支持機構
はミシンの最前部において支持アーム43をへて基台20に
固定されている。この布地支持機構は布地、この実施例
ではジーンズ1の生地全体を支持するのに役立つ。この
布地支持機構は縫製すべき布地の形状に相応する形状を
有する支持面151を備えている。この布地支持機構は図
示の実施例では全体的にジーンズ1の形状に合わせた形
状、即ち、人体の腰部から大腿部迄の形状を模したダミ
ーに形成されている。
ジーンズ1はこのダミーにはかせることによって全体
的に支持させる。このようにジーンズを支持すると、折
り込み、搬送及び縫製作業中に布地がずれたり、ミシン
から脱落したりすることがない。
第27図乃至第29図はダミーに対するジーンズの種々の
支持方法が示してある。
第27図に示す方法は2本のジーンズ1′,1″をダミー
にはかせず、左右に吊下げるようにダミーにセットして
いる。これは、ダミーにセットできない小サイズのズボ
ン等に用いると有効である。
第28図の方法は1本のジーンズ1のウェストベルトの
ボタン側(左)のみを折り込むのに用いられる。
第29図に示す方法は1本のジーンズ1のウェストベル
トのハト目穴側(右)のみを折り込むのに用いられる。
上記ミシンにおいては、作動は図示しない制御手段に
よって連続的に行われる。作業者は図示しないフットペ
ダルによって作動を行い得る。
次に、使用状態について簡単にのべる。先ず、縫うべ
きジーンズ1を第4図に示すようにダミー150にはかせ
てセットする。次いで、ウェストベルトの両端部の未縫
製部分2aの夫々を左右の縫製部セット台44,44′の夫々
に載置する。次いでフットペダルを踏むと、左右の布地
押え手段46,46′が縫製部セット台との間で布地を押
え、又左右の搬送機構42,42が縫製部セット台44,44′迄
移動して来て保持カセット83,83の上方保持板86,86′及
び下方保持板87,87′がウェストベルト2を縫製部セッ
ト台に固定する。次に、左右の折り込み機構41,41′が
把持位置にもたらされ折り込み部2bを把持し、次いでウ
ェストベルト両端のこの折り込み部2bを夫々折り込んで
折り込み縫製部を形成する。次いで、左右の搬送機構4
2,42′が縫製手段21に向って後方に移動する。この際、
搬送機構42,42′は折り込み機構41,41′を、折り込み縫
製部を把持した状態で縫製部セット台44,44′から離脱
させる。この後、左右の搬送機構42,42′はその保持カ
セットが折り込み縫製部を保持した状態で更に後方に移
動する。次いで左右のうち一方の保持カセットが針板に
向って移動され、針板上に載せられる。次いで、アーム
によって位置決めされる。ここ迄保持カセットはウェス
トベルトの折り込み縫製部をずっと保持している。この
ように、一方の保持カセットがアームによって位置決め
されたとき、保持カセットは連結部材から離脱される。
この後、第二のベッドはホーム位置に戻る。次いで、縫
製パターンガイド機構24がコ字状の縫製パターンで動
き、縫針25によって一方の折り込み縫製部7がコ字状に
縫製される。この縫製が終了すると、第二のベッドが再
び保持カセットに近づきその連結部材上に保持カセット
を受取りホーム位置に戻る。その後他方の保持カセット
が針板26′上に移動されてアームにより位置決めされ、
上記と同様に他方の折り込み縫製部7が縫製される。以
下は上述と同様の作業が繰返えされる。
以上のように、ジーンズにおけるウェストベルト両端
部の折り込み、搬送及び縫製作業を自動的に行うことが
できる。
発明の効果 本発明によれば、上述の如く、縫製手段の左右に一対
の布地セット・搬送アセンブリを設け、これらアセンブ
リが夫々縫製部セット機構,折り込み機構及び搬送機構
を備えているので、布地のセット、折り込み、搬送及び
縫製作業が自動的に行え、きわめて作業能率が高い。
又、自動的に折り込み、搬送を行うことができるので折
り込みに熟練を要することなく簡単にでき且つ迅速で正
確な搬送を行うことができるという実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るミシンによって縫製されるべきジ
ーンズの一部の斜視図、第2図はウェストベルトの折り
込み部を示す斜視図、第3図はジーンズの身頃とウェス
トベルトの一部の側面図、第4図は本発明に係るミシン
の要部の斜視図、第5図は本発明のミシンの側面図、第
6図は一方の布地セット・搬送アセンブリの平面図、第
7図は第6図の斜視図、第8図は第4図のA部の拡大斜
視図、第9図は第8図の平面図、第10図は布地位置決め
手段の側面図、第11図(a)〜(d),(a-1),(b-
1)及び(d-1)は折り込み機構の作動説明図、第12図
(a)〜(d)は第11図(a)〜(d)に対応する折り
込み過程の説明図、第13図は一方の保持カセットが針板
上にあって縫製している状態を示す斜視図、第14図は左
右の保持カセットが針板の左右位置に位置している状態
を示す平面図、第15図は一方の保持カセットが折り込み
部を押えているが他方の保持カセットが折り込み部から
離れて位置している状態を示す本発明のミシンの斜視
図、第16図(a)〜(c)は保持カセットの作動順席を
示す説明図、第17図は上方保持板と下方保持板とが開放
している状態を示す保持カセットの側面図、第18図は第
17図の背面図、第19図は上方保持板と下方保持板とが閉
じている状態を示す保持カセットの背面図、第20は保持
カセットのガイド機構の斜視図、第21図は針板上に配置
された保持カセットの側面図、第22図は第21図の平面
図、第23図乃至第25図は夫々折り込み機構と搬送機構と
の間に配置された追従手段を示す平面図、第26図はエア
シリンダの配置を示す平面図、第27図、第28図及び第29
図はジーンズのダミーに対する支持状態を示す斜視図で
ある。 1,1′,1″……ジーンズ、2……ウェストベルト 2a……未縫製部分、2b……折り込み部 7……折り込み縫製部、20……基台 21……縫製手段 22,22′……一対の布地セット・搬送アセンブリ 40,40′……縫製部セット機構 41,41′……折り込み機構 42,42′……搬送機構 44,44′……縫製部セット台 64,65……把持板 83,83′……保持カセット、150……ダミー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布地の両端の未縫製部分を内側に折り込む
    ためのミシンであって、基台と、該基台に設けられた布
    地を縫う縫製手段と、前記基台に設けられた一対の布地
    セット・搬送アセンブリとを備えて成り、該布地セット
    ・搬送アセンブリの夫々は、前記基台に取付けられ布地
    の折り込み部を有する未縫製部分を位置決めし得る縫製
    部セット機構と、該縫製部セット機構と前記縫製手段と
    の間を移動可能に前記基台に取り付けられた搬送機構と
    前記縫製部セット機構に接近したり離反したりするよう
    に前記基台に移動可能に取付けられた折り込み機構とを
    有し、前記縫製部セット機構は折り込み部を保持する上
    方セット板および下方セット板を有し、前記折り込み機
    構は前記縫製部セット機構の上方セット板および下方セ
    ット板と協働して前記折り込み部を折り込んで未縫製部
    分を折り込み縫製部に形成するための一対の把持板を有
    し、前記搬送機構は、前記折り込み縫製部が少なくとも
    縫製部セット機構から離れる迄、折り込み機構と共に前
    記折り込み縫製部を保持しつつ折り込み縫製部を前記縫
    製手段に搬送し得ることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】更に、布地を全体的に支持し得る布地支持
    機構を備えていることを特徴とする請求項1のミシン。
  3. 【請求項3】布地支持機構が縫製すべき布地の形状に相
    応した形状を有する支持面を備えている請求項2のミシ
    ン。
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