JP3735768B2 - ミシン - Google Patents

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    • D05D2303/04Tape elastic

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブリーフや水着、ジョギングパンツなどのゴム付けを行なうミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、ブリーフやジョギングパンツのウエスト部へのゴム付けを行なう従来のミシン1を示す斜視図である。ミシン1は、オーバロックミシンであるミシン本体8に、ゴムテープTなどの帯状物を供給する帯状物供給手段2が備えられて構成される。帯状物供給手段2は、供給部に大ローラ4と小ローラ5とを有し、大ローラ4はステッピングモータ6によってタイミングベルト7を介して回転駆動され、小ローラ5は大ローラ4に弾発的に当接して従動回転する。このような帯状物供給手段2は針板10の上方に設けられ、またミシン1の上方には図示しない帯状物送込み装置が設けられる。この帯状物送込み装置は、帯状物であるゴムテープTを巻回したリールを回転自在に軸支しており、リールから巻出されたゴムテープTは帯状物供給手段2の大ローラ4と小ローラ5との間に挟まれ、大ローラ4が回転駆動することによって下方の針板10に向けて供給される。
【0003】
針板10上には押え金11が配置され、この押え金11には、帯状物供給手段2から供給されるゴムテープTが挿入される帯状物案内口13が設けられる。この帯状物案内口13に挿入されたゴムテープTは押え金11の下に送り出される。
【0004】
また、針板10には布送り方向Aに延びる送り溝(図示せず)が形成され、この送り溝には送り歯が挿通され、この送り歯が送り溝内で布送り方向に楕円運動することによって、押え金11の押え板14と針板10との間に挟まれる生地を布送り方向Aに送り出す。また、送られる生地を切断して、生地の端をそろえるメス装置(図示せず)が、針板10の側部に設けられる。
【0005】
ゴムテープTを縫い付ける場合には、オペレータは、生地を押え金11で押さえ、押え金11の帯状物案内口13に挿入されたゴムテープTを押え金11の下に挿入してミシン1を駆動させて縫う。ミシンを駆動させると、生地の側部がメス装置で切断されながら送られるとともに、ゴムテープTが供給され、生地の端に沿ってゴムテープTを縫い付けることができる。また、ゴムテープTを供給するステッピングモータ6の送り速度を、生地の送り速度よりも遅らすことで、ローラ4,5から針落ちまでの間のゴムテープTに一定のテンションをかけ、テンションをかけた状態でゴムテープを縫い付けることができる。
【0006】
このようにして、生地の周縁に沿ってゴムテープTが縫い付けられ、ウエスト部を一周してゴムテープTの縫い付けが完了すると、大ローラ4と小ローラ5の下に配置されるメス装置3でゴムテープTを切断する。オペレータは、このようなゴムつけ作業を連続して行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
帯状物供給手段2は、大ローラ4、小ローラ5およびメス装置3からなる供給部15が、押え金11にできるだけ近くなるように位置に取付けられている。このため、生地をカットする部分や、針落ち部を供給部15が完全にカバーしており、オペレータが生地縫製時、縫製個所のカット代やどの位置まで生地が進行しているか大変見難い状況となっている。
【0008】
そのため、オペレータは通常の縫製と異なり、頭の位置を変えて縫製部分を見る必要がある。この行為により、オペレータの疲労が通常の縫製より激しく、また、縫製部分の正確なカットが行ない難いなどの問題があった。
【0009】
このような問題を解消するために、帯状物供給手段2の取付け位置を上にする方法が考えられるが、縫製開始時にゴムテープT3を押え金11の帯状物案内口13に挿入するとき、供給部と押え金11との距離が遠くなり、ゴムテープTを正確に押え金11の帯状物案内口13に挿入することが困難となる。
【0010】
また、縫製終了時にゴムテープTをメス装置3でカットするが、このとき、供給部が押え金11から遠いと、縫い終わりに無テンションとなるゴムの長さが長くなり、製品の仕上がりが悪くなる。つまり、縫い終わりの部分にテンションが掛からなくなる。
【0011】
本発明の目的は、縫製開始時のゴムテープの挿入を容易とし、縫製中には、通常姿勢でオペレータが縫製位置を確認でき、縫製終了時には、ゴムテープの無テンション部を少なくすることができるミシンを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、針板と押え金とで生地を挟んだ状態で生地を送り出すとともに、帯状物を生地上に供給し、生地と帯状物とを重ねて縫い付けるミシンにおいて、
シン本体の押え金の上方に備えられ、供給部から帯状物を生地上に供給する手段であり、少なくとも供給部が、前記押え金に近接した近接位置と、押え金から離隔した離隔位置とにわたって移動可能に設けられる帯状物供給手段と、
前記帯状物供給手段の少なくとも供給部を、近接位置から離隔位置にわたって移動させる駆動源と、
縫製開始時に、帯状物供給手段の少なくとも供給部を近接位置に配置し、縫製中には離隔位置に配置し、縫製終了前に近接位置に配置するように前記駆動源を制御する制御手段とを有し、
前記離隔位置は、近接位置の上方に位置し、帯状物供給手段の少なくとも供給部が上下に移動することを特徴とするミシンである。
【0015】
本発明に従えば、帯状物供給手段の少なくとも供給部が、上下に移動可能に設けられ、縫製開始時には、供給部が押え金および針落ち部に近接した近接位置に配置されるので、帯状物を押え金の下に挿入する作業が容易である。また、縫製中には、供給部は、針落ち部から離隔した離隔位置に配置されるので、オペレータは、通常の姿勢で縫製位置を確認することができ、縫製終了前には、供給部が再び近接位置に配置されるので、帯状物がゴムテープの場合、終了部付近で無テンションとなることが防がれる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態であるミシン20の斜視図である。ミシン20は、オーバロックミシンであるミシン本体21に帯状物供給手段22が取付けられて構成され、本実施形態では帯状物としてゴムテープTを供給し、たとえばブリーフやジョギングパンツなどのウエスト部のゴム付けを行なう場合に用いる。
【0017】
ミシン本体21のシリンダベッド部25上には水平に針板26が配置され、針板26上には押え金27が配置される。この押え金27は押え腕28の前端部に取付けられ、押え腕28の後端部はミシン本体21に軸支され、さらに押え腕28は下方にばね付勢される。押え金27の下の針板26には、針が落ちる針落ち部(図示せず)、および布送り方向Aに延びる送り溝(図示せず)が形成され、この送り溝内には送り溝内で針の往復動に同期して楕円運動を行ない、針板26上の生地を布送り方向Aに送る送り歯(図示せず)が設けられる。また、針板26の側部には、送られる生地の縁を切断して整えるメス装置(図示せず)が設けられる。
【0018】
ミシン本体21の前面には、帯状物供給手段22が取付けられる。帯状物供給手段22は、大ローラ30、小ローラ31およびメス装置32から成る供給部33と、駆動源であるステッピングモータ35とを有する。この帯状物供給手段22は、上下に移動可能に支持されており、ミシン本体21に固定される帯状物供給手段移動シリンダ36によって昇降する。
【0019】
図2は、帯状物供給手段22の正面図であり、図3は左側面図である。ステッピングモータ35はモータ取付け台40に保持され、モータ取付け台40はローラ装置取付け台41に取り付けられる。ステッピングモータ35の出力軸にはタイミングプーリ42が固定され、タイミングベルト43を介してタイミングプーリ44が回転する。タイミングプーリ44は、大ローラ30に軸(図示せず)を介して連結されている。これにより、ステッピングモータ35によって大ローラ30を回転駆動することができる。
【0020】
小ローラ31は、ローラリンク45に軸支されており、ねじりばね46を介して小ローラ31は、大ローラ30に弾発的に当接する。また、オペレータが、ローラリンク45に連結されるローラ押しレバーLを押すことで、ローラリンク45が手前に引き上げられ、小ローラ31を大ローラ30から離隔させることができる。したがって、ゴムテープTをセットするには、小ローラ31を離隔させた状態で、大ローラ30との隙間にゴムテープTを挿入し、小ローラ31を元に戻す。
【0021】
大ローラ30および小ローラ31は、外周面がローレット加工されているので、大ローラ30と小ローラ31とで、ゴムテープTを確実に挟持することができる。また、大ローラ30をステッピングモータ35で回転駆動させると、小ローラ31が従動回転しながら、大ローラ30と小ローラ31とで挟持されるゴムテープTが下方に送り出される。
【0022】
大ローラ30と小ローラ31の直ぐ下には、メス装置32が取付けられる。メス装置32は、固定メス52と動メス53とからなり、これらの間をゴムテープTが通過して送り出され、縫製終了時に、動メス53を作動させることにより、ゴムテープTを切断することができる。動メス53はシリンダ(図示せず)によって駆動される。押え金27には、帯状物案内口50が形成され、メス装置32を介して送り出されたゴムテープTは、帯状物案内口50に挿入され、押え金27の下面に案内される。
【0023】
このような帯状物供給手段22は、供給部33が、押え金27に近接する近接位置と、押え金27から離隔する離隔位置とにわたって移動可能にミシン本体21に取付けられる。図4は、帯状物供給手段22が、近接位置にある状態を示す正面図であり、図5は、帯状物供給手段22が上方に移動して離隔位置にある状態を示す正面図である。
【0024】
帯状物供給手段22のローラ装置取付け台41は、ミシン本体21に固定される一対に案内板55,56間に配置される。案内板55には案内溝61が形成され、モータ取付け台40には、案内溝61に嵌りこむ案内片57が取付けられる。また、帯状物供給手段22の上方には、帯状物供給手段移動シリンダ36が、シリンダ取付け板60を介してミシン本体21に取付けられる。帯状物供給手段移動シリンダ36は、シリンダロッド59を下にして取付けられ、シリンダロッド59の先端部が、ローラ装置取付け台41に連結される。このような構成により、帯状物供給手段移動シリンダ36を作動させ、ローラ装置取付け台41を上方に引き上げることによって、帯状物供給手段22全体が上方に移動し、供給部33を押え金27から離隔させた離隔位置に配置することができる。また、帯状物供給手段移動シリンダ36でローラ装置取付け台41を下方に移動させることで、帯状物供給手段22全体を下降させ、供給部33を押え金27に近接させた近接位置に配置することができる。
【0025】
図6に示すように、帯状物供給手段22が近接位置にあるとき、供給部33が押え金27に近接した位置にあるので、縫製作業開始時に、ゴムテープTを押え金27の帯状物案内口50に挿入する作業を容易に行なうことができる。
【0026】
また、図7に示すように、帯状物供給手段22が離隔位置にあるとき、供給部33は押え金27および針落ち部から離隔し、オペレータは、通常の姿勢で針落ち部を見ることができる。つまり、縫製作業中には、帯状物供給手段22を離隔位置に配置することで、オペレータは、針落ち部の視界を確保することができ、縫製作業中の生地のカット代や、どの位置まで縫製作業が進行しているかといったの縫製作業の確認を行なうことができる。
【0027】
また、縫製終了時には、メス装置32でゴムテープTの切断を行なうが、このとき帯状物供給手段22を離隔位置に配置した状態で切断すると、ゴムテープTの無テンション部分が長くなってしまう。そこで、縫製終了直前に帯状物供給手段22を近接位置に配置することで、無テンション部分を短くすることができる。
【0028】
なお、本実施形態では、離隔位置は、近接位置の約1.5cm上方にあるものとする。
【0029】
図8は、ミシン20の制御ブロック図である。ミシン20は、制御手段65によって帯状物供給手段移動シリンダ36、ミシン回転モータ68、帯状物供給手段22のステッピングモータ35、押え金27を昇降させる押え揚げシリンダ66、およびゴムテープTを切断するメス装置32の動メス駆動シリンダ67を制御する。この制御手段65は、入力される信号S1〜S4に応答して制御する。信号S1〜S3は、オペレータの足元で操作されるペダル(図示せず)から出力され、踏み込み信号S1、中立信号S2、および踏み返し信号S3である。また、信号S4は、メス装置動作信号であり、たとえばオペレータの膝で操作する膝スイッチ(図示せず)から出力される。
【0030】
つぎに、図9のタイミングチャートを参照して、ミシン20の制御動作について説明する。時刻t0は、前回の縫製作業が終了し、つぎの縫製作業へ取りかかるときの状態を示す。このとき、ペダルは踏み返し位置にあり、押え揚げシリンダ66は、上昇位置にあって押え金27が揚げられた状態となっている。したがって、縫製終了した生地を取り出し、新たに縫製する生地を針板26にセットすることができる。
【0031】
またミシン回転モータ68はOFFとなって針は停止しており、帯状物供給手段移動シリンダ36は下位置にあって帯状物供給手段22は近接位置にあり、膝スイッチはOFFとなって動メス駆動シリンダ67は開いた状態にある。また、ステッピングモータ35は、ペダルを踏み返したとき、ゴムテープを所定長さ送り、押え金27の帯状物案内口50にゴムテープTを挿入する。
【0032】
生地のセットおよびゴムテープTの装着が終わると、オペレータはペダルを中立位置に戻す(時刻t1)。すると、ペダルからの中立信号S2に応答して、制御手段65は、押え揚げシリンダ66を下降位置に下ろす。これによって、針板26上で、生地にゴムテープTが重ねられた上から押え金27で押えられる。
【0033】
つぎにオペレータがペダルを踏み込み位置まで踏み込み(時刻t2)、縫製作業を開始する。すると、踏み込み信号S1が制御手段65に入力され、これに応答して制御手段65は、ミシン回転モータ68を回転させてミシンを駆動させるとともに、帯状物供給手段移動シリンダ36を上位置に切り替えて帯状物供給手段22を離隔位置に配置する。また、これとともに帯状物供給手段22のステッピングモータ35を駆動させる。これによって、生地とともにゴムテープTが供給され、生地にゴムテープが縫い付けられて送り出される。このとき、帯状物供給手段22は、離隔位置に配置されるので、オペレータは通常の姿勢で縫製位置を確認しながら縫製作業を行なうことができる。
【0034】
このようにして、ウエスト部にゴムを縫い付け、縫製終了直前に、オペレータは膝スイッチをON(時刻t3)する。すると、このメス装置動作信号S4に応答して制御手段65は、帯状物供給手段移動シリンダ36を下位置にして帯状物供給手段22を近接位置に移動させるとともに、ステッピングモータ35を停止させてゴムテープの送り出しを止め、動メス駆動シリンダ67を作動させてゴムテープTを切断する。このようにして、帯状物供給手段22を近接位置に配置してからゴムテープTの切断を行なうので、無テンション部を短くすることができる。膝スイッチを戻してOFFにする(時刻t4)と、動メス53が元に戻り、メス装置32は再び開いた状態となる。
【0035】
完全にゴム付けが完了し、オペレータがペダルを中立位置に戻す(時刻t5)と、制御手段65に中立信号S2が入力され、制御手段65はこれに応答してミシン回転モータ68を停止させる。
【0036】
さらにオペレータがペダルを踏み返し位置まで戻すと、踏み返し信号S3が制御手段65に入力され、これに応答して、制御手段65は押え揚げシリンダ66を上昇させる。これによって、押え金26が上昇するので、オペレータはゴム付けが終了した生地を外し、あらたな生地をセットし、上述した一連の作業を繰り返す。また、このときステッピングモータが回転し、所定量だけゴムテープTが供給され、押え金27の帯状物案内口50にゴムテープTが挿入される。
【0037】
上述した実施形態では、メス装置動作信号S4は、膝スイッチから出力するように構成したが、本発明はこれに限らず、たとえば運針カウンタを設け、縫い始めからの運針数をカウントし、ゴム付け終了に対応する所定運針数をカウントしたとき、制御手段65にメス装置駆動信号S4を出力するようにしてもよい。これによって、オペレータが操作しなくとも、自動でゴム縫い付けが終了したときに、ゴムを切断することができる。
【0038】
またこれに限らず、光センサから成る生地センサを用いるように構成してもよい。生地センサは、たとえば生地の上で発光する発光部と、針板の下に設けられ、生地にゴムが重なった部分を透過する光を受光する受光部とを有し、受光量に基づいてゴム付けが終了したか否かを検出する。ゴム付け途中では、生地の上にゴムが1枚のみ重なった状態であり、ウエスト部を一周すると、ゴムが2重に重なった状態となる。したがって、ゴムが一枚のときの受光量と、2重に重なったときの受光量との差に基づいて、ゴム付けが終了したか否かを判断することができる。このような生地センサによって、オペレータが操作しなくとも、自動でゴム付け終了を判断し、ゴムテープの切断を行なうことができる。
【0039】
また本実施形態では、帯状物供給手段22全体が昇降して近接位置と離隔位置との間で移動するように構成したが、これに限らず、供給部33のみ、つまり大ローラ30、小ローラ32およびメス装置32のみが近接位置と離隔位置との間で移動可能とするように構成してもよい。これによって、駆動部の構成を小型化することができる。
【0040】
また離隔位置は近接位置の上方としたが、オペレータによって針落ち部が確認できる位置であれば上方の位置に限らず、たとえば前方に移動させるように構成してもよい。
【0041】
また、帯状物供給手段の駆動源はシリンダとしたがこれに限らず、電気モータであってもよく、さらには人力で移動させるように構成してもよい。
また、帯状物はゴムテープに限らず、布テープなどであってもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、帯状物供給手段の少なくとも供給部が、上下に移動可能に設けられ、縫製開始時には、供給部が針落ち部に近接した近接位置に配置されるので、帯状物を押え金の下に挿入する作業が容易である。また、縫製中には、供給部は、針落ち部から離隔した離隔位置に配置されるので、オペレータは、通常の姿勢で縫製位置を確認することができ、縫製終了前には、供給部が再び近接位置に配置されるので、帯状物がゴムテープの場合、終了部付近で無テンションとなることが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるミシン20全体を示す斜視図である。
【図2】帯状物供給手段22の正面図である。
【図3】帯状物供給手段22の左側面図である。
【図4】帯状物供給手段22が近接位置にある状態を示す正面図である。
【図5】帯状物供給手段22が離隔位置にある状態を示す正面図である。
【図6】帯状物供給手段22の供給部33が近接位置にある状態を示す左側面図である。
【図7】帯状物供給手段22の供給部33が離隔位置にある状態を示す左側面図である。
【図8】ミシン20の制御ブロック図である。
【図9】制御手段65のタイミングチャートである。
【図10】従来のミシン1の全体構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 ミシン
21 ミシン本体
22 帯状物供給手段
26 針板
27 押え金
30 大ローラ
31 小ローラ
32 メス装置
33 供給部
35 ステッピングローラ
36 帯状物供給手段移動シリンダ
65 制御手段

Claims (1)

  1. 針板と押え金とで生地を挟んだ状態で生地を送り出すとともに、帯状物を生地上に供給し、生地と帯状物とを重ねて縫い付けるミシンにおいて、
    シン本体の押え金の上方に備えられ、供給部から帯状物を生地上に供給する手段であり、少なくとも供給部が、前記押え金に近接した近接位置と、押え金から離隔した離隔位置とにわたって移動可能に設けられる帯状物供給手段と、
    前記帯状物供給手段の少なくとも供給部を、近接位置から離隔位置にわたって移動させる駆動源と、
    縫製開始時に、帯状物供給手段の少なくとも供給部を近接位置に配置し、縫製中には離隔位置に配置し、縫製終了前に近接位置に配置するように前記駆動源を制御する制御手段とを有し、
    前記離隔位置は、近接位置の上方に位置し、帯状物供給手段の少なくとも供給部が上下に移動することを特徴とするミシン。
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