JPH0715184Y2 - 電子機器の筐体 - Google Patents
電子機器の筐体Info
- Publication number
- JPH0715184Y2 JPH0715184Y2 JP1989047719U JP4771989U JPH0715184Y2 JP H0715184 Y2 JPH0715184 Y2 JP H0715184Y2 JP 1989047719 U JP1989047719 U JP 1989047719U JP 4771989 U JP4771989 U JP 4771989U JP H0715184 Y2 JPH0715184 Y2 JP H0715184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- chassis
- locking
- screw
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器等を収納する筐体に関する。
従来の筐体を図面を用いて以下に説明する。
〔従来の技術〕 従来の筐体を図面を用いて以下に説明する。
第3図はカバーを外した状態の斜視図、第4図はカバー
を付けた状態の側面図であり、図において、1はシャシ
であり、底板に垂直に立てた両側および前後の周囲4面
もしくは前部を除いた3面(図面は3面の場合を示
す。)に壁体を設け、この壁体の両側壁の一側に垂直に
案内用の切欠1aを設け、その切欠1aに連続して前方に向
けて係止部1bが水平方向に切り欠かれている。
を付けた状態の側面図であり、図において、1はシャシ
であり、底板に垂直に立てた両側および前後の周囲4面
もしくは前部を除いた3面(図面は3面の場合を示
す。)に壁体を設け、この壁体の両側壁の一側に垂直に
案内用の切欠1aを設け、その切欠1aに連続して前方に向
けて係止部1bが水平方向に切り欠かれている。
さらに背面の壁体には固定用のねじ穴1cが形成してあ
り、ねじ受け1dが設けてある。
り、ねじ受け1dが設けてある。
2はカバーであり、両側および前後の周囲4面もしくは
前部を除いた3面に壁体を有し、この壁体の両側壁の一
側に上記係止部1bに係止する係止爪2aを内側に形成突出
させ、さらに上記固定用のねじ穴1cに対向する個所に抜
け止めを兼ねるねじ部3aを有するつまみ付ねじ3が回動
可能に取り付けてある。
前部を除いた3面に壁体を有し、この壁体の両側壁の一
側に上記係止部1bに係止する係止爪2aを内側に形成突出
させ、さらに上記固定用のねじ穴1cに対向する個所に抜
け止めを兼ねるねじ部3aを有するつまみ付ねじ3が回動
可能に取り付けてある。
以上の構成によるシャシ1にカバー2を取り付けるに
は、カバー2の係止爪2aをシャシ1の切欠1aに合わせて
上方から挿入し、係止爪2aが切欠1a下端に当接したとこ
ろで、係止部1bに係止させるように前方に移動させる
と、係止爪2aが係止部1bに係止してカバー2の係止爪2a
側は上下左右方向には移動しないようになる。
は、カバー2の係止爪2aをシャシ1の切欠1aに合わせて
上方から挿入し、係止爪2aが切欠1a下端に当接したとこ
ろで、係止部1bに係止させるように前方に移動させる
と、係止爪2aが係止部1bに係止してカバー2の係止爪2a
側は上下左右方向には移動しないようになる。
その後、つまみ付ねじ3をシャシ1のねじ穴1cに入れて
ねじ受け1dに螺合させてカバー2全体をシャシ1に固定
することができる。
ねじ受け1dに螺合させてカバー2全体をシャシ1に固定
することができる。
固定されたカバー2を外すには、上記と逆の操作を行っ
てつまみ付ねじ3を外し、続いてカバー2全体を手前に
引いて係止爪2aを係止部1bから外して切欠1aから抜くこ
とにより、カバー2を外すことができる。
てつまみ付ねじ3を外し、続いてカバー2全体を手前に
引いて係止爪2aを係止部1bから外して切欠1aから抜くこ
とにより、カバー2を外すことができる。
以上の構成を有する従来技術によると、カバーをシャシ
から外すとき、つまみ付ねじを外し、カバーを手で持っ
て持ち上げるという二重の工程を行わなければならず操
作がわずらわしいという問題があり、また、つまみ付ね
じを持った状態でカバーをシャシから外そうとすると、
カバーの先が重いために自由にならずカバーの係止爪が
シャシの切欠に引っ掛って係止爪を壊してしまうという
問題があった。
から外すとき、つまみ付ねじを外し、カバーを手で持っ
て持ち上げるという二重の工程を行わなければならず操
作がわずらわしいという問題があり、また、つまみ付ね
じを持った状態でカバーをシャシから外そうとすると、
カバーの先が重いために自由にならずカバーの係止爪が
シャシの切欠に引っ掛って係止爪を壊してしまうという
問題があった。
本考案は、カバー固定用の係止部およびカバー固定用の
ねじ穴を設けたシャシと、上記シャシと係止する係止爪
および上記ねじ穴に螺合するねじを回動可能に設けたカ
バーとからなる電子機器の筐体において、シャシの両側
壁に下端から上単にかけて背面方向に向けて斜めに傾斜
した上記係止爪の案内用の切欠を形成したことを特徴と
する。
ねじ穴を設けたシャシと、上記シャシと係止する係止爪
および上記ねじ穴に螺合するねじを回動可能に設けたカ
バーとからなる電子機器の筐体において、シャシの両側
壁に下端から上単にかけて背面方向に向けて斜めに傾斜
した上記係止爪の案内用の切欠を形成したことを特徴と
する。
以上の構成によると、カバーをシャシに嵌める際にはカ
バーの係止爪をシャシの切欠の傾斜部に沿って装着する
ことができ、つぎに、カバーを外すときはねじをシャシ
のねじ穴から外し、ねじはカバーに係止状態を保ち、そ
のねじを持ってカバーを引くことにより係止爪が傾斜部
に沿って滑るように上がって、カバーを引き上げること
になり、一連の動作でカバーをシャシから外すことがで
きることになる。
バーの係止爪をシャシの切欠の傾斜部に沿って装着する
ことができ、つぎに、カバーを外すときはねじをシャシ
のねじ穴から外し、ねじはカバーに係止状態を保ち、そ
のねじを持ってカバーを引くことにより係止爪が傾斜部
に沿って滑るように上がって、カバーを引き上げること
になり、一連の動作でカバーをシャシから外すことがで
きることになる。
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
なお、以下の説明において上記従来技術と同様の部位は
同一の符号を用いて説明する。
同一の符号を用いて説明する。
第1図はカバーを外した状態の斜視図、第2図はカバー
を付けた状態の側面図であり、図において、4はシャシ
であり、底板に垂直に立てた両側および前後の周囲4面
もしくは前部を除いた3面(実施例は3面の場合を示
す。)に壁体を設け、この壁体の両側壁の一側に案内用
の切欠4aを設け、この切欠4aの後部切欠面を、下端から
上端にかけて背面方向に向けて斜めに傾斜させて傾斜部
4bとし、その切欠4aに連続して前方に向けて係止部4cを
水平方向に切り欠いてある。
を付けた状態の側面図であり、図において、4はシャシ
であり、底板に垂直に立てた両側および前後の周囲4面
もしくは前部を除いた3面(実施例は3面の場合を示
す。)に壁体を設け、この壁体の両側壁の一側に案内用
の切欠4aを設け、この切欠4aの後部切欠面を、下端から
上端にかけて背面方向に向けて斜めに傾斜させて傾斜部
4bとし、その切欠4aに連続して前方に向けて係止部4cを
水平方向に切り欠いてある。
さらに背面の壁体には固定用のねじ穴4dを形成し、ねじ
受け4eが設けてある。
受け4eが設けてある。
2はカバーであり、両側および前後の周囲4面もしくは
前部を除いた3面に壁体を有し、この壁体の両側壁の一
側に上記係止部4cに係止する係止爪2aを内側に形成突出
させてある。なお、この係止爪2aは本実施例では側壁の
一部を切り出して曲折形成してあるが、別体として形成
した係止爪を両側壁に固着させた構造としても無論よ
い。
前部を除いた3面に壁体を有し、この壁体の両側壁の一
側に上記係止部4cに係止する係止爪2aを内側に形成突出
させてある。なお、この係止爪2aは本実施例では側壁の
一部を切り出して曲折形成してあるが、別体として形成
した係止爪を両側壁に固着させた構造としても無論よ
い。
さらに、カバー2に背面の壁体には上記固定用のねじ穴
4dに対向する位置に抜け止めを兼ねるねじ部3aを有する
つまみ付ねじ3が回動可能に取り付けてある。
4dに対向する位置に抜け止めを兼ねるねじ部3aを有する
つまみ付ねじ3が回動可能に取り付けてある。
以上の構成によるシャシ4にカバー2を取り付けるに
は、カバー2の係止爪2aをシャシ4の切欠4aに合わせて
上方から挿入すると、係止爪2aが傾斜部4bに沿って滑り
下り、係止爪2aが切欠4a下端に当接したところで、係止
部4cに係止させるように前方に移動させて係止部4cに納
めると、係止爪2aが係止部4cに係止してカバー2の係止
爪2a側は上下左右方向には移動しないようになる。
は、カバー2の係止爪2aをシャシ4の切欠4aに合わせて
上方から挿入すると、係止爪2aが傾斜部4bに沿って滑り
下り、係止爪2aが切欠4a下端に当接したところで、係止
部4cに係止させるように前方に移動させて係止部4cに納
めると、係止爪2aが係止部4cに係止してカバー2の係止
爪2a側は上下左右方向には移動しないようになる。
その後、つまみ付ねじ3のねじ部3aをシャシ4のねじ穴
4dに螺合させてカバー2全体をシャシ4に固定すること
ができる。
4dに螺合させてカバー2全体をシャシ4に固定すること
ができる。
つぎに、固定されたカバー2をシャシ4から外すには、
上記と逆の操作を行ってつまみ付ねじ3のねじ部3aをシ
ャシ4のねじ穴4dから外し、抜け止めを兼ねるねじ部3a
によってカバー2に係止された状態を保ち、続いてつま
み付ねじ3を持ってカバー2全体を手前に引くことによ
り係止爪2aは係止部4cから外れ、さらにカバー2全体を
手前に引きと、係止爪2aが傾斜部4bに沿って滑るように
上がって切欠4aから抜けることになり、カバー2をシャ
シ4から外すことができる。
上記と逆の操作を行ってつまみ付ねじ3のねじ部3aをシ
ャシ4のねじ穴4dから外し、抜け止めを兼ねるねじ部3a
によってカバー2に係止された状態を保ち、続いてつま
み付ねじ3を持ってカバー2全体を手前に引くことによ
り係止爪2aは係止部4cから外れ、さらにカバー2全体を
手前に引きと、係止爪2aが傾斜部4bに沿って滑るように
上がって切欠4aから抜けることになり、カバー2をシャ
シ4から外すことができる。
以上詳細に説明した本考案によると、カバー固定用の係
止部およびカバー固定用ねじ穴を設けたシャシと、上記
シャシと係止する係止爪および上記ねじ穴に螺合するね
じを回動可能に設けたカバーとからなる電子機器の筐体
において、シャシの両側壁に下端から上端にかけて背面
方向に向けて斜めに傾斜した上記係止爪の案内用の切欠
を形成したことにより、カバーをシャシに嵌める際には
カバーの係止爪をシャシの切欠の傾斜部に沿って装着す
ることができ、また、カバーを外すときはねじをシャシ
のねじ穴から外し、ねじはカバーに係止状態を保ちその
ねじを持って引くことにより係止爪が傾斜部に沿って滑
るように上がって、カバーを引き上げることになるため
に、一連の動作でカバーを外すことができて操作性が向
上すると共に、着脱時にカバーの係止爪を切欠や係止部
に引っ掛けて壊してしまうような事故も無くすことがで
きる効果を有する。
止部およびカバー固定用ねじ穴を設けたシャシと、上記
シャシと係止する係止爪および上記ねじ穴に螺合するね
じを回動可能に設けたカバーとからなる電子機器の筐体
において、シャシの両側壁に下端から上端にかけて背面
方向に向けて斜めに傾斜した上記係止爪の案内用の切欠
を形成したことにより、カバーをシャシに嵌める際には
カバーの係止爪をシャシの切欠の傾斜部に沿って装着す
ることができ、また、カバーを外すときはねじをシャシ
のねじ穴から外し、ねじはカバーに係止状態を保ちその
ねじを持って引くことにより係止爪が傾斜部に沿って滑
るように上がって、カバーを引き上げることになるため
に、一連の動作でカバーを外すことができて操作性が向
上すると共に、着脱時にカバーの係止爪を切欠や係止部
に引っ掛けて壊してしまうような事故も無くすことがで
きる効果を有する。
第1図は本考案の実施例を示すカバーを外した状態の斜
視図、第2図はカバーを付けた状態の側面図、第3図は
カバーを外した状態の斜視図、第4図はカバーを付けた
状態の側面図である。 2……カバー 2a……係止爪 3……つまみ付ねじ 4……シャシ 4a……切欠 4b……傾斜部 4c……係止部 4d……ねじ穴
視図、第2図はカバーを付けた状態の側面図、第3図は
カバーを外した状態の斜視図、第4図はカバーを付けた
状態の側面図である。 2……カバー 2a……係止爪 3……つまみ付ねじ 4……シャシ 4a……切欠 4b……傾斜部 4c……係止部 4d……ねじ穴
Claims (1)
- 【請求項1】カバー固定用の係止部およびカバー固定用
のねじ穴を設けたシャシと、 上記シャシと係止する係止爪および上記ねじ穴に螺合す
るねじを回動可能に設けたカバーとからなる電子機器の
筐体において、 シャシの両側壁に下端から上端にかけて背面方向に向け
て斜めに傾斜した上記係止爪の案内用の切欠を形成した
ことを特徴とする電子機器の筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989047719U JPH0715184Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 電子機器の筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989047719U JPH0715184Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 電子機器の筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138475U JPH02138475U (ja) | 1990-11-19 |
JPH0715184Y2 true JPH0715184Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31563897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989047719U Expired - Fee Related JPH0715184Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 電子機器の筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715184Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5417487B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2014-02-12 | 富士通コンポーネント株式会社 | 電子装置 |
JP7306820B2 (ja) * | 2018-12-14 | 2023-07-11 | ファナック株式会社 | 電子機器の筐体構造 |
JP7268083B2 (ja) * | 2021-05-13 | 2023-05-02 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ、および、ワイヤハーネス |
JP7321209B2 (ja) * | 2021-05-13 | 2023-08-04 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ、ワイヤハーネス、および、ワイヤハーネスの組付方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58164273U (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-01 | 九州日立マクセル株式会社 | 小型電気機器用収納ケ−ス |
JPS6424372U (ja) * | 1987-08-04 | 1989-02-09 |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP1989047719U patent/JPH0715184Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02138475U (ja) | 1990-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |