JPH0517112Y2 - - Google Patents

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JPH0517112Y2
JPH0517112Y2 JP4090288U JP4090288U JPH0517112Y2 JP H0517112 Y2 JPH0517112 Y2 JP H0517112Y2 JP 4090288 U JP4090288 U JP 4090288U JP 4090288 U JP4090288 U JP 4090288U JP H0517112 Y2 JPH0517112 Y2 JP H0517112Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、薄型玉貸機に於ける本体着脱機構で
あつて、特にフレームと玉貸機本体をワンタツチ
で着脱可能にしたものに関する。
(従来の技術) 従来、薄型玉貸機に於いてフレームと玉貸機本
体をワンタツチで着脱可能とした本体着脱機構に
は、例えば、本出願人が先に出願した実開昭61−
39580号のものがある。第5A図を用いてその構
成を説明すると、フレームAの後面に対して垂直
となるように固定した取付枠1に、上下に螺合孔
を穿設し、これとは別体に上下の所定の間隔をお
いて設けた摺動孔4,5を穿設した係止枠3を該
摺動孔4,5を利用して、ビス14によつて取付
枠1に摺動自在に取り付けられている。
尚、係止枠3が取付枠1に摺動自在に取り付け
られた際に、弾性体7の一端を係止枠3に係止
し、他端を取付枠1に係止することによつて、係
止枠3は常時上方へ向つて引張されるようにして
いる。
また、該係止枠3の中腹部には、先端が上向き
になつていて、玉貸機本体BをフレームAに取り
付けた際に、玉貸機本体Bに設けた係止窓13に
上記先端が係止されるようになつている係止鈎8
が突設されている。
本考案は、前記技術をもとに、これを改良した
ものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来のものでは、第5B図に示すように、
フレームAに取り付けられている玉貸機本体Bを
取り外す場合には、係止枠3を下方へ押し下げ、
玉貸機本体Bに穿設した係止窓13の上端に係止
されている係止鈎8を外してから、前方に玉貸機
本体Bを引き出すことになつている。ところが、
係止枠3は弾性体7によつて常時上方へ引張され
た状態で保持されているので、玉貸機本体Bを引
き出すために手で係止枠3を押し下げても、その
手を外すと係止枠3は元の位置に復帰して、係止
鈎8は再び係止窓13に係止されるので、該係止
鈎8を外すことができなくなる。したがつて、フ
レームAに取り付けられている玉貸機本体Bを取
り外す際には、片手で係止枠3を下方へ押し下げ
て、その手を外さずに、その状態を保持したま
ま、他方の片手だけで玉貸機本体Bを前方に引き
出す以外に仕方がなく、フレームAから玉貸機本
体Bを取り外す際の引き出し作業には、自由に両
手が使用できないという欠点があつた。とりわ
け、横方向に並列設置されたパチンコ台とパチン
コ台との間に設けた薄型玉貸機のうち、第4図に
示したように、並設したパチンコ台列の側端部に
設置された薄型玉貸機51であつて、しかも、島
の壁面53に近接して設置されているものでは、
フレームAに取り付けられている玉貸機本体Bを
取り外す場合、まず隣近するパチンコ台52を手
前に開扉し、該パチンコ台52を作業員54の両
腕に抱きかかえるようにした不自然な姿勢のもと
で、片手で係止枠3を下方に押し下げ、その状態
を保持したまま、玉貸機本体Bの引き出し作業は
他方の片手だけで行なわなければならなくなり、
極めて無理な作業を余儀なくされるので、従来か
ら、玉貸機本体Bの取り外し作業では自由に両手
が使用出来て、不自然ではない楽で安全な作業を
行ないたいとする強い要望があつた。また、前記
のようにフレームAに取り付けられている玉貸機
本体Bを取り外す場合には、まず係止枠3を下方
へ押し下げて、玉貸機本体Bの係止窓13に係止
されている係止鈎8を外す必要があるが、係止枠
3の構造が貧弱なため、上下摺動を繰り返すうち
に係止枠3が歪曲し、円滑な摺動が困難になると
いう欠点があつた。
本考案は、以上のような問題点を解決して、薄
型玉貸機に於ける玉貸機本体Bの取り外しに際
し、楽で安全な作業を可能にすることを目的に、
次のような構成としている。
(問題点を解決するための手段) 上下に螺合孔を穿設した取付枠をフレームの後
面に対して直角で垂直に固定し、これは別体に、
上下に縦長の摺動孔を穿設し、中腹部には係止鈎
を設けた係止枠を、前記摺動孔を利用して、弾性
体により上下摺動自在に取付枠に取り付け、玉貸
機本体をフレームに着脱自在に構成した薄型玉貸
機に於いて、係止枠に穿設した上下の摺動孔のう
ち上部摺動孔を縦長とし、下部の摺動孔は、縦長
の該下部摺動孔の上方前部に係止孔を設けて逆L
字とし、また、係止枠が弾性体によつて斜め上方
へ常時引張されるように、該弾性体を係止枠の下
方に設けられた弾性体取付部から、取付枠の中腹
後部の弾性体取付部へと傾斜して配設し、さらに
係止枠の中腹前部に突設された係止鈎は、先端上
側に係止爪および勾配部を有し、同下側に傾斜部
を設けて為した。
(作用) 係止枠の中腹前部に突設した係止鈎の上側に設
けられた係止爪は、玉貸機本体に穿設された係止
窓の上端に係止されているが、係止枠を下方へ押
し下げると、前記係止爪は係止窓から外れるとと
もに、係止枠は上部摺動孔に係合しているビスを
軸に、逆L字の下部摺動孔に係合していたビス
が、自動的に係止孔に係合して回転し、その結
果、係止枠が上方へ復帰するのを防止するため、
前記係止爪窓から外れた状態をそのまま保持する
ことができる。
ついで、フレームから玉貸機本体の取り外しに
際して、該玉貸機本体を前方に引き出すと、玉貸
機本体に設けた係止窓の下端が係止鈎の下側に設
けた傾斜部に当接し、係止鈎を介して係止枠を前
方に引張するので、ビスは係止孔から外れて、係
止枠が上方の元位置へ復帰する。
また、玉貸機本体をフレームに取り付ける場合
には、係止鈎を玉貸機本体の係止窓に挿入し、そ
のまま玉貸機本体全体を後方へ押し込むと、係止
鈎の先端上側に設けた勾配部が係止窓の上端によ
つて押し下げられ、ついで係止鈎の先端上側にあ
る係止爪が係止窓を通過すると、係止枠は上昇し
て該係止爪は係止窓に係止される。
(実施例) 次に、本考案の実施例を、図面を参照しながら
説明する。尚、従来と同一部分は同一符号で示
す。
第1図は、本考案の分解斜視図を示したもので
ある。
第2A図および第2B図において、Aは薄型玉
貸機のフレームを示し、Bはパチンコ玉を自動的
に貸出す機構が構成された玉貸機本体である。1
は取付枠で、フレームAの後面に対して直角で、
しかも上下に垂直となるように固定する。また、
取付枠1は中腹後部に弾性体取付部2を有し、さ
らに、ビス14を螺合するための雌ネジ15が上
下に2ケ所設けられている。図中の3は係止枠で
あつて、該係止枠3には上下に所定の間隔をおい
て設けられた縦長の上部摺動孔4と、係止孔5′
を有する逆L字の下部摺動孔5があり、これら上
部摺動孔4と下部摺動孔5を利用して、係止枠3
はビス14により取付枠1に対して摺動自在に取
り付けられている。また、6は係止枠3の下方前
部に設けられた弾性体取付部であつて、係止枠3
が取付枠1に対して摺動自在に取り付けられた際
に、該弾性体取付部6に弾性体7の一端を係止
し、他端を取付枠1の弾性体取付部2に係止する
ことによつて、係止枠3は常時上方へ引張された
状態が保持されている。
8は係止枠3の中腹前部に突設されている係止
鈎であつて、その先端の上側には係止爪9および
勾配部10を有し、同下側には傾斜部11が設け
られている。
尚、係止枠3の上下および前後の各端部のう
ち、上端、下端および係止鈎8の反対位置に相当
する後端には、それぞれ上端補強リブ12a、下
端補強リブ12b及び後端補強リブ12cを設け
て、係止枠3の強度を補い、上下摺動を繰り返す
うちに係止枠3が歪曲することを防止している。
次に、以上のように構成している本考案の作動
状態を説明すると、フレームAに取り付けられて
いる玉貸機本体Bを取り外す場合には、当初第2
B図のように、係止鈎8の上側に設けられた係止
爪9が、玉貸機本体Bに穿設された係止窓13の
上側に係止されているが、手で係止枠3を下方へ
押し下げると、第3A図に示すように、玉貸機本
体Bの係止窓13に係止されていた前記係止爪9
が外れるので、玉貸機本体Bを前方へ引き出すこ
とができる。ちなみに、前記係止枠3を下方へ押
し下げるときは、ビス14が上部摺動孔4及び下
部摺動孔5それぞれの上端部に位置することにな
る。しかも、弾性体7が係止枠3の下方へ前部に
ある弾性体取付部6から、取付枠1の中腹後部に
設けられた弾性体取付部2へと傾斜して配設さて
いて、該係止枠3が弾性体7により斜め上方へ引
張されいてるので、係止枠3は上部摺動孔4に係
合したビス14を軸にして反時計方向に回転し、
この回転の結果、逆L字の下部摺動孔5における
上端部に位置していたビス14が、自動的に係止
孔5′に係合する。したがつて、係止枠3を下方
へ押し下げた片手を外しても、該係止枠3は下部
摺動孔5における係止孔5′がビス14によつて
係止ているので、元の位置に復帰することがな
く、係止爪9が玉貸機本体Bの係止窓13から外
れた状態をそのまま保持することができる。
以上のようにして、フレームAに取り付けられ
ている玉貸機本体Bを引き出す作業は、自由に両
手を使用することが可能で、よつて楽に安全な作
業を行なうことがてきるようになる。
さらに、フレームAから玉貸機本体Bの取り外
しに際して、第3B図に示すように、玉貸機本体
Bを前方へ引き出すと係止窓13の下端が前記係
止鈎8の先端下端に設けた傾斜部11に当接し、
玉貸機本体Bにより係止鈎8を介して係止枠3を
前方に引張することになるので、下部摺動孔5に
おけるビス14が、係止孔5′から外れる。した
がつて係止枠3は弾性体7により上方へ摺動する
ので、玉貸機本体Bを引き出すだけで係止枠3は
上方の元位置へ復帰することができる。
また、玉貸機本体BをフレームAに取り付ける
場合には、係止鈎8を玉貸機本体Bの係止窓13
に挿入し、そのまま玉貸機本体B全体を後方へ押
し込むだけで、玉貸機本体Bの取り付けを完了す
ることができる。すなわち、第3C図に示すよう
に、係止窓13に挿入される係止鈎8の先端上側
には勾配部10が設けられているので、玉貸機本
体Bを押し込むだけで係止枠3は係止窓13の上
端によつて押し下げられる。ついで、係止枠3は
弾性体7によつて常時上方へ引張されているの
で、係止鈎8の係止爪9が係止窓13を通過する
と、係止枠3が上昇して該係止爪9は係止窓13
に係止される。
以上のように、本考案は係止枠3の上部を下方
へ押し下げるだけで、玉貸機本体Bの係止窓13
に係止した係止爪9を外し、しかも、その状態を
保持することができるので、フレームAに取り付
けられている玉貸機本体Bを取り外す作業は、自
由に両手を使用することができる。
さらに、フレームAから玉貸機本体Bを取り外
す際、該本体Bを前方に引き出すだけで係止枠3
を元の位置へ復帰させることができるばかりでな
く、玉貸機本体BをフレームAに取り付ける場合
にも、玉貸機本体B全体を後方へ押し込むだけ
で、該玉貸機本体Bの取り付けを完了することが
できる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によると、玉貸機本体
の係止窓に係止枠の係止鈎を挿入して後方へ押し
込むだけで玉貸機本体Bはフレームに簡単に取り
付けられ、また、係止枠の上部を下方へ押し下げ
るだけで簡単に取り外すことができるばかりでな
く、係止鈎の係止爪が玉貸機本体の係止窓から外
れた状態を自動的に保持することができるので、
玉貸機本体を取り外すときには自由に両手を使用
することが出来、よつて楽で安全な作業を行なう
ことができる。
したがつて、薄型玉貸機に故障等のトラブルが
発生しても迅速、的確に解消することができると
ともに、玉貸機本体の交換も簡単で能率良く、し
かも、楽に安全な作業ができ、内部の清掃も容易
に行なうことができる。
なお、係止枠の上端、下端および後端には、そ
れぞれ補強リブを設けて、係止枠の構造が貧弱な
ため、歪曲して自在な摺動が困難となるのを防止
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解斜視図、第2A図は本考
案の正面図、第2B図は本考案の側面図、第3A
〜C図は係止枠の作動状態を示した説明図、第4
図は並列設置されたパチンコ台列を示す平面図、
第5A〜B図は従来の薄型玉貸機に於ける本体着
脱機構を示す斜視図。 1……取付枠、2……弾性体取付部、3……係
止枠、4……上部摺動孔、5……下部摺動孔、
5′……係止孔、6……弾性体取付部、7……弾
性体、8……係止鈎、9……係止爪、10……勾
配部、11……傾斜部、12a……上端補強リ
ブ、12b……下端補強リブ、12c……後端補
強リブ、13……係止窓、A……フレーム、B…
…玉貸機本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に螺合孔を穿設した取付枠をフレームの後
    面に垂直状に固定し、これとは別体に、上下に縦
    長の摺動孔を穿設し、中腹部に係止鈎を設けた係
    止枠を、前記摺動孔を利用し、弾性体によつて上
    下摺動自在に取付枠に取付けて、玉貸機本体をフ
    レームに着脱自在にした薄型玉貸機に於いて、係
    止枠に穿設した摺動孔のうち上部摺動孔を縦長と
    し、下部摺動孔は、縦長の該下部摺動孔の上方前
    部に係止孔を設け、また、係止枠が弾性体により
    斜め上方へ向かつて常時引張されるように、係止
    枠の下方に設けた弾性体取付部から取付枠の中腹
    後部の弾性体取付部に向かい傾斜して弾性体を配
    設し、さらに、係止枠の中腹前部に突設した係止
    鈎は、先端上側に係止爪および勾配部を有し、下
    側に傾斜部を設けたとことを特徴とする薄型玉貸
    機の本体着脱機構。
JP4090288U 1988-03-28 1988-03-28 Expired - Lifetime JPH0517112Y2 (ja)

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JP4090288U JPH0517112Y2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28

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JP4090288U JPH0517112Y2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28

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JPH01144086U JPH01144086U (ja) 1989-10-03
JPH0517112Y2 true JPH0517112Y2 (ja) 1993-05-07

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JP4090288U Expired - Lifetime JPH0517112Y2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2521192Y2 (ja) * 1989-10-05 1996-12-25 協和電子工業株式会社 台間遊技用貸機の据付構造
JP4542236B2 (ja) * 2000-06-28 2010-09-08 クリエイションカード株式会社 遊技媒体貸出用台間機及びそのロック機構

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JPH01144086U (ja) 1989-10-03

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