JPH0715097B2 - 投写型映像装置用蛍光膜及びその製造方法 - Google Patents

投写型映像装置用蛍光膜及びその製造方法

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JPH0715097B2
JPH0715097B2 JP9683486A JP9683486A JPH0715097B2 JP H0715097 B2 JPH0715097 B2 JP H0715097B2 JP 9683486 A JP9683486 A JP 9683486A JP 9683486 A JP9683486 A JP 9683486A JP H0715097 B2 JPH0715097 B2 JP H0715097B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、投写型映像装置用の蛍光膜及びその製造方法
に関し、更に詳しくは、投写型映像装置における画像の
輝度劣化が極めて少ない蛍光膜及びその製造方法に関す
る。
(従来の技術) 現在、青色、緑色、赤色で発光する3つの高輝度ブラウ
ン管を並べて組合せ、これら各ブラウン管上の映像を光
学レンズで拡大し、大型投写スクリーン上に投影してカ
ラー画像を再生するカラー投写型映像装置が市販され、
教育用、娯楽用として使用されている。
この場合、この装置を構成する各ブラウン管は、そのフ
ェイス内面に各原色で発光する各蛍光体の膜を備えてい
る。
このカラー投写型映像装置において、投写スクリーン上
で白色画面を再生する場合は、その輝度の7割が緑色で
得られるため、上記の各原色のうち、特に緑色発光ブラ
ウン管の発光膜を形成している緑色蛍光体の発光効率を
高めることが重要となる。
ところで、特開昭51−122680号公報には、テルビウム付
活希土類(ランタン,ガドリニウム,イットリウム)オ
キシハライドにジルコニウム,ハフニウムを添加すると
熱ルミネッセンス発光が増大することを利用して、この
蛍光体をエックス線,ガンマ線,紫外線,電子線の被曝
線量の検出測定用材料として有効であることが開示され
ている。そして、この開示には、熱ルミネッセンス発光
を防げる有害物質としてチタン,セリウム,ユーロピウ
ム等が記載されている。
また出願人は、電子線励起下で高い効率を示す緑色蛍光
体として知られているテルビウム付活希土類オキシハラ
イド蛍光体に着目し、鋭意研究を重ねた結果、テルビウ
ム付活ランタンオキシ塩化物蛍光体を塗布したブラウン
管が、カラー投写型映像装置の緑色用ブラウン管として
適用できることを見い出し、これを特許出願(特願昭57
−201159号)し、さらに、テルビウム付活ランタンオキ
シ塩化物蛍光体の粒子形態を平板角形状にすることによ
り輝度のバラッキを少なくし、かつ輝度の向上が図れる
ことを見い出し、これを特許出願(特願昭59−7078号)
した。
そして、更らに、テルビウム付活ランタンオキシ塩化物
にジルコニウム及び/又はハフニウムを添加して粒子形
態を碁石状にすることにより高電流密度(400mW/cm2
傍)で輝度が低下しないことを見い出し、これを特許出
願(特願昭60−63915号)した。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らが特願昭59−7078号に提案した平板角形状の
テルビウム付活ランタンオキシ塩化物蛍光体の粒子径は
他の赤色蛍光体(例えばユーロピウム付活イットリウ
ム)や、青色蛍光体(例えば、銀付活硫化亜鉛)の粒子
径に比べ相当に大きいために、投写管における蛍光膜が
緻密でなく、それ故、緑色蛍光体を塗布した投写管の蛍
光面は、他の赤色蛍光体、青色蛍光体を塗布した投写管
の蛍光面と比べて見劣りするのみならず、スクリーン上
で拡大する場合に輝度ムラが起こる。
また、係る蛍光体を用いた投写管について、高電流密度
(400mW/cm2)の電子線照射下で輝度の寿命特性を測定
した結果、200時間照射後の輝度は初期輝度に比べ、40
%も低下することが判明した。また、同様の投写管にお
ける電流−輝度飽和特性(ガンマ特性)は、200μA励
起のときを100とすれば、高電流領域(1200μA)では9
0であり、いまだ改善の余地がある。
さらに、本発明者らが特願昭60−63915号に提案したジ
ルコニウム及び/又はハフニウムを添加したテルビウム
付活ランタンオキシ塩化物蛍光体は高電流密度(400mW/
cm2)の電子線照射の1000時間での輝度低下は小さい
が、電子線照射下で係る蛍光体の体色が白色から黄色に
変化する欠点がある。
したがって、カラー投写型映像装置を構成する緑色発光
ブラウン管用蛍光膜としては、高電流密度(400mW/cm
2近傍)で輝度が劣化しないこと、電流−輝度飽和特
性(ガンマ特性)が優れていること、粒子径が小さい
こと(輝度ムラの面から)、化学的安定性が高いこ
と、製造が容易であることなどの条件を満足すること
が必要とされる。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記の条件を満足するため、本発明者らは次のような技
術的手段を採用した。すなわち、本発明の緑色蛍光膜を
構成する蛍光体は、酸化ランタン(La2O3)のようなラ
ンタン源及び酸素源、酸化テルビウムのようなテルビウ
ム源及び酸素源、酸化チタン(TiO2)のようなチタン源
及び酸素源、酸化ゲルマニウム(GeO2)のようなゲルマ
ニウム源及び酸素源、並びに塩化アンモニウム(NH4C
l)のような塩素源の各所定量をそれぞれ秤量し、これ
らを例えばボールミルで充分に混合した後、得られた混
合粉末を例えば石英ルツボに収容し、ここに適当量の例
えば炭素粉をのせた後空気中で300〜600℃、30分〜15時
間に亘って焼成する。炭素粉をのせない場合には、全体
を還元雰囲気(例えば2〜5%の水素を含んだ窒素ガ
ス)中で焼成する。得られた焼成物を冷却した後、再
度、800〜1300℃、1〜15時間に亘って焼成する。得ら
れた焼成物を冷却した後、例えばナイロンメッシュの袋
に入れて水篩いし、充分に水洗浄し、さらにエタノール
で水を置換してロ過し、最後に80〜130℃で乾燥する。
本発明の緑色蛍光膜は、上記した蛍光体を常用の沈降法
によって、ブラウン管のフェイス内面に沈降させて形成
した沈降膜である。ここで、沈降法とは、硝酸または酢
酸バリウムを含有した純水を静置液(クッション液)と
し、一方、蛍光体と水ガラスを含有した純水を蛍光体懸
濁液(サスペンション液)とした場合、前者の静置液に
後者の懸濁液を注ぐことにより蛍光体は沈降しながら表
面バリウム・シリケートとなりブラウン管のフェイス内
面に塗着することである。
本発明のカラー投写型映像装置用緑色蛍光膜の製造方法
は、チタン、ゲルマニウム、のうち少くとも1種を含む
テルビウム付活ランタンオキシ塩化物蛍光体を含有する
沈降液であって、該沈降液中の水ガラスと酢酸バリウム
との重量比が20〜40である沈降液を用いて、ブラウン管
のフェイス内面に、チタン、ゲルマニウム、のうち少く
とも1種を含むテルビウム付活ランタンオキシ塩化物蛍
光体の沈降膜を形成することを特徴とする。
本発明のチタン,ゲルマニウム、のうち少くとも1種を
含むテルビウム付活ランタンオキシ塩化物蛍光体におい
て、テルビウムの付活量は、酸化ランタン100重量部に
対し5〜25重量部であることが好ましい。付活量が5重
量部未満の場合には、発光色が青味がかかり、輝度低下
をまねき、25重量部を超える場合には、蛍光体の粒状性
が変化し、常用の沈降法でこの蛍光体を投写管のフェイ
ス内面に塗布したとき形成すべき蛍光膜が流れてしまう
ので好ましくない。さらに好ましくは、10〜18重量部で
ある。一方、チタン、ゲルマニウム、のうち少くとも1
種の含有量を酸化ランタン100重量部に対し0.01〜5重
量部に限定したのは、0.01重量未満では蛍光体の粒子形
状が平板角形であり、高い電流密度(400mW/cm2)の電
子線照射下で輝度低下を生じ、5重量部を超える場合は
蛍光体の発光効率が低くなり輝度低下をまねくので好ま
しくない。
また、本発明に係る緑色蛍光体は、例えば、その粒子が
第1図(模式図)に示すように碁石状という特異な形状
を有し、かつ粒子径が均一であった。また、結晶粒子
は、通気法によれば、例えば、平均粒径が約5μmで、
直径が5〜10μmで、厚さが1.5〜2.5μm(中心)であ
った。参考として、特願昭59−7078号の蛍光体の粒子
(第2図)は、その平均粒径が約6μmで、直径が10〜
30μmで、厚さが約2μmであり、本発明のものと比較
して直径が相当に大きい。このことは、かかる蛍光体の
粒子から構成される本発明の蛍光膜が緻密であるため
に、輝度ムラの発生を招かない。
本発明の緑色蛍光膜の沈降法における特徴は、用いる沈
降液が水ガラス(K2O・3SiO2)と酢酸バリウム(Ba(CH
3COO))の水溶液であり、しかも、水ガラスの重量濃
度(例えば重量%表示)をWGとし酢酸バリウムの重量濃
度(例えば、重量%表示)をBaとしたとき、両者の比、
すなわちWG/Baが20〜40になるように調整された水溶液
であるということにある。WG/Baが40を超えると、沈降
膜とフェイス内面との付着力が極端に低下して沈降膜の
剥離現象が発生して良好な蛍光膜が形成できず、また、
20未満になると、上記した沈降液が白濁し所望する蛍光
膜を形成することができない。
このようにして形成した本発明の緑色蛍光膜の上に、ラ
ッカーフィルミング処理、アルミニウム膜蒸着処理、ベ
イキング処理などの所定の後処理を施し、最後に電子銃
を装着して、カラー投写型映像装置に用いて有用な緑色
蛍光膜を製造することができる。
なお、沈降液の成分として酢酸バリウムを使用する理由
は、例えば、硝酸バリウムを用いると形成された蛍光膜
がやや黒色となり若干の輝度低下を招くのに対し、ベイ
キング処理工程を施しても何等の体色変化も起こさない
ためである。
以下において、実施例及び比較例を掲げ、本発明をさら
に詳しく説明する。
(実施例) (1) 緑色蛍光膜の製造 La2O3:100g、NH4Cl:50g、Tb4O7:14g、TiO2:0.03g(実施
例1〜6);La2O3:100g、NH4Cl:50g、Tb4O7:14g、GeO2:
0.1g(実施例7〜12);La2O3:100g、NH4Cl:50g、Tb4O7:
14g、TiO2:0.03g、GeO2:0.1g(実施例13〜18)の各粉を
秤量し、これらをボールミル中でよく混合した。得られ
た混合粉末を石英ルツボの中に入れ、更にその上に適当
量の炭素を載せてから蓋をし、450℃で1時間に亘って
焼成し、ついで1100℃で2時間に亘って焼成した。得ら
れた焼成物をナイロンメッシュの袋に入れて水ぶるいを
し、更に純水で充分に洗浄し、ひき続き60℃の温水で洗
浄したのち、エタノールで水を置換しながらロ過した。
約120℃で乾燥して、Tb濃度:7重量%、Ti濃度:0.01重量
%のLaOCl:Tb,Ti蛍光体の粉(実施例1〜6);Tb濃度:7
重量%、Ge濃度:0.03重量%のLaOCl:Tb,Ge蛍光体の粉
(実施例7〜12);Tb濃度:7重量%、Ti濃度:0.01重量
%、Ge濃度:0.03重量%のLaOCl:Tb,Ti,Ge蛍光体の粉
(実施例13〜18)を得た。
つぎに、25%濃度の水ガラス原液と純水とを種々の混合
比(容量比)で混合して水ガラス重量(WG)の異なる水
溶液を全量で200mlになるように調製し、ここに上記し
た蛍光体の粉1.0gを投入して蛍光体懸濁液とした。
また同様にして、2%濃度の酢酸バリウム原液と純水と
を種々の混合比で混合して酢酸バリウム重量濃度(Ba)
の異なる溶液を調製した。
後者の溶液を、7インチブラウン管の中に注ぎ込んで静
置し、しかる後にここに前者の懸濁液を注ぎ込んで30分
間静置した。蛍光体が沈降して沈降膜が形成された。そ
の後、上澄液を流し出してブラウン管のフェイス内面に
蛍光膜を得た。
このときの沈降液の透明度、蛍光膜の状態を観察し、そ
れを、用いた水ガラス原液、酢酸バリウム原液の量、沈
降液中における水ガラスと酢酸バリウムとの重量比(WG
/Ba)との関係として表に一括して示した。表中、良好
なものは○印、成膜不能など不可のものは×印を、それ
らの中間の状態にあるものは△印示した。
また、これら蛍光膜の輝度を測定するために、後述する
ような方法でブラウン管を製造した。すなわち、得られ
た各蛍光膜の上にラッカーフィルミング処理により有機
物フィルムを形成し、さらにこの上にアルミニウム膜を
蒸着し、ベイキング後、電子銃をとりつけてブラウン管
を完成した。これらブラウン管の輝度の相対値を表に併
記した。なお、ブラウン管輝度に幾分かばらつきが見ら
れるが、これは蛍光体およびブラウン管製造時に生じる
いわゆる「デッドボルテージ」のばらつきに起因するこ
とを確めた。すなわち、蛍光膜の「デッドボルテージ」
は3.7KV〜4.5KVの範囲にあり、この0.8KVのちがいは28K
Vの動作時には大きなちがいとなって現れない。またベ
イキングによる「デッドボルテージ」の増加は約0.2KV
であってブラウン管輝度を問題にするときには無視でき
た。
(2) 輝度劣化特性 実施例4の緑色ブラウン管、Y2O3:Euの赤色ブラウン
管、ZnS:Agの青色ブラウン管を、それぞれ、29KV、700
μA、85×60mm2ラスター・サイズの高電流密度(400mW
/cm2)の電子線照射下で発光させて輝度劣化特性を測定
した。その結果を第3図に示した。第3図は、初期輝度
を基準(100%)として示してある。比較のために、従
来の緑色ブラウン管としてLaOCl:Tb(特願昭59−7078
号)の結果も示した。図中、それぞれ、曲線aは実施例
4のもの、bはY2O3:Euのもの、cはZnS:Agのもの、d
はLaOCl:Tbのものである。
図から明らかなように、本発明のカラー投写型映像装置
における緑色ブラウン管は従来のもの(LaOCl:Tb)に比
べて輝度劣化が少なく、200時間においては1.4倍ほど大
である。また、緑色、赤色、青色の各蛍光膜の輝度維持
率が揃っており、そのことから、この3本のブラウン管
を組み合せてカラー投写型映像装置を組んだ場合、強い
電子線照射下で極めて安定した白色画像の再生が得られ
る。
(3) 電流−輝度飽和特性(ガマン特性) 実施例4の緑色ブラウン管を28KVの加速電圧の動作状態
で発光させてガンマ特性を測定した。その結果を第4図
(a)に示した。第4図は、加えた電流に対し200μA
を基準として示してある。
比較のため、チタン、ゲルマニウム、を含有しないLaOC
l:Tb(特願昭59−7078号)を塗布した緑色ブラウン管の
場合について第4図の(b)として示した。図から明ら
かなように、本発明のカラー投写型映像装置を構成する
緑色ブラウン管はガンマ特性が良く、1200μAにおいて
は従来より1.22倍も大である。
更に、実施例4の緑色ブラウン管の28KV、1200μA、13
0×100mm2ラスター・サイズにおける発光スペクトルを
調べたところ、第5図の曲線(イ)の結果を得た。な
お、比較のため、チタン、ゲルマニウム、を含有しない
LaOCl:Tb(特願昭59−7078号)の場合を曲線(ロ)とし
て示した。
〔発明の効果〕
本発明の緑色蛍光膜は、カラー投写型映像装置に実装し
た場合、高電流密度(400mW/cm2)での輝度維持率が
高く、電流−輝度飽和特性(ガンマ特性)が優れ、
蛍光膜が緻密であるために投写スクリーン上での輝度ム
ラが発生しない、という特徴を有していて極めて有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のカラー投写型映像装置を構成する緑
色ブラウン管の蛍光膜を形成している蛍光体の粒子形状
の模式図を示し、第2図は、本発明との比較例として平
板角形状の粒子形状の模式図を示す。第3図は、本発明
にかかるチタンを含有したLaOCl:Tb緑色ブラウン管(曲
線a)、Y2O3:Eu赤色ブラウン管(曲線b)、ZnS:Ag青
色ブラウン管(曲線c)そしてチタンを含有しないLaOC
l:Tb緑色ブラウン管(曲線d)の高電流密度(400mW/cm
2)での輝度劣化特性図、第4図は、本発明にかかるチ
タンを含有したLaOCl:Tb(曲線a)、チタンを含有しな
いLaOCl:Tbの電流−輝度飽和特性(ガンマ特性)図、第
5図は、本発明にかかるチタンを含有したLaOCl:Tb(曲
線イ)とチタンを含有しないLaOCl:Tb(曲線ロ)の発光
スペクトル図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チタン、ゲルマニウムのうち少くとも1種
    を含むテルビウム付活ランタンオキシ塩化物蛍光体で形
    成されていることを特徴とする投射型映像装置用蛍光
    膜。
  2. 【請求項2】ランタンを酸化ランタン(La2O3)に換算
    した100重量部に対して、該テルビウムの付活量が酸化
    テルビウム(Ta4O7)に換算して5〜25重量部で、かつ
    チタン、ゲルマニウムのうち少くとも1種の含有量が酸
    化チタン(TiO2)、酸化ゲルマニウム(GeO2)に換算し
    て0.01〜5重量部である特許請求の範囲第1項記載の投
    射型映像装置用蛍光膜。
  3. 【請求項3】チタン、ゲルマニウムのうち少くとも1種
    を含むテルビウム付活ランタンオキシ塩化物蛍光体を含
    有する沈降液であって、該沈降液中の水ガラスと酢酸バ
    リウムとの重量比が20〜40である沈降液を用いて、ブラ
    ウン管のフェイス内面にチタン、ゲルマニウムのうち、
    少くとも1種を含むテルビウム付活ランタンオキシ塩化
    物蛍光体の沈降膜を形成することを特徴とする投射型映
    像装置用蛍光膜の製造方法。
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