JPH07147644A - クロック信号生成装置 - Google Patents

クロック信号生成装置

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JPH07147644A
JPH07147644A JP5317427A JP31742793A JPH07147644A JP H07147644 A JPH07147644 A JP H07147644A JP 5317427 A JP5317427 A JP 5317427A JP 31742793 A JP31742793 A JP 31742793A JP H07147644 A JPH07147644 A JP H07147644A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオ信号の同期信号に位相ロックしたクロ
ック信号を生成する装置において、ディジタル化された
ビデオ信号から直接水平同期信号の位相情報を取り出
す。 【構成】 ディエンファシス回路6の出力であるディジ
タル化されたY信号は直接PLL回路17へ供給され
る。PLL回路17内のディジタル位相比較回路18
は、ウィンドウ生成回路23が生成するウィンドウが開
いている期間、入力されたY信号の水平同期信号の立ち
上がりエッジの前後をVCO21が生成するシステムク
ロックを用いて例えば64個サンプリングし、それらを
加算することにより、水平同期信号とウィンドウとの位
相エラーを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号をディジタ
ル処理するシステムにおけるクロック信号の生成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号処理回路をディジタル化した
VTRが知られている(例えば、エレクトロニクスライ
フ,1988年7月号,PP.47−53)。
【0003】図11はこのようなVTRにおける再生ビ
デオ信号処理回路の構成の1例を示すブロックである。
この図において、再生ヘッド1により磁気テープ(図示
せず)から再生されたFM−Y信号と低域変換C信号の
合成信号は、ヘッドアンプ2により増幅される。そし
て、FM−Y信号はハイパスフィルタ3により分離さ
れ、A−D変換器4へ供給される。また、低域変換C信
号はローパスフィルタ(図示せず)により分離され、色
信号再生処理回路(図示せず)へ供給される。本発明は
C信号の処理系とは直接関係ないので、以下色信号再生
処理回路については言及しない。A−D変換器4は入力
されたFM−Y信号をディジタル化し、FM復調器5へ
供給する。ディジタル化されたFM−Y信号はここでF
M復調されてディジタル化されたY信号となされ、次の
ディエンファシス回路6でディエンファシス処理を受
け、さらにシャープネス回路7で尖鋭度の調整を受け、
TBC8で時間軸補正を受けた後出力される。TBC8
の出力はD−A変換器(図示せず)によりアナログのY
信号に変換される。
【0004】以上のように構成されたY信号の再生系に
おいて、A−D変換器4及びFM復調器5では水平同期
信号周波数の910倍の周波数(以下、910fHと略
す)を持つシステムクロックのさらに2倍の周波数のク
ロックが用いられ、ディエンファシス回路6、シャープ
ネス回路7及びTBC8では周波数910fHのシステ
ムクロックが用いられる。そして、このシステムクロッ
クはディエンファシス回路6の出力をD−A変換器9で
アナログのY信号に変換し、このY信号から水平同期分
離回路10により水平同期信号を分離し、この水平同期
信号をPLL回路11へ供給することにより生成してい
る。このPLL回路11は水平同期信号と内部の比較信
号との位相を比較する位相比較回路12、ローパスフィ
ルタ13、周波数910fHのシステムクロックを発生
するVCO14、VCO14の出力を910個カウント
する毎にリセットされる1/910カウンタ15及び1
/910カウンタ15のカウント値から矩形波等の比較
信号を生成して位相比較回路12へ供給する比較信号生
成回路16から構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のVTRでは、ディジタル処理システムに用いるクロ
ック信号を生成するために、ディジタル化したY信号を
一度D−A変換するため、D−A変換器が別に必要とな
るという問題点があった。
【0006】また、ヘッド切替時のスキューや垂直ブラ
ンキング期間の水平同期信号周期の変化が原因で大きな
位相エラーを発生するため、画面の上部等で動作が安定
しないという問題点があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、ディジタル化したY信号から
直接水平同期信号の位相情報を取り出すようにしたクロ
ック信号生成装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、ヘッド切替時や垂直ブラ
ンキング期間においても大きな位相エラーの発生を防止
できるクロック信号生成装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、ビデオ信号の同期信号に
位相ロックしたクロック信号を生成する装置において、
ディジタル化されたビデオ信号の同期信号と内部で生成
した比較信号との位相エラーを検出するエラー検出手段
と、エラー検出手段の出力に基づいて発振周波数が可変
制御されるクロック信号発生手段と、クロック信号発生
手段の出力をカウントするカウント手段と、カウント手
段のカウント値に基づいて前記比較信号を生成する手段
とを備えることを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、エラー検出手段はディジタル化され
たビデオ信号の振幅情報を積分して位相エラーを検出す
ることを特徴とするものである。
【0011】さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
又は2に係る発明において、エラー検出手段は同期信号
の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジから選択的に
位相エラーを検出することを特徴とするものである。
【0012】そして、請求項4に係る発明は、請求項1
又は2に係る発明において、比較信号があらかじめ定め
られた位相を有する時には、エラー検出手段の出力を固
定値に置き換えることを特徴とするものである。
【0013】また、請求項5に係る発明は、請求項1又
は2に係る発明において、同期信号の不連続を検出した
時には、位相エラーの保持とカウント手段の初期化を行
うことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1に係る発明によれば、エラー検出手段
はディジタル化されたビデオ信号の同期信号から直接位
相エラーを検出し、クロック信号発生手段はこの位相エ
ラーに基づいて発振周波数が可変制御されるクロック信
号を発生する。
【0015】また、請求項2に係る発明によれば、エラ
ー検出手段はディジタル化されたビデオ信号の振幅情報
を積分して位相エラーを検出するので、クロック信号よ
り高い分解能を持つ位相エラーを検出できる。
【0016】さらに、請求項3に係る発明によれば、エ
ラー検出手段は同期信号の立ち上がりエッジ及び立ち下
がりエッジから選択的に位相エラーを検出するので、垂
直同期信号期間及び等化パルス期間のような立ち下がり
エッジに時間的連続性がある期間では、立ち下がりエッ
ジを選択し、その他の期間は画像の内容に影響されない
立ち上がりエッジを選択することができる。
【0017】そして、請求項4に係る発明によれば、例
えば比較信号の位相が水平走査期間の中間点から水平同
期信号の立ち下がりエッジ迄の期間に存在する時は、エ
ラー検出手段の出力を固定値に置き換える。
【0018】また、請求項5に係る発明によれば、ヘッ
ド切替、ドロップアウト等、同期信号の不連続を検出し
た時には、位相エラーの保持とカウント手段の初期化を
行う。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら、 〔1〕クロック信号生成装置の基本構成 〔2〕ディジタル位相比較回路の動作及び構成 〔3〕ディジタル位相エラーのアナログ化 〔4〕立ち下がりエッジと立ち上がりエッジの選択 〔5〕疑似ロックの防止と引込みの高速化 〔6〕同期信号の不連続点に対する対応 の順序で詳細に説明する。
【0020】〔1〕クロック信号生成装置の基本構成 図1は本発明を適用したVTRの再生系の構成を示すブ
ロック図である。ここで、ビデオ信号の処理系は図11
と同一なので説明を省略する。
【0021】このVTRではクロック信号を生成する装
置の構成が図11と異なる。すなわち、本実施例では、
ディエンファシス回路6の出力であるディジタル化され
たY信号を直接PLL回路17へ供給している。
【0022】PLL回路17は、ディジタル位相比較回
路18、D−A変換器19、ローパスフィルタ20、V
CO21、1/910カウンタ22及びウィンドウ生成
回路23から構成されている。ここで、ローパスフィル
タ20、VCO21及び1/910カウンタ22は、図
11におけるローパスフィルタ13、VCO14及び1
/910カウンタ15と基本的に同一である。
【0023】〔2〕ディジタル位相比較回路の動作及び
構成 ディジタル位相比較回路18は、例えば図2に示されて
いるように、ウィンドウ生成回路23が生成するウィン
ドウが開いている期間、入力されるY信号の水平同期信
号の立ち上がりエッジの前後をシステムクロックを用い
て64個サンプリングし、それらを加算することによ
り、水平同期信号とウィンドウとの位相エラーを検出す
る。図2の場合、水平同期信号の−20IREレベルを
10ビットのディジタル信号の0レベルに対応させ、−
40IREレベルから0IREレベルの間を140ステ
ップで量子化している。そして、サンプリングしたディ
ジタル値を加算した値のうちマイナスの部分ΣAとプラ
スの部分ΣBが等しければ正しい位相ロック点であり、
ΣA<ΣBであればウィンドウの位相が進んでおり、Σ
A>ΣBであればウィンドウの位相が遅れている。
【0024】図3はディジタル位相比較回路18の具体
的構成の1例を示す。この図において、図1のディエン
ファシス回路6から供給されるディジタルY信号はスイ
ッチング回路31を通って加算器32へ供給される。ス
イッチング回路31はウィンドウによりON/OFF制
御され、図2における64サンプルを順次加算器32へ
出力する。
【0025】スイッチング回路31をON/OFF制御
するウィンドウはウィンドウ生成回路23により生成さ
れる。ウィンドウ信号生成回路23は1/910カウン
タ22のカウント値が所定の値(例、1〜64)の期間
にアクティブな信号を出力するデコーダにより構成され
ている。
【0026】加算器32はラッチ回路33の出力とスイ
ッチング回路31の出力が加算されるように構成されて
いるので、加算器32は前のサンプルの値と今回のサン
プルの値とを順次64個加算する動作を行うことにな
る。このようにして64サンプルの値を加算した結果が
ディジタル位相エラーとして次段のD−A変換器19へ
供給される。ラッチ回路33は水平走査期間毎にクリア
されるが、本実施例では、このクリアパルスはウィンド
ウ信号生成回路23が1/910カウンタ22のカウン
ト値が所定の値(例、0)になったときに出力するよう
に構成した。このクリアパルスを後述するディジタル同
期分離回路からの水平同期信号から生成することも可能
である。
【0027】〔3〕ディジタル位相エラーのアナログ化 D−A変換器19は15kサンプル/sec程度の低速
のもので十分である。また、図4に示されているように
エラー値をパルス幅に変換してもよい。図4(a)にお
いて、符号検出器41はディジタルエラーの符号を検出
し、トライステート回路44へ出力する。また、絶対値
検出器42がディジタルエラーの絶対値を検出し、パル
ス幅発生器43へ出力する。ここでディジタルエラーの
絶対値がパルス幅に変換され、その出力によりトライス
テート回路44の状態を制御する。この結果、トライス
テート回路44から図4(b)に示されているような信
号が出力される。
【0028】ところで、ディジタル位相比較回路18の
エラー値の幅は、同期信号振幅を140ステップ、ウィ
ンドウ幅を64サンプルとすると、+4480〜−44
80となり、14ビットで表せる。これに対して、図4
の回路ではエラー値を+910〜−910までしか表す
ことができない。
【0029】そこで、図5のように、ディジタルエラー
の絶対値をゲイン1としたバッファ53→パルス幅発生
器54→スイッチング回路59→トライステート回路5
1→抵抗値16Rの抵抗の系統とゲインを1/16とし
たバッファ55→パルス幅発生器56→スイッチング回
路60→トライステート回路52→抵抗値Rの抵抗の2
系統に分ける。そして、ディジタルエラーの絶対値をエ
ラーレベル検出器57で検出し、絶対値が910以下の
時は前者を選択し、910を越える時は後者を選択する
ように制御する。これにより、絶対値が910以下のデ
ィジタルエラーは高い分解能で出力でき、絶対値が91
0を越えるディジタルエラーは、分解能は低下するもの
のリニアリティーは保たれる。
【0030】〔4〕立ち下がりエッジと立ち上がりエッ
ジの選択 以上説明したクロック信号生成回路は水平同期信号の立
ち上がりエッジをサンプリングすることにより位相エラ
ーを検出している。このように水平同期信号の立ち上が
りエッジを検出すると画像の内容に影響を受けないが、
垂直ブランキング期間(以下、V BLKという)にお
いてエラー波形が不安定になる。すなわち、V BLK
内の垂直同期信号期間にその前後の等化パルス期間を加
えた9ラインの期間では、図6のY信号波形の下に実線
で示されている水平同期信号の立ち下がりエッジに時間
的連続性があるのに対し、点線で示されている立ち上が
りエッジには時間的連続性がない。そのため、垂直同期
信号期間の前後の等化パルス期間ではハイレベルの部分
を多くサンプリングするため、エラー値が漸増し、垂直
同期信号期間ではローレベルの部分を多くサンプリング
するためエラー値が漸減することになり、V BLK毎
にエラー波形のレベルが変動する。
【0031】そこで、図6に示されているように、前記
9ラインの期間では水平同期信号の立ち上がりエッジを
検出するように切替えることにより、エラー波形が不安
定になることに防止する。
【0032】これを実現するための回路の1例を図7に
示す。ここで、図1と対応する部分には同一の番号が付
してある。この図において、図1のディエンファシス回
路6から出力されたディジタル化されたY信号は、ディ
ジタル同期分離回路61において水平同期信号及び垂直
同期信号が分離され、9ライン検出回路62へ供給され
る。9ライン検出回路62は垂直同期信号を基準にして
水平同期信号をカウントすることにより、前記9ライン
の期間を検出し、スイッチング回路63の切替を制御す
る。一方、1/910カウンタ22でシステムクロック
をカウントし、ウィンドウ生成回路64で所定のカウン
ト値をデコードすることにより立ち上がりエッジ検出ウ
ィンドウ及び立ち下がりエッジ検出ウィンドウを生成す
る。ここで、立ち上がりエッジ検出ウィンドウは図2に
示されているウィンドウであり、立ち下がりエッジ検出
ウィンドウは図2における水平同期信号の立ち下がりエ
ッジの前後を64個サンプルするためのウィンドウであ
る。これらのウィンドウはスイッチング回路63におい
て、V BLK内の9ラインの期間には立ち上がりエッ
ジ検出ウィンドウが選択され、他の期間には立ち下がり
エッジ検出ウィンドウが選択されてディジタル位相比較
回路へ供給される。
【0033】〔5〕疑似ロックの防止と引込みの高速化 次に、図8及び図9を参照しながら疑似ロックの防止と
引込みの高速化を行うようにしたクロック信号生成装置
について説明する。
【0034】図8(a)に示されている水平同期信号に
対して、立ち上がりエッジを検出するウィンドウは図8
(b)の位置になる。この時、図2におけるΣA=ΣB
の条件が満たされた位置が正しい位相ロック点である。
ところが、ウィンドウの位置に対するエラー値の特性が
図8(d)のようになるため、図8(c)に示されてい
る位置でミスロックを起こしてしまうことがある。ま
た、引込み時における応答速度が遅くなる。
【0035】そこで、図8(e)に示されているうよう
に、ウィンドウが水平走査期間の中間点から水平同期信
号の立ち下がりエッジに存在する時(期間C)には、エ
ラー値をマイナスの最大値に固定するように構成する。
これにより、期間Aでは引込みの応答性が改善され、期
間Bでは疑似ロックが防止される。
【0036】図9はこれを実現するための回路の1例で
ある。ここで、図7と対応する部分には同一の番号が付
してある。この図において、ディジタル位相比較回路1
8の出力側にはスイッチング回路71が設けられてい
る。このスイッチング回路71はウィンドウが図8の期
間Cに存在する時は固定値(マイナスの最大値)を選択
し、その他の期間に存在する時はディジタル位相比較回
路18の出力を選択する。
【0037】期間Cを検出するために、ディジタル同期
分離回路61において、ディジタル化されたY信号から
水平同期信号及び垂直同期分離信号を分離する。これら
は9ライン検出回路62及び期間C検出回路72へ供給
される。期間C検出回路72は垂直同期信号を基準にし
て水平同期信号をカウントすることにより、期間Cにお
いてアクティブな信号を生成し,疑似ロック検出回路7
3へ供給する。疑似ロック検出回路73はウィンドウ生
成回路64から供給されるウィンドウが期間Cに存在す
ることを検出した時には、スイッチング回路71を固定
値側に切替えるように制御する。ただし、図6及び図7
を参照しながら説明したように、V BLK内の9ライ
ンの期間では立ち下がりエッジを検出するので、9ライ
ン検出回路62の出力を疑似ロック検出回路73へ供給
し、この期間には固定値側への切替を行わないように制
御する。
【0038】〔6〕同期信号の不連続点に対する対応 次に、図10を参照しながらヘッド切替時、ドロップア
ウト時及びV BLKにおいては、エラーを検出せず
に、前のエラーをホールドするように構成した回路につ
いて説明する。
【0039】ヘッド切替時、ドロップアウト時及びV
BLK内の9ラインでは、水平同期信号の間隔に連続性
がなくなるため、大きなエラー値を検出してしまい、再
度引き込むのに時間がかかってしまう。そこで、ヘッド
切替信号、ドロップアウト検出信号及びV BLKの9
ラインを検出した信号をORゲート81へ入力し、この
ORゲート81の出力とディジタル同期分離回路61が
分離した水平同期信号をANDゲート82へ入力し、こ
のANDゲート82の出力でスイッチング回路83を開
くと共に、1/910カウンタ22をリセットするよう
に構成したのが図10の回路である。これにより大きな
エラー値を検出することなく安定した動作となる。
【0040】なお、前記実施例(図6〜図10)ではV
BLKの9ラインのみ立ち下がりエッジを検出するよ
うに構成したが、V BLK全体にわたって立ち下がり
エッジを検出するように構成してもよい。
【0041】また、前記実施例(図9)ではウィンドウ
の位相が水平走査期間の中間点から水平同期信号の立ち
下がりエッジに存在する時(期間C)にエラー値をマイ
ナスの最大値に固定するように構成したが、エラー値を
マイナスの最大値に固定する期間を期間Bのみ、又は
(期間B+期間Aの後部)にしてもよい。
【0042】さらに、前記実施例はFM−Y信号と低域
変換C信号とを合成して記録したVTRの再生系に適用
したものであるが、本発明は、例えばC信号とY信号を
別トラックに記録したVTRのY信号再生系に適用する
こともできる。
【0043】また、前記実施例ではディジタル位相比較
回路からのディジタルエラーをアナログ値に変換し、ロ
ーパスフィルタ、VCOへ供給しているが、ローパスフ
ィルタ、VCOを全てディジタル回路で構成することも
できる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ディジタル化されたビデオ信号の同期信号から
直接位相情報を検出するので、D−A変換器が不要にな
る。
【0045】また、ディジタル化されたビデオ信号の振
幅情報を積分して位相エラーを検出するので、システム
クロックよりも高い分解能を持つ位相エラーの検出がで
きる。
【0046】さらに、同期信号の立ち上がりエッジと立
ち下がりエッジを状況により選択しながら位相エラーを
検出するので、例えば映像期間は画像内容の影響を受け
ない立ち上がりエッジを選択し、垂直同期信号期間及び
等化パルス期間のような立ち下がりエッジに時間の連続
性がある期間は立ち下がりエッジを選択できる。
【0047】そして、例えば比較信号の位相が水平走査
期間の中間部から水平同期信号の立ち下がりエッジ迄の
期間に存在する時はエラー検出手段の出力を固定値に置
き換えることにより、ミスロックの防止と引込みの高速
化を実現できる。
【0048】また、ヘッド切替時、ドロップアウト時
等、同期信号に時間的な不連続点がある時にも大きなエ
ラー値を検出することなく安定に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したVTRの再生系の構成を示す
ブロック図である。
【図2】ディジタル位相比較回路の動作を示す図であ
る。
【図3】ディジタル位相比較回路の具体的構成の1例を
示すブロック図である。
【図4】ディジタル位相比較回路のエラー値をパルス幅
に変換する回路の1例を示す図である。
【図5】ダイナミックレンジの拡大と高分解能を両立さ
せたエラー値をパルス幅に変換する回路の1例を示す図
である。
【図6】V BLK内における水平同期信号のエッジの
時間的連続性と位相エラー検出動作との関連を示す図で
ある。
【図7】図6の動作を実現する回路の1例を示す図であ
る。
【図8】ミスロック防止及び引込み動作の改善を説明す
る図である。
【図9】ミスロック防止及び引込み動作の改善を実現し
たクロック信号生成装置の1例を示す図である。
【図10】同期信号に時間的不連続があった時にも安定
に動作するクロック信号生成装置の構成を示すブロック
図である。
【図11】従来のVTRにおけるクロック信号生成装置
を示すブロック図である。
【符号の説明】
18…ディジタル位相比較回路、21…VCO、22…
1/910カウンタ、23,64…ウィンドウ生成回
路、32…加算回路、33…ラッチ、62…9ライン検
出回路、72…C期間検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号の同期信号に位相ロックした
    クロック信号を生成する装置において、 (a) ディジタル化されたビデオ信号の同期信号と内
    部で生成した比較信号との位相エラーを検出するエラー
    検出手段と、 (b)該エラー検出手段の出力に基づいて発振周波数が
    可変制御されるクロック信号発生手段と、 (c)該クロック信号発生手段の出力をカウントするカ
    ウント手段と、 (d)該カウント手段のカウント値に基づいて前記比較
    信号を生成する手段とを備えることを特徴とするクロッ
    ク信号生成装置。
  2. 【請求項2】 エラー検出手段はディジタル化されたビ
    デオ信号の振幅情報を積分して位相エラーを検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のクロック信号生成装置。
  3. 【請求項3】 エラー検出手段は同期信号の立ち上がり
    エッジ及び立ち下がりエッジから選択的に位相エラーを
    検出することを特徴とする請求項1又は2記載のクロッ
    ク信号生成装置。
  4. 【請求項4】 比較信号があらかじめ定められた位相を
    有する時には、エラー検出手段の出力を固定値に置き換
    えることを特徴とする請求項1又は2記載のクロック信
    号生成装置。
  5. 【請求項5】 同期信号の不連続を検出した時には、位
    相エラーの保持とカウント手段の初期化を行うことを特
    徴とする請求項1又は2記載のクロック信号生成装置。
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