JP2968619B2 - サンプリングクロック発生回路 - Google Patents
サンプリングクロック発生回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号を標本化する
ときに用いられるサンプリングクロック発生回路に利用
する。特に、第一の発明はNTSCコンポジット画像信
号のカラーバースト軸に位相同期したサンプリングクロ
ックを発生するクロック発生回路に関し、第二の発明は
NTSCコンポジット画像信号のカラーバーストの任意
の位相に位相同期したサンプリングクロックを発生する
クロック発生回路に関する。
ときに用いられるサンプリングクロック発生回路に利用
する。特に、第一の発明はNTSCコンポジット画像信
号のカラーバースト軸に位相同期したサンプリングクロ
ックを発生するクロック発生回路に関し、第二の発明は
NTSCコンポジット画像信号のカラーバーストの任意
の位相に位相同期したサンプリングクロックを発生する
クロック発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクロック発生回路はアナ
ログ回路でPLL回路を構成していた。
ログ回路でPLL回路を構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のクロ
ック発生回路はアナログ回路構成であるので、安定性が
悪く調整を必要とし、さらにアナログ部品で構成される
ので、LSI化しにくい欠点があった。
ック発生回路はアナログ回路構成であるので、安定性が
悪く調整を必要とし、さらにアナログ部品で構成される
ので、LSI化しにくい欠点があった。
【0004】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、一部分がディジタル化されたサンプリングクロック
発生回路を提供することを目的とする。
で、一部分がディジタル化されたサンプリングクロック
発生回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、NTS
Cコンポジット画像信号が入力される入力端子と、この
NTSCコンポジット画像信号を標本化するサンプリン
グクロック信号を出力する出力端子とを備えたサンプリ
ングクロック発生回路において、上記NTSCコンポジ
ット画像信号のカラーバースト信号に位相同期したサブ
キャリア信号を発生する手段と、このサブキャリア信号
をサンプリングクロック信号でアナログディジタル変換
しサブキャリアデータを出力する手段と、このサブキャ
リアデータから上記サブキャリア信号と上記サンプリン
グクロック信号との位相差を演算し位相差データとして
出力する手段と、この位相差データをディジタルアナロ
グ変換して周波数制御信号として出力する手段と、上記
サブキャリア信号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記
周波数制御信号に応じてこの中心周波数を可変し上記サ
ンプリングクロック信号として出力する手段とを備えた
ことを特徴とする。
Cコンポジット画像信号が入力される入力端子と、この
NTSCコンポジット画像信号を標本化するサンプリン
グクロック信号を出力する出力端子とを備えたサンプリ
ングクロック発生回路において、上記NTSCコンポジ
ット画像信号のカラーバースト信号に位相同期したサブ
キャリア信号を発生する手段と、このサブキャリア信号
をサンプリングクロック信号でアナログディジタル変換
しサブキャリアデータを出力する手段と、このサブキャ
リアデータから上記サブキャリア信号と上記サンプリン
グクロック信号との位相差を演算し位相差データとして
出力する手段と、この位相差データをディジタルアナロ
グ変換して周波数制御信号として出力する手段と、上記
サブキャリア信号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記
周波数制御信号に応じてこの中心周波数を可変し上記サ
ンプリングクロック信号として出力する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】第二の発明は、NTSCコンポジット画像
信号が入力される入力端子と、このNTSCコンポジッ
ト画像信号を標本化するサンプリングクロック信号を出
力する出力端子とを備えたサンプリングクロック発生回
路において、上記NTSCコンポジット画像信号のカラ
ーバースト信号に位相同期したサブキャリア信号を発生
する手段と、このサブキャリア信号の振幅を所定の振幅
に制御し新たなサブキャリア信号として出力する手段
と、上記新たなサブキャリア信号をサンプリングクロッ
ク信号でアナログディジタル変換しサブキャリアデータ
を出力する手段と、このサブキャリアデータから上記新
たなサブキャリア信号と上記サンプリングクロック信号
との位相差を演算し位相差データとして出力する手段
と、この位相差データを上記新たなサブキャリア信号に
対して所定の位相差に対応する位相シフトデータを加算
し新たな位相差データとして出力する手段と、この新た
な位相差データをディジタルアナログ変換し周波数制御
信号として出力する手段と、上記新たなサブキャリア信
号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記周波数制御信号
に応じてこの中心周波数を可変し上記サンプリングクロ
ック信号として出力する手段とを備えたことを特徴とす
る。
信号が入力される入力端子と、このNTSCコンポジッ
ト画像信号を標本化するサンプリングクロック信号を出
力する出力端子とを備えたサンプリングクロック発生回
路において、上記NTSCコンポジット画像信号のカラ
ーバースト信号に位相同期したサブキャリア信号を発生
する手段と、このサブキャリア信号の振幅を所定の振幅
に制御し新たなサブキャリア信号として出力する手段
と、上記新たなサブキャリア信号をサンプリングクロッ
ク信号でアナログディジタル変換しサブキャリアデータ
を出力する手段と、このサブキャリアデータから上記新
たなサブキャリア信号と上記サンプリングクロック信号
との位相差を演算し位相差データとして出力する手段
と、この位相差データを上記新たなサブキャリア信号に
対して所定の位相差に対応する位相シフトデータを加算
し新たな位相差データとして出力する手段と、この新た
な位相差データをディジタルアナログ変換し周波数制御
信号として出力する手段と、上記新たなサブキャリア信
号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記周波数制御信号
に応じてこの中心周波数を可変し上記サンプリングクロ
ック信号として出力する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】カラーバースト制御PLL回路3によりNTS
C信号から得たサブキャリア信号をAD変換したサブキ
ャリアデータを用いて、サブキャリア位相検出回路5で
サブキャリアとサンプリングクロックとの位相差を演算
し、これに位相シフト回路による任意の位相量を加算
し、これをDA変換してVCO17を制御するループを
構成する。
C信号から得たサブキャリア信号をAD変換したサブキ
ャリアデータを用いて、サブキャリア位相検出回路5で
サブキャリアとサンプリングクロックとの位相差を演算
し、これに位相シフト回路による任意の位相量を加算
し、これをDA変換してVCO17を制御するループを
構成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0009】図1は、第一の発明の原理を説明する図で
ある。この図で、1はNTSCコンポジット画像信号が
入力される入力端子、2はカラーバースト信号に位相同
期したnfscのサンプリングクロックを出力する出力端
子、3はNTSCコンポジット画像信号0103のカラ
ーバースト信号に位相同期したサブキャリア信号030
4を発生するカラーバースト制御PLL回路、4はサブ
キャリア信号0304をカラーバースト制御PLL回路
3の出力信号であるサブキャリア信号0304の整数倍
(n倍)の中心周波数を有する電圧制御発振器(以下、
VCOという)の出力であるサンプリングクロック信号
0704でAD変換するAD変換回路、5はサブキャリ
アデータ0405からサブキャリア信号0304と前記
サンプリングクロック信号0704との位相差を演算す
るサブキャリア位相検出回路、6は位相差データ050
6をDA変換するDA変換回路、7はDA変換回路の出
力信号0607により制御されるVCOである。カラー
バースト制御PLL回路3でNTSCコンポジットビデ
オ信号中のカラーバースト部分を抜取り、これに位相同
期した連続のサブキャリア信号0304を発生させ、こ
れをAD変換回路4によりサンプリングクロック070
4(nfsc)でAD変換し、サブキャリアデータを得
る。さらに、このサブキャリアデータからサブキャリア
位相検出回路5でサンプリングクロックとサブキャリア
信号との位相差を演算し、DA変換回路6でDA変換
し、このアナログ信号でVCOを制御する。以上のルー
プ構成により、NTSCコンポジット画像信号のカラー
バーストに位相同期したサンプリングクロックを得るこ
とができる。
ある。この図で、1はNTSCコンポジット画像信号が
入力される入力端子、2はカラーバースト信号に位相同
期したnfscのサンプリングクロックを出力する出力端
子、3はNTSCコンポジット画像信号0103のカラ
ーバースト信号に位相同期したサブキャリア信号030
4を発生するカラーバースト制御PLL回路、4はサブ
キャリア信号0304をカラーバースト制御PLL回路
3の出力信号であるサブキャリア信号0304の整数倍
(n倍)の中心周波数を有する電圧制御発振器(以下、
VCOという)の出力であるサンプリングクロック信号
0704でAD変換するAD変換回路、5はサブキャリ
アデータ0405からサブキャリア信号0304と前記
サンプリングクロック信号0704との位相差を演算す
るサブキャリア位相検出回路、6は位相差データ050
6をDA変換するDA変換回路、7はDA変換回路の出
力信号0607により制御されるVCOである。カラー
バースト制御PLL回路3でNTSCコンポジットビデ
オ信号中のカラーバースト部分を抜取り、これに位相同
期した連続のサブキャリア信号0304を発生させ、こ
れをAD変換回路4によりサンプリングクロック070
4(nfsc)でAD変換し、サブキャリアデータを得
る。さらに、このサブキャリアデータからサブキャリア
位相検出回路5でサンプリングクロックとサブキャリア
信号との位相差を演算し、DA変換回路6でDA変換
し、このアナログ信号でVCOを制御する。以上のルー
プ構成により、NTSCコンポジット画像信号のカラー
バーストに位相同期したサンプリングクロックを得るこ
とができる。
【0010】図4は、第二の発明の原理を説明する図で
ある。この図で、1はNTSCコンポジット画像信号が
入力される入力端子、2はカラーバースト信号の任意の
位相に位相同期したfscのn倍のサンプリングクロック
を出力する出力端子、3はNTSCコンポジット画像信
号0103のカラーバースト信号に位相同期したサブキ
ャリア信号0308を発生するカラーバースト制御PL
L回路、8はサブキャリア信号0308をあらかじめ定
めた一定の振幅Aに制御する自動利得制御回路(以下、
AGC回路という)、4はサブキャリア信号0804を
AGC回路8の出力信号であるサブキャリア信号080
4の整数倍(n倍)の中心周波数を有するVCOの出力
であるサンプリングクロック信号0704でAD変換す
るAD変換回路、5はサブキャリアデータ0405から
サブキャリア信号0804とサンプリングクロック信号
0704との位相差を演算し、位相差データとして出力
するサブキャリア位相検出回路、9は振幅Aのカラーバ
ースト信号0804に対して任意の位相差に相当する位
相シフトデータ0903を出力する位相シフト回路、3
0はサブキャリア位相検出回路5の出力である位相差デ
ータ0530と位相シフト回路9の出力である位相シフ
トデータ0930を加算する加算器、6は位相差データ
3006をDA変換し、アナログの周波数制御信号06
07を出力するDA変換回路、7は周波数制御信号06
07により制御されるVCOである。カラーバースト制
御PLL回路3でNTSCコンポジット画像信号中のカ
ラーバースト部分を抜き取り、これに位相同期した連続
のサブキャリア信号0308を発生させ、これをAGC
回路8で振幅を一定にしサブキャリア信号を得る。さら
に、この信号をAD変換回路4によりサンプリングクロ
ック0704(nfsc)でAD変換し、サブキャリアデ
ータ0405を得る。さらに、このサブキャリアデータ
からサブキャリア位相検出回路5でサンプリングクロッ
クとサブキャリア信号との位相差を演算し、位相差デー
タを得る。さらに、位相シフト回路9でサブキャリア信
号に対してあらかじめ定めた位相差に相当する位相シフ
トデータを加算し、位相データとしてDA変換回路6で
DA変換することによりカラーバーストの任意の位相に
位相同期したサンプリングクロックを得ることができ
る。
ある。この図で、1はNTSCコンポジット画像信号が
入力される入力端子、2はカラーバースト信号の任意の
位相に位相同期したfscのn倍のサンプリングクロック
を出力する出力端子、3はNTSCコンポジット画像信
号0103のカラーバースト信号に位相同期したサブキ
ャリア信号0308を発生するカラーバースト制御PL
L回路、8はサブキャリア信号0308をあらかじめ定
めた一定の振幅Aに制御する自動利得制御回路(以下、
AGC回路という)、4はサブキャリア信号0804を
AGC回路8の出力信号であるサブキャリア信号080
4の整数倍(n倍)の中心周波数を有するVCOの出力
であるサンプリングクロック信号0704でAD変換す
るAD変換回路、5はサブキャリアデータ0405から
サブキャリア信号0804とサンプリングクロック信号
0704との位相差を演算し、位相差データとして出力
するサブキャリア位相検出回路、9は振幅Aのカラーバ
ースト信号0804に対して任意の位相差に相当する位
相シフトデータ0903を出力する位相シフト回路、3
0はサブキャリア位相検出回路5の出力である位相差デ
ータ0530と位相シフト回路9の出力である位相シフ
トデータ0930を加算する加算器、6は位相差データ
3006をDA変換し、アナログの周波数制御信号06
07を出力するDA変換回路、7は周波数制御信号06
07により制御されるVCOである。カラーバースト制
御PLL回路3でNTSCコンポジット画像信号中のカ
ラーバースト部分を抜き取り、これに位相同期した連続
のサブキャリア信号0308を発生させ、これをAGC
回路8で振幅を一定にしサブキャリア信号を得る。さら
に、この信号をAD変換回路4によりサンプリングクロ
ック0704(nfsc)でAD変換し、サブキャリアデ
ータ0405を得る。さらに、このサブキャリアデータ
からサブキャリア位相検出回路5でサンプリングクロッ
クとサブキャリア信号との位相差を演算し、位相差デー
タを得る。さらに、位相シフト回路9でサブキャリア信
号に対してあらかじめ定めた位相差に相当する位相シフ
トデータを加算し、位相データとしてDA変換回路6で
DA変換することによりカラーバーストの任意の位相に
位相同期したサンプリングクロックを得ることができ
る。
【0011】図2はこの一実施例を示すブロック図であ
る。この実施例では、サンプリングクロックはn=4と
して4fscとする。図1中のAD変換回路4、DA変換
回路6およびVCO17は図2のそれと一対一に対応し
ている。カラーバースト制御PLL回路3は図2中のバ
ースト抜取り回路10、同期分離回路13、位相比較回
路11およびVCO12から構成されている。また、サ
ブキャリア位相検出回路5はレジスタ14、15、1
8、加算器16、減算器17、論理積を行うアンド回路
21、4fscクロックを4分周する分周回路22、水平
同期信号1323によりリセットされ4fSCクロックで
カウントされるカウンタ23、AD変換したサンプル点
位置の傾きの正負を判定する正負判定回路20および積
分回路19から構成される。すなわち、この第一実施例
は、図1に示すように、NTSCコンポジット画像信号
が入力される入力端子1と、このNTSCコンポジット
画像信号を標本化するサンプリングクロック信号を出力
する出力端子2とを備え、さらに、本発明の特徴とする
手段として、上記NTSCコンポジット画像信号のカラ
ーバースト信号に位相同期したサブキャリア信号を発生
する手段であるカラーバースト制御PLL回路3と、こ
のサブキャリア信号をサンプリングクロック信号でアナ
ログディジタル変換しサブキャリアデータを出力する手
段であるAD変換回路4と、このサブキャリアデータか
ら上記サブキャリア信号と上記サンプリングクロック信
号との位相差を演算し位相差データとして出力する手段
であるサブキャリア位相検出回路5と、この位相差デー
タをディジタルアナログ変換し周波数制御信号として出
力する手段であるDA変換回路6と、上記サブキャリア
信号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記周波数制御信
号に応じてこの中心周波数を可変し上記サンプリングク
ロック信号として出力する手段であるVCO7とを備え
る。
る。この実施例では、サンプリングクロックはn=4と
して4fscとする。図1中のAD変換回路4、DA変換
回路6およびVCO17は図2のそれと一対一に対応し
ている。カラーバースト制御PLL回路3は図2中のバ
ースト抜取り回路10、同期分離回路13、位相比較回
路11およびVCO12から構成されている。また、サ
ブキャリア位相検出回路5はレジスタ14、15、1
8、加算器16、減算器17、論理積を行うアンド回路
21、4fscクロックを4分周する分周回路22、水平
同期信号1323によりリセットされ4fSCクロックで
カウントされるカウンタ23、AD変換したサンプル点
位置の傾きの正負を判定する正負判定回路20および積
分回路19から構成される。すなわち、この第一実施例
は、図1に示すように、NTSCコンポジット画像信号
が入力される入力端子1と、このNTSCコンポジット
画像信号を標本化するサンプリングクロック信号を出力
する出力端子2とを備え、さらに、本発明の特徴とする
手段として、上記NTSCコンポジット画像信号のカラ
ーバースト信号に位相同期したサブキャリア信号を発生
する手段であるカラーバースト制御PLL回路3と、こ
のサブキャリア信号をサンプリングクロック信号でアナ
ログディジタル変換しサブキャリアデータを出力する手
段であるAD変換回路4と、このサブキャリアデータか
ら上記サブキャリア信号と上記サンプリングクロック信
号との位相差を演算し位相差データとして出力する手段
であるサブキャリア位相検出回路5と、この位相差デー
タをディジタルアナログ変換し周波数制御信号として出
力する手段であるDA変換回路6と、上記サブキャリア
信号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記周波数制御信
号に応じてこの中心周波数を可変し上記サンプリングク
ロック信号として出力する手段であるVCO7とを備え
る。
【0012】次に、この実施例の動作を説明する。図2
中、同期分離回路13は画像信号0110から同期信号
を分離し、水平同期信号1323およびカラーバースト
の位置を示すバーストフラグ信号1310を出力する。
さらに、バースト抜取り回路10で画像信号0110か
らバーストフラグ信号1310を用いてカラーバースト
信号部分のみが抜取られる。そしてこのカラーバースト
信号1011とVCO12の出力であるカラーサブキャ
リア(周波数はfscである)信号1211とを用いて位
相比較回路11で位相比較を行い、VCO12を制御す
ることによりカラーバースト信号に位相同期した連続し
たサブキャリア信号1204を得ることができる。この
サブキャリア信号1204はAD変換回路4によりサブ
キャリア周波数fscの4倍の周波数(4fsc)でAD変
換される。
中、同期分離回路13は画像信号0110から同期信号
を分離し、水平同期信号1323およびカラーバースト
の位置を示すバーストフラグ信号1310を出力する。
さらに、バースト抜取り回路10で画像信号0110か
らバーストフラグ信号1310を用いてカラーバースト
信号部分のみが抜取られる。そしてこのカラーバースト
信号1011とVCO12の出力であるカラーサブキャ
リア(周波数はfscである)信号1211とを用いて位
相比較回路11で位相比較を行い、VCO12を制御す
ることによりカラーバースト信号に位相同期した連続し
たサブキャリア信号1204を得ることができる。この
サブキャリア信号1204はAD変換回路4によりサブ
キャリア周波数fscの4倍の周波数(4fsc)でAD変
換される。
【0013】次に、AD変換されたサブキャリアデータ
0414からサブキャリア信号とサンプリングクロック
との位相検出を行う動作について図3を用いて説明す
る。図3はカラーサブキャリア信号が4fscのサンプリ
ングクロックでサンプリングしたときの様子を表したも
のである。本発明の目的はカラーバーストに位相同期し
たサンプリングクロックを得るものであり、すなわち同
図で○印のサンプリング位相となるような制御を行うこ
とで達成される。具体的には、図3で、サブキャリア信
号データ0414のフィルタリングを行い、その出力を
積分してその値の正、負、ゼロによりVCO7を制御す
る。例えば、×印のサンプル位相の場合には積分出力は
負の値となるので、VCO7の発振周波数を低くサンプ
ル点が右側にくるような制御を行う。
0414からサブキャリア信号とサンプリングクロック
との位相検出を行う動作について図3を用いて説明す
る。図3はカラーサブキャリア信号が4fscのサンプリ
ングクロックでサンプリングしたときの様子を表したも
のである。本発明の目的はカラーバーストに位相同期し
たサンプリングクロックを得るものであり、すなわち同
図で○印のサンプリング位相となるような制御を行うこ
とで達成される。具体的には、図3で、サブキャリア信
号データ0414のフィルタリングを行い、その出力を
積分してその値の正、負、ゼロによりVCO7を制御す
る。例えば、×印のサンプル位相の場合には積分出力は
負の値となるので、VCO7の発振周波数を低くサンプ
ル点が右側にくるような制御を行う。
【0014】また、□印のサンプル位相の場合に積分出
力は正になるので、VCO7の発信周波数を高くしサン
プル点が左側にくるような制御を行う。
力は正になるので、VCO7の発信周波数を高くしサン
プル点が左側にくるような制御を行う。
【0015】図2ではレジスタ14および15と加算器
16および減算器17とにより下記に示す係数を有する
フィルタを構成している。
16および減算器17とにより下記に示す係数を有する
フィルタを構成している。
【0016】(−1 2 −1)/4 ただし、フィルタ係数演算はビットシフトで行うものと
し、図2中には×1/4等の記述のみとしている。ま
た、正負判定回路20は立ち上がり位相のフィルタ出力
のみを積分するために立ち上がりのサンプル点を検出
し、このサンプル点のみを有効とする正負制御信号20
21を出力するものである。さらに、カウンタ23は水
平同期信号1323に同期してカウントし、1ライン中
の有効サンプルのみフィルタリングした積分値を得るた
めの有効サンプル制御信号2321を出力する。したが
って、フィルタ出力1718をアンド回路21で正負制
御信号2021、有効サンプル制御信号2321および
4fscを4分周した信号2122の論理積をとった信号
2118を用いてレジスタ18でラッチすることによ
り、1ライン中の立ち上がりの数サンプル分のフィルタ
出力を積分回路19で積分することができる。DA変換
回路6はこの積分値1916をDA変換してVCO17
に出力し、サンプリングクロックの制御を行う。
し、図2中には×1/4等の記述のみとしている。ま
た、正負判定回路20は立ち上がり位相のフィルタ出力
のみを積分するために立ち上がりのサンプル点を検出
し、このサンプル点のみを有効とする正負制御信号20
21を出力するものである。さらに、カウンタ23は水
平同期信号1323に同期してカウントし、1ライン中
の有効サンプルのみフィルタリングした積分値を得るた
めの有効サンプル制御信号2321を出力する。したが
って、フィルタ出力1718をアンド回路21で正負制
御信号2021、有効サンプル制御信号2321および
4fscを4分周した信号2122の論理積をとった信号
2118を用いてレジスタ18でラッチすることによ
り、1ライン中の立ち上がりの数サンプル分のフィルタ
出力を積分回路19で積分することができる。DA変換
回路6はこの積分値1916をDA変換してVCO17
に出力し、サンプリングクロックの制御を行う。
【0017】次に、第二の発明の一実施例について図面
を参照して説明する。図5はこの実施例を示すブロック
図である。この実施例では、サンプリングクロックはn
=4として4fscとする。図4中のAD変換回路4、D
A変換回路6、VCO17、AGC8、位相シフト回路
9および加算器30は図5のそれと一対一に対応してい
る。カラーバースト制御PLL回路3は、図5中のバー
スト抜取り回路10、同期分離回路13、位相比較回路
11およびVCO12から構成され、また、サブキャリ
ア位相検出回路5は、レジスタ14、15、18、加算
器16、減算器17、論理積を行うアンド回路21、4
fscクロックを4分周する分周回路22、水平同期信号
1323によりリセットされ4fscクロックでカウント
されるカウンタ23、AD変換したサンプル点位置の傾
きの正負を判定する正負判定回路20および積分回路1
9から構成される。また、加算器30の位置は図1と若
干変更している。
を参照して説明する。図5はこの実施例を示すブロック
図である。この実施例では、サンプリングクロックはn
=4として4fscとする。図4中のAD変換回路4、D
A変換回路6、VCO17、AGC8、位相シフト回路
9および加算器30は図5のそれと一対一に対応してい
る。カラーバースト制御PLL回路3は、図5中のバー
スト抜取り回路10、同期分離回路13、位相比較回路
11およびVCO12から構成され、また、サブキャリ
ア位相検出回路5は、レジスタ14、15、18、加算
器16、減算器17、論理積を行うアンド回路21、4
fscクロックを4分周する分周回路22、水平同期信号
1323によりリセットされ4fscクロックでカウント
されるカウンタ23、AD変換したサンプル点位置の傾
きの正負を判定する正負判定回路20および積分回路1
9から構成される。また、加算器30の位置は図1と若
干変更している。
【0018】すなわち、この実施例は、図1に示すよう
に、NTSCコンポジット画像信号が入力される入力端
子1と、このNTSCコンポジット画像信号を標本化す
るサンプリングクロック信号を出力する出力端子2とを
備え、さらに、本発明の特徴とする手段として、上記N
TSCコンポジット画像信号のカラーバースト信号に位
相同期したサブキャリア信号を発生する手段であるカラ
ーバースト制御PLL回路3と、このサブキャリア信号
の振幅をあらかじめ定めた一定の振幅に制御し新たなサ
ブキャリア信号として出力する手段であるAGC8と、
この新たなサブキャリア信号をサンプリングクロック信
号でアナログディジタル変換しサブキャリアデータを出
力する手段であるAD変換回路4と、このサブキャリア
データから上記新たなサブキャリア信号と上記サンプリ
ングクロック信号との位相差を演算し位相差データとし
て出力する手段であるサブキャリア位相検出回路5と、
この位相差データを上記新たなサブキャリア信号に対し
て所定の位相差に対応する位相シフトデータを加算し新
たな位相差データとして出力する手段である位相シフト
回路9および加算器30と、この新たな位相差データを
ディジタルアナログ変換し周波数制御信号として出力す
る手段であるDA変換回路6と、上記新たなサブキャリ
ア信号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記周波数制御
信号に応じてこの中心周波数を可変し上記サンプリング
クロック信号として出力する手段であるVCO7とを備
える。
に、NTSCコンポジット画像信号が入力される入力端
子1と、このNTSCコンポジット画像信号を標本化す
るサンプリングクロック信号を出力する出力端子2とを
備え、さらに、本発明の特徴とする手段として、上記N
TSCコンポジット画像信号のカラーバースト信号に位
相同期したサブキャリア信号を発生する手段であるカラ
ーバースト制御PLL回路3と、このサブキャリア信号
の振幅をあらかじめ定めた一定の振幅に制御し新たなサ
ブキャリア信号として出力する手段であるAGC8と、
この新たなサブキャリア信号をサンプリングクロック信
号でアナログディジタル変換しサブキャリアデータを出
力する手段であるAD変換回路4と、このサブキャリア
データから上記新たなサブキャリア信号と上記サンプリ
ングクロック信号との位相差を演算し位相差データとし
て出力する手段であるサブキャリア位相検出回路5と、
この位相差データを上記新たなサブキャリア信号に対し
て所定の位相差に対応する位相シフトデータを加算し新
たな位相差データとして出力する手段である位相シフト
回路9および加算器30と、この新たな位相差データを
ディジタルアナログ変換し周波数制御信号として出力す
る手段であるDA変換回路6と、上記新たなサブキャリ
ア信号の整数倍の中心周波数を有しかつ上記周波数制御
信号に応じてこの中心周波数を可変し上記サンプリング
クロック信号として出力する手段であるVCO7とを備
える。
【0019】次に、この実施例の動作を説明する。図5
中、同期分離回路13は画像信号0110から同期信号
を分離し、水平同期信号1323およびカラーバースト
の位置を示すバーストフラグ信号1310を出力する。
さらに、バースト抜取り回路10で画像信号0110か
らバーストフラグ信号1310を用いてカラーバースト
信号部分のみが抜取られる。そしてこのカラーバースト
信号1011とVCO12の出力であるカラーサブキャ
リア(周波数はfscである)信号1211とを用いて位
相比較回路11で位相比較を行い、VCO12を制御す
ることによりカラーバースト信号に位相同期した連続し
たサブキャリア信号1208を得ることができる。この
サブキャリア信号1208はAGC回路8により一定の
振幅Aに制御され、カラーバースト信号2としてAD変
換回路4でサブキャリア周波数fscの4倍の周波数(4
fsc)でAD変換され、サブキャリアデータ0414を
得る。
中、同期分離回路13は画像信号0110から同期信号
を分離し、水平同期信号1323およびカラーバースト
の位置を示すバーストフラグ信号1310を出力する。
さらに、バースト抜取り回路10で画像信号0110か
らバーストフラグ信号1310を用いてカラーバースト
信号部分のみが抜取られる。そしてこのカラーバースト
信号1011とVCO12の出力であるカラーサブキャ
リア(周波数はfscである)信号1211とを用いて位
相比較回路11で位相比較を行い、VCO12を制御す
ることによりカラーバースト信号に位相同期した連続し
たサブキャリア信号1208を得ることができる。この
サブキャリア信号1208はAGC回路8により一定の
振幅Aに制御され、カラーバースト信号2としてAD変
換回路4でサブキャリア周波数fscの4倍の周波数(4
fsc)でAD変換され、サブキャリアデータ0414を
得る。
【0020】次に、サブキャリアデータ0414からサ
ブキャリア信号とサンプリングクロックとの位相検出を
行う動作について図6を用いて説明する。図6はカラー
サブキャリア信号が4fscのサンプリングクロックでサ
ンプリングしたときの様子を表したものである。同図の
波形1はカラーバースト信号0804そのものであり、
波形2は位相シフト回路9で位相シフト(この図の例で
はα)分の位相シフトデータを減算したものであり、制
御ループではこの波形で制御される。本発明の目的はカ
ラーバーストに位相同期したサンプリングクロックを得
るものであり、すなわち同図波形2で、○印のサンプリ
ング位相となるような制御を行うことで達成される。具
体的には、図6で、サブキャリアデータ0414のフィ
ルタリングを行い、その出力を積分しその値を正、負、
ゼロによりVCO7を制御する。例えば、×印のサンプ
ル位相の場合に積分出力は負の値となるので、VCO7
の発振周波数を低くサンプル点が右側にくるような制御
を行う。
ブキャリア信号とサンプリングクロックとの位相検出を
行う動作について図6を用いて説明する。図6はカラー
サブキャリア信号が4fscのサンプリングクロックでサ
ンプリングしたときの様子を表したものである。同図の
波形1はカラーバースト信号0804そのものであり、
波形2は位相シフト回路9で位相シフト(この図の例で
はα)分の位相シフトデータを減算したものであり、制
御ループではこの波形で制御される。本発明の目的はカ
ラーバーストに位相同期したサンプリングクロックを得
るものであり、すなわち同図波形2で、○印のサンプリ
ング位相となるような制御を行うことで達成される。具
体的には、図6で、サブキャリアデータ0414のフィ
ルタリングを行い、その出力を積分しその値を正、負、
ゼロによりVCO7を制御する。例えば、×印のサンプ
ル位相の場合に積分出力は負の値となるので、VCO7
の発振周波数を低くサンプル点が右側にくるような制御
を行う。
【0021】また、□印のサンプル位相の場合に積分出
力は正になるので、VCO7の発信周波数を高くしサン
プル点が左側にくるような制御を行う。波形1に対して
この制御を行うには、フィルタ出力1830に位相シフ
トデータ0930を加算することにより達成される。
力は正になるので、VCO7の発信周波数を高くしサン
プル点が左側にくるような制御を行う。波形1に対して
この制御を行うには、フィルタ出力1830に位相シフ
トデータ0930を加算することにより達成される。
【0022】図5ではレジスタ14および15と加算器
16および減算器17により下記に示す係数を有するフ
ィルタを構成している。
16および減算器17により下記に示す係数を有するフ
ィルタを構成している。
【0023】(−1 2 −1)/4 ただし、フィルタ係数演算はビットシフトで行うものと
し、図2中には×1/4等の記述のみとしている。ま
た、正負判定回路20は立ち上がり位相のフィルタ出力
のみを積分するために立ち上がりのサンプル点を検出
し、このサンプル点のみを有効とする正負制御信号20
21を出力するものである。さらに、カウンタ23は水
平同期信号1323に同期してカウントし、1ライン中
の有効サンプルのみフィルタリングした積分値を得るた
めの有効サンプル制御信号2321を出力する。したが
って、フィルタ出力1718をアンド回路21で正負制
御信号2021、有効サンプル制御信号2321および
4fscを4分周した信号2122の論理積をとった信号
2118を用いてレジスタ18でラッチすることによ
り、1ライン中の立ち上がりの数サンプル分のフィルタ
出力を積分回路19で積分することができる。さらに、
位相シフト回路9により振幅Aより位相差αに相当する
位相シフトデータを加算器30でフィルタ振幅1830
に加算することにより、サンプリング点が位相差αにな
るような制御を行うことができる。DA変換回路6はこ
の積分値1906をDA変換してVCO17に出力し、
サンプリングクロックの周波数制御を行う。
し、図2中には×1/4等の記述のみとしている。ま
た、正負判定回路20は立ち上がり位相のフィルタ出力
のみを積分するために立ち上がりのサンプル点を検出
し、このサンプル点のみを有効とする正負制御信号20
21を出力するものである。さらに、カウンタ23は水
平同期信号1323に同期してカウントし、1ライン中
の有効サンプルのみフィルタリングした積分値を得るた
めの有効サンプル制御信号2321を出力する。したが
って、フィルタ出力1718をアンド回路21で正負制
御信号2021、有効サンプル制御信号2321および
4fscを4分周した信号2122の論理積をとった信号
2118を用いてレジスタ18でラッチすることによ
り、1ライン中の立ち上がりの数サンプル分のフィルタ
出力を積分回路19で積分することができる。さらに、
位相シフト回路9により振幅Aより位相差αに相当する
位相シフトデータを加算器30でフィルタ振幅1830
に加算することにより、サンプリング点が位相差αにな
るような制御を行うことができる。DA変換回路6はこ
の積分値1906をDA変換してVCO17に出力し、
サンプリングクロックの周波数制御を行う。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、従来の
カラーバーストクロックPLL回路の一部をディジタル
化したので、安定度に優れ、調整が不要であり、さらに
LSI化できるため小型化にできる効果がある。
カラーバーストクロックPLL回路の一部をディジタル
化したので、安定度に優れ、調整が不要であり、さらに
LSI化できるため小型化にできる効果がある。
【図1】本発明の第一実施例の原理を示すブロック構成
図。
図。
【図2】本発明の第一実施例の構成を示すブロック構成
図。
図。
【図3】本発明の第一実施例の動作を示す波形図。
【図4】本発明の第二実施例の原理を示すブロック構成
図。
図。
【図5】本発明の第二実施例の構成を示すブロック構成
図。
図。
【図6】本発明の第二実施例の動作を示す波形図。
1 入力端子 2 出力端子 3 カラーバースト制御PLL回路 4 AD変換回路 5 サブキャリア位相検出回路 6 DA変換回路 7 電圧制御発振器(VCO) 8 自動利得制御回路(AGC) 9 位相シフト回路 10 バースト抜取り回路 11 位相比較回路(位相比較) 12 電圧制御発振器(VCO) 13 同期分離回路 14、15、18 レジスタ(D) 16 加算器 17 減算器 19 積分回路 20 正負判定回路 21 アンド回路(AND) 22 分周回路(1/4) 23 カウンタ(CTR) 30 加算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−267480(JP,A) 特開 昭61−43086(JP,A) 特開 平2−177688(JP,A) 特開 昭64−108889(JP,A) 特開 昭50−3221(JP,A) 特開 平1−171369(JP,A) 実開 昭57−171364(JP,U) 実開 昭61−1978(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/45 H04N 11/04
Claims (2)
- 【請求項1】 NTSCコンポジット画像信号が入力さ
れる入力端子と、 この NTSCコンポジット画像信号のカラーバースト信
号を抽出しこのカラーバースト信号に位相同期したサブ
キャリア信号を発生する手段と、上記 サブキャリア信号のn倍(nは2以上の整数)の周
波数を有するサンプリングクロック信号で上記サブキャ
リア信号をアナログディジタル変換しサブキャリアデー
タを出力するアナログディジタル変換手段と、 このサブキャリアデータのフィルタリングを行いその値
を積分してサブキャリアデータと上記サンプリングクロ
ック信号との位相差を正、負、零で表される位相差デー
タとして出力する位相差検出手段と、 この位相差データをディジタルアナログ変換して周波数
制御信号として出力するディジタルアナログ手段と、 上記サブキャリア信号のn倍の中心周波数を有しかつ上
記周波数制御信号に応じてこの中心周波数を可変し上記
サンプリングクロック信号として出力する電圧制御発振
手段と、上記サンプリングクロック信号をNTSCコンポジット
画像信号の標本化信号として出力する出力端子と を備え
たことを特徴とするサンプリングクロック発生回路。 - 【請求項2】 NTSCコンポジット画像信号が入力
される入力端子と、 この NTSCコンポジット画像信号のカラーバースト信
号を抽出しこのカラーバースト信号に位相同期したサブ
キャリア信号を発生する手段と、上記 サブキャリア信号のn倍(nは2以上の整数)の周
波数を有するサンプリングクロック信号で上記サブキャ
リア信号をアナログディジタル変換しサブキャリアデー
タを出力するアナログディジタル変換手段と、 このサブキャリア信号の振幅を所定の振幅に制御し新た
なサブキャリア信号として出力する手段と、 上記新たなサブキャリアデータのフィルタリングを行い
その値を積分してサブキャリアデータと上記サンプリン
グクロック信号との位相差を正、負、零で表される位相
差データとして出力する位相差検出手段と、 この位相差データをディジタルアナログ変換して周波数
制御信号として出力するディジタルアナログ手段と、 この位相差データを上記新たなサブキャリア信号に対し
て所定の位相差に対応する位相シフトデータを加算し新
たな位相差データとして出力する手段と、 この新たなサブキャリア信号のn倍の中心周波数を有し
かつ上記周波数制御信号に応じてこの中心周波数を可変
し上記サンプリングクロック信号として出力する電圧制
御発振手段と、上記サンプリングクロック信号をNTSCコンポジット
画像信号の標本化信号として出力する出力端子と を備え
たことを特徴とするサンプリングクロック発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184877A JP2968619B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | サンプリングクロック発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184877A JP2968619B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | サンプリングクロック発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530521A JPH0530521A (ja) | 1993-02-05 |
JP2968619B2 true JP2968619B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=16160880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184877A Expired - Lifetime JP2968619B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | サンプリングクロック発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2968619B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503221A (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-14 | ||
JPS57171364U (ja) * | 1981-04-24 | 1982-10-28 | ||
JPS611978U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-08 | カシオ計算機株式会社 | タイミング信号発生回路 |
JPS6143086A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-01 | Nec Corp | Pll装置 |
JPH0638663B2 (ja) * | 1985-05-22 | 1994-05-18 | 株式会社日立製作所 | デジタルテレビジョン信号処理装置用のクロック発生回路 |
JP2647876B2 (ja) * | 1987-12-25 | 1997-08-27 | 日本電気株式会社 | 標準周波数発生回路 |
JPH02177688A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-10 | Nec Eng Ltd | バースト制御発振器 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184877A patent/JP2968619B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530521A (ja) | 1993-02-05 |
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