JP2647876B2 - 標準周波数発生回路 - Google Patents

標準周波数発生回路

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JP2647876B2
JP2647876B2 JP62331806A JP33180687A JP2647876B2 JP 2647876 B2 JP2647876 B2 JP 2647876B2 JP 62331806 A JP62331806 A JP 62331806A JP 33180687 A JP33180687 A JP 33180687A JP 2647876 B2 JP2647876 B2 JP 2647876B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビ放送装置またはテレビ中継放送装置用
標準周波数発生回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、テレビ放送装置やテレビ中継放送装置の送信周
波数を安定するために、シンセサイザー方式による周波
数精密化装置を使用して、送信周波数を例えば10MHzの
標準周波数に同期させる方法がとられている。この標準
周波数としては、親局の場合はルビジゥム発振器のよう
な高安定発振器が用いられるが、中継局においては親局
から発射される電波に含まれる情報のうち、映像キャリ
ア周波数やカラーサブキャリア周波数を取り出して、こ
れに同期させて標準周波数を発生させる方法が考えられ
ている。
また、親局であっても、送信所にルビジウム発振器を
置かないで、演奏所から送るビデオ信号に含まれるカラ
ーサブキャリア周波数を取り出して、これに周期させ
て、標準周波数を発生させる方法が考えられている。
第2図は従来のカラーサブキャリア周波数を利用する
テレビ放送装置またはテレビ中継放送装置用標準周波数
発生回路を示すブロック図である。
ビデオ入力S1に含まれるカラーサブキャリア周波数
を、カラーバースト抽出回路31によって取出し、この出
力S2を分周器33によって1/Mに分周したのち、位相比較
器34に加える。一方、10MHzの水晶発振器36の10MHz出力
S10を分周器37によって1/Nに分周したのち、位相比較器
34に加える。位相比較器34は加えられたふたつの信号の
位相を比較して得た制御電圧S13を、ループフィルタ35
を通して水晶発振器36に加える。このように構成された
位相同期ループにおいて、式(1)が成立する。
コントロール回路32は、カラーサブキャリア、ビデオ
入力S1がないことや自動位相制御(以降APCと記す)が
はずれたことを出力S2,S15から検出すると、水晶発振器
36が位相比較器34から制御電圧S14を受けず自走するよ
うに、コントロール回路32の制御電圧S16によって水晶
発振器36を制御する。
ここで、ビデオ入力S1は、親局の場合はスタジオから
送られてきたビデオ信号であり、中継局の場合は受信電
波を復調して得られるビデオ信号である。いずれの場合
も、カラーサブキャリアにはジッターが含まれているの
で、10MHz出力にジッターの影響が出ないようにするた
めにループフィルタ35の時定数を充分大きくしてある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のテレビ中継放送用標準周波数発生回路
は、カラーサブキャリアが無い場合やビデオ信号S1が無
い場合は、水晶発振器36をフリーランにするように、コ
ントロール回路32が動作するが、復帰した場合には、上
述のようにループフィルタ35の時定数が大きいため、AP
C引込時間が長いという欠点があり、引込時には時定数
を短かくする等の切換機能を持たせることも可能である
が、その切換による影響が10MHz出力S10の位相変動とし
て現われてしまうという欠点もある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の標準周波数発生回路は、ビデオ信号を入力し
てカラーバースト信号を抽出するカラーバースト抽出回
路と、第1または第2の制御信号に制御されてカラーサ
ブキャリアと同一の周波数の発振出力を出力する第1の
水晶発振器と、カラーバースト抽出回路の出力と第1の
水晶発振器の出力との位相を比較し、位相が一致するよ
うに位相比較出力を出力するとともに自己の動作が正常
か否かを示す判定出力を出力する第1の位相比較器と、
第1の位相比較器の位相比較出力を濾波し、第1の制御
信号として第1の水晶発振器に印加する第1のループフ
ィルタと、カラーバースト抽出回路の出力するカラーバ
ースト信号と、第1の位相比較器の出力する判定出力と
を入力し、いずれかが正常でないことを検出すると第2
の制御信号を第1の水晶発振器に出力して、第1の水晶
発振器が第1の制御信号に基づかず第2の制御信号に基
づいてカラーサブキャリアと等しい周波数で発信するよ
うに制御する第1のコントロール回路と、第1の水晶発
振器の出力を第1の分周比で分周する第1の分周器と、
第3または第4の制御信号に制御されて標準周波数の発
振出力を出力する第2の水晶発振器と、第2の水晶発振
器の発振出力を第2の分周比で分周する第2の分周器
と、第1、第2の分周器の出力の位相を比較し、位相が
一致するように位相比較出力を出力するとともに自己の
動作が正常か否かを示す判定出力を出力する第2の位相
比較器と、第2の位相比較器の位相比較出力を濾波し、
第3の制御信号として第2の水晶発振器に印加する、第
1のループフィルタよりも大きい時定数を有する第2の
ループフィルタと、第2の位相比較器の判定出力を入力
し、入力した判定出力が正常でないことを検出すると第
4の制御信号を第2の水晶発振器に出力して、第2の水
晶発振器が第3の制御信号に基づかず第4の制御信号に
基づいて標準周波数で発振するように制御する第2のコ
ントロール回路とを有する。
〔作 用〕
このように、第1のループフィルタの時定数が小さい
のでカラーバースト信号がない場合からカラーバースト
信号がある場合への復帰などの異常から正常への復帰に
おいて第1の水晶発振器の制御を第1のループフィルタ
からの第1の制御信号に速やかに切換えることができ、
自動位相コントロールの引込遅れをなくし、第2のルー
プフィルタの時定数が大きく設定されていることから第
1のループフィルタの時定数が小さいことから発生する
ジッタは第2のループフィルタにより吸収される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の標準周波数発生回路の一実施例を示
すブロック図である。
本実施例はビデオ入力S1を入力し、カラーサブキャリ
アとほぼ同一の周波数の出力S6を出力する前段発振回路
10と、出力S6を入力して、10MHz出力S10を出力する後段
発振回路20とから構成されている。
前段発振回路10は、カラーバースト抽出回路11、コン
トロール回路12、位相比較器13、ループフィルタ14、水
晶発振器15から構成されており、後段発振回路20は、分
周器21、位相比較器22、ループフィルタ23、コントロー
ル回路24、水晶発振器25、分周器26から構成されてい
る。
カラーバースト抽出回路11はビデオ入力S1を入力し、
ビデオ入力S1に含まれているカラーバースト信号S2を抽
出する。水晶発振器15は制御電圧S4,S5により制御され
て、カラーサブキャリアと同一の周波数の出力S6を出力
している。位相比較器13はカラーバースト信号S2と水晶
発振器の出力S6とを位相比較し、位相差がなくなるよう
に制御電圧S4をループフィルタ14を介して水晶発振器15
に印加する。コントロール回路12は、カラーバースト信
号S2および位相比較器13の判定出力S3が正常でなくなっ
たとき、制御電圧S5で水晶発振器15をカラーサブキャリ
アの周波数で自走させるように制御電圧S5で制御する。
分周器21は出力S6を入力し、1/Mに分周する。水晶発
振器25は制御電圧S8,S9にづいて出力S10を出力する。分
周器26は出力S10を1/Nに分周する。位相比較器22は分周
器21,26の出力を位相比較し、位相差がなくなるように
制御電圧S8をループフィルタ23を介して水晶発振器25に
印加する。コントロール回路24は位相比較器22の判定出
力S7が正常でなくなったとき、制御電圧S9により水晶発
振器25を10MHzの周波数で自走させる。
本実施例において分周器21,26の分周数M,Nは従来例の
説明における式(1)を満足するように設定されてい
る。
したがって、カラーサブキャリアが無い場合ややビデ
オ入力自体が無い場合は、コントロール回路12の動きに
よって前段発振回路10の水晶発振器15はフリーランとな
る。自動位相コントロール(以降APCと記す)はずれの
場合も同様にコントロール回路12に制御される。いずれ
にしても後段発振回路20に送られる基準信号自体は持続
するので、後段発振回路20のAPCは保持される。さら
に、ループフィルタ14の時定数は応答を速くするように
短い時定数にしてあるが、ループフィルタ23の時定数は
充分長く設定されているので、前段発振回路10にジッタ
ーや位相変動があっても吸収されて、後段発振回路20の
水晶発振器25の出力S10には現われない。後段発振回路2
0の位相同期ループに異常があってAPCがはずれた場合
は、コントロール回路24によって水晶発振器25はフリー
ランとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、第1の制御信号を出力
する第1のループフィルタの時定数を小さく、第3の制
御信号を出力する第2のループフィルタの時定数を大き
く設定し、第1、第2の水晶発振機を正常時にはそれぞ
れ第1、第3の制御信号によりPLL制御し、異常時には
それぞれ第1、第2のコントロール回路により第1、第
2の水晶発振機をフリーランさせるように制御すること
により、下記のような効果がある。
(1) カラーバースト信号がない場合や異常の場合で
第1のコントロール回路が第1の水晶発振器をフリーラ
ンさせているとき、正常復帰が起ると第1のループフィ
ルタの時定数が小さいことから自動位相コントロールの
引込時間を短くすることができる。
(2) 第2のループフィルタはカラーバースト信号の
有無による切換えと無関係であり、時定数が十分大きく
設定されていることから、第1のループフィルタの時定
数が小さいことから発生する第1の水晶発振器の出力の
ジッタを吸収できる。
(3) これらのことから長期的には親局のカラーサブ
キャリアの安定度を維持し、ジッターの少ない標準周波
数発生回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の標準周波数発生回路の一実施例を示す
ブロック図、第2図は従来例を示すブロック図である。 10……前段発振回路、 11……カラーバースト抽出回路、 12,24……コントロール回路、 13,22……位相比較器、 14,23……ループフィルタ、 15,25……水晶発振器、 20……後段発振回路、 21,26……分周器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−3221(JP,A) 特開 昭62−114330(JP,A) 特開 昭62−186533(JP,A) 特開 昭62−81177(JP,A) 特開 昭61−1978(JP,A) 実開 昭59−193063(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号を入力してカラーバースト信号
    を抽出するカラーバースト抽出回路と、 第1または第2の制御信号に制御されてカラーサブキャ
    リアと同一の周波数の発振出力を出力する第1の水晶発
    振器と、 カラーバースト抽出回路の出力と第1の水晶発振器の出
    力との位相を比較し、位相が一致するように位相比較出
    力を出力するとともに自己の動作が正常か否かを示す判
    定出力を出力する第1の位相比較器と、 第1の位相比較器の位相比較出力を濾波し、第1の制御
    信号として第1の水晶発振器に印加する第1のループフ
    ィルタと、 カラーバースト抽出回路の出力するカラーバースト信号
    と、第1の位相比較器の出力する判定出力とを入力し、
    いずれかが正常でないことを検出すると第2の制御信号
    を第1の水晶発振器に出力して、第1の水晶発振器が第
    1の制御信号に基づかず第2の制御信号に基づいてカラ
    ーサブキャリアと等しい周波数で発信するように制御す
    る第1のコントロール回路と、 第1の水晶発振器の出力を第1の分周比で分周する第1
    の分周器と、 第3または第4の制御信号に制御されて標準周波数の発
    振出力を出力する第2の水晶発振器と、 第2の水晶発振器の発振出力を第2の分周比で分周する
    第2の分周器と、 第1、第2の分周器の出力の位相を比較し、位相が一致
    するように位相比較出力を出力するとともに自己の動作
    が正常か否かを示す判定出力を出力する第2の位相比較
    器と、 第2の位相比較器の位相比較出力を濾波し、第3の制御
    信号として第2の水晶発振器に印加する、第1のループ
    フィルタよりも大きい時定数を有する第2のループフィ
    ルタと、 第2の位相比較器の判定出力を入力し、入力した判定出
    力が正常でないことを検出すると第4の制御信号を第2
    の水晶発振器に出力して、第2の水晶発振器が第3の制
    御信号に基づかず第4の制御信号に基づいて標準周波数
    で発振するように制御する第2のコントロール回路とを
    有する標準周波数発生回路。
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