JP3331711B2 - クロック信号生成装置 - Google Patents

クロック信号生成装置

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    • H04N9/89Time-base error compensation
    • H04N9/896Time-base error compensation using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号をディジタ
ル処理する装置におけるクロック信号の生成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号処理回路をディジタル化した
VTRが知られている(例えば、エレクトロニクスライ
フ,1988年7月号,PP.47−53)。
【0003】図11はこのようなVTRにおける再生ビ
デオ信号処理回路の構成の1例を示すブロックである。
この図において、再生ヘッド1により磁気テープ(図示
せず)から再生されたFM−Y信号と低域変換C信号の
合成信号は、ヘッドアンプ2により増幅される。そし
て、FM−Y信号はハイパスフィルタ3により分離さ
れ、A−D変換器4に供給される。また、低域変換C信
号はローパスフィルタ(図示せず)により分離され、色
信号再生処理回路(図示せず)に供給される。本発明は
C信号の処理系とは直接関係ないので、以下色信号再生
処理回路については言及しない。A−D変換器4は入力
されたFM−Y信号をディジタル化し、FM復調器5に
供給する。ディジタル化されたFM−Y信号はここでF
M復調されてディジタル化されたY信号となされ、次の
ディエンファシス回路6でディエンファシス処理を受
け、さらにシャープネス回路7で尖鋭度の調整を受け、
TBC8で時間軸補正を受けた後出力される。TBC8
の出力はD−A変換器(図示せず)によりアナログのY
信号に変換される。
【0004】以上のように構成されたY信号の再生系に
おいて、A−D変換器4及びFM復調器5では水平同期
信号周波数の910倍の周波数(以下、910fHと略
す)を持つシステムクロックのさらに2倍の周波数のク
ロックが用いられ、ディエンファシス回路6、シャープ
ネス回路7及びTBC8では周波数910fHのシステ
ムクロックが用いられる。そして、このシステムクロッ
クはディエンファシス回路6の出力をD−A変換器9で
アナログのY信号に変換し、このY信号から水平同期分
離回路10により水平同期信号を分離し、この水平同期
信号をPLL回路11に供給することにより生成してい
る。このPLL回路11は水平同期信号と内部の比較信
号との位相を比較する位相比較回路12、ローパスフィ
ルタ13、周波数910fHのシステムクロックを発生
するVCO14、VCO14の出力を910個カウント
する毎にリセットされる1/910カウンタ15及び1
/910カウンタ15のカウント値から矩形波等の比較
信号を生成して位相比較回路12に供給する比較信号生
成回路16から構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のVTRでは、ディジタル処理装置に用いるクロ
ック信号を生成するために、ディジタル化したY信号を
一旦D−A変換するため、D−A変換器が別に必要とな
るという問題点があった。
【0006】また、ヘッド切換時のスキューや垂直ブラ
ンキング期間の水平同期信号周期の変化が原因で大きな
位相エラーを発生するため、画面の上部等で動作が安定
しないという問題点があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、ディジタル化したY信号から
直接水平同期信号の位相情報を取り出すようにしたクロ
ック信号生成装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、ヘッド切換時や垂直ブラ
ンキング期間においても大きな位相エラーの発生を防止
できるクロック信号生成装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ために、本発明に係るクロック信号生成装置は、ビデオ
信号の同期信号に位相ロックしたクロック信号を生成す
るクロック信号生成装置において、ディジタル化された
ビデオ信号の振幅情報を、内部で生成したウィンドウ信
号の期間中積分することにより、同期信号とウィンドウ
信号との位相エラーを検出するエラー検出手段と、エラ
ー検出手段の出力に基づいて発振周波数が可変制御され
るクロック信号発生手段と、クロック信号発生手段から
出力されるクロック信号をカウントするカウント手段
と、カウント手段のカウント値に基づいてウィンドウ信
号を生成するウィンドウ信号生成手段とを備える。
【0010】さらに、本発明に係るクロック信号生成装
置は、ウィンドウ信号生成手段の出力を切り換える切換
手段を備え、エラー検出手段は同期信号の立上りエッジ
及び立下りエッジから選択的に位相エラーを検出する。
【0011】
【作用】本発明によれば、エラー検出手段はディジタル
化されたビデオ信号の同期信号から直接位相エラーを検
出し、クロック信号発生手段はこの位相エラーに基づい
て発振周波数が可変制御されるクロック信号を発生す
る。
【0012】また、本発明によれば、エラー検出手段は
ディジタル化されたビデオ信号の振幅情報を積分して位
相エラーを検出するので、クロック信号より高い分解能
を持つ位相エラーを検出できる。
【0013】さらに、本発明によれば、エラー検出手段
は同期信号の立上りエッジ及び立下りエッジから選択的
に位相エラーを検出するので、垂直同期信号期間及び等
化パルス期間のような立下りエッジに時間的連続性があ
る期間では、立下りエッジを選択し、その他の期間は画
像の内容に影響されない立上りエッジを選択することが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら、〔1〕クロック信号生成装置の基本構成、
〔2〕ディジタル位相比較回路の動作及び構成、〔3〕
ディジタル位相エラーのアナログ化、〔4〕立下りエッ
ジと立上りエッジの選択、〔5〕擬似ロックの防止と引
込みの高速化、〔6〕同期信号の不連続点に対する対応
の順序で詳細に説明する。
【0015】〔1〕クロック信号生成装置の基本構成 図1は本発明を適用したVTRの再生系の構成を示すブ
ロック図である。ここで、ビデオ信号の処理系は図11
と同一なので説明を省略する。
【0016】このVTRではクロック信号を生成する装
置(クロック信号生成装置)の構成が図11と異なる。
すなわち、本実施例では、ディエンファシス回路6の出
力であるディジタル化されたY信号を直接PLL回路1
7に供給している。
【0017】PLL回路17は、ディジタル位相比較回
路18、D−A変換器19、ローパスフィルタ20、V
CO21、1/910カウンタ22及びウィンドウ信号
生成回路23から構成されている。ここで、ローパスフ
ィルタ20、VCO21及び1/910カウンタ22
は、図11におけるローパスフィルタ13、VCO14
及び1/910カウンタ15と基本的に同一である。
【0018】〔2〕ディジタル位相比較回路の動作及び
構成 ディジタル位相比較回路18は、例えば図2に示されて
いるように、ウィンドウ信号生成回路23が生成するウ
ィンドウが開いている期間、入力されるY信号の水平同
期信号の立上りエッジの前後をシステムクロックを用い
て64個サンプリングし、それらを加算することによ
り、水平同期信号とウィンドウ信号との位相エラーを検
出する。図2の場合、水平同期信号の−20IREレベ
ルを10ビットのディジタル信号の0レベルに対応さ
せ、−40IREレベルから0IREレベルの間を14
0ステップで量子化している。そして、サンプリングし
たディジタル値を加算した値のうちマイナスの部分ΣA
とプラスの部分ΣBが等しければ正しい位相ロック点で
あり、ΣA<ΣBであればウィンドウ信号の位相が遅れ
ており、ΣA>ΣBであればウィンドウ信号の位相が進
んでいる。
【0019】図3はディジタル位相比較回路18の具体
的構成の1例を示す。この図において、図1のディエン
ファシス回路6から供給されるディジタルY信号はスイ
ッチング回路31を通って加算器32に供給される。ス
イッチング回路31はウィンドウ信号によりON/OF
F制御され、図2における64サンプルを順次加算器3
2に出力する。
【0020】スイッチング回路31をON/OFF制御
するウィンドウ信号はウィンドウ信号生成回路23によ
り生成される。ウィンドウ信号生成回路23は1/91
0カウンタ22のカウント値が所定の値(例えば1〜6
4)の期間にアクティブな信号を出力するデコーダによ
り構成されている。
【0021】加算器32はラッチ回路33の出力とスイ
ッチング回路31の出力が加算されるように構成されて
いるので、加算器32は前のサンプルまでの合計値と今
回のサンプルの値とを順次64個加算する動作を行うこ
とになる。このようにして64サンプルの値を加算した
結果がディジタル位相エラーとして次段のD−A変換器
19に供給される。ラッチ回路33は水平走査期間毎に
クリアされるが、本実施例では、このクリアパルスはウ
ィンドウ信号生成回路23が1/910カウンタ22の
カウント値が所定の値(例えば0)になったときに出力
されるようにしている。このクリアパルスを後述するデ
ィジタル同期分離回路からの水平同期信号から生成する
ことも可能である。
【0022】〔3〕ディジタル位相エラーのアナログ化 D−A変換器19は15kサンプル/sec程度の低速
のもので十分である。また、図4に示されているように
位相エラー値をパルス幅に変換してもよい。図4(a)
において、符号検出器41はディジタルの位相エラーの
符号を検出し、トライステート回路44に出力する。ま
た、絶対値検出器42がディジタルの位相エラーの絶対
値を検出し、パルス幅発生器43に出力する。ここでデ
ィジタルの位相エラーの絶対値がパルス幅に変換され、
その出力によりトライステート回路44の状態を制御す
る。この結果、トライステート回路44から図4(b)
に示されているような信号が出力される。
【0023】ところで、ディジタル位相比較回路18の
位相エラー値の幅は、同期信号振幅を140ステップ、
ウィンドウ幅を64サンプルとすると、+4480〜−
4480となり、14ビットで表せる。これに対して、
図4の回路では位相エラー値を+910〜−910まで
しか表すことができない。
【0024】そこで、図5のように、ディジタルの位相
エラーの絶対値をゲイン1としたバッファ53→パルス
幅発生器54→スイッチング回路59→トライステート
回路51→抵抗値16Rの抵抗器の系統と、ゲインを1
/16としたバッファ55→パルス幅発生器56→スイ
ッチング回路60→トライステート回路52→抵抗値R
の抵抗器の系統との2系統に分ける。そして、ディジタ
ルの位相エラーの絶対値をエラーレベル検出器57で検
出し、絶対値が910以下のときは前者を選択し、91
0を越えるときは後者を選択するように制御する。これ
により、絶対値が910以下のディジタルの位相エラー
は高い分解能で出力でき、絶対値が910を越えるディ
ジタルの位相エラーは、分解能は低下するもののリニア
リティーは保たれる。
【0025】〔4〕立下りエッジと立上りエッジの選択 以上説明したクロック信号生成装置は水平同期信号の立
上りエッジをサンプリングすることにより位相エラーを
検出している。このように水平同期信号の立上りエッジ
を検出すると画像の内容に影響を受けないが、垂直ブラ
ンキング期間(以下、V BLKという)において位相
エラー波形が不安定になる。すなわち、V BLK内の
垂直同期信号期間にその前後の等化パルス期間を加えた
9ラインの期間では、図6のY信号波形の下に実線で示
されている水平同期信号の立下りエッジに時間的連続性
があるのに対し、点線で示されている立上りエッジには
時間的連続性がない。そのため、垂直同期信号期間の前
後の等化パルス期間ではハイレベルの部分を多くサンプ
リングするため、位相エラー値が漸増し、垂直同期信号
期間ではローレベルの部分を多くサンプリングするため
位相エラー値が漸減することになり、V BLK毎に位
相エラー波形のレベルが変動する。
【0026】そこで、図6に示されているように、上述
した9ラインの期間では水平同期信号の立上りエッジを
検出するように切り換えることにより、位相エラー波形
が不安定になることに防止する。
【0027】これを実現するための回路の1例を図7に
示す。ここで、図1と対応する部分には同一の番号が付
してある。この図において、図1のディエンファシス回
路6から出力されたディジタル化されたY信号は、ディ
ジタル同期分離回路61において水平同期信号及び垂直
同期信号が分離され、9ライン検出回路62に供給され
る。9ライン検出回路62は垂直同期信号を基準にして
水平同期信号をカウントすることにより、上述した9ラ
インの期間を検出し、スイッチング回路63の切換制御
する。一方、1/910カウンタ22でシステムクロッ
クをカウントし、ウィンドウ信号生成回路64で所定の
カウント値をデコードすることにより立上りエッジ検出
ウィンドウ信号及び立下りエッジ検出ウィンドウ信号を
生成する。ここで、立上りエッジ検出ウィンドウ信号は
図2に示されているウィンドウ信号であり、立下りエッ
ジ検出ウィンドウ信号は図2における水平同期信号の立
下りエッジの前後を64個サンプルするためのウィンド
ウ信号である。これらのウィンドウ信号はスイッチング
回路63において、V BLK内の9ラインの期間には
立上りエッジ検出ウィンドウ信号が選択され、他の期間
には立下りエッジ検出ウィンドウ信号が選択されてディ
ジタル位相比較回路18に供給される。
【0028】〔5〕擬似ロックの防止と引込みの高速化 次に、図8及び図9を参照しながら擬似ロックの防止と
引込みの高速化を行うようにしたクロック信号生成装置
について説明する。
【0029】図8(a)に示されている水平同期信号に
対して、立上りエッジを検出するウィンドウ信号は図8
(b)の位置になる。このとき、図2におけるΣA=Σ
Bの条件が満たされた位置が正しい位相ロック点であ
る。ところが、ウィンドウ信号の位置に対する位相エラ
ー値の特性が図8(d)のようになるため、図8(c)
に示されている位置で擬似ロックを起こしてしまうこと
がある。また、引込み時における応答速度が遅くなる。
【0030】そこで、図8(e)に示されているよう
に、ウィンドウ信号が水平走査期間の中間点から水平同
期信号の立下りエッジに存在するとき(期間C)には、
位相エラー値をマイナスの最大値に固定するようにす
る。これにより、期間Aでは引込みの応答性が改善さ
れ、期間Bでは擬似ロックが防止される。
【0031】図9はこれを実現するための回路の1例で
ある。ここで、図7と対応する部分には同一の番号が付
してある。この図において、ディジタル位相比較回路1
8の出力側にはスイッチング回路71が設けられてい
る。このスイッチング回路71はウィンドウ信号が図8
の期間Cに存在するときは固定値(マイナスの最大値)
を選択し、その他の期間に存在するときはディジタル位
相比較回路18の出力を選択する。
【0032】期間Cを検出するために、ディジタル同期
分離回路61において、ディジタル化されたY信号から
水平同期信号及び垂直同期分離信号を分離する。これら
は9ライン検出回路62及び期間C検出回路72に供給
される。期間C検出回路72は垂直同期信号を基準にし
て水平同期信号をカウントすることにより、期間Cにお
いてアクティブな信号を生成し、擬似ロック検出回路7
3に供給する。擬似ロック検出回路73はウィンドウ信
号生成回路64から供給されるウィンドウ信号が期間C
に存在することを検出したときには、スイッチング回路
71を固定値側に切り換えるように制御する。ただし、
図6及び図7を参照しながら説明したように、V BL
K内の9ラインの期間では立下りエッジを検出するの
で、9ライン検出回路62の出力を擬似ロック検出回路
73に供給し、この期間には固定値側への切換を行わな
いように制御する。
【0033】〔6〕同期信号の不連続点に対する対応次
に、図10を参照しながらヘッド切換時、ドロップアウ
ト時及びV BLKにおいては、位相エラーを検出せず
に、前の位相エラーをホールドするように構成したクロ
ック信号生成装置について説明する。
【0034】ヘッド切換時、ドロップアウト時及びV
BLK内の9ラインでは、水平同期信号の間隔に連続性
がなくなるため、大きな位相エラー値を検出してしま
い、再度引き込むのに時間がかかってしまう。そこで、
ヘッド切換信号、ドロップアウト検出信号及びV BL
Kの9ラインを検出した信号をORゲート81に入力
し、このORゲート81の出力とディジタル同期分離回
路61が分離した水平同期信号をANDゲート82に入
力し、このANDゲート82の出力でスイッチング回路
83を開くとともに、1/910カウンタ22をリセッ
トするように構成したのが図10の装置である。これに
より大きな位相エラー値を検出することなく安定した動
作となる。
【0035】なお、上述の実施例(図6〜図10)では
V BLKの9ラインのみ立下りエッジを検出するよう
に構成したが、V BLK全体にわたって立下りエッジ
を検出するように構成してもよい。
【0036】また、上述の実施例(図9)ではウィンド
ウ信号の位相が水平走査期間の中間点から水平同期信号
の立下りエッジに存在するとき(期間C)に位相エラー
値をマイナスの最大値に固定するように構成したが、位
相エラー値をマイナスの最大値に固定する期間を期間B
のみ、又は(期間B+期間Aの後部)にしてもよい。
【0037】さらに、上述の実施例はFM−Y信号と低
域変換C信号とを合成して記録したVTRの再生系に適
用したものであるが、本発明は、例えばC信号とY信号
を別トラックに記録したVTRのY信号再生系に適用す
ることもできる。
【0038】また、上述の実施例ではディジタル位相比
較回路18からのディジタルの位相エラーをアナログ値
に変換し、ローパスフィルタ20、VCO21に供給し
ているが、ローパスフィルタ20、VCO21を全てデ
ィジタル回路で構成することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ディジタル化されたビデオ信号の同期信号から
直接位相情報を検出するので、D−A変換器が不要にな
る。
【0040】また、ディジタル化されたビデオ信号の振
幅情報を積分して位相エラーを検出するので、システム
クロックよりも高い分解能を持つ位相エラーの検出がで
きる。
【0041】さらに、同期信号の立上りエッジと立下り
エッジを状況により選択しながら位相エラーを検出する
ので、例えば映像期間は画像内容の影響を受けない立上
りエッジを選択し、垂直同期信号期間及び等化パルス期
間のような立下りエッジに時間の連続性がある期間は立
下りエッジを選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したVTRの再生系の構成を示す
ブロック図である。
【図2】ディジタル位相比較回路の動作を示す図であ
る。
【図3】ディジタル位相比較回路の具体的構成の1例を
示すブロック図である。
【図4】ディジタル位相比較回路の位相エラー値をパル
ス幅に変換する回路の1例を示す図である。
【図5】ダイナミックレンジの拡大と高分解能を両立さ
せた位相エラー値をパルス幅に変換する回路の1例を示
す図である。
【図6】V BLK内における水平同期信号のエッジの
時間的連続性と位相エラー検出動作との関連を示す図で
ある。
【図7】図6の動作を実現する回路の1例を示す図であ
る。
【図8】擬似ロック防止及び引込み動作の改善を説明す
る図である。
【図9】擬似ロック防止及び引込み動作の改善を実現し
たクロック信号生成装置の1例を示す図である。
【図10】同期信号に時間的不連続があったときにも安
定に動作するクロック信号生成装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】従来のVTRにおけるクロック信号生成装置
を示すブロック図である。
【符号の説明】
18…ディジタル位相比較回路、21…VCO、22…
1/910カウンタ、23,64…ウィンドウ信号生成
回路、32…加算回路、33…ラッチ、62…9ライン
検出回路、72…C期間検出回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号の同期信号に位相ロックした
    クロック信号を生成するクロック信号生成装置におい
    て、 (a)ディジタル化された上記ビデオ信号の振幅情報
    を、内部で生成したウィンドウ信号の期間中積分するこ
    とにより、上記同期信号と上記ウィンドウ信号との位相
    エラーを検出するエラー検出手段と、 (b)上記エラー検出手段の出力に基づいて発振周波数
    が可変制御されるクロック信号発生手段と、 (c)上記クロック信号発生手段から出力される上記ク
    ロック信号をカウントするカウント手段と、 (d)上記カウント手段のカウント値に基づいて上記ウ
    ィンドウ信号を生成するウィンドウ信号生成手段とを備
    えるクロック信号生成装置
  2. 【請求項2】 上記ウィンドウ信号生成手段の出力を切
    り換える切換手段を備え、上記エラー検出手段は同期信
    号の立上りエッジ及び立下りエッジから選択的に位相エ
    ラーを検出することを特徴とする請求項1記載のクロッ
    ク信号生成装置。
JP31742793A 1993-11-24 1993-11-24 クロック信号生成装置 Expired - Fee Related JP3331711B2 (ja)

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