JPH07147269A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH07147269A
JPH07147269A JP31902793A JP31902793A JPH07147269A JP H07147269 A JPH07147269 A JP H07147269A JP 31902793 A JP31902793 A JP 31902793A JP 31902793 A JP31902793 A JP 31902793A JP H07147269 A JPH07147269 A JP H07147269A
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JP
Japan
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susceptor
processing chamber
outer frame
inner frame
susceptor assembly
Prior art date
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Pending
Application number
JP31902793A
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English (en)
Inventor
Masami Kubota
昌巳 窪田
Chihiro Taguchi
千博 田口
Kenji Ishikawa
賢治 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd, Tokyo Electron Yamanashi Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP31902793A priority Critical patent/JPH07147269A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外側枠の熱を処理室の内部壁面全体に伝える
ことによって処理室全体においてデポの発生を防止す
る。 【構成】 内側枠と外側枠によって気密に形成された処
理室内に設置されたサセプタの載置面に被処理体を吸着
保持し、前記処理室内に処理ガスを導入することにより
前記被処理体を処理するものであって、前記外側枠を加
熱することにより前記外側枠の内面にデポが付着するの
を防ぐように構成された処理装置において、上記内側枠
にサセプタの周囲を覆うカバー部を形成すると共に、上
記外側枠と上記内側枠を熱的に導通させることにより、
該カバー部に上記外側枠の熱が伝達される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマを利用して例
えば半導体ウエハなどの被処理体にエッチング処理を施
す処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来の処理装置を図面を参照して
説明する。図4に示されるように、内側枠100と外側
枠101によって気密に形成された処理室102の内部
には、例えば半導体ウェハなどの被処理体Wを載置固定
するためのサセプタアセンブリ103が配置されてい
る。図示の例では、上記サセプタアセンブリ103はサ
ブサセプタ103aと、サセプタ支持台103bと、冷
却ジャケット収納台103cの3層構造で構成されてい
る。そして、上記サブサセプタ103aの上面の載置面
に静電チャックシート104が配置され、この静電チャ
ックシート104の上方に被処理体Wを載置するように
なっている。また、上記冷却ジャケット収納台103c
の内部には、例えば液体窒素などの冷媒105を溜める
ための冷媒溜106が配置されている。この冷媒溜10
6は、パイプ107によりバルブ108を介して液体窒
素源109に連通している。上記冷媒溜106の内部に
は、図示しない液面モニタが配置されており、その液面
モニタからの信号に応答して上記バルブ108の開閉が
行われることにより、上記冷媒溜106内の冷媒105
の供給量を制御するように構成されている。また、上記
冷媒溜106内の内壁底面は、例えばポーラスに形成さ
れ、核沸騰を起こすことができるようになっており、そ
の内部の液体窒素を所定温度、例えば−196℃に維持
することができるようになっている。
【0003】一方、上記サセプタアセンブリ103の上
方には、接地された上部電極110が設けられている。
この上部電極110の内部は中空に構成され、被処理体
Wへの対向面には多数の小孔111が穿設されており、
図示しない処理ガス源からガス供給管路112により図
示しないマスフローコントローラを介して送られた処理
ガス、例えばCF4などのエッチングガスを処理室内に
均一に導入することができるように構成されている。
【0004】そして、上記冷却ジャケット収納台103
cの内部に形成された上記冷媒溜106に上記冷媒源1
09からの冷媒105を供給して、上記サブサセプタ1
03aの載置面に吸着保持した被処理体Wに冷媒105
の冷却熱を伝達させることにより被処理体Wを低温化さ
せ、そのような低温状態において、図示しない処理ガス
源からの処理ガスを上記ガス供給管路112及び上記小
孔111を介して上記処理室102の内部に導入し、一
方で下部電極を構成する上記サセプタアセンブリ103
の中層の上記サセプタ支持台103bに高周波電源11
5から高周波電力を供給することにより、対向電極を形
成して、上記処理室102内に導入された処理ガスによ
るRIE方式のプラズマエッチングを行うように構成さ
れている。
【0005】特に最近では垂直なパターン形状と高い選
択比を得るために、このように被処理体Wの反応表面を
低温化した状態でエッチング処理する低温処理方法が注
目されている。ところが、以上のように上記処理室10
2の内部に冷媒105などを導入して被処理体Wを冷却
する方法を採用したものにあっては、上記処理室102
の内部壁面にデポが付着するといった問題がある。
【0006】そこで従来より、上記外側枠101の外側
にヒーター116を装着し、該ヒーター116により上
記外側枠101を加熱することにより外側枠101の内
面にデポが付着するのを防ぐ方法が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
従来の処理装置にあっては、上記内側枠100の上方部
分100’と上記外側枠101とが熱的に十分導通した
構成になっていないため、上述のようにヒーター116
により上記外側枠101を加熱しても、その熱が上記内
側枠100の上方部分100’にまで十分に伝達され
ず、上記処理室102の内部壁面全体を十分に加熱でき
ないといった難点があった。このため従来の処理装置
は、上記処理室102の内部壁面にデポが付着するとい
った問題を十分には解決できていなかった。このように
上記処理室102の内部壁面にデポが付着すると、その
クリーニングに手間がかかるといった問題があった。
【0008】一方、上述のように処理室102内に設置
された上記サセプタ103の冷媒溜106に冷媒105
を供給して上記静電チャックシート104上の上記被処
理体Wを低温化させた状態でエッチング処理を行うもの
にあっては、上記冷媒105による冷却熱が上記サセプ
タ103の周囲の部材にまで伝達されて、必要のないも
のまで冷却してしまうといった問題があった。このよう
に必要のないものまで冷却してしまうと、冷媒の無駄使
いとなり、また、上記内側枠100が冷却されることに
より、デポが上記内側枠100に付着するといった問題
を生じていた。
【0009】したがって、本発明の目的とするところ
は、上記のような従来の処理装置が有する問題点に鑑
み、外側枠の熱を処理室の内部壁面全体に伝えることに
よって処理室全体においてデポの発生を防止できる処理
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、内側枠と外側枠によって気密に形
成された処理室内に設置されたサセプタの載置面に被処
理体を吸着保持し、前記処理室内に処理ガスを導入する
ことにより前記被処理体を処理するものであって、前記
外側枠を加熱することにより前記外側枠の内面にデポが
付着するのを防ぐように構成された処理装置において、
上記内側枠にサセプタの周囲を覆うカバー部を形成する
と共に、上記外側枠とと上記内側枠を熱的に導通させる
ことにより、該カバー部に上記外側枠の熱が伝達される
構成としたことを特徴とする処理装置が提供される。
【0011】また、以上のように構成される本発明処理
装置において、更に、上記内側枠と上記サセプタとの間
に断熱層を形成したことを特徴とする処理装置が併せて
提供される。
【0012】
【作用】本発明の処理装置においては、上記外側枠を加
熱することにより、その熱が上記外側枠と熱的に導通し
ている上記内側枠に伝達され、更に上記内側枠に形成さ
れたカバー部にもその熱が伝達されることとなり、これ
により上記内側枠と上記外側枠によって気密に形成され
ている上記処理室の内面をほぼ全体的に加熱することが
可能となる。従って、本発明の処理装置によれば、この
ように上記処理室の内面を加熱することによって、処理
室の内面全体においてデポの発生を防止することができ
る。
【0013】また、先に図4において説明したように、
上記処理室内においては、冷媒によってサセプタを冷却
することにより被処理体の反応表面を低温化させた状態
でエッチング処理が行われるため、上記のように処理室
内面全体が加熱される一方で、その内部には冷媒によっ
て低温とされたサセプタが存在することとなり、上記処
理室内において一種の熱的不均衡が出現することとな
る。そこで、本発明の請求項2の処理装置において、更
に、上記内側枠と上記サセプタとの間に断熱層を形成す
ることにより、加熱状態にされる上記内側枠と冷却状態
にされる上記サセプタとの間の熱の移動を絶つことが可
能となり、上記のような熱的不均衡といった問題が解消
される。
【0014】
【実施例】以下、一例としてプラズマを利用して例えば
半導体ウェハなどの被処理体Wにエッチング処理を施す
ための処理装置1をもとにして本発明の実施例を説明す
る。最初に、図1に基づいて処理装置1の構成について
説明する。
【0015】この処理装置1は、アルミニウム等の熱伝
導性の良い材料から成る内側枠2と外側枠3とから構成
される処理室4を備えている。上記内側枠2は、その下
端外周に設けられた外方折れ縁部2aと、その外方折れ
縁部2aよりも上方に若干の間隔を空けて設けられた底
部2bと、その底部2bの回りに立設された円筒形状の
カバー部2cとから構成されている。このカバー部2c
の内側には、円筒形状の絶縁部材5が内装されており、
この絶縁部材5の上端6は図示のように内側に折れ曲が
るように形成されている。他方、上記外側枠3は、円筒
壁部3aと頂部3bとから構成されている。上記外側枠
3は、上記内側枠2の上記外方折れ縁部2aの上に載置
され、これら上記外側枠3と上記内側枠2とは熱的に導
通した状態にされている。また、このように上記外側枠
3を上記内側枠2の上記外方折れ縁部2aの上に載置す
ることにより処理室4の内部を気密状態に形成してい
る。そして、実施例のものにあっては、上記内側枠2に
おいて外方折れ縁部2aと底部2bの間に切欠き部を設
けることにより、上記外側枠3から上記内側枠2に伝達
された熱の導通方向を調整した構成になっている。
【0016】上記処理室4内には、例えば半導体のよう
な被処理体Wを載置固定するためのサセプタアセンブリ
8が配置される。このサセプタアセンブリ8は、複数の
絶縁部材9を介して上記内側枠2の底部2b上に載置さ
れており、同時に、上記サセプタアセンブリ8の上端側
面と上記内側枠2のカバー部2cに内装された絶縁部材
5の上端6との間には、例えばOリング状の絶縁部材1
0が介装されているので、上記サセプタアセンブリ8
は、上記内側枠2及び上記外側枠3から絶縁状態に保持
されるように構成されている。
【0017】上記サセプタアセンブリ8は例えばアルミ
ニウム等の材料で形成され、図示の例では、3層構造
(サブサセプタ8a、サセプタ支持台8b及び冷却ジャ
ケット収納台8c)を有している。上記サセプタアセン
ブリ8の上層の第1のサブサセプタ8aの上方には静電
チャックシート11が配置され、この静電チャックシー
ト11の上方には被処理体Wを載置することが可能に構
成されている。
【0018】上記静電チャックシート11は、一対のポ
リイミド樹脂フィルム12及び13を貼り合わせたもの
で、その中には銅箔などの薄い導電膜14が封入されて
いる。この導電膜14は導電線15を介して直流電源1
6に接続されている。また、上記静電チャックシート1
1は、被処理体Wの形状に合わせて、通常は平坦な円形
シートに形成されている。なお、上記静電チャックシー
ト11と上記サブサセプタ8aとは例えばエポキシ系の
接着剤などの適当な接着手段により相互に密着固定され
ている。
【0019】作動時には、上記静電チャックシート11
の上記導電膜14に上記直流電源16から高圧の直流電
圧、例えば2.0KVが印加される。これにより、上記
静電チャックシート11の表面に分極による静電気が発
生し、そのクーロン力により被処理体ウェハWが上記静
電チャックシート11に吸着される。
【0020】上記サセプタアセンブリ8の中層の上記サ
セプタ支持台8bには、被処理体Wの温度を調節するた
めの例えばヒータなどの温度調節装置20が設けられて
いる。この温度調節装置20は、図示しないヒータコン
トローラに接続されており、上記サセプタアセンブリ8
の温度を監視する図示しない温度モニタからの信号に応
じて、温度制御を行うように構成されている。
【0021】上記サセプタアセンブリ8の上層の上記サ
ブサセプタ8aは、上記サセプタアセンブリ8の中層の
上記サセプタ支持台8bに対して、例えばボルト21な
どの連結部材を用いて、着脱自在に固定される。かかる
構成により、上記サブサセプタ8aが汚染された場合
に、後述する高周波電源に接続されている上記サセプタ
支持台8bとは別個に、上記サブサセプタ8a部分のみ
を交換することが可能となり、装置の保守が容易とな
る。
【0022】上記サセプタアセンブリ8の下層の第3の
冷却ジャケット収納台8cの内部には、例えば液体窒素
などの冷媒22を溜めるための冷媒溜23が設置されて
いる。この冷媒溜23は、パイプ24によりバルブ25
を介して冷媒源26に連通している。上記冷媒溜23内
には、図示しない液面モニタが配置されており、その液
面モニタからの信号に応答して上記バルブ25を開閉す
ることにより、上記冷媒溜23内の冷媒22の供給量を
制御するように構成されている。さらに、上記冷媒溜2
3内の内壁底面は、例えばポーラスに形成され、核沸騰
を起こすことができるようになっており、その内部の液
体窒素を所定温度、例えば−196℃に維持することが
できる。
【0023】このように、サブサセプタ8a、セプタ支
持台8b、及び冷却ジャケット収納台8cから成る上記
サセプタアセンブリ8は、上記絶縁部材9及び10によ
り、上記処理室4を構成する上記内側枠2及び外側枠3
から絶縁されて、電気的には同一極性のカソードカップ
リングを構成し、中層の上記セプタ支持台8bには、マ
ッチング装置30を介して高周波電源31が接続されて
いる。
【0024】一方、上記サセプタアセンブリ8の上方に
は、接地された上部電極32が設けられている。この上
部電極32の内部は中空に構成され、上記静電チャック
シート11の上方に設置されている被処理体Wへの対向
面には多数の小孔33が穿設されており、図示しない処
理ガス源からガス供給管路34により図示しないマスフ
ローコントローラを介して送られた例えばCF4などの
エッチングガスなどの処理ガスを処理室4内に均一に導
入することができるように構成されている。
【0025】また、上記外側枠3の上記円筒壁部3aの
外側面には、ヒーター35が装着され、このヒーター3
5により上記外側枠3全体を加熱することにより外側枠
35の内面にデポが付着するのを防いでいる。また上述
したように、本実施例の処理装置にあっては、上記内側
枠2と上記外側枠3とがアルミニウム等の熱伝導性の良
い材料で構成され、かつ、上記外側枠3が上記内側枠2
の上記外方折れ縁部2aの上に載置されて、両者が熱的
に導通した状態にされていることにより、このようにヒ
ーター35により上記外側枠3を加熱すると、その熱が
上記外方折れ縁部2aを伝って上記カバー部2cにまで
伝達され、こうして、上記外側枠3と上記内側枠2によ
り形成されている処理室4の内面を全体的に加熱できる
構成になっている。なお、上記外側枠3の上記円筒壁部
3aの側面下方には、ガス排気管路36が設けられてお
り、後述する真空ポンプにより処理室4内を真空引きで
きるように構成されている。
【0026】そして、上記サセプタアセンブリ8と接地
されている上部電極32とにより対向電極が構成され、
上記サセプタアセンブリ8の中層の上記サセプタ支持台
8bに上記高周波電源31からの高周波電力を印加する
ことにより、電極間にプラズマ放電を発生させることが
可能である。
【0027】また、前述のように、上記サセプタアセン
ブリ8の上層の上記サブサセプタ8aの側壁と上記内側
枠2のカバー部2cに内装された絶縁部材5の上端6と
の間には、Oリングなどの上記絶縁部材10が介装され
ているので、上記上部電極32の小孔33から上記処理
室4内に導入された処理ガスは上記サセプタアセンブリ
8の側面には到達せず、上記サセプタ支持台8b及び上
記冷却ジャケット収納台8cの汚染が防止される。
【0028】また、本発明実施例の処理装置において
は、上記絶縁部材9及び10により、上記サセプタアセ
ンブリ8の底面と上記内側枠2の底部2bとの間、及び
上記サセプタアセンブリ8の側面と上記内側枠2のカバ
ー部2cに内装された絶縁部材5との間には、相互に連
通する下部間隔40及び側部間隔41が形成されるが、
これらの間隔40及び41内は排気管路42を介して図
示しない真空ポンプにより真空引きが可能なように構成
されている。このように上記下部間隔40及び上記側部
間隔41を真空引きすることにより、上記サセプタアセ
ンブリ8の底面と上記内側枠2の底部2bとの間、及び
上記サセプタアセンブリ8の側面と上記内側枠2のカバ
ー部2cに内装された絶縁部材5との間の熱の移動を阻
止する構成を採ることにより、上記内側枠2と上記サセ
プタアセンブリ8との間に全体的な断熱層を形成した構
成になっている。
【0029】さらに、本実施例に基づくサセプタアセン
ブリ8の上層の上記第1のサブサセプタ8aと上記ヒー
タ20を備えた中層の上記セプタ支持台8bとの間、及
び中層の上記セプタ支持台8bと下層の上記冷却ジャケ
ット収納台8cとの間には、それぞれ間隔43及び44
が形成されている。これらの間隔は、例えばOリングの
ような封止部材45及び46により、それぞれ気密に構
成されており、冷却ガス供給管路47を介してガス源4
8からアルゴンやヘリウムなどの不活性ガスを封入する
ことが可能に構成されている。
【0030】上記間隔43及び44は、1〜100μm
であり、好ましくは、50μm程度に形成される。これ
らの間隔43及び44には、図示の例ではアルゴンやヘ
リウムなどの不活性ガスが封入されているが、これは例
示であって、封入される媒体は、冷却源26からの冷却
熱を最小限の熱損失で伝達可能であり、かつ、仮に漏れ
が生じた場合であっても処理室4内の処理ガスと反応し
難い伝熱媒体であれば、上記例に限定されない。
【0031】次に図2に基づいて、半導体製造装置の製
造工程における構成について説明する。なお、既に説明
した処理装置1の同じ構成については、同一の番号を付
けて説明を略す。
【0032】図示のように、本発明実施例に基づく処理
装置1の処理室4の外側枠3には、開閉自在に設けられ
たゲートバルブ50を介して隣接するロードロック室5
1が接続するように構成されている。
【0033】このロードロック室51には、例えばアル
ミニウム製のアームを導電性テフロンによりコーティン
グして静電対策が施された搬送アーム52を備えた搬送
装置53が設けられている。また、上記ロードロック室
51には、底面に設けられた排気口より排気管54が接
続され、真空排気弁55を介して真空ポンプ56により
真空引きが可能なように構成されている。
【0034】上記ロードロック室51の側壁には、開閉
自在に設けられたゲートバルブ57を介して隣接するカ
セット室58が接続されるように構成されている。この
カセット室58には、カセット59を載置する載置台6
0が設けられており、このカセット59には、被処理体
Wが25枚収納することができるように構成されてい
る。また、上記カセット室58には、底面に設けられた
排気口より排気管61が接続され、真空排気弁62を介
して真空ポンプ56により真空引きが可能なように構成
されている。また、上記カセット室58の他方の側壁に
は、開閉自在に設けられたゲートバルブ63を介して大
気に接するように構成されている。なお、上述したよう
に上記処理室4の外側枠3の上記円筒壁部3aの側面下
方に設けられた上記ガス排気管路36にも真空排気弁6
4を介して真空ポンプ56に接続されており、この真空
ポンプ56の稼働と真空排気弁64の開閉操作によっ
て、処理室4内を適宜真空引きできるように構成されて
いる。以上のように、本発明に基づく処理装置1は構成
されている。
【0035】次に、このプラズマエッチング装置の動作
説明を行う。大気との間に設けられたゲートバルブ63
を開口して、被処理体Wを収納したカセット59が図示
しない搬送ロボットにより、カセット室58の載置台6
0の上に載置され、上記ゲートバルブ63が閉口する。
上記カセット室58に接続された真空排気弁62が開口
して、真空ポンプ56により上記カセット室58が減圧
雰囲気、例えば10-1Torrに排気される。
【0036】次いで、ロードロック室51とカセット室
58の間のゲートバルブ57が開口して、搬送アーム5
2により被処理体Wが上記カセット室58に載置された
カセット59より取り出され、保持されて上記ロードロ
ック室51へ搬送され、上記ゲートバルブ57が閉口す
る。上記ロードロック室51に接続された真空排気弁5
5が開口して、真空ポンプ56により上記ロードロック
室51が減圧雰囲気、例えば10-3Torrに排気され
る。
【0037】この間処理室4内においては、冷媒溜23
には冷却源26からの冷媒が供給され、これによりサセ
プタアセンブリ8上層のサブサセプタ8aと上記静電チ
ャックシート11が冷却された状態で、上記被処理体W
が上記ロードロック室51から搬送され載置されるのを
待機している。
【0038】一方、上記外側枠3の上記円筒壁部3aの
外側面に装着されたヒーター35により、上記外側枠3
全体が加熱される。かくして、上記外側枠3と上記内側
枠2が熱的に導通した状態にされていること、及びこれ
ら上記内側枠2と上記外側枠3とがアルミニウム等の熱
伝導性の良い材料で構成されていることと相まって、上
記外側枠3と上記内側枠2により形成されている処理室
4の内面が、サセプタアセンブリ8上面の上記静電チャ
ックシート11表面を除いて、全体的に加熱された状態
となる。
【0039】なお、このように上記処理室4内におい
て、上記外側枠3と上記内側枠2が全体的に加熱される
一方で、上記処理室4の内部には冷媒22によって低温
とされたサセプタアセンブリ8が存在することとなり、
上記処理室4内において一種の熱的不均衡が出現するこ
ととなる。しかしながら、本発明実施例の処理装置1に
あっては、先に説明したように、サセプタアセンブリ8
を複数の絶縁部材9を介して上記内側枠2の底部2b上
に載置すると共に、上記サセプタアセンブリ8の上端側
面と上記内側枠2のカバー部2cに内装された絶縁部材
5の上端6との間にOリング状の絶縁部材10を介装し
て、上記サセプタアセンブリ8を上記内側枠2及び上記
外側枠3から絶縁状態に保持されるように構成されてお
り、かつ、上記絶縁部材9及び10によって上記サセプ
タアセンブリ8の底面と上記内側枠2の底部2bとの
間、及び上記サセプタアセンブリ8の側面と上記内側枠
2のカバー部2cに内装された絶縁部材5との間に形成
された、相互に連通する下部間隔40及び側部間隔41
内が排気管路42を介して図示しない真空ポンプにより
真空引きされ、これにより上記内側枠2と上記サセプタ
アセンブリ8との間に全体的な断熱層を形成した構成に
なっている。従って、加熱状態にされる上記内側枠2
と、冷却状態にされる上記サセプタアセンブリ8との間
の熱の移動を絶つことが可能となり、上記のような熱的
不均衡といった問題は解消されるようになっている。
【0040】このようにサセプタアセンブリ8上面の上
記静電チャックシート11を冷却する一方で、上記外側
枠3と上記内側枠2により形成されている処理室4の内
面を、サセプタアセンブリ8上面の上記静電チャックシ
ート11表面を除いて、全体的に加熱した状態で、ロー
ドロック室51と処理室4の間のゲートバルブ50が開
口して、上記搬送アーム52により被処理体Wが上記処
理室4へ搬送されて上記静電チャックシート11上に載
置されて固定され、上記ゲートバルブ50が閉口する。
上記処理室4は、真空排気弁64を開口することによ
り、真空ポンプ56を介して減圧雰囲気、例えば10-5
Torrに予め排気されている。
【0041】しかる後、処理ガス、例えばHFガスなど
のガスが、図示しないマスフローコントローラを介して
ガス供給管路34から処理室4内に導入される。
【0042】本実施例においては、上記上部電極32が
接地されており、上記サセプタアセンブリ8が一体的な
下部電極を構成するので、上記サセプタアセンブリ8の
中層のサセプタ支持台8bに高周波電源31から高周波
電力を供給することにより、対向電極が形成され、処理
室4内に導入された処理ガスによるRIE方式のプラズ
マエッチングが行われる。
【0043】こうして、上記被処理体Wを低温化させた
状態において被処理体Wにエッチングを施すことによ
り、垂直なパターン形状と高い選択比を兼ね備えた、異
方性の高いエッチング処理を達成することができる。
【0044】また一方、先に説明したように、上記外側
枠3と上記内側枠2により形成されている処理室4の内
面が、サセプタアセンブリ8上面の上記静電チャックシ
ート11表面を除いて上記ヒーター35により全体的に
加熱された状態となっているので、上記処理室4の内面
全体においてデポの発生が防止される。
【0045】かくして、所望のエッチング処理が終了す
ると、上記高周波電源31を停止し、プラズマの発生を
止めると共に、処理ガスの供給も停止する。さらに、上
記処理室4内の処理ガスや反応生成物を置換するため
に、窒素などの不活性ガスを上記処理室4内に導入する
と共に、真空ポンプ56による排気が行われる。その
後、チャッキングが停止されて、被処理体Wは搬送可能
状態で待機する。
【0046】上記処理室4内の残留処理ガスや反応生成
物が十分に排気された後に、上記処理室4の側面に設け
られたゲートバルブ50が開口され、隣接するロードロ
ック室51より上記搬送装置53の搬送アーム52が処
理室4内の被処理体Wの位置まで移動し、被処理体Wを
保持して、上記ロードロック室51に搬送し、上記ゲー
トバルブ50を閉口する。このロードロック室51にお
いて、被処理体Wはヒータにより室温、例えば18℃ま
で昇温され、その後上記ロードロック室51よりカセッ
ト室58を介して大気に搬出される。以上が、本発明に
基づく処理装置1を用いた実施例の動作説明である。
【0047】従って、以上に説明した本発明実施例の処
理装置1によれば、ヒーター35によって上記外側枠3
全体を加熱することにより、上記外側枠3と上記内側枠
2が熱的に導通した状態にされていること、及びこれら
上記内側枠2と上記外側枠3とがアルミニウム等の熱伝
導性の良い材料で構成されていることによって、上記外
側枠3と上記内側枠2により形成されている処理室4の
内面を、サセプタアセンブリ8上面の上記静電チャック
シート11表面を除いて、全体的に加熱でき、このよう
に上記処理室4の内面を加熱することによって、処理室
4の内面全体においてデポの発生を防止することがで
き、性状の良好なエッチング製品を得ることが可能とな
る。
【0048】また、このように上記処理室4内におい
て、上記外側枠3と上記内側枠2が全体的に加熱される
一方で、上記処理室4の内部には冷媒22によって低温
とされたサセプタアセンブリ8が存在することにより、
上記処理室4内において一種の熱的不均衡が出現する
が、本発明実施例の処理装置1にあっては、上記絶縁部
材9及び10によって上記サセプタアセンブリ8の底面
と上記内側枠2の底部2bとの間、及び上記サセプタア
センブリ8の側面と上記内側枠2のカバー部2cに内装
された絶縁部材5との間に形成された、相互に連通する
下部間隔40及び側部間隔41内を排気管路42を介し
て真空ポンプで真空引きすることにより、上記内側枠2
と上記サセプタアセンブリ8との間に全体的な断熱層が
形成されているので、以上のような熱的不均衡といった
問題は解消されるようになる。従って、以上のように上
記処理室4内において高温とされる部分と低温とされる
部分を切り分けることによって、冷却熱が上記サセプタ
アセンブリ8の周囲の部材に伝達されて必要のないもの
まで冷却してしまうといった問題を解決でき、冷媒の冷
却熱を有効的に利用できるようになる。また、上記内側
枠2が冷却されてデポが付着するといった問題も解決で
きる利点がある。
【0049】なお、本発明実施例の処理装置1におい
て、外側枠の上方を蓋体等で構成することにより処理室
内を開放できるように構成しておくと、処理室内のクリ
ーニングやサセプタなどの各種機材のメンテナンス等に
便利となる。図3はそのように処理室4内を開放自在に
した一例を示すもので、上記外側枠3の上方にOリング
等のパッキング部材70を介して蓋体71を脱着自在に
取り付け、該蓋体71上面に立設した支柱部72に刻設
したラック73とモータ74で回転駆動されるピニオン
75を歯合させた構成になっている。この実施例によれ
ば、制御部76からの命令に応じてモータ74を駆動さ
せることにより上記外側枠3上方の蓋体71を昇降移動
させて、上記処理室4内を開放・密閉操作することがで
き、便利である。
【0050】しかしながら、上述の如く上記処理室4内
に設置された上記サセプタアセンブリ8の冷媒溜23に
冷媒を供給して上記静電チャックシート11上の上記被
処理体Wを低温化させた状態でエッチング処理を行うも
のにあっては、エッチング処理の終了直後などは、上記
サセプタアセンブリ8や上記静電チャックシート11な
どがまだ低温状態となっている。従って、そのような状
態で制御部76から開放の命令が発せられて、モータ7
4が駆動して上記外側枠3上方の蓋体71が開けられて
しまうと、上記処理室4内に入り込んだ大気中の水分が
上記静電チャックシート11上面などに結露してしまう
といった問題が生ずる。
【0051】そこで、このような大気中の水分の結露と
いった問題を解消するために、図3に示す処理装置1'
は、上記サセプタアセンブリ8の上層に例えば熱電対な
どで構成される温度センサー80を取り付けて、その検
出信号を増幅器81を介して上記制御部76に送るよう
にし、上記制御部76において、上記サセプタアセンブ
リ8が例えば15℃程度の室温付近にまで昇温されてい
ない状態においては開放に命令が発せられないように構
成されている。また、上記サセプタアセンブリ8の温度
が逆に高温状態の時にも、上記外側枠3上方の蓋体71
が何等制限無く開けられてしまうと、メンテナンス等を
しようとして上記サセプタアセンブリ8に不用意に接触
したオペレータがやけどなどの損傷を受けるおそれがあ
る。そこで、上記サセプタアセンブリ8の温度が例えば
25℃程度よりも高温状態にある時には上記制御部76
から開放の命令が発せられないように構成すると良い。
何れにしても、上記サセプタアセンブリ8の温度が15
〜25℃程度となっている場合にのみ、上記制御部76
から開放の命令が発せられて、モータ74の駆動で上記
外側枠3上方の蓋体71が開放されるように構成し、上
記サセプタアセンブリ8の温度がその他の温度域にある
ときはインターロックが働くように構成するのがよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明に基づく処理装置
によれば、上記外側枠を加熱することにより、上記外側
枠と熱的に導通している上記内側枠のカバー部までを昇
温させて、上記処理室の内面をほぼ全体的に加熱するこ
とが可能となる。このように上記処理室の内面を加熱す
ることによって、処理室の内面全体においてデポの発生
を防止することができ、性状の良好なエッチング製品を
得ることが可能となる。
【0053】また、上記処理室内においてその内面全体
が加熱される一方で、処理室の内部には冷媒によって低
温とされたサセプタが存在することにより、上記処理室
内において一種の熱的不均衡が出現することとなるが、
本発明の請求項2の処理装置に従って上記内側枠と上記
サセプタとの間に断熱層を形成することにより、上記の
ような熱的不均衡といった問題は解消される。このよう
に上記処理室内において高温部分と低温部分を切り分け
ることによって、冷媒の冷却熱を有効的に利用すること
が可能となる。また、上記内側枠が冷却されてデポが付
着するといった問題も解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した処理装置の縦断面図である。
【図2】半導体製造装置の概略図である。
【図3】本発明処理装置の他の実施例における縦断面図
である。
【図4】従来の処理装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 処理装置 2 内側枠 2c カバー部 3 外側枠 4 処理室 8 サセプタアセンブリ 35 ヒータ 41 断熱層 W 被処理体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 賢治 東京都新宿区西新宿2丁目3番1号 東京 エレクトロン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側枠と外側枠によって気密に形成された
    処理室内に設置されたサセプタの載置面に被処理体を吸
    着保持し、前記処理室内に処理ガスを導入することによ
    り前記被処理体を処理するものであって、前記外側枠を
    加熱することにより前記外側枠の内面にデポが付着する
    のを防ぐように構成された処理装置において、 上記内側枠にサセプタの周囲を覆うカバー部を形成する
    と共に、上記外側枠と上記内側枠を熱的に導通させるこ
    とにより、該カバー部に上記外側枠の熱が伝達される構
    成としたことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】上記内側枠と上記サセプタとの間に断熱層
    を形成したことを特徴とする請求項1に記載の処理装
    置。
JP31902793A 1993-11-24 1993-11-24 処理装置 Pending JPH07147269A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6856031B1 (en) 2004-02-03 2005-02-15 International Business Machines Corporation SRAM cell with well contacts and P+ diffusion crossing to ground or N+ diffusion crossing to VDD
JP2008034885A (ja) * 2007-10-18 2008-02-14 Hitachi Ltd プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP2015230939A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 東京エレクトロン株式会社 冷却処理装置、及び、冷却処理装置の運用方法

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