JPH07147040A - ビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置 - Google Patents
ビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置Info
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- JPH07147040A JPH07147040A JP6146153A JP14615394A JPH07147040A JP H07147040 A JPH07147040 A JP H07147040A JP 6146153 A JP6146153 A JP 6146153A JP 14615394 A JP14615394 A JP 14615394A JP H07147040 A JPH07147040 A JP H07147040A
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ビデオテープレコーダーの画面遊
動防止及び逆パルス補整装置に関し、スローモーション
の再生時に、キャップスタンモーターとドラムモーター
間の相対速度エラーを精密に補整し、画面の遊動を防止
してノイズのない安定な画面を得ることを目的とする。 【構成】 速度及び位相の情報により補整信号の幅又は
エッジを可変させる補整手段を有したドラムモーター制
御部と、キャップスタンモーター制御部と、を備えた制
御手段がビデオテープレコーダーサーボ系に設置された
構成とする。
動防止及び逆パルス補整装置に関し、スローモーション
の再生時に、キャップスタンモーターとドラムモーター
間の相対速度エラーを精密に補整し、画面の遊動を防止
してノイズのない安定な画面を得ることを目的とする。 【構成】 速度及び位相の情報により補整信号の幅又は
エッジを可変させる補整手段を有したドラムモーター制
御部と、キャップスタンモーター制御部と、を備えた制
御手段がビデオテープレコーダーサーボ系に設置された
構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ーの画面の遊動防止及び逆パルス補整装置に係るもの
で、詳しくは、スローモーションにて画面を再生すると
き、該画面の乱れを防止し、ノイズを除去する画面遊動
防止及び逆パルス補整装置に関するものである。
ーの画面の遊動防止及び逆パルス補整装置に係るもの
で、詳しくは、スローモーションにて画面を再生すると
き、該画面の乱れを防止し、ノイズを除去する画面遊動
防止及び逆パルス補整装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダーの画面の
遊動防止及び逆パルス補整装置においては、図５に示し
たように、ドラムサーボシステム１００と、キャップス
タンサーボシステム２００と、制御部３００とを備えて
いた。そして、前記ドラムサーボシステム１００におい
ては、ヘッドドラム１０１と、該ヘッドドラム１０１の
１回転毎に複数個のＦＧパルスを発生するＦＧパルス発
生器１０２と、ＦＧパルス発生器１０２から発生するＦ
Ｇパルスを検出する回転検出器１０３と、該回転検出器
１０３の検出したＦＧパルス信号を基準信号と比較して
求めた速度エラー量をＰＷＭ (Pulse Width Modulatio
n) 信号に変換した後直流化して加算器（ミキサー）１
０７に印加するドラム速度制御部１０４と、前記ドラム
１０１の１回転毎にパルスを発生するＰＧパルス発生器
１１１と、該ＰＧパルス発生器１１１からＰＧ信号を検
出するドラム位相検出部１０５と、該ドラム位相検出部
１０５の検出したＰＧ信号を基準信号と比較し求められ
た位相エラー量をＰＷＭ信号に変換した後直流化して加
算器１０７に印加するドラム位相制御部１０６と、該ド
ラム位相制御部１０６の出力信号及び前記ドラム速度制
御部１０４の出力信号をミキシングする加算器１０７
と、該加算器１０７の出力信号と前記制御部３００の出
力信号とをインピーダンスマッチングさせるインピーダ
ンスマッチング部１０８と、該インピーダンスマッチン
グされた信号をドラムモーター１１０に印加するドラム
モーター駆動部１０９と、該ドラムモーター駆動部１０
９の駆動信号により前記ヘッドドラム１０１を駆動する
ドラムモーター１１０と、を備えていた。
遊動防止及び逆パルス補整装置においては、図５に示し
たように、ドラムサーボシステム１００と、キャップス
タンサーボシステム２００と、制御部３００とを備えて
いた。そして、前記ドラムサーボシステム１００におい
ては、ヘッドドラム１０１と、該ヘッドドラム１０１の
１回転毎に複数個のＦＧパルスを発生するＦＧパルス発
生器１０２と、ＦＧパルス発生器１０２から発生するＦ
Ｇパルスを検出する回転検出器１０３と、該回転検出器
１０３の検出したＦＧパルス信号を基準信号と比較して
求めた速度エラー量をＰＷＭ (Pulse Width Modulatio
n) 信号に変換した後直流化して加算器（ミキサー）１
０７に印加するドラム速度制御部１０４と、前記ドラム
１０１の１回転毎にパルスを発生するＰＧパルス発生器
１１１と、該ＰＧパルス発生器１１１からＰＧ信号を検
出するドラム位相検出部１０５と、該ドラム位相検出部
１０５の検出したＰＧ信号を基準信号と比較し求められ
た位相エラー量をＰＷＭ信号に変換した後直流化して加
算器１０７に印加するドラム位相制御部１０６と、該ド
ラム位相制御部１０６の出力信号及び前記ドラム速度制
御部１０４の出力信号をミキシングする加算器１０７
と、該加算器１０７の出力信号と前記制御部３００の出
力信号とをインピーダンスマッチングさせるインピーダ
ンスマッチング部１０８と、該インピーダンスマッチン
グされた信号をドラムモーター１１０に印加するドラム
モーター駆動部１０９と、該ドラムモーター駆動部１０
９の駆動信号により前記ヘッドドラム１０１を駆動する
ドラムモーター１１０と、を備えていた。
【０００３】又、前記キャップスタンサーボシステム２
００においては、キャップスタンモーター２０１と、該
キャップスタンモーター２０１の回転により発生される
ＦＧパルスを検出するキャップスタン速度検出部２０２
と、該キャップスタン速度検出部の検出したＦＧパルス
信号を基準信号と比較し、求められた速度エラー量をＰ
ＷＭ信号に変換した後直流化して加算器２０６に印加す
るキャップスタン速度制御部２０３と、前記キャップス
タンモーター２０１の回転により発生されるＰＧ信号を
検出するキャップスタン位相検出部２０４と、該キャッ
プスタン位相検出部２０４の検出したＰＧ信号を基準信
号と比較し、求められた位相エラー量をＰＷＭ信号に変
換した後、直流化して加算器２０６に印加するキャップ
スタン位相制御部２０５と、該キャップスタン位相制御
部２０５の出力信号及び前記キャップスタン速度制御部
２０３の出力信号をミキシングする加算器２０６と、該
加算器２０６の出力信号と前記制御部３００の出力信号
とをインピーダンスマッチングさせるインピーダンスマ
ッチング部２０７と、該インピーダンスマッチングされ
た信号をキャップスタンモーター２０１に印加するモー
ター駆動部２０８と、を備えていた。
００においては、キャップスタンモーター２０１と、該
キャップスタンモーター２０１の回転により発生される
ＦＧパルスを検出するキャップスタン速度検出部２０２
と、該キャップスタン速度検出部の検出したＦＧパルス
信号を基準信号と比較し、求められた速度エラー量をＰ
ＷＭ信号に変換した後直流化して加算器２０６に印加す
るキャップスタン速度制御部２０３と、前記キャップス
タンモーター２０１の回転により発生されるＰＧ信号を
検出するキャップスタン位相検出部２０４と、該キャッ
プスタン位相検出部２０４の検出したＰＧ信号を基準信
号と比較し、求められた位相エラー量をＰＷＭ信号に変
換した後、直流化して加算器２０６に印加するキャップ
スタン位相制御部２０５と、該キャップスタン位相制御
部２０５の出力信号及び前記キャップスタン速度制御部
２０３の出力信号をミキシングする加算器２０６と、該
加算器２０６の出力信号と前記制御部３００の出力信号
とをインピーダンスマッチングさせるインピーダンスマ
ッチング部２０７と、該インピーダンスマッチングされ
た信号をキャップスタンモーター２０１に印加するモー
ター駆動部２０８と、を備えていた。
【０００４】更に、前記制御部３００においては、基準
信号のＳＷ３０Hz信号及びキャップスタンモーター２０
１のＰＧ信号が入力され、前記ドラムサーボシステム１
００及びキャップスタンサーボシステム２００に補整信
号が各々出力されるように構成されていた。そして、こ
のように構成された従来のビデオテープレコーダーの画
面遊動防止及び逆パルス補整装置の作用について、図５
乃至図８を用いて説明する。一般にスローモーションに
て再生するときは、磁気テープが正常速度よりも遅い速
度で移送され、磁器テープに記録された映像が正常再生
よりも遅い速度に再生される。且つ、スローモーション
にて再生される場合は画面上にノイズが発生し、該ノイ
ズを除去するためスチル再生→定速再生→スチル再生→
定速再生の動作を反復して行うようになる。そこで、キ
ャップスタンモーターは、図６（Ｂ）に示したような加
速→定速→減速の回転を反復して行い、該加速及び減速
回転を行うキャップスタンモーター２０１の回転速度に
より定速回転を行うドラムモーター１１０の回転速度が
変化されるので、それらドラムモーター１１０とキャッ
プスタンモーター２０１間に発生される速度エラーを補
整するため、前記制御部３００は図６（Ｃ）（Ｄ）に示
したようなドラム速度補整用パルスを前記サーボシステ
ム１００のインピーダンスマッチング部１０８に印加さ
せる。次いで、該インピーダンスマッチング部１０８で
は前記加算器１０７の出力信号のインピーダンスと前記
ドラム速度補整用パルスのインピーダンスとがマッチン
グされ、図６（Ｅ）に示したように、キャップスタンモ
ーター２０１とドラムモーター１１０間に発生され相対
速度エラーの補整された信号がドラムモーター駆動部１
０９に出力される。この場合、図６（Ｃ）（Ｄ）に示し
たようなドラム速度補整パルスは、図６（Ａ）に示した
ＳＷ３０Hz信号を基準ドリガーに使用する。
信号のＳＷ３０Hz信号及びキャップスタンモーター２０
１のＰＧ信号が入力され、前記ドラムサーボシステム１
００及びキャップスタンサーボシステム２００に補整信
号が各々出力されるように構成されていた。そして、こ
のように構成された従来のビデオテープレコーダーの画
面遊動防止及び逆パルス補整装置の作用について、図５
乃至図８を用いて説明する。一般にスローモーションに
て再生するときは、磁気テープが正常速度よりも遅い速
度で移送され、磁器テープに記録された映像が正常再生
よりも遅い速度に再生される。且つ、スローモーション
にて再生される場合は画面上にノイズが発生し、該ノイ
ズを除去するためスチル再生→定速再生→スチル再生→
定速再生の動作を反復して行うようになる。そこで、キ
ャップスタンモーターは、図６（Ｂ）に示したような加
速→定速→減速の回転を反復して行い、該加速及び減速
回転を行うキャップスタンモーター２０１の回転速度に
より定速回転を行うドラムモーター１１０の回転速度が
変化されるので、それらドラムモーター１１０とキャッ
プスタンモーター２０１間に発生される速度エラーを補
整するため、前記制御部３００は図６（Ｃ）（Ｄ）に示
したようなドラム速度補整用パルスを前記サーボシステ
ム１００のインピーダンスマッチング部１０８に印加さ
せる。次いで、該インピーダンスマッチング部１０８で
は前記加算器１０７の出力信号のインピーダンスと前記
ドラム速度補整用パルスのインピーダンスとがマッチン
グされ、図６（Ｅ）に示したように、キャップスタンモ
ーター２０１とドラムモーター１１０間に発生され相対
速度エラーの補整された信号がドラムモーター駆動部１
０９に出力される。この場合、図６（Ｃ）（Ｄ）に示し
たようなドラム速度補整パルスは、図６（Ａ）に示した
ＳＷ３０Hz信号を基準ドリガーに使用する。
【０００５】しかし、前記ドラム速度補整用パルスはＤ
Ｃ電圧にて印加されるため、キャップスタンモーター２
０１とドラムモーター１１０間に発生する相対速度の誤
差が完全に補整されず、画面の前後、左右側の遊動が完
全に除去されない欠点があった。また、スローモーショ
ンにて再生するときキャップスタンモーター２０１のス
リップにより画面上にノイズが発生され、該ノイズの発
生を抑制するためキャップスタンモーター２０１の逆パ
ルス駆動を次の２つの方法にて制御していた。
Ｃ電圧にて印加されるため、キャップスタンモーター２
０１とドラムモーター１１０間に発生する相対速度の誤
差が完全に補整されず、画面の前後、左右側の遊動が完
全に除去されない欠点があった。また、スローモーショ
ンにて再生するときキャップスタンモーター２０１のス
リップにより画面上にノイズが発生され、該ノイズの発
生を抑制するためキャップスタンモーター２０１の逆パ
ルス駆動を次の２つの方法にて制御していた。
【０００６】即ち、、二つのＦＧ位相差を利用し逆パ
ルスを作る方法であって、図７に示したように、スロー
モーション再生の場合、制御部３００は位相エラー検出
部３０１及び加算器３０２に図８（Ａ）に示した加速／
スロー信号を出力する。次いで、該位相エラー検出部３
０１はキャップスタンモーター２０１から１８０°の位
相差を有する図８（Ｂ）（Ｃ）に示した２つの速度信号
（ＣＦＧ１，ＣＦＧ２）を検出し、それら検出された速
度位相ＣＦＧ１，ＣＦＧ２を比較する。次いで、該比較
の結果、図８（Ｄ）に示したような前記加算器３０２か
らキャップスタンモーター２０１に印加されるキャップ
スタン制御信号の減速パルス区間ｔ１から図８（Ｃ）に
示したｔ２の位相エラーが前記位相エラー検出部３０１
で検出されると、キャップスタンモーター２０１の逆方
向駆動信号のハイ区間を図８（Ｅ）に示した位相エラー
検出の補整量ｔ３だけローにさせ、キャップスタンモー
ター２０１に印加する。従って、キャップスタンモータ
ー２０１は、検出された位相エラー量だけ調整され逆方
向に駆動されるようになっていた。
ルスを作る方法であって、図７に示したように、スロー
モーション再生の場合、制御部３００は位相エラー検出
部３０１及び加算器３０２に図８（Ａ）に示した加速／
スロー信号を出力する。次いで、該位相エラー検出部３
０１はキャップスタンモーター２０１から１８０°の位
相差を有する図８（Ｂ）（Ｃ）に示した２つの速度信号
（ＣＦＧ１，ＣＦＧ２）を検出し、それら検出された速
度位相ＣＦＧ１，ＣＦＧ２を比較する。次いで、該比較
の結果、図８（Ｄ）に示したような前記加算器３０２か
らキャップスタンモーター２０１に印加されるキャップ
スタン制御信号の減速パルス区間ｔ１から図８（Ｃ）に
示したｔ２の位相エラーが前記位相エラー検出部３０１
で検出されると、キャップスタンモーター２０１の逆方
向駆動信号のハイ区間を図８（Ｅ）に示した位相エラー
検出の補整量ｔ３だけローにさせ、キャップスタンモー
ター２０１に印加する。従って、キャップスタンモータ
ー２０１は、検出された位相エラー量だけ調整され逆方
向に駆動されるようになっていた。
【０００７】更に、、一つのＦＧを利用しキャップス
タンモーター２０１及びデッキの偏差を実験的に求めて
逆パルスを所定幅に固定させ駆動する方法であって、図
８（Ｅ）に示したように、位相エラーの補整量ｔ３を実
験的に求め、これを所定幅に固定された逆方向駆動信号
を制御部３００からキャップスタンモーター２０１に印
加し、該キャップスタンモーター２０１の逆方向駆動を
制御するようになっていた。
タンモーター２０１及びデッキの偏差を実験的に求めて
逆パルスを所定幅に固定させ駆動する方法であって、図
８（Ｅ）に示したように、位相エラーの補整量ｔ３を実
験的に求め、これを所定幅に固定された逆方向駆動信号
を制御部３００からキャップスタンモーター２０１に印
加し、該キャップスタンモーター２０１の逆方向駆動を
制御するようになっていた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来のビデオテープレコーダーの画面の遊動防
止及び逆パルス補整装置においては、ドラム速度補整用
パルスがＤＣ電圧にて印加するため、キャップスタンモ
ーターとドラムモーター間に発生する相対速度の誤差が
完全に補整されず、画面の前後、左右側の遊動が完全に
除去されないという不都合な点があった。
成された従来のビデオテープレコーダーの画面の遊動防
止及び逆パルス補整装置においては、ドラム速度補整用
パルスがＤＣ電圧にて印加するため、キャップスタンモ
ーターとドラムモーター間に発生する相対速度の誤差が
完全に補整されず、画面の前後、左右側の遊動が完全に
除去されないという不都合な点があった。
【０００９】且つ、前記項記載の装置においては、２
つのＦＧを利用して速度検出信号を出力するため原価が
上昇するという不都合な点があった。又、前記項記載
の装置においては、位相エラー検出の補整量が固定され
ているためモーターの偏差等に可変性良く対応し得ない
という不都合な点があった。それで、このような問題点
を解決するため、本発明者達は研究を重ねた結果、次の
ようなビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パ
ルス補整装置を提供しようとするものである。
つのＦＧを利用して速度検出信号を出力するため原価が
上昇するという不都合な点があった。又、前記項記載
の装置においては、位相エラー検出の補整量が固定され
ているためモーターの偏差等に可変性良く対応し得ない
という不都合な点があった。それで、このような問題点
を解決するため、本発明者達は研究を重ねた結果、次の
ようなビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パ
ルス補整装置を提供しようとするものである。
【００１０】本発明の目的は、スローモーションにて再
生するとき、キャップスタンモーターとドラムモーター
間の相対速度エラーを精密に補整して画面の遊動を防止
し、キャップスタンモーターのスリップに因る停止点を
正確に探して逆パルス駆動を制御し、ノイズのない安定
な画面を得るビデオテープレコーダーの画面遊動防止及
び逆パルス補整装置を提供しようとするものである。
生するとき、キャップスタンモーターとドラムモーター
間の相対速度エラーを精密に補整して画面の遊動を防止
し、キャップスタンモーターのスリップに因る停止点を
正確に探して逆パルス駆動を制御し、ノイズのない安定
な画面を得るビデオテープレコーダーの画面遊動防止及
び逆パルス補整装置を提供しようとするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】そして、このような本発
明の目的は、スチル又はスロー再生機能を有するビデオ
テープレコーダーのサーボ系における速度及び位相エラ
ーを検出するための速度及び位相エラー検出手段と、該
速度及び位相エラー検出手段の出力信号により速度及び
位相を制御する速度及び位相制御手段と、該速度及び位
相制御手段の各出力信号を各々混合する混合手段と、速
度及び位相の情報により補整信号の幅又はエッジを可変
させるための補整手段を有した制御手段と、前記サーボ
系のモーターを駆動させる駆動手段と、を備えてビデオ
テープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置
を構成することにより達成される。
明の目的は、スチル又はスロー再生機能を有するビデオ
テープレコーダーのサーボ系における速度及び位相エラ
ーを検出するための速度及び位相エラー検出手段と、該
速度及び位相エラー検出手段の出力信号により速度及び
位相を制御する速度及び位相制御手段と、該速度及び位
相制御手段の各出力信号を各々混合する混合手段と、速
度及び位相の情報により補整信号の幅又はエッジを可変
させるための補整手段を有した制御手段と、前記サーボ
系のモーターを駆動させる駆動手段と、を備えてビデオ
テープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置
を構成することにより達成される。
【００１２】
【作用】ドラム速度補整用パルスの立上りエッジと立下
りエッジとが漸次増加又は減少されドラムの急激な出発
及び停止の動作が防止されるように、制御手段の補整手
段であるディジタル／アナログ変換部により制御が行わ
れる。且つ、該制御手段のキャップスタンモーター制御
部は、入力ＣＦＧ信号を利用してキャップスタンモータ
ーのスリップによる停止点の偏差を検出し、該偏差に対
応する逆方向駆動信号の幅を可変させる。
りエッジとが漸次増加又は減少されドラムの急激な出発
及び停止の動作が防止されるように、制御手段の補整手
段であるディジタル／アナログ変換部により制御が行わ
れる。且つ、該制御手段のキャップスタンモーター制御
部は、入力ＣＦＧ信号を利用してキャップスタンモータ
ーのスリップによる停止点の偏差を検出し、該偏差に対
応する逆方向駆動信号の幅を可変させる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。図１に示したように、本発明に係るビデオテ
ープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置に
おいては、ドラムサーボシステム４００の着磁器４０２
から発生されるＦＧパルスを検出する回転検出器４０３
と、ドラム４０１の回転により発生されるＰＧ信号を検
出するドラム位相検出部４０５と、キャップスタンサー
ボシステム５００のキャップスタンモーター５０１の回
転により発生されるＦＧパルスを検出するキャップスタ
ン速度検出部５０２と、キャップスタンモーター５０１
の回転により発生されるＰＧ信号を検出するキャップス
タン位相検出部５０４と、を備えた速度及び位相エラー
検出手段と、ドラムサーボシステム４００の回転検出器
４０３から検出された速度エラー量をＰＷＭ信号に変換
して直流化させるドラム制御部４０４と、前記ドラム位
相検出部４０５から検出した位相エラー量をＰＷＭ信号
に変換して直流化させるドラム位相制御部４０６と、前
記キャップスタン速度検出部５０２から検出された速度
エラー量をＰＷＭ信号に変換して直流化させるキャップ
スタン速度制御部５０３と、前記キャップスタン位相検
出部５０４から検出された位相エラー量をＰＷＭ信号に
変換して直流化させるキャップスタン位相制御部５０５
と、を備えた速度及び位相制御手段と、前記ドラムサー
ボシステム４００のドラム速度制御部４０４及びドラム
位相制御部４０６の各出力信号を加算する加算器４０７
と、前記キャップスタンサーボシステム５００のキャッ
プスタン速度制御部５０３及びキャップスタン位相制御
部５０５の各出力信号を加算する加算器５０６と、を備
えた混合手段と、前記ドラムサーボシステム４００のド
ラムモーター４１０を駆動させるドラムモーター駆動部
４０９と、前記キャップスタンサーボシステム５００の
キャップスタンモーター５０１を駆動させるキャップス
タン駆動部５０８と、を備えた駆動手段と、ドラム速度
補整用パルスのエッジを緩慢に増加減少させる補整手段
としてディジタル／アナログ変換器を有したドラムモー
ター制御部６１０と、キャップスタンモーター制御部６
２０と、を備えた制御手段と、により構成されている。
説明する。図１に示したように、本発明に係るビデオテ
ープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置に
おいては、ドラムサーボシステム４００の着磁器４０２
から発生されるＦＧパルスを検出する回転検出器４０３
と、ドラム４０１の回転により発生されるＰＧ信号を検
出するドラム位相検出部４０５と、キャップスタンサー
ボシステム５００のキャップスタンモーター５０１の回
転により発生されるＦＧパルスを検出するキャップスタ
ン速度検出部５０２と、キャップスタンモーター５０１
の回転により発生されるＰＧ信号を検出するキャップス
タン位相検出部５０４と、を備えた速度及び位相エラー
検出手段と、ドラムサーボシステム４００の回転検出器
４０３から検出された速度エラー量をＰＷＭ信号に変換
して直流化させるドラム制御部４０４と、前記ドラム位
相検出部４０５から検出した位相エラー量をＰＷＭ信号
に変換して直流化させるドラム位相制御部４０６と、前
記キャップスタン速度検出部５０２から検出された速度
エラー量をＰＷＭ信号に変換して直流化させるキャップ
スタン速度制御部５０３と、前記キャップスタン位相検
出部５０４から検出された位相エラー量をＰＷＭ信号に
変換して直流化させるキャップスタン位相制御部５０５
と、を備えた速度及び位相制御手段と、前記ドラムサー
ボシステム４００のドラム速度制御部４０４及びドラム
位相制御部４０６の各出力信号を加算する加算器４０７
と、前記キャップスタンサーボシステム５００のキャッ
プスタン速度制御部５０３及びキャップスタン位相制御
部５０５の各出力信号を加算する加算器５０６と、を備
えた混合手段と、前記ドラムサーボシステム４００のド
ラムモーター４１０を駆動させるドラムモーター駆動部
４０９と、前記キャップスタンサーボシステム５００の
キャップスタンモーター５０１を駆動させるキャップス
タン駆動部５０８と、を備えた駆動手段と、ドラム速度
補整用パルスのエッジを緩慢に増加減少させる補整手段
としてディジタル／アナログ変換器を有したドラムモー
ター制御部６１０と、キャップスタンモーター制御部６
２０と、を備えた制御手段と、により構成されている。
【００１４】且つ、前記キャップスタンモーター制御部
６２０には後述するキャップスタンモーター５０１の逆
パルス駆動を制御するために該キャップスタンモーター
５０１から検出された速度信号が追加印加され、前記ド
ラムモーター制御部６１０にはドラム速度補整用パルス
のエッジを緩慢に増加減少させるためのディジタル／ア
ナログ変換部６１１が追加備えられている。
６２０には後述するキャップスタンモーター５０１の逆
パルス駆動を制御するために該キャップスタンモーター
５０１から検出された速度信号が追加印加され、前記ド
ラムモーター制御部６１０にはドラム速度補整用パルス
のエッジを緩慢に増加減少させるためのディジタル／ア
ナログ変換部６１１が追加備えられている。
【００１５】又、前記キャップスタンモーター制御部６
２０においては、図２に示したように、後述するキャッ
プスタンＦＧカウンター６２２を制御し、正常的な状態
における正逆駆動パルスをＯＲゲート６２５に印加し、
スイッチＳ１に正駆動パルス及び逆駆動パルスを夫々印
加するキャップスタンスロー制御部６２１と、該キャッ
プスタンスロー制御部６２１のキャップスタンモーター
制御信号によりキャップスタンモーター５０１の回転に
より発生されるＦＧ信号ＣＦＧをカウントするキャップ
スタンＦＧカウンター６２２と、スローモーション以外
の動作モード（ＳＰ:Standard Play, ＬＰ:Long Play,
ＥＰ:Extended Play）から決定されたキャップスタンモ
ーター５０１のＦＧパルス値（ＳＰ：Ｎ，ＬＰ：Ｎ／
３，ＥＰ：Ｎ／３，Ｎ＝１フレーム移動する場合のＣＦ
Ｇ個数）が貯蔵されたデータレジスター６２３と、該デ
ータレジスター６２３の出力信号と前記キャップスタン
ＦＧカウンター６２２の出力信号とを比較し、キャップ
スタンモーター５０１の正逆駆動を制御する比較レジス
ター６２４と、該比較レジスター６２４の出力信号と正
逆状態のキャップスタンモーター５０１の正逆駆動を制
御するパルス信号とを論理和をとるＯＲゲート６２５
と、該ＯＲゲート６２５の出力により前記キャップスタ
ンスロー制御部６２１の正常駆動パルスを切換し、キャ
ップスタンモーター５０１に印加するスイッチＳ１と、
を備えている。
２０においては、図２に示したように、後述するキャッ
プスタンＦＧカウンター６２２を制御し、正常的な状態
における正逆駆動パルスをＯＲゲート６２５に印加し、
スイッチＳ１に正駆動パルス及び逆駆動パルスを夫々印
加するキャップスタンスロー制御部６２１と、該キャッ
プスタンスロー制御部６２１のキャップスタンモーター
制御信号によりキャップスタンモーター５０１の回転に
より発生されるＦＧ信号ＣＦＧをカウントするキャップ
スタンＦＧカウンター６２２と、スローモーション以外
の動作モード（ＳＰ:Standard Play, ＬＰ:Long Play,
ＥＰ:Extended Play）から決定されたキャップスタンモ
ーター５０１のＦＧパルス値（ＳＰ：Ｎ，ＬＰ：Ｎ／
３，ＥＰ：Ｎ／３，Ｎ＝１フレーム移動する場合のＣＦ
Ｇ個数）が貯蔵されたデータレジスター６２３と、該デ
ータレジスター６２３の出力信号と前記キャップスタン
ＦＧカウンター６２２の出力信号とを比較し、キャップ
スタンモーター５０１の正逆駆動を制御する比較レジス
ター６２４と、該比較レジスター６２４の出力信号と正
逆状態のキャップスタンモーター５０１の正逆駆動を制
御するパルス信号とを論理和をとるＯＲゲート６２５
と、該ＯＲゲート６２５の出力により前記キャップスタ
ンスロー制御部６２１の正常駆動パルスを切換し、キャ
ップスタンモーター５０１に印加するスイッチＳ１と、
を備えている。
【００１６】このように構成された本発明に係るビデオ
テープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置
の作用を以下に説明する。先ず、図３（Ａ）に示したよ
うに、キャップスタンモーター５０１がスローモーショ
ン再生のため、加速→定速→減速の回動を行うと、該キ
ャップスタンモーター５０１の回転速度とドラムモータ
ー４１０の回転速度間の相対的回転速度が変化される。
次いで、図１に示した制御手段６００のドラムモーター
６１０からドラム速度補整用パルスが出力され、ディジ
タル／アナログ変換部６１１によりディジタル／アナロ
グに変換され、ドラムサーボシステム４００のインピー
ダンスマッチング部４０８に印加される。この場合、該
ディジタル／アナログ変換部６１１で変換されたドラム
速度補整用パルスは、図３（Ｂ）（Ｃ）に示したよう
に、パルスのライジングエッジとフォーリングエッジと
が漸次増加減少される形状になるので、ヘッドドラム４
０１の急激な出発及び停止動作が防止され、スローモー
ション再生時の画面の遊動が殆ど無くなる。且つ、図３
に示したように、ドラム速度補整パルスの立上りタイム
（ｔ４，ｔ６区間）と立下りタイム（ｔ５，ｔ７区間）
とは、ドラムモーター４１０の慣性、キャップスタンモ
ーター５０１の速度及びトルクにより異なるが、これは
実験により充分に設定することができる。このように画
面の遊動が補整されると、図３（Ｄ）に示したような信
号がドラムモーター駆動部４０９に印加し、該ドラムモ
ーター駆動部４０９によりドラムモーター４１０が回転
される。
テープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装置
の作用を以下に説明する。先ず、図３（Ａ）に示したよ
うに、キャップスタンモーター５０１がスローモーショ
ン再生のため、加速→定速→減速の回動を行うと、該キ
ャップスタンモーター５０１の回転速度とドラムモータ
ー４１０の回転速度間の相対的回転速度が変化される。
次いで、図１に示した制御手段６００のドラムモーター
６１０からドラム速度補整用パルスが出力され、ディジ
タル／アナログ変換部６１１によりディジタル／アナロ
グに変換され、ドラムサーボシステム４００のインピー
ダンスマッチング部４０８に印加される。この場合、該
ディジタル／アナログ変換部６１１で変換されたドラム
速度補整用パルスは、図３（Ｂ）（Ｃ）に示したよう
に、パルスのライジングエッジとフォーリングエッジと
が漸次増加減少される形状になるので、ヘッドドラム４
０１の急激な出発及び停止動作が防止され、スローモー
ション再生時の画面の遊動が殆ど無くなる。且つ、図３
に示したように、ドラム速度補整パルスの立上りタイム
（ｔ４，ｔ６区間）と立下りタイム（ｔ５，ｔ７区間）
とは、ドラムモーター４１０の慣性、キャップスタンモ
ーター５０１の速度及びトルクにより異なるが、これは
実験により充分に設定することができる。このように画
面の遊動が補整されると、図３（Ｄ）に示したような信
号がドラムモーター駆動部４０９に印加し、該ドラムモ
ーター駆動部４０９によりドラムモーター４１０が回転
される。
【００１７】又、図２に示したように、キャップスタン
モーター制御部６２０のキャップスタンスロー制御部６
２１からキャップスタンＦＧカウンター６２２に、図４
（Ａ）に示したキャップスタンモーター制御信号の加速
パルスＫ１が印加され、該キャップスタンＦＧカウンタ
ー６２２はリセットされ、図４（Ｂ）に示したように入
力するキャップスタンモーターのＦＧパルスＣＦＧがカ
ウントされて比較レジスター６２４に出力される。次い
で、該比較レジスター６２４では、前記キャップスタン
ＦＧカウンター６２２でカウントされたキャップスタン
モーター５０１のＣＦＧパルス値と、スローモーション
以外の動作モード（ＳＰ，ＬＰ，ＥＰ）に対する設定値
（Ｎ，Ｎ／２，Ｎ／３）の記憶されたデータレジスター
６２３の値と、が比較される。一方、キャップスタンス
ロー制御部６２１からキャップスタンモーター制御信号
の減速パルスＫ２が前記キャップスタンＦＧカウンター
６２２に印加され、同時にキャップスタンモーター５０
１を逆駆動させるためＯＲゲート６２５を通しスイッチ
Ｓ１が切換され、該キャップスタンスロー制御部６２１
の逆駆動パルスがキャップスタンモーター５０１に印加
される。次いで、前記比較レジスター６２４により前記
キャップスタンＦＧカウンター６２２でカウントされた
ＣＦＧパルス値とデータレジスター６２３の値とが比較
され、同様であるとスイッチＳ１が切換されて正方向駆
動パルスがキャップスタンモーター５０１に印加され
る。従って、図４（Ｃ）に示したようにキャップスタン
モーター５０１の逆方向駆動のため印加された逆方向駆
動パルスから該キャップスタンモーター５０１のスリッ
プによる停止点の偏差Ｋ３区間が正方向駆動に制御さ
れ、偏差の補整された制御信号Ｖｃｄがキャップスタン
モーター５０１に印加される。
モーター制御部６２０のキャップスタンスロー制御部６
２１からキャップスタンＦＧカウンター６２２に、図４
（Ａ）に示したキャップスタンモーター制御信号の加速
パルスＫ１が印加され、該キャップスタンＦＧカウンタ
ー６２２はリセットされ、図４（Ｂ）に示したように入
力するキャップスタンモーターのＦＧパルスＣＦＧがカ
ウントされて比較レジスター６２４に出力される。次い
で、該比較レジスター６２４では、前記キャップスタン
ＦＧカウンター６２２でカウントされたキャップスタン
モーター５０１のＣＦＧパルス値と、スローモーション
以外の動作モード（ＳＰ，ＬＰ，ＥＰ）に対する設定値
（Ｎ，Ｎ／２，Ｎ／３）の記憶されたデータレジスター
６２３の値と、が比較される。一方、キャップスタンス
ロー制御部６２１からキャップスタンモーター制御信号
の減速パルスＫ２が前記キャップスタンＦＧカウンター
６２２に印加され、同時にキャップスタンモーター５０
１を逆駆動させるためＯＲゲート６２５を通しスイッチ
Ｓ１が切換され、該キャップスタンスロー制御部６２１
の逆駆動パルスがキャップスタンモーター５０１に印加
される。次いで、前記比較レジスター６２４により前記
キャップスタンＦＧカウンター６２２でカウントされた
ＣＦＧパルス値とデータレジスター６２３の値とが比較
され、同様であるとスイッチＳ１が切換されて正方向駆
動パルスがキャップスタンモーター５０１に印加され
る。従って、図４（Ｃ）に示したようにキャップスタン
モーター５０１の逆方向駆動のため印加された逆方向駆
動パルスから該キャップスタンモーター５０１のスリッ
プによる停止点の偏差Ｋ３区間が正方向駆動に制御さ
れ、偏差の補整された制御信号Ｖｃｄがキャップスタン
モーター５０１に印加される。
【００１８】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係るビ
デオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整
装置においては、ドラム速度補整用パルスのエッジを緩
慢に増加減少させる補整手段のディジタル／アナログ変
換器を有したドラム制御部と、キャップスタンモーター
制御部と、を備えた制御手段が設置されているため、ス
ローモーションの再生時に、キャップスタンモーターと
ドラムモーター間の相対速度エラーを精密に補整して画
面の遊動を防止し、キャップスタンモーターのスリップ
に因る停止点を正確に探して逆パルス駆動を抑制し、ノ
イズの無い安定な画面を得るという効果がある。
デオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整
装置においては、ドラム速度補整用パルスのエッジを緩
慢に増加減少させる補整手段のディジタル／アナログ変
換器を有したドラム制御部と、キャップスタンモーター
制御部と、を備えた制御手段が設置されているため、ス
ローモーションの再生時に、キャップスタンモーターと
ドラムモーター間の相対速度エラーを精密に補整して画
面の遊動を防止し、キャップスタンモーターのスリップ
に因る停止点を正確に探して逆パルス駆動を抑制し、ノ
イズの無い安定な画面を得るという効果がある。
【図１】本発明に係るドラムサーボシステム及びキャッ
プスタンサーボシステムを示したブロック図である。
プスタンサーボシステムを示したブロック図である。
【図２】本発明に係るキャップスタンモーター制御部を
示したブロック図である。
示したブロック図である。
【図３】本発明に係る画面遊動防止装置の動作タイミン
グ図であり、（Ａ）はスローモーション再生のためのキ
ャップスタンモーター制御信号タイミング図、（Ｂ）及
び（Ｃ）は改善されたドラム速度補整用パルスタイミン
グ図、（Ｄ）はエラーが補整されドラムモーターに印加
される駆動信号タイミング図である。
グ図であり、（Ａ）はスローモーション再生のためのキ
ャップスタンモーター制御信号タイミング図、（Ｂ）及
び（Ｃ）は改善されたドラム速度補整用パルスタイミン
グ図、（Ｄ）はエラーが補整されドラムモーターに印加
される駆動信号タイミング図である。
【図４】本発明に係る逆パルス駆動制御装置の動作タイ
ミング図であり、（Ａ）はスローモーション再生のため
のキャップスタンモーター制御信号タイミング図、
（Ｂ）はキャップスタンモーターのＦＧパルスカウント
信号タイミング図、（Ｃ）はキャップスタンモーターに
印加する改善された逆方向駆動信号である。
ミング図であり、（Ａ）はスローモーション再生のため
のキャップスタンモーター制御信号タイミング図、
（Ｂ）はキャップスタンモーターのＦＧパルスカウント
信号タイミング図、（Ｃ）はキャップスタンモーターに
印加する改善された逆方向駆動信号である。
【図５】従来のドラムサーボシステム及びキャップスタ
ンサーボシステムを示したブロック図である。
ンサーボシステムを示したブロック図である。
【図６】従来の画面遊動防止装置の動作タイミング図で
ある。
ある。
【図７】従来の逆パルス駆動制御装置の概略ブロック図
である。
である。
【図８】従来の逆パルス駆動制御装置の動作タイミング
図である。
図である。
１００，４００…ドラムサーボシステム ２００，５００…キャップスタンサーボシステム ３００…制御部 １０１，４０１…ヘッドドラム ６００…制御手段 １０２，４０２…着磁器 １０３，４０３…回転検出器 １０４，４０４…ドラム速度制御部 １０５，４０５…ドラム位相（ＰＧ）検出部 １０６，４０６…ドラム位相制御部 １０７，２０６，３０２，４０７，５０６…加算器 １０８，２０７，４０８，５０７…インピーダンスマッ
チング部 １０９，４０９…ドラムモーター駆動部 １１０，４１０…ドラムモーター ２０１，５０１…キャップスタンモーター ２０２，５０２…キャップスタン速度検出部 ２０３，５０３…キャップスタン速度制御部 ２０４，５０４…キャップスタン位相検出部 ２０５，５０５…キャップスタン位相制御部 ２０８，５０８…キャップスタンモーター駆動部 ３０１…位相エラー検出部
チング部 １０９，４０９…ドラムモーター駆動部 １１０，４１０…ドラムモーター ２０１，５０１…キャップスタンモーター ２０２，５０２…キャップスタン速度検出部 ２０３，５０３…キャップスタン速度制御部 ２０４，５０４…キャップスタン位相検出部 ２０５，５０５…キャップスタン位相制御部 ２０８，５０８…キャップスタンモーター駆動部 ３０１…位相エラー検出部
Claims (6)
- 【請求項１】 スチル又はスロー再生機能を有するビデ
オテープレコーダーサーボ系における画面遊動防止及び
逆パルス補整装置であって、 速度及び位相エラーを検出するための速度及び位相エラ
ー検出手段と、 該速度及び位相エラー検出手段の出力信号により速度及
び位相を制御する速度及び位相制御手段と、 該速度及び位相制御手段の各部の出力信号を混合する混
合手段と、 速度及び位相の情報を受け補整信号の幅又はエッジを可
変させるための補整手段を備えた制御手段と、 前記サーボ系のモーターを駆動させるための駆動手段
と、 を備えたビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆
パルス補整装置。 - 【請求項２】 前記補整手段は、補整信号のエッジ部分
を緩慢なめらかにさせることを特徴とする請求項１に記
載のビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パル
ス補整装置。 - 【請求項３】 前記補整手段は、補整信号の立下りタイ
ムを可変させることを特徴とする請求項１又は２に記載
のビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス
補整装置。 - 【請求項４】 ビデオテープレコーダーのドラムサーボ
系であって、 ドラム速度制御信号とドラム位相制御信号とを混合する
加算器と、 ドラムモーターを駆動させるためのドラムモーター駆動
部と、 該ドラムモーター駆動部と前記加算器間のインピーダン
スをマッチングさせるためのインピーダンスマッチング
部と、 サーボ系の動作を制御する制御手段に備えられ、ドラム
速度補整用信号を発生するドラム制御部と、 該ドラム制御部の速度補整用信号をディジタル／アナロ
グに変換させるディジタル／アナログ変換部と、を備
え、 該ディジタル／アナログ変換部の出力が、前記インピー
ダンスマッチング部の前端に連結されるようになるビデ
オテープレコーダーの画面遊動防止及び逆パルス補整装
置。 - 【請求項５】 ビデオテープレコーダーのキャップスタ
ンサーボであって、 キャップスタン速度制御信号とキャップスタン位相制御
信号とを混合する加算器と、 キャップスタンモーターを駆動させるためのキャップス
タンモーター駆動部と、 該キャップスタンモーター駆動部と前記加算器間のイン
ピーダンスをマッチングさせるためのインピーダンスマ
ッチング部と、 サーボ系の動作を制御する制御手段に設けられ、ＣＦＧ
信号を演算し、キャップスタンモーターの逆方向駆動信
号のパルス幅を可変させるキャップスタンモーター制御
部と、 を備えたビデオテープレコーダーの画面遊動防止及び逆
パルス補整装置。 - 【請求項６】 前記キャップスタンモーター制御部は、 キャップスタンＦＧ信号をカウントし、キャップスタン
モーター制御信号の加速パルスによりリセットされるキ
ャップスタンＦＧカウンターと、 各動作モード別の設定データが記録されたデータレジス
ターと、 それらデータレジスター及びキャップスタンＦＧカウン
ターの出力データを比較し、キャップスタンモーターの
正逆駆動を制御するための比較レジスターと、 正常な状態でキャップスタンモーターに印加する正逆駆
動パルスと前記比較レジスターの出力信号とを論理和す
るＯＲゲートと、 キャップスタンモーターの正逆駆動を制御するスイッチ
と、 を備えた請求項５に記載のビデオテープレコーダーの画
面遊動防止及び逆パルス補整装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019930011842A KR0124587B1 (ko) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 브이씨알(vcr)의 슬로우 재생시 화면유동 방지장치 |
| KR11842/1993 | 1993-06-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07147040A true JPH07147040A (ja) | 1995-06-06 |
| JP3495093B2 JP3495093B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=19358135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14615394A Expired - Fee Related JP3495093B2 (ja) | 1993-06-28 | 1994-06-28 | ビデオテープレコーダーの画面遊動防止装置及び逆パルス補整装置ならびにビデオテープレコーダーのサーボシステムの制御装置とその方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5777814A (ja) |
| JP (1) | JP3495093B2 (ja) |
| KR (2) | KR0124587B1 (ja) |
| CN (1) | CN1122990C (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6204986B1 (en) * | 1996-01-31 | 2001-03-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Drum motor controller using microcomputer for intermittent slow VTR |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3282098A (en) * | 1963-08-27 | 1966-11-01 | Safe Flight Instrument | Airplane instrument furnishing a condition-modified air speed director signal |
| US3895277A (en) * | 1973-05-24 | 1975-07-15 | Sycor Inc | Electronic dynamic braking for tape recorder devices |
| JPS5712438A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-22 | Sony Corp | Tape travelling control circuit |
| US4604656A (en) * | 1983-03-11 | 1986-08-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Tape stop position detecting apparatus and magnetic video reproducing apparatus using the same |
| JPS59185736U (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | 日本ビクター株式会社 | 映像信号再生装置 |
| US4649939A (en) * | 1983-08-18 | 1987-03-17 | Curtis R Stephen | Mid-hind foot stabilizer |
| DE3430743A1 (de) * | 1983-08-23 | 1985-03-28 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Umlaufkopf-wiedergabegeraet |
-
1993
- 1993-06-28 KR KR1019930011842A patent/KR0124587B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-06-28 CN CN94107942A patent/CN1122990C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-28 JP JP14615394A patent/JP3495093B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-11 US US08/661,710 patent/US5777814A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-12-31 KR KR1019960079585A patent/KR0132471B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1122990C (zh) | 2003-10-01 |
| JP3495093B2 (ja) | 2004-02-09 |
| US5777814A (en) | 1998-07-07 |
| KR950001620A (ko) | 1995-01-03 |
| KR0124587B1 (ko) | 1997-11-28 |
| KR0132471B1 (ko) | 1998-04-18 |
| CN1103196A (zh) | 1995-05-31 |
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