JPH0610525Y2 - キヤプスタンモ−タ制御回路 - Google Patents

キヤプスタンモ−タ制御回路

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JPH0610525Y2
JPH0610525Y2 JP1595486U JP1595486U JPH0610525Y2 JP H0610525 Y2 JPH0610525 Y2 JP H0610525Y2 JP 1595486 U JP1595486 U JP 1595486U JP 1595486 U JP1595486 U JP 1595486U JP H0610525 Y2 JPH0610525 Y2 JP H0610525Y2
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JP
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signal
capstan motor
pulse
output
circuit
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潤一郎 田渕
広義 橋本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はキャプスタンモータの制御回路に関する。
(ロ)従来の技術 2ヘッドヘリカルスキャンビデオテープレコーダ(VT
R)においては、テープを間欠的に駆動して、通常再生
とスチル再生を交互に繰返すことによりスローモーショ
ン再生を行なっている。
このための回路としては、例えば特開昭58-54885号公報
の構成がある。これは、キャプスタンモータのFG信号
を8てい倍して8FG信号を作成し、この8FG信号で
もってリトリガラブルモノマルチをトリガして、基本的
には、このモノマルチ出力をキャプスタンモータに印加
するものである。
つまり、基本的には、このモノマルチ出力でテープを起
動し、通常再生状態における速度制御も行ない、テープ
の制動も行なうものである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 ところで、この様な間欠駆動における通常再生状態のテ
ープ速度制御をパルス出力で行なうことは、テープ走行
の安定性に欠け、画質が損なわれるおそれがある。
(ニ)問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、キャプスタンモータのFG信号に
基づき連続的な速度誤差信号を作成するサーボ回路と、
前記FG信号の周波数に応じてデューティが変化するパ
ルス信号の作成手段と、前記速度誤差信号と前記パルス
信号のうち一方を選択し前記キャプスタンモータに供給
するスイッチ回路と、間欠駆動におけるブレーキ付与期
間、前記キャプスタンモータの駆動方向を逆転せしめる
と共に、前記スイッチ回路を制御して前記パルス信号を
選択せしめる制御手段を備えている。
(ホ)作用 すなわち、少なくとも速度制御を行なう期間においては
連続的な速度誤差信号がキャプスタンモータを制御し、
ブレーキ付与期間にはパルス信号が平滑されたものがキ
ャプスタンモータを制御し、従って、テープ速度に応じ
たトルクのブレーキを付与することができる。
(ヘ)実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第1図は実
施例の回路ブロック図、第2図、第3図は波形図、第4
図、第6図は他の実施例を示す回路ブロック図、第5図
は波形図である。
第1図において、(1)はキャプスタンモータ、(2)
はヘッドモータ、(3)はサーボ用IC(C×2003
5)、(4)はスロー用タイミング作成回路(MB88
551)、(5)はATFフラッキングエラー信号を出
力するATF用ICである。
このトラッキングエラー信号は、8ミリビデオで採用さ
れている4周波パイロット信号に基づくものである。そ
して、この実施例における間欠駆動においては、トラッ
キングエラー信号がスロー用タイミング作成回路(4)
に印加されることにより、キャプスタンモータ(1)の
ブレーキタイミングが決定されている。又、キャプスタ
ンモータ(1)のスタートタイミングは、ヘッド切換
(RF.SW)パルスに基づいて、スロー用タイミング
作成回路で定められる。
(6)はインターフェイス用ICであってキャプスタン
モータ(1)からのFG信号(7)、ヘッドモータ
(2)からのFG信号(8)、PG信号(9)をサーボ
用IC(3)に出力する。
(10)はキャプスタンモータ(1)のFG信号に基づき、
FG信号の周波数に比例したデューティを有するパルス
信号を作成する回路である。EX−ORゲート(11)とコ
ンデンサ(C1)、抵抗(R1)による遅延回路(12)より構成さ
れている。
サーボ用IC(3)はキャプスタンモータ(1)のFG
信号(7)に基づいて、速度誤差信号(13)と記録時の位
相誤差信号(14)を作成し、出力する。又、ヘッドモータ
(2)のPG信号(8)に基づいて位相誤差信号(15)
を、FG信号(9)に基づいて速度誤差信号(16)を出力
する。これらの誤差信号はいずれも離散的なもの(パル
ス的なもの)ではなく、連続したアナログ信号である。
(17)は切換スイッチ(アナログスイッチ)であって、サ
ーボ用IC(3)の出力(13)(14)及びATF用IC
(5)の出力(18)の加算出力かパルス信号作成回路(10)
出力かを選択して出力する。この切換スイッチ(17)の制
御は、スロー用タイミング作成回路(4)からのブレー
キタイミングパルス(19)によって行なわれる。
(20)は抵抗(R2)、コンデンサ(C2)よりなるロウパスフィ
ルタである。このフィルタ(20)のカットオフ周波数は10
0〜200Hzに設定されている。この周波数は、パルス信号
作成回路(12)からの出力に対しては、平滑作用を有し、
サーボ用IC(3)出力(13)等には影響のない様に設定
される。
(21)(22)は、夫々、サーボ用IC(3)の出力及びフィ
ルタ(20)の出力を入力とするアンプである。これらアン
プ(21)(22)の出力はヘッドモータ(2)及びキャプスタ
ンモータ(1)を制御する。
スロー用タイミング作成回路(4)は、ヘッド切換パル
ス及びATF用IC(5)出力(18)に基づいてスタート
パルス(23)、ブレーキタイミングパルス(19)を出力す
る。又、スタートパルス(23)に同期して、ヘッドモータ
加速パルス(24)を出力する。このヘッドモータ加速パル
ス(24)はサーボ用IC(3)出力(15)(16)に加算され
る。又、スタートパルス(23)はアンプ(22)出力に加算さ
れる。又、キャプスタンモータ(1)を、駆動するかし
ないかを制御する信号(モータオン信号)(25)も出力さ
れる。
次に、第2図、第3図に基づき動作を説明する。テープ
が停止している状態で、ヘッド切換パルスに基づき、モ
ータオン信号(25)とスタートパルス(23)が出力される。
スタートパルス(23)によってキャプスタンモータ(1)
は回転を開始し、加速される。
スタートパルス(23)はHレベル期間が終了した後は、サ
ーボ用IC(3)の速度誤差信号(13)により、キャプス
タンモータ(1)の回転速度が所定値となる様に制御す
る。
テープがある量、走行すると、次にブレーキタイミング
パルス(19)が出力される。そして、このブレーキタイミ
ングパルス(19)がLレベル期間、切換スイッチ(17)はパ
ルス信号作成回路(10)出力を選択する。そして、キャプ
スタンモータの回転方向もブレーキタイミングパルス(1
9)によって逆転状態に制御されるので、パルス信号作成
回路(10)の出力がキャプスタンモータ(1)にブレーキ
を付与することになる。
パルス信号作成回路(10)では、第3図の様にキャプスタ
ンモータ(1)のFG信号(7)の立上り、立下りのエ
ッジに対応する一定パルス巾(遅延回路(12)の遅延時間
に対応する)のパルス信号(26)を出力する。すなわち、
このパルス信号のデューティは、FG信号の周波数に比
例することになる。
そして、キャプスタンモータ(1)のブレーキ付与から
考えると、ブレーキのトルクが、テープ速度の低下に従
い小さくなるブレーキが実現できる。
上記実施例においては、ブレーキタイミングパルス(19)
の巾は、キャプスタンモータの回転速度が1/2(480Hz)
(通常再生時(960Hz)と比べて)程度に低下するまでに
設定し、その後は、モータオン信号(25)がHレベルとな
ることで、自然に停止する様にしている。
フィルタ(20)はパルス間隔が広くなったときに、不均一
なブレーキがかかるのを防止するために挿入してある。
テープを間欠駆動したとき、回転ヘッドの回転が一様で
あると、水平同期信号の周期的な変動が生じ、再生画面
に横ゆれが発生することが知られている。
そこで、テープの走行に合せて、ヘッドモータ加速パル
ス(24)をヘッドモータ(2)に印加してヘッドモータ回
転数を上げ、加速パルス(24)の印加を停止することによ
りヘッドモータ回転数を元に戻している。
このとき、一般的にモータは加速よりも減速に時間を要
するので、キャプスタンモータ(1)の回転が急に停止
すると、再生水平同期信号の補正がうまくいかなくなっ
てしまう。しかし、実施例の構成では、ブレーキ付与が
テープ速度に合せて低下するので、テープ走行の停止が
比較的ゆるやかとなり、上述の不都合は解消される。
又、テープ走行中における速度制御も、連続的なアナロ
グ信号である速度誤差信号(13)によって行なわれるため
に、走行が安定する。
次に他の実施例について説明する。第4図は、2相のF
Gを用い、逆転検出を行なっている例を示している。キ
ャプスタンモータ(1)の回転に連動するM極着磁円板
(30)に近接して、2個の磁気抵抗素子(31)(32)が配置さ
れている。そして、第5図の如き、90度位相の異なるF
G信号(33)(34)が得られる。
この2相のFG信号をD型フリップフロップ(36)に入力
することにより、出力でもって、キャプスタンモータ
(1)の回転方向を示すことができる。つまり、出力
がLレベルのときには正方向、Hレベルのときには逆方
向である。
パルス信号発生回路としてはリトリガラブルモノマルチ
(35)を用い、FG信号(33)を入力させている。リトリガ
ラブルモノマルチ(35)は第1図のパルス信号作成回路(1
0)と同じ動作をする。
そして、ブレーキが付与されるときには、十分なパルス
巾を有するブレーキタイミングパルスでもって切換スイ
ッチ(37)(38)がL側に選択される。そして、テープスピ
ードに比例したブレーキトルクが付与される。そして、
テープが停止してさらに逆転するときには、出力がH
レベルとなり、再び正方向に少し駆動して、テープを元
に戻す様動作する。
第4図の構成の場合、系におくれがあると、キャプスタ
ンモータ(1)が正転、逆転を繰返すことがある。この
様なときにはD型フリップフロップ(36)のQ出力とモノ
マルチ(35)出力をANDゲートに入力して、このAND
ゲート出力をモータ駆動回路(39)に印加する構成を用い
ればよい。このとき、パルス信号はキャプスタンモータ
(1)が逆転状態となると、キャプスタンモータ(1)
に印加されなくなる。
この様に、逆転検出手段とFG信号周波数にデューティ
が比例するパルス信号を用いることにより、安定したブ
レーキを付与することができ、テープが逆転してしまう
おそれが少なくなる。
FG信号を周波数のてい倍回路(第6図(イ)又は
(ロ)に示す)に供給すれば、精度高く、テープ速度に
応じてブレーキトルクを与えることができる。
尚、第1図の実施例における遅延回路(20)の遅延時間や
リトリガラブルモノマルチの基安定期間は、ヘッドモー
タの減速状態に応じて変える様にすればよい。例えば、
ヘッドモータ減速パルスを印加する様にした場合等であ
る。
(ト)考案の効果 以上述べた様に本考案によれば、間欠駆動における走行
が安定するとともに、ブレーキ付与をテープ走行に対応
した最適のものとすることができるので、間欠駆動を行
なうキャプスタンモータの制御回路に用いて効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の回路ブロック図、第2図、第3図は波
形図、第4図、第6図は他の実施例の回路ブロック図、
第5図は波形図である。 (3)……サーボ回路、(4)……制御手段(スロー用
タイミング作成回路)、(10)……パルス信号作成回路、
(11)……スイッチ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャプスタンモータのFG信号に基づき連
    続的な速度誤差信号を作成するサーボ回路と、前記FG
    信号の周波数に応じてデューティが変化するパルス信号
    の作成手段と、前記速度誤差信号と前記パルス信号のう
    ち一方を選択し前記キャプスタンモータに供給するスイ
    ッチ回路と、間欠駆動におけるブレーキ付与期間、前記
    キャプスタンモータの駆動方向を逆転せしめると共に、
    前記スイッチ回路を制御して前記パルス信号を選択せし
    める制御手段を備えるキャプスタンモータ制御回路。
JP1595486U 1986-02-06 1986-02-06 キヤプスタンモ−タ制御回路 Expired - Lifetime JPH0610525Y2 (ja)

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JPS62129136U JPS62129136U (ja) 1987-08-15
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