JPH07146610A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07146610A
JPH07146610A JP5317547A JP31754793A JPH07146610A JP H07146610 A JPH07146610 A JP H07146610A JP 5317547 A JP5317547 A JP 5317547A JP 31754793 A JP31754793 A JP 31754793A JP H07146610 A JPH07146610 A JP H07146610A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装置を小型化した場合でも、低コ
ストで、透明窓の清掃性及び画像品質が良好な画像形成
装置を提供することを目的としている。 【構成】 清掃部材29に、可撓体からなる清掃ブレード
28の略中央部28b を取り付け、清掃ブレード28に開口部
28c を設ける。これにより、開口部28c 付近において清
掃ブレード28が大きく変形し、その他の部分の変形量は
小さくなるため、透明窓に対する侵入量を大きくする事
ができ、透明窓に対する所望の当接角を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置や静電記
録装置等における現像剤の有無検出装置或は現像剤送り
込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真装置等における現像剤の
有無検知装置として、光源と受光素子とを対向させて設
けてフォトインタラプタを形成し、両者間の現像剤の有
無を検知する光透過式の現像剤有無検出装置が知られて
いる。
【0003】図21及び図22に光透過式現像剤有無検出装
置の従来例を示す。図21は光透過式現像剤検出装置の要
部縦断面図である。図中115 及び116 は、それぞれ装置
本体側に設けた発光素子、受光素子である。125 は現像
剤容器であり、発光素子115及び受光素子116 と対向す
る位置に光を透過する透明窓126a・126b が設けられてい
る。
【0004】この装置において、現像剤容器125 内に現
像剤Tが十分にある間は、透明窓126aより現像剤容器12
5 中に進入した発光素子115 の光は、現像剤Tに遮られ
て受光素子116 に到達しないが、現像剤の消費により現
像剤容器125 が空になると、発光素子115 の光は透明窓
126a・126b を通過して受光素子116 に到達する。このよ
うに受光素子116 の出力の変化によって現像剤Tの有無
を検出している。
【0005】129 は窓清掃部材であり、回転軸129aを回
転中心にして駆動源(図示せず)によって回動する。12
8 は窓清掃部材129 の先端辺に設けた、可撓体から成る
清掃ブレードであり、窓清掃部材129 の回動に伴い、透
明窓126a・126b の内面と当接し、清掃ブレード128 が透
明窓126a・126b の内面に付着した現像剤Tを拭き取るよ
うに構成している。これにより現像剤容器125 が空であ
るにも拘らず、透明窓に付着した現像剤Tによって発光
素子115 の光が遮られ、現像剤有りと判定される事を防
止している。
【0006】透明窓の清掃効果に影響を与える要因の一
つとして清掃ブレード128 と窓面との当接角θがある。
当接角θが小さいと、清掃ブレードの圧接力が窓面に対
して垂直に近くなり、図23(a) に示すように清掃ブレー
ドがトナー粒子を窓面に押し付けつつこれを乗り越え
る。その結果トナー粒子が窓面に残り、透明窓の清掃効
果は低下する。従って当接角θは直角である事が望まし
い。しかしながら、当接角θが直角に極めて近い場合、
清掃ブレードが僅かでも短いと清掃ブレードが透明窓に
当接せず、その結果透明窓の清掃ができなくなる虞があ
る。この為透明窓と清掃ブレードとの位置を高精度に合
わせる必要があり、装置のコストが上がってしまう。
又、当接角θが直角に極めて近い場合、清掃ブレードが
トナー粒子を掻き落とす抵抗よってわずかでも変形する
と、上記と同様に透明窓の清掃ができなくなる虞があ
る。
【0007】従って従来より装置の位置精度及び変形を
考慮した上で十分な清掃ブレード侵入量dをとり、当接
角θは図23(b) に示すようにおよそ45°から90°未満と
なるように構成している。
【0008】一方、現像装置本体をより小型化する要求
が高まっており、それに伴いより小型のプロセスカート
リッジや、装置本体内での省スペース性から扁平な現像
剤容器をもつプロセスカートリッジが登場している。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例のような装置構成のまま小型化すると、清掃ブ
レードの侵入量dが小さくなってしまい、以下のような
不具合が出る虞があつた。透明窓の清掃性を保つ為には
小さな侵入量dに対してd>0を保たねばならず、装置
の位置精度を高める必要があり、装置のコストが上昇す
る。一方、侵入量dを十分に取ると清掃ブレード当接角
θが小さくなり、透明窓の清掃性が低下する。更に清掃
ブレードの変形量が増える為、清掃ブレードが透明窓を
清掃している時と、透明窓から離間している時の負荷ト
ルクの差が大きくなる。その結果作像プロセスのトルク
変動が大きくなり、画質品質が低下する虞がある。
【0010】本発明は、上記問題点を解決し、装置を小
型化した場合でも、低コストで、透明窓の清掃性及び画
像品質が良好な画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決する為の手段】本願第一発明によれば、上
記目的は、現像剤を収容する現像剤容器と、該現像剤容
器の壁面に設けた透明窓と、回動自在に配設され、可撓
体の清掃ブレードにより該透明窓を清掃せしめる清掃部
材と、上記透明窓に対向して配設された発光素子及び受
光素子とを有し、上記現像剤容器中に光を照射して現像
剤の有無を検出する画像形成装置において、上記清掃ブ
レードには、上記透明窓の拭き取り方向の剛性を低くし
た部分が設けられている事により達成される。
【0012】また、本願第二発明によれば、上記目的
は、現像剤を収容する現像剤容器と、該現像剤容器内で
現像手段に現像剤を送り込む現像剤送り込み手段と、該
現像剤送り込み手段に取り付けた可撓体の掻き落しブレ
ードにより上記現像剤容器壁面に付着した現像剤を掻き
落しつつ現像手段に送り込む画像形成装置において、上
記掻き落しブレードには、現像剤掻き落し方向の剛性を
低くした部分が設けられている事により達成される。
【0013】
【作用】本発明によれば、清掃シートあるいは掻き落し
シートの剛性を部分的に小さくする事で、清掃シートあ
るいは掻き落しシートの変形が一部に集中する為、装置
を小型化しても清掃シートの透明窓への当接角を従来と
同様に保ちつつ清掃シートの窓面への侵入量を大きく
し、駆動トルクを増加させない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0015】〈実施例1〉先ず、本発明の実施例1を図
1ないし図11に基づいて説明する。本実施例は、本発明
をファクシミリ装置に適用した例である。
【0016】図1及び図2において装置本体1の上面カ
バーは原稿Dを複数枚積載する事ができる原稿載置台2
に形成されており、装置本体1の上面一端側(図2左
側)に該原稿載置台2から搬送された原稿の画像情報を
読み取る光学読取系3が配置され、読取系3の上部には
操作パネル18が配置されている。又、読取系3の下方
位置にレーザービームプリンタからなる記録系4が配置
されている。
【0017】上記光学読取系3は、原稿載置台2上に積
層した原稿Dを予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ロ
ーラ5b及び逆転ローラ5cと圧接した分離ローラ5dで一枚
ずつ分離し、更に原稿搬送ローラ対5e等で密着型センサ
(コンタクトセンサ)7に搬送し、押圧手段6で原稿D
を該密着型センサ7に押圧して密着させつつ原稿Dの画
像情報を読み取った後、原稿Dを排紙ローラ対5fによっ
て原稿排紙トレー8に排出するように構成されている。
【0018】上記密着型センサ7は光源としてのLED
7aから原稿Dの画像情報に光を照射し、画像情報面に反
射した反射光を短焦点結像レンズ7bで光電変換素子7cに
結像して画像情報を読み取るもので、読み取った画像情
報をファクシミリモードの場合に他機の記録部に、又コ
ピーモードの場合に自己の記録系4にそれぞれ送信する
ように構成されている。
【0019】尚、原稿載置台2には原稿Dの搬送方向と
直角方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ
ー2aが設けられており、スライダー2aを原稿Dの幅に合
わせてスライドさせる事で、原稿載置台2上に積載され
た原稿Dの両サイドを揃える事ができる。
【0020】上記記録系4は、密着型センサ7の画像信
号に基づいてレーザービーム発振器9aから変調ビームを
出射し、変調ビームはポリゴンミラー9bによって走査光
に変換され、画像形成部10の感光体ドラム21に画像光と
して照射され、感光体ドラム21の表面に画像情報を形成
する。画像情報はトナー像に変換され、給紙部Aから画
像形成部10に給送された記録シートP'にトナー像を転写
して定着した後、排紙するように構成されている。
【0021】上記感光体ドラム21は一次帯電器22、現像
器23、クリーニング器24、現像剤Tを収容している現像
剤容器25と共にプロセスカートリッジ20内に一体に組み
込まれており、プロセスカートリッジ20は装置本体1に
対して着脱自在に構成されている。
【0022】本装置における作像過程を以下に説明す
る。像担持体である感光体ドラム21の表面が一次帯電器
22によって均一に帯電された後、感光体ドラム21上にレ
ーザービーム発振器9aより画像光Lが照射されると、感
光体ドラム21上には静電潜像が形成される。静電潜像
は、現像器23から供給される現像剤(トナー)Tにより
現像されて顕像化され、トナー像に変えられる。感光体
ドラム21上のトナー像は、装置本体側に感光体ドラム21
に隣接して配置された転写帯電器10f によって、給紙部
Aから給送された記録シートP'上に転写される。更にト
ナー像を担持する記録シートP'は定着器10g によってト
ナー像が定着された後、排紙ローラ対11h により装置本
体1の一側面(図2又は図3左側)に着脱自在に設けた
排紙トレー12上に排出される。一方転写が終了した感光
体ドラム21は、クリーニング器24によって残留トナーが
清掃され、次の静電潜像が形成される為の準備が完了す
る。
【0023】上記原稿載置台2には開閉蓋14が開閉可能
に設けられており、開閉蓋14を開く事により、図3に示
すようにプロセスカートリッジ20を装置本体1の外に引
き出して交換する事ができる。
【0024】又、上記プロセスカートリッジ20にはドラ
ム感光防止シャッター30が設けてあり、プロセスカート
リッジ20を装置本体に装着する事によりシャッター30が
開き、プロセスカートリッジ20を装置本体より取り出す
事によりシャッター30が閉じるように構成されている。
【0025】15は開閉蓋14の天面壁内側に設けた発光素
子、16は装置本体1に取り付けられた受光素子であり、
プロセスカートリッジ20を装置本体1に装着し、開閉蓋
14を閉じた状態で、現像剤容器25を挟み込んで対向する
位置に設けられている。現像剤容器25には、発光素子及
び受光素子16にそれぞれ対向する位置に透明窓26a・26b
が設けられている。
【0026】発光素子15より照射された検出光は、透明
窓26a を通じて現像剤容器25内に入射し、現像剤容器25
内に現像剤Tが十分にある間は現像剤Tに遮られるが、
現像剤容器25内に現像剤Tが無い状態では、透明窓26b
を通じて現像剤容器25外に出射して受光素子16に到達
し、現像剤Tが無くなった事を検出する事ができる。
【0027】給紙部Aは、装置本体1底部の一端側から
引き出し可能に装着された給紙カセット40内に積載した
記録シートPの最上位の一枚P'を、記録シートPの先端
角隅部に設けた分離爪41と欠円形の給紙ローラ36とによ
って一枚ずつ分離して給送し、カセット搬送ローラ対38
によってレジストローラ対としての搬送ローラ対11aに
送られ、感光体ドラム21に形成されたトナー像の先端と
記録シートP'の先端が一致するように給紙タイミングを
取り、転写帯電器10f と感光体ドラム21との間に給紙す
るよう構成されている。
【0028】次に、本実施例の現像剤有無検出装置につ
いて、図4〜図11を用いて説明する。図4は本実施例に
おける清掃部材の正面図、図5及び図6は本発明の現像
剤有無検出装置の要部縦断面図及び斜視図である。
【0029】15・16 は装置本体1側にそれぞれ対向する
ように設けられた発光素子及び受光素子であり、Sは該
発光素子15と受光素子16とを結ぶ光軸、Rは発光素子15
より発し、受光素子16に到達する検出光の光路である。
【0030】26a・26b は現像剤容器25の上面壁25a 及び
底面壁25b に設けた透明窓である。尚、ここで言う透明
とは発光素子15の光を透過するという意味であり、可視
的に透明である必要はない。
【0031】27・31 は現像剤容器25内に設けた撹拌羽根
及び撹拌アームであり、撹拌羽根27の先端辺側に設けた
軸27a が撹拌アーム31の孔31a に嵌合されている。撹拌
羽根27には、光路Rを遮らないように開口部27b が設け
てあり、その両側にU字形をなした溝27d を設けたリブ
27c が形成されている。撹拌アーム31は現像剤容器25の
側面に回動軸31b を中心に回動可能に軸支され、その一
端は現像剤容器の側面により外側に伸び、その先端には
駆動アーム31c が一体に形成されている。
【0032】32は現像剤容器の側面の外側に設けた撹拌
ギアであり、感光体ドラム21の回転と共に回転軸32a を
中心に回転する。32b は回転軸32a より偏心させて設け
た偏心ダボで、駆動アーム31c の孔31d に嵌合されてい
る。
【0033】感光体ドラム21の回転と共に撹拌ギア32が
回転すると、撹拌アーム31は回動軸31b を中心に矢印X
方向に往復回動し、撹拌羽根27は現像剤容器25の底面に
沿って矢印Y方向に往復運動して現像剤Tを現像室に送
り込むと共に、現像剤Tの凝集や偏在を防止する。現像
剤容器25の底面壁25b は、現像剤Tの現像室への供給を
助けるように現像室側が下がった斜面に形成されてい
る。
【0034】29は透明窓26a・26b を清掃する清掃部材で
あり、回動軸29a を中心に回動可能に軸支されている。
29c は回動軸29a より偏心させて設けた駆動軸であり、
撹拌羽根27のU溝27d に嵌合されている。
【0035】撹拌羽根27が矢印Y方向に往復移動する
と、駆動軸29c は撹拌羽根のリブ27cより力を受けて、
清掃部材29を回動軸29a を中心に矢印Z方向に往復揺動
させる。この時の揺動の角度は、駆動軸29c とリブ27c
とがスムーズに摺動するようにおよそ100 °よりも小さ
い事が望ましい。
【0036】28は可撓体からなる清掃ブレードであり、
清掃ブレード28の略中央部28b において清掃部材29に固
定され、両端部は清掃部材先端辺29b に設けたスリット
29dより外側へ突出している。
【0037】28c は光路Rを遮り続ける事のないように
清掃ブレード28に設けた開口部である。これにより、回
動軸29a を光軸Sを遮る位置に配置したにも拘らず、光
路Rが遮られるのは清掃部材先端辺29b 及び清掃ブレー
ド28が光路Rを横切る時のみとなり、従来と同様に清掃
部材先端辺29b 及び清掃ブレード28が光路Rを遮らない
間に現像剤の有無を検出する事ができる。
【0038】図7は従来例における清掃ブレードの変形
形態と本実施例における清掃ブレードの変形形態とを比
較した図である。清掃部材と透明窓との位置関係が同一
の場合、本実施例では清掃ブレードに開口部28c を設け
た事により、図7(b) に示すように開口部28c 付近にお
いて清掃ブレードが大きく変形し、その他の部分の変形
量は小さくなる。その結果、図7(a) に示した従来例と
同様の当接角θ=θ1を得る為に必要な侵入量dを、従
来例と比較してより大きくする事ができる(d2>d1) 。
従って装置を小型化する為に清掃部材29を小さくして
も、上記侵入量dを同比率で小さくする必要はなく、装
置の位置精度を高くする必要はない。
【0039】又、清掃ブレード28を清掃ブレードの略中
央部28b で固定する事により、従来の構成のまま小型化
した場合(清掃部材129 の先端辺に短い清掃ブレード12
8 を取り付けた場合)と比較して清掃ブレードの自由長
をより長くする事ができる。更に該開口部28c は清掃ブ
レード28の剛性を下げる効果も持つ為、清掃ブレード28
の剛性をより小さくして、清掃ブレード28の変形抵抗を
小さいまま保つ事が可能となる。従って装置の駆動トル
クを増やす必要もなく、又トルク変動の増大により画像
品質を損なう事もない。更に二枚の清掃ブレードを一体
化した為、組立工数も低減される。
【0040】清掃ブレード28の剛性及び変形位置は、固
定される部分の長さl1即ち自由長l2を変える事で、又開
口部28c の幅W1即ち清掃ブレードの狭幅部の幅W2或は狭
幅部の長さl3を変える事で比較的自由に変える事ができ
る。更に図8に示すように清掃ブレード33の開口部33c
を、清掃ブレードの変形がより集中するような形状とし
ても良い。
【0041】従って清掃ブレードの開口部の形状を変え
る事により、透明窓への清掃ブレードの圧接力及び当接
角を清掃が最適に行われるように適確に選択する事がで
きる。これにより清掃ブレードの侵入量や取り付け位置
等他の構成部分の設計自由度が増大する。
【0042】図9は清掃ブレードの低剛性部の位置と清
掃ブレードの自由長N及び、清掃ブレードの窓面への侵
入量dとの関係を説明する図である。清掃ブレードの変
形が低剛性部においてのみ起こると仮定すると、清掃部
材と透明窓との位置関係が同一の場合、清掃ブレード先
端から低剛性部までの距離mが、
【0043】
【数3】
【0044】を満たす時、清掃ブレードの当接角θは、
清掃ブレードに低剛性部を設けない場合の当接角θ=θ
1と等しい(図9(a))。従って清掃ブレード先端から低
剛性部までの距離Mを、上記式を満たすmよりも大きく
する事により、侵入量dを変える事なく当接角θをより
大きく(θ2>θ1)する事ができる(図9(b))。又、清
掃ブレードに低剛性部を設けない場合と等しい当接角θ
=θ1を得る場合、清掃ブレード先端から低剛性部まで
の距離Mを、上記式を満たすmよりも大きくする事によ
り、侵入量dをより大きくする事ができる。
【0045】発光素子15、受光素子16、透明窓26a・26b
及び清掃部材29との位置関係を、図10を用いて説明す
る。上述のとおりプロセスカートリッジ20を装置本体に
装着し、開閉蓋14を閉じた状態で、発光素子15及び受光
素子16は現像剤容器25を間に挟んで対向するように装置
本体1に取り付けられている。清掃部材の回動軸29a
は、光軸Sの近傍、望ましくは光軸Sを横切る位置に設
けられている。透明窓26a・26b は発光素子15及び受光素
子16にそれぞれ対向するように位置し、かつ透明窓26a・
26b の姿勢は、窓面が清掃部材の回動軸29a を中心とす
る円に接するように取り付けられている。この為透明窓
26a・26b の窓面と光軸Sとの角度は垂直に極めて近くな
り、従って窓面を光軸に対して斜めに設けた場合と比較
して、透明窓26a・26b の大きさを必要最小限に小さくす
る事ができる。この為迷光がプロセスカートリッジ20内
に侵入する事による画質の低下、感光体ドラム21や現像
剤Tの変質劣化を最小限に抑える事ができる。
【0046】又、窓材の内部を通過する光路長が、窓面
が斜めの場合と比較して短くなる為、窓材による吸収や
散乱等によって起こる光エネルギーの損失を小さく抑え
る事ができる。更に発光素子15の光が窓面に対して略垂
直に入射する為、表面反射による光エネルギーの損失を
小さく抑える事ができる。この為上記損失を補う為に高
輝度広指向性の発光素子や感度の高い受光素子、受光素
子出力の増幅装置等を使用する必要がなく、装置のコス
トを低く抑える事ができる。以上の効果は、清掃部材の
回動中心29a を光軸Sを横切る位置として、その結果透
明窓26a・26b の窓面が光軸Sに垂直となるように構成し
た時に最大となる。
【0047】清掃部材の回動軸29a と上側の透明窓26a
との距離Hと、回動軸29a と清掃部材の上側先端辺29b
との距離I及び回動軸29a と清掃ブレード28の上側先端
との距離Jとは、図6に示すように、I<H<Jなる関
係を持つように構成されている。清掃部材の回動軸29a
と下側の透明窓26b との距離H'、回動軸29a と清掃部材
の下側先端辺29b との距離I'及び回動軸29a と清掃ブレ
ード28の下側先端との距離J'との位置関係も同様に(I'
<H'<J')構成されてる。その為清掃部材29が揺動する
事で、清掃ブレード28が窓面26a・26b に当接しつつ揺動
して窓面26a・26b に付着した現像剤Tを拭き取る事がで
きる。この時透明窓26a・26b の窓面は清掃部材の回動軸
29a を中心とする円に接している為、透明窓26a・26b の
清掃は従来と同様に均一に行われる。
【0048】本実施例は上記のように構成しており、プ
ロセスカートリッジ20を小型化又は現像剤容器25を扁平
な形状とする為に清掃部材29を小型化しても、清掃ブレ
ード侵入量dを同比率で小さくする事なく、清掃ブレー
ドの当接角θを従来と同様にして構成する事が可能であ
る。又、清掃ブレード28の変形抵抗を小さく保つ事が可
能であり、透明窓の清掃は、装置の駆動トルクを増す事
なく、又画像品質を損なう事なく従来と同様に行われ
る。更に薄くて小さい清掃ブレードを取り扱う必要がな
く、装置の組立てが容易であると共に、清掃ブレードの
取り付け工数が減少し装置の組立てコストを下げる事が
できる。
【0049】上述の作像過程において、清掃部材29は回
動し、清掃ブレード28が窓面26a・26b に付着した現像剤
を拭き取るが、現像剤Tが十分にある間は、清掃ブレー
ド28が窓面26a・26b 上の現像剤を拭き取ってすぐに現像
剤Tが窓面を覆う為、発光素子15の光は受光素子16に到
達しないか、或は到達しても短時間で再び遮蔽される。
しかし、現像剤の量が減少すると、窓の清掃後に現像剤
が窓を覆うまでの時間が長くなり、やがて現像剤Tが無
くなると清掃部材の先端辺26b 及び清掃ブレード28が光
路Rを横切る時以外は、発光素子15の光が受光素子16に
到達する。図11は検出過程における受光素子16からの出
力信号を、出力値を縦軸に、時間を横軸にとって表した
ものである。発光素子15の光が受光素子16に到達すると
受光素子の出力値が増加する。この為受光素子16の出力
信号は、受光素子16に光が到達した状態の高い出力値
と、光が遮られた状態の低い出力値が繰り返して現れ、
鋸歯状となる。現像剤Tが十分にある間は(a) のように
高い出力の信号の持続時間が短いが、現像剤が無くなる
と(b) のように高い出力の信号の持続時間が長くなる。
この為所定の値V以上の出力信号持続時間tを測定し、
tが所定の時間t'以上となった時点で現像剤無しと判定
する。
【0050】上記のように本発明は、可撓体からなる清
掃ブレードに開口部を設ける事で、清掃ブレードの剛性
を低く保つと同時に、清掃ブレードの変形を特定の位置
に集中させた結果、清掃部材を小型化しても、清掃ブレ
ード侵入量を少なくする事なく清掃ブレードの当接角を
従来と同様に保つ。
【0051】〈実施例2〉次に、本発明の実施例2を図
12に基づいて説明する。図12は本実施例の清掃部材の正
面図である。本実施例は、図12に示すようには清掃部材
50の先端50b に取り付けた複数の清掃ブレード51で透明
窓を清掃するように構成し、清掃ブレード51に少なくと
も一つ以上の開口部51a を設けたものである。50a は清
掃部材の回動軸、50c は清掃部材の駆動軸である。本実
施例のその他の構成は、実施例1と同様である。
【0052】清掃部材50を実施例1の清掃部材29の代わ
りに用いる事により、駆動軸50c が撹拌羽根27のリブ27
c より力を受けて回動軸50a を回動中心にして揺動し、
透明窓26a・26b を清掃する。
【0053】開口部51a を設ける事により、開口部51a
付近において清掃ブレードが大きく変形し、その他の部
分の変形量は小さくなる。又、開口部51a を設ける事に
より清掃ブレード51の剛性が小さくなる。
【0054】従って開口部51a の大きさ、数或は位置を
変える事により、実施例1と同様に、清掃ブレードの剛
性及び清掃ブレード51の先端辺と透明窓26a・26b との当
接角θを適確に選択する事ができる。その結果清掃ブレ
ード51の自由長を短くしても実施例1と同様の効果を得
る事ができる。
【0055】〈実施例3〉次に、本発明の実施例3を図
13に基づいて説明する。本実施例は図13に示すように実
施例2における清掃ブレード51の代わりに、幅を部分的
に狭くした清掃ブレード56を用いたものである 56aは清
掃ブレード56に設けた狭幅部である。本実施例のその他
の構成は、実施例2と同様である。
【0056】清掃ブレードに狭幅部56a を設ける事によ
り、狭幅部56a 付近において清掃ブレードが大きく変形
し、その他の部分の変形量は小さくなる。又狭幅部56a
を設ける事により清掃ブレード56の剛性が小さくなる。
【0057】従って該狭幅部56a の幅、長さ或は位置を
変える事により、実施例1と同様に、清掃ブレードの剛
性及び清掃ブレード56の先端辺と透明窓26a・26b との当
接角θを適確に選択する事ができる。その結果、清掃ブ
レード56の自由長を短くしても実施例1と同様の効果を
得る事ができる。
【0058】〈実施例4〉次に、本発明の実施例4を図
14に基づいて説明する。図14は実施例2における清掃ブ
レード51の代わりに、厚さを部分的に薄くした清掃ブレ
ード61を用いた実施例4の斜視図である。清掃部材50の
先端50b に取り付けた清掃ブレード61には、清掃部材
(図示せず)の回動軸50a と略平行に薄肉部61a を設け
てある。本実施例のその他の構成は実施例2と同様であ
る。
【0059】薄肉部61a を設ける事により、薄肉部61a
付近において清掃ブレードが大きく変形し、その他の部
分の変形量は小さくなる。又薄肉部61a を設ける事によ
り清掃ブレード61の剛性が小さくなる。
【0060】従って薄肉部61a の幅、厚さ、数或は位置
を変える事により、実施例2と同様に、清掃ブレードの
剛性及び清掃ブレード61の先端辺と透明窓26a・26b との
当接角θを適確に選択する事ができる。その結果清掃ブ
レード61の自由長を短くしても実施例1と同様の効果を
得る事ができる。
【0061】〈実施例5〉次に、本発明の実施例5を図
15に基づいて説明する。図15は、実施例2における清掃
ブレード51の代わりに、材質を部分的に変えた清掃ブレ
ード71を用いた実施例5の斜視図である。清掃部材50の
先端50b に取り付けた清掃ブレード71には、清掃ブレー
ドの根元付近71a が、先端部と比較してより剛性の低い
材質によって作られている。この時二種類の材料の界面
は、清掃部材(図示せず)の回動軸50a と略平行に構成
する事が望ましい。本実施例のその他の構成は実施例2
と同様である。
【0062】上記のように構成する事により、清掃ブレ
ードの根元付近において清掃ブレードが大きく変形し、
その他の部分の変形量は小さくなる。又、同時に清掃ブ
レード71の剛性が小さくなる。
【0063】従って清掃ブレードの根元付近の材質を変
える事により、実施例1と同様に、清掃ブレードの剛性
及び清掃ブレード71の先端辺と透明窓26a・26b との当接
角θを適確に選択する事ができる。その結果清掃ブレー
ド71の自由長を短くしても上述の実施例1と同様の効果
を得る事ができる。尚、清掃ブレードは、異種材料の接
着或は二色成形により作成する事ができる。
【0064】〈実施例6〉次に、本発明の実施例6を図
16及び図17に基づいて説明する。図16及び図17は、実施
例6における清掃部材の正面図及びプロセスカートリッ
ジの縦断面図である。図中76は清掃ブレードであり、一
端76b において清掃部材75に固定され、清掃部材の先端
辺75b において支えられている。76a は清掃ブレードに
設けた開口部である。清掃部材75は、駆動源(図示せ
ず)により回転軸75a を中心にして矢印F方向に回転
し、透明窓26a・26b を清掃するように構成されている。
77は撹拌羽根であり、実施例1と同様の機構により現像
剤Tを現像室に送り込む。本実施例のその他の構成は実
施例1と同様である。
【0065】開口部76a を設ける事により、開口部76a
付近において清掃ブレードが大きく変形し、その他の部
分の変形量は小さくなる。又、開口部76a を設ける事に
より、清掃ブレード76の剛性が小さくなる。
【0066】従って開口部76a の形状を変える事によ
り、実施例1と同様に清掃ブレードの剛性及び清掃ブレ
ード76の先端辺と透明窓26a・26b との当接角θを適確に
選択する事ができる。その結果清掃ブレード76の自由長
を短くしても実施例1と同様の効果を得る事ができる。
【0067】又、本実施例においては清掃ブレード76の
固定位置76b を清掃部材の回転中心75a を越えて清掃ブ
レード先端より離れた位置として、清掃ブレードの自由
長を大きくしているが、上記固定位置76b は清掃部材の
回転中心と清掃ブレードの先端との間もしくは清掃部材
の回転中心と同一の位置に設けても良い。
【0068】実施例2〜実施例6における、清掃ブレー
ド先端から低剛性部の距離は、清掃ブレードの自由長を
N、清掃ブレードの窓面への侵入量をdとすると、
【0069】
【数4】
【0070】を満たすmよりも大きい事は上記実施例1
と同様である。
【0071】又、実施例1〜実施例6では、光透過式の
センサーによって現像剤の有無を検出する例によって説
明しているが、図18に示すように、プロセスカートリッ
ジの内部構成部材の反射率の違いによって現像剤の有無
を検出する光反射式のセンサー82を用いてもよい。この
場合透明窓は一方のみでよく、清掃部材80は一方の透明
窓26b を清掃すればよい。
【0072】〈実施例7〉次に、本発明の実施例7を図
19及び図20を用いて説明する。本実施例は、本発明の清
掃ブレードのトナー掻き落し性を、現像剤送り込みブレ
ードに応用したものである。
【0073】図19は本実施例におけるプロセスカートリ
ッジの断面図、図20は本実施例における現像剤送り込み
手段である撹拌手段の斜視図である。図中87は撹拌羽根
であり、駆動源(図示せず)により回転軸87a を中心に
して矢印G方向に回転して現像剤Tを現像室に送り込む
と共に、現像剤Tの凝集や偏在を防止する。現像剤容器
85の底面壁85b は、撹拌羽根の回動軸87a を中心とした
円筒形状に形成されている。撹拌羽根の先端辺87b に
は、可撓体からなる現像剤送り込みブレード88が取り付
けられている。撹拌羽根87の回転に伴い、現像剤送り
込みブレード88が現像剤容器の底面壁85b に当接しつつ
回転し、現像剤容器底面壁85b に付着した現像剤Tを掻
き落しつつ現像室に送り込む。
【0074】現像剤送り込みブレード88には撹拌羽根の
回動軸87a と略平行であって略一定間隔に、複数の孔88
a が設けてある。現像剤送りブレード先端から低剛性部
の距離は、現像剤送り込みブレードの自由長をN、現像
剤送り込みブレードの現像剤容器底面壁85b への侵入量
をdとすると、
【0075】
【数5】
【0076】を満たすmよりも大きい。
【0077】本実施例は、上記のように構成しており、
プロセスカートリッジ80を小型化する為に撹拌羽根87を
小型化しても、現像剤送り込みブレードの現像剤容器へ
の侵入量dを同比率で小さくする必要なく、現像剤送り
込みブレードの現像剤容器への当接角θを適確に選択す
る事ができる。
【0078】従って現像剤Tを最後まで現像室へ供給す
る事が可能となり、従来と同様の現像剤送り込み性を保
ちつつ、プロセスカートリッジを小型化する事ができ
る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
清掃ブレードの剛性を部分的に小さくする事によって、
清掃ブレード全体の剛性を下げ、かつ清掃ブレードの透
明窓の窓面への当接角が大きくなるように構成した為、
清掃部材を小型化しても、清掃ブレードの透明窓の窓面
への侵入量を同比率で小さくする事なく、清掃ブレード
の剛性及び透明窓への当接角を最適に保つ事ができる。
従って清掃ブレードと透明窓との相対位置を高精度に合
わせる必要がなく、装置のコストを上げる事なく従来と
同様に現像剤有無を検出する事ができる。
【0080】又、清掃ブレードの剛性が小さいまま保た
れる為、作像プロセスの駆動トルクが上がる事がなく、
又駆動トルクの変動も大きくならない為、本体の駆動源
の能力を上げる必要はなく、画像品質を損なう事もな
い。
【0081】又、本発明を現像剤送り込み手段に応用す
る事により、現像剤送り込み手段を小型化しても、現像
剤送り込みブレードの現像剤容器壁面への侵入量を同比
率で小さくする事なく、現像剤送り込みブレードの剛性
及び現像剤容器壁面への当接角を最適に保つ事ができ
る。従って現像剤送り込みブレードと現像剤容器壁面と
の相対位置を高精度に合わせる必要がなく、装置のコス
トを上げる事なく従来と同様の現像剤送り込み性を実現
する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における画像形成装置の外観
斜視図である。
【図2】本発明の実施例1における画像形成装置の縦断
面図である。
【図3】本発明の実施例1における画像形成装置にプロ
セスカートリッジを着脱する操作の説明図である。
【図4】本発明の実施例1における清掃部材の正面図で
ある。
【図5】本発明の実施例1におけるプロセスカートリッ
ジの縦断面図である。
【図6】本発明の実施例1におけるプロセスカートリッ
ジの要部斜視図である。
【図7】本発明の実施例1における清掃ブレードの変形
形態を説明する図である。
【図8】本発明の実施例1における清掃ブレードのを表
す図である。
【図9】本発明の実施例1における清掃ブレードの低剛
性部の位置と、清掃ブレードの透明窓への当接角の関係
を説明する模式図である。
【図10】本発明の実施例1における撹拌羽根と透明窓、
清掃ブレードの位置関係を説明する図である。
【図11】本発明の実施例1における受光素子の出力信号
の模式図である。
【図12】本発明の実施例2における清掃部材を示す図で
ある。
【図13】本発明の実施例3における清掃部材を示す図で
ある。
【図14】本発明の実施例4における清掃部材を示す図で
ある。
【図15】本発明の実施例5における清掃部材を示す図で
ある。
【図16】本発明の実施例6における清掃部材を示す図で
ある。
【図17】本発明の実施例6におけるプロセスカートリッ
ジの縦断面図である。
【図18】本発明の実施例6におけるプロセスカートリッ
ジの縦断面図である。
【図19】本発明の実施例7におけるプロセスカートリッ
ジの縦断面図である。
【図20】本発明の実施例7における撹拌羽根の斜視図で
ある。
【図21】従来例におけるプロセスカートリッジの縦断面
図である。
【図22】従来例における撹拌羽根の斜視図である。
【図23】従来例における清掃ブレードの当接角と現像剤
の拭き取り力との関係を説明する図である。
【符号の説明】
15 発光素子 16 受光素子 25 現像剤容器 26a,26b 透明窓 28 清掃ブレード 28c 清掃ブレード開口部(低剛性部) 29 清掃部材 87 撹拌羽根(現像剤送り込み手段) 88 現像剤送り込みブレード(掻き落しブレード) 88a 現像剤送り込みブレード開口部(低剛性部) T 現像剤 S 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤容器と、該現像
    剤容器の壁面に設けた透明窓と、回動自在に配設され、
    可撓体の清掃ブレードにより該透明窓を清掃せしめる清
    掃部材と、上記透明窓に対向して配設された発光素子及
    び受光素子とを有し、上記現像剤容器中に光を照射して
    現像剤の有無を検出する画像形成装置において、上記清
    掃ブレードには、上記透明窓の拭き取り方向の剛性を低
    くした部分が設けられている事を特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 透明窓は現像剤容器の上部と底部に設け
    られ、発光素子と受光素子は双方の透明窓を介して対向
    するように配設されており、清掃ブレードには孔が設け
    られて、清掃ブレードの透明窓拭き取り方向の剛性を低
    くし、発光素子と受光素子を結ぶ透過光の光軸を上記孔
    に通過せしめる事とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 清掃ブレードは両端部で双方の透明窓を
    略同時に清掃するように、該清掃ブレードの略中心部が
    清掃部材に支持されており、該支持位置は清掃部材の回
    動軸と略平行である事とする請求項2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 透明窓は現像剤容器の底部に設けられ、
    発光素子と受光素子は互いに該透明窓に対向して配設さ
    れており、反射光により現像剤の有無を検出する事とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 清掃ブレードの先端から低剛性部の位置
    までの距離Mは、清掃ブレードの支持位置から先端まで
    の長さをN、清掃ブレードの透明窓面への侵入量をdと
    したとき、 【数1】 を満たすmよりも大きい事とする請求項1ないし請求項
    4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 現像剤を収容する現像剤容器と、該現像
    剤容器内で現像手段に現像剤を送り込む現像剤送り込み
    手段と、該現像剤送り込み手段に取り付けた可撓体の掻
    き落しブレードにより上記現像剤容器壁面に付着した現
    像剤を掻き落しつつ現像手段に送り込む画像形成装置に
    おいて、上記掻き落しブレードには、現像剤掻き落し方
    向の剛性を低くした部分が設けられている事を特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 掻き落しブレードの先端から低剛性部の
    位置までの距離Mは、掻き落しブレードの支持位置から
    先端までの長さをN、掻き落しブレードの現像剤容器壁
    面への侵入量をdとしたとき、 【数2】 を満たすmよりも大きい事とする請求項6に記載の画像
    形成装置。
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