JPH07145534A - パイル織機におけるパイル形成方法及び装置 - Google Patents
パイル織機におけるパイル形成方法及び装置Info
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- JPH07145534A JPH07145534A JP27717893A JP27717893A JPH07145534A JP H07145534 A JPH07145534 A JP H07145534A JP 27717893 A JP27717893 A JP 27717893A JP 27717893 A JP27717893 A JP 27717893A JP H07145534 A JPH07145534 A JP H07145534A
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- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
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- Textile Engineering (AREA)
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Abstract
ーションカム20が一方向へ回転する。カムレバー23
はテリーモーションカム20の回転に伴って揺動され
る。サーボモータ24が作動すると被動バー26が上下
動し、変位方向転換レバー28に連結されたリンク29
が上下に切換配置される。カムレバー23の揺動は、リ
ンク29、方向転換レバー28、ロッド30、中間レバ
ー13、ロッド17及び支持レバー16を介してエキス
パンションバー6に伝えられ、リンク29の上下切換は
テリー量切換となる。
Description
の織前との相対距離を変更してパイルを形成するパイル
織機におけるパイル形成方法及び装置に関するものであ
る。
離を変更してパイルを形成する方式としては、筬打ち位
置を変更する方式と、織布経路を変えて織前位置を変更
する方式とがある。特開昭56−73141号公報、特
開平5−156546号公報には織布経路を変えて織前
位置を変更するパイル織機が開示されている。特開昭5
6−73141号公報のパイル織機では織布経路形成部
材の1つであるサーフェスローラがテリーモーション機
構によって切換駆動される。特開平5−156546号
公報のパイル織機では織布経路形成部材の1つであるエ
キスパンションバーがテリーモーション機構によって切
換駆動される。
におけるパイル形成状態はパイル織物の品質を左右す
る。片面パイル形成の場合にはパイルが反対面に形成さ
れるというパイル落ちが生じることがある。両公報のパ
イル織機では製織中にパイル長を変更できるようになっ
ているが、パイル織物の品質を左右するパイル形成に関
する対策は何ら施されていない。
を防止し得るパイル織機におけるパイル形成方法及び装
置を提供することを目的とする。
載の発明では、片面パイル形成時には第2ルーズピック
時のテリー量を第1ルーズピック時のテリー量よりも大
きくしてパイルを形成するようにした。
成時には第2ルーズピック時のテリー量を第1ルーズピ
ック時のテリー量よりも大きくしてパイルを形成し、第
2ルーズピック時のテリー量と第1ルーズピック時のテ
リー量との差はパイル長が長くなるに応じて大きくする
ようにした。
ック時の織布経路形成位置と、第1ルーズピック時のテ
リー量をもたらす第1の織布経路変位位置と、第2ルー
ズピック時のテリー量をもたらす第2の織布経路変位位
置とに織布経路形成部材を切換配置するテリーモーショ
ン機構を備えたパイル形成装置を構成した。
ック時のテリー量零位置とルーズピック時のテリー量有
位置とにカムレバーを切換配置するカム機構と、前記カ
ムレバーに連結してカムレバーの変位を前記織布経路形
成部材に伝達する変位伝達機構とカムレバーとの連結部
位を切り換えるテリー量切換機構とを備えたテリーモー
ション機構を構成した。
ーに円弧状のガイド溝を形成し、前記変位伝達機構を構
成する変位方向転換レバーに連結されたリンクを前記ガ
イド溝を介してカムレバーに連結し、前記ガイド溝の円
弧中心を変位方向転換レバーとリンクとの連結部位に設
定した。
ーがテリー量零位置にあるときの前記ガイド溝をカムレ
バーの揺動中心と交差させた。
ック時のテリー量よりも僅かに異ならせてある。即ち、
第2ルーズピック時の筬打ち位置と織前位置との相対距
離は第1ルーズピック時の筬打ち位置と織前位置との距
離と緯糸打ち込み1サイクル分の織前移動量との和より
も大きくしてある。このようなテリー量の差の存在によ
り片面パイル形成時のパイル落ちが防止される。
ズピック時のテリー量との差をパイル長が長くなるに応
じて大きくするようにすれば、片面パイル形成時のパイ
ル落ち防止が一層確実となる。
部材がテリーモーション機構によって織布経路形成位
置、第1の織布経路変位位置及び第2の織布経路形成位
置に切換配置され、織前位置が切換配置される。
ョン機構を構成するカムの回転によりカムレバーがテリ
ー量零位置とテリー量有位置とに切換配置される。変位
伝達機構とカムレバーとの連結位置はテリー量切換機構
によって第1ルーズピック時、第2ルーズピック時に対
応して切換位置される。この連結位置の切換配置により
織布経路形成部材が第1の織布経路変位位置及び第2の
織布経路形成位置に切換配置される。
テリー量零位置にあるときにカムレバーとリンクとの連
結位置切換が円弧状のガイド溝に沿って行われる。請求
項6に記載の発明では、カムレバーの揺動中心もカムレ
バーとリンクとの連結位置となる。従って、テリー量は
零から無段階変更できる。
図8に基づいて説明する。図1は織機全体の側面を示
し、1は地織用ワープビームである。図示しない送り出
しモータの作動により地織用ワープビーム1から送り出
される地経糸Tはバックローラ2及びテンションローラ
3を経由して綜絖4及び変形筬5を通される。織布Wは
エキスパンションバー6、サーフェスローラ7及びガイ
ドローラ8,9を経由してクロスローラ10に巻き取ら
れる。
ワープビーム11が支持されている。図示しない送り出
しモータの作動によりパイル用ワープビーム11から送
り出されるパイル用経糸Tpはテンションローラ12を
経由して綜絖4及び変形筬5に通される。
13が支軸13aを中心に回動可能に配設されている。
織機の後部には支持レバー14が支軸14aを中心に回
動可能に配設されており、支持レバー14にはテンショ
ンローラ12が支持されている。支持レバー14と中間
レバー13の第1アーム13bとはロッド15により連
結されている。織機の前部には支持レバー16が支軸1
6aを中心に回動可能に配設されており、支持レバー1
6にはエキスパンションバー6が支持されている。支持
レバー16と中間レバー13の第2アーム13cとはロ
ッド17により連結されている。中間レバー13が回動
すると支持レバー14,16が同一方向へ回動し、テン
ションローラ12及びエキスパンションバー6が同一方
向へ同量変位する。この変位によりパイル用経糸Tpの
経路及び織布Wの経路が変位し、織布Wの織前W1 が変
位する。
ン機構18が配設されている。図2に基づいてテリーモ
ーション機構18を説明する。駆動軸19には一対のカ
ム板からなるテリーモーションカム20及びウォームホ
イール21が止着されている。駆動軸19の近傍にはサ
ーボモータ22が配設されており、その駆動ウォーム2
2aがウォームホイール21に噛合している。サーボモ
ータ22は一方向へ回転し、テリーモーションカム20
が一方向へ回転する。
軸23aにより揺動可能に支持されている。カムレバー
23はカムフォロア23b,23cを介してテリーモー
ションカム20に係合している。カムレバー23はテリ
ーモーションカム20の回転に伴って図2に鎖線で示す
テリー量零位置と実線で示すテリー量有位置とに切換配
置される。
構を構成するサーボモータ24が配設されている。カム
レバー23の左右両側にはボールねじ25A,25Bが
回転可能に平行配置されており、それらの上端には被動
歯車25aが止着されている。被動歯車25aはサーボ
モータ24の駆動歯車24aに噛合しており、サーボモ
ータ24の作動によりボールねじ25A,25Bが同一
方向へ同一速度で回転する。
ー26が架設支持されている。被動バー26は両ボール
ねじ25A,25Bの回転によりボールねじ25A,2
5Bに沿って上下に螺合変位する。被動バー26には直
線状の保持溝26aが形成されており、保持溝26aに
はスライダ27が嵌入支持されている。スライダ27に
は連結ピン27aが止着されている。カムレバー23に
は円弧状のガイド溝23dが形成されており、ガイド溝
23dには連結ピン27aがスライド可能に嵌入されて
いる。従って、被動バー26の上下動に伴って連結ピン
27aがガイド溝23d内を上下にスライド変位する。
向転換レバー28が支軸28aを中心に回動可能に配設
されている。変位方向転換レバー28の第1アーム28
bと連結ピン27aとはリンク29により連結されてい
る。変位方向転換レバー28の第2アーム28cと中間
レバー13の第3アーム13dとはロッド30により連
結されている。従って、テリーモーションカム20の回
転に伴うカムレバー23の揺動変位がリンク29、変位
方向転換レバー28、ロッド30、中間レバー13、ロ
ッド17及び支持レバー16からなる変位伝達機構を介
してエキスパンションバー6に伝達される。この変位伝
達によりエキスパンションバー6が支軸16aを中心に
して回動変位する。なお、織布Wの幅方向の縮みを防止
するテンプル装置(図示略)及び織布Wの織前W1 付近
の下動を防止するフェルプレート(図示略)もエキスパ
ンションバー6の変位に追随するようになっている。
又、カムレバー23の揺動変位は中間レバー13、ロッ
ド15及び支持レバー14を介してテンションローラ1
2に伝達される。
タCの制御を受ける。制御コンピュータCはパイル織パ
ターンに基づいてサーボモータ22,24の作動を制御
する。図8のグラフは3本緯タオル組織のテリー量変位
を表す。横軸は機台回転角度を表し、縦軸はテリー量、
即ち筬打ち位置と織前W1 との間の距離を表す。機台回
転角度θ1 ,θ2 ,θ3 は筬打ち時を表し、θ1 =θ2
=θ3 である。曲線Dは両面緯3本タオル組織形成時の
テリー量変位を表し、曲線E1 ,E2 は片面3本緯タオ
ル組織形成時のテリー量変位を表す。筬打ち時θ1 では
エキスパンションバー6が図1の実線位置及び図3の鎖
線で示す位置にある。筬打ち時θ2 ではエキスパンショ
ンバー6が図3の実線及び図6の鎖線で示す第1の織布
経路変位位置にある。筬打ち時θ3 ではエキスパンショ
ンバー6が図6の実線で示す第2の織布経路変位位置に
ある。
前のピック状態、即ちファーストピック、第1ルーズピ
ックあるいは第2ルーズピックの状態、及びテリー量を
表示装置40に表示する。
パイル形成状態を示す。Y1 は筬打ち時θ1 に筬打ちさ
れた緯糸であり、以下、ファーストピック緯糸という。
ファーストピック緯糸Y1 の筬打ち時にはカムレバー2
3が図2の鎖線で示すテリー量零位置にあり、図3に鎖
線で示すように織前W1 と筬打ち位置Pとが一致する。
Y2 ,Y21は筬打ち時θ2 に筬打ちされた緯糸であり、
以下、第1ルーズピック緯糸という。Y3 ,Y31は筬打
ち時θ3 に筬打ちされた緯糸であり、以下、第2ルーズ
ピック緯糸という。ルーズピック時の緯糸Y2 ,Y21,
Y3 ,Y31の筬打ち時点ではカムレバー23が図2及び
図5の実線で示すテリー量有位置にある。
位置Pと織前W1 との間の距離(即ちテリー量)t1 は
第2ルーズピック緯糸Y31に対する筬打ち位置Pと織前
W1との間の距離(即ちテリー量)t2 よりも僅かに小
さくしてある。このようなテリー量変更は図4に示すよ
うにカムレバー23がテリー量零位置にあるときにサー
ボモータ24を作動して行われる。
ルーズピック時のテリー量t2 との差が零の場合にはル
ーズ筬打ちされた緯糸Y21,Y31の間隔は図7(a)に
f0で示すように通常の緯糸打ち込み1サイクル分の織
前移動量にほぼ等しい。そのため、ファーストピック緯
糸Y1 が筬打ちされるとファーストピック緯糸Y1 が第
2ルーズピック緯糸Y31の上に乗り上がり易い。この乗
り上がり現象はパイル用経糸Tpが第2ルーズピック緯
糸Y31の上を通ってからファーストピック緯糸Y1 の下
を通る経路配置に基づく。両面パイル形成時にはテリー
量t1 ,t2 の差は零であり、ルーズ筬打ちされた緯糸
Y2 ,Y3 の間隔はf0 にほぼ等しい。しかし、パイル
用経糸Tpがファーストピック緯糸Y1 を上下から挟む
経路配置をとるため、ファーストピック緯糸Y1 の乗り
上がり現象は生じない。ファーストピック緯糸Y1 が第
2ルーズピック緯糸Y31の上に乗り上がるとパイル用経
糸Tpのパイル形成部分が下方へ押さえ付けられること
になり、パイルが織布Wの裏面側に形成されるというパ
イル落ちが生じる。
差(t2 −t1 )>0の存在は図7(b)にfで示す緯
糸Y31,Y21の間隔を両面パイル形成時の間隔f0 より
も大きくする。両面パイル形成時の間隔f0 に比して片
面パイル形成時には間隔fを拡大することにより第1ル
ーズピック緯糸Y21に対する第2ルーズピック緯糸Y 31
の乗り上げ現象が防止される。従って、パイル用経糸T
pのパイル形成部分が下方へ押さえ付けられることはな
く、パイル落ちが生じない。
18ではカムレバー23と変位伝達機構を構成するリン
ク29との連結位置がサーボモータ24の作動によって
無段階変更でき、テリー量の無段階変更が可能である。
従って、パイル落ちを防止しつつパイル長の無段階変更
を行なうことができる。
ー量零位置にあるときにサーボモータ24を作動して行
われる。カムレバー23がテリー量零位置にあるときの
円弧状のガイド溝23dの円弧中心がリンク29と変位
方向転換レバー28との連結部位上にあるため、連結ピ
ン27aはガイド溝23d内を円滑に変位する。
ようにカム機構を用いない構成も可能である。サーボモ
ータ31はボールねじ32を駆動し、ボールねじ32の
回転により被動ナット33が螺合移動する。被動ナット
33にはリンク34が連結ピン35を介して連結されて
おり、リンク34には2叉状の変位方向転換レバー36
の第1アーム36aが連結ピン37を介して連結されて
いる。変位方向転換レバー36の第2アーム36bと中
間レバー13の第3アーム13dとはロッド30により
連結されている。
は被動ナット33が右側の鎖線位置にあり、テリー量は
零である。第1ルーズピック時の緯糸の筬打ちの際には
被動ナット33が左側の鎖線位置にあり、第2ルーズピ
ック時の緯糸の筬打ちの際には被動ナット33が実線位
置にある。従って、第1ルーズピック時のテリー量と第
2ルーズピック時のテリー量とに差が生じ、前記実施例
と同様にパイル落ちが防止される。
8を構成する場合、図10に示すようにカムレバー23
上の円弧状のガイド溝23dがカムレバー23の揺動中
心となる支軸23aの軸芯と交差させる実施例も可能で
ある。このようにすれば連結ピン27aがカムレバー2
3の揺動中心に配置でき、カムレバー23の揺動中心も
カムレバー23とリンク29との連結位置となる。従っ
て、テリー量は零から無段階変更できる。又、連結ピン
27aをカムレバー23の揺動中心に配置すればテリー
量が零となるため、カム機構を機台駆動モータで駆動す
ることが可能となる。
それらの差(t2 −t1 )は無段階変更できるが、図1
1に示すようにテリー量切換機構となるリニアアクチュ
エータ38によってリンク29を2位置にのみ切換配置
する実施例も可能である。第1ルーズピック時にはリン
ク29が鎖線位置にあり、第2ルーズピック時にはリン
ク29が実線位置にある。この実施例ではパイル長及び
テリー量の差は1つしかないが、前記各実施例と同様に
パイル落ちを防止することができる。
である。図12のグラフは3本緯タオル組織のテリー量
変位を表す。横軸は機台回転角度を表し、縦軸はテリー
量を表す。機台回転角度θ1 ,θ2 ,θ3 は筬打ち時を
表し、θ1 =θ2 =θ3 である。曲線Dは両面緯3本タ
オル組織形成時のテリー量変位を表し、曲線E3 ,E 4
は片面3本緯タオル組織形成時のテリー量変位を表す。
曲線E4 で表すパイル長は曲線E3 で表すパイル長より
も大きい。曲線E4 で表す第2ルーズピック時のテリー
量t4 と第1ルーズピック時のテリー量t3 との差(t
4 −t3 )は、曲線E3 で表す第2ルーズピック時のテ
リー量t2 と第1ルーズピック時のテリー量t1 との差
(t2 −t1 )よりも大きくなるようにしてある。この
ように第2ルーズピック時のテリー量と第1ルーズピッ
ク時のテリー量との差をパイル長が長くなるに応じて大
きくするようにすると、パイル長が変化する場合のパイ
ル落ち防止が一層確実となる。
ーフェスローラを第1ルーズピック時のテリー量をもた
らす第1の織布経路変位位置と、第2ルーズピック時の
テリー量をもたらす第2の織布経路変位位置とに切換配
置するようにした実施例も可能である。
公報に開示されるような筬打ち位置変位方式にも適用可
能である。この場合、第2ルーズピック時の筬打ち位置
の織前からの距離を第1ルーズピック時に比して大きく
すればよい。
ル形成時には第2ルーズピック時のテリー量を第1ルー
ズピック時のテリー量よりも大きくしてパイルを形成す
るようにしたので、片面パイル形成時のパイル落ちを防
止し得るという優れた効果を奏する。
ルーズピック時のテリー量との差をパイル長が長くなる
に応じて大きくするようにしたので、パイル長が変化す
る場合のパイル落ちを一層確実に防止し得るという優れ
た効果を奏する。
ション機構を示す拡大側面図である。
ションバーを示す拡大側面図である。
ーション機構を示す拡大側面図である。
ション機構を示す拡大側面図である。
ションバーを示す拡大側面図である。
を示す拡大断面図である。
図である。
ある。
るテリーモーション機構、23…カム機構を構成するカ
ムレバー、23d…ガイド溝、24…テリー量切換機構
を構成するサーボモータ、28…変位方向転換レバー、
29…変位伝達機構を構成するリンク、Y1 …ファース
トピック緯糸、Y2 ,Y21…第1ルーズビック緯糸、Y
3 ,Y31…第2ルーズピック緯糸。
Claims (6)
- 【請求項1】筬の筬打ち位置と織布の織前との相対距離
を変更してパイルを形成するパイル織機において、 片面パイル形成時には第2ルーズピック時のテリー量を
第1ルーズピック時のテリー量よりも大きくしてパイル
を形成するパイル織機におけるパイル形成方法。 - 【請求項2】筬の筬打ち位置と織布の織前との相対距離
を変更してパイルを形成するパイル織機において、 片面パイル形成時には第2ルーズピック時のテリー量を
第1ルーズピック時のテリー量よりも大きくしてパイル
を形成し、第2ルーズピック時のテリー量と第1ルーズ
ピック時のテリー量との差はパイル長が長くなるに応じ
て大きくするパイル織機におけるパイル形成方法。 - 【請求項3】筬の筬打ち位置と織布の織前との相対距離
を変更してパイルを形成するパイル織機において、 ファーストピック時の織布経路形成位置と、第1ルーズ
ピック時のテリー量をもたらす第1の織布経路変位位置
と、第2ルーズピック時のテリー量をもたらす第2の織
布経路変位位置とに織布経路形成部材を切換配置するテ
リーモーション機構を備えたパイル織機におけるパイル
形成装置。 - 【請求項4】前記テリーモーション機構は、ファースト
ピック時のテリー量零位置とルーズピック時のテリー量
有位置とにカムレバーを切換配置するカム機構と、前記
カムレバーに連結してカムレバーの変位を前記織布経路
形成部材に伝達する変位伝達機構とカムレバーとの連結
部位を切り換えるテリー量切換機構とを備えている請求
項3に記載のパイル織機におけるパイル形成装置。 - 【請求項5】前記カムレバーには円弧状のガイド溝が形
成されており、前記変位伝達機構を構成する変位方向転
換レバーに連結されたリンクが前記ガイド溝を介してカ
ムレバーに連結されており、前記ガイド溝の円弧中心は
変位方向転換レバーとリンクとの連結部位に設定されて
いる請求項4に記載のパイル織機におけるパイル形成装
置。 - 【請求項6】前記カムレバーがテリー量零位置にあると
きの前記ガイド溝はカムレバーの揺動中心と交差する請
求項5に記載のパイル織機におけるパイル形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27717893A JP3370398B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-11-05 | パイル織機におけるパイル形成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5-243198 | 1993-09-29 | ||
JP24319893 | 1993-09-29 | ||
JP27717893A JP3370398B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-11-05 | パイル織機におけるパイル形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07145534A true JPH07145534A (ja) | 1995-06-06 |
JP3370398B2 JP3370398B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=26536147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27717893A Expired - Lifetime JP3370398B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-11-05 | パイル織機におけるパイル形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 1993-11-05 JP JP27717893A patent/JP3370398B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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