JP3370398B2 - パイル織機におけるパイル形成方法 - Google Patents

パイル織機におけるパイル形成方法

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JP3370398B2 JP27717893A JP27717893A JP3370398B2 JP 3370398 B2 JP3370398 B2 JP 3370398B2 JP 27717893 A JP27717893 A JP 27717893A JP 27717893 A JP27717893 A JP 27717893A JP 3370398 B2 JP3370398 B2 JP 3370398B2
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D39/00Pile-fabric looms
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    • D03D39/223Cloth control

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  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、筬の筬打ち位置と織布
の織前との相対距離を変更してパイルを形成するパイル
織機におけるパイル形成方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】筬の筬打ち位置と織布の織前との相対距
離を変更してパイルを形成する方式としては、筬打ち位
置を変更する方式と、織布経路を変えて織前位置を変更
する方式とがある。特開昭56−73141号公報、特
開平5−156546号公報には織布経路を変えて織前
位置を変更するパイル織機が開示されている。特開昭5
6−73141号公報のパイル織機では織布経路形成部
材の1つであるサーフェスローラがテリーモーション機
構によって切換駆動される。特開平5−156546号
公報のパイル織機では織布経路形成部材の1つであるエ
キスパンションバーがテリーモーション機構によって切
換駆動される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このようなパイル織機
におけるパイル形成状態はパイル織物の品質を左右す
る。片面パイル形成の場合にはパイルが反対面に形成さ
れるというパイル落ちが生じることがある。両公報のパ
イル織機では製織中にパイル長を変更できるようになっ
ているが、パイル織物の品質を左右するパイル形成に関
する対策は何ら施されていない。 【0004】本発明は、片面パイル形成時のパイル落ち
を防止し得るパイル織機におけるパイル形成方法を提供
することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、片面パイル形成時には第2ルーズピック
時のテリー量を第1ルーズピック時のテリー量よりも大
きくしてパイルを形成し、第2ルーズピック時のテリー
量と第1ルーズピック時のテリー量との差はパイル長が
長くなるに応じて大きくするようにした。 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【作用】第1ルーズピック時のテリー量は第2ルーズピ
ック時のテリー量よりも僅かに異ならせてある。即ち、
第2ルーズピック時の筬打ち位置と織前位置との相対距
離は第1ルーズピック時の筬打ち位置と織前位置との距
離と緯糸打ち込み1サイクル分の織前移動量との和より
も大きくしてある。このようなテリー量の差の存在によ
り片面パイル形成時のパイル落ちが防止される。第2ル
ーズピック時のテリー量と第1ルーズピック時のテリー
量との差をパイル長が長くなるに応じて大きくするよう
にすれば、片面パイル形成時のパイル落ち防止が一層確
実となる。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図8に基づいて説明する。図1は織機全体の側面を示
し、1は地織用ワープビームである。図示しない送り出
しモータの作動により地織用ワープビーム1から送り出
される地経糸Tはバックローラ2及びテンションローラ
3を経由して綜絖4及び変形筬5を通される。織布Wは
エキスパンションバー6、サーフェスローラ7及びガイ
ドローラ8,9を経由してクロスローラ10に巻き取ら
れる。 【0017】地織用ワープビーム1の上方にはパイル用
ワープビーム11が支持されている。図示しない送り出
しモータの作動によりパイル用ワープビーム11から送
り出されるパイル用経糸Tpはテンションローラ12を
経由して綜絖4及び変形筬5に通される。 【0018】織機の前後中央部には三叉状の中間レバー
13が支軸13aを中心に回動可能に配設されている。
織機の後部には支持レバー14が支軸14aを中心に回
動可能に配設されており、支持レバー14にはテンショ
ンローラ12が支持されている。支持レバー14と中間
レバー13の第1アーム13bとはロッド15により連
結されている。織機の前部には支持レバー16が支軸1
6aを中心に回動可能に配設されており、支持レバー1
6にはエキスパンションバー6が支持されている。支持
レバー16と中間レバー13の第2アーム13cとはロ
ッド17により連結されている。中間レバー13が回動
すると支持レバー14,16が同一方向へ回動し、テン
ションローラ12及びエキスパンションバー6が同一方
向へ同量変位する。この変位によりパイル用経糸Tpの
経路及び織布Wの経路が変位し、織布Wの織前W1 が変
位する。 【0019】中間レバー13の上方にはテリーモーショ
ン機構18が配設されている。図2に基づいてテリーモ
ーション機構18を説明する。駆動軸19には一対のカ
ム板からなるテリーモーションカム20及びウォームホ
イール21が止着されている。駆動軸19の近傍にはサ
ーボモータ22が配設されており、その駆動ウォーム2
2aがウォームホイール21に噛合している。サーボモ
ータ22は一方向へ回転し、テリーモーションカム20
が一方向へ回転する。 【0020】駆動軸19の直上にはカムレバー23が支
軸23aにより揺動可能に支持されている。カムレバー
23はカムフォロア23b,23cを介してテリーモー
ションカム20に係合している。カムレバー23はテリ
ーモーションカム20の回転に伴って図2に鎖線で示す
テリー量零位置と実線で示すテリー量有位置とに切換配
置される。 【0021】カムレバー23の上方にはテリー量切換機
構を構成するサーボモータ24が配設されている。カム
レバー23の左右両側にはボールねじ25A,25Bが
回転可能に平行配置されており、それらの上端には被動
歯車25aが止着されている。被動歯車25aはサーボ
モータ24の駆動歯車24aに噛合しており、サーボモ
ータ24の作動によりボールねじ25A,25Bが同一
方向へ同一速度で回転する。 【0022】両ボールねじ25A,25B間には被動バ
ー26が架設支持されている。被動バー26は両ボール
ねじ25A,25Bの回転によりボールねじ25A,2
5Bに沿って上下に螺合変位する。被動バー26には直
線状の保持溝26aが形成されており、保持溝26aに
はスライダ27が嵌入支持されている。スライダ27に
は連結ピン27aが止着されている。カムレバー23に
は円弧状のガイド溝23dが形成されており、ガイド溝
23dには連結ピン27aがスライド可能に嵌入されて
いる。従って、被動バー26の上下動に伴って連結ピン
27aがガイド溝23d内を上下にスライド変位する。 【0023】カムレバー23の側方には二叉状の変位方
向転換レバー28が支軸28aを中心に回動可能に配設
されている。変位方向転換レバー28の第1アーム28
bと連結ピン27aとはリンク29により連結されてい
る。変位方向転換レバー28の第2アーム28cと中間
レバー13の第3アーム13dとはロッド30により連
結されている。従って、テリーモーションカム20の回
転に伴うカムレバー23の揺動変位がリンク29、変位
方向転換レバー28、ロッド30、中間レバー13、ロ
ッド17及び支持レバー16からなる変位伝達機構を介
してエキスパンションバー6に伝達される。この変位伝
達によりエキスパンションバー6が支軸16aを中心に
して回動変位する。なお、織布Wの幅方向の縮みを防止
するテンプル装置(図示略)及び織布Wの織前W1 付近
の下動を防止するフェルプレート(図示略)もエキスパ
ンションバー6の変位に追随するようになっている。
又、カムレバー23の揺動変位は中間レバー13、ロッ
ド15及び支持レバー14を介してテンションローラ1
2に伝達される。 【0024】サーボモータ22,24は制御コンピュー
タCの制御を受ける。制御コンピュータCはパイル織パ
ターンに基づいてサーボモータ22,24の作動を制御
する。図8のグラフは3本緯タオル組織のテリー量変位
を表す。横軸は機台回転角度を表し、縦軸はテリー量、
即ち筬打ち位置と織前Wとの間の距離を表す。機台回
転角度θ,θ,θは筬打ち時を表し、θ=θ
=θである。曲線Dは両面緯3本タオル組織形成時の
テリー量変位の一例を表し、曲線E,Eは片面3本
緯タオル組織形成時のテリー量変位の一例を表す。筬打
ち時θではエキスパンションバー6が図1の実線位置
及び図3の鎖線で示す位置にある。筬打ち時θではエ
キスパンションバー6が図3の実線及び図6の鎖線で示
す第1の織布経路変位位置にある。筬打ち時θではエ
キスパンションバー6が図6の実線で示す第2の織布経
路変位位置にある。 【0025】制御コンピュータCは製織停止時に停止直
前のピック状態、即ちファーストピック、第1ルーズピ
ックあるいは第2ルーズピックの状態、及びテリー量を
表示装置40に表示する。 【0026】図7(a),(b)は3本緯タオル組織の
パイル形成状態を示す。Y1 は筬打ち時θ1 に筬打ちさ
れた緯糸であり、以下、ファーストピック緯糸という。
ファーストピック緯糸Y1 の筬打ち時にはカムレバー2
3が図2の鎖線で示すテリー量零位置にあり、図3に鎖
線で示すように織前W1 と筬打ち位置Pとが一致する。
2 ,Y21は筬打ち時θ2 に筬打ちされた緯糸であり、
以下、第1ルーズピック緯糸という。Y3 ,Y31は筬打
ち時θ3 に筬打ちされた緯糸であり、以下、第2ルーズ
ピック緯糸という。ルーズピック時の緯糸Y2 ,Y21
3 ,Y31の筬打ち時点ではカムレバー23が図2及び
図5の実線で示すテリー量有位置にある。 【0027】図7および図8に示すように、第1ルーズ
ピック緯糸Y21に対する筬打ち位置Pと織前Wとの
間の距離(即ちテリー量)tは第2ルーズピック緯糸
31に対する筬打ち位置Pと織前Wとの間の距離
(即ちテリー量)tよりも僅かに小さくしてある。
の実施例では、このようなテリー量零位置からテリー量
有位置への変更は図4に示すようにカムレバー23がテ
リー量零位置にあるときにサーボモータ24を作動して
行われる。また、テリー量t からテリー量t への変
更は、その差がテリー量零位置からテリー量t に変化
する場合に比して僅かであるため、カムレバー23が第
1ルーズピック時のテリー量有位置にある状態のもとで
サーボモータ24を作動し、図8の曲線E で例示した
ようにテリー量をt からt へ変更することができ
る。この点は図8の曲線E でも同様である。 【0028】第1ルーズピック時のテリー量t1 と第2
ルーズピック時のテリー量t2 との差が零の場合にはル
ーズ筬打ちされた緯糸Y21,Y31の間隔は図7(a)に
0で示すように通常の緯糸打ち込み1サイクル分の織
前移動量にほぼ等しい。そのため、ファーストピック緯
糸Y1 が筬打ちされるとファーストピック緯糸Y1 が第
2ルーズピック緯糸Y31の上に乗り上がり易い。この乗
り上がり現象はパイル用経糸Tpが第2ルーズピック緯
糸Y31の上を通ってからファーストピック緯糸Y1 の下
を通る経路配置に基づく。両面パイル形成時にはテリー
量t1 ,t2 の差は零であり、ルーズ筬打ちされた緯糸
2 ,Y3 の間隔はf0 にほぼ等しい。しかし、パイル
用経糸Tpがファーストピック緯糸Y1 を上下から挟む
経路配置をとるため、ファーストピック緯糸Y1 の乗り
上がり現象は生じない。ファーストピック緯糸Y1 が第
2ルーズピック緯糸Y31の上に乗り上がるとパイル用経
糸Tpのパイル形成部分が下方へ押さえ付けられること
になり、パイルが織布Wの裏面側に形成されるというパ
イル落ちが生じる。 【0029】片面パイル形成時のテリー量t1 ,t2
差(t2 −t1 )>0の存在は図7(b)にfで示す緯
糸Y31,Y21の間隔を両面パイル形成時の間隔f0 より
も大きくする。両面パイル形成時の間隔f0 に比して片
面パイル形成時には間隔fを拡大することにより第1ル
ーズピック緯糸Y21に対する第2ルーズピック緯糸Y 31
の乗り上げ現象が防止される。従って、パイル用経糸T
pのパイル形成部分が下方へ押さえ付けられることはな
く、パイル落ちが生じない。 【0030】この実施例におけるテリーモーション機構
18ではカムレバー23と変位伝達機構を構成するリン
ク29との連結位置がサーボモータ24の作動によって
無段階変更でき、テリー量の無段階変更が可能である。
従って、パイル落ちを防止しつつパイル長の無段階変更
を行なうことができる。 【0031】又、テリー量変更はカムレバー23がテリ
ー量零位置にあるときにサーボモータ24を作動して行
われる。カムレバー23がテリー量零位置にあるときの
円弧状のガイド溝23dの円弧中心がリンク29と変位
方向転換レバー28との連結部位上にあるため、連結ピ
ン27aはガイド溝23d内を円滑に変位する。 【0032】テリーモーション機構としては図9に示す
ようにカム機構を用いない構成も可能である。サーボモ
ータ31はボールねじ32を駆動し、ボールねじ32の
回転により被動ナット33が螺合移動する。被動ナット
33にはリンク34が連結ピン35を介して連結されて
おり、リンク34には2叉状の変位方向転換レバー36
の第1アーム36aが連結ピン37を介して連結されて
いる。変位方向転換レバー36の第2アーム36bと中
間レバー13の第3アーム13dとはロッド30により
連結されている。 【0033】ファーストピック時の緯糸の筬打ちの際に
は被動ナット33が右側の鎖線位置にあり、テリー量は
零である。第1ルーズピック時の緯糸の筬打ちの際には
被動ナット33が左側の鎖線位置にあり、第2ルーズピ
ック時の緯糸の筬打ちの際には被動ナット33が実線位
置にある。従って、第1ルーズピック時のテリー量と第
2ルーズピック時のテリー量とに差が生じ、前記実施例
と同様にパイル落ちが防止される。 【0034】カム機構によってテリーモーション機構1
8を構成する場合、図10に示すようにカムレバー23
上の円弧状のガイド溝23dがカムレバー23の揺動中
心となる支軸23aの軸芯と交差させる実施例も可能で
ある。このようにすれば連結ピン27aがカムレバー2
3の揺動中心に配置でき、カムレバー23の揺動中心も
カムレバー23とリンク29との連結位置となる。従っ
て、テリー量は零から無段階変更できる。又、連結ピン
27aをカムレバー23の揺動中心に配置すればテリー
量が零となるため、カム機構を機台駆動モータで駆動す
ることが可能となる。 【0035】前記各実施例ではテリー量t1 ,t2 及び
それらの差(t2 −t1 )は無段階変更できるが、図1
1に示すようにテリー量切換機構となるリニアアクチュ
エータ38によってリンク29を2位置にのみ切換配置
する実施例も可能である。第1ルーズピック時にはリン
ク29が鎖線位置にあり、第2ルーズピック時にはリン
ク29が実線位置にある。この実施例ではパイル長及び
テリー量の差は1つしかないが、前記各実施例と同様に
パイル落ちを防止することができる。 【0036】又、本発明では図12に示す実施例も可能
である。図12のグラフは3本緯タオル組織のテリー量
変位を表す。横軸は機台回転角度を表し、縦軸はテリー
量を表す。機台回転角度θ1 ,θ2 ,θ3 は筬打ち時を
表し、θ1 =θ2 =θ3 である。曲線Dは両面緯3本タ
オル組織形成時のテリー量変位を表し、曲線E3 ,E 4
は片面3本緯タオル組織形成時のテリー量変位を表す。
曲線E4 で表すパイル長は曲線E3 で表すパイル長より
も大きい。曲線E4 で表す第2ルーズピック時のテリー
量t4 と第1ルーズピック時のテリー量t3 との差(t
4 −t3 )は、曲線E3 で表す第2ルーズピック時のテ
リー量t2 と第1ルーズピック時のテリー量t1 との差
(t2 −t1 )よりも大きくなるようにしてある。この
ように第2ルーズピック時のテリー量と第1ルーズピッ
ク時のテリー量との差をパイル長が長くなるに応じて大
きくするようにすると、パイル長が変化する場合のパイ
ル落ち防止が一層確実となる。 【0037】又、本発明は、織布経路形成部材となるサ
ーフェスローラを第1ルーズピック時のテリー量をもた
らす第1の織布経路変位位置と、第2ルーズピック時の
テリー量をもたらす第2の織布経路変位位置とに切換配
置するようにした実施例も可能である。 【0038】さらに本発明は特開平2−154029号
公報に開示されるような筬打ち位置変位方式にも適用可
能である。この場合、第2ルーズピック時の筬打ち位置
の織前からの距離を第1ルーズピック時に比して大きく
すればよい。 【0039】 【発明の効果】以上詳述したように本発明は、第2ルー
ズピック時のテリー量と第1ルーズピック時のテリー量
との差をパイル長が長くなるに応じて大きくするように
したので、パイル長が変化する場合のパイル落ちを確実
に防止し得るという優れた効果を奏する。 【0040】
【図面の簡単な説明】 【図1】 織機全体の側面図である。 【図2】 第1ルーズピック時の状態にあるテリーモー
ション機構を示す拡大側面図である。 【図3】 第1ルーズピック時の状態にあるエキスパン
ションバーを示す拡大側面図である。 【図4】 カムレバーがテリー量零位置にあるテリーモ
ーション機構を示す拡大側面図である。 【図5】 第1ルーズピック時の状態にあるテリーモー
ション機構を示す拡大側面図である。 【図6】 第1ルーズピック時の状態にあるエキスパン
ションバーを示す拡大側面図である。 【図7】 (a)及び(b)はいずれもパイル形成状態
を示す拡大断面図である。 【図8】 テリー量の変化を示すグラフである。 【図9】 テリーモーション機構の別例を示す拡大側面
図である。 【図10】カム機構の別例を示す拡大側面図である。 【図11】テリー量切換機構の別例を示す拡大側面図で
ある。 【図12】別例のテリー量の変化を示すグラフである。 【符号の説明】 18…テリーモーション機構、20…カム機構を構成す
るテリーモーション機構、23…カム機構を構成するカ
ムレバー、23d…ガイド溝、24…テリー量切換機構
を構成するサーボモータ、28…変位方向転換レバー、
29…変位伝達機構を構成するリンク、Y1 …ファース
トピック緯糸、Y2 ,Y21…第1ルーズビック緯糸、Y
3 ,Y31…第2ルーズピック緯糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白木 雅雄 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (72)発明者 鈴木 一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (72)発明者 三宅 厚仁郎 愛知県西春日井郡師勝町熊之庄細長95− 2 (56)参考文献 特開 昭59−36749(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 39/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】筬の筬打ち位置と織布の織前との相対距離
    を変更してパイルを形成するパイル織機において、 片面パイル形成時には第2ルーズピック時のテリー量を
    第1ルーズピック時のテリー量よりも大きくしてパイル
    を形成し、第2ルーズピック時のテリー量と第1ルーズ
    ピック時のテリー量との差はパイル長が長くなるに応じ
    て大きくするパイル織機におけるパイル形成方法。
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