JPH0714405B2 - 内置尿管ステント配置装置 - Google Patents
内置尿管ステント配置装置Info
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- JPH0714405B2 JPH0714405B2 JP1270162A JP27016289A JPH0714405B2 JP H0714405 B2 JPH0714405 B2 JP H0714405B2 JP 1270162 A JP1270162 A JP 1270162A JP 27016289 A JP27016289 A JP 27016289A JP H0714405 B2 JPH0714405 B2 JP H0714405B2
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M27/00—Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
- A61M27/002—Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/82—Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/94—Stents retaining their form, i.e. not being deformable, after placement in the predetermined place
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- A61F2/95—Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts
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- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、排尿に支障がある場合にバイパスに使用する
ため、あるいは尿道の開放性を維持するために使用す
る、内置尿道ステント、あるいは排尿管に関する。詳細
には、前進性、あるいは逆行性配置のどちらによるにせ
よ、患者の体内に尿管ステントを内置するために使用す
る装置を目的とする。
ため、あるいは尿道の開放性を維持するために使用す
る、内置尿道ステント、あるいは排尿管に関する。詳細
には、前進性、あるいは逆行性配置のどちらによるにせ
よ、患者の体内に尿管ステントを内置するために使用す
る装置を目的とする。
従来の技術 内置尿管ステントはこの10年間広く使用されてきてい
る。これらステントは腎臓と膀胱との間の管である尿管
の内部に配置され、腎臓から膀胱への尿の流通を確立
し、及び/又は維持するという明白な目的のために使用
される。尿管ステントを配置する主たる兆候は、外部か
らの圧迫閉塞、外傷による尿道損傷、及び閉鎖性尿道疾
病を含む。通常の尿管ステントは様々な放射線透過性ポ
リマからなり、これにはポリエチレン、シリコン、ポリ
ウレタン、及び熱可塑性エラストマを含む。これらステ
ントは、その端のいずれかがそれぞれ膀胱及び腎臓の壁
に係合するような、豚の尾、コイル、J字形、あるいは
フックの形状のような、形状保持性の湾曲形状により、
尿管内に保持される。前記ステントは身体の通路内に挿
入され、所定の場所に入った場合に、なおその所定の保
持性湾曲形状に戻るため、まっすぐにすることができる
ように弾力性がある。内置尿管ステントは、尿道を通し
て、前進(経皮による)配置あるいは逆行(尿道鏡によ
る)配置により、並びに直接の手動制御により、尿管内
に尿管開口手術、あるいは外科的方法により、尿管内に
配置される。尿管ステント配置は今までは2つの基本的
方法により遂行されてきた。1つの方法においては、直
視の下に尿道鏡を経て膀胱内の尿道口を通してワイヤガ
イドが導入される。前記ワイヤガイドは、前記ガイドの
前進する柔軟なチップが、腎臓の腎盂に到達したことが
X線、あるいは蛍光透視鏡により確認されるまで、尿道
を前進する。両端が開放している管状ステントが前記ワ
イヤガイドの露出した外部セグメントに給送され、前記
ステントの短いセグメントが尿道鏡で外部から視認され
るまで、手動により前記ワイヤガイドを前進する。プッ
シャーカテーテル、「ポジショナー」、あるいは一定の
長さの管が次に前記ワイヤガイドの露出した外部端を通
して給送され、前記ステントに当接するまで、手動によ
りワイヤガイドを通って前進する。前記ワイヤガイドを
固定して保持したまま、前記ポジショナーが前記ワイヤ
ガイドを通して前進し、前記管状ステントを腎臓を経て
腎盂に到達するまで押圧する。前記ステントの解剖学的
末端部を腎盂に残したまま、前記ポジショナーが固定さ
れ、その間に前記ワイヤガイドが徐々に前記ステント及
び前記ポジショナーから引き抜かれる。前記ワイヤガイ
ドが前記管状ステントのプロクから離れるにつれて、前
記ステントの基部端の前記保持性フックあるいは湾曲が
形成されて、ステントを腎臓の腎盂内部に保持する。前
記ワイヤガイドが、前記ステントの末端部、あるいは内
胞(intravesicle)端を通って抜き取られるにつれて、
前記ステントが膀胱内に保持されるように、前記末端部
の保持性フックあるいは湾曲が形成される。この地点に
おいて、前記ポジショナー及びワイヤガイドは完全に抜
き取られ、前記ステントのみが尿管、膀胱、及び腎臓の
内部に配置される。
る。これらステントは腎臓と膀胱との間の管である尿管
の内部に配置され、腎臓から膀胱への尿の流通を確立
し、及び/又は維持するという明白な目的のために使用
される。尿管ステントを配置する主たる兆候は、外部か
らの圧迫閉塞、外傷による尿道損傷、及び閉鎖性尿道疾
病を含む。通常の尿管ステントは様々な放射線透過性ポ
リマからなり、これにはポリエチレン、シリコン、ポリ
ウレタン、及び熱可塑性エラストマを含む。これらステ
ントは、その端のいずれかがそれぞれ膀胱及び腎臓の壁
に係合するような、豚の尾、コイル、J字形、あるいは
フックの形状のような、形状保持性の湾曲形状により、
尿管内に保持される。前記ステントは身体の通路内に挿
入され、所定の場所に入った場合に、なおその所定の保
持性湾曲形状に戻るため、まっすぐにすることができる
ように弾力性がある。内置尿管ステントは、尿道を通し
て、前進(経皮による)配置あるいは逆行(尿道鏡によ
る)配置により、並びに直接の手動制御により、尿管内
に尿管開口手術、あるいは外科的方法により、尿管内に
配置される。尿管ステント配置は今までは2つの基本的
方法により遂行されてきた。1つの方法においては、直
視の下に尿道鏡を経て膀胱内の尿道口を通してワイヤガ
イドが導入される。前記ワイヤガイドは、前記ガイドの
前進する柔軟なチップが、腎臓の腎盂に到達したことが
X線、あるいは蛍光透視鏡により確認されるまで、尿道
を前進する。両端が開放している管状ステントが前記ワ
イヤガイドの露出した外部セグメントに給送され、前記
ステントの短いセグメントが尿道鏡で外部から視認され
るまで、手動により前記ワイヤガイドを前進する。プッ
シャーカテーテル、「ポジショナー」、あるいは一定の
長さの管が次に前記ワイヤガイドの露出した外部端を通
して給送され、前記ステントに当接するまで、手動によ
りワイヤガイドを通って前進する。前記ワイヤガイドを
固定して保持したまま、前記ポジショナーが前記ワイヤ
ガイドを通して前進し、前記管状ステントを腎臓を経て
腎盂に到達するまで押圧する。前記ステントの解剖学的
末端部を腎盂に残したまま、前記ポジショナーが固定さ
れ、その間に前記ワイヤガイドが徐々に前記ステント及
び前記ポジショナーから引き抜かれる。前記ワイヤガイ
ドが前記管状ステントのプロクから離れるにつれて、前
記ステントの基部端の前記保持性フックあるいは湾曲が
形成されて、ステントを腎臓の腎盂内部に保持する。前
記ワイヤガイドが、前記ステントの末端部、あるいは内
胞(intravesicle)端を通って抜き取られるにつれて、
前記ステントが膀胱内に保持されるように、前記末端部
の保持性フックあるいは湾曲が形成される。この地点に
おいて、前記ポジショナー及びワイヤガイドは完全に抜
き取られ、前記ステントのみが尿管、膀胱、及び腎臓の
内部に配置される。
尿管ステント配置のその他の方法においては、一端が閉
鎖した尿管ステントがワイヤガイドにバックロード(ba
ckload)されている。この「押し上げ」方式において
は、前記ワイヤガイドのチップが前記尿管ステントの閉
鎖端に接触し、次にこれが直視されながら、尿道鏡を経
て膀胱内の尿道口に導入される。前記ステントは、前記
ステントのチップが腎盂内部によこたわるまで、蛍光透
視鏡の下に尿管まで前進する。ポジショナーカテーテ
ル、あるいは一定の長さの管が前記ワイヤガイドの外部
端から給送され、前記ステントの開放、末端部に当接す
るまで、手動によりワイヤガイドを超えて前進する。前
記ポジショナーは、前記ワイヤガイドが上述のような方
法で除去されるまで安定に保持される。
鎖した尿管ステントがワイヤガイドにバックロード(ba
ckload)されている。この「押し上げ」方式において
は、前記ワイヤガイドのチップが前記尿管ステントの閉
鎖端に接触し、次にこれが直視されながら、尿道鏡を経
て膀胱内の尿道口に導入される。前記ステントは、前記
ステントのチップが腎盂内部によこたわるまで、蛍光透
視鏡の下に尿管まで前進する。ポジショナーカテーテ
ル、あるいは一定の長さの管が前記ワイヤガイドの外部
端から給送され、前記ステントの開放、末端部に当接す
るまで、手動によりワイヤガイドを超えて前進する。前
記ポジショナーは、前記ワイヤガイドが上述のような方
法で除去されるまで安定に保持される。
発明が解決しようとする問題点 上述の第1配置方法においては、尿管は3度の侵入方法
の対象となる。つまり、尿道口へワイヤガイドが導入さ
れる時、次に管状ステントが前記ワイヤガイドを超えて
前進する時、そしてプッシャーカテーテルが前記ワイヤ
ガイドを経て給送される時である。第2の「押し上げ」
配置方法においては、2度の進入が必要である。つまり
ステントとワイヤガイドが挿入される時、及びポジショ
ナーが前記ワイヤガイドの外部端に沿って給送される時
である。更に、第2の配置の方法においては、閉鎖端ス
テントが前記ワイヤガイドの端により押し上げられる必
要がある。この観点においては、第1の方法の配置のほ
うが「押し上げ」配置の方法よりも望ましい。なぜな
ら、生産が容易で安価な管状ステントが使用可能であ
り、前記ステントの開端を通って、腎臓から膀胱まで、
より開いた流路を提供するからである。
の対象となる。つまり、尿道口へワイヤガイドが導入さ
れる時、次に管状ステントが前記ワイヤガイドを超えて
前進する時、そしてプッシャーカテーテルが前記ワイヤ
ガイドを経て給送される時である。第2の「押し上げ」
配置方法においては、2度の進入が必要である。つまり
ステントとワイヤガイドが挿入される時、及びポジショ
ナーが前記ワイヤガイドの外部端に沿って給送される時
である。更に、第2の配置の方法においては、閉鎖端ス
テントが前記ワイヤガイドの端により押し上げられる必
要がある。この観点においては、第1の方法の配置のほ
うが「押し上げ」配置の方法よりも望ましい。なぜな
ら、生産が容易で安価な管状ステントが使用可能であ
り、前記ステントの開端を通って、腎臓から膀胱まで、
より開いた流路を提供するからである。
従来技術による尿管ステント及び配置方法の制約の観点
においては、開端管状ステントの使用を可能とする一方
で、尿道口及び尿管に、1つだけの進入口を必要とする
だけの、配置尿管ステントキットを提供することが望ま
しい。
においては、開端管状ステントの使用を可能とする一方
で、尿道口及び尿管に、1つだけの進入口を必要とする
だけの、配置尿管ステントキットを提供することが望ま
しい。
問題点を解決するための手段 本発明の実施例の1つは、内置尿管ステントを患者の尿
管に導入する装置を含む。前記装置は、患者の尿管内に
前記装置を搬送するのを容易にするための、解剖学的基
部端に柔軟なチップを有するワイヤガイドを含む。前記
装置全体を2つの進入口を使用して、患者の尿管に挿入
するため、尿管ステント、管状ポジショナー、及びクラ
ンプが連続して摺動可能に前記ワイヤガイドの周囲に配
置され、前記ステントが前記ワイヤガイドの柔軟な端に
隣接している。前記ステントは、前記ワイヤガイドが前
記ステントから除去された場合に、前記ステントを内置
する場所に保持するように、その両端で開放している中
央内腔を有し、更に弾力的に保持性形状を形成するよう
に取り付けられた、端部分を両端のそれぞれに有した、
比較的柔軟な管状部材を含んでいる。前記ポジショナー
は、前記ステントの解剖学的末端部に当接する端と、患
者に対し外部になる手の届く端とを有する管状本体を含
む。前記クランプは患者に対し外部の前記ワイヤガイド
に係合し、前記ステントの端と当接関係にある。前記ク
ランプは、前記装置が患者の尿管に沿って搬送されてい
る間に、前記ワイヤガイドの柔軟な端に向かって、前記
ポジショナーと前記ステントとが、前記ワイヤガイドに
対し相対的に移動するのをロックするための装置を含
む。
管に導入する装置を含む。前記装置は、患者の尿管内に
前記装置を搬送するのを容易にするための、解剖学的基
部端に柔軟なチップを有するワイヤガイドを含む。前記
装置全体を2つの進入口を使用して、患者の尿管に挿入
するため、尿管ステント、管状ポジショナー、及びクラ
ンプが連続して摺動可能に前記ワイヤガイドの周囲に配
置され、前記ステントが前記ワイヤガイドの柔軟な端に
隣接している。前記ステントは、前記ワイヤガイドが前
記ステントから除去された場合に、前記ステントを内置
する場所に保持するように、その両端で開放している中
央内腔を有し、更に弾力的に保持性形状を形成するよう
に取り付けられた、端部分を両端のそれぞれに有した、
比較的柔軟な管状部材を含んでいる。前記ポジショナー
は、前記ステントの解剖学的末端部に当接する端と、患
者に対し外部になる手の届く端とを有する管状本体を含
む。前記クランプは患者に対し外部の前記ワイヤガイド
に係合し、前記ステントの端と当接関係にある。前記ク
ランプは、前記装置が患者の尿管に沿って搬送されてい
る間に、前記ワイヤガイドの柔軟な端に向かって、前記
ポジショナーと前記ステントとが、前記ワイヤガイドに
対し相対的に移動するのをロックするための装置を含
む。
その他の実施例においては、患者の体内に内置尿管ステ
ントを埋め込む方法は、前記管状ステントの解剖学的基
部端と前記ワイヤガイドの柔軟な端とが隣接するよう
に、管状ステントと、管状プッシャーと、着脱可能なク
ランプとを、当接関係に配置することにより、配置装置
を組立てる第1段階を含む。前記ステントはその全長に
わたり中空であり、前記ワイヤガイドが前記ステントか
ら除去された場合に、湾曲形状を弾力的に形成するため
に、前記ステントの末端部及び基部端に取り付けられた
形状保持性の部分をも含む。前記配置装置の柔軟な端
が、前記クランプが前記ワイヤガイドに係合したまま、
患者の膀胱あるいは腎臓のいずれかを通って、尿管に挿
入される。前記配置装置は、前記ワイヤガイドの前記柔
軟な端が膀胱あるいは腎臓のどちらかの内部に配置され
るまで、尿管に沿って前進する。この実施例の方法にお
いては、前記ステントの前方灰にある形状保持部分が膀
胱あるいは腎臓のどちらかに配置され、そしてその湾曲
形状を弾力的に形成するまで、前記ワイヤガイドに沿っ
て尿管を通り前記ステントを押圧するため、前記クラン
プと前記ワイヤガイドの位置を保持したまま、前記プッ
シャー前記ワイヤガイドに沿って前進する。患者に対し
て相対的に前記プッシャーの位置を保持している間に、
前記ワイヤガイドの前記柔軟な端が前記ステントの基部
端の形状保持性の部分を超えて後退し、前記尿管内部に
前記ステントを保持するために、前記形状保持性の部分
が膀胱あるいは腎臓のどちらかの内部でその湾曲形状を
弾力的に形成するまで、前記ワイヤガイドは前記尿管か
ら前記プッシャーと前記ステントを通って後退する。前
記ワイヤガイドとプッシャーとが完全に患者から抜き取
られて、前記ステントが完全に内置される。
ントを埋め込む方法は、前記管状ステントの解剖学的基
部端と前記ワイヤガイドの柔軟な端とが隣接するよう
に、管状ステントと、管状プッシャーと、着脱可能なク
ランプとを、当接関係に配置することにより、配置装置
を組立てる第1段階を含む。前記ステントはその全長に
わたり中空であり、前記ワイヤガイドが前記ステントか
ら除去された場合に、湾曲形状を弾力的に形成するため
に、前記ステントの末端部及び基部端に取り付けられた
形状保持性の部分をも含む。前記配置装置の柔軟な端
が、前記クランプが前記ワイヤガイドに係合したまま、
患者の膀胱あるいは腎臓のいずれかを通って、尿管に挿
入される。前記配置装置は、前記ワイヤガイドの前記柔
軟な端が膀胱あるいは腎臓のどちらかの内部に配置され
るまで、尿管に沿って前進する。この実施例の方法にお
いては、前記ステントの前方灰にある形状保持部分が膀
胱あるいは腎臓のどちらかに配置され、そしてその湾曲
形状を弾力的に形成するまで、前記ワイヤガイドに沿っ
て尿管を通り前記ステントを押圧するため、前記クラン
プと前記ワイヤガイドの位置を保持したまま、前記プッ
シャー前記ワイヤガイドに沿って前進する。患者に対し
て相対的に前記プッシャーの位置を保持している間に、
前記ワイヤガイドの前記柔軟な端が前記ステントの基部
端の形状保持性の部分を超えて後退し、前記尿管内部に
前記ステントを保持するために、前記形状保持性の部分
が膀胱あるいは腎臓のどちらかの内部でその湾曲形状を
弾力的に形成するまで、前記ワイヤガイドは前記尿管か
ら前記プッシャーと前記ステントを通って後退する。前
記ワイヤガイドとプッシャーとが完全に患者から抜き取
られて、前記ステントが完全に内置される。
患者の1つだけの進入口において、患者の体内に内置尿
管ステントを導入する配置装置と方法とを提供すること
が本発明の1つの目的である。前進配置と逆行配置との
両方に対し、等しく使用可能な装置を提供することが本
発明のもう1つの目的である。2つの開放端を有する管
状ステントの使用を可能にし、患者の体内に導入するた
めに容易に使用可能な、内置尿管ステントを導入するた
めに、事前に組立てられた装置を提供することが本発明
の更にその他の目的である。本発明の前記装置及び前記
方法のその他の目的と利点とは、上述の明細書及び添附
の図面を参照することにより決定可能である。
管ステントを導入する配置装置と方法とを提供すること
が本発明の1つの目的である。前進配置と逆行配置との
両方に対し、等しく使用可能な装置を提供することが本
発明のもう1つの目的である。2つの開放端を有する管
状ステントの使用を可能にし、患者の体内に導入するた
めに容易に使用可能な、内置尿管ステントを導入するた
めに、事前に組立てられた装置を提供することが本発明
の更にその他の目的である。本発明の前記装置及び前記
方法のその他の目的と利点とは、上述の明細書及び添附
の図面を参照することにより決定可能である。
実施例 本発明の原理の理解を促進するために、図面に描かれた
実施例を参照し、それを説明するために、特別の用語が
使用される。それでもなお、これが本発明の範囲の限定
を意図するものではなく、描かれた装置にあるような変
更及びその他の改良、及び本発明の原理のその他の応用
は、本発明に関連する当業者に通常明白な範囲のものを
意図していると理解されるべきである。
実施例を参照し、それを説明するために、特別の用語が
使用される。それでもなお、これが本発明の範囲の限定
を意図するものではなく、描かれた装置にあるような変
更及びその他の改良、及び本発明の原理のその他の応用
は、本発明に関連する当業者に通常明白な範囲のものを
意図していると理解されるべきである。
本発明の1実施例においては、内置尿管ステント配置装
置10は、比較的剛性の本体13と、可撓性のチップ14とを
有する、スティレット(導尿用の針金)又はワイヤガイ
ド12を含む。ワイヤガイド12は膀胱の尿道口へ膀胱尿道
鏡を経て導入するのと、患者の尿管を超えて腎盂へ前進
するのに十分な剛性を有している。好ましい実施例にお
けるワイヤガイド12は長さおよそ145mm、直径およそ0.3
8インチ(約9.5cm)である。好ましいワイヤガイドはテ
フロン加工のステンレススティールからなり、可撓性の
チップ14を提供するようにテーパした心金構造を有し、
長さ約3cmであり、クック・ユーラロジー会社により販
売されている、ワイヤガイド部品番号第638433号のよう
なものがある。使用中は、可撓性チップ14は糸状チップ
あるいはそれに類似のものとして機能する。これは薄
い、可撓性カテーテル状の長いプラスチックで、特に男
性患者の尿道及び前立腺を通って膀胱に通路を開くのに
適している。可撓性チップ14は内置尿管ステント配置装
置を尿道を経て腎臓の腎盂まで導くのに使用される。
置10は、比較的剛性の本体13と、可撓性のチップ14とを
有する、スティレット(導尿用の針金)又はワイヤガイ
ド12を含む。ワイヤガイド12は膀胱の尿道口へ膀胱尿道
鏡を経て導入するのと、患者の尿管を超えて腎盂へ前進
するのに十分な剛性を有している。好ましい実施例にお
けるワイヤガイド12は長さおよそ145mm、直径およそ0.3
8インチ(約9.5cm)である。好ましいワイヤガイドはテ
フロン加工のステンレススティールからなり、可撓性の
チップ14を提供するようにテーパした心金構造を有し、
長さ約3cmであり、クック・ユーラロジー会社により販
売されている、ワイヤガイド部品番号第638433号のよう
なものがある。使用中は、可撓性チップ14は糸状チップ
あるいはそれに類似のものとして機能する。これは薄
い、可撓性カテーテル状の長いプラスチックで、特に男
性患者の尿道及び前立腺を通って膀胱に通路を開くのに
適している。可撓性チップ14は内置尿管ステント配置装
置を尿道を経て腎臓の腎盂まで導くのに使用される。
配置装置10は、中央内腔20a(第3図)と、開放端23及
び24とを有する管状ステント20を含む。明瞭にするため
に、端23はここでは前記ステントの基部端23と称する。
なぜなら、前記ステントが患者の体内に挿入された場
合、端23は挿入される最初の端であり、腎臓に対し解剖
学的に末端だからである(膀胱鏡検査において)。反対
に、端24はそれに対して末端部24と称される。この約束
を採用して、前記ワイヤガイド及び配置装置はそれぞれ
の解剖学的末端で挿入され、それに対してワイヤガイド
の末端部は操作のため、医者あるいは操作者が外部で操
作するようになっている。ステント20は、管状ステント
20の壁を通過して、中央内腔20aに通じる複数の開口部2
2を含む(第3図)。中央内腔20aと開口部22とは、腎臓
の体液が腎臓から膀胱へ流れる開放流路を提供する。
び24とを有する管状ステント20を含む。明瞭にするため
に、端23はここでは前記ステントの基部端23と称する。
なぜなら、前記ステントが患者の体内に挿入された場
合、端23は挿入される最初の端であり、腎臓に対し解剖
学的に末端だからである(膀胱鏡検査において)。反対
に、端24はそれに対して末端部24と称される。この約束
を採用して、前記ワイヤガイド及び配置装置はそれぞれ
の解剖学的末端で挿入され、それに対してワイヤガイド
の末端部は操作のため、医者あるいは操作者が外部で操
作するようになっている。ステント20は、管状ステント
20の壁を通過して、中央内腔20aに通じる複数の開口部2
2を含む(第3図)。中央内腔20aと開口部22とは、腎臓
の体液が腎臓から膀胱へ流れる開放流路を提供する。
ステント20は、第2図に示されているように、端23及び
24において、所定の湾曲形状21を保持した形状である。
前記ステントは十分柔軟で、尿管に挿入するためにまっ
すぐにできるが、前記ステントがその場所に入った場合
に湾曲形状になるように十分弾力性がある。末端23の保
持性の湾曲21は腎臓内部で係合し、一方末端部24の保持
性湾曲21は、一端前記ステントが内置されると、従来の
方式で膀胱内に配置される。好ましい実施例において
は、前記ステントの両端はそれぞれの端において「豚の
尾」の形状を形成する。そのようなステントの1つは、
放射線透過性のポリウレタンからなるマルチ−レンス・
腎臓ステントであり、前記ステントの各端において、お
よぞ2-1/2 360度のコイルを有している。両端に保持性
の湾曲形状を有するその他のステントは、1つのステン
トの端に8コイルまでを有し、あるいはコイルの半分、
つまり180度のフックを有している。
24において、所定の湾曲形状21を保持した形状である。
前記ステントは十分柔軟で、尿管に挿入するためにまっ
すぐにできるが、前記ステントがその場所に入った場合
に湾曲形状になるように十分弾力性がある。末端23の保
持性の湾曲21は腎臓内部で係合し、一方末端部24の保持
性湾曲21は、一端前記ステントが内置されると、従来の
方式で膀胱内に配置される。好ましい実施例において
は、前記ステントの両端はそれぞれの端において「豚の
尾」の形状を形成する。そのようなステントの1つは、
放射線透過性のポリウレタンからなるマルチ−レンス・
腎臓ステントであり、前記ステントの各端において、お
よぞ2-1/2 360度のコイルを有している。両端に保持性
の湾曲形状を有するその他のステントは、1つのステン
トの端に8コイルまでを有し、あるいはコイルの半分、
つまり180度のフックを有している。
本発明においては、配置装置10のエレメントは事前に組
立てられ、完全に準備済のユニットとして操作者に提供
される。装置10を組立てるにおいては、2つの開放端を
有する尿管ステントの一端が、ワイヤガイド12の剛性の
本体13に取り付けられる。前記ステントは前記本体に沿
って、ステント20の全長がワイヤガイド上に配置される
まで前進し、その地点で各端にある保持性の湾曲21がま
っすぐになる。ステント20は、ワイヤガイドの可撓性の
チップが前記ステントの末端23を超えて、所望の長さ伸
長するまで、手動が前進する。好ましい実施例の配置装
置10が準備されると、例えば全長3cmの可撓性チップ14
が前記ステントの末端23を超えて伸長する。他方で、ス
テント20の末端23は、前記ステントを超えて可撓性チッ
プの3cmを超えない長さだけ露出するように、可撓性チ
ップ14の上を一部だけ前進する。この場合、前記ステン
トの末端23にある保持性湾曲21は、可撓性チップ14がワ
イヤガイド12の剛性の本体13に対してよりも、保持性コ
イル21の弾力動作に対して大きな抵抗を与えないため、
一部だけ形成可能となる。任意の位置にステント20の末
端23を配置した場合に、可撓性部分14の端が短いと、糸
状のガイドチップを構成し、比較的不愉快を感じないで
ステントを尿道内に配置できる。好ましい実施例におい
ては、ステント20はワイヤガイド12上に配置され、ステ
ント20の末端23は可撓性部分14の自由端から3〜5cmの
間になる。
立てられ、完全に準備済のユニットとして操作者に提供
される。装置10を組立てるにおいては、2つの開放端を
有する尿管ステントの一端が、ワイヤガイド12の剛性の
本体13に取り付けられる。前記ステントは前記本体に沿
って、ステント20の全長がワイヤガイド上に配置される
まで前進し、その地点で各端にある保持性の湾曲21がま
っすぐになる。ステント20は、ワイヤガイドの可撓性の
チップが前記ステントの末端23を超えて、所望の長さ伸
長するまで、手動が前進する。好ましい実施例の配置装
置10が準備されると、例えば全長3cmの可撓性チップ14
が前記ステントの末端23を超えて伸長する。他方で、ス
テント20の末端23は、前記ステントを超えて可撓性チッ
プの3cmを超えない長さだけ露出するように、可撓性チ
ップ14の上を一部だけ前進する。この場合、前記ステン
トの末端23にある保持性湾曲21は、可撓性チップ14がワ
イヤガイド12の剛性の本体13に対してよりも、保持性コ
イル21の弾力動作に対して大きな抵抗を与えないため、
一部だけ形成可能となる。任意の位置にステント20の末
端23を配置した場合に、可撓性部分14の端が短いと、糸
状のガイドチップを構成し、比較的不愉快を感じないで
ステントを尿道内に配置できる。好ましい実施例におい
ては、ステント20はワイヤガイド12上に配置され、ステ
ント20の末端23は可撓性部分14の自由端から3〜5cmの
間になる。
管状ステント20をワイヤガイド12上に配置すると、管状
プッシャーあるいはポジショナー25がワイヤガイドの本
体13上を前進し、ポジショナーの端26が解剖学的な管状
ステント20の末端部24に当接する。内置尿管ステント配
置装置10の事前組立ては、クランプ30をワイヤガイド上
に給送し、これがステント20から最も遠いポジショナー
25の端に当接することにより完成する。クランプ30はロ
ッキングピン−バイスクランプあるいは安定クリップを
備え、前記クリップがポジショナー25の外部端27に隣接
するワイヤガイドを把持し、これによりポジショナー25
及びステント20がワイヤガイド12に沿って移動したり摺
動するのを防ぐ。クランプ30は弛緩可能なロッキングピ
ン31と一体ハンドル32とを含む。クランプ30、詳細には
ピンバイスクランプ31はロッキングロレットあるいはO
リングタイプの装置から構成することが可能である。好
ましい実施例においては、クランプ30は、部品番号PPV-
100のピンバイス、クックユーロジカル、スペンサー、
インディアナ、により購入可能である。ロッキングクラ
ンプを配置すると、配置装置10は患者の尿道に直ちに挿
入可能な完全な組立体を提供する。
プッシャーあるいはポジショナー25がワイヤガイドの本
体13上を前進し、ポジショナーの端26が解剖学的な管状
ステント20の末端部24に当接する。内置尿管ステント配
置装置10の事前組立ては、クランプ30をワイヤガイド上
に給送し、これがステント20から最も遠いポジショナー
25の端に当接することにより完成する。クランプ30はロ
ッキングピン−バイスクランプあるいは安定クリップを
備え、前記クリップがポジショナー25の外部端27に隣接
するワイヤガイドを把持し、これによりポジショナー25
及びステント20がワイヤガイド12に沿って移動したり摺
動するのを防ぐ。クランプ30は弛緩可能なロッキングピ
ン31と一体ハンドル32とを含む。クランプ30、詳細には
ピンバイスクランプ31はロッキングロレットあるいはO
リングタイプの装置から構成することが可能である。好
ましい実施例においては、クランプ30は、部品番号PPV-
100のピンバイス、クックユーロジカル、スペンサー、
インディアナ、により購入可能である。ロッキングクラ
ンプを配置すると、配置装置10は患者の尿道に直ちに挿
入可能な完全な組立体を提供する。
本発明の内置尿管ステント配置装置10は、従来技術の装
置に比較して、無理の少いステント20の、患者の尿管へ
の挿入方法を提供する。以前の配置方法とは異り、本発
明の配置装置10は、患者の尿管へ、2つあるいは3つで
はなく、1つだけの挿入を必要とするだけである。逆行
配置においては、ワイヤガイド12の可撓性チップ14は、
前記装置を安定させるそのロック状態において、X線あ
るいは蛍光鏡制御により、移動尿道鏡直視の下に、膀胱
の尿道口へ、そして尿管へ前進する。前記可撓性チップ
は、尿管を通して前記チップが腎臓の腎盂へ入るまで、
装置の操作を支援する。単体の移動尿道鏡の操作におい
ては、管状ステント20、及びポジショナー25はワイヤガ
イド及ポジショナーの一部が外部から操作可能なよう
に、尿道内部に配置される。挿入中、ステント20及ポジ
ショナー25は、ステントとポジショナーとがワイヤガイ
ド12から滑りおちないように、ワイヤガイド上にロック
されているクランプ30に抗して逆行する。一端可撓性チ
ップ14が充分に腎臓内部に入った場合、ポジショナー25
はワイヤガイド12にそって前進し、可撓性チップ14を超
えてステント20を押圧し、その結果、前記ステントの末
端23において、腎臓内部に保持性湾曲21を形成する。ポ
ジショナー25は次に固定保持され、その間にワイヤガイ
ドが除去される。ワイヤガイドが、管状ステント20の解
剖学的基部、あるいは内部の端24を通過すると、保持性
湾曲21が端24に形成され、膀胱内部に配置されたステン
ト20を保持する。ステント20をその内置位置において、
ポジショナーとワイヤガイドとが除去される。
置に比較して、無理の少いステント20の、患者の尿管へ
の挿入方法を提供する。以前の配置方法とは異り、本発
明の配置装置10は、患者の尿管へ、2つあるいは3つで
はなく、1つだけの挿入を必要とするだけである。逆行
配置においては、ワイヤガイド12の可撓性チップ14は、
前記装置を安定させるそのロック状態において、X線あ
るいは蛍光鏡制御により、移動尿道鏡直視の下に、膀胱
の尿道口へ、そして尿管へ前進する。前記可撓性チップ
は、尿管を通して前記チップが腎臓の腎盂へ入るまで、
装置の操作を支援する。単体の移動尿道鏡の操作におい
ては、管状ステント20、及びポジショナー25はワイヤガ
イド及ポジショナーの一部が外部から操作可能なよう
に、尿道内部に配置される。挿入中、ステント20及ポジ
ショナー25は、ステントとポジショナーとがワイヤガイ
ド12から滑りおちないように、ワイヤガイド上にロック
されているクランプ30に抗して逆行する。一端可撓性チ
ップ14が充分に腎臓内部に入った場合、ポジショナー25
はワイヤガイド12にそって前進し、可撓性チップ14を超
えてステント20を押圧し、その結果、前記ステントの末
端23において、腎臓内部に保持性湾曲21を形成する。ポ
ジショナー25は次に固定保持され、その間にワイヤガイ
ドが除去される。ワイヤガイドが、管状ステント20の解
剖学的基部、あるいは内部の端24を通過すると、保持性
湾曲21が端24に形成され、膀胱内部に配置されたステン
ト20を保持する。ステント20をその内置位置において、
ポジショナーとワイヤガイドとが除去される。
本発明の内置尿管ステント配置装置10を使用する多くの
手順において、可撓性チップ14の長さは、患者の尿道を
通り抜けるのを容易にするために、特定の長さに調節し
なければならない。一旦前記装置の末端が膀胱鏡を超え
て通過すると、多かれ少なかれ、可撓性チップ14に柔軟
性を必要とする。例えば。尿道の湾曲部分を通過する場
合、クランプ30のロック装置31を緩めて、ポジショナー
25とステント20とを可撓性チップ14に向けて更にワイヤ
ガイド12へと押圧することが適切である。ステントの末
端23の保持性湾曲部分21が可撓性チップ14に到達する
と、保持性湾曲形状となる。ワイヤガイド12の端におい
て部分的に形成されたこの湾曲は、患者の尿管に沿って
配置装置10を制御する手段を提供する。一旦、配置装置
10が尿管の湾曲部を通過すると、ロック装置31が緩み、
クランプ30がワイヤガイド12の外部端に向けて移動し、
ポジショナー25とステント20とがワイヤガイド12の可撓
性チップ14から離れるように移動する。
手順において、可撓性チップ14の長さは、患者の尿道を
通り抜けるのを容易にするために、特定の長さに調節し
なければならない。一旦前記装置の末端が膀胱鏡を超え
て通過すると、多かれ少なかれ、可撓性チップ14に柔軟
性を必要とする。例えば。尿道の湾曲部分を通過する場
合、クランプ30のロック装置31を緩めて、ポジショナー
25とステント20とを可撓性チップ14に向けて更にワイヤ
ガイド12へと押圧することが適切である。ステントの末
端23の保持性湾曲部分21が可撓性チップ14に到達する
と、保持性湾曲形状となる。ワイヤガイド12の端におい
て部分的に形成されたこの湾曲は、患者の尿管に沿って
配置装置10を制御する手段を提供する。一旦、配置装置
10が尿管の湾曲部を通過すると、ロック装置31が緩み、
クランプ30がワイヤガイド12の外部端に向けて移動し、
ポジショナー25とステント20とがワイヤガイド12の可撓
性チップ14から離れるように移動する。
第4図及び第5図に示されている、本発明のその他の実
施例においては、尿管ステント配置装置50は、本体53と
可撓性チップ54とを有するワイヤガイド52を含む。ワイ
ヤガイド52は、好ましい設計の可撓性チップが長さ1cm
であることを除いて、前の実施例のワイヤガイド12と構
造が類似している。両端が開放されている管状ステント
60は末端可撓性チップ54に隣接するワイヤガイドの周囲
に配置されている。ステント60は末端部64から末端63ま
でその全長にそって中央内腔60aを含み、同様に、前記
中央内腔に向けて開く、複数の開口部62をも含む。この
実施例におけるステント60は上述のステント20と同一で
ある。
施例においては、尿管ステント配置装置50は、本体53と
可撓性チップ54とを有するワイヤガイド52を含む。ワイ
ヤガイド52は、好ましい設計の可撓性チップが長さ1cm
であることを除いて、前の実施例のワイヤガイド12と構
造が類似している。両端が開放されている管状ステント
60は末端可撓性チップ54に隣接するワイヤガイドの周囲
に配置されている。ステント60は末端部64から末端63ま
でその全長にそって中央内腔60aを含み、同様に、前記
中央内腔に向けて開く、複数の開口部62をも含む。この
実施例におけるステント60は上述のステント20と同一で
ある。
しかしながらこの第2実施例においては、ポジショナー
65がその末端にテーパ部68を含む。ワイヤガイド52上に
組立てられると、テーパ部68はステント60の解剖学的に
末端部64内におよそ2〜3mm前進し、その弾性特性のゆ
えに前記ステント内において膨張領域61を形成する。ポ
ジショナー65とステント60とは、少なくとも装置50が尿
管内へ挿入されている間、一次的に膨張部分61において
ロックされる。第1実施例から更に改良された実施例に
おいては、レリーズ鞘75の端76が前記ステントの端64の
近くに届くまで、レリーズ鞘75がワイヤガイド52を超
え、かつポジショナー65を超えて前進する。前記レリー
ズ鞘はポジショナー65よりも長さが短い。鞘75はその外
部端77に、挿入中にポジショナー65と係合するために、
クランプ78を含むことが可能である。尿管ステント配置
装置50の組立ては、ピン−バイスクランプ70をワイヤガ
イド52の外部端を超えて配置し、ポジショナー65の外部
端に当接することにより完成する。ピン−バイスクラン
プ70はクランプ30と同一であり、移動尿道鏡の操作の間
に装置50の安定機能をも果たす。
65がその末端にテーパ部68を含む。ワイヤガイド52上に
組立てられると、テーパ部68はステント60の解剖学的に
末端部64内におよそ2〜3mm前進し、その弾性特性のゆ
えに前記ステント内において膨張領域61を形成する。ポ
ジショナー65とステント60とは、少なくとも装置50が尿
管内へ挿入されている間、一次的に膨張部分61において
ロックされる。第1実施例から更に改良された実施例に
おいては、レリーズ鞘75の端76が前記ステントの端64の
近くに届くまで、レリーズ鞘75がワイヤガイド52を超
え、かつポジショナー65を超えて前進する。前記レリー
ズ鞘はポジショナー65よりも長さが短い。鞘75はその外
部端77に、挿入中にポジショナー65と係合するために、
クランプ78を含むことが可能である。尿管ステント配置
装置50の組立ては、ピン−バイスクランプ70をワイヤガ
イド52の外部端を超えて配置し、ポジショナー65の外部
端に当接することにより完成する。ピン−バイスクラン
プ70はクランプ30と同一であり、移動尿道鏡の操作の間
に装置50の安定機能をも果たす。
この第2実施例の装置50は、前の装置10と同様の方式で
使用される。単体の移動尿道鏡においては、装置50は、
尿管内を直視しながら、ワイヤガイドの柔軟なチップ54
が尿収集システム内(あるいは前進アプローチで膀胱
内)に十分おさまるまで前進する。ピン−バイスクラン
プ70が緩んで、前記ワイヤガイドが十分引き抜かれ、ス
テント60の解剖学的末端63の保持性コイルの形状が腎盂
内に形成される。前記ポジショナーとワイヤガイドとが
保持されている間に、前記鞘の端76が前記ステントの端
64に当接していることが感じられるまで、レリーズ鞘75
が静かにポジショナー65に沿って前進する。レリーズ鞘
75が安定することにより、前記ポジショナーのテーパ部
68を、前記ステントの膨張領域61から開放するために、
ポジショナー65が引き抜かれる。一旦前記ポジショナー
が除去されると、前記ステントの弾性により、領域61が
その通常の形状を回復する。
使用される。単体の移動尿道鏡においては、装置50は、
尿管内を直視しながら、ワイヤガイドの柔軟なチップ54
が尿収集システム内(あるいは前進アプローチで膀胱
内)に十分おさまるまで前進する。ピン−バイスクラン
プ70が緩んで、前記ワイヤガイドが十分引き抜かれ、ス
テント60の解剖学的末端63の保持性コイルの形状が腎盂
内に形成される。前記ポジショナーとワイヤガイドとが
保持されている間に、前記鞘の端76が前記ステントの端
64に当接していることが感じられるまで、レリーズ鞘75
が静かにポジショナー65に沿って前進する。レリーズ鞘
75が安定することにより、前記ポジショナーのテーパ部
68を、前記ステントの膨張領域61から開放するために、
ポジショナー65が引き抜かれる。一旦前記ポジショナー
が除去されると、前記ステントの弾性により、領域61が
その通常の形状を回復する。
一旦前記ポジショナーと前記ステントとの係合が外れる
と、レリーズ鞘75は安定したままで、前記ワイヤガイド
がステントの解剖学的末端部64を通過し、膀胱内に保持
性コイルが形成されるようになるまで更に前記ワイヤガ
イドが除去可能である。ワイヤガイド52、ポジショナー
65、及びレリーズ鞘75は次に完全に患者から除去され、
尿管ステント60が尿管、腎臓、及び膀胱内部に完全に内
置される。
と、レリーズ鞘75は安定したままで、前記ワイヤガイド
がステントの解剖学的末端部64を通過し、膀胱内に保持
性コイルが形成されるようになるまで更に前記ワイヤガ
イドが除去可能である。ワイヤガイド52、ポジショナー
65、及びレリーズ鞘75は次に完全に患者から除去され、
尿管ステント60が尿管、腎臓、及び膀胱内部に完全に内
置される。
本発明の配置装置10及び50は、尿管ステントの前進配置
あるいは後退配置のどちらにおいても有用である。どち
らの装置を使用しても、ワイヤガイド、ステント、及び
プッシャーの連続工程において複数の挿入は必要なく、
患者の尿道に1本の尿管を導入する必要があるだけであ
る。更に、本発明の装置は、ある主の従来技術の、閉鎖
端ステントと対照的に、双方向に開端のある管状ステン
トの使用を可能とする。従来技術の装置とは異り、装置
10及50は、尿管ステントの挿入及配置のために、事前に
組立て、調整可能な装置である。
あるいは後退配置のどちらにおいても有用である。どち
らの装置を使用しても、ワイヤガイド、ステント、及び
プッシャーの連続工程において複数の挿入は必要なく、
患者の尿道に1本の尿管を導入する必要があるだけであ
る。更に、本発明の装置は、ある主の従来技術の、閉鎖
端ステントと対照的に、双方向に開端のある管状ステン
トの使用を可能とする。従来技術の装置とは異り、装置
10及50は、尿管ステントの挿入及配置のために、事前に
組立て、調整可能な装置である。
本発明は、図面及び前述の説明により、その詳細が描か
れ、かつ説明されたが、これはその性質上、例示的であ
って、制限列挙的と解釈されてはならず、好ましい実施
例が示され、説明されただけであると解釈されるべきで
あり、本発明の精神の範囲内の変更及び改良は、すべて
保護されるべきことが、望まれる。
れ、かつ説明されたが、これはその性質上、例示的であ
って、制限列挙的と解釈されてはならず、好ましい実施
例が示され、説明されただけであると解釈されるべきで
あり、本発明の精神の範囲内の変更及び改良は、すべて
保護されるべきことが、望まれる。
第1図は、本発明の1実施例である、内置尿管ステント
配置装置で、尿管ステントと前記ステントを患者の体内
に配置する装置を含む図、 第2図は、患者の腎臓、尿管、及び膀胱に内置している
場合のステントの推測される形状にあるステントの拡大
見取図、 第3図は、第1図の3−3の線に沿った、矢印の方向に
見た尿管ステント配置装置の拡大断面図、 第4図は、テーパプッシャーとレリーズ鞘とを含む、本
発明のその他の実施例の、内置尿管ステント配置装置の
見取図、 第5図は、第4図の5−5の線に沿った、矢印の方向に
見た尿管ステント配置装置の拡大断面図。 10…内置尿管ステント配置装置、12…ワイヤガイド、13
…本体、14…可撓性チップ、20…管状ステント、20a…
中央内腔、21…湾曲形状、22…開口部、23、24…開放
端、25…管状プッシャー、ポジショナー、26、27…ポジ
ショナーの端、30…クランプ、31…ロック−バイス、32
…一体ハンドル、50…尿管ステント配置装置、52…ワイ
ヤガイド、53…本体、54…可撓性チップ、60…双方開端
管状ステント、60a…中央内腔、61…膨張部、62…開口
部、63…基部端、64…末端部、65…ポジショナー、68…
テーパ部、70…ピン−バイスクランプ、75…レリーズ
鞘、77…外部端、78…クランプ。
配置装置で、尿管ステントと前記ステントを患者の体内
に配置する装置を含む図、 第2図は、患者の腎臓、尿管、及び膀胱に内置している
場合のステントの推測される形状にあるステントの拡大
見取図、 第3図は、第1図の3−3の線に沿った、矢印の方向に
見た尿管ステント配置装置の拡大断面図、 第4図は、テーパプッシャーとレリーズ鞘とを含む、本
発明のその他の実施例の、内置尿管ステント配置装置の
見取図、 第5図は、第4図の5−5の線に沿った、矢印の方向に
見た尿管ステント配置装置の拡大断面図。 10…内置尿管ステント配置装置、12…ワイヤガイド、13
…本体、14…可撓性チップ、20…管状ステント、20a…
中央内腔、21…湾曲形状、22…開口部、23、24…開放
端、25…管状プッシャー、ポジショナー、26、27…ポジ
ショナーの端、30…クランプ、31…ロック−バイス、32
…一体ハンドル、50…尿管ステント配置装置、52…ワイ
ヤガイド、53…本体、54…可撓性チップ、60…双方開端
管状ステント、60a…中央内腔、61…膨張部、62…開口
部、63…基部端、64…末端部、65…ポジショナー、68…
テーパ部、70…ピン−バイスクランプ、75…レリーズ
鞘、77…外部端、78…クランプ。
Claims (7)
- 【請求項1】内置尿管ステント配置装置であって、 ワイヤガイドが末端部と基部端とを有し、前記基部端
が、患者の尿道に前記装置を搬送するのを容易にするた
めの手段を含み、 前記ワイヤガイドの前記基部端に隣接して前記ステント
があるように、尿道ステント、管状ポジショナー、及び
クランプが連続して摺動可能に前記ワイヤガイドの周囲
に配置され、 前記ステントが、比較的可撓性に富む管状部材を含み、
前記管状部材が末端部と基部端と中央内腔とを有し、前
記中央内腔が前記管状部材の両端で開放しており、前記
ワイヤガイドが該内腔を通過し、更に前記ステントが前
記部材の前記両端のそれぞれに端部を有し、前記ワイヤ
ガイドが前記端部の各々から除去される時に前記端部が
弾性的に曲線形状を呈して内置するようになされ、 前記ポジショナーが、前記ステントの前記末端部に当接
する第1端と、前記ワイヤガイドの前記基部端が尿管の
腎臓端に配置された場合の患者に対し外部から接近可能
な第2端とを有する管状本体を含み、 前記クランプが患者に対して外部で前記ワイヤガイドと
係合し、前記ポジショナーの前記第2端と当接関係にあ
り、前記クランプが、前記装置が患者の尿道に沿って搬
送される場合に、前記ワイヤガイドの前記末端部に向か
って、前記ポジショナー及び前記ステントが前記ワイヤ
ガイドに対し相対的に移動するのを防ぐ装置を含み、 前記搬送を容易にする手段が前記ワイヤガイドの前記基
部端から測定して所定の長さを有する比較的可撓性に富
むチップを含み、前記比較的可撓性に富むチップが前記
ステントの前記基部端に隣接する前記ステントの内部に
配置された場合に、少なくとも前記ステントの前記基部
端の一部が湾曲形状を構成するように、前記所定の長さ
が十分な長さを有する、内置尿管ステント配置装置。 - 【請求項2】前記ステントの基部端が、前記可撓性チッ
プの所定の長さを越えて配置されるように、前記クラン
プが前記ワイヤガイド上の前記ステントと前記ポジショ
ナーとの位置を調節する装置を含む請求項1に記載の装
置。 - 【請求項3】前記ポジショナーが前記ポジショナーの一
端にテーパしたチップを含み、前記管状部材が前記部材
の前記末端部に半径方向に膨張可能な部分を含み、それ
により、前記ステントと前記ポジショナーとが前記ワイ
ヤガイド上に配置された場合に、前記ポジショナーの前
記テーパしたチップが前記部材の前記部分に着脱可能に
受領される請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】内置尿管ステント配置装置であって、 ワイヤガイドが末端部及び基部端を有し、前記基部端
が、患者の尿道に装置を搬送するのを容易にするととも
に、比較的可撓性に富むチップを有する手段を含み、 前記ワイヤガイドの前記基部端に隣接して前記ステント
が前記ワイヤガイドの周囲に配置されるように、尿管ス
テント、管状ポジショナー、及びクランプが連続して摺
動可能に配置され、 前記ステントが、比較的可撓性に富む管状部材を含み、
前記管状部材が末端部と基部端と中央内腔とを有し、前
記中央内腔が前記管状部材の両端で開放しており、前記
ワイヤガイドが該内腔を通過し、更に前記ステントが前
記部材の前記両端のそれぞれに端部を有し、前記ステン
トをその内置状態に保持するために前記ワイヤガイドが
前記端部のそれぞれから除去された場合に、前記端部の
それぞれが湾曲形状を弾力的に保持し、 前記ポジショナーが、前記ステントの前記末端部に当接
する第1端と、前記ワイヤガイドの前記基部端が尿管の
腎臓側の端に配置された場合の、患者に対し外部から接
近可能な第2端とを有する管状本体を含み、 前記クランプが患者に対して外部で前記ワイヤガイドと
係合し、前記ポジショナーの前記第2端と当接関係にあ
り、前記クランプが、前記装置が患者の尿道に沿って搬
送される場合に、前記ポジショナー及び前記ステント
が、前記ワイヤガイドの前記末端部に向かって前記ワイ
ヤガイドに対し相対的に移動するのをロックして防ぐ装
置を含み、 前記ポジショナーが前記ポジショナーの一端にテーパし
たチップを含み、 前記管状部材が前記部材の前記末端部に半径方向に膨張
可能な部分を含み、 それにより、前記ステントと前記ポジショナーとが前記
ワイヤガイド上に配置された場合に、前記ポジショナー
の前記テーパしたチップが前記部材の前記部分に着脱可
能に受領され、 更に、前記装置が前記ポジショナーの周囲に摺動可能に
配置された管状鞘を備え、前記鞘が前記ポジショナーの
長さよりも短い長さを有し、かつ前記ステントの前記末
端部に接触するための端を有し、 それにより、前記鞘が安定し、前記ポジショナーの前記
テーパチップが前記ステントの前記半径方向に膨張可能
な部分から除去された場合に前記ステントの前記末端部
が前記鞘の前記端に対し反作用を生じる、内置尿管ステ
ント配置装置。 - 【請求項5】第2クランプが着脱可能に前記ポジショナ
ーの周囲に係合し、前記装置が患者の尿道に沿って搬送
されている間に、前記ポジショナーの末端部に向かって
前記鞘が前記ポジショナーに対し相対的に移動するのを
ロックするために、前記鞘の前記末端部に当接させる請
求項4に記載の装置。 - 【請求項6】内置尿管ステント配置装置であって、 尿管ステントが、排尿のため、前記管状部材の各端にお
いて開いている中央内腔を有する、比較的可撓性に富む
管状部材を含み、前記部材の端に端部があり、前記ステ
ントが患者の内部に配置された場合に、前記各端が弾性
的に湾曲形状を形成し、前記中央内腔が前記管状部材の
全長にわたり略々一定の直径を有し、 患者の尿管に前記ステントを搬送するため、前記ステン
トと除去可能に関連する装置が、 管状ポジショナーを有し、 ワイヤガイドが比較的可撓性に富む端と剛性の端とを有
し、前記ワイヤガイドが前記ポジショナーを通りかつ前
記ステントとを通って連続的に伸長し、前記ステントに
隣接して前記ワイヤガイドの前記柔軟な端が配置され
て、前記ステントの前記端の部分の前記湾曲形状が直線
的にされ、 クランプが前記剛性の端において前記ワイヤガイドと係
合することにより、前記ステントが前記尿管内に搬送さ
れる場合に、前記ワイヤガイドの前記剛性の端に向かっ
て、前記ワイヤガイドに対し相対的に前記ポジショナー
と前記ステントとが移動しないようにロックする、内置
尿管ステント配置装置。 - 【請求項7】内置尿管ステント配置装置であって、 ワイヤガイドが基部端と剛性の末端部と、患者の尿道に
前記装置を搬送するのを容易にする手段とを有し、前記
基部端から測定される所定の長さを有する前記ワイヤガ
イド上に比較的可撓性に富むチップを含み、 尿管ステントが摺動可能に前記ワイヤガイドの周囲に配
置され、前記ステントが、比較的可撓性に富む管状部材
を含み、前記管状部材が開放端をその両端のそれぞれに
有する中央内腔を有し、かつ前記ワイヤガイドがその中
を通過し、更に前記部材の前記両端のそれぞれに端部を
有し、内部に前記ステントを保持するために、前記ワイ
ヤガイドが前記端部の各端から除去された場合に、前記
端部のそれぞれが弾性的に湾曲形状を形成し、 前記装置が患者の尿道内に搬送された場合に、前記ワイ
ヤガイドの周囲に前記ステントを保持する装置があり、 前記装置が患者の尿道内にある間に、前記可撓性チップ
の前記所定の長さの部分を越えて前記ステントの基部端
が配置されることにより、前記可撓性チップの柔軟性を
調節する装置があり、 患者の内部に配置するについて前記ステントの位置決め
をする装置を備えた、内置尿管ステント配置装置。
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