JP5014436B2 - 押し込みシースおよび配置装置 - Google Patents

押し込みシースおよび配置装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5014436B2
JP5014436B2 JP2009539353A JP2009539353A JP5014436B2 JP 5014436 B2 JP5014436 B2 JP 5014436B2 JP 2009539353 A JP2009539353 A JP 2009539353A JP 2009539353 A JP2009539353 A JP 2009539353A JP 5014436 B2 JP5014436 B2 JP 5014436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer diameter
pushing member
pusher
pushing
member according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009539353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010511428A5 (ja
JP2010511428A (ja
Inventor
ラスムッセン,エリック・イー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
William Cook Europe ApS
Cook Inc
Original Assignee
William Cook Europe ApS
Cook Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by William Cook Europe ApS, Cook Inc filed Critical William Cook Europe ApS
Publication of JP2010511428A publication Critical patent/JP2010511428A/ja
Publication of JP2010511428A5 publication Critical patent/JP2010511428A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5014436B2 publication Critical patent/JP5014436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/95Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts
    • A61F2/962Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts having an outer sleeve
    • A61F2/966Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts having an outer sleeve with relative longitudinal movement between outer sleeve and prosthesis, e.g. using a push rod
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0067Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
    • A61M25/008Strength or flexibility characteristics of the catheter tip

Description

本発明は、押し込みシースまたは押し込み棒と、その押し込みシースまたは押し込み棒を含む配置装置に関する。当該押し込みシースは、ステント、ステントグラフトおよび典型的に周知の経皮デリバリー法により送達される他の装置を送達する際の使用を目的とする。
発明の背景
ステント、ステントグラフトおよび他の管腔内用の装置を配置させるための配置装置は、典型的には、ガイドワイヤ、ガイドワイヤカテーテル、挿入支持材(ガイドワイヤカテーテルの一部であることもある)、押し込みシースまたは押し込み棒、近位側操作ユニット、その他種々の周知の構成要素を含む。ガイドワイヤは、典型的には放射線不透過性標識または他の標識を備えており、典型的には非常に可撓性のある金属または金属を含む材料製であり、配置装置の他の構成要素の前に導入される。たとえば、ステントまたはステントグラフトを大動脈へ配置するために、ガイドワイヤはたとえば大腿の動脈から経皮的に通過され得る。ガイドワイヤが所定位置に配置されると、ガイドワイヤカテーテル、配置されるべき装置および押し込みシースまたは押し込み棒からなるユニットである、配置装置の遠位側部分がその後、ガイドワイヤの後に続くように挿入される。位置決めされると、体内埋入物は配置装置から外され、その後配置装置は従来の方法で患者から外される。
ガイドワイヤカテーテルは、遠位側端に、配置装置の受け入れ、ひいては体内埋入物の受け入れのために通路、経皮および管腔を拡張する、可撓性の拡張尖を備えている。配置装置の遠位側端に可撓性を与えるために、配置操作中に体内埋入物が取り付けられるガイドワイヤカテーテルは、先にガイドワイヤがたどった曲がりくねった経路をたどることができるように、可撓性を有する。一方、押し込みシースまたは押し込み棒(時には内側シースとして知られる)は、配置装置の遠位側端および体内埋入物を配置位置にまで押すために必要な押圧力を与えるために、ガイドワイヤカテーテルよりも相当に固い必要がある。典型的には、押し込みシースは配置装置の他の構成要素および体内埋入物よりも相当に固く、さらに、体内埋入物が配置位置に至るまで体内埋入物を適所に保持する外側シースよりも固い。
従来のこの種の配置アセンブリは、一般的には、思う通りに機能する。しかしながら、配置装置によってたどられる経路が非常に曲がりくねっているときに、問題が発生し得る。ある例においては、相対的に可撓性のあるガイドワイヤカテーテルから相対的に固い押し込みシースへの変わり目が管内の曲がりくねった位置に到達するとき、配置装置が引っ掛かり、その結果、ガイドワイヤカテーテルは、押し込みシースとの接合点においてねじれ得る。これにより、装置が役に立たなくなり、医療処置が完了前に中止され、その結果、患者に外傷を与え、処置の実行が遅延する。
国際公開第2004/080504号は、このような曲がりまたはねじれの影響を低減する装置を開示する。この文献には、押し込み棒の遠位側端と埋入されるステントまたはステントグラフトとの間に位置する管状挿入物を提供することが開示されている。当該管状挿入物は、可撓性材料製の管を含む。当該管は、いずれかの端部に拡大された部材を有する。押し込みシースの遠位側端に隣接する拡大された部材は、金属または樹脂材料製であってもよい。一方、ステントまたはステントグラフトに隣接する拡大された端部部材は、たとえば低密度ポリマーのような、相対的に柔らかい材料製である。この相対的に柔ら
かい遠位側部材は、ステントまたはステントグラフトにあらかじめ加えられた圧力を受け、またステントグラフトを配置の時に導入カテーテルの外へ押し出すためのものである。管状挿入物は、装置が貫通する患者の管の曲がりくねった経路の予想される長さ全体を収容するために、十分な長さに形成される。説明したように、この管状部材の押し込み端は、ステントまたはステントグラフトを押圧し、また、ステントまたはステントグラフトが先行搭載および配置の際に発生する力を吸収するように作用する。
このねじれ問題は、たとえば米国特許出願公開第2005/0049609号明細書および欧州特許出願公開第1208816号明細書に開示されているように、他の方法によっても取り組まれている。これらの文献に開示されている装置の場合、概して、配置装置のガイドワイヤカテーテルと外側シースとの間に可撓性のあるコイル状挿入物を提供することにより、ねじれ問題は取り組まれている。そのため、この挿入物は、配置装置の外側シースの内方へ向かう運動に対する障壁を提供することにより、装置に固さを付与している。
発明の要約
本発明は、改良された配置装置と、その配置装置に用いられる改良された押し込み部材とを提供することを目的とする。
本発明の一の局面によると、配置装置に用いられる押し込み部材であって、略円筒管形状を有し、ガイドワイヤを収容するための通路が内部に形成された、押し込み部材が提供される。当該押し込み部材は、近位側部分と遠位側部分とを含む。押し込み部材の遠位側部分は、縮小された外径を有する。
好ましくは、押し込み部材は、実質的に均一な外径を有する主要部を有する。
外径縮小部は、遠位側端において押し込み部材にさらに可撓性を与えるために、押し込み部材の曲げ剛性を減少させている。この外径の減少は、実際には部材のこの位置の径方向の壁厚を減少しており、長手方向の剛性には顕著な影響を与えない。これにより、押し込み部材の効能には顕著な影響を与えない。
有利には、押し込み部材の外径縮小部は、遠位側端の手前で終端する。これにより、配置装置に取り付けられたステントまたはステントグラフトが当接し得る、押し込み頭部が残る。この押し込み頭部は、好ましくは、外径縮小部を有さない従来の押し込み部材と同等の長手方向の剛性を備えるために十分な、長手方向の寸法を有する。
好ましい実施の形態では、押し込み部材の外径縮小部は、その遠位側端に向かって先細る。この先細りが十分な距離、たとえば約200mm延びるのが好ましく、好ましい実施の形態では約150mm延びる。この長さの径縮小部を有することの利点は、押し込み部材の他の部分および事実上従来の押し込み部材と比較してより向上した可撓性を有する押し込み部材に、十分な長手方向寸法を与えることである。これにより、患者の管腔の曲がりくねった経路周辺の送達装置の移動が補助される。外径縮小部が遠位側端へ向かって先細る場合、押し込み部材の遠位側端から近位側端へ向かって徐々に剛性が増加する。これによりさらに、配置装置の患者を通過する動きを容易にする。
ある実施の形態では、押し込み部材の外径縮小部は、部分的に先細り、部分的に円筒状であってもよい。
押し込み部材の押し込み頭部には、配置装置のトリガおよび/または解放ワイヤを受け容れるための一以上の穴が設けられてもよい。
本発明の他の局面に従えば、本明細書中に述べられるように、押し込み部材を含む配置装置が提供される。
本発明の実施の形態は、添付の図面を参照して、一例としてのみ、以下に述べられる。
公知の配置装置の一実施の形態を示す図である。 公知の配置装置の一実施の形態を示す図である。 従来技術の配置装置の遠位側端の断面図である。 実施の形態の配置装置の遠位側端の断面図である。 実施の形態の押し込み部材の側面図である。 図5に示す押し込み部材の長手方向の断面図である。 図5に示す実施の形態の押し込み部材の遠位側端の断面図である。 第二の実施の形態の押し込み部材の長手方向の図である。 図8に示す実施の形態の押し込み部材の長手方向の断面図である。 図8に示す実施の形態の押し込み部材の押し込み頭部の断面図である。 他の実施の形態の押し込み部材の断面図である。 図11に示す押し込み部材の遠位側端の拡大図である。
詳細な説明
図1および図2を参照して、導入器10は、外部操作部12と、遠位側連結領域14と、近位側連結領域16とを含む。遠位側連結領域14および近位側連結領域16は、体内埋入物18の遠位側および近位側の端部に、それぞれ固着する。体内埋入物18を配置する医療処置中に、遠位側連結領域14および近位側連結領域16は、患者の管腔を経由して所望の配置位置にまで移動する。外部操作部12は、導入器を操作するために外科医によって作用され、処置の間中ずっと、患者の体外にとどまる。
導入器10の近位側連結領域16は、拡張尖20を含む。典型的には、拡張尖20には、従来型のガイドワイヤ(図示せず)を収容するための穴22がその内部に形成される。長手方向の穴22にはまた、医療用試薬の導入のための経路が形成される。その経路は、たとえば医療処置の配置段階において行なわれる血管造影を可能とするための、造影剤を供給するために好適であり得る。
ガイドワイヤカテーテル24は、従来通り可撓性のある薄肉の金属管により形成されており、拡張尖20に締結されている。ガイドワイヤカテーテル24は、導入器10がたとえば大腿の動脈のような比較的曲がりくねった管に沿って進められるように、また遠位側連結領域14が長手方向および回転方向に操作され得るように、可撓性を有する。ガイドワイヤカテーテル24は、従来の方法で、導入器10を経由して操作部12にまで延び、連結装置26において終端する。
連結装置26は、内側のカテーテル24への薬剤の導入を容易にするための注射器を受け入れ可能に設計されている。ガイドワイヤカテーテル24は、可撓性のある拡張尖20に形成された開口28と流体連結している。そのため、連結装置26に導入された薬剤は、開口28にまで流れ、開口28から流出する。
押し込みシースまたは押し込み棒30(以下、押し込み部材という)は、典型的には樹脂材料により形成されており、ガイドワイヤカテーテル24と同軸に、かつガイドワイヤカテーテル24の半径方向外側に装着されている。押し込み部材30は、「厚肉」である。すなわち、押し込み部材の壁は、好ましくはガイドワイヤカテーテル24の壁の数倍の厚みを有する。
シース32は、押し込み部材30と同軸に、かつ押し込み部材30の半径方向外側に延びている。押し込み部材30とシース32とは、操作領域12に向かって遠位側に延びている。
体内埋入物18は、ステント、ステントグラフトまたはこの装置10によって送達可能な他の任意の体内埋入物またはプロテーゼであり得るが、シース32によって圧縮された状態で保持される。シース32は、シース操作装置および外部操作部12の止血シールユニット34に向かって遠位側に延びている。止血シールユニット34は、止血シール(図示せず)と、従来のルアーロック38によってユニット34に保持された側管36とを含む。
シース操作装置と止血シールユニット34とはまた、シース32を止血シールに締着させる締め付けカラー(図示せず)と、押し込み棒30の周りに止血シールを形成するシリコーン製のシールリング(図示せず)とを含む。側管36は、押し込み棒30とシース32との間の薬液の導入を容易にする。典型的には食塩水が使用される。
導入器10の組み立て中に、シース32は近位側連結領域16の拡張尖20の近位側端を越えて進められ、一方、体内埋入物18は外力によって圧縮された状態で保持される。好適な遠位側連結(保持)部分(この図では不可視)は押し込み棒30に連結され、処置の間プロテーゼ18の遠位側端40を保持する。プロテーゼ18の遠位側端40には輪(図示せず)が設けられ、その輪を通って遠位側トリガワイヤ42が延びている。遠位側ワイヤはまた、遠位側連結部分40の開口(図1および図2には不図示)を通り、内側カテーテル24と押し込み棒30との間の環状領域44の内部へ延びている。遠位側トリガワイヤ42は、環状空間44を通って操作部12へ延び、遠位側ワイヤ解放機構46において環状空間44を出る。
外部操作部12の近位側部分は、本体48に装着され、同様に押し込み棒30に装着された、少なくとも一つの解放ワイヤ作動部50を含む。ガイドワイヤカテーテル24は、本体48を通過する。遠位側ワイヤ解放機構46と近位側ワイヤ解放機構50とは、スライド移動可能に本体48に装着されている。
近位側ワイヤ解放機構50と遠位側ワイヤ解放機構46とは、遠位側ワイヤ解放機構50が移動される前に近位側ワイヤ解放機構46が移動されなければならないように、位置決めされる。そのため、体内埋入物18の遠位側端は、体内埋入物の自己拡張するジグザグ形のステントが解放されるまで、解放されない。締結ネジ52は、プロテーゼ18の不慮の早期解放を防止する。止血シール(図示せず)は、解放ワイヤが医療処置中に不必要な失血なく本体48を貫通して延びられるように、含まれている。
外部操作部12の近位側部分は、本体48の近位側端に装着されたピン万力54を含む。ピン万力54は、ネジ蓋56を有する。ねじ込まれたとき、ピン万力54のアゴ(図示せず)は、ガイドワイヤカテーテル24を締結または係合する。万力のアゴが係合するとき、ガイドワイヤカテーテル24は本体48とともにのみ動くことができ、それゆえにガイドワイヤカテーテル24は押し込み部材30とともにのみ動くことができる。ネジ蓋56が締め付けられると、組立品全体が一部品として一緒に動かされる。
導入器アセンブリ10が所望の位置に配置されると、シース32は遠位側連結領域14の近位に向かって引き抜かれる。この動きにより、本例ではステントまたはステントグラフトである体内埋入物18の中央部が解放され、体内埋入物18は径方向に拡張可能となる。その結果、ステントまたはステントグラフト18は、正確な位置決めのためにさらに回転または伸長または短縮可能となる。しかし、自己拡張するステントの近位側端は、依然として解放ワイヤによって拡張尖20に保持されている。加えて、ステントまたはステントグラフト18の遠位側端は、依然としてシース32の内部にある。
次に、ピン万力54が解放され、ガイドワイヤカテーテル24は押し込み棒30に対して小さく動けるようになり、ステントまたはステントグラフト18は、管腔内の所望の位置に正確に配置されるように、伸ばされ、縮められ、回転されまたは圧縮され得るようになる。X線不透過性標識(図示せず)は、プロテーゼの配置を補助するために、ステントまたはステントグラフト18に沿って配置され得る。
ステントまたはステントグラフト18の近位側端が配置されると、近位側ワイヤ解放機構の遠位側への動きによって、近位側トリガワイヤが引き抜かれる。近位側ワイヤ解放機構50と近位側トリガワイヤとは、近位側ワイヤ解放機構50がピン万力54、ネジ蓋56および連結装置26を通過することにより、完全に取り外される。
次に、ピン万力54のネジ蓋56が緩められ、その後、拡張尖20を近位側方向へ移動させるために、内側のカテーテル24が近位側方向へ押圧される。拡張尖20がもはやステントまたはステントグラフト18の端部を囲まないとき、ステントまたはステントグラフト18は拡張して患者の管腔の壁に係合する。この段階からは、ステントまたはステントグラフト18の近位側端を再度動かすことはできない。
ステントまたはステントグラフト18の近位側端が固定されると、シース32が遠位側連結領域14から遠位側に引き抜かれる。この引き抜きにより、ステントまたはステントグラフト18の遠位側端が拡張できるようになる。この時点で、ステントまたはステントグラフト18の遠位側端は、必要に応じてさらに再配置され得る。
図3は、配置装置の遠位側部分の拡大断面図である。本図は、理解を容易にするために、模式的に表されている。
図示されるように、ステント18は、可撓性のある拡張尖20とガイドワイヤカテーテル24の周囲の押し込み部材30との間において圧縮された状態で保持され、この圧縮された状態で少なくとも部分的に外側のシース32によって保持されている。実際には、ステント18の端部を保持するための解放ワイヤ(図3中には不図示)もまた設けられている。これらは従来型に関するものであり、そのため更なる詳細はここでは述べない。
押し込み部材30は、この種の従来の押し込み部材がそうであるように、実質的に均一な厚さを有する。押し込み部材30の遠位側端とガイドワイヤカテーテル24との間の接合点60において、押し込み部材30とガイドワイヤカテーテル24との曲げ剛性の違いを原因として、曲げ弾性が不意に変化する。この曲げ剛性の不意の変化の結果、ガイドワイヤカテーテル24がこの位置60においてねじれ、配置装置が配置中に損傷する原因となり得る。
図4は、実施の形態1の配置装置10の類似した図を示す。配置装置10の構成要素は、概して図1〜3の配置装置10の構成要素と同一である。換言すると、配置装置は、可撓性のある拡張20、ガイドワイヤカテーテル24および外側のシース32を含む。
配置装置は、この種の配置装置として、ステントもしくはステントグラフト18または他の体内埋入物を送達できる。押し込み部材62は、外周が縮小された部分64を有する点において、図1〜3の例の押し込み部材30とは異なっている。図4に示されるように、この外周が縮小された部分64では、押し込み部材62の壁厚が低減している。
押し込み部材62の最端部には、好ましくは押し込み部材62の主要部の外径と同じ外径を有する、押し込み頭部66が設けられている。実際には、外径または外周の小さい領域は、その径を低減させたい所望の位置において、押し込み部材62の外面を機械加工またはエッチングすることにより、形成され得る。
この領域で押し込み部材の壁厚が低減されている結果、押し込み部材は当該部分においてさらなる可撓性を有している。これにより、接合点60における押し込み部材62とガイドワイヤカテーテル24との可撓性の違いを実質的に低減する効果が得られ、そのため装置が接合点60においてねじれる可能性を、実質的に低減している。
押し込み頭部66は、このような押し込み部材の性質を保持している。つまり、押し込み頭部は、図1〜3の例において開示された従来の押し込み部材と同等の、長手方向の剛性を有している。このために、押し込み頭部66の長手方向の厚みは、好ましくは、押し込み頭部を比較的硬質に保ち、従来の円筒型押し込み部材の剛性と同等の剛性を有するようなものとされている。
本実施の形態の外径縮小部64は、押し込み頭部66へ移り変わる位置において、丸くなっている。そのことは、押し込み部材62の表面の一部における不意の遷移を回避する利点を有している。これにより、配置装置の構成要素の損傷の可能性を回避でき、また配置装置の他の構成要素の引っ掛かりを回避できる。
図4に示す押し込み部材62に係る実施の形態はまた、押し込み部材62の遠位側端へ向かって先細になる、小径部分を有する。この特徴は、図5〜10に係る実施の形態と関連して、以下により詳細に説明され開示される。
ここで図5を参照して、一実施の形態の押し込み部材162は、図4に係る実施の形態と同様に、押し込み部材162の主要部168と押し込み頭部166との間に位置する外径縮小部164を有する。本実施の形態では、径縮小部164の最大径は、図5の左側に示されるように、押し込み部材の主要部168の外径よりも小さい。この部分164は、押し込み頭部166へ向かって先細になる。
22フレンチの押し込み部材に対して、径縮小部164の長さは、70〜80mmの範囲、好ましくは約75mmであり得る。特に図6に示されるように、押し込み部材には、ガイドワイヤカテーテル24を収容するための約3.5mm(プラスマイナス0.1mm)の径を有する内部穴が、従来の方法によって形成されている。図6はまた、押し込み部材162の遠位側端から近位側端へ向かって1°の角度で先細る、径縮小部164を示す。
この特定の実施例では、押し込み部材162は、部分168に関して11mmプラスマイナス1mmの外径を有する。一方、径縮小部164の最大外径は8mmプラスマイナス1mmであって、最小外径は5mmプラスマイナス1mmである。本実施の形態において、押し込み頭部166は、8mmプラスマイナス1mmの外径と、12mmプラスマイナス1mmの長さとを有する。
押し込み頭部166には、第一および第二の穴170,172が形成されている。この
実施例において、図7に示すように、穴170,172は押し込み部材162の軸線に対して約25°の角度に延びている。これらの穴によって、トリガワイヤまたは解放ワイヤは、押し込み部材162の内部を通り抜け、配置装置の内部に保持されたステントまたはステントグラフトの一方の端部に最終的に結合される。特に図5に示されるように、押し込み具166の外表面には、トリガワイヤが押し込み頭部166の外周の内側に保持され、配置装置のシース32の内表面に引っ掛からないように、小溝が形成されている。
20フレンチの押し込み部材162に対して、先細部分の長さは典型的には52〜62mmの範囲、好ましくは約57mmである。押し込み頭部166の長さはそれに対応して減少する。たとえば22フレンチの押し込み部材162に比較して、約0.5mm長さが減少する。
ステント18は、図4に示すのと同じように、押し込み頭部166の遠位側端に当接する。
押し込み部材162の径縮小部164は、患者の管の最も曲がりくねった部分の予想される長さと比較して十分な長さに形成されるのが望ましい。この径縮小部164の長さおよび先細形状によって、押し込み部材、ひいてはステント18が装着されたガイドワイヤカテーテル24と押し込み部材162との組立品の剛性は、徐々に変化する。そのため、装置はその遠位側端から近位側端へ向かって、徐々に剛性を増す。これにより、組立品がねじれる可能性は著しく減少し、その結果、配置処理が頓挫する可能性が著しく減少する。また、従来の組立品に比べて、この装置はより曲がりくねった管に沿って曲がることができる。
図8〜10は、押し込み部材262の他の実施の形態を開示する。押し込み部材262は、図5〜7に示す押し込み部材162と同様であって、押し込み頭部266も押し込み頭部166と同様である。これら二つの実施の形態の主な違いは、押し込み部材262の径縮小部264が、本実施例では1.2°の先細り角度で主要部268から先細る第一の部分274と、実質的に円筒形状の第二の径縮小部分276とを有することである。本実施例では、先細り部分274は約110mmの長さを有し、一方円筒部分276は40mmの長さを有する。本実施例は、22フレンチの押し込み部材262に関する。
20フレンチの押し込み部材に対して、先細り部分274の長さは、約80mmの範囲にあるのが好ましい。
再び、径縮小部264の最小外径は好ましくは5mmプラスマイナス1mmの範囲であり、一方最大外径は好ましくは約8mmプラスマイナス1mmである。押し込み頭部266の寸法は、図5〜7の実施の形態の押し込み頭部166の寸法と同等である。
図8〜10の実施の形態における押し込み部材262が、相対的に均一な高い可撓性を有する第一の部分、すなわち部分276と、押し込み部材262の主要部268へ向かって剛性を増す第二の部分、すなわち先細り部分274とを有することは、当業者にとって好ましいであろう。ある実施例においては、可撓性の高い押し込み部材の比率を高めることが望ましい。径縮小部の長さ全体を先細に形成するのは、先細り角度があまりに小さくなり得るために、適切でない。
図5〜10の実施の形態に関連して示された種々の寸法は、単なる例として示されるものである。たとえば患者の性質および装着される体内埋入物の性質のような、使用される配置装置の特性と、配置装置が使用される用途とに依存して、寸法および特性を変化させて押し込み部材を規定するのが、当業者にとって好ましいであろう。それゆえに、このよ
うな寸法は、何らの限定として捉えられるべきものではない。
上記開示された押し込み部材に係る実施の形態は、先細った、または部分的に先細った径縮小部を含む。この先細形状は直線状であるが、このことは多くの用途において必ずしも必要ではない。たとえば曲線状または円状などの、他の先細形状も使用され得る。ある例において、外径縮小部は、各部分で異なる可撓性をもたらすための複数の外径の異なる部分により形成され得る。しかしながら、先細り部分が一つであれば押し込み部材、ひいては配置装置のその部分の剛性を徐々に変化させることができるので、一つの先細り部分が望ましい。
図4〜10の実施の形態に示される押し込み部材は、好ましくは、現存する押し込み部材と同じ材料により形成される。
ある例では、配置装置の内部に保持されたステントまたはステントグラフトを解放するために、解放ワイヤが使用されない。その場合、押し込み部材の押し込み頭部66,166,266の内部に解放ワイヤを設けることは必要とされない。このような状況下で、押し込み頭部の長さは、図示されかつ上記説明された長さと比較して低減され得る。好ましくは、ステントまたはステントグラフトが押圧される良好な当接肩部を備え、従来の押し込み部材の遠位側端と比較して著しい押し込み頭部の変形が発生しないように、長手方向において十分な剛性を保つ程度まで低減される。
ステント、ステントグラフトまたはその他の配置装置内に保持される体内埋入物が、装置によって押圧されるよりもむしろ装置とともに引っ張られる用途において、押し込み頭部66,166,266は完全に省略可能であると考えられる。この場合、押し込み部材の端部は、図8に示す実施の形態の外径縮小部262のように、単純に先細り、小径の円筒の端部を保持する。
この実施例は、図11および図12に示されている。図11に係る実施の形態は、遠位側端302へ向かって先細る部材300を含む。この実施例では、径方向の剛性の著しい低下が部材300の最後の150mmにおいて起こるが、先細り部分の全長さは200mmの範囲にある。先細りの開始点において、部材300の外径は、(この実施例では)6.67mmの範囲にある。一方、遠位側端は、約5mmの外径を有する。
特に図12を参照して、部材300の遠位側端302には、複数の拘束ワイヤ固定点304,306が形成されている。拘束ワイヤ固定点304,306は、端302の外表面に向かって見たときに、拘束ワイヤが部材300の内部から位置304を経由して供給されその後輪状に位置306内へ戻るように、互いに配向されている。このような拘束ワイヤの輪によって、たとえば図1および図2に関連して示したような適切な引き抜き機構によって積極的に引き抜かれるまで、拘束ワイヤは適所に確保される。
このような状況下で、押し込み部材の外径縮小部は、当該部材が実際に体内埋入物を配置位置にまで押し込む機能を有さないので、配置装置のための先細形状の補強材と考えられる。押し込み部材はその代わりに、本明細書中に説明されまた教示された利点を得るために、単に配置装置の剛性を変化させる要素として作用するであろう。

Claims (14)

  1. 配置装置に用いられる押し込み部材であって、略円筒管形状を有し、ガイドワイヤを収容するための通路が内部に形成されており、前記押し込み部材は、近位側端と遠位側端とを含み、前記押し込み部材の前記遠位側端は、前記押し込み部材の軸線に対して2°以下の角度でその遠位側端へ向かって先細る外径縮小部を有する、押し込み部材。
  2. 前記押し込み部材の主要部は、実質的に均一な外径を有する、請求項1に記載の押し込み部材。
  3. 前記押し込み部材の前記外径縮小部と前記遠位側端との間に押し込み頭部を含む、請求項1または請求項2に記載の押し込み部材。
  4. 押し込み頭部には、配置装置のトリガおよび/または解放ワイヤの収容のための一以上の穴が形成されている、請求項3に記載の押し込み部材。
  5. 前記外径縮小部は、約200mmの距離にまで延びる、請求項1から請求項のいずれかに記載の押し込み部材。
  6. 前記外径縮小部は、約150mmの距離にまで延びる、請求項1から請求項のいずれかに記載の押し込み部材。
  7. 前記外径縮小部の長さは、約70〜約80mmの間である、請求項1から請求項のいずれかに記載の押し込み部材。
  8. 前記外径縮小部の最大外径は、8mm±1mmである、請求項1から請求項のいずれ
    かに記載の押し込み部材。
  9. 前記外径縮小部の最小外径は、5mm±1mmである、請求項1から請求項のいずれかに記載の押し込み部材。
  10. 前記先細り部分は、以下の特徴、すなわち直線状の先細り、曲線状の先細り、円状の先細りの少なくとも一つを有する、請求項1から請求項9のいずれかに記載の押し込み部材。
  11. 前記外径縮小部は、少なくとも部分的に円筒形状である、請求項1から請求項10のいずれかに記載の押し込み部材。
  12. 前記押し込み部材は、それを貫通する穴を含む、請求項1から請求項11のいずれかに記載の押し込み部材。
  13. 前記押し込み部材の前記穴は、滑らかで実質的に均一な内壁を有する、請求項12に記載の押し込み部材。
  14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載の押し込み部材を含む、配置装置。
JP2009539353A 2006-11-30 2007-11-30 押し込みシースおよび配置装置 Active JP5014436B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86186806P 2006-11-30 2006-11-30
US60/861,868 2006-11-30
PCT/US2007/024685 WO2008066917A1 (en) 2006-11-30 2007-11-30 Pusher sheath and deployment device

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010511428A JP2010511428A (ja) 2010-04-15
JP2010511428A5 JP2010511428A5 (ja) 2010-12-16
JP5014436B2 true JP5014436B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=39232602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009539353A Active JP5014436B2 (ja) 2006-11-30 2007-11-30 押し込みシースおよび配置装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20080132906A1 (ja)
EP (1) EP2089089B1 (ja)
JP (1) JP5014436B2 (ja)
AT (1) ATE476215T1 (ja)
AU (1) AU2007325646B2 (ja)
DE (1) DE602007008281D1 (ja)
WO (1) WO2008066917A1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2695963A1 (en) * 2007-08-15 2009-02-19 Wilson-Cook Medical Inc. Deployment system for soft stents
US9247942B2 (en) 2010-06-29 2016-02-02 Artventive Medical Group, Inc. Reversible tubal contraceptive device
US9017351B2 (en) 2010-06-29 2015-04-28 Artventive Medical Group, Inc. Reducing flow through a tubular structure
US9149277B2 (en) 2010-10-18 2015-10-06 Artventive Medical Group, Inc. Expandable device delivery
CN103228234B (zh) 2011-02-24 2016-05-04 泰尔茂株式会社 支架输送系统
WO2013036900A1 (en) 2011-09-10 2013-03-14 Cook Medical Technologies Llc Control handles for medical devices
CN102499801B (zh) * 2011-10-19 2014-07-02 上海微创医疗器械(集团)有限公司 一种覆膜支架输送和释放系统
US10349958B2 (en) 2012-03-27 2019-07-16 Cook Medical Technologies Llc Lithotripsy probes and methods for performing lithotripsy
GB2503657B (en) 2012-06-29 2014-05-14 Cook Medical Technologies Llc Introducer assembly and sheath therefor
US9095344B2 (en) 2013-02-05 2015-08-04 Artventive Medical Group, Inc. Methods and apparatuses for blood vessel occlusion
US8984733B2 (en) 2013-02-05 2015-03-24 Artventive Medical Group, Inc. Bodily lumen occlusion
CN103330605B (zh) * 2013-03-15 2016-01-20 杭州启明医疗器械有限公司 一种鞘芯及包含该鞘芯的介入器械输送系统
US9737308B2 (en) 2013-06-14 2017-08-22 Artventive Medical Group, Inc. Catheter-assisted tumor treatment
US9636116B2 (en) 2013-06-14 2017-05-02 Artventive Medical Group, Inc. Implantable luminal devices
US9737306B2 (en) 2013-06-14 2017-08-22 Artventive Medical Group, Inc. Implantable luminal devices
US10149968B2 (en) 2013-06-14 2018-12-11 Artventive Medical Group, Inc. Catheter-assisted tumor treatment
CN103431926B (zh) * 2013-09-04 2015-09-30 杭州启明医疗器械有限公司 用于介入器械输送的鞘芯及具有该鞘芯的输送系统
USD753290S1 (en) 2014-03-03 2016-04-05 The Spectranetics Corporation Sheath set
US9675371B2 (en) 2014-03-03 2017-06-13 The Spectranetics Corporation Dilator sheath set
USD753289S1 (en) 2014-03-03 2016-04-05 The Spectranetics Corporation Sheath
JP6404584B2 (ja) * 2014-03-26 2018-10-10 オリンパス株式会社 ステントデリバリーシステム
US9974675B2 (en) 2014-04-04 2018-05-22 W. L. Gore & Associates, Inc. Delivery and deployment systems for bifurcated stent grafts
US10363043B2 (en) 2014-05-01 2019-07-30 Artventive Medical Group, Inc. Treatment of incompetent vessels
US9877854B2 (en) 2014-05-21 2018-01-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Stent delivery system
EP3542737B1 (en) 2015-09-25 2021-06-16 Covidien LP Medical device delivery system
US10252035B2 (en) 2015-12-07 2019-04-09 Cook Medical Techonologies Llc Rotatable control handles for medical devices and methods of using rotatable control handles
US10813644B2 (en) 2016-04-01 2020-10-27 Artventive Medical Group, Inc. Occlusive implant and delivery system
EP3406228A1 (en) * 2017-04-11 2018-11-28 Cook Medical Technologies LLC Stent delivery system
US11666464B2 (en) 2019-01-28 2023-06-06 Tensor Flow Ventures Llc Magnetic stent and stent delivery
US20200237540A1 (en) * 2019-01-28 2020-07-30 Spiros Manolidis Stent delivery for vascular surgery

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957479A (en) * 1988-10-17 1990-09-18 Vance Products Incorporated Indwelling ureteral stent placement apparatus
US5480423A (en) * 1993-05-20 1996-01-02 Boston Scientific Corporation Prosthesis delivery
NL9301642A (nl) * 1993-09-22 1995-04-18 Cordis Europ Microcatheter.
US5792144A (en) * 1997-03-31 1998-08-11 Cathco, Inc. Stent delivery catheter system
US5921952A (en) * 1997-08-14 1999-07-13 Boston Scientific Corporation Drainage catheter delivery system
US20020007145A1 (en) * 1998-10-23 2002-01-17 Timothy Stivland Catheter having improved bonding region
US6241758B1 (en) * 1999-05-28 2001-06-05 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Self-expanding stent delivery system and method of use
CA2398912A1 (en) * 2000-02-04 2001-08-09 Wilson-Cook Medical Inc. Stent introducer apparatus
DE60115821T2 (de) 2000-10-13 2006-08-31 Medtronic AVE, Inc., Santa Rosa Hydraulisches Stenteinbringungssystem
US6989024B2 (en) * 2002-02-28 2006-01-24 Counter Clockwise, Inc. Guidewire loaded stent for delivery through a catheter
US7550002B2 (en) * 2002-04-30 2009-06-23 Olympus Corporation Stent delivery device
JP4418366B2 (ja) * 2002-08-13 2010-02-17 ウィルソン−クック・メディカル・インコーポレーテッド 砕石装置互換バスケット用リムーバブルハンドルを備えたercpカテーテル
US20040193141A1 (en) * 2003-02-14 2004-09-30 Leopold Eric W. Intravascular flow modifier and reinforcement device and deployment system for same
EP1610721A2 (en) * 2003-03-10 2006-01-04 Wilson-Cook Medical Inc. Stent introducer apparatus
EP2204141B1 (en) * 2003-10-15 2013-06-05 Cook Medical Technologies LLC Prosthesis deployment system retention device
US8109983B2 (en) * 2004-08-06 2012-02-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device delivery systems
JP2008514370A (ja) * 2004-09-28 2008-05-08 ウィリアム・エイ・クック・オーストラリア・プロプライエタリー・リミテッド 大動脈解離治療用装置
EP3175827B1 (en) * 2004-12-15 2019-03-06 Cook Medical Technologies LLC Multifilar cable catheter
CA2602724A1 (en) * 2005-03-24 2006-09-28 Cook Incorporated Exchangeable delivery system with distal protection

Also Published As

Publication number Publication date
DE602007008281D1 (de) 2010-09-16
EP2089089B1 (en) 2010-08-04
AU2007325646B2 (en) 2012-08-09
WO2008066917A1 (en) 2008-06-05
ATE476215T1 (de) 2010-08-15
EP2089089A1 (en) 2009-08-19
US20080132906A1 (en) 2008-06-05
AU2007325646A1 (en) 2008-06-05
JP2010511428A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5014436B2 (ja) 押し込みシースおよび配置装置
US9161850B2 (en) Introducer for endovascular implants
JP4512362B2 (ja) 自己拡張式ステントの迅速プッシャ組立体及びステント交換形態を備えた運搬システム
US7867271B2 (en) Rapid-exchange delivery systems for self-expanding stents
US7651520B2 (en) Means and method for the accurate placement of a stent at the ostium of an artery
JP5269367B2 (ja) 複数のインビボ・インプラント送達装置
US7316708B2 (en) Medical device delivery system
JP4917089B2 (ja) インプラント配送装置
US9237960B2 (en) Apparatus for curving an implantable medical device in a lumen
US7637933B2 (en) Method for preparing and employing an implant delivery apparatus
US20120136425A1 (en) Slotted pusher rod for flexible delivery system
JP5074502B2 (ja) 分岐した損傷のための自己拡張型ステントシステム
EP2244775B1 (en) Deployment catheter and delivery system thereof
US8777873B2 (en) Wire guide having a rib for coil attachment
EP2670363B1 (en) Vascular delivery system
US8613713B2 (en) Wire guide having variable flexibility and method of use thereof
US20070225790A1 (en) Introducer sheath for the placement of a stent at the ostium of an artery
US20090209941A1 (en) Implant deployment catheter

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101029

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101029

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120605

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5014436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250