JPH0714392U - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
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- JPH0714392U JPH0714392U JP4474393U JP4474393U JPH0714392U JP H0714392 U JPH0714392 U JP H0714392U JP 4474393 U JP4474393 U JP 4474393U JP 4474393 U JP4474393 U JP 4474393U JP H0714392 U JPH0714392 U JP H0714392U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テストパターンを少なくし、かつ、テスト用
の端子数を低減する。 【構成】 例えば、論理回路40−2を試験する際は、
バッファB1をハイインピーダンス状態、バッファB2
を通常のバッファ機能状態(スルー状態)にする。そし
て、入出力端子IOT1から論理回路40−2用のテス
トパターンを入力する。これにより、論理回路40−2
の出力端O40−2からは、テストパターンに対応した
論理演算結果が出力され、これがバッファB2を介し入
出力端子IOT2から出力される。したがって、入出力
端子IOT2から出力される信号をチェックすること
で、論理回路40−2の試験を行うことができる。以
下、同様にして、各論理回路の試験を行うことができ
る。
の端子数を低減する。 【構成】 例えば、論理回路40−2を試験する際は、
バッファB1をハイインピーダンス状態、バッファB2
を通常のバッファ機能状態(スルー状態)にする。そし
て、入出力端子IOT1から論理回路40−2用のテス
トパターンを入力する。これにより、論理回路40−2
の出力端O40−2からは、テストパターンに対応した
論理演算結果が出力され、これがバッファB2を介し入
出力端子IOT2から出力される。したがって、入出力
端子IOT2から出力される信号をチェックすること
で、論理回路40−2の試験を行うことができる。以
下、同様にして、各論理回路の試験を行うことができ
る。
Description
【0001】
本考案は、テスト構成が改良された集積回路に関する。
【0002】
ゲートアレイLSIについては、出荷時等において、正常に動作するか否かの 試験が行われる。この試験においては、ゲートアレイの入力端子に予め定めたテ スト用の信号パターン(以下、テストパターンという)を入力し、出力端子に所 望の結果が得られたがどうかを検査する。このため、ゲートアレイ開発時には、 テストパターンも併せて作成される。
【0003】 ここで、従来の動作試験について図2を用いてより詳細に説明する。
【0004】 図2に示す30は、ゲートアレイ・LSI1内に構成される論理回路であり、 I30はその入力端、O30は出力端である。Aはゲートアレイ・LSI1の入 力端子、Bは出力端子であり、各々入力端I30及び出力端O30に接続されて いる。そして、動作試験を行う場合は、前述のように入力端子Aからテストパタ ーンを入力し、出力端子Bから所期の結果が得られるか否かを測定する。
【0005】 ところで、出力端子Bに論理演算結果が得られるまで、テストパターンとして 膨大な信号系列を必要とする場合があり、論理演算が多くなるほどその傾向が強 くなる。例えば、多数ビットのカウンタなどは極めて多数のパルス入力がなけれ ば、カウント出力信号の検査ができない。また、次回の設計等に情報をフィード バックしようとして論理回路30内の異常箇所を特定しようとすると、内部動作 状態を種々に変化させる膨大な信号系列でなるテストパターンが必要となる。そ して、テストパターンが膨大になると、出荷時の検査時間が長くなり、作業効率 が悪化するという問題が生じる。
【0006】 そこで、検査時間を短くすることができるゲートアレイ・LSIとして、図3 に示す構成のものが開発された。この図3に示すゲートアレイ・LSI1は、論 理回路が複数の論理回路40−1〜40−Nに分離されている。論理回路40− 1は、入力端I40-1が入力端子Aに接続され、出力端O40-1が出力端子OT1 に 接続されている。論理回路40−2は、入力端I40-2が入力端子IT2 に接続さ れ、出力端子O40-2が出力端子OT2 に接続されている。論理回路40−3から 論理回路40−(N−1)における外部端子との接続関係は、論理回路40−2 と同様になっており、例えば、論理回路40−(N−1)においては、入力端I 40-(N-1)が入力端子IT40-(N-1)に接続され、出力端O40-(N-1)が出力端子OT 40-(N-1)に接続されている。また、論理回路40−Nは、入力端I40-Nが入力端 子IT40-Nに接続され、出力端O40-Nが出力端子Bに接続されている。
【0007】 図3に示すゲートアレイ・LSI1を試験するときには、例えば、各論理回路 40−1〜40−Nについて順次行っていく。すなわち、論理回路40−1につ いては、入力端子Aからテストパターンを入力し、出力端子OT1 から所望の結 果が得られるかどうかを確認する。同様にして、論理回路40−2については入 力端子IT2 からテストパターンを入力して出力端子OT2 の状態を確認し、ま た、論理回路40−Nについては、入力端子IT40-Nからテストパターンを入力 して出力端子Bの状態を確認する。
【0008】 以上のように、LSI1に搭載されている論理回路を、その機能等に基づいて 部分回路に分離すると、分離された各論理回路40−1〜40−Nについてのテ ストパターンは少なくなり、分離された各論理回路40−1〜40−Nについて の試験時間が短くなり、ゲートアレイ・LSI1全体の試験時間の総和も図2に 比較して短くなる。
【0009】 このゲートアレイLSI1を使用するときは、出力端子OTM と入力端子IT (M-1) (ただし、Mは1〜(N−1))をLSIの外部で接続し、全体として入 力端子Aと出力端子Bを有する論理回路を形成させる。
【0010】
しかしながら、図3に示す従来のゲートアレイ・LSI1においては、通常使 用時においては使用されない多数のテスト用端子を必要とし、無駄となる端子が 多いという問題があった。また、図3に示す従来のゲートアレイ・LSI1にお いては、実際の使用時に、出力端子OTM 及び入力端子IT(M-1) を接続しなけ ればならず、そのための作業が繁雑となり、又は、LSIを搭載するプリント配 線基板にそのためだけの接続用配線パターンを設けなければならなかった。
【0011】 このような問題は、ゲートアレイ・LSIに限らず、試験を必要とする他の集 積回路においても共通するものであった。
【0012】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、テストパターンを少なくす ることができるとともに、テスト用の端子数を低減することができ、さらに、使 用時にテストパターン用入出力端子の接続が不要な集積回路を提供することを目 的としている。
【0013】
本考案は、上記課題を解決するために、複数の回路を有する集積回路において 、遮断状態とスルー状態が切り換わるバッファ手段を用いて、前記各回路を順次 接続するとともに、前記各バッファ手段の状態を切り換える切換手段と、前記各 バッファ手段の出力端に接続される試験用入出力端子とを具備したことを特徴と する。
【0014】
いずれかの回路を試験する際には、その回路の出力端に接続されるバッファ手 段をスルー状態にし、その前段の回路に接続されるバッファ手段を遮断状態にす る。そして、遮断状態にされたバッファ手段に接続された入出力端子からテスト パターンを入力し、スルー状態にされたバッファ手段に接続された入出力端子に 得られる信号を測定する。これにより、当該回路だけについて少ないテストパタ ーンによる試験が行われる。
【0015】
以下、図面を参照して、本考案の一実施例について説明する。
【0016】 図1は、本考案の一実施例の構成を示すブロック図である。なお、図1におい て、前述した図3に示す各部と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を 省略する。
【0017】 図1において、B1〜B(N−1)は、各々3ステートバッファであり、各論 理回路の出力端とその後段の論理回路の入力端との間に介挿されている。すなわ ち、バッファBK (Kは、1〜(N−1))は、論理回路40−Kと40−(K +1)との間に介挿されている。
【0018】 また、バッファB1 〜B(N-1) は、各々制御信号C1〜C(N−1)によって その状態が制御されるようになっており、制御信号C1〜C(N−1)は、各々 制御回路10から出力されるようになっている。この実施例においては、制御信 号の値が”0”のときにバッファが通常のバッファ機能(入力信号に対応した” 1”、”0”信号を出力する機能)となり、制御信号が”1”のときにハイイン ピーダンス状態(遮断状態)になる。また、制御回路10は、所定の入力端子C から供給されるテストモード用の信号に基づいて各制御信号C1 〜C(N-1) の値 を制御するようになっている。
【0019】 IOT1 〜IOT (N-1)は各々入出力端子であり、IOTK (この場合、Kは 2〜N)は、各々バッファB(K-1) の出力端に接続されている。
【0020】 次に、上述した構成によるゲートアレイ・LSI1を試験する場合について説 明する。
【0021】 まず、制御回路10の入力端子Cにテストモード用の信号を供給し、制御信号 C1を”0”信号にする。この結果、バッファB1が通常のバッファ機能になる 。この状態において、入力端子Aから論理回路40−1用のテストパターンを入 力する。これにより、論理回路40−1の出力端O40-1からは、テストパターン に対応した論理演算結果が出力され、これがバッファB1 を介し入出力端子IO T1 から出力される。したがって、入出力端子IOT1 から出力される信号をチ ェックすることで、論理回路40−1の試験を行うことができる。
【0022】 次に、制御回路10をテストモード用の信号を入力して、制御信号C1 を”1 ”信号、制御信号C2 を”0”信号にする。この結果、バッファB1 がハイイン ピーダンス状態、バッファB2が通常のバッファ機能状態(スルー状態)になる 。そして、入出力端子IOT1 から論理回路40−2用のテストパターンを入力 する。これにより、論理回路40−2の出力端O40-2からは、テストパターンに 対応した論理演算結果が出力され、これがバッファB2 を介し入出力端子IOT 2 から出力される。したがって、入出力端子IOT2 から出力される信号をチェ ックすることで、論理回路40−2の試験を行うことができる。
【0023】 以下、同様にして、試験を行おうとする論理回路の前段の論理回路に接続され ているバッファをハイインピーダンス状態にし、その論理回路に接続されている バッファをスルー状態にすることにより、当該論理回路の試験を行うことができ る。
【0024】 また、本実施例の通常の使用時には、各バッファB1 〜B(N-1) を通常のバッ ファ機能にして、各論理回路が直列に接続された状態にする。この結果、全体と して入力端子Aと出力端子Bを有する論理回路が形成される。
【0025】 上述した実施例によれば、試験のために必要な端子は、論理回路への入出力端 子数N−1個と、制御回路10への入力端子1個の計N個で済み、図3に示すゲ ートアレイ・LSI1の(2N−2)個に較べて大幅に少なくすることができる 。また。各論理回路についての試験は、個別に行えるので、試験時間は、図3に 示すゲートアレイ・LSI1と同じである。なお、バッファにより切り離しが可 能なため、相前後しない複数の論理回路を並行して試験でき、このときの試験時 間は短い。
【0026】 さらに、ゲートアレイ・LSI1を実際に使用する際にも、テスト用端子を接 続することが不要で、その作業を不要にでき、又は、当該LSIを搭載するプリ ント配線基板に本来の機能からは不要な配線パターンを設ける必要もない。
【0027】 なお、上述した実施例は、本考案をゲートアレイに適用した例であったが、本 考案はこれに限定されることなく、複数の回路を順次接続し、かつ、各回路につ いて試験を行う必要がある場合にすべて適用することができる。
【0028】 また、相前後する部分回路間の接続線は、上記実施例のように1本に限定され るものではない。
【0029】
以上説明したように、本考案によれば、複数の回路を有する集積回路において 、遮断状態とスルー状態が切り換わるバッファ手段を用いて、各回路を順次接続 するとともに、各バッファ手段の状態を切り換える切換手段と、各バッファ手段 の出力端に接続される試験用入出力端子とを具備するので、テストパターンを少 なくすることができるとともに、テスト用の端子数を低減することができ、さら に、実際の使用に際してテスト用端子間の接続を不要にできる。
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来のゲートアレイ・LSIの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】従来のゲートアレイ・LSIの他の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1…ゲートアレイ・LSI(集積回路) B1 〜B(N-1) …3ステートバッファ(バッファ手段) 40−1〜40−N…論理回路(回路) 10…制御回路(切換手段) IOT1 〜IOT(N-1) …入出力端子(試験用入出力端
子)。
子)。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の回路を有する集積回路において、 遮断状態とスルー状態が切り換わるバッファ手段を用い
て、前記各回路を順次接続するとともに、前記各バッフ
ァ手段の状態を切り換える切換手段と、前記各バッファ
手段の出力端に接続される試験用入出力端子とを具備し
たことを特徴とする集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4474393U JPH0714392U (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4474393U JPH0714392U (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714392U true JPH0714392U (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=12699931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4474393U Pending JPH0714392U (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714392U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002075341A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device and its test method |
JP2007327963A (ja) * | 2001-03-19 | 2007-12-20 | Renesas Technology Corp | 半導体装置と半導体装置のテスト方法 |
-
1993
- 1993-08-17 JP JP4474393U patent/JPH0714392U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002075341A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device and its test method |
JP2007327963A (ja) * | 2001-03-19 | 2007-12-20 | Renesas Technology Corp | 半導体装置と半導体装置のテスト方法 |
JP4627306B2 (ja) * | 2001-03-19 | 2011-02-09 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
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