JPH07142438A - 洗浄装置、半導体製造装置及び半導体製造ライン - Google Patents

洗浄装置、半導体製造装置及び半導体製造ライン

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JPH07142438A
JPH07142438A JP29228193A JP29228193A JPH07142438A JP H07142438 A JPH07142438 A JP H07142438A JP 29228193 A JP29228193 A JP 29228193A JP 29228193 A JP29228193 A JP 29228193A JP H07142438 A JPH07142438 A JP H07142438A
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gas
hydrogen
semiconductor manufacturing
back surface
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Tadahiro Omi
忠弘 大見
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/02041Cleaning
    • H01L21/02043Cleaning before device manufacture, i.e. Begin-Of-Line process
    • H01L21/02054Cleaning before device manufacture, i.e. Begin-Of-Line process combining dry and wet cleaning steps

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、基体の裏面を水素終端して歩留ま
り低下の原因となるゴミの付着を抑制しつつ、また付着
した場合でも気相で容易に除去することを可能とし、よ
り清浄な基体を半導体生産ラインの最終工程まで確実に
送ることが可能な洗浄装置、半導体製造装置及び製造ラ
インを提供することを目的とする。 【構成】 基体裏面に薬液を供給し裏面に生成した酸化
膜を除去する手段と、該手段により露出した基体面に水
素活性種を含む気体を吹き付ける手段とを少なくとも有
し、前記基体裏面上のダングリングボンドを前記水素活
性種により水素終端することを特徴とする。また、少な
くとも1つの処理槽と、該処理槽内において基体を保持
する手段と、前記基体表面に水分濃度100ppb以下
のガスを供給する手段と、前記基体表面にベルヌーイの
圧力差を発生させるための手段とから構成される気相ゴ
ミ除去装置を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の生産に用いら
れる洗浄装置、半導体製造装置及び半導体製造ラインに
係わり、特にシリコンウェハ表面及び裏面を水素原子で
終端化し、汚染がなく且つ汚染しないシリコンウェハを
供給することが可能な洗浄装置、半導体製造装置及び半
導体製造ラインに関する。
【0002】
【関連技術】半導体製造工程において、例えば、基体処
理槽内及び基体搬送中に付着するゴミは、歩留まり低下
の最大の原因となっている。従って、ゴミ等の不純物を
取り除く洗浄工程は、半導体の生産工程の中で最も重要
な工程の一つである。例えば、プラズマ絶縁膜の成膜処
理において、ゴミがシリコンウェハ表面に付着すると、
ゴミの上にも膜が堆積され局所的な成膜の凹凸が発生
し、また取り込まれたゴミが重金属の場合、シリコン上
に形成されたMOSトランジスタのゲート絶縁膜の破壊
や、トランジスタ接合部のリーク電流の増加が起こり、
アルカリ性イオンの場合は、トランジスタの閾値変化等
のトランジスタの性能に悪影響を及ぼす。
【0003】また、スパッタリングによる金属膜の成膜
処理では、基体表面上に付着したゴミは金属膜中に取り
込まれ金属配線の平坦な成膜性を劣化する。またコンタ
クトホール部及びスルホール部の穴の中にゴミが存在し
たまま金属成膜を行うと、配線形成後、コンタクトホー
ル及びスルーホール部の抵抗増加、コンタクトホール及
びスルーホール部配線のマイグレーション耐性の劣化の
問題が生じる。
【0004】あるいは、アルミニウム金属配線のドライ
エッチングにおいて、エッチング中にエッチング困難な
材料から成るゴミがアルミニウム表面に付着すると、ゴ
ミの下部はエッチングされずゴミの周りがエッチングさ
れエッチング残り(エッチング残渣)が生じる。通常追
加エッチング(いわゆるオーバエッチング)を行いエッ
チング残りを除去するが、過剰なオーバエッチングは、
レジストマスクや下地酸化膜の膜厚減りをもたらすこと
になる。又オーバエッチング時の中性ラジカル種によ
り、アルミニウム配線の横方向のエッチングが進み、配
線の細りが生じる。さらに段差部にわたるアルミニウム
配線部では、平坦部のアルミニウム部よりエッチング残
渣除去の為の追加のエッチング、いわゆるオーバ・エッ
チングが少なくなる為、段差部にゴミが付着するとエッ
チング残渣が金属配線間にわたり、金属配線の短絡を起
こす問題が発生する。
【0005】このようなゴミを除去するため、従来、基
体上面からノズルまたはシャワーを用いて基体表面へ薬
液を供給、洗浄するウェット方式や、イオン照射、ガス
噴射等により除去するドライ方式が採用されている。し
かし、基体表面の材料によっては、エッチングが起こる
ためウェット方式が採用できない場合があり、また現状
のドライ方式では、イオン衝撃による格子欠陥等の発
生、除去能力の不足等の問題がある。
【0006】また、基体表面のゴミを除去しても、製造
の歩留まりは必ずしも向上しないという問題がある。こ
れは、基体裏面のゴミ起因する問題である。基体裏面
は、搬送系や処理槽等で、金属類、樹脂類、セラミック
ス類等の材料と接触する機会が多いため、これら材料に
汚染されやすく、表面をいくら高清浄に洗浄しても、基
体裏面に付着しているゴミが、基体表面を汚染する、い
わゆる相互汚染(クロスコンタミネーション)が生じ
る。これらの現象は、半導体デバイスの高性能化・高集
積化を検討するにあたり、本発明者がはじめて実際上見
いだしたものであり、裏面のゴミは半導体デバイス特性
及び製造歩留まりに影響し、製造プロセスにおいて大き
な問題となることが分かった。
【0007】さらに、基体裏面にゴミが付着している
と、半導体製造装置及び半導体製造ラインでは、基体と
支持台間に微小な隙間が生じ、この隙間により基体と支
持台間の熱伝導率は悪化し、支持台から基体ヘの加熱効
率または冷却効率が悪化する。また基体裏面が汚染され
ていると、搬送中に基体が落下したり、基体の位置検出
ができない等の問題が生じることがある。基体位置の誤
検出は、基体の検出器と基体裏面間の微小な隙間による
誤検出や、基体が電気的にフローティング状態になるた
め、基体が静電気を帯び基体位置検出器が誤動作するた
めである。さらに、レジストにレチクル上のパターンを
転写する工程において、ステッパーの焦点探度は浅いた
めに、基体裏面が汚染されていると、基体と支持台間の
隙間により、ステッパの焦点深度からずれてしまい、レ
ジストのパターニングの解像度が悪化するという問題が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、基体の裏面
及び表面を水素終端して歩留まり低下の原因となるゴミ
の付着を抑制しつつ、また付着した場合でも気相で容易
に除去することを可能とし、より清浄な基体を半導体生
産ラインの最終工程まで確実に送り、各工程においてゴ
ミの影響を完全に排除することが可能な低コストな洗浄
装置、半導体製造装置及び半導体製造ラインを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄装置は、基
体の裏面の洗浄と乾燥を行う洗浄装置において、該基体
裏面に薬液を供給し生成した酸化膜を除去する手段と、
該手段により露出した基体面に水素活性種を含む気体を
吹き付ける手段とを少なくとも有し、前記基体裏面のダ
ングリングボンドを前記水素活性種により水素終端する
ことを特徴とする。該洗浄装置は、前記基体表面に薬液
を供給し洗浄する手段と、該表面に水素活性種を含む気
体を吹き付ける手段とを少なくとも有することが好まし
い。
【0010】本発明の半導体製造装置は、基体の搬送手
段を有する半導体製造装置であって、該搬送手段と接続
され、前記基体の裏面を露出しダングリングボンドを水
素終端する処理槽を設けたことを特徴とする。前記基体
の裏面を露出し、ダングリングボンドを水素終端する処
理槽は、上記本発明の洗浄装置であることが好ましい。
【0011】本発明の半導体製造ラインは、複数の半導
体処理槽を有し、該複数の半導体処理槽間に搬送手段を
設けた半導体製造ラインにおいて、少なくとも1つ前記
基体の裏面を露出し、ダングリングボンドを水素終端す
る処理槽を設けたことを特徴とする。また、前記基体の
裏面を露出し、ダングリングボンドを水素終端する処理
槽は、上記本発明の洗浄装置であることが好ましい。
【0012】また、本発明の半導体製造ラインは、少な
くとも1つの処理槽と、前記処理槽内において基体を保
持する手段と、前記基体表面に水分濃度100ppb以
下のガスを供給する手段と、前記基体表面にベルヌーイ
の圧力差を発生させるための手段とから構成される気相
ゴミ除去装置を備えることが好ましい。
【0013】
【作用】以下に本発明の作用を実施態様例と共に説明す
る。基体裏面に洗浄液(薬液、超純水等)を供給し、裏
面に生成した酸化膜を除去した後、基体裏面の乾燥中
に、活性な水素活性種を含む気体を基体裏面に吹き付け
ることにより、簡便且つ完全に基体裏面を水素終端させ
ることができる。水素活性種は非常に活性であり、従来
その寿命は短いと思われてきたが、本発明の構成にする
ことにより、即ち水素活性種を洗浄装置の洗浄槽導入直
前で触媒反応により発生させること、高純度な不活性ガ
ス及び水素ガスを用いること、及び水素活性種を含む気
体を供給する手段を触媒作用のある材料で作製すること
等により、実質上の寿命を延ばし、高濃度の水素活性種
を基体表面に供給できる結果、上記のように基体裏面の
水素終端を完全に行うことができる。
【0014】同様に、基体表面を種々の薬液及び超純水
等で洗浄後、乾燥中に、水素活性種を含む気体を基体表
面に吹き付けることにより、基体表面を水素終端させる
ことができる。基体を水素終端することでゴミの付着を
抑制できる理由の詳細は、現在のところ明かではない
が、従来は、基体表面及び裏面上には水分が多量に吸着
するため、水分を介してゴミが基体表面に付着し易く、
またゴミが基体上に付着すると、ゴミと基体の間には、
水分の表面張力による液架橋力が生じ、またこの液架橋
力はファンデールワース力より約l0倍大きいため、付
着したゴミは容易には基体から離脱できなかったが、本
発明の水素終端により、基体表面及び裏面上には水分が
吸着されにくくなり、結果的にゴミが付着を抑制するも
のと考えられる。
【0015】次に、本発明の洗浄装置の一例として基体
表面及び裏面を洗浄・乾燥可能な洗浄装置を図1を参照
して説明する。図1に本実施例で用いた洗浄装置を示
す。図1において、101は洗浄槽であり、102は種
々の薬液供給装置(不図示)と接続された複数の薬液ノ
ズル、103は基体、104は回転チャック(基体保持
部材)、105は排気・排液口、106,107はそれ
ぞれ水素活性種を含む気体を基体の表面及び裏面に供給
する手段(ガス供給管)、108は移動しながらウェハ
裏面の酸化膜を除去するため薬液、超純水を供給するた
めのノズル、109は回転モータ、110は、加熱手段
111を設けた水素活性種を発生させる手段、112
は、水素活性種を含む気体の供給を制御するバルブであ
り、これにより該気体は基体の表面または裏面またはそ
の両方に送られる、113はN2ガスとH2ガスの混合
器、114は混合ガス配管、115,116はそれぞれ
2ガス配管、H2ガス配管であり、マスフローコントロ
ーラと介してN2ガス供給装置、H2ガス供給装置(不図
示)と接続されている。
【0016】洗浄槽としては、内部に種々の薬液や超純
水を導入して基体を浸漬して洗浄を行うものを用いるこ
とができるが、基体を回転チャックに取り付け基体を回
転させながら薬液、超純水を噴射して洗浄を行う図1の
方式のものが好ましい。薬液、超純水による洗浄後、最
後に水素活性種を含む気体を基体に吹き付けて、乾燥さ
せることにより、洗浄により生成したダングリングボン
ドを水素で効果的に終端することができる。なお、洗浄
槽を構成する部材は、洗浄に用いられる種々の薬液に対
し耐性をもつ材料で構成されることは言うまでもない。
なお、基体の乾燥も基体を回転させながら行うのが好ま
しい。
【0017】水素活性種を発生させる手段10として
は、例えば配管の内表面の一部あるいは全面を、水素ラ
ジカル化反応の触媒となる材料で構成したものを用いる
ことができる。このような配管内に不活性ガスと水素ガ
スの混合ガスを流すことにより、混合ガス中の水素ガス
をラジカル等の活性種にすることができる。活性化の効
率を高めるためには、触媒(配管)を加熱するのが好ま
しい。加熱温度は300〜450℃が好ましく、300
〜400℃がより好ましい。300℃未満では、水素活
性種の生成量が少なく、また450℃を越えた場合に
は、水素活性種の生成量は増加するものの配管内面に不
動態膜が形成されていない場合にはその表面から不純物
が放出され、混合ガス中に混入する恐れがあるからであ
る。
【0018】本発明において、水素活性種の生成に用い
られる触媒としては、Niを含む材料が好ましく、例え
ばNi基合金が好ましい。また、Ni基合金の中でもN
i−Mo系合金、Ni−W系合金が好ましい。より具体
的には、例えばハステロイ(登録商標)が挙げられる。
以上の配管の一例として、例えば表面粗度が1μm以下
に電解研磨されたステンレス鋼が用いられる。この場
合、ステンレス鋼の表面には、不純物濃度が10ppb
以下の酸化性雰囲気で熱処理して形成される不動態膜が
形成されたものがより好ましい。さらに不動態膜形成後
水素雰囲気中で還元処理を行うことにより形成された不
動態膜が更に好ましい。かかる不動態膜の表面はクロム
酸化物を主成分としているため混合ガス中への不純物の
混入を抑えることができる。なお、かかる不動態膜はク
ロム酸化物を主成分としているが、ニッケル酸化物を含
んでおり、このニッケル酸化物が中のニッケルが触媒の
作用をなし、不動態膜表面に接触した水素ガスを活性化
し水素活性種を生成するものと考えられる。
【0019】本発明において水素活性種を発生させる手
段10は、以上の配管形状のものの他に、例えば繊維
状、網状、スポンジ状、管状の触媒を容器内に設けたも
のを用いても良いことは言うまでもなく、このような形
状は水素ガスとの接触面積を大きくし活性化効率を高め
る点では有利である。本発明において用いられる不活性
ガス及び水素ガス中の不純物は、10ppb以下が好ま
しく、1ppb以下がより好ましい。また、混合ガス中
の水素ガスの混合比は0.1%以上が好ましく、10%
以上がより好ましい。この範囲で水素活性種生成量はい
っそう向上する。また、不活性ガスとしては、Heガ
ス、N2ガス、Arガス等が好適に用いられる。特に、
2ガス、Arガスが好ましい。
【0020】本発明の水素活性種を含むガスを供給する
手段6,7は、水素活性種を発生させる手段で生成した
水素活性種を含む活性ガスを洗浄槽に導くためのもの
で、例えば配管が一般に用いられる。前述したように、
生成した水素活性種の濃度を低下させないためには、内
表面を例えばNi等を含む材料で構成するのが好まし
い。
【0021】水素活性種を含む気体を供給する手段は、
基体表面直上及び裏面直下に独立したノズルを少なくと
も1つ以上有することが望ましい。独立したノズルを多
数有し、多方向から気体を照射することにより基体表面
裏面とも水素終端化することができる。尚、基体裏面へ
該気体を供給する手段は、裏面洗浄中は薬液等がノズル
内へ侵入しないように、退避できる移動構造とするか、
ノズルに蓋をできる構造とするのが好ましい。
【0022】次に、シリコンウェハを用いた洗浄工程の
一例を説明するが、他の薬液、ガス、被洗浄物について
も同様な方法で行えば良い。洗浄工程は被洗浄物である
シリコンウェハを回転させ、例えばオゾン添加超純水
(オゾン:2〜10ppm)→超純水リンス→フッ化水
素酸+過酸化水素+超純水(例えば体積比で0.03:
1:2)→超純水リンス→水酸化アンモニウム+過酸化
水素+超純水(例えば体積比で0.05:1:5)→超
純水リンス→フッ化水素酸十超純水→超純水リンス→回
転乾燥(例えばN2ガス中のH2ガス濃度:10〜100
%)といった工程で行われる。ここで、各洗浄工程中に
は水素活性種を添加した窒素ガスを洗浄チャンバー内に
導人している。
【0023】なお、洗浄工程開始以前にシリコンウェハ
上に生成している自然酸化膜及び洗浄工程中に生成する
自然酸化膜を除去するために、少なくとも乾燥工程直前
にフッ化水素酸による自然酸化膜除去を行うのが望まし
い。また、これらの洗浄を行うチャンバーは密閉されて
いるものが好ましく、少なくとも何らかの不活性ガスで
シールされているものが好ましい。水素活性種添加窒素
ガスを導入できる密閉された単一の洗浄槽内ですべての
工程を行うため、フッ化水素酸によって露出されたシリ
コン表面上に自然酸化膜が生成することがなく、また、
乾燥工程中に水素活性種によりシリコンウェハ表面を完
全に水素終端化することが可能である。
【0024】また、水素活性種の濃度は水素活性種発生
装置への各々の気体の導人部にマスフローコントローラ
ーを設け調節できるものがより好ましい。濃度を制御す
ることにより、水素活性種の必要な場合に必要なだけの
量を供給し水素終端化することが可能となる。次に、成
膜槽、エッチング槽等の処理槽や搬送系で基体表面に付
着したゴミを気相で除去する気相ゴミ除去装置について
図2を参照して説明する。
【0025】図において201は真空処理槽であり、例
えばターボ分子ポンプ202及び粗引きポンプ203に
よって、真空処理槽201内の真空度は10-10〜10
-12Torrに保つことができる。205は真空排気通
路で開閉弁204を介して真空処理槽201と接続され
ている。真空処理槽201は、例えば真空融解したSU
S316Lでできており、その内面206は鏡面研磨
し、かつ不動態化処理されてCr23膜が形成され、放
出ガス及び水分の吸着が極めて少ない表面になってい
る。
【0026】207は基体であり、例えばシリコンウェ
ハである。もちろんシリコンウェハに限らず、他の半導
体基板(例えば化合物半導体基板)、磁性体基板、超伝
導体基板などであってもよい。208は、基体207を
保持するための支持台(基体を保持する手段)であり、
例えば真空もしくは静電吸着方式による基体保持機構を
有している。
【0027】209は基体207上に付着しているゴミ
を示しており、210はガス吹き出し口211から基体
207上に吹き付けられた例えばN2ガスの流れを示し
ている。211は基体上に設置されたN2ガスの吹き出
し口で、ガス供給通路212と接続されており、ガス供
給制御弁213によって高速なN2ガスを 基体107上
に定常的に流す為のものである。ここで214は高圧ガ
ス供給源で、例えば高圧N2ボンベである。高圧N2ボン
ベ214は高圧ガス供給通路215を通して定常流通路
216および高圧ガス制御部217と接続されている。
この定常流通路216には例えば通電加熱機構またはそ
の他の加熱機構218が備えられており、N2ガスを約
80℃に加熱することができる。217 は高圧ガスの
間欠的で俊敏な流れの制御を行う機構を備えている。
【0028】図2では、高速開閉弁219、220の間
欠的な高速開閉によって、高圧部221からガス供給通
路212およびガス吹き出し口211を通して間欠的で
俊敏な圧力変動を基体表面上の定常的なガスの流れに作
用させることができる。圧力変動の発生頻度は、例えば
10回/分であるが、高速開閉弁219、220をさら
に高速に駆動するか、または高圧ガス制御部217を並
列に多段設けることによって、間欠的な圧力変動の発生
頻度をさらに増やすことができる。
【0029】N2ガスの水分濃度は10〜100ppb
に制御されている ため、真空処理槽201内の水分濃
度は少なくとも10ppm以下に保つことができ、この
時の吸着水分量は略々1×1015分子/cm2である。
これは、平均値で2分子層に相当する。222はN2
スおよびゴミの排気通路であり、開閉弁223を介して
真空処理槽201と接続されており、基体上から離脱し
たゴミはN2ガスの流れにともなうようにして、開閉弁
224を介して系外の例えばスクラバーのような排ガス
処理装置に排出される。また、排気通路222は開閉弁
225および粗排気通路226を介して粗引きポンプ2
03に接続されており、真空処理槽内を減圧(例えば1
00Torr)に保ちながらN2ガスおよびそれにとも
なうゴミを排出することができる。
【0030】227は、基体207を昇温するための、
例えばXeランプである。228は真空処理槽201に
接続された光導入口で、例えば光学研磨された合成石英
等の窓材229が備えられていることにより、Xeラン
プ227の光が基体207の表面に均一に照射すること
ができる。さらに、Xeランプ227の出力を制御する
ことによって基体207を昇温し、かつ一定の温度(例
えば100℃)に保つことができる。
【0031】230は、基体を真空処理槽201と他の
処理槽(不図示)間で自在に搬出入するための機構を備
えた搬送室である。基体搬送室230は開閉弁231を
介して真空処理槽201に接続されいる。基体搬送室2
30の水分濃度は真空処理槽201と同様に10ppm
以下に制御されている。気相中においてゴミが基体表面
上に吸着した場合、ゴミと基体間に働く力は、液架橋力
とファンデルワールス力であることを本発明者は知見し
た。特に、水分が基体表面に存在している場合において
は液架橋力が支配的である。
【0032】本発明においては、基体表面に付着してい
るゴミと基体間の液架橋力を排除し、高々基体の格子間
の距離のマイナス2乗に比例する程度の小さなファンデ
ルワールス力のみで基体にゴミが付着している状態を実
現している。これは、基体表面上の吸着水分量が、略々
2分子層以下であるときに実現されることを本発明者は
見いだした。この2分子層がどのような状態で存在して
いるかは明確ではないが、2分子層以下というのは、基
体表面全体が2分子層以下の場合のみならず、水分子が
存在しない部分が一部にある場合も含まれるといえる。
【0033】このような状態を実現するためには、基体
表面に供給されるガスの水分濃度が、100ppb以下
であるということが必要である。なお、処理層を構成す
る部材あるいはガス供給系の配管等の表面からの水分の
放出は極力小さくすることが好ましく、そのため、かか
る部材は、酸化クロムを主成分とする不動態膜がガスと
の接触部表面に形成されたものを用いればよい。
【0034】なお、本発明では、基体表面にベルヌーイ
の圧力差を発生させる手段を設けている。前述したよう
に、液架橋力の影響を排除した状態では、ベルヌーイの
圧力差を基体表面に与えてやればゴミは浮上し、基体表
面から除去できることを本発明者は見い出したのであ
る。例えば、図2におけるガス(例えばN2ガス)の吹
き出し口211より250l/minの流量で基体表面
にN2ガスを吹き付けると、基体表面でのN2ガスの平均
流速は約30m/secとなる。このN2の高速流によ
って、基体表面より数μmから数10μmの領域では停
流層が生じ、高速流と停流層の界面にはベルヌイの定理
によってベルヌーイの圧力差が生じると考えられる。例
えば、この流速約30m/secの高速流と停流層の界
面に生じる圧力差は約0.5kg/cm2程度となるこ
とが分かった。この圧力差は、例えば 5μm及び1μ
m程度の比較的大きなゴミに対し基体と垂直方向の運動
エネルギを与える。この垂直方向の運動エネルギは、力
学的な考察より、1μm以上のゴミを基体表面より離脱
するために充分なエネルギとなりうる。ガスの流速は、
ゴミの粒径に応じて適宜決めればよいが、10m/se
c以上が好ましく、30m/sec以上がより好まし
い。かかる高速流の場合除去効率が向上する。なお、上
限としては、50m/secが好ましい。
【0035】なお、例えば0.3μm程度の比較的小さ
なゴミは完全に停流層内部に存在するため、N2の高速
流によって生じる圧力差のみではゴミは基体表面より離
脱できないことがある。この0.3μm程度のゴミを基
体表面より離脱させるためには間欠的な圧力変動(例え
ば衝撃波)を基体表面あるいは基体表面上を流れる高速
のガス流に与えることが効果的であることが本発明者の
実験事実より明かとなった。この間欠的な圧力変動(例
えば衝撃波)は基体表面より数μmから数10μmに生
じている停流層を乱す効果を持つと考えられる。これ
は、間欠な圧力変動(例えば衝撃波)によって停留層内
に一瞬乱流が生じ、N2の高速流のみでは停流層であっ
た基体表面から数μm以下の領域においてもベルヌイの
定理による圧力差を発生できるのである。この圧力差に
よって基体表面のゴミは基体表面に対して垂直方向の運
動エネルギが与えられ、基体表面から数μmから数10
μm程度舞い上がることができると考えられる。なお、
舞い上がったゴミは基体表面を流れる例えばN2の高速
流によって真空チャンバの外部へ瞬時に運び去られる。
このN2の高速流は高速なもの(例えば上述した10m
/sec以上)を用いているためこの中に存在する基体
表面から離脱したゴミは基体に再付着する機会をまった
く与えられない。
【0036】以上のような作用によって本発明によって
基体表面からゴミが除去できる。基体あるいは基体上に
付着したゴミを、例えばXeランプや例えば80℃に加
熱したガス(例えばN2ガス)を用いて昇温することも
基体表面に吸着している水分をさらに排除し、液架橋力
を小さくする効果をより一層助長するものである。
【0037】基体と、ゴミに働く力がファンデルワール
ス力のみで表せられる基体表面において、付着している
ゴミは常にブラウン運動によって基体表面を自由に移動
している。ブラウン運動のエネルギは温度によって決定
され、例えばゴミの温度を高くすると、温度に比例した
運動エネルギによってゴミは基体表面を移動することに
なる。例えばXeランプ等で昇温すればゴミのブラウン
運動を活性化することができる。基体表面を動き回って
いるゴミは、基体表面の数オングストローム程度の凹凸
によって跳ね上がり、この瞬間、基体とゴミとの間に働
くファンデルワールス力は最小になり、ゴミが基体から
最も離脱し易い状態となる。
【0038】またブラウン運動はゴミの不規則な運動で
あるため、基体に対して垂直な方向への運動も存在す
る。従ってこの作用においても基体とゴミの間に働くフ
ァンデアワールス力を最小となりうる。ゴミを昇温させ
る際、その温度には細心の注意を払わなければならな
い。本発明者は基体温度が80℃以上でゴミの除去効果
が現れることを知見しているが、ブラウン運動を活性化
させる上で温度は極力高い方が効果的であることは前述
の理由より明かである。しかし、実際のプロセスでは基
体表面に付着するゴミの種類を断定することは非常に困
難であり、その中には当然有機物等も含まれる。従って
有機物を溶解させる温度以下(例えば200℃以下)で
の加熱が理想である。さらに、プロセス全体を低温(4
00℃前後)でおこなうことを考慮すると、たとえ有機
物の付着が認められなくとも、300℃以上の加熱は熱
処理効果を及ぼす可能性があるため好ましくない。以上
の理由から基体及びゴミの加熱には80℃から300℃
が好ましく、80℃から200℃がより好ましい。
【0039】今まで、不活性なN2ガスによるゴミの除
去について言及してきたが、反応性ガス、例えばCl2
ガスもしくはこれをArのような不活性ガスに混入させ
たガスを基体表面上に定常的に流し、基体上の金属性の
ゴミが、例えばAlであった場合、Cl2ガスとAlと
の反応によってAlCl3が形成され、これが揮発性で
あることを考慮すると、間欠的で俊敏な圧力変動との相
乗作用によって、容易に除去可能である。
【0040】その他、例えば有機物のゴミに対しては、
例えばO3のような反応性ガスが適用可能であり、例え
ばSiO2のゴミに対しては、例えばHFガスが考えら
れる。これらは、一例に過ぎないが、反応性ガスを選択
し、ガス系切り換え機構を設けることによって、本発明
の気相ゴミ除去作用とともに化学反応を積極的に利用し
たさらに効果的なゴミ除去が可能である。
【0041】また、電離したガスを真空槽に導入するこ
とにより、基体の静電気を中和し、気相中のゴミと基体
の間に働く、静電気力を打ち消し、気相中のゴミが、基
体に付着または再付着することを防止する。ガスの電離
には、例えば重水素ランプ、軟X線光源を用いることが
できる。さらに、例えば超音波のような機械的な振動を
与えることによっても効率よく基体表面のゴミを除去す
ることが可能である。
【0042】また、基体に液化N2を供給しながら間欠
且つ俊敏な圧力変動を与えると、基体上からゴミをより
効率的に除去することができる。これは、例えば液化N
2のように室温で容易に気化する液体は、一種の爆発の
ような作用を伴って気化する。この際、波長が数μm程
度の衝撃波を伴い、この衝撃波が基体に付着しているゴ
ミに対し運動エネルギを与えていると考えられる。この
運動エネルギによってゴミは非常に離脱し易い状態とな
り、さらに、間欠且つ俊敏な圧力変動を加えることによ
って完全に基体上から離脱すると考えられる。このよう
に基体表面から離脱したゴミは、気化した液体が作り出
す定常的なガス流によって外部に搬送されると考えられ
る。このような室温で容易に気化する液体は、液化N2
の他に、例えば液化Arやイソプロピルアルコールのよ
うな液体が好適に用いられる。
【0043】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されることはな
い。 (実施例1)図1に示した洗浄装置が、搬送室を介して
プラズマ酸化処理装置と接続された半導体製造装置を用
い、シリコンウェハの表面及び裏面を水素終端した後、
酸化膜を形成した。
【0044】尚、本実施例において、水素活性種を発生
させる手段10としては、内面を電解研磨した円筒のス
テンレス(SUS316)容器の内部に10μm径のN
iワイヤーを丸めて束ねて挿入したものを用い、ヒータ
13で350℃に加熱した。また、ガス供給管6,7に
は内面を電解研磨したステンレス管(SUS316)を
用いた。また、混合ガスの混合比は、N290%、H2
0%とした。
【0045】まず、洗浄装置を用いた洗浄方法について
述べる。ノズル6から水素活性種を含むN2ガスを導入
しておき、1500〜3000rpmでウェハを回転さ
せながら、薬液ノズル2及び8の個々のノズルを介して
ウェハ表面及び裏面に1)オゾン添加超純水(2〜10
ppm)、2)フッ化水素酸+過酸化水素+超純水
(0.03:1:2)、3)水酸化アンモニウム+過酸
化水素+超純水(0.05:1:5)、フッ化水素酸+
過酸化水素+超純水(0.03:1:2))、超純水を
順次滴下して洗浄を行った。続いて、混合ガス供給管
6,7から水素活性種を含む気体をウェハの表裏に吹き
付けながら、ウェハを1500rpmで回転させて乾燥
した。
【0046】以上のようにして洗浄したウェハを搬送室
の搬送手段によりプラズマ酸化処理装置に搬送し、10
nmの酸化膜を形成した。比較のため、裏面処理しない
ウェハについても同様にプラズマ酸化処理装置に搬送
し、酸化膜を形成した。以上の酸化膜の絶縁耐圧を測定
したところ、裏面処理を施さない場合に比べて、本実施
例のウェハは、安定して高い絶縁耐圧が得られることが
分かった。
【0047】(実施例2)図3に、シリコンウェハの裏
面の基体表面が露出され、且つ前記露出されたシリコン
の表面が水素原子により終端されたシリコンウェハを自
動搬送する手段を少なくとも一部に含んだことを特徴と
する半導体製造ラインの実施例を示す。図3において、
301は、本発明の洗浄装置であり、302,303
は、ウェハカセットを収納するための真空槽である。3
04は、シリコンウェハを各処理槽にウェハを搬送する
手段を有した搬送機構である。305は各処理槽にシリ
コンウェハを搬送するための真空槽である。306,3
07,308,309,310は、例えばシリコンウェ
ハを処理するためのドライエッチング処理、プラズマ成
膜処理、熱分解成膜処理、スパッタ成膜処理等の真空槽
である。
【0048】前述したように、搬送中にウェハ裏面にゴ
ミが付着する。ゴミを付着したまま、このウェハが次工
程の処理槽に搬送され処理されると、例えば、ドライエ
ッチング処理槽に送られると、ウェハと支持台の間に隙
間が生じ、ウェハと支持台の熱伝導効率が悪くなる。こ
の結果プラズマから供給される熱により、ウェハの温度
が上昇する。例えば、シリコンを含有したアルミニウム
金属配線のエッチングにおいては、このウェハの温度上
昇により、アルミニウム配線が等方性的にエッチングさ
れるという問題が生じる。
【0049】本実施例においては、この問題を解決する
ために、ドライエッチング処理槽に搬送する前に、洗浄
装置301で、ウェハ裏面を水素原子により終端し、ウ
ェハ裏面には、水分が吸着しにくくなり、又このことが
ゴミの付着を防止することに寄与することになる。この
様に本発明により、裏面にゴミを防止した結果異方性の
ドライエッチングをが実現することができた。
【0050】また、裏面にゴミが付着していると、ドラ
イエッチング処理槽で舞い上がりウェハ表面に付着する
こともある。この場合ゴミは、微小なマスクとなりエッ
チング残渣を生じさせることがあり、シリコンの大集積
回路の製造の低歩留りの原因となる。しかしながら、本
実施例では、エッチング残渣は観測されず、この問題も
同様に解決できた。
【0051】本実施例においては、302,303のウ
ェハカセットを収納する槽と、305の各処理槽にシリ
コンウェハを搬送するための真空槽との間に設置した
が、本発明においては、洗浄装置をクラスター方式の半
導体製造装置に接続し、シリコンウェハ裏面を水素終端
させ、前記ウェハ裏面にゴミを付着させないことが重要
であり、例えば図4、5に示す様に、少なくとも一つ以
上の本発明の洗浄装置を他の位置に設置しても構わな
い、また本発明の洗浄装置を、少なくとも一部に組み込
んだクラスター方式の半導体製造装置と少なくとも一部
に組み込んだ枚葉式方式の半導体製造装置からなるライ
ンのどこに、本装置を組み込むこんでも良い。
【0052】(実施例3)本実施例に於いて、本発明の
洗浄装置及びゴミ除去装置、もしくはこれらの装置を組
み込んだ枚葉処理方式やクラスター方式の半導体製造装
置を少なくとも一部に有することを特徴とする半導体製
造ラインにどの様に組み込むかを、本実施例を用いて説
明する。
【0053】図6において、601は、シリコンウェハ
を枚葉毎に各半導体製造装置に自動搬送する窒素雰囲気
のトンネルである(以後窒素トンネルと言う)。602
は、搬送されるシリコンウェハである。例えば603
は、反応性イオンエッチング装置であり、604は、プ
ラズマ成膜装置である。605は、複数の処理槽と前記
処理槽にシリコンウェハを搬送する手段を有したクラス
ター方式の半導体製造装置である。606は例えばステ
ッパであり、607はイオン打ち込み装置である。60
8は、図1に示した洗浄装置である。また、609,6
10,611,612は図2に示したゴミ除去装置であ
る。613は、シリコンウェハを各処理槽に搬送する為
の手段を有した真空槽である。615,616,617
は、例えばシリコンウェハを処理する為のドライ・エッ
チング処理槽、熱分解成膜処理槽、スパッタ成膜処理槽
等の真空槽である。各槽及び窒素トンネルは、例えば真
空融解したSUS316でできており、その内面は、鏡
面研磨し、かつCr23膜で不動態化処理されており放
出ガス及び水分の吸着が極めて少ない表面に成ってい
る。さらに本処理槽に用いる高圧ガスの水分濃度は、1
0〜100ppbである。これにより本各真空槽の及び
窒素トンネルの水分濃度は、高々10ppm以下に保た
れていることは、言うまでもない。
【0054】本実施例の大きな効果は、例えばシリコン
ウェハを大気成分や製造作業者から窒素トンネルにより
隔離し、また処理槽で付着したゴミを本発明のゴミ除去
装置で除去することにより、例えば製造作業者から発塵
するゴミ(例えばクリーンルームで、防塵服を着用した
作業者に付着しているゴミが、作業中に防塵服の袖口や
襟口から空気の噴出に伴い、ウェハに付着する)や、反
応処理槽でウェハに付着したゴミを本発明のゴミ除去装
置で除去して次工程の処理槽にウェハを搬送する一貫し
た半導体製造ラインを提供することにより得られ、従来
の大きなクリーンルームのスペースを初めて不要とし
た。また、半導体製造工程の各々において、例えば汚染
のゴミが重金属の場合(例えば、ドライエッチングの場
合、反応処理槽で形成されたイオンが処理槽の金属壁を
スパッタすることによる金属汚染)、本発明のゴミ除去
装置を一貫したラインに組み込み、付着したゴミを除去
することにより、シリコン上に形成されたMOSトラン
ジスタのゲート破壊の防止及びトランジスタ接合部のリ
ーク電流増加の防止等の効果が得られ、また汚染のゴミ
がアルカリ性イオンの場合には、トランジスタの閾値の
変化等のトランジスタ特性悪化の防止等に効果がある。
また、ウェハは窒素トンネル中を搬送されるため、大気
の酸素ガスと接することがなく、例えば配線アルミニウ
ムのドライエッチングにおいては、アルミニウム表面が
酸化されないため、三塩化ほう素ガスによるアルミニウ
ム表面の酸化膜除去やアルゴンイオン照射によるスパッ
タ除去等の工程を省くことが初めて可能となり、塩素ガ
スによるシンプルなアルミニウムのドライエッチング工
程と酸化膜の影響によるアルミエッチング速度の変動の
抑制を初めて可能とした。
【0055】これにより、処理槽及び搬送で生じるゴミ
の影響を最小限にできる半導体製造ラインが達成でき
た。本発明に於いて、処理中に付着したゴミを次工程処
理槽に、持ち込まないことが重要であり、その目的を満
足するものであれば、洗浄装置、ゴミ除去装置を前記半
導体製造ラインのどの位置に設置しても良い。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、水素終端化し
たシリコンは、微粒子汚染に対して耐性が強い。つま
り、微粒子の付着が起こりにくくなり、半導体製造工程
におけるシリコンウェハの裏面汚染からのクロスコンタ
ミネーション、及び搬送装置からのウェハ裏面への再付
着を防止できる。
【0057】その結果、微粒子による汚染の減少によ
り、半導体生産工程において歩留まりが向上し、製品の
コストダウンを可能にする。請求項16の発明により、
いかなる材料から成るゴミに於いても、基体表面上に付
着したゴミを、基体表面上から気相で除去できる。本発
明は、従来実用面で困難であったドライ処理による気相
中でのゴミ除去の手段を初めて提供し、このドライ化に
より、半導体等の製造装置および半導体等の製造ライン
のゴミ除去工程の自動化、インライン化が初めて可能に
なり、製造歩留まりを飛躍的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の一例を示す概念図である。
【図2】気相ゴミ除去装置の一例を示す概念図である。
【図3】実施例2の半導体製造装置を示す概念図であ
る。
【図4】半導体製造装置の他の例を示す概念図である。
【図5】半導体製造装置の他の例を示す概念図である。
【図6】実施例3の半導体製造ラインを示す概念図であ
る。
【符号の説明】
101 洗浄槽、 102 薬液ノズル、 103 基体(Siウェハ)、 104 ウェハチャック、 105 排気・排液口、 106,107 水素活性種を含む気体を供給する手段
(ガス供給管)、 108 裏面洗浄用ノズル、 109 回転モータ、 110 水素活性種を発生させる手段、 111 加熱手段、 112 切り替えバルブ、 113 N2ガスとH2ガスの混合器、 114 混合ガス配管、 115 N2ガス配管、 116 H2ガス配管。 201 真空処理槽、 202 分子ポンプ、 203 粗引きポンプ、 204 開閉弁、 205 真空排気通路、 207 シリコンウェハ(基体)、 208 支持台(基体を保持する手段)、 209 ゴミ、 210 N2ガスの流れ、 211 N2ガスの吹き出し口、 212 ガス供給通路、 213 ガス供給制御弁、 214 高圧ガス供給源、 215 高圧ガス供給通路、 216 定常流通路、 217 高圧ガス制御部、 218 加熱機構、 219,220 高速開閉弁、 221 高圧部、 222 排気通路、 223,224,225 開閉弁、 226 粗排気通路、 227 Xeランプ、 228 光導入口、 229 窓材、 230 搬送室 231 開閉弁。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の裏面の洗浄と乾燥を行う洗浄装置
    において、基体裏面に薬液を供給し裏面に生成した酸化
    膜を除去する手段と、該手段により露出した基体面に水
    素活性種を含む気体を吹き付ける手段とを少なくとも有
    し、前記基体裏面上のダングリングボンドを前記水素活
    性種により水素終端することを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記基体の表面に薬液を供給し洗浄する
    手段と、該表面に水素活性種を含む気体を吹き付ける手
    段とを少なくとも有し、前記基体表面のダングリングボ
    ンドを前記水素活性種により水素終端することを特徴と
    する請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記水素活性種を含む気体を吹き付ける
    手段は、水素ガスまたは水素ガスを含むガスを活性化し
    水素活性種を発生させる手段と、前記基体の裏面または
    /及び表面に該水素活性種を含む気体を供給する手段と
    から構成されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記水素ガスを含むガスは、不活性ガス
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記不活性ガスは、窒素ガスまたは/及
    びアルゴンガスであることを特徴とする請求項4に記載
    の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記水素活性種を発生させる手段は、前
    記水素ガスまたは水素を含むガスとの接触部の少なくと
    も一部を水素ラジカル化反応の触媒となる材料で構成し
    たことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載
    の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記触媒となる材料は、Niを含むこと
    を特徴とする請求項6に記載の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記触媒となる材料を300〜450℃
    に加熱する手段を有することを特徴とする請求項6また
    は7に記載の洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記水素活性種を含む気体を供給する手
    段において、該水素活性種を含む気体との接触部の少な
    くとも一部は、水素ラジカル化反応の触媒となる材料で
    構成したことを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項
    に記載の洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記基体の裏面に水素活性種を含む気
    体吹き付ける手段は、少なくとも前記基体裏面の中心直
    下近傍にガス噴射ノズルを備えたことを特徴とする請求
    項1〜9のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  11. 【請求項11】 前記基体を回転させる手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の
    洗浄装置。
  12. 【請求項12】 基体の搬送手段を有する半導体製造装
    置であって、該搬送手段と接続され、前記基体の裏面を
    露出しダングリングボンドを水素終端する処理槽を設け
    たことを特徴とする半導体製造装置。
  13. 【請求項13】 前記基体の裏面を露出し、ダングリン
    グボンドを水素終端する処理槽は、請求項1〜11のい
    ずれか1項に記載の洗浄装置であることを特徴とする請
    求項12に記載の半導体製造装置。
  14. 【請求項14】 複数の半導体処理槽からなり、該複数
    の半導体処理槽に基体の搬送手段を設けた半導体製造ラ
    インにおいて、前記基体の裏面を露出し、ダングリング
    ボンドを水素終端をする処理槽を少なくとも1つ設けた
    ことを特徴とする半導体製造ライン。
  15. 【請求項15】 前記基体の裏面を露出し、ダングリン
    グボンドを水素終端する処理槽は、請求項1〜11のい
    ずれか1項に記載の洗浄装置であることを特徴とする請
    求項14に記載の半導体製造ライン。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの処理槽と、該処理槽
    内において基体を保持する手段と、前記基体表面に水分
    濃度100ppb以下のガスを供給する手段と、前記基
    体表面にベルヌーイの圧力差を発生させるための手段と
    から構成される気相ゴミ除去装置を備えたことを特徴と
    する請求項14または15に記載の半導体製造ライン。
  17. 【請求項17】 前記気相ゴミ除去装置は、間欠的な圧
    力変動を少なくとも前記基体表面に発生させるための手
    段を設けたことを特徴とする請求項16に記載の半導体
    製造ライン。
  18. 【請求項18】 前記間欠的な圧力変動を少なくとも前
    記基体表面に発生させる手段として、衝撃波もしくは圧
    力波を発生させる機構を備えたことを特徴とする請求項
    17に記載の半導体製造ライン。
  19. 【請求項19】 前記気相ゴミ除去装置は、前記基体を
    80℃以上300℃以下の温度とする手段を備えたこと
    を特徴とする請求項16〜18のいずれか1項に記載の
    半導体製造ライン。
  20. 【請求項20】 前記気相ゴミ除去装置は、前記基体を
    80℃以上200℃以下の温度とする手段を備えたこと
    を特徴とする請求項19に記載の半導体製造ライン。
  21. 【請求項21】 前記気相ゴミ除去装置において、前記
    基体表面の吸着水分量が平均値で2分子層以下となるよ
    う構成したことを特徴とする請求項16〜20のいずれ
    か1項に記載の半導体製造ライン。
  22. 【請求項22】 前記気相ゴミ除去装置は、前記処理槽
    内に正負の電荷を供給し、前記処理槽内に存在する静電
    気を除去するための手段を有したことを特徴とする請求
    項16〜21のいずれか1項に記載の半導体製造ライ
    ン。
  23. 【請求項23】 前記気相ゴミ除去装置は、前記基体を
    回転させる手段を有したことを特徴とする請求項16〜
    22のいずれか1項に記載の半導体製造ライン。
  24. 【請求項24】 前記気相ゴミ除去装置は、前記基体に
    超音波もしくは機械的振動またはその両方を供給する手
    段を有したことを特徴とする請求項16〜23のいずれ
    か1項に記載の半導体製造ライン。
  25. 【請求項25】 前記気相ゴミ除去装置は、前記ガスに
    水素活性種を混入させる手段を有したことを特徴とする
    請求項16〜24のいずれか1項に記載の半導体製造ラ
    イン。
  26. 【請求項26】 前記気相ゴミ除去装置は、前記基体表
    面に液体窒素、液体アルゴン、イソプロピルアルコール
    等の常温で容易に気化する液体を供給する手段を有した
    ことを特徴とする請求項16〜25のいずれか1項に記
    載の半導体製造ライン。
  27. 【請求項27】 前記気相ゴミ除去装置において、前記
    ガスが反応性ガスもしくは少なくとも反応ガスを一部に
    含んだガスであることを特徴とする請求項16〜26の
    いずれか1項に記載の半導体製造ライン。
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