JPH07142102A - 電線用プラグ - Google Patents

電線用プラグ

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Publication number
JPH07142102A
JPH07142102A JP14205294A JP14205294A JPH07142102A JP H07142102 A JPH07142102 A JP H07142102A JP 14205294 A JP14205294 A JP 14205294A JP 14205294 A JP14205294 A JP 14205294A JP H07142102 A JPH07142102 A JP H07142102A
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JP
Japan
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housing
electric wire
operation cover
base
cover
Prior art date
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Application number
JP14205294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutomo Kobayashi
靖知 小林
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/28Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts and secured only to wire or cable
    • H01R24/30Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts and secured only to wire or cable with additional earth or shield contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/652Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding   with earth pin, blade or socket
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/50Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw
    • H01R4/5008Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw using rotatable cam
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易かつ迅速な取り付けを図る。 【構成】 操作カバー18の開位置では、ピン30の端
子板22の端子板折り返し部分48と端子板折り返し前
部分52とが、導線部分92の導入が許容される程度に
離間している。電線90を案内路56に沿って、端子板
折り返し底端68へ向けて進めれば、導線部分92は、
端子板折り返し底端68の連通口70を通って、端子板
折り返し部分48と端子板折り返し前部分52との間に
入り込む。導線部分92がV字頂点部位50に達した状
態で、操作カバー18をベース14に対して支持ピン8
6回りに回動して閉じれば、突起片150が、端子板折
り返し部分先端154を押圧し、導線部分92は、V字
頂点部50で、端子板折り返し部分48と端子板折り返
し前部分52との間に挟圧され、電線の接続が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線用プラグに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電線用プラグ(以下、単にプラグと称
す)は、各国で、電圧、形状等において規格が異なる。
例えば、多数の国が隣接する欧米では、電気製品は、プ
ラグを予め取り付けることなく販売される。購入者は、
電気製品を購入するのに加え、規格に応じたプラグを別
途に購入して、自ら、プラグの取り付けを行う。
【0003】図12に示すように、3線コード100用
のプラグ102では、ハウジングベース104に3個の
端子106が設けられ、各端子106には挿通孔108
が設けられるとともに、挿通孔108と直角方向にビス
110が螺合されている。
【0004】プラグ102を取り付けるには、まず、コ
ード表皮112をニッパー等で剥き、3本の絶縁被覆1
14付き電線116を露出させるとともに、各電線11
6の絶縁被覆114を更に剥き、導線部分118を露出
させる。
【0005】次に、各電線116毎に、導線部分118
を端子106の挿通孔108に挿入して、電線部分11
8を端子106に接続すべくビス110止めする。コー
ド表皮100の端末は、コード押え片120とハウジン
グベース104との間にねじ122を用いて固定され
る。
【0006】そして、ハウジングベース104にハウジ
ングカバー124がねじ126止めされ、ハウジングベ
ース104とハウジングカバー124との間に、電線1
16の端子106への接続部分が隠蔽される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のプラ
グ102の取り付け作業にあって、電線部分118を端
子106へ接続するためのビス110止めを行い、更
に、ハウジングベース104へのハウジングカバー12
4のねじ126止めを行うのは極めて面倒である。しか
も、その取り付け作業を電気製品の購入者自らが行うこ
とを考えると、殊更である。
【0008】本発明は、上記事実を考慮し、容易かつ迅
速に取り付けできる電線用プラグを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の電
線用プラグは、ハウジングベースと、このハウジングベ
ースに設けられる端子部と、前記ハウジングベースに設
けられ、端子部へ電線を導入するための案内路と、前記
ハウジングベースに開閉操作可能に支持され、開位置で
案内路を露出させ、閉位置で案内路を隠蔽するハウジン
グ操作カバーと、このハウジング操作カバーに形成され
て端子部と係合でき、ハウジング操作カバーの開位置で
案内路から端子部への電線の導入を許容し、ハウジング
操作カバーの閉位置で端子部へ電線を押接保持する係合
部と、を備えた構成を特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明の電線用プラグは、ハ
ウジングベースと、このハウジングベースから突出して
設けられる差し込みピンと、前記ハウジングベースに設
けられ、差し込みピンと接続される端子部と、前記ハウ
ジングベースの差し込みピン突出側に設けられ、端子部
へ電線を導入するための案内路と、前記ハウジングベー
スに揺動自在に支持されて差し込みピン突出側へ開くよ
うに開閉操作可能とされ、開位置で案内路を露出させ、
閉位置で案内路を隠蔽するハウジング操作カバーと、前
記ハウジング操作カバーに形成されて端子部と係合で
き、ハウジング操作カバーの開位置で案内路から端子部
への電線の導入を許容し、ハウジング操作カバーの閉位
置で端子部へ電線を押接保持する係合部と、を備えた構
成を特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明の電線用プラグは、請
求項2の構成において、前記端子部が、これに片持ち支
持される凸片を備え、ハウジング操作カバーの閉位置で
電線が凸片の自由端で押接されてなることを特徴とす
る。
【0012】請求項4に係る発明の電線用プラグは、請
求項2の構成において、前記ハウジングベースとハウジ
ング操作カバーとの間に設けられ、電線の脱出方向の付
勢力により縮径方向への移動力を発生して電線の被覆部
を押さえ込む押さえ込み手段を備えてなることを特徴と
する。
【0013】請求項5に係る発明の電線用プラグは、請
求項2の構成において、前記ハウジング操作カバーの閉
位置でハウジング操作カバーの開位置への揺動を阻止す
べくハウジングベースにハウジング操作カバーを固定す
るねじ手段を備えてなることを特徴とする。
【0014】請求項6に係る発明の電線用プラグは、請
求項2の構成において、前記ハウジングベースの周部
に、差し込みピン突出方向に凹凸をなすグリップを形成
してなることを特徴とする。
【0015】請求項7に係る発明の電線用プラグは、請
求項1又は2の構成において、前記ハウジング操作カバ
ーの閉位置でハウジング操作カバーの開位置への揺動を
阻止すべく、ハウジングベースと、ハウジング操作カバ
ーとの間に弾性係合手段を備えてなることを特徴とす
る。
【0016】請求項8に係る発明の電線用プラグは、請
求項2の構成において、前記差し込みピンにアースピン
が含まれ、更に、前記ハウジングベースに設けられ、差
し込みピン突出側で開閉自在とされるハウジングヒュー
ズカバーと、このハウジングヒューズカバーの内面に設
けられ、ヒューズを保持する保持部と、前記ハウジング
ベースに設けられ、ヒューズを弾性的に係合保持し、ヒ
ューズカバーの開閉によりヒューズを着脱自在とするヒ
ューズホルダと、を備えてなることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1乃至請求項8のいずれの構成でも、操
作カバーが開位置にあるとき、案内路は露出され、電線
は、案内路を通って、端子部ヘ導入される。
【0018】操作カバーの係合部は端子部と係合でき、
操作カバーが閉じられると、端子部へ、これに導入され
た電線を押接保持し、電線の端子部との接続が行われ
る。
【0019】これにより、ワンタッチで、容易かつ迅速
な電線用プラグの取り付けが果たされる。
【0020】請求項2の構成によれば、ハウジング操作
カバーがピン突出方向側に開くので、差し込みピンがコ
ンセント等に差し込まれた状態ではハウジング操作カバ
ーを開けることができず、ハウジング操作カバーを開け
る場合には、プラグをコンセント等から抜き取ることが
求められる。
【0021】請求項3の構成によれば、凸片の自由端で
電線が圧接保持されることにより、圧接着保持力が強化
される。
【0022】請求項4の構成によれば、電線の脱出防止
が強化される。請求項5の構成によれば、操作カバーの
開閉の際にねじ手段の操作を要する。
【0023】請求項6の構成にれば、差し込みピンの差
し込み、引き抜き操作に対して十分大きなフィンガーグ
リップ力が得られる。
【0024】請求項7の構成によれば、操作カバーの開
閉の際に、弾性係合手段の係合、係合解除がなされる。
【0025】請求項8の構成によれば、ヒューズの交換
等にあたってその脱着は、ハウジングヒューズカバーを
開けるだけで可能となり、便利である。また、ハウジン
グヒューズカバーは、請求項2の構成のハウジング操作
カバーと同様に、ピン突出方向側に開くので、ハウジン
グヒューズカバーを開ける場合には、プラグをコンセン
ト等から抜き取ることが求められる。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る電線用プラグの第1実施
例を図1乃至図9に基づき説明する。
【0027】図1及び図2に示すように、電線用プラグ
(以下、単にプラグと称す)10では、ハウジング12
が、ベース14と、固定カバー16と、操作カバー18
とより構成される。
【0028】ベース14は、矩形形状とされ、ベース1
4の内面(ハウジング12の内方に相当する面)には、
サイド端子板20、アース端子板22、ヒューズ端子板
24、ホルダ支持板26が配設される。サイド端子板2
0、アース端子板22、ホルダ支持板26の各一端部
は、ベース14をこの内外方向に貫通したサイドピン2
8、アースピン30、ヒューズピン32(図3を参照)
の基端首部29、31、33にそれぞれ嵌着され、サイ
ドピン28、アースピン30、ヒューズピン32の各先
端部は、ベース14の外面から延出して、図示しないコ
ンセントへの挿入部分とされる。サイドピン28、アー
スピン30、ヒューズピン32は、差し込みピンを構成
する。
【0029】ヒューズ端子板24の一端部には、ホルダ
34が設けられ、ホルダ34は、一部が開放された環状
に形成される。また、ホルダ34と対向して、ホルダ支
持板26の他端部にも、ホルダ34と同様なホルダ36
が設けられる。ホルダ34、36は、ヒューズ38の両
端部を弾性的に挟持して、ホルダ34、36間に、ヒュ
ーズ38が着脱自在とされる。
【0030】なお、サイド端子板20、ヒューズ端子板
24は、それら中間部がベース14に形成された突起2
1に嵌合される。
【0031】ベース14の一端部には、ベース14内面
から4片の立ち上げ片40、42、44、46が立ち上
げ形成され、各立ち上げ片40、42、44、46は、
離間して、立ち上げ片40、42、44、46間には、
サイド端子板20、アース端子板22、ヒューズ端子板
24の各他端部が隔離されて並設される。これら他端部
(端子部とされる)では、図4に示すように、端子板2
0、22、24がコ字型に折り返され、折り返された端
子板折り返し部分48は、V字型に屈曲形成され、V字
頂点部位50が端子板折り返し前部分52へ向けて突出
する。
【0032】ベース14の中央部には、ベース14内面
に、サイド端子板20、アース端子板22、ヒューズ端
子板24の各他端部に対応して、案内路54、56、5
8がそれぞれ並設される。各案内路54、56、58
は、上記立ち上げ片40、42、44、46に連続して
形成した延長片60、62、64、66により溝状に区
画形成される。各端子板折り返し底端68には、連通口
70が形成され、連通口70を介して、端子板折り返し
部分48と端子板折り返し前部分52との間と、案内路
54、56、58とが連通される。
【0033】図4に示すように、3線コード88の3本
の絶縁被覆付き電線90が案内路54、56、58上
を、各端子板折り返し底端68へ向けて進むと、導線部
分92が連通口70を通って、端子板折り返し部分48
と端子板折り返し前部分52との間に導入される。
【0034】各案内路54、56、58は、これら幅が
各端子板折り返し底端68の連通口70に向けて次第に
狭くされて、連通口70と同一幅で連通しており、導線
部分92が連通口70を円滑に通過できる。
【0035】端子板折り返し部分48は弾性変形可能と
されて片持ち的に撓む。常時は、図4に示すように、V
字頂点部位50において、端子板折り返し部分48と端
子板折り返し前部分52とが、導線部分92の導入が許
容される程度に離間する。端子板折り返し部分48が端
子板折り返し前部分52に向けて押圧されると、図5に
示すように、V字頂点部位50まで導入された導線部分
92は、V字頂点部位50において、端子板折り返し部
分48と端子板折り返し前部分52との間に挟まれて押
接保持される。
【0036】固定カバー16は、ベース14の中央部か
ら他端部に渡り、案内路54、56、58とに対向する
ように開口部72を備えて、ベース14の周部を覆う。
なお、固定カバー16は、ベース14の外面側からベー
ス14のネジ孔166(図9を参照)を通るタッピング
ネジ74(図3を参照)を、固定カバー16のタッピン
グネジ孔168内に締め込むことにより、固定される。
【0037】固定カバー16のベース14への固定によ
って、上記サイド端子板20、アース端子板22、ヒュ
ーズ端子板24、ホルダ支持板26がベース14に保持
される。ヒューズ38の脱着は、固定カバー16をベー
ス14から外して行われる。
【0038】操作カバー18は、図8に示すように、上
記開口部72に設けられる。立ち上げ片40、42、4
4、46のうち、最も外側の両立ち上げ片40、46
は、高く立ち上げられて、支持孔84を備える。支持孔
84には、サイド端子板20、アース端子板22、ヒュ
ーズ端子板24の各端子板折り返し部分48を跨ぐよう
に配設された支持ピン86の両端が貫通支持される。支
持ピン86には、操作カバー16の一端部に形成された
3片の突起片150の各嵌合孔151が嵌合して、操作
カバー18は、支持ピン86回りに回動自在とされ、開
口部72を開いて案内路54、56、58を露出させる
開位置(図4の位置)と、開口部72を開じて、ベース
14との間に、案内路54、56、58とを隠蔽する閉
位置(図5の位置)とを得る。
【0039】操作カバー18の突起片150は、係合部
を構成し、突起片150の外周部が、端子板折り返し部
分先端154と当接係合でき、操作カバー18の開位置
では、導線部分92の端子板折り返し部分48への導入
を許容し、操作カバー18の閉位置では、端子板折り返
し部分先端154を押圧して、導線部分92を端子板折
り返し部分48へ押接保持する。
【0040】操作カバー18の他端部には、両側壁に、
コ字型の切り欠き部97(図4を参照)を3方に有する
係止片98が形成され、係止片98に対応して、開口部
72に面する固定カバー16の両側壁には、係止凹所1
56が形成される。係止片98は、操作カバー18の内
外方向へ片持ち的に弾性変形でき、操作カバー18が閉
じられと、係止凹所156に挿入係止され、操作カバー
18の閉位置が保持される。操作カバー18を開けるに
は、係止凹所156と連通してベース14に形成された
開放操作口155から細いドライバ等を、係止凹所15
6内へ挿入し、係止片98を操作カバー18内方へ撓ま
せて、係止片98の係止凹所156との係止を解除すれ
ばよい。係止片98と係止凹所15とは弾性係合手段を
構成する。
【0041】図5、図6及び図7に示すように、操作カ
バー18の他端部には、操作カバー18が閉位置にある
とき、固定カバー16の他端部との間に、コード取り入
れ口160が形成される。コード取り入れ口160で
は、ベース14と操作カバー18との間に凸条162が
形成され、凸条162によって、コード88のコード表
皮96の末端部が押さえ込まれる。これにより、コード
88の脱出阻止が果たされる。凸状162は、押さえ込
み手段を構成する。
【0042】次に、第1実施例の作用を説明する。ま
ず、コード表皮(被覆部)96を剥いて、3本の絶縁被
覆付き電線90を露出させ、更に、各電線90の絶縁被
覆91を剥いて、導線部分92を露出させる。
【0043】図4に示すように、操作カバー18の開位
置では、各電線90を案内路54、56、58に沿っ
て、端子板折り返し底端68へ向けて進めれば、導線部
分92は、端子板折り返し底端68の連通口70を通っ
て、端子板折り返し部分48と端子板折り返し前部分5
2との間に入り込む。
【0044】導線部分92がV字頂点部位50に達した
状態で、操作カバー18を閉じれば、図5に示すよう
に、突起片150が、端子板折り返し部分先端154を
押圧し、導線部分92は、V字頂点部位50で、端子板
折り返し部分48と端子板折り返し前部分52との間に
挟圧され、電線の接続が行われる。
【0045】これによって、容易かつ迅速な電線用プラ
グの取り付けが果たされる。すなわち、プラグの取り付
けがワンタッチ化される。電気製品の購入時にプラグが
取り付けられておらず、電気製品の購入者が自らプラグ
を取り付ける必要があるような場合や、その他、プラグ
を取り付け、交換する必要がある場合等に有効である。
【0046】なお、操作カバー18を閉位置から開位置
へ回動すれば、端子板折り返し部分48は押圧保持位置
から導入許容位置に到り、電線の抜去が可能となる。
【0047】次に、第2実施例を図10及び図11に基
づき説明する。第2実施例では、サイド端子板、アース
端子板、ヒューズ端子板の各他端部(図11及び図12
ではアース端子板202が示されている)は、コ字型に
折り返された第1実施例と異なり、各立ち上げ片40、
42、44、46間を真直に延びて延びた先端をベース
204に向けて直角に屈曲させたL字型とされている。
アース端子板202についてみれば(サイド端子板、ヒ
ューズ端子板も同様である)、真直に延びる真直部分2
06に対向して、ベース14には、凹部210が形成さ
れる。図10に示す操作カバー212の開位置では、真
直部分206は真直状態を保ち、操作カバー212の突
起片214と真直部分206とは、この間に導線部分9
2の導入を許容する程度に離間する。図11に示す操作
カバー212の閉位置では、真直部分206が操作カバ
ー212の突起片214で押圧されて凹部210内で両
持ち支持梁となって弾性的に撓み、導線部分92は、操
作カバー212の突起片214とアース端子板202の
真直部分206との間に挟まれて押接保持される。
【0048】他の構成作用効果は、第1実施例と同様で
ある。なお、上記第2実施例では、凹部210へアース
端子板202の他端部(真直部分206)を臨ませ、真
直部分206を弾性変形可能としているが、真直部分2
06自体を弾性変形可能とせずとも、導電素材でない軟
質の弾性変形可能な部材を、真直部分206と同様に、
凹部210へ臨ませ、更にはベース204と一体に構成
し、その部材の表面に導電材を付するようにしてもよ
い。
【0049】あるいは、凹部210内へ弾性変形可能な
弾性材を充填してもよく、ただ、操作カバーの閉位置
で、導線部分92を端子部へ押接することができればよ
い。
【0050】次に、電線用プラグの第3実施例を図13
乃至図22に基づき説明する。図13乃至図15に示す
ように、電線用プラグ(以下、単にプラグと称す)30
0では、ハウジング302が、ベース304と、固定カ
バー306と、操作カバー308と、ヒューズカバー3
10とより構成される。ベース304、固定カバー30
6はそれぞれ一端が開放された浅い底付き矩形筒状とさ
れ、開放周端が対向して合致する。操作カバー308、
ヒューズカバーはそれぞれ、ベース底312に形成され
た第1開口314、第2開口316に配置される。第1
開口314は、ベース394の周部をなす第1片ないし
第4片のうちの一方向で対向する第1片318と第2片
320との間の中央部において、その一方向と直角の方
向で対向する第3片322から第4片324へ向けて延
びる長尺の矩形で形成され、第2開口316は、第2片
320に沿って第4片324から第3片322へ向けて
延びる長尺な矩形で形成される。
【0051】また、ベース底312には、第2開口31
4を挟んで左右両側(第1片318側、第2片320
側)に、ベース底312外面上に筒338が突出して筒
内にピン孔326、328が形成されるとともに、第2
開口314と第4片324との間にはぴん孔330が形
成される。ピン孔326、328、330には、サイド
ピン332、ヒューズピン334、アースピン336の
各基端部がそれぞれ挿入され、サイドピン332、ヒュ
ーズピン334、アースピン336の各先端部は、各ピ
ン孔326、328、330からベース底312外方
へ、ベース304と固定カバー306との対向方向に沿
って突出され(ピン突出方向を矢印Aで図示する)、図
示しないコンセント等への挿入部分とされる。サイドピ
ン332、ヒューズピン334、アースピン336は差
し込みピンを構成する。サイドピン332、ヒューズピ
ン334、アースピン336は厚肉板状とされ、サイド
ピン332、ヒューズピン334、アースピン336の
基端部は小径とされてサイドピン332、ヒューズピン
334、アースピン336のピン孔326、328、3
30への挿入量が規制される。なお、サイドピン33
2、ヒューズピン334の基端部を内部に挿入させた筒
部338の外径と、ヒューズピン332、サイドピン3
34とは同一径とされる。
【0052】ベース304の第4片324には、係合突
起390が形成され(図18を参照)、ベース304の
第4片324と対向する固定カバー306の第4片39
2には、係合突起390と対応する矩形孔部394が形
成される。ベース底312には、ピン孔326、328
より第3片322側に、第1開口314を介して左右両
側にネジ貫通孔396が形成され、固定カバー306の
底内面には、ねじ貫通孔396に対応して筒部398が
突出形成される。矩形孔部394内に係合突起390を
挿入するとともに、ベース304側から、タッピングね
じ400(図21を参照)をねじ貫通孔396に通して
筒部398内に螺合締め付けることにより、ベース30
4と固定カバー36とが接合固定される。
【0053】図16乃至図18に示すように、ベース3
04の内側(ベース304と固定カバー306との間)
には、アースピン336の基端に対応してアース端子板
340が設けられる。アース端子板340は長板状とさ
れ、折り返され、一方の(ベース304側の)作動片3
44と、他方の(固定カバー306側の)作動対向片3
46とが、ピン突出方向(ベース304と固定カバー3
06との対向方向)で対向する。折り返し基端部は重合
されて、そこには嵌合孔342を備える。嵌合孔342
には、アースピン326の基端の小突起343が貫通し
てかしめられ、アース端子板340がピン孔330縁に
当接してアースピン326の抜け止めがなされる。アー
ス端子板340の折り返し先端部は、第1開口314に
臨むように延設されるとともに、対向する一方の作動片
344は、ピン突出方向に傾斜して、他方の作動対向片
346との間でV字型に開く。
【0054】ベース304の内側にはまた、アース端子
板340を介して左右両側に、ヒューズ端子板348と
サイド端子板350とが設けられ、アース端子板34
0、ヒューズ端子板348、サイド端子板350が平行
に並び、端子部を構成する。ヒューズ端子板348とサ
イド端子板350とはいずれも、アース端子板342と
同様に、長板状に形成され、折り返され、折り返し先端
部は第1開口314に臨み、作動片344、作動対向片
346を対向して備える。
【0055】サイド端子板350の重合された折り返し
基端部にある嵌合孔351には、ベース304に形成さ
れた突起352が嵌合してかしめられ、サイド端子板3
50がベース304に固着される。サイド端子板350
には、折り返し基端部において作動対向片346から屈
曲して、サイドピン332の基端に向けて延びる分岐片
354が形成される。分岐片354の先端部には嵌合孔
356が形成され、嵌合孔356には、サイドピン33
2の基端の小突起333が嵌合してかしめられて、サイ
ド端子板350がピン孔326縁に当接して、サイドピ
ン332の抜け止めがなされる。
【0056】ヒューズ端子板348の折り返し基端部に
ある嵌合孔351にも、ベース304に形成された突起
352が嵌合してかしめられて、ヒューズ端子板348
がベース304に個着される。ヒューズ端子板348の
折り返し基端部において作動対向片346には、分岐片
356が屈曲形成され、分岐片356の先端部には、第
2開口316に臨むヒューズホルダ358が設けられ
る。
【0057】ベース304の内側には更に、ヒューズピ
ン334の基端に対応してホルダ支持板360が設けら
れ、ホルダ支持板360には嵌合孔362が形成され、
嵌合孔362に、ヒューズピン334の基端の小突起3
35が嵌合してかしめられて、ホルダ支持板360がピ
ン孔328縁に当接して、ヒューズピン334の抜け止
めがなされる。ホルダ支持板360にも、ヒューズホル
ダ358と同様なヒューズホルダ364が第2開口31
6に臨んで形成される。ヒューズホルダ358、364
は、第2開口316の長手方向で対向して、内部にヒュ
ーズ368の両端部を弾性的に挟持すべく円弧状に形成
される。ヒューズ368は、この軸方向が第2開口31
6の長手方向とされて配され、ヒューズホルダ358、
364に対して着脱自在とされる。
【0058】前記ヒューズカバー310は第2開口31
6に対応する長板状に形成され、ヒューズカバー310
の内面には、環状部(保持部)366が設けられ、環状
部366内にヒューズ368の中間部が挿入される。例
えば、図15に示すように、ヒューズカバー310の長
手方向一端部側(ベース304の第4片324側)か
ら、ピン突出方向に引っ張っることにより、ヒューズ3
68をヒューズホルダ358、364から離脱すること
ができ、ヒューズ358の交換等が可能となる。
【0059】図13及び図20に示すように、第1開口
314では、固定カバー306に、4片の立ち上げ片3
70、372、374、376が離間して形成され、立
ち上げ片370、372、374、376は、第1開口
314の長手方向に沿って延び、立ち上げ片370、3
72、374、376間には、サイド端子板350、ア
ース端子板340、ヒューズ端子板348と通じ、作動
片344と作動対向片346との間に電線を導入する案
内路378、380、382が区画形成される。
【0060】図17及び図18に示すように、サイド端
子板350、アース端子板340、ヒューズ端子板34
8において、作動片344には、凸片384が固着さ
れ、凸片384の自由端は、作動対向片346に向けて
くの字に屈曲形成される。作動片344に片持ち支持さ
れた凸片384の自由端に対応して、作動対向片346
には、凹部386が形成される。また、作動片344と
作動対向片346との間の奥には、作動片344に凹部
388が形成され、作動片344と作動対向片346と
の間の奥まで後述の電線90の導線部分92が到達可能
とされる。
【0061】図18に示すように、3線コード88の3
本の絶縁被覆付き電線90が案内路378、380、3
82を進み、導線部分92は、作動片344と作動対向
片346との間へ導入される。
【0062】作動片344は、弾性変形可能とされて片
持ち的に撓む。常時は、図18に示すように、凸片38
4の自由端と作動対向片346との間が、導線部分92
の導入を許容する程度に離間される。図19に示すよう
に、作動片344が作動対向片346に向けて押圧され
ると、作動片344と作動対向片346との間の奥まで
導入された導線部分92は、凸片384の自由先端が凹
部386に入り込むようにして導線部分92を押接保持
される。なお、作動対向片344は、固定カバー306
の底内面から突出したリブ452(図18、図19に示
す)で支持され、作動片344による押圧に対抗する。
【0063】図13に示すように、前記操作カバー30
8は、第1開口314と対応する長尺形状とされ、第4
片324側に位置する操作カバー308の長手方向一端
部、ないし基端部には、幅方向両側に揺動軸402を突
出して備える。揺動軸402に対応して、第1開口31
4を形成する側壁404には、支持凹部406が形成さ
れ、揺動軸402は、支持凹部406内に、ベース30
4と固定カバー306との接合によって支持凹部406
と対向位置する前記立ち上げ片370、376の頂部4
08との間で支持され、操作カバー308は、揺動軸4
02回りに揺動自在とされる。操作カバー308の長手
方向他端部(第3片322側の端部)、ないし先端部を
引っ張ることにより、操作カバー308はピン突出方向
側に開くことができ、第1開口314を開いて案内路3
78、380、382を露出させる開位置(図4の位
置)と、第1開口314を開じて、ベース394との間
に、案内路378、380、382を隠蔽する閉位置
(図5の位置)とを得る。
【0064】図21に示すように、操作カバー308
は、揺動軸402側の端部に、ヒューズ端子板348、
アース端子板340、サイド端子板350の各作動片3
44に対応して3片の突起片(係合部)410が形成さ
れ、突起片410の外周部が、各作動片344と当接係
合できる。操作カバー18の開位置では、作動片344
と作動対向片346との間への導線部分92の導入を許
容し、操作カバー308の閉位置では、作動片344を
押圧して、作動片344と作動対向片346との間へ導
線部分92を押接保持する。
【0065】操作カバー308の長手方向中間部には、
第1開口314を形成する側壁404と対向する側壁外
面に、段差412が凹設され、段差412に対応して、
側壁404には、係止突起414が形成される。係止突
起414と段差412とが弾性係合することにより、操
作カバー18が閉じられと、操作カバー18の閉位置が
保持される。操作カバー308を開けるには、段差41
2と通ずる凹所450から細いドライバ等を、段差41
2へ向けて挿入し、段差412と係止突起414とを離
間すれば、係止突起414と段差412との弾性係合が
解除される。係止突起414と段差412とは弾性係合
手段を構成する。
【0066】ベース304の第3片322と対向する固
定カバー306の第3片416は、第1開口314と対
応する部位で、矩形に切り欠かれ、切り欠かれた部位に
は、ベース304の第3片322が突出して形成されて
入り込み、突出部位には、第1開口314と連通するU
字孔が形成され、コード取り入れ口418とされる。コ
ード取り入れ口418近傍では、固定カバー306の底
内面に、固定カバー306とベース304との対向方向
から見てハ字型(図20を参)に一対の締め付け片(押
さえ込み手段)420が突出形成され、締め付け片42
0間にコード88のコード表皮96の末端部が押さえ込
まれる。締め付け片420は、コード88の引き抜き方
向、ないし脱出方向の付勢力に対して締め付け片420
間が縮径する変形力(移動力)を発生する。これによ
り、コードの脱出防止が強化される。
【0067】また、図22にも示すように、ベース30
4と固定カバー306との周部には、ベース304の第
1片318、第2片320、これらと対向する固定カバ
ー306の第1片422、第2片480に、周方向に沿
って凹状にグリップ424が形成され、これにより、ベ
ース304と固定カバー306との周部は、ピン突出方
向に沿って凹凸形状をなし、プラグ300の差し込み、
引き抜き操作に対して十分大きなグリップ力が得られ
る。
【0068】次に、第3実施例の作用を説明する。操作
カバー308を開いて、各電線90を案内路378、3
80、382に沿って、導線部分92は、作動片344
と作動対向片346との間へ入り込む。
【0069】導線部分92が作動片344と作動対向片
346との間の奥に到達した状態で、操作カバー308
を閉じれば、突起片410が、作動片344を押圧し、
導線部分92は、凸片384の自由端で、作動対向片3
46との間に挟圧され、電線の接続が行われる。
【0070】なお、操作カバー308の先端部を閉位置
から開位置へ揺動すれば、作動片344が復帰変形し、
作動片344と作動対向片346との間から、電線の抜
去が可能となる。
【0071】これにより、操作カバー308がピン突出
方向側に開くので、すなわち、操作カバー308はプラ
グ裏面から操作され、プラグ300がコンセント等に差
し込まれた状態では操作カバー308を開けることがで
きず、操作カバー308を開ける場合には、プラグ30
0をコンセント等から抜き取ることが求められる。
【0072】また、凸片384の自由端で導線部分92
が圧接保持されることにより、圧接着保持力が強化され
るが、凸片384の自由端を作動対向片346の凹部3
86に入り込ませるようにして導線部分92を圧接保持
することにより、圧接保持力がより強化される。
【0073】更に、ヒューズ368の交換等にあたって
その脱着は、ヒューズカバー310を開けるだけで可能
となり、便利である。また、ヒューズカバー310は、
操作カバー308と同様に、ピン突出方向側に開く、す
なわち、プラグ裏面から操作されるので、ヒューズカバ
ー310を開ける場合には、プラグ300をコンセント
等から抜き取ることが求められる。
【0074】本実施例によっても、容易かつ迅速な電線
用プラグの取り付けが果たされ、プラグの取り付けがワ
ンタッチ化される等、他の構成、作用効果は、第1実施
例と同様である。
【0075】次に、第4実施例を図23及び図24に基
づき説明する。第3実施例では、ベース304と固定カ
バー306との接合が操作カバー308とは別個になさ
れ、操作カバー308は、操作カバー308側の段差4
12とベース304側の突起414との係合により閉状
態が維持されるが、本実施例では、操作カバー500の
先端部が幅方向に突出部502を一体に備え、ベース5
04には、突出部502の対応する部位が凹設されてい
る。突出部502には、ベース504のねじ貫通孔39
6と、固定カバー306の筒部398と対応するねじ孔
が形成され、タッピングねじ(ねじ手段)400でそれ
らを共に締め付けることにより、操作カバー500、ベ
ース504、固定カバー512を共に固定する。操作カ
バー500は閉位置で揺動が阻止される。
【0076】また、コード取り入れ口418の近傍で
は、ベース504の底内面に締め付け片508が突出形
成され、操作カバー500の底内面に締め付け片510
が突出形成され、タッピングねじ400の締め付けによ
り、両締め付け片508、510間に、コード88のコ
ード表皮96の末端部が押さえ込まれる。
【0077】本実施例によれば、操作カバー500の開
閉と共に、その際にタッピングねじ400の締め付けを
要するが、導線部分を案内路に沿って作動片と作動対向
部との間に導入して、操作カバー500を閉じれば、作
動片と作動対向部との間で、この間に導入された電線を
押接保持することができる。なお、ねじ手段は、タッピ
ングネジ400に限るものではない。
【0078】ワンタッチで、容易かつ迅速な電線用プラ
グの取り付けが果たされる等、他の構成、作用効果は、
第3実施例と同様である。
【0079】本発明は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変更しない限り種々の変更が可能であ
る。
【0080】例えば、上記実施例では、3線コード用の
プラグについて説明したが、コードは、2線あるいは、
4線以上であってもよく、更には、1線でもよい。
【0081】また、上記各実施例では、操作カバーは、
回動自在、ないし揺動自在とされて開閉する構成である
が、請求項1に係る構成では、回動、ないし揺動ではな
く、スライド移動する等、他の手段も可能である。
【0082】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項8に係る本発明によれば、容易かつ迅速な電線用プ
ラグの取り付けが果たされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線用プラグの第1実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】第1実施例の電線用プラグをプラグ表側から見
た一部切り欠き平面図である。
【図3】第1実施例の電線用プラグをプラグ裏側から見
た斜視図である。
【図4】第1実施例の電線用プラグを、操作カバーの開
位置で示す断面図である。
【図5】第1実施例の電線用プラグを、操作カバーの閉
位置で示す断面図である。
【図6】第1実施例の電線用プラグの操作カバーをベー
ス側から見た斜視図である。
【図7】第1実施例の電線用プラグの固定カバーをベー
ス側から見た斜視図である。
【図8】第1実施例の電線用プラグを、操作カバーが開
位置と閉位置との間に位置する状態で示すプラグ表側か
ら見た斜視図である。
【図9】本実施例の電線用プラグのベースをカバー側か
ら見た平面図である。
【図10】第2実施例の電線用プラグを、操作カバーの
開位置で示す要部断面図である。
【図11】第2実施例の電線用プラグを、操作カバーの
閉位置で示す要部断面図である。
【図12】従来の電線用プラグを示す分解斜視図であ
る。
【図13】第3実施例の電線用プラグのハウジングを示
す分解斜視図である。
【図14】第3実施例の電線用プラグをプラグ裏側から
見た斜視図である。
【図15】図14とは角度を変えて、プラグ裏側から見
た斜視図である。
【図16】第3実施例の電線用プラグを、固定カバーを
省略するとともに、要部のみを、ピン突出方向を見て示
す図である。
【図17】第3実施例の電線用プラグの各端子板を示す
斜視図である。
【図18】第3実施例の電線用プラグをピン突出方向に
沿って切断した断面図である。
【図19】操作カバーを閉じた状態を示す図18に相当
する図である。
【図20】第3実施例の電線用プラグの固定カバーをピ
ン突出方向から見た図である。
【図21】操作カバーを開いた状態を示す図14に相当
する図である。
【図22】第3実施例の電線用プラグをプラグ表面から
見た斜視図である。
【図23】第4実施例の電線用プラグをプラグ裏面から
見て示す、一部破断斜視図である。
【図24】第4実施例の電線用プラグをピン突出方向に
沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
10 電線用プラグ 14 ベース(ハウジングベース) 18 操作カバー(ハウジング操作カバー) 20 サイド端子板 22 アース端子板 24 ヒューズ端子板 54、56、58 案内路 90 電線 150 突起片(係合部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングベースと、 このハウジングベースに設けられる端子部と、 前記ハウジングベースに設けられ、端子部へ電線を導入
    するための案内路と、 前記ハウジングベースに開閉操作可能に支持され、開位
    置で案内路を露出させ、閉位置で案内路を隠蔽するハウ
    ジング操作カバーと、 このハウジング操作カバーに形成されて端子部と係合で
    き、ハウジング操作カバーの開位置で案内路から端子部
    への電線の導入を許容し、ハウジング操作カバーの閉位
    置で端子部へ電線を押接保持する係合部と、 を備えたことを特徴とする電線用プラグ。
  2. 【請求項2】 ハウジングベースと、 このハウジングベースから突出して設けられる差し込み
    ピンと、 前記ハウジングベースに設けられ、差し込みピンと接続
    される端子部と、 前記ハウジングベースの差し込みピン突出側に設けら
    れ、端子部へ電線を導入するための案内路と、 前記ハウジングベースに揺動自在に支持されて差し込み
    ピン突出側へ開くように開閉操作可能とされ、開位置で
    案内路を露出させ、閉位置で案内路を隠蔽するハウジン
    グ操作カバーと、 前記ハウジング操作カバーに形成されて端子部と係合で
    き、ハウジング操作カバーの開位置で案内路から端子部
    への電線の導入を許容し、ハウジング操作カバーの閉位
    置で端子部へ電線を押接保持する係合部と、 を備えたことを特徴とする電線用プラグ。
  3. 【請求項3】 前記端子部が、これに片持ち支持される
    凸片を備え、ハウジング操作カバーの閉位置で電線が凸
    片の自由端で押接されてなる請求項2に記載の電線用プ
    ラグ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングベースとハウジング操作
    カバーとの間に設けられ、電線の脱出方向の付勢力によ
    り縮径方向への移動力を発生して電線の被覆部を押さえ
    込む押さえ込み手段を備えてなる請求項2に記載の電線
    用プラグ。
  5. 【請求項5】 前記ハウジング操作カバーの閉位置でハ
    ウジング操作カバーの開位置への揺動を阻止すべくハウ
    ジングベースにハウジング操作カバーを固定するねじ手
    段を備えてなる請求項2に記載の電線用プラグ。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングベースの周部に、差し込
    みピン突出方向に凹凸をなすグリップを形成してなる請
    求項2に記載の電線用プラグ。
  7. 【請求項7】 前記ハウジング操作カバーの閉位置でハ
    ウジング操作カバーの開位置への揺動を阻止すべく、ハ
    ウジングベースと、ハウジング操作カバーとの間に弾性
    係合手段を備えてなる請求項1又は2に記載の電線用プ
    ラグ。
  8. 【請求項8】 前記差し込みピンにアースピンが含ま
    れ、 更に、 前記ハウジングベースに設けられ、差し込みピン突出側
    で開閉自在とされるハウジングヒューズカバーと、 このハウジングヒューズカバーの内面に設けられ、ヒュ
    ーズを保持する保持部と、 前記ハウジングベースに設けられ、ヒューズを弾性的に
    係合保持し、ヒューズカバーの開閉によりヒューズを着
    脱自在とするヒューズホルダと、 を備えてなる請求項2に記載の電線用プラグ。
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