JPH07141006A - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
- Publication number
- JPH07141006A JPH07141006A JP5314369A JP31436993A JPH07141006A JP H07141006 A JPH07141006 A JP H07141006A JP 5314369 A JP5314369 A JP 5314369A JP 31436993 A JP31436993 A JP 31436993A JP H07141006 A JPH07141006 A JP H07141006A
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- JP
- Japan
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- processor
- command
- output port
- port
- low
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、階層的に接続されたプロセツサ2、
3間で命令を授受しながら下位のプロセツサ3に接続さ
れた駆動系を上位のプロセツサ2より制御する制御装置
1において、プロセツサ2、3間のタクトタイムを短縮
化する。 【構成】下位プロセツサ3の出力ポート3A及び上位プ
ロセツサ2の入力ポート2Aをインターフエース手段4
とパラレルに接続する接続手段5を設け、下位プロセツ
サ3に接続された駆動系の動作フラグを、パラレルに接
続された出力ポート3Aの各ビツトに対応させて配した
ことにより、上位プロセツサ2側で下位プロセツサ3と
の間の複数回におよぶ命令の授受なしに、逐次駆動系の
動作状態A〜Dを認識することができ、かくしてタクト
タイムを大幅に改善し得る。
3間で命令を授受しながら下位のプロセツサ3に接続さ
れた駆動系を上位のプロセツサ2より制御する制御装置
1において、プロセツサ2、3間のタクトタイムを短縮
化する。 【構成】下位プロセツサ3の出力ポート3A及び上位プ
ロセツサ2の入力ポート2Aをインターフエース手段4
とパラレルに接続する接続手段5を設け、下位プロセツ
サ3に接続された駆動系の動作フラグを、パラレルに接
続された出力ポート3Aの各ビツトに対応させて配した
ことにより、上位プロセツサ2側で下位プロセツサ3と
の間の複数回におよぶ命令の授受なしに、逐次駆動系の
動作状態A〜Dを認識することができ、かくしてタクト
タイムを大幅に改善し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御装置に関し、特に階
層的に接続されたプロセツサ間で命令の授受しながら下
位のプロセツサに接続された駆動系を上位のプロセツサ
より制御するものに適用し得る。
層的に接続されたプロセツサ間で命令の授受しながら下
位のプロセツサに接続された駆動系を上位のプロセツサ
より制御するものに適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、ミニコンピユータ等の中型コンピ
ユータを用いて半導体製造装置等を制御する制御装置に
おいて、その装置全体が非常に複雑な機構系により構成
される場合は、その機構系を幾つかの要素に分け、要素
毎に制御を行う方がソフトウエアの簡便化や分業化が図
れることがある。またこのような制御系のあるまとまつ
た機構系において、さらにその機構系を細分化して制御
した方がより一層のソフトウエアの分業化が図れる場合
もある。
ユータを用いて半導体製造装置等を制御する制御装置に
おいて、その装置全体が非常に複雑な機構系により構成
される場合は、その機構系を幾つかの要素に分け、要素
毎に制御を行う方がソフトウエアの簡便化や分業化が図
れることがある。またこのような制御系のあるまとまつ
た機構系において、さらにその機構系を細分化して制御
した方がより一層のソフトウエアの分業化が図れる場合
もある。
【0003】このような制御系において、ミニコンピユ
ータに相当し制御装置全体を統括し制御するコンピユー
タをMP(main processor)と呼び、MPからGPIB
(general purpose interface bus )等のインターフエ
ースを介して命令を受け、あるまとまつた制御系全体を
統括するコンピユータをSP(slave processor )と呼
び、さらにSPからの命令によりあるまとまつた制御系
全体のうち一部を統括するコンピユータをFP(functi
on processor)と呼ぶ。
ータに相当し制御装置全体を統括し制御するコンピユー
タをMP(main processor)と呼び、MPからGPIB
(general purpose interface bus )等のインターフエ
ースを介して命令を受け、あるまとまつた制御系全体を
統括するコンピユータをSP(slave processor )と呼
び、さらにSPからの命令によりあるまとまつた制御系
全体のうち一部を統括するコンピユータをFP(functi
on processor)と呼ぶ。
【0004】このSP及びFP間は、従来1つのI/F
(インターフエース)回路で双方の通信を行うようにな
されている。すなわちSPとFP間でのコマンドの送受
信により、FPの動作をSPが判断する。このためMP
からの命令に従つてSPからFPへ動作コマンドが送信
されたとき、FPはSPから受け取つたコマンドを解析
し、コマンドを正しく受け取つたことをSPへ通知す
る。
(インターフエース)回路で双方の通信を行うようにな
されている。すなわちSPとFP間でのコマンドの送受
信により、FPの動作をSPが判断する。このためMP
からの命令に従つてSPからFPへ動作コマンドが送信
されたとき、FPはSPから受け取つたコマンドを解析
し、コマンドを正しく受け取つたことをSPへ通知す
る。
【0005】FPはSPに対して、コマンド実行中の動
作フラグを立て(「1」とする)、コマンドを実行す
る。FPはコマンドの実行を終了し、各種センサ等のチ
エツクを行つた際、正常にコマンドを実行できたことを
確認した後、SPに対して動作フラグを落とす(「0」
とする)。SPはFPの動作終了を確認するため、その
動作フラグを読み出すためのコマンドをFPへ送信す
る。この際、FPは動作フラグにステータスをセツトし
て、SPのコマンドに対して応答を返すようになされて
いる。
作フラグを立て(「1」とする)、コマンドを実行す
る。FPはコマンドの実行を終了し、各種センサ等のチ
エツクを行つた際、正常にコマンドを実行できたことを
確認した後、SPに対して動作フラグを落とす(「0」
とする)。SPはFPの動作終了を確認するため、その
動作フラグを読み出すためのコマンドをFPへ送信す
る。この際、FPは動作フラグにステータスをセツトし
て、SPのコマンドに対して応答を返すようになされて
いる。
【0006】ここで1つのプロセツサでタスクTSK
1、TSK2、TSK3の複数の処理を実行した場合を
図3に示す。それぞれの処理に要する時間を第1のタス
クTSK1がx〔sec 〕、第2のタスクTSK2がy
〔sec 〕、第3のタスクTSK3がz〔sec 〕とする。
ただしx<y<zとする。このようにするとプロセツサ
がすべてのタスクTSK1、TSK2、TSK3を処理
し終了するまで、少なくともx+y+z〔sec 〕分のタ
クトタイムを要する。
1、TSK2、TSK3の複数の処理を実行した場合を
図3に示す。それぞれの処理に要する時間を第1のタス
クTSK1がx〔sec 〕、第2のタスクTSK2がy
〔sec 〕、第3のタスクTSK3がz〔sec 〕とする。
ただしx<y<zとする。このようにするとプロセツサ
がすべてのタスクTSK1、TSK2、TSK3を処理
し終了するまで、少なくともx+y+z〔sec 〕分のタ
クトタイムを要する。
【0007】これに対して、図4に示すように、制御権
を有するMPと、MPの制御の下に動作するSPA 、S
PB 、SPC に、それぞれ上述の第1〜第3のタスクT
SK1〜TSK3を実行させて処理させた場合、それぞ
れSPA 〜SPC は、MPの駆動コマンドに従つて単独
でタスクTSK1、TSK2、TSK3を処理し、全体
的に平行して処理が行われるので処理時間は、大幅に短
縮され、速ければz〔sec 〕程度ですべての処理を終了
することができる。従つてこのような構成を採用してタ
クトタイムを格段的に短縮化し得るようになされてい
る。
を有するMPと、MPの制御の下に動作するSPA 、S
PB 、SPC に、それぞれ上述の第1〜第3のタスクT
SK1〜TSK3を実行させて処理させた場合、それぞ
れSPA 〜SPC は、MPの駆動コマンドに従つて単独
でタスクTSK1、TSK2、TSK3を処理し、全体
的に平行して処理が行われるので処理時間は、大幅に短
縮され、速ければz〔sec 〕程度ですべての処理を終了
することができる。従つてこのような構成を採用してタ
クトタイムを格段的に短縮化し得るようになされてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようにし
て半導体製造装置全体を制御する制御装置では、SP側
の制御系とFP側の制御系の双方をMPからの命令に従
つて動作させる場合に、FP側の制御系の動作終了を確
認するまで待たないと、SP側の制御系を駆動できない
という場合が発生する。
て半導体製造装置全体を制御する制御装置では、SP側
の制御系とFP側の制御系の双方をMPからの命令に従
つて動作させる場合に、FP側の制御系の動作終了を確
認するまで待たないと、SP側の制御系を駆動できない
という場合が発生する。
【0009】すなわち、これはSPがFPに対してコマ
ンドを送信し、FPがそのコマンドを正しく受信したこ
とをSPに対して通信する時間と、FPがコマンドを解
析して、動作フラグをSPに対して送信し、そのデータ
をSPが受信するまでに所定の時間を要し、これらの時
間がプロセツサ間のタクトタイムに大きく影響するとい
う問題があつた。
ンドを送信し、FPがそのコマンドを正しく受信したこ
とをSPに対して通信する時間と、FPがコマンドを解
析して、動作フラグをSPに対して送信し、そのデータ
をSPが受信するまでに所定の時間を要し、これらの時
間がプロセツサ間のタクトタイムに大きく影響するとい
う問題があつた。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、階層的に接続されたプロセツサ間で命令を授受しな
がら下位のプロセツサに接続された駆動系を上位のプロ
セツサより制御する際、プロセツサ間のタクトタイムを
短縮化し得る制御装置を提案しようとするものである。
で、階層的に接続されたプロセツサ間で命令を授受しな
がら下位のプロセツサに接続された駆動系を上位のプロ
セツサより制御する際、プロセツサ間のタクトタイムを
短縮化し得る制御装置を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、上位プロセツサ2に対して下位プ
ロセツサ3が所定のインターフエース手段4を通じて接
続されると共に、下位プロセツサ3に接続された駆動系
について、上位プロセツサ2が下位プロセツサ3との間
の命令の授受によつて制御する制御装置1において、下
位プロセツサ3の出力ポート3A及び上位プロセツサ2
の入力ポート2Aをインターフエース手段4とパラレル
に接続する接続手段5を設け、下位プロセツサ3に接続
された駆動系の動作フラグを、パラレルに接続された出
力ポート3Aの各ビツトに対応させて配し、上位プロセ
ツサ2側で、下位プロセツサ3との間の命令の授受なし
に、逐次駆動系の動作状態A〜Dを認識するようにし
た。
め本発明においては、上位プロセツサ2に対して下位プ
ロセツサ3が所定のインターフエース手段4を通じて接
続されると共に、下位プロセツサ3に接続された駆動系
について、上位プロセツサ2が下位プロセツサ3との間
の命令の授受によつて制御する制御装置1において、下
位プロセツサ3の出力ポート3A及び上位プロセツサ2
の入力ポート2Aをインターフエース手段4とパラレル
に接続する接続手段5を設け、下位プロセツサ3に接続
された駆動系の動作フラグを、パラレルに接続された出
力ポート3Aの各ビツトに対応させて配し、上位プロセ
ツサ2側で、下位プロセツサ3との間の命令の授受なし
に、逐次駆動系の動作状態A〜Dを認識するようにし
た。
【0012】
【作用】下位プロセツサ3の出力ポート3A及び上位プ
ロセツサ2の入力ポート2Aをインターフエース手段4
とパラレルに接続し、下位プロセツサ3に接続された駆
動系の動作フラグを、パラレルに接続された出力ポート
3Aの各ビツトに対応させて配したことにより、上位プ
ロセツサ2側で下位プロセツサ3との間の複数回におよ
ぶ命令の授受なしに、逐次駆動系の動作状態A〜Dを認
識することができ、かくしてタクトタイムを大幅に改善
し得る。
ロセツサ2の入力ポート2Aをインターフエース手段4
とパラレルに接続し、下位プロセツサ3に接続された駆
動系の動作フラグを、パラレルに接続された出力ポート
3Aの各ビツトに対応させて配したことにより、上位プ
ロセツサ2側で下位プロセツサ3との間の複数回におよ
ぶ命令の授受なしに、逐次駆動系の動作状態A〜Dを認
識することができ、かくしてタクトタイムを大幅に改善
し得る。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0014】図1において、1は全体として本発明によ
る制御装置を示し、上位プロセツサでなるSP(slave
processor )と、SPからの命令によりあるまとまつた
制御系全体のうち一部を統括する下位プロセツサでなる
FP(function processor)とより構成されている。
る制御装置を示し、上位プロセツサでなるSP(slave
processor )と、SPからの命令によりあるまとまつた
制御系全体のうち一部を統括する下位プロセツサでなる
FP(function processor)とより構成されている。
【0015】このSP2とFP3は、所定のインターフ
エース(I/F)回路4で接続されており、さらにこの
実施例の場合、SP2の入力ポート2AとFP3の出力
ポート3Aが入出力(I/O)ポート5で接続されてい
る。このI/Oポート5の0、1、2、3の各ビツトに
は、図1(B)に示すように、それぞれFP3に接続さ
れた駆動系(図示せず)に応じた動作A、B、C、Dが
割り当てられている。
エース(I/F)回路4で接続されており、さらにこの
実施例の場合、SP2の入力ポート2AとFP3の出力
ポート3Aが入出力(I/O)ポート5で接続されてい
る。このI/Oポート5の0、1、2、3の各ビツトに
は、図1(B)に示すように、それぞれFP3に接続さ
れた駆動系(図示せず)に応じた動作A、B、C、Dが
割り当てられている。
【0016】以上の構成において、制御装置1としてS
P2からFP3の動作を制御する場合、SP2からI/
F回路4を介してFP3に送出されたコマンドに応じ
て、FP3は動作A〜動作Dを実行する。このときFP
3は、動作A〜動作Dを順次実行する毎に、それぞれの
動作A〜Dに割り当てられたビツト0〜3に順次「1」
を立て、実行が終了する毎に「0」に落とす。
P2からFP3の動作を制御する場合、SP2からI/
F回路4を介してFP3に送出されたコマンドに応じ
て、FP3は動作A〜動作Dを実行する。このときFP
3は、動作A〜動作Dを順次実行する毎に、それぞれの
動作A〜Dに割り当てられたビツト0〜3に順次「1」
を立て、実行が終了する毎に「0」に落とす。
【0017】SP2側では自らの入力ポート2Aの各ビ
ツト0〜3を監視することにより、各FP3の各動作が
実行されて終了したことを確認する。このようにしてS
P2側は、I/F回路4を通じたコマンドのやりとり無
しにFP3の状態を認識することができ、これにより、
SP2側でFP3との間の複数回におよぶコマンドの授
受なしに、FP3の動作状態を認識することができ、か
くして全体としてタクトタイムを大幅に改善し得る。
ツト0〜3を監視することにより、各FP3の各動作が
実行されて終了したことを確認する。このようにしてS
P2側は、I/F回路4を通じたコマンドのやりとり無
しにFP3の状態を認識することができ、これにより、
SP2側でFP3との間の複数回におよぶコマンドの授
受なしに、FP3の動作状態を認識することができ、か
くして全体としてタクトタイムを大幅に改善し得る。
【0018】以上の構成によれば、FP3の出力ポート
3A及びSP2の入力ポート2AをIF回路4とパラレ
ルにI/Oポート5で接続し、FP3の動作A〜Dを、
出力ポート3Aの各ビツト0〜3に対応させたことによ
り、SP2側でFP3との間の複数回におよぶコマンド
の授受なしに、FP3の動作の実行及び終了を認識する
ことができ、かくしてタクトタイムを大幅に改善し得る
制御装置1を実現できる。
3A及びSP2の入力ポート2AをIF回路4とパラレ
ルにI/Oポート5で接続し、FP3の動作A〜Dを、
出力ポート3Aの各ビツト0〜3に対応させたことによ
り、SP2側でFP3との間の複数回におよぶコマンド
の授受なしに、FP3の動作の実行及び終了を認識する
ことができ、かくしてタクトタイムを大幅に改善し得る
制御装置1を実現できる。
【0019】さらにあるコマンドの実行処理に対して、
SP2とFP3間のコマンドの送受信回数を削減するこ
とができると共に、複数のコマンドをSP2からFP3
へ送出することができることにより、コマンド処理時間
を大幅に削減することができ、タクトタイムが改善でき
る。またミニコンピユータ等の中型コンピユータを用い
て、装置を制御する場合、その装置が非常に複雑な機構
系により構成される際は、その機構系を幾つかの要素に
分け、その要素ごとに制御を行なわせることによつて、
ソフトウエアの簡便化や分業化を図ることができる。こ
のような制御系のあるまとまつた機構系において、さら
にその機構系を細分化して制御することにより、一層ソ
フトウエアの分業化が図れ、タクトタイムの改善により
効果的である。
SP2とFP3間のコマンドの送受信回数を削減するこ
とができると共に、複数のコマンドをSP2からFP3
へ送出することができることにより、コマンド処理時間
を大幅に削減することができ、タクトタイムが改善でき
る。またミニコンピユータ等の中型コンピユータを用い
て、装置を制御する場合、その装置が非常に複雑な機構
系により構成される際は、その機構系を幾つかの要素に
分け、その要素ごとに制御を行なわせることによつて、
ソフトウエアの簡便化や分業化を図ることができる。こ
のような制御系のあるまとまつた機構系において、さら
にその機構系を細分化して制御することにより、一層ソ
フトウエアの分業化が図れ、タクトタイムの改善により
効果的である。
【0020】なお上述の実施例においては、SPに対し
て1個のFPを接続した場合について述べたが、SPに
対してFPを複数接続するようにしても、上述の実施例
と同様の効果を実現できる。因に、図2においては、S
P11に対して2個のFP12、13がそれぞれI/F
回路14、15を通じて接続され、各FP12、13の
出力ポート12A、13Aと、SP11の2つの入力ポ
ート11A、11BがそれぞれI/Oポート16、17
で接続されている。一方のI/Oポート16の各ビツト
には第1のFP12の動作A1、B1、C1、D1が割
り当てられ、他方のI/Oポート17の各ビツトには第
2のFP13の動作A2、B2、C2、D2が割り当ら
れている。
て1個のFPを接続した場合について述べたが、SPに
対してFPを複数接続するようにしても、上述の実施例
と同様の効果を実現できる。因に、図2においては、S
P11に対して2個のFP12、13がそれぞれI/F
回路14、15を通じて接続され、各FP12、13の
出力ポート12A、13Aと、SP11の2つの入力ポ
ート11A、11BがそれぞれI/Oポート16、17
で接続されている。一方のI/Oポート16の各ビツト
には第1のFP12の動作A1、B1、C1、D1が割
り当てられ、他方のI/Oポート17の各ビツトには第
2のFP13の動作A2、B2、C2、D2が割り当ら
れている。
【0021】SP11から一方のI/F回路14を介し
てFP12に送出されたコマンドに応じて、FP12は
動作A1〜D1を実行する。このときSPは、I/Oポ
ート16の各ビツトを監視し、しかるべき状態になれ
ば、FP12のコマンドの実行が終了していなくても、
次に他方のFP13に対してI/F回路15を介してコ
マンドを送出することができる。FP13はコマンドに
応じて動作A2〜D2を実行し、このときSP11はI
/Oポート17の各ビツトを監視し、しかるべき状態に
なればFP13のコマンドの実行が終了していなくて
も、また他方のFP12に対して次のコマンドを送るこ
とができる。
てFP12に送出されたコマンドに応じて、FP12は
動作A1〜D1を実行する。このときSPは、I/Oポ
ート16の各ビツトを監視し、しかるべき状態になれ
ば、FP12のコマンドの実行が終了していなくても、
次に他方のFP13に対してI/F回路15を介してコ
マンドを送出することができる。FP13はコマンドに
応じて動作A2〜D2を実行し、このときSP11はI
/Oポート17の各ビツトを監視し、しかるべき状態に
なればFP13のコマンドの実行が終了していなくて
も、また他方のFP12に対して次のコマンドを送るこ
とができる。
【0022】このようにして、従来のようにSP11か
ら一方のFP12に送つたコマンドに対してそのFP1
2がコマンドを実行終了するのを待つて、次のコマンド
を送るというようなことをしなくて済み、その分SP1
1はコマンドのやりとり無しにFP12、13の動作フ
ラグを認識することができるので、コマンドの処理時間
が大幅に短縮でき、タクトタイムが改善できる。
ら一方のFP12に送つたコマンドに対してそのFP1
2がコマンドを実行終了するのを待つて、次のコマンド
を送るというようなことをしなくて済み、その分SP1
1はコマンドのやりとり無しにFP12、13の動作フ
ラグを認識することができるので、コマンドの処理時間
が大幅に短縮でき、タクトタイムが改善できる。
【0023】また上述の実施例においては、I/Oポー
トの4ビツト分に下位プロセツサの動作状態を割り当て
た場合について述べたが、I/Oポートのビツト数はこ
れに限らず、8ビツトや16ビツト等でも良く、また割り
当てるフラグも動作状態に限らず、下位プロセツサに接
続された駆動系の動作やステータス等、種々の情報を割
り当てるようにしても、上述の実施例と同様の効果を実
現できる。
トの4ビツト分に下位プロセツサの動作状態を割り当て
た場合について述べたが、I/Oポートのビツト数はこ
れに限らず、8ビツトや16ビツト等でも良く、また割り
当てるフラグも動作状態に限らず、下位プロセツサに接
続された駆動系の動作やステータス等、種々の情報を割
り当てるようにしても、上述の実施例と同様の効果を実
現できる。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、上位プロ
セツサの入力ポートと下位プロセツサの出力ポートを接
続すると共に、下位プロセツサの動作を出力ポートの各
ビツトに設定することにより、上位プロセツサは自らの
入力ポートを監視してコマンドのやりとり無しに下位プ
ロセツサの動作を確認することができ、かくしてタクト
タイムを格段的に短縮化し得る制御装置を実現できる。
セツサの入力ポートと下位プロセツサの出力ポートを接
続すると共に、下位プロセツサの動作を出力ポートの各
ビツトに設定することにより、上位プロセツサは自らの
入力ポートを監視してコマンドのやりとり無しに下位プ
ロセツサの動作を確認することができ、かくしてタクト
タイムを格段的に短縮化し得る制御装置を実現できる。
【図1】本発明による制御装置の一実施例の構成を示す
ブロツク図である。
ブロツク図である。
【図2】制御装置の他の実施例として上位プロセツサに
複数の下位プロセツサを接続した場合を示すブロツク図
である。
複数の下位プロセツサを接続した場合を示すブロツク図
である。
【図3】複数の処理タスクを1つのプロセツサで処理し
た場合の説明に供する略線図である。
た場合の説明に供する略線図である。
【図4】複数の処理タスクを複数のプロセツサで処理し
た場合の説明に供する略線図である。
た場合の説明に供する略線図である。
1、10……制御装置、2、11……SP、2A、11
A、11B……入力ポート、3、12、13……FP、
3A、12A、13A……出力ポート、4、14、15
……インターフエース回路、5、16、17……I/O
ポート。
A、11B……入力ポート、3、12、13……FP、
3A、12A、13A……出力ポート、4、14、15
……インターフエース回路、5、16、17……I/O
ポート。
Claims (1)
- 【請求項1】上位プロセツサに対して下位プロセツサが
所定のインターフエース手段を通じて接続されると共
に、前記下位プロセツサに接続された駆動系について、
前記上位プロセツサが前記下位プロセツサとの間の命令
の授受によつて制御する制御装置において、 前記下位プロセツサの出力ポート及び前記上位プロセツ
サの入力ポートを前記インターフエース手段とパラレル
に接続する接続手段を設け、 前記下位プロセツサに接続された前記駆動系の動作フラ
グを、前記パラレルに接続された前記出力ポートの各ビ
ツトに対応させて配し、 前記上位プロセツサ側で、前記下位プロセツサとの間の
命令の授受なしに、逐次前記駆動系の動作状態を認識す
るようにしたことを特徴とする制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5314369A JPH07141006A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5314369A JPH07141006A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07141006A true JPH07141006A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=18052512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5314369A Pending JPH07141006A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07141006A (ja) |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5314369A patent/JPH07141006A/ja active Pending
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