JPH07139824A - 車両用空調装置のコンプレッサ制御方法 - Google Patents

車両用空調装置のコンプレッサ制御方法

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JPH07139824A
JPH07139824A JP5307141A JP30714193A JPH07139824A JP H07139824 A JPH07139824 A JP H07139824A JP 5307141 A JP5307141 A JP 5307141A JP 30714193 A JP30714193 A JP 30714193A JP H07139824 A JPH07139824 A JP H07139824A
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JP
Japan
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rotation speed
compressor
temperature
motor
driven compressor
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JP5307141A
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Yasutaka Negishi
康隆 根岸
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3222Cooling devices using compression characterised by the compressor driving arrangements, e.g. clutches, transmissions or multiple drives
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
    • F25B49/022Compressor control arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/07Exceeding a certain pressure value in a refrigeration component or cycle

Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖房時における高圧側の冷媒圧力の上昇に起
因するモータ駆動コンプレッサの停止を防止し、室温の
如何に拘らず良好な暖房フィーリングを得る。 【構成】 暖房モードの際に、室温が所定温度以下の場
合には、第1の所定の回転数ピッチでコンプレッサの回
転数を冷媒吐出温度に応じて補正し、室温が所定温度以
上の場合には、上記ピッチよりも大きい第2の所定の回
転数ピッチでコンプレッサの回転数を冷媒吐出温度に応
じて補正する。室温が低い場合には小さい回転数ピッチ
で補正されるので、暖房フィーリングを悪化させること
がなく、室温が高い場合には大きい回転数ピッチで補正
されるので、高圧側の冷媒圧力の上昇を抑制することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置のコンプ
レッサ制御方法に関し、特に、モータ駆動のコンプレッ
サを制御するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ駆動コンプレッサを有する空調装
置では、例えば特開平3−213956号公報などに示
されているように、モータ駆動コンプレッサの冷媒吐出
温度を検出し、冷媒吐出温度が所定温度以上になること
でモータ駆動コンプレッサの回転数を所定の回転数ピッ
チで低下させ、これにより、高圧側の冷媒圧力が所定の
高圧値以上になることを防止して空調装置の保護を図っ
ている。また、周知のように、高圧側の冷媒圧力が所定
の高圧値に達した場合には、空調装置の保護の観点か
ら、圧力スイッチの作動によってモータ駆動コンプレッ
サが停止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような冷媒吐出温
度による回転数補正では、図4に示すような、車両室内
にエバポレータと暖房用サブコンデンサとを有する車両
用空調装置の場合、暖房モードの際に室内温度が10℃
程度以上になると、暖房用サブコンデンサの吸込み空気
温度が高くなること及び暖房用サブコンデンサが車両室
内に設けられるためにその容量を大きくできないことな
どに起因して、冷媒吐出温度に応じてモータ駆動コンプ
レッサの回転数を低下させても高圧側の冷媒圧力が上昇
し、圧力スイッチの作動によってモータ駆動コンプレッ
サが停止してしまうという問題がある。
【0004】図4は車両室内にエバポレータと暖房用サ
ブコンデンサとを有する車両用空調装置の一例で、1は
モータ駆動コンプレッサ、2はエバポレータ、3は暖房
用サブコンデンサ、4はメインコンデンサ、5は切換弁
である。モータ駆動コンプレッサ1は、吸入側が冷媒導
管6を介してエバポレータ2の出口側に接続され、吐出
側が冷媒導管7を介して切換弁5の入口側に接続されて
いる。エバポレータ2の入口側は膨張弁8および受液器
9を有する冷媒導管10を介してメインコンデンサ4の
出口側に接続されている。暖房用サブコンデンサ3は、
入口側が冷媒導管11を介して切換弁5の一方の出口側
に接続され、出口側が膨張弁12を有する冷媒導管13
を介してエバポレータ2の入口側に接続されている。メ
インコンデンサ4の入口側は冷媒導管14を介して切換
弁5の他方の出口側に接続されている。15はモータ駆
動コンプレッサ1の冷媒吐出温度を検出する吐出温度セ
ンサで、モータ駆動コンプレッサ1と切換弁5との間の
冷媒導管7に設けられている。16は高圧側の冷媒圧力
が所定の高圧値になることで作動する圧力スイッチで、
暖房用サブコンデンサ3と膨張弁12との間の冷媒導管
13に設けられており、その作動でモータ駆動コンプレ
ッサ1が停止される。エバポレータ2および暖房用サブ
コンデンサ3は車両室内17に設けられ、メインコンデ
ンサ4は車両室外に設けられている。なお、18は送風
機である。このような構成で、切換弁5の切換えによ
り、モータ駆動コンプレッサ1から切換弁5,暖房用サ
ブコンデンサ3,エバポレータ2を経てモータ駆動コン
プレッサ1に戻る冷媒経路を形成することによって暖房
運転が行なわれ、モータ駆動コンプレッサ1から切換弁
5,メインコンデンサ4,エバポレータ2を経てモータ
駆動コンプレッサ1に戻る冷媒経路を形成することによ
って冷房運転が行なわれる。暖房運転時においては、エ
バポレータ2で冷却された後暖房用サブコンデンサ3で
加熱されるので、室内温度が上昇すればするほど、エバ
ポレータ2の出口側空気温度すなわち暖房用サブコンデ
ンサ3の吸込み空気温度も上昇し、高圧側の冷媒圧力が
上昇することとなる。暖房用サブコンデンサ3は、車両
室内に設けられるので容量を大きくすることができず、
メインコンデンサ4と比較して高圧側の冷媒圧力が上昇
しやすい。
【0005】このような車両用空調装置において、従来
の冷媒吐出温度による回転数補正を適用し、冷媒吐出温
度に応じて常に一定の回転数ピッチで補正するようにす
ると、暖房運転の際に、室内温度が10℃程度以上に上
昇した場合、補正による回転数低下では高圧側の冷媒圧
力の上昇が抑制されずに所定の高圧値に達してしまい、
圧力スイッチ16が作動することとなる。これを防止す
るために、補正の回転数ピッチを大きくとると、冷媒吐
出温度による回転数補正でモータ駆動コンプレッサ1の
回転数が大幅に下げられるので、室内温度が10℃以下
の低温の場合、室内が暖まりかけたにも拘らず冷風が吹
出し、良好な暖房が得られない。
【0006】また、図4の構成の車両用空調装置では、
上述したように、暖房モードの際に室内温度が10℃程
度以上になると、暖房用サブコンデンサ3の吸込み空気
温度が高くなること及び暖房用サブコンデンサ3が車両
室内に設けられるためにその容量を大きくできないこと
などに起因して、高圧側の冷媒圧力の上昇によりモータ
駆動コンプレッサ1が停止してしまうので、高圧側の冷
媒圧力の上昇を抑えるために、モータ駆動コンプレッサ
1の最高回転数を低めに設定せざるをえない。そのた
め、室内温度が低い場合の暖房能力が劣り、良好な暖房
が得られない。
【0007】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、暖房時における高圧側の冷媒圧力の上
昇に起因するモータ駆動コンプレッサの停止を防止し、
室内温度の如何に拘らず良好な暖房フィーリングを得る
ことのできる車両用空調装置のコンプレッサ制御方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、モー
タ駆動コンプレッサを備えた車両用空調装置において、
暖房モードで且つ室内温度が所定温度以下である場合
に、前記モータ駆動コンプレッサの冷媒吐出温度に応じ
て前記モータ駆動コンプレッサの回転数を第1の所定の
回転数ピッチで補正し、暖房モードで且つ室内温度が所
定温度以上である場合には、前記モータ駆動コンプレッ
サの冷媒吐出温度に応じて前記モータ駆動コンプレッサ
の回転数を前記第1の所定の回転数ピッチよりも大きい
第2の所定の回転数ピッチで補正するようにした車両用
空調装置のコンプレッサ制御方法によって、上記目的を
達成する。
【0009】また、本発明においては、モータ駆動コン
プレッサを備えた車両用空調装置において、暖房モード
の場合に、室内温度が低ければ前記モータ駆動コンプレ
ッサの最高回転数を高く設定し、室内温度が高くなるに
従って前記モータ駆動コンプレッサの最高回転数を低く
設定するようにした車両用空調装置のコンプレッサ制御
方法。
【0010】
【作用】室内温度に応じて補正時の回転数ピッチを変え
るようにした本発明によれば、暖房モードで且つ室内温
度が所定温度以下の場合には、第1の所定の回転数ピッ
チで、モータ駆動コンプレッサの回転数が冷媒吐出温度
に応じて補正され、暖房モードで且つ室内温度が所定温
度以上の場合には、第1の所定の回転数ピッチよりも大
きい第2の所定の回転数ピッチで、モータ駆動コンプレ
ッサの回転数が冷媒吐出温度に応じて補正される。室内
温度が所定温度以下では小さい回転数ピッチで補正され
るので、暖房フィーリングを悪化させることはない。室
内温度が所定温度以上では大きい回転数ピッチで補正さ
れるので、高圧側の冷媒圧力の上昇を抑制することがで
き、また、室内が所定温度以上に高くなっているので、
大きい回転数ピッチでモータ駆動コンプレッサの回転数
を低下させても、暖房フィーリングを大きく悪化させる
ことはない。
【0011】室内温度に応じてモータ駆動コンプレッサ
の最高回転数を変えるようにした本発明によれば、暖房
モードの場合に、室内温度が低ければモータ駆動コンプ
レッサの最高回転数が高く設定され、室内温度が高くな
るに従って最高回転数が低く設定される。室内温度が低
い場合には最高回転数が高く設定されるので、暖房能力
を上げることができる。室内温度が高くなるに従って最
高回転数が低く設定されるので、高圧側の冷媒圧力の上
昇を抑制することができ、また、最高回転数が低く設定
されるため省エネルギを図ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す構成図で、図
4と同符号のものは同一物を示している。
【0013】図1において、20はコントロールユニッ
ト、22はコンプレッサ駆動回路である。コントロール
ユニット20は、コンプレッサ駆動回路22を介してモ
ータ駆動コンプレッサ1を制御するようになっていると
共に、切換弁5を制御することで暖房運転/冷房運転を
切換えるようになっている。コントロールユニット20
には、吐出温度センサ15からの冷媒吐出温度Td 、圧
力スイッチ16のオン/オフ信号、車両室内17に設け
られた室温センサ23からの室内温度Tinc 、モータ駆
動コンプレッサ1の回転数を検出する回転数センサ24
からの実回転数、イグニッションスイッチ情報、エアコ
ンスイッチ情報、暖房/冷房要求信号、および、コンプ
レッサ回転数設定値情報が与えられるようになってい
る。モータ駆動コンプレッサ1,エバポレータ2,暖房
用サブコンデンサ3,メインコンデンサ4および切換弁
5によって構成される車両用空調装置については、図4
で述べた通りである。
【0014】図2は図1のコントロールユニット20の
フローチャートで、以下、図2を併用して本発明の第1
実施例を説明する。
【0015】コントロールユニット20は、先ず、ステ
ップ30および31でイグニッションスイッチおよびエ
アコンスイッチのオン/オフを判断し、少なくともいず
れか一方がオフであればステップ32のコンプレッサ停
止処理を経てステップ30に戻り、イグニッションスイ
ッチおよびエアコンスイッチが共にオンであればステッ
プ33に入る。ステップ33では、圧力スイッチ16の
オン/オフおよび冷媒吐出温度Td がTd ≧120℃か
否かを判断し、圧力スイッチ16がオンまたは/および
d ≧120℃であれば異常と認識してステップ32に
入り、圧力スイッチ16がオフおよびTd ≧120℃で
なければ正常と認識してステップ34に入る。コントロ
ールユニット20は、ステップ34でコンプレッサ駆動
回路22を介してモータ駆動コンプレッサ1を駆動し、
次のステップ35で、コンプレッサ回転数設定値情報と
回転数センサ24の実回転数とに基づいて、モータ駆動
コンプレッサ1がコンプレッサ回転数設定値情報によっ
て与えられた設定回転数N1 になるように、コンプレッ
サ駆動回路22を介してモータ駆動コンプレッサ1を制
御する。次いで、ステップ36に入り、暖房/冷房要求
信号に基づいて暖房モードか否かを判断する。ここでは
暖房モードであるとすると、ステップ36からステップ
37に入り、室温センサ23から室内温度Tinc を取込
み、室内温度Tinc が所定温度(本例では10℃)以下
か否かを判断する。室内温度Tinc <10℃であれば、
ステップ37からステップ38に入り、吐出温度センサ
15から冷媒吐出温度Td を取込み、第1の回転数補正
マップに従って、冷媒吐出温度Td に応じたモータ駆動
コンプレッサ1の回転数補正を行なう。室内温度Tinc
<10℃でなければ、ステップ37からステップ39に
入り、吐出温度センサ15から冷媒吐出温度Td を取込
み、第2の回転数補正マップに従って、冷媒吐出温度T
d に応じたモータ駆動コンプレッサ1の回転数補正を行
なう。第1の回転数補正マップは、第1の所定の回転数
ピッチで、モータ駆動コンプレッサ1の回転数を冷媒吐
出温度Td に応じて補正する。本例では、第1の回転数
補正マップは、冷媒吐出温度Td が第1の所定温度(本
例では90℃)以上に上昇することで、300rpm/
5℃のピッチでモータ駆動コンプレッサ1の回転数を設
定回転数N1 から低下させ、第2の所定温度(本例では
85℃)以下になるまで300rpm/5℃の回転数ピ
ッチでモータ駆動コンプレッサ1の回転数を設定回転数
1 に上昇させるようになっている。第2の回転数補正
マップは、第1の所定の回転数ピッチよりも大きい第2
の所定の回転数ピッチで、モータ駆動コンプレッサ1の
回転数を冷媒吐出温度Td に応じて補正する。本例で
は、第2の回転数マップは、冷媒吐出温度Td が第1の
所定温度(本例では90℃)以上に上昇することで、第
1の回転数補正マップの倍の600rpm/5℃のピッ
チでモータ駆動コンプレッサ1の回転数を設定回転数N
1 から低下させ、第2の所定温度(本例では85℃)以
下になるまで600rpm/5℃の回転数ピッチでモー
タ駆動コンプレッサ1の回転数を設定回転数N1 に上昇
させるようになっている。なお、第1および第2の回転
数補正マップにはハンチング防止のため本例では5℃の
ヒステリシスが設定されている。室内温度Tinc が10
℃以下では300rpmの小さい回転数ピッチで補正さ
れるので、暖房フィーリングを悪化させることはない。
室内温度Tinc が10℃以上では倍の600rpmの大
きい回転数ピッチで補正されるので、高圧側の冷媒圧力
の上昇を抑制することができ、また、室内が10℃以上
に高くなっているので、大きい回転数ピッチでモータ駆
動コンプレッサ1の回転数を低下させても、暖房フィー
リングを大きく悪化させることはない。ステップ38ま
たはステップ39の回転数補正の後、コントロールニッ
ト20はステップ30に戻る。なお、ステップ36で暖
房モードでない場合には、ステップ36からステップ3
8に入り、第1の回転数補正マップに従う回転数補正を
経てステップ30に戻る。冷房時においては、メインコ
ンデンサ4の容量が大きいので、暖房用サブコンデンサ
3の場合のような高圧側の冷媒圧力の上昇を考慮する必
要はない。
【0016】図3は別の実施例を示す図1のコントロー
ルユニット20のフローチャートで、以下、図3を併用
して本発明の第2実施例を説明する。
【0017】コントロールユニット20は、先ず、ステ
ップ40および41でイグニッションスイッチおよびエ
アコンスイッチのオン/オフを判断し、少なくともいず
れか一方がオフであればステップ42のコンプレッサ停
止処理を経てステップ40に戻り、イグニッションスイ
ッチおよびエアコンスイッチが共にオンであればステッ
プ43に入る。ステップ43では、圧力スイッチ16の
オン/オフおよび冷媒吐出温度Td がTd ≧120℃か
否かを判断し、圧力スイッチ16がオンまたは/および
d ≧120℃であれば異常と認識してステップ42に
入り、圧力スイッチ16がオフおよびTd ≧120℃で
なければ正常と認識してステップ44に入る。コントロ
ールユニット20は、ステップ44でコンプレッサ駆動
回路22を介してモータ駆動コンプレッサ1を駆動し、
次のステップ45で、暖房/冷房要求信号に基づいて暖
房モードか否かを判断する。ここでは暖房モードである
とすると、ステップ45からステップ46に入り、室温
センサ23から室内温度Tinc を取込み、最高回転数設
定マップに従い室内温度Tinc に基づいてモータ駆動コ
ンプレッサ1の最高回転数Rm を設定する。最高回転数
設定マップは、室内温度Tinc が低ければ最高回転数R
m を高く設定し、室内温度Tinc が高くなるに従って最
高回転数Rm を低く設定する。本例では、室内温度T
inc <15℃の場合に最高回転数Rm =7000rpm
を設定し、15℃≦室内温度Tinc <20℃の場合に最
高回転数Rm =4000rpmを設定し、20℃≦室内
温度Tinc <25℃の場合に最高回転数Rm =3000
rpmを設定するようになっている。コントロールユニ
ット20は、ステップ46の後ステップ47に入り、設
定された最高回転数Rm に応じた回転数制御マップに従
って、コンプレッサ回転数設定値情報と回転数センサ2
4の実回転数とに基づいて、モータ駆動コンプレッサ1
がコンプレッサ回転数設定値情報によって与えられた設
定回転数N1 になるように、コンプレッサ駆動回路22
を介してモータ駆動コンプレッサ1を制御する。本例で
は、最高回転数Rm =7000rpmが設定されること
で実線の回転数制御マップaが選択され、最高回転数R
m =4000rpmが設定されることで一点鎖線の回転
数制御マップbが選択され、最高回転数Rm =3000
rpmが設定されることで破線の回転数制御マップcが
選択されるようになっている。コントロールユニット2
0は、ステップ47の後ステップ48に入り、吐出温度
センサ15から冷媒吐出温度Td を取込み、回転数補正
マップに従って、冷媒吐出温度Td に応じたモータ駆動
コンプレッサ1の回転数補正を行なう。回転数補正マッ
プは、所定の回転数ピッチで、モータ駆動コンプレッサ
1の回転数を冷媒吐出温度Td に応じて補正する。本例
では、冷媒吐出温度Td が第1の所定温度(本例では9
0℃)以上に上昇することで、300rpm/5℃のピ
ッチでモータ駆動コンプレッサ1の回転数を設定回転数
1 から低下させ、第2の所定温度(本例では85℃)
以下になるまで300rpm/5℃の回転数ピッチでモ
ータ駆動コンプレッサ1の回転数を設定回転数N1 に上
昇させるようになっている。なお、回転数補正マップに
はハンチング防止のため本例では5℃のヒステリシスが
設定されている。ステップ48の回転数補正の後、コン
トロールニット20はステップ40に戻る。このよう
に、室内温度Tinc が低い場合には最高回転数Rm が高
く設定されるので、暖房能力を上げることができる。ま
た、室内温度Tinc が高くなるに従って最高回転数Rm
が低く設定されるので、高圧側の冷媒圧力の上昇を抑制
することができ、また、最高回転数が低く設定されるた
め省エネルギを図ることもできる。なお、ステップ45
で暖房モードでない場合には、ステップ45からステッ
プ49に入り、最高回転数Rm =7000rpmを設定
してステップ47に入る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、暖
房モードで且つ室内温度が所定温度以上の場合には、第
1の所定の回転数ピッチでモータ駆動コンプレッサの回
転数を冷媒吐出温度に応じて補正し、暖房モードで且つ
室内温度が所定温度以上の場合には、第1の所定の回転
数ピッチよりも大きい第2の所定の回転数ピッチでモー
タ駆動コンプレッサの回転数を冷媒吐出温度に応じて補
正するようにしたので、室内温度が所定温度以下では小
さい回転数ピッチで補正され、暖房フィーリングを悪化
させることがなく、また、室内温度が所定温度以上では
大きい回転数ピッチで補正され、高圧側の冷媒圧力の上
昇を抑制することができ、暖房時における高圧側の冷媒
圧力の上昇に起因するモータ駆動コンプレッサの停止を
防止して、室内温度の如何に拘らず良好な暖房フィーリ
ングを得ることができるなどの効果を奏する車両用空調
装置のコンプレッサ制御方法を提供することができる。
【0019】また、本発明によれば、暖房モードの場合
に、室内温度が低ければモータ駆動コンプレッサの最高
回転数を高く設定し、室内温度が高くなるに従って最高
回転数を低く設定するようにしたので、室内温度が低い
場合には最高回転数が高く設定されることにより、室内
温度が低い場合に暖房能力を上げることができ、また、
室内温度が高くなるに従って最高回転数が低く設定され
ることにより、高圧側の冷媒圧力の上昇を抑制すること
ができ、暖房時における高圧側の冷媒圧力の上昇に起因
するモータ駆動コンプレッサの停止を防止して、室内温
度の如何に拘らず良好な暖房フィーリングを得ることが
でき、更には、室内温度が高くなるに従って最高回転数
が低く設定されるため省エネルギをも図ることができる
などの効果を奏する車両用空調装置のコンプレッサ制御
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図2は図1のコントロールユニットのフローチ
ャートである。
【図3】図3は別の実施例を示す図1のコントロールユ
ニットのフローチャートである。
【図4】図4は車両室内にエバポレータと暖房用サブコ
ンデンサとを有する車両用空調装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ駆動コンプレッサ 15 吐出温度センサ 20 コントロールユニット 22 コンプレッサ駆動回路 23 室温センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動コンプレッサを備えた車両用
    空調装置において、暖房モードで且つ室内温度が所定温
    度以下である場合には、前記モータ駆動コンプレッサの
    冷媒吐出温度に応じて前記モータ駆動コンプレッサの回
    転数を第1の所定の回転数ピッチで補正し、暖房モード
    で且つ室内温度が所定温度以上である場合には、前記モ
    ータ駆動コンプレッサの冷媒吐出温度に応じて前記モー
    タ駆動コンプレッサの回転数を前記第1の所定の回転数
    ピッチよりも大きい第2の所定の回転数ピッチで補正す
    るようにした車両用空調装置のコンプレッサ制御方法。
  2. 【請求項2】 モータ駆動コンプレッサを備えた車両用
    空調装置において、暖房モードの場合に、室内温度が低
    ければ前記モータ駆動コンプレッサの最高回転数を高く
    設定し、室内温度が高くなるに従って前記モータ駆動コ
    ンプレッサの最高回転数を低く設定するようにした車両
    用空調装置のコンプレッサ制御方法。
JP5307141A 1993-11-12 1993-11-12 車両用空調装置のコンプレッサ制御方法 Pending JPH07139824A (ja)

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