JPH07139207A - 二段式駐車装置における係止機構 - Google Patents
二段式駐車装置における係止機構Info
- Publication number
- JPH07139207A JPH07139207A JP25694193A JP25694193A JPH07139207A JP H07139207 A JPH07139207 A JP H07139207A JP 25694193 A JP25694193 A JP 25694193A JP 25694193 A JP25694193 A JP 25694193A JP H07139207 A JPH07139207 A JP H07139207A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- hook
- vehicle mounting
- engaging
- parking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】二段式駐車装置において、車両載置台を上昇位
置に係止及び係止解除を簡単な構成で確実に自動的に行
える新規な手段を提供する。 【構成】車両載置台2を上昇位置で係止する手段とし
て、駐車基台1に対して摺動する一方の枠体3aの端部
にフック状係止部5を形成し、駐車基台側には、前記フ
ック状係止部5を係止可能な起立部6aを備えた係合部
材6と、前記起立部6aの先端部よりも上方に回動軌跡
を有する回動板7とにより、係止解除に際して前記フッ
ク状係止部5は起立部6aと係合することなく移動可能
とする。
置に係止及び係止解除を簡単な構成で確実に自動的に行
える新規な手段を提供する。 【構成】車両載置台2を上昇位置で係止する手段とし
て、駐車基台1に対して摺動する一方の枠体3aの端部
にフック状係止部5を形成し、駐車基台側には、前記フ
ック状係止部5を係止可能な起立部6aを備えた係合部
材6と、前記起立部6aの先端部よりも上方に回動軌跡
を有する回動板7とにより、係止解除に際して前記フッ
ク状係止部5は起立部6aと係合することなく移動可能
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二段式駐車装置におい
て、上方の駐車場となる車両載置台の係止及び係止解除
を円滑に行うことができる係止機構に関するものであ
る。
て、上方の駐車場となる車両載置台の係止及び係止解除
を円滑に行うことができる係止機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、駐車場のスペースの確保が困難で
あり、且つ一家における車の保有台数が増える傾向によ
り、二段式駐車装置が注目を浴びている。そのような二
段式駐車装置として、上方の駐車場となる車両載置台に
車両が載置された状態における安全性の確保の手段や、
前記車両載置台の上方位置での位置決め及び位置決め解
除手段となる係止機構に関する提案が種々なされてい
る。
あり、且つ一家における車の保有台数が増える傾向によ
り、二段式駐車装置が注目を浴びている。そのような二
段式駐車装置として、上方の駐車場となる車両載置台に
車両が載置された状態における安全性の確保の手段や、
前記車両載置台の上方位置での位置決め及び位置決め解
除手段となる係止機構に関する提案が種々なされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両載置台
を下降位置である地上に配置して車両を載置し、しかる
後、油圧シリンダの作動によりX型にクロスされた枠体
を起立状態に移動し、車両載置台を上昇位置に移動して
係止し、また、上昇位置から下降させる際、前記係止を
解除させる形式の二段式駐車装置において、前記係止及
び係止解除を簡単な構成により、確実に自動的に行える
新規な手段を提供することを目的とするものである。
を下降位置である地上に配置して車両を載置し、しかる
後、油圧シリンダの作動によりX型にクロスされた枠体
を起立状態に移動し、車両載置台を上昇位置に移動して
係止し、また、上昇位置から下降させる際、前記係止を
解除させる形式の二段式駐車装置において、前記係止及
び係止解除を簡単な構成により、確実に自動的に行える
新規な手段を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、地上に設置される駐車基台と、車両を載
置し又は車両を降ろすことができる下降位置と車庫とし
て載置した車両と共に移動する上昇位置とを取りうる車
両載置台と、該車両載置台を下降位置と上昇位置とに移
動させるリフト手段とからなる二段式駐車装置におい
て、リフト手段は、二つの枠体をクロスさせ、そのクロ
スさせた枠体の間に油圧シリンダを配置した構成からな
り、車両載置台を上昇位置で係止する手段として、駐車
基台に対して摺動する一方の枠体の端部に、フック状係
止部を形成し、駐車基台側には、前記フック状係止部を
係止可能な起立部を備えた係合部材と、係止解除に際し
て前記フック状係止部と係合することができる、前記起
立部の先端部よりも上方に回動軌跡を有する回動板とを
備えたことを特徴とするものである。
成するために、地上に設置される駐車基台と、車両を載
置し又は車両を降ろすことができる下降位置と車庫とし
て載置した車両と共に移動する上昇位置とを取りうる車
両載置台と、該車両載置台を下降位置と上昇位置とに移
動させるリフト手段とからなる二段式駐車装置におい
て、リフト手段は、二つの枠体をクロスさせ、そのクロ
スさせた枠体の間に油圧シリンダを配置した構成からな
り、車両載置台を上昇位置で係止する手段として、駐車
基台に対して摺動する一方の枠体の端部に、フック状係
止部を形成し、駐車基台側には、前記フック状係止部を
係止可能な起立部を備えた係合部材と、係止解除に際し
て前記フック状係止部と係合することができる、前記起
立部の先端部よりも上方に回動軌跡を有する回動板とを
備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の構成により、下降位置に配置した車両
載置台に車両を乗せ、油圧シリンダを作動させると、平
行状態にある二つの枠体は徐々に起き上がり、交差する
状態に変位する。この際、二つの枠体の一端は、夫々車
両載置台又は駐車基台の一端に枢支され、他端は、夫々
車両載置台又は駐車基台に摺接しながら移動し、車両載
置台が所定の高さに達した時点において、一方の枠体の
端部に設けられたフック状係止部は、回動板の先端を押
して起立部から離れた位置に回動させ、起立部の先端に
係合させる。よって、車両載置台は、油圧シリンダの作
動と起立部に係止したフック状係止部とにより、上昇位
置に保持される。
載置台に車両を乗せ、油圧シリンダを作動させると、平
行状態にある二つの枠体は徐々に起き上がり、交差する
状態に変位する。この際、二つの枠体の一端は、夫々車
両載置台又は駐車基台の一端に枢支され、他端は、夫々
車両載置台又は駐車基台に摺接しながら移動し、車両載
置台が所定の高さに達した時点において、一方の枠体の
端部に設けられたフック状係止部は、回動板の先端を押
して起立部から離れた位置に回動させ、起立部の先端に
係合させる。よって、車両載置台は、油圧シリンダの作
動と起立部に係止したフック状係止部とにより、上昇位
置に保持される。
【0006】この状態から、車両載置台を下降させるに
は、先ず、油圧シリンダは僅かに車両載置台を上昇する
方向に作動させると、フック状係止部は起立部から離
れ、その前方に位置する回動板の先端部に係止する。こ
のフック状係止部が回動板に係止した状態において、油
圧シリンダの作動を車両載置台の下降方向に切替える
と、フック状係止部を形成した枠体は回動板の存在によ
り、起立部の上方を越えて移動することができ、車両載
置台は駐車基台の位置まで下降することができる。
は、先ず、油圧シリンダは僅かに車両載置台を上昇する
方向に作動させると、フック状係止部は起立部から離
れ、その前方に位置する回動板の先端部に係止する。こ
のフック状係止部が回動板に係止した状態において、油
圧シリンダの作動を車両載置台の下降方向に切替える
と、フック状係止部を形成した枠体は回動板の存在によ
り、起立部の上方を越えて移動することができ、車両載
置台は駐車基台の位置まで下降することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2には、本発明における二段式駐車装置
の全体的な概要を示し、夫々油圧シリンダを作動させ、
油圧アームを伸張状態として車両載置台が上昇位置にあ
る場合と、油圧シリンダを不作動状態とし、車両載置台
を駐車基台と同じ下降位置に配置した場合とを示してい
る。図3は本発明の要部である係止機構の構成を示す。
する。図1、図2には、本発明における二段式駐車装置
の全体的な概要を示し、夫々油圧シリンダを作動させ、
油圧アームを伸張状態として車両載置台が上昇位置にあ
る場合と、油圧シリンダを不作動状態とし、車両載置台
を駐車基台と同じ下降位置に配置した場合とを示してい
る。図3は本発明の要部である係止機構の構成を示す。
【0008】図面において、駐車基台1は、自動車の車
幅より広い間隔を以て地上に配置される一対の台座1
a,1aと、前記台座1a,1aの前後を連結した連結
材1b,1bとから構成されている。一対の台座1a,
1aの間には、車両が配置される空間を形成することが
できる。駐車基台1の上方には、車両載置台2が図1の
位置と図2の位置とに切替えられるリフト手段3を介し
て支持されている。
幅より広い間隔を以て地上に配置される一対の台座1
a,1aと、前記台座1a,1aの前後を連結した連結
材1b,1bとから構成されている。一対の台座1a,
1aの間には、車両が配置される空間を形成することが
できる。駐車基台1の上方には、車両載置台2が図1の
位置と図2の位置とに切替えられるリフト手段3を介し
て支持されている。
【0009】リフト手段3は、一対のアーム部材3a,
3bと、これらアーム部材3a,3bとの間に取付けら
れた油圧シリンダ3cとにより構成されている。この場
合、一対のアーム部材3a,3bは、各台座1aとその
上方に位置する車両載置台2との間に配置される。
3bと、これらアーム部材3a,3bとの間に取付けら
れた油圧シリンダ3cとにより構成されている。この場
合、一対のアーム部材3a,3bは、各台座1aとその
上方に位置する車両載置台2との間に配置される。
【0010】アーム部材3a,3bの略中央部を枢着部
4とし、一方のアーム部材3aの一端3a1 は車両載置
台2に枢着され、他端3a2 は台座1a上に沿って摺動
し、車両載置台2が所定位置に上昇して際、固定する手
段を備えている。そして、他方のアーム部材3bの一端
3b1 は台座1aに枢着され、他端3b2 は車両載置台
2の下面を支持しながら、該下面に沿って摺動する。一
方のアーム部材3aと他方のアーム部材3bとの間に
は、油圧シリンダ3cとその油圧シリンダから伸縮でき
る腕部3c1 の端部が夫々取付けられている。
4とし、一方のアーム部材3aの一端3a1 は車両載置
台2に枢着され、他端3a2 は台座1a上に沿って摺動
し、車両載置台2が所定位置に上昇して際、固定する手
段を備えている。そして、他方のアーム部材3bの一端
3b1 は台座1aに枢着され、他端3b2 は車両載置台
2の下面を支持しながら、該下面に沿って摺動する。一
方のアーム部材3aと他方のアーム部材3bとの間に
は、油圧シリンダ3cとその油圧シリンダから伸縮でき
る腕部3c1 の端部が夫々取付けられている。
【0011】図1に示す車両載置台2が上昇位置に移動
した状態において、この車両載置台2を位置決めするた
めに、一方のアーム部材3aの他端3a2 の近傍には、
前記他端3a2 が台座1aに枢着された他方のアーム部
材3bの一端3b1 から所定間隔以上離れるのを阻止す
るためのフック状係止部5が設けられている。
した状態において、この車両載置台2を位置決めするた
めに、一方のアーム部材3aの他端3a2 の近傍には、
前記他端3a2 が台座1aに枢着された他方のアーム部
材3bの一端3b1 から所定間隔以上離れるのを阻止す
るためのフック状係止部5が設けられている。
【0012】そして、台座1aには、枢着された他方の
アーム部材3bの一端3b1 から所定間隔離れた位置
に、前記フック状係止部5を係合することができる起立
部6aと、係合を解除された後、フック状係止部5の案
内面となる傾斜面6bとからなる係合部材6と、起立部
6aの前方位置には、回動中心7aに対して、先端部7
bが起立部6aの上端位置より寄り掛かる位置(図3の
実線位置)と、起立部6aから離れてストッパ8に寄り
掛かった状態で、係合解除に際してフック状係止部5が
係止しうる位置(図3の一点鎖線の位置)とに変位可能
とした回動板7を備えている。
アーム部材3bの一端3b1 から所定間隔離れた位置
に、前記フック状係止部5を係合することができる起立
部6aと、係合を解除された後、フック状係止部5の案
内面となる傾斜面6bとからなる係合部材6と、起立部
6aの前方位置には、回動中心7aに対して、先端部7
bが起立部6aの上端位置より寄り掛かる位置(図3の
実線位置)と、起立部6aから離れてストッパ8に寄り
掛かった状態で、係合解除に際してフック状係止部5が
係止しうる位置(図3の一点鎖線の位置)とに変位可能
とした回動板7を備えている。
【0013】図3において、係合部材6、回動板7、ス
トッパ8を支持するために、駐車基台1の台座1aの所
定部分には、前記各部材の両側位置に機枠9を設置し、
この機枠9の間に、回動板7の回動中心7aを支承する
軸部10を設け、且つこの回動板7の後方の台座1a上
に係合部材6を、前方の台座1a上にストッパ8を夫々
配置している。
トッパ8を支持するために、駐車基台1の台座1aの所
定部分には、前記各部材の両側位置に機枠9を設置し、
この機枠9の間に、回動板7の回動中心7aを支承する
軸部10を設け、且つこの回動板7の後方の台座1a上
に係合部材6を、前方の台座1a上にストッパ8を夫々
配置している。
【0014】このような構成を有する本発明は、図2に
示す位置において、車両載置台2の所定の位置に車両が
載置されると、油圧シリンダ3cが作動し、その腕部3
c1は伸張される。この結果、一方のアーム部材3aの
摺動端3a2 と他方のアーム部材3bの摺動端3b2 は
何れも、他方のアーム部材3bの枢着部3b1 と一方の
アーム部材3aの枢着部3a1 の方に引き寄せられる。
示す位置において、車両載置台2の所定の位置に車両が
載置されると、油圧シリンダ3cが作動し、その腕部3
c1は伸張される。この結果、一方のアーム部材3aの
摺動端3a2 と他方のアーム部材3bの摺動端3b2 は
何れも、他方のアーム部材3bの枢着部3b1 と一方の
アーム部材3aの枢着部3a1 の方に引き寄せられる。
【0015】そして、一方のアーム部材3aの摺動端3
a2 の近傍に設けられたフック状係止部5が、係合部材
6の傾斜面6bに沿って、起立部6aに達すると、起立
部6aに寄り掛かっている回動板7の先端を押し、起立
部6aを越えた位置で、油圧シリンダ3cは停止する。
よって、フック状係止部5は係合部材6の起立部6aに
係合し、回動板7は回動中心7aを越えた位置に設けら
れたストッパ8に停止されている(図3(a))。
a2 の近傍に設けられたフック状係止部5が、係合部材
6の傾斜面6bに沿って、起立部6aに達すると、起立
部6aに寄り掛かっている回動板7の先端を押し、起立
部6aを越えた位置で、油圧シリンダ3cは停止する。
よって、フック状係止部5は係合部材6の起立部6aに
係合し、回動板7は回動中心7aを越えた位置に設けら
れたストッパ8に停止されている(図3(a))。
【0016】この状態において、油圧シリンダ3cの作
動と係合部材6に対するフック状係止部5の係合によ
り、二つのアーム部材3a,3bからなるリフト手段3
は、車両載置板2を上昇位置に保持する。この状態で、
車両載置板2の上方及び下方には、夫々車両を駐車させ
ることができる。
動と係合部材6に対するフック状係止部5の係合によ
り、二つのアーム部材3a,3bからなるリフト手段3
は、車両載置板2を上昇位置に保持する。この状態で、
車両載置板2の上方及び下方には、夫々車両を駐車させ
ることができる。
【0017】車両を車両載置板2の上から降ろす場合
は、先ず、車両載置板2の下の車両を車両載置板2から
離れた位置に移動させた後、油圧シリンダ3cを作動さ
せ、僅かに腕部3c1 を伸張させる。この腕部3c1 の
僅かの伸張は、フック状係止部5を起立部6aの位置よ
り更に前進させ、フック状係止部5は、ストッパ8上に
位置する回動板7の先端に係合する(図3(b))。
は、先ず、車両載置板2の下の車両を車両載置板2から
離れた位置に移動させた後、油圧シリンダ3cを作動さ
せ、僅かに腕部3c1 を伸張させる。この腕部3c1 の
僅かの伸張は、フック状係止部5を起立部6aの位置よ
り更に前進させ、フック状係止部5は、ストッパ8上に
位置する回動板7の先端に係合する(図3(b))。
【0018】フック状係止部5が回動板7の先端に係合
した状態において、油圧シリンダ3cの腕部3c1 を収
縮する方向に作動させると、フック状係止部5は回動板
7と一緒に係合部材6の起立部6a側に移動する。この
際、回動板7の先端は前記起立部6aよりも上方に位置
するため、フック状係止部5は起立部6aに係止するこ
となく、円滑に係合部材6の傾斜面6bに沿って移動す
ることができる(図3(c))。回動板7は係合部材6
の起立部6a側に移動する。
した状態において、油圧シリンダ3cの腕部3c1 を収
縮する方向に作動させると、フック状係止部5は回動板
7と一緒に係合部材6の起立部6a側に移動する。この
際、回動板7の先端は前記起立部6aよりも上方に位置
するため、フック状係止部5は起立部6aに係止するこ
となく、円滑に係合部材6の傾斜面6bに沿って移動す
ることができる(図3(c))。回動板7は係合部材6
の起立部6a側に移動する。
【0019】油圧シリンダ3の引き続く作動は、車両載
置板2が図2に示す駐車基台1と接する位置まで行われ
る。そして、車両載置板2の車両は地上に降ろすことが
できる。
置板2が図2に示す駐車基台1と接する位置まで行われ
る。そして、車両載置板2の車両は地上に降ろすことが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の構成において、台座上を摺動す
るアーム部材の端部に、フック状係止部を形成し、台座
側に起立部を有する係合部材と、係合部材へのフック状
係止部の係止を阻止する回動板とを設けただけの簡単な
構成により、車両載置台の上昇位置での係止を確実にす
ると共に、係止解除の際、フック状係止部に回動板を係
止することにより、起立部の存在に係わらず、車両載置
台を下降位置に移動する効果を有する。
るアーム部材の端部に、フック状係止部を形成し、台座
側に起立部を有する係合部材と、係合部材へのフック状
係止部の係止を阻止する回動板とを設けただけの簡単な
構成により、車両載置台の上昇位置での係止を確実にす
ると共に、係止解除の際、フック状係止部に回動板を係
止することにより、起立部の存在に係わらず、車両載置
台を下降位置に移動する効果を有する。
【図1】本発明の二段式駐車装置において、車両載置台
が上昇位置にある場合の斜視図である。
が上昇位置にある場合の斜視図である。
【図2】本発明の二段式駐車装置において、車両載置台
を下降位置に移動した場合の概略側面図である。
を下降位置に移動した場合の概略側面図である。
【図3】本発明の二段式駐車装置における車両載置台の
上昇位置近傍にある場合の係止手段の概略側面図であ
り、(a)は、フック状係止部が左側に移動して起立部
に係合し、車両載置板が上昇位置に保持された状態、
(b)は、上昇位置に保持された車両載置板を下降させ
るため、フック状係止部は更に僅かに左側に移動し、回
動板の先端に係合した状態、(c)は、フック状係止部
は起立部に係合することなく右側に移動する状態を示
す。
上昇位置近傍にある場合の係止手段の概略側面図であ
り、(a)は、フック状係止部が左側に移動して起立部
に係合し、車両載置板が上昇位置に保持された状態、
(b)は、上昇位置に保持された車両載置板を下降させ
るため、フック状係止部は更に僅かに左側に移動し、回
動板の先端に係合した状態、(c)は、フック状係止部
は起立部に係合することなく右側に移動する状態を示
す。
1 駐車基台 2 車両載置台 3 リフト手段 3a 一方のアーム部材 3b 他方のアーム部材 3c 油圧シリンダ 5 フック状係止部材 5a 取付部 5b 係止部 6 係合部材 6a 起立部 6b 傾斜面 7 回動板 8 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 国昭 東京都港区新橋2丁目12番11号 第27森ビ ル川商リースシステム株式会社内 (72)発明者 諸橋 昭三郎 東京都港区新橋2丁目12番11号 第27森ビ ル川商リースシステム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 地上に設置される駐車基台と、車両を載
置し又は車両を降ろすことができる下降位置と車庫とし
て載置した車両と共に移動する上昇位置とを取りうる車
両載置台と、該車両載置台を下降位置と上昇位置とに移
動させるリフト手段とからなる二段式駐車装置におい
て、リフト手段は、二つの枠体をクロスさせ、そのクロ
スさせた枠体の間に油圧シリンダを配置した構成からな
り、車両載置台を上昇位置で係止する手段として、駐車
基台に対して摺動する一方の枠体の端部に、フック状係
止部を形成し、駐車基台側には、前記フック状係止部を
係止可能な起立部を備えた係合部材と、係止解除に際し
て前記フック状係止部と係合することができる、前記起
立部の先端部よりも上方に回動軌跡を有する回動板とを
備えたことを特徴とする二段式駐車装置における係止機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5256941A JP2706417B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-10-14 | 二段式駐車装置における係止機構 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-51268 | 1993-09-21 | ||
JP5126893 | 1993-09-21 | ||
JP5256941A JP2706417B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-10-14 | 二段式駐車装置における係止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139207A true JPH07139207A (ja) | 1995-05-30 |
JP2706417B2 JP2706417B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=26391797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5256941A Expired - Fee Related JP2706417B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-10-14 | 二段式駐車装置における係止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706417B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3037149U (ja) * | 1996-10-23 | 1997-05-06 | 典子 望月 | ちり取り |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP5256941A patent/JP2706417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3037149U (ja) * | 1996-10-23 | 1997-05-06 | 典子 望月 | ちり取り |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2706417B2 (ja) | 1998-01-28 |
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