JPH0450316Y2 - - Google Patents

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JPH0450316Y2
JPH0450316Y2 JP15045986U JP15045986U JPH0450316Y2 JP H0450316 Y2 JPH0450316 Y2 JP H0450316Y2 JP 15045986 U JP15045986 U JP 15045986U JP 15045986 U JP15045986 U JP 15045986U JP H0450316 Y2 JPH0450316 Y2 JP H0450316Y2
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vehicle
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stopper member
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両整備工場等で使用される4柱
リフトの自動車止め装置に関する。
[従来技術] 車両整備工場等では、車両の点検整備のために
各種のリフトが使用されている。このうち、4柱
リフトは比較的取扱いが簡単であり、かつ支持が
安定しているため広く普及している。
この4柱リフトは第5図に示すように、設置床
面に4本の支柱aを立設し、この支柱aに2本の
平行なドライブオンビームbを横桁(図示せず)
を介して昇降自在に支持させ、支柱a内に設けた
図示しない昇降装置によつて作動させるようにな
つており、ドライブオンビームbを下降させた状
態で乗込台cからドライブオンビームb上に車両
dを乗り入れ、昇降装置を作動させてドライブオ
ンビームbを所望の高さまで上昇させることによ
り車両dの足廻りの点検整備を容易に行なうこと
ができる。
ところで、この種の4柱リフトにおいては、上
昇させたドライブオンビームb上からの車両dの
転落を防止するための車止めが不可欠であつて、
前方への車両dの移動を阻止する車止めとして
は、ドライブオンビームbの前端部に固定式の車
止めeを備えることにより特に問題はないが、後
方への車両dの移動を阻止する車止めとしては、
ドライブオンビームb上への車両dの乗り降りの
関係上可搬式の車止めfとする必要があり、可搬
式の車止めfは4柱リフト使用の都度、4柱リフ
トに隣接する車止め常置場と4柱リフト間を移動
させねばならないので余分の作業工数を要するの
みならず、車止めの使用を忘れることがあつた。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、後方への車両の移動を阻止する車止めを4柱
リフトへの車両の乗り降り動作および4柱リフト
の昇降動作を利用して自動化することにより、人
手を煩わすことがなく、かつ安全面で優れた4柱
リフトの自動車止め装置を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために講じた手段は、第1
図ないし第4図に示すように、滑り止めの溝1b
を有するドライブオンビーム1の前端部に固定式
の車止め2を備えた4柱リフトにおいて、ドライ
ブオンビーム1上に、このドライブオンビーム1
上に乗り入れられた車両の車輪が固定式車止め2
に当接もしくは近接した時に車輪によつて伏倒さ
れる車両感知部材3を起倒自在に設けるととも
に、車両感知部材3の後方には連結部材4を介し
て車両感知部材3と連動し、車両感知部材3が伏
倒した時に車輪直後において起立するストツパー
部材5を起倒自在に設け、このストツパー部材5
にはストツパー部材5が起立した時にドライブオ
ンビーム1の溝1bに嵌合することでストツパー
部材5を起立位置に保持する係止部材7を取付
け、さらにドライブオンビーム1にはドライブオ
ンビーム1が上昇位置にある時はドライブオンビ
ーム1の溝1bへの前記係止部材7の嵌合を許容
するが、下降位置にある時は前記係止部材7をド
ライブオンビーム1の溝1bから排除させる排除
手段8を設けたことである。
[作用] ドライブオンビーム1上に車両が乗り入れら
れ、車両の車輪が固定式車止め2に当接もしくは
近接すると、車両感知部材3が車輪によつて伏倒
せられ、これに連動してストツパー部材5が起立
する。ストツパー部材5が起立すると、係止部材
7がドライブオンビーム1の溝1bに嵌合しよう
とするが、ドライブオンビーム1が下降位置にあ
る時は排除手段8がこれを排除するので係止部材
7は溝1bに嵌合できず、ストツパー部材5はフ
リー状態にある。したがつて、この状態で逆に車
両を後方に移動させれば、車輪によつてストツパ
ー部材5が伏倒するので車両をドライブオンビー
ム1上から降ろすことができ、下降位置でのドラ
イブオンビーム1上への車両の乗り降りは自在で
ある。
一方、ドライブオンビーム1上に車両を乗り入
れた後、ドライブオンビーム1を上昇させると、
今度は前記係止部材7のドライブオンビーム1の
溝1bへの嵌合が許容されるので係止部材7が溝
1bに嵌合し、これによりストツパー部材5はロ
ツク状態となる。したがつて、この状態ではスト
ツパー部材5によつて後方への車両の移動を阻止
することができ、ドライブオンビーム1の前端部
に備えられた固定式車止め2と相俟つてドライブ
オンビーム1上からの車両の転落を確実に防止で
きる。
[実施例] 以下、図面に基いてこの考案の一実施例を詳細
に説明する。
第1図ないし第4図において、4柱リフトのド
ライブオンビーム1は一対のコ形鋼1a,1aの
上面に多数の滑り止めの溝1bを有する鋼板1c
を固着してなり、前端部に固定式の車止め2を備
えている。なお、滑り止めの溝1bはドライブオ
ンビーム1の長手方向に対して直交している。
ドライブオンビーム1上にはドライブンビーム
1上に乗り入れられた車両の前輪Tが固定式車止
め2に当接する直前で前輪Tによつて伏倒される
車両感知部材3が起倒自在に設けられている。車
両感知部材3はドライブオンビーム1の両側部に
軸31により回動自在に枢着された一対の回動ア
ーム32,32と、この回動アーム32,32の
先端間に横架された車両感知バー33とからな
り、回動アーム32,32が起立することにより
車両感知バー33がドライブオンビーム1を横断
する形でドライブオンビーム1の上方に突出する
ようになつている。
車両感知部材3の後方には連結部材4を介して
車両感知部材3と連動し、車両感知部材3が伏倒
した時に前輪Tの直後において起立するストツパ
ー部材5が起倒自在に設けられている。ストツパ
ー部材5も前記車両感知部材3と同様に、ドライ
ブオンビーム1の両側部に軸51により回動自在
に枢着された一対の回動アーム52,52と、こ
の回動アーム52,52の先端間に横架されたス
トツパーバー53とからなり、回動アーム52,
52が起立することによりストツパーバー53が
ドライブオンビーム1を横断する形でドライブオ
ンビーム1の上方に突出するようになつている。
連結部材4は車両感知部材3およびストツパー部
材5の一側の回動アーム32および52間に配設
され、一方の回動アーム32が伏倒した時に他方
の回動アーム52が起立するように相互の回動ア
ーム32,52を逆八字形として両端を各回動ア
ーム32,52に回動自在に枢着してある。スト
ツパー部材5の回動アーム52はスプリング6に
よつて常時伏倒方向に付勢されており、したがつ
て車両感知部材3は自由状態において常時起立し
ている(第1図、第2図)。
ストツパー部材5にはストツパー部材5が起立
した時にドライブオンビーム1の溝1bに嵌合す
ることでストツパー部材5を起立位置に保持する
係止部材7が取付けられている。係止部材7はス
トツパー部材5の回動アーム52,52の先端に
ストツパーバー53を軸として回動自在に枢着さ
れた一対の支持アーム72,72と、この支持ア
ーム72,72の先端間に横架されたロツクバー
73とからなり、ストツパー部材5が起立した時
にこのロツクバー73がドライブオンビーム1の
溝1bに嵌合するようになつている。
また、ドライブオンビーム1にはドライブオン
ビーム1が上昇位置にある時はドライブオンビー
ム1の溝1bへの前記係止部材7の嵌合を許容す
るが、下降位置にある時は前記係止部材7をドラ
イブオンビーム1の溝1bから排除させる排除手
段8が設けられている。排除手段8は係止部材7
が嵌合すべき溝1bに対応させてドライブオンビ
ーム1の両側部に各々設けられ、ドライブオンビ
ーム1が下降位置にある時その下端が床面Gに当
接するとともに、上端がドライブオンビーム1の
上面と同一面となる上下寸法の押上げ部材81
と、この押上げ部材81を上下移動自在に支持す
る支持部材82と、押上げ部材81を常時下げる
方向に付勢するスプリング83とからなつてい
る。
図中、9は係止部材7が排除手段8によつてド
ライブオンビーム1の溝1bから排除され、スト
ツパ部材5が伏倒する過程において、係止部材7
が他の溝1bに再度嵌合するのを防止するための
プレートであつて、上端をドライブオンビーム1
の上面と同一面としてドライブオンビーム1の両
側部に固着されている。なお、このプレート9は
排除手段8の押上げ部材81をドライブオンビー
ム1の長手方向に延長することによつて廃止可能
である。
4柱リフト使用時にドライブオンビーム1上に
車両が乗り入れられると、車両の前輪Tが固定式
車止め2に当接する直前で車両感知バー33が前
輪Tによつて押下げられ、回動アーム32が軸3
1を支点として前方に伏倒すると同時に、連結部
材4を介して回動アーム52がスプリング6の弾
力に抗して軸51を支点として起立する。回動ア
ーム52が起立すると、支持アーム72が持ち上
げられ、支持アーム72は自重によつてストツパ
ーバー53を軸として図示時計方向に回動しなが
らロツクバー73を前方に引き寄せる。この時、
ロツクバー73は自重によつてドライブオンビー
ム1の溝1bに嵌合しようとするが、ドライブオ
ンビーム1が下降位置にある時は押上げ部材81
の上端がドライブオンビーム1の上面と同一面と
なつているのでロツクバー73は溝1bに嵌合で
きず、フリー状態にある(第3図)。したがつて、
この状態で逆に車両を後方に移動させれば、前輪
Tによつてストツパーバー53が押下げられ、ロ
ツクバー73をドライブオンビーム1上で押戻し
ながら回動アーム52が軸51を支点として後方
に伏倒するので車両をドライブオンビーム1上か
ら降ろすことができ、下降位置でのドライブオン
ビーム1上への車両の乗り降りは自在にできる。
この際、プレート9はロツクバー73の摺動を円
滑になす。
一方、第3図に示すようにドライブオンビーム
1上に車両を乗り入れた後、ドライブオンビーム
1を上昇させると、押上げ部材81の下端が床面
Gから離れることにより押上げ部材81がスプリ
ング83に付勢されて下げられるので今度はロツ
クバー73のドライブイオンビーム1の溝1bへ
の嵌合が許容され、ロツクバー73が溝1bに嵌
合して自動的にロツク状態となる(第4図)。し
たがつて、この状態では回動アーム52は後方に
伏倒できず、ストツパーバー53によつて後方へ
の車両の移動を阻止することができ、ドライブオ
ンビーム1の前端部に備えられた固定式車止め2
と相俟つてドライブオンビーム1上からの車両の
転落を確実に防止できる。
もちろん、ドライブオンビーム1を下降させれ
ば、押上げ部材81がロツクバー73をドライブ
ンオンビーム1の溝1bから排除させ、ロツク状
態を自動的に解除するのでドライブオンビーム1
上から車両を降ろすことができる。
なお、上述の実施例では車両感知部材3が伏倒
した時に前輪Tの直後においてストツパー部材5
が起立するようにしたものを示したが、ストツパ
ー部材5は必ずしも前輪Tの直後において起立す
る必要はなく、後輪の直後において起立するよう
にしても良い。また、連結部材4としては図示例
のようなリンクに限らず、ワイヤ等も採用し得
る。その他、この考案の要旨を変更しない範囲に
おいて種々の変形は可能である。
[考案の効果] 以上のように、この考案は後方への車両の移動
を阻止する車止めとして、4柱リフトへの車両の
乗り降り動作を利用してストツパー部材を起立も
しくは伏倒自在になすとともに、4柱リフトの昇
降動作を利用してストツパー部材を起立位置に自
動的にロツクもしくはロツク解除するようにした
から、従来のように人手を煩わすことがなく、か
つ車止めの使用を忘れるといつた問題を解消でき
て安全面で優れている。また、既存のドライブオ
ンビームの滑り止めの溝を活用してストツパー部
材を起立位置にロツク可能としたから構成を簡単
になし得、極めて安価に提供できる。
さらに、実施例のように車両感知部材が伏倒し
た時に前輪の直後においてストツパー部材が起立
するようにしたものは、ホイールベースの異なる
多車種に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動車止め装置の一実施例
を示す斜視図、第2図はその側面図、第3図、第
4図は作用を説明するための第2図に対応する側
面図、第5図は4柱リフトと従来の車止めを示す
概略図である。 1……ドライブオンビーム、1b……溝、2…
…固定式車止め、3……車両感知部材、4……連
結部材、5……ストツパー部材、7……係止部
材、8……排除手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 滑り止めの溝を有するドライブオンビームの前
    端部に固定式の車止めを備えた4柱リフトにおい
    て、ドライブオンビーム上に、このドライブオン
    ビーム上に乗り入れられた車両の車輪が固定式車
    止めに当接もしくは近接した時に車輪によつて伏
    倒される車両感知部材を起倒自在に設けるととも
    に、車両感知部材の後方には連結部材を介して車
    両感知部材を連動し、車両感知部材が伏倒した時
    に車輪直後において起立するストツパー部材を起
    倒自在に設け、このストツパー部材にはストツパ
    ー部材が起立した時にドライブオンビームの溝に
    嵌合することでストツパー部材を起立位置に保持
    する係止部材を取付け、さらにドライブオンビー
    ムにはドライブオンビームが上昇位置にある時は
    ドライブオンビームの溝への前記係止部材の嵌合
    を許容するが、下降位置にある時は前記係止部材
    をドライブオンビームの溝から排除させる排除手
    段を設けたことを特徴とする4柱リフトの自動車
    止め装置。
JP15045986U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0450316Y2 (ja)

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JP15045986U JPH0450316Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP15045986U JPH0450316Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6356192U JPS6356192U (ja) 1988-04-14
JPH0450316Y2 true JPH0450316Y2 (ja) 1992-11-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738313Y2 (ja) * 1988-11-26 1995-08-30 杉安工業株式会社 車輛整備用リフトにおける車輪止め装置

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JPS6356192U (ja) 1988-04-14

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