JPH0450311Y2 - - Google Patents

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JPH0450311Y2
JPH0450311Y2 JP15027286U JP15027286U JPH0450311Y2 JP H0450311 Y2 JPH0450311 Y2 JP H0450311Y2 JP 15027286 U JP15027286 U JP 15027286U JP 15027286 U JP15027286 U JP 15027286U JP H0450311 Y2 JPH0450311 Y2 JP H0450311Y2
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vehicle
carriage
arm
gate
pivoted
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、リフトアツプされた車輌が、偏加重
の影響によつてずり落ちたり転倒したりする事故
を効果的に防止する車輌整備用二柱式リフトに関
する。
ロ 従来技術 車輌整備用二柱式リフトにおいて、リフトアツ
プされた車輌は、両支柱に沿つて昇降する各キヤ
リツジの下部から、車輌の大きさや構造によりそ
れらに適合できるようアーム長さや拡開角度の調
整を可能ならしめて水平に突設された各2本のス
イングアームにより、4点においてのみ支持され
ている。
ハ 考案が解決しようとする問題点 車輌は車種によつて前後の重量配分が異なり、
エンジンの搭載位置、駆動方式の違いが大きく左
右している。殊にFF車(フロントエンジンフロ
ントドライブ車)においては、後側3に対して前
側は7とその差が極端に異なつていてリフトアツ
プ時のバランスは非常にが悪い。従つてリフトア
ツプされたFF車は、通常においてさえ前のめり
の傾向にあり、ましてや整備中に後輪や後方のバ
ンパー等といつた重量物を取り外したりすると重
心は更に前へ移動し、ずり落ちたり転倒したりす
る虞れがある。又RR車(リアエンジンリアドラ
イブ車)においてはそれとは逆に重心が後方へ偏
る傾向が強く、同様にずり落ちや転倒が起こりや
すい。
このような状況下においての整備作業は、人命
にかかわる事故を起こす危険性が非常に大きい。
ニ 問題を解決するための手段 そこで本考案は、前後の重量バランスが大きく
崩れてずり落ちや転倒しそうになつた車体を補助
的に支持し、車輌の落下事故を未然に防止せんと
するもので、その構成は、所定間隔を保つて立設
された2本の支柱に沿つて昇降するキヤリツジの
下部に、スイングアームの基端部を水平回動可能
に枢着してその各スイングアーム先端に、昇降す
べき車輌の車体下面に当接して車輌を支持する受
金を設けた二柱式リフトにおいて、両支柱間に、
門型アームの脚部両先端を夫々キヤリツジの上部
へ枢着し、その門型アームを、両枢着点を結ぶ水
平軸廻りの回動と所望姿勢でのロツクを可能に設
けたことにある。
ホ 実施例 図面は本考案に係る車輌整備用リフトの実施例
について示したもので、車輌乗り入れ可能な間隔
を保つて垂設された2本の支柱1,1に沿つてキ
ヤリツジ2,2が昇降し、その各キヤリツジ2下
方の突出部両側に2本のスイングアーム3,3′
がその基端部を水平回動可能に枢着されている。
両キヤリツジ2,2は、支柱1内に備えられた油
圧シリンダ4とチエーン5とにより昇降動すると
共に、図示しない同調機構により同期作動するよ
うになつている。又スイングアーム3,3′は伸
縮可能で、ストツパ6,6′により適宜姿勢で固
定させることができる。そしてそのスイングアー
ム3,3′の先端には、車体の下面に当接して車
輌を支持する受金7,7が設けられている。更に
支柱1,1間には、両脚部の先端がキヤリツジ2
の上部に枢着された門型アーム8が設けられてい
る。この門型アーム8は、キヤリツジ2の上部に
コ字状ブラケツト9を取り付け、門型アーム8の
脚部先端がそのブラケツト9内において乗り入れ
側へ回動自在に枢着されており、水平部には長手
方向に沿つて緩衡部材10が添着されている。又
脚部には、その側方に、一端をその脚部の適宜個
所に枢着すると共に、他端をキヤリツジ2へ枢着
させたストツパ11が取り付けられていて、門型
アーム8を所望の回動位置で固定させることがで
きるようになつている。ストツパ11について更
に詳しく説明すると、そのストツパ11は、筒体
12内へ摺動ロツド13を回動及び進退可能に挿
通し、摺動ロツド13の長手方向に沿つて一面に
ラツク14を形成すると共に、筒体12内壁に係
止爪15を設けて、筒体12と摺動ロツド13と
の相対的な回転によりラツク14と係止爪15と
を係脱作動させることにより長さの調節と固定を
させることができるようになつている。そして摺
動ロツド13は、第3図a,bに示す如く、尖端
を支柱1の側面へ直角に当接し、コイルスプリン
グ16により当接方向へ押し付け力が付与された
作動ロツド17に、軸方向と直交して備えた鈎型
の作動ピン18を設け、その作動ピン18を、摺
動ロツド13の端部に取り付けた回動プレート1
9の切り込み溝19aに係合させてある。一方支
柱1の側面には、キヤリツジを最下位置に下降さ
せた状態における摺動ロツド13との当接面に段
部20を設け、その段部20により押されて作動
ロツド17が突出すると回動プレート19が回動
せられるようになつている。
それによりストツパ11は、キヤリツジ2が最
下位置の状態ではラツク14と係止爪15との係
合が外れて伸縮自在の状態となり、キヤリツジ2
が上昇すればラツク14と係止爪15とが係合し
てロツクが掛かるのである。
このように構成された二柱式リフトは、キヤリ
ツジを最下位置まで下降させ、ストツパをロツク
解除の状態にして門型アームを上方へ跳ねあげ、
支柱間へ車輌を乗り込ませる。続いて各スイング
アームを、受金が車体下面の所定部位へ当接する
ように調節し、更に門型アームを車輌上面(屋
根)へ当接するまで傾倒させる。そしてキヤリツ
ジを上昇させればストツパのロツク機構が働き、
それによつてリフトアツプさせた車輌は、下面を
4個所において受金で支持され、屋根の後方を門
型アームの水平部によつて押えられる。従つてリ
フトアツプ中に、後側から重量部材を取り外して
も、門型アームの水平部で押し付け力により、後
方が浮き上つて車輌がキヤリツジ上からずり落ち
たり転倒したりすることはない。そしてその水平
部には緩衡部材が添着されているので、車両の屋
根に傷を付けることが防止される。
本考案の二柱式リフトは、支柱間が門型アーム
で連結されているから、それによつて両支柱間の
剛性と並行性が確保され、従来の二柱式リフトに
おいて上部又は下部に設けられていた支柱間の連
結部材は必ずしも必要ではなくなる。よつてフロ
ア面上をフラツト状態にしたり、門型アームに比
べて天井の低い所にも設置できるのである。
尚上記実施例において、ロツク機構はキヤリツ
ジを下降させた状態において自動的に作動するよ
うになつているが、勿論手動としてもかまわない
し、その機構は実施例に限定するものではない。
又実施例はFF車の整備用について説明したが、
RR車においては逆に進入させることにより同様
の効果が期待できる。
ト 効果 支柱間に門型アームを回動可能に備えているの
で、両支柱間の並行性と剛性が保たれ、支柱の安
定性が向上する。それにより、あえて支柱上部を
連結して門型としたり、下部を連結させる部材を
設けなくても良くなり、高さを低くできたり、フ
ロア面をフラツトに形成できる。又車輌は門型ア
ームの水平部で、前後いずれが軽い側が押えられ
るため、重量配分が極端に変化しても片側が浮き
上つてずり落ちたり転倒する虞れはなく、安定性
に優れた二柱式リフトが提供され、その実益は多
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車輌整備用二柱式の斜視
図、第2図は車両をリフトアツプさせた状態の正
面図、第3図a,bはストツパ機構の作動を示す
説明図である。 1……支柱、2……キヤリツジ、3,3′……
スイングアーム、4……油圧シリンダ、5……チ
エーン、6,6′……ストツパ、7……受金、8
……門型アーム、9……コ字状ブラケツト、10
……緩衡部材、11……ストツパ、12……筒
体、13……摺動ロツド、14……ラツク、15
……係止爪、16……コイルスプリング、17…
…作動ロツド、18……作動ピン、19……回動
プレート、19a……切り込み部、20……段
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定間隔を保つて立設された2本の支柱に沿
    つて昇降するキヤリツジの下部に、スイングア
    ームの基端部を水平回動可能に枢着してその各
    スイングアーム先端に昇降すべき車輌の車体下
    面に当接して車輌を支持する受金を設けた二柱
    式リフトにおいて、両支柱間に、門型アームの
    脚部両先端を夫々キヤリツジの上部へ枢着し、
    その門型アームを、両枢着点を結ぶ水平軸廻り
    の回動と所望姿勢でのロツクを可能に設けたこ
    とを特徴とする車輌整備用二柱式リフト。 2 前記門型アームが、水平部に緩衡部材を備え
    たものである実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の車輌整備用二柱式リフト。
JP15027286U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0450311Y2 (ja)

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JP15027286U JPH0450311Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP15027286U JPH0450311Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6356190U JPS6356190U (ja) 1988-04-14
JPH0450311Y2 true JPH0450311Y2 (ja) 1992-11-26

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DE202013102803U1 (de) * 2013-06-27 2014-09-29 Gerhard Finkbeiner Hebevorrichtung zum Heben und Senken von Fahrzeugen

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JPS6356190U (ja) 1988-04-14

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