JP3037149U - ちり取り - Google Patents
ちり取りInfo
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- JP3037149U JP3037149U JP1996011520U JP1152096U JP3037149U JP 3037149 U JP3037149 U JP 3037149U JP 1996011520 U JP1996011520 U JP 1996011520U JP 1152096 U JP1152096 U JP 1152096U JP 3037149 U JP3037149 U JP 3037149U
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- Japan
- Prior art keywords
- dust
- bottom plate
- holes
- mesh
- cover plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は普通の使用方法と、水の除去及び所
定大きさ以上のゴミだけを集める使用方法との二通りの
使用が簡単に区別して使用出来る極めて便利なちり取り
を提供することを目的とする。 【解決手段】 ちり取り本体1の底板11に多数の網目或
いは穴を設けると共に、その網目或いは穴を塞ぐための
被せ板4を回動可能にちり取り本体1に取付けた構造と
する。尚、前記底板11に開口部11aを設けると共にそこ
へ網3を張って網目を形成しても良く、或いは前記底板
11に多数の穴をプレス加工などで穿設させても良い。
定大きさ以上のゴミだけを集める使用方法との二通りの
使用が簡単に区別して使用出来る極めて便利なちり取り
を提供することを目的とする。 【解決手段】 ちり取り本体1の底板11に多数の網目或
いは穴を設けると共に、その網目或いは穴を塞ぐための
被せ板4を回動可能にちり取り本体1に取付けた構造と
する。尚、前記底板11に開口部11aを設けると共にそこ
へ網3を張って網目を形成しても良く、或いは前記底板
11に多数の穴をプレス加工などで穿設させても良い。
Description
【0001】
本考案は水や小さなゴミを除去して所定大きさ以上のゴミだけを集めることが 可能なちり取りに関する。
【0002】
従来のちり取りには、ゴミ収集部を有した略箱形のちり取り本体と、該ちり取 り本体の周囲から立設させて上方からちり取り本体を持つようにさせた取手とか ら成るもの、或いは扁平の略箱形なちり取り本体の後方に取手を設けた簡易型の ものなどがあった。
【0003】
しかしながら前記ちり取りを、特に、鮮魚店などの卸業者や海産物加工業者或 いは食品関係の工場などの場所に於いて用いると、清掃時に床を水洗いしながら 、床のゴミを掃き集めてすくい取るが、このゴミには水が混ざっている。このた めそれをすくい取ると、底板にはゴミと一緒に水も集められてしまい、その都度 、水だけを底板の外に出してから後に残ったゴミを集めるので、ゴミ集めには手 間が掛ると共に面倒であり、且つ、後に残ったゴミを処分する際には、防水用の 容器或いは袋を用意しなければならなかった。しかもゴミを集めるに従って前記 容器或いは袋の底には水が徐々に溜ってくるので、そのままゴミ置場に運んでそ のゴミを出す時には、内部に溜って汚れた水が薄い袋から破けて雫れ易くなった り、或いは容器が倒れて内部の汚水が雫れると、その周囲を汚すと共に悪臭が周 囲に付着する心配があった。
【0004】 次に側溝を掃除する場合には、箒で側溝を掃き、ゴミを集めながら、ちり取り でそのゴミをすくい取っていた。この時、ちり取り本体の中には水も一緒に溜る ため、一旦水を出してから側溝の周辺にゴミを溜めて置くか、或いはゴミ容器に 直接入れて処分していた。しかしながら、側溝の周辺にゴミを溜めて置く際には 、ゴミに水が混ざっているため、汚れた水が周囲に広がってその場所を汚してい るのが現状である。またゴミ容器に直接入れて処分すると、ゴミ容器の底部に水 が溜ってしまい、ゴミ容器を運ぶ際に、汚れた水が外へ飛び出たり、零したりす る心配があった。また砂地を掃除する場合或いは砂利に落下した葉などを掃除す る場合には、ちり取りを用いてゴミをすくい取ると、ゴミと一緒に砂や砂利がち り取りの中に入ってしまい、ゴミと砂或いは砂利を分離するのが面倒である等の 問題点があった。
【0005】 本考案は普通の使用方法と、水の除去及び所定大きさ以上のゴミだけを集める 使用方法との二通りの使用が簡単に区別して使用出来る極めて便利なものとなる ちり取りを提供する。
【0006】
上記問題点を解決するために本考案は成されたものであり、つまり、ちり取り 本体の底板に多数の網目或いは穴を設けると共に、その網目或いは穴を塞ぐため の被せ板を回動可能にちり取り本体に取付けた構造とする。尚、前記底板に開口 部を設けると共にそこへ網を張って網目を形成しても良く、或いは前記底板に多 数の穴をプレス加工などで穿設させても良い。
【0007】
図1は本考案の実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1)はゴ ミ収集部を有したちり取り本体であり、該ちり取り本体(1)は木製板材で製作 し、前記底板(11)の奥行の約三分の二を開口させた開口部(11a)を有してい る。(2)はちり取り本体(1)を手で持つために備えた木製の取手であり、該 取手(2)はちり取り本体(1)の側面及び後面から立設し連結させて上方から 持つように形成されている。(3)は底板(11)の開口部(11a)に張着した網 であり、該網(3)の網目の大きさとしては3mm〜8mmが良好である。この時、 網目の大きさが3mm以下になると細かなゴミが底板(11)の上に溜るため水の切 れ具合が悪くなると共に小砂利などの上に溜る枯れ葉を集める際には小砂利も枯 れ葉と分離しにくくなる。また8mm以上になると側溝に流れるゴミによっては溜 ったゴミが全て網目から落下する心配がある。尚、前記網(3)の網目の大きさ は上記の大きさに限定されるものではない。又、前記開口部(11a)の下方から 前記網(3)を張着せずに枠付きのものが交換可能と成すように、底板(11)に 図示しない挿入部を設け、網目の大きさを用途に応じて選択出来るようにしても 良い。更に網目が可変出来るように、交差する線材同志を移動可能とした網(3 )を使用しても良い。
【0008】 (4)は底板(11)に張着した網(3)の網目を塞ぐ木製の被せ板であり、該 被せ板(4)の下端は、ちり取り本体(1)の内奥側の下隅部に軸支されて回動 自在に取付けている。(5)はちり取り本体(1)の後方に立設した取手(2) に設けた掛止部材であり、該掛止部材(5)は被せ板(4)の上端を掛止するた めのものであり、これは金属薄板を折曲して形成すると共に弾性を有している。 (6)は被せ板(4)の下端を軸支するための回転部材であり、該回転部材(6 )としては、ちり取り本体(1)の内奥側の下隅部を貫通する金属製の軸(61) と、前記被せ板(4)の下端部に設けた軸受(62)とがあり、該軸受(62)には 軸(61)を挿入させて被せ板(4)を回動自在に支えている。尚、前記軸(61) は金属製に限定されるものではない。
【0009】 図2は本考案の別実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1)は ゴミ収集部を有した金属薄板或いは合成樹脂製のちり取り本体であり、その底板 (11)の奥側の約三分の二の位置にはプレス加工や成型時に多数の穴(11b)が 穿設され、該穴(11b)の大きさは3mm〜8mmが良好である。尚、前記穴(11b) の大きさは前側が小さく、後方に行くに従って大きく穿設しても良く、且つ前記 穴(11b)は前記範囲の大きさに限定されるものではない。又、この時には網( 3)は使用しない。(2)はちり取り本体(1)の後方へ一体に設けた取手であ る。(4)は底板(11)に穿設した多数の穴(11b)を塞ぐための被せ板であり 、該被せ板(4)の下端がちり取り本体(1)の内奥側の下隅部に軸支されて取 付けられている。(5)はちり取り本体(1)の後面の両側上部に設けた回動可 能な掛止部材であり、該掛止部材(5)には、被せ板(4)の側面を掛止するた めの弾力を有した金属或いは合成樹脂の掛止片と、該掛止片を回動可能に軸支す ると共にちり取り本体(1)の後面の両側に固着した受板とから成る。(6)は 被せ板(4)の下端を軸支するための回転部材であり、該回転部材(6)として は、被せ板(4)の下端に突設させると共に延出させた軸(61)と、該軸(61) を挿入するための穴である軸受(62)とから成る。前記軸受(62)はちり取り本 体(1)の内奥側の下隅部に穴を穿設させる。
【0010】 次に本考案品を使用する場合について説明する。先ず鮮魚店などの卸業者や海 産物加工業者或いは食品関係の工場などの場所で使用する時には、図3(a)の 状態から予め被せ板(4)を回動させて底板(11)の多数の網目或いは穴(11b )から離し、前記被せ板(4)を立設して掛止部材(5)に掛止させておく[図 3(b)参照]。この状態で床を水洗いしながら、床のゴミを掃き集める[図3 (c)参照]。すると、ゴミは底板(11)に残り、水は網目或いは穴(11b)か ら図中の矢印のように出て、水切りが行われる。従って、ゴミを底板(11)です くい取ると、自然に底板(11)の網目或いは穴(11b)から水だけが除去され、 水切りされたゴミだけが後に残るのである。このため、従来の如きすくう毎に水 だけを除去する作業が不要となり、且つ、すくい取られたゴミを防水用の容器や 袋に入れても、前記容器や袋の底には水が殆ど溜らないので、ゴミ運搬時に従来 生じていた汚水の雫れがなくなり、周囲を汚して悪臭が付着する心配がなくなっ た。次に側溝を掃除する場合には、箒で側溝を掃き、ゴミを集めながら上記同様 に、ちり取りでそのゴミをすくい取ることにより、ちり取り本体(1)の中には 水も一緒に溜るが、直ぐに水が外に出されるので、側溝の周辺に水切りされたゴ ミを溜めて置いても、汚水で周囲を汚す心配が殆どなくなる。また前記ゴミ容器 に直接入れて処分しても、ゴミ容器の底部に水が殆ど溜らないので、ゴミ容器を 運ぶ際に、汚れた水が外へ飛び出たり、零したりする心配がなくなるのである。
【0011】 また本考案品を使用して砂地を掃除する場合には、上記同様に底板(11)でゴ ミと一緒に砂をすくい取ると、自然に底板(11)の多数の網目或いは穴(11b) から砂だけが除去されて、ゴミだけが後に残るのである。更に小砂利の上に落下 した葉などを掃除する場合には、ちり取りを用いてゴミをすくい取ると、ゴミに 混入した小砂利は底板(11)の多数の網目或いは穴(11b)から下方へ落下して ゴミだけが残るのである[図3(c)参照]。次に本考案品を普通に使用する場 合には、被せ板(4)を掛止部材(5)から外し、それを回動させて底板(11) の多数の網目或いは穴(11b)の上に被せてから使用すれば、ちり取り本体(1 )は細かいゴミもすくい取ることが出来る普通のちり取りとなるのである[図3 (a)参照]。
【0012】
本考案はこのように構成させたことにより、下記の効果を有する。
【0013】 請求項1に示すように底板(11)に多数の網目或いは穴(11b)を設けると共 に、その網目或いは穴(11b)を塞ぐための被せ板(4)を回動可能にちり本体 (1)に取付けることにより、本考案品は鮮魚店などの卸業者や海産物加工業者 或いは食品関係の工場などの場所で使用すると、床を水洗いしながら、床のゴミ を掃き集め、それをすくい取れば、水は網目或いは穴(11b)から出て、水切り が行われ、ゴミだけが底板(11)に残り、清掃が短時間に且つ簡単に出来る極め て便利なものとなる。又、すくい取られたゴミを防水用の容器や袋に入れても、 前記容器や袋の底には水が溜らないので、ゴミ運搬時に従来生じていた汚水の雫 れがなくなり、周囲を汚して悪臭が付着する心配がなくなるのである。更に本考 案品を側溝の掃除用として使用しても良く、且つ、本考案品を砂地の掃除や小砂 利を敷き詰めた場所の掃除に使用すれば、ちり取り本体(1)にはゴミだけを集 めることが簡単となるのである。しかも本考案品は被せ板(4)を掛止部材(5 )から外し、それを回動させて底板(11)の網目或いは穴(11b)の上に被せて から使用すれば、従来からある普通のちり取りとして細かいゴミもすくい取るこ とが出来るものとなるのである。
【0014】 請求項2に示すように底板(11)に開口部(11a)を設けると共にそこへ網( 3)を張って網目を形成し、その網(3)を塞ぐための被せ板(4)をちり取り 本体(1)の奥側下隅部に軸支し、前記被せ板(4)を掛止するための掛止部材 (5)をちり取り本体(1)の後方或いは後方に設けた取手(2)に設けること により、前記被せ板(4)が邪魔にならずに、ちり取り本体(1)の内部を有効 にゴミ収集部として使用でき、網目或いは穴(11b)を有した底板(11)の用途 と、普通の用途との区別が容易に切換出来るものとなる。
【0015】 請求項3のように底板(11)に多数の穴(11b)を穿設することにより、製作 が簡単で、安価に提供できるものとなる。
【0016】 請求項4のように多数の網目或いは穴(11b)の大きさを3mm〜8mmとするこ とにより、水の切れが良くなると共に砂や小砂利などを落下させて、ゴミが底板 (11)で確実に集められる。また本考案品を枯れ葉集め以外に側溝などのドブさ らい用として使用すればゴミが効率良く集められるものとなる。
【図1】本考案の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本考案の別実施形態を示す斜視図である。
【図3】本考案の作用を示す説明図である。
1 ちり取り本体 11 底板 11a 開口部 11b 穴 2 取手 3 網 4 被せ板 5 掛止部材
Claims (4)
- 【請求項1】 ゴミ収集部を有したちり取り本体(1)
と、該ちり取り本体(1)を手で持つための取手(2)
を備えたちり取りに於いて、前記ちり取り本体(1)の
底板(11)には多数の網目或いは穴(11b)を設けると
共に、その網目或いは穴(11b)を塞ぐための被せ板
(4)を回動可能に前記ちり取り本体(1)に取付けた
ことを特徴とするちり取り。 - 【請求項2】 前記底板(11)に開口部(11a)を設け
ると共にそこへ網(3)を張って網目を形成し、前記開
口部(11a)の網目を塞ぐための被せ板(4)の一辺を
前記ちり取り本体(1)の奥側下隅部に軸支し、前記被
せ板(4)を掛止するための掛止部材(5)を前記ちり
取り本体(1)の後方或いは後方に設けた前記取手
(2)に設けて成る請求項1記載のちり取り。 - 【請求項3】 前記ちり取り本体(1)の底板(11)に
は、多数の穴(11b)が穿設されて成る請求項1記載の
ちり取り。 - 【請求項4】 前記網目或いは穴(11b)の大きさが、
3mm〜8mmである請求項1記載のちり取り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011520U JP3037149U (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | ちり取り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011520U JP3037149U (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | ちり取り |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037149U true JP3037149U (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=43171880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011520U Expired - Lifetime JP3037149U (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | ちり取り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037149U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635532U (ja) * | 1992-10-15 | 1994-05-13 | 信和株式会社 | 二段式駐車場の安全装置 |
JPH07139207A (ja) * | 1993-09-21 | 1995-05-30 | Kawashiyou Lease Syst Kk | 二段式駐車装置における係止機構 |
JP2014046308A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Yoshimichi Suzuki | 箕篩(みぶるい) |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP1996011520U patent/JP3037149U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635532U (ja) * | 1992-10-15 | 1994-05-13 | 信和株式会社 | 二段式駐車場の安全装置 |
JPH07139207A (ja) * | 1993-09-21 | 1995-05-30 | Kawashiyou Lease Syst Kk | 二段式駐車装置における係止機構 |
JP2014046308A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Yoshimichi Suzuki | 箕篩(みぶるい) |
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