JP4058728B2 - 車両用車椅子昇降キャリヤ装置 - Google Patents

車両用車椅子昇降キャリヤ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、小型車等の車室内に車椅子を容易かつコンパクトに積載可能な昇降キャリヤ装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、車両用車椅子昇降装置は、多数提案されている。近年、車椅子は改良が成されて軽量化が図られているが、堅牢性と安全性から軽減に限度があり、特に車両への積み込みと積み降ろしは上下移動を伴うため、一人では容易に行えない重量になっている。また小型車等では、特に積載スペースが狭く、格納容積の縮小化が要請されている。
【0003】
この発明は、小型車に適合して軽量、コンパクトで、しかも取扱が容易な車両用昇降キャリヤ装置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、車椅子を載せる荷台手段を具え、その荷台手段を車室外において、車室を基端として回動するリンク手段で上下に移動するとともに、そのリンク手段に、荷台手段を車室外から車室内へまたは車室内から車室外へ横移動するレール手段を架設し、上下移動と横移動により車椅子の積み降しが行える車両用椅子昇降キャリヤ装置であって、上記リンク手段は、車両の一方側面に配置されたベース上に立設した支台板に支軸をもってアッパーアームとロアーアームの基端を夫々軸支し、またそのアッパーアームとロアーアームの先端を、支軸をもって昇降フレームに連結し、ベースを中心に昇降フレームを四辺リンク機構の原理により昇降自在に配置してなるとともに、前記レール手段は、昇降フレームの側方に支架されたスライドレール受けと、前記荷台手段を一体に配置するとともに前記スライドレール受け内に挿嵌される上縁レール部と下縁レール部とを備え、前記スライドレール受けにより前記上縁レール部と下縁レール部のそれぞれを車幅方向に接面支承されるとともに上下方向に支承されてスライド自在に配備されるスライドレール型可動フレームとからなることを特徴とする車両用車椅子昇降キャリヤ装置にある。
【0005】
上記リンク手段のアッパーアームまたはロアーアームにガスバーの上端を支軸により連結し、反対の下端を支軸により支台板と一体の取付板に連結し、アッパーアームおよびロアーアームが基端を中心に回動すると、その回動角に従いガスバーを圧縮し、荷台手段に積載する車椅子とバランスし、その車椅子の重量を軽減して手動で車椅子の昇降が行えるようにしてもよいものである。
【0006】
前記荷台手段は、メイン荷台フレームとサブ荷台フレームとから構成すると共に、スライドレール型可動フレームに溶着して配置し、折畳まれた車椅子の車輪部をメイン荷台フレームに載せ、先導輪部をサブ荷台フレームに載せて積載するようにしてもよいものである。
【0007】
前記レール手段のスライドレール型可動フレームは、スライドレール受けに対して前端側スライド位置と後端側スライド位置でロックされるロック孔を備え、スライドレール受けの後半部の外側面に備えるスライドロック機構は、スライドレール受けの後半部の外側面に軸受筒を突設し、スライドロック軸をスライド自在に支承すると共に、軸受筒に収容した拡張コイルバネの一端をスライドロック軸に貫通したスライドロック連接ピンに連接し、外方にスライドロック軸を付勢し、スライドレール型可動フレームに開口した前端スライドロック孔と後端スライドロック孔とに対応した時、嵌合してスライドレール受けに対してスライドレール型可動フレームを、その前端スライド位置と後端スライド位置とにロックするようにしてもよいものである。
【0008】
前記スライドロック機構のスライドロック軸の基端を、スライドロックカムに形成すると共に、その一部にスライドロックレバーの基端を一体に接続し、そのスライドロックレバーを回動してスライドロック軸と一体のスライドロックカムを所要角回動自在に設け、傾斜案内面が先端に形成されるガイド板を前記支台板の上縁に取付けてなるようにしてもよいものである。
【0009】
前記支台板と一体に昇降ロック軸を設け、前記スライドレール受けの前半側に前記昇降ロック軸と対面して昇降ロックを取付け、前記スライドレール型可動フレームの前端側で、かつ前記昇降ロック軸との対面側に、昇降ロック解除カムを取付け、前記昇降ロックは前記昇降ロック解除カムと接面する昇降ロック連接ピンを配備した昇降ロックレバーを具えて、昇降ロックレバーの回動で昇降ロック溝内にロックした昇降ロック軸を開放する可動ロック爪を配設してなるようにしてもよいものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
車椅子を載せる荷台手段を具え、その荷台手段を車室外において、車室を基端として回動するリンク手段で上下に移動するとともに、そのリンク手段に、荷台手段を車室外から車室内へまたは車室内から車室外へ横移動するレール手段を架設し、上下移動と横移動により車椅子の車室への積み込みと車室からの積み降しが行える車両用椅子昇降キャリヤ装置であって、上記リンク手段は、車両の一方側面に配置されたベース上に立設した支台板に支軸をもってアッパーアームとロアーアームの基端を夫々軸支し、またそのアッパーアームとロアーアームの先端を、支軸をもって昇降フレームに連結し、また前記アッパーアームまたはロアーアームにガスバーの上端を支軸により連結し、このガスバーの反対の下端を支軸により支台板と一体の取付板に連結し、前記ベースを中心にアッパーアームおよびロアーアームが基端を中心に回動すると、その回動角に従いガスバーを圧縮し、前記荷台手段に積載する車椅子とバランスし、その車椅子の重量を軽減して手動で車椅子の昇降が行えるようにしてなるとともに、前記レール手段は、昇降フレームの側方に支架されたスライドレール受けと、前記荷台手段を一体に配置するととも前記スライドレール受け内に挿嵌される上縁レール部と下縁レール部とを備え、前記スライド受けにより前記上縁レール部と下縁レール部のそれぞれを車幅方向に接面支承されるとともに上下方向に支承されてスライド自在のスライドレール型可動フレームを備え、このスライドレール型可動フレームは、前記スライドレール受けに対して前端側スライド位置と後端側スライド位置でロックされるロック孔を備え、かつ、スライドレール受けの後半部の外側面に軸受筒を突設し、スライドロック軸をスライド自在に支承すると共に、軸受筒に収容した拡張コイルバネの一端をスライドロック軸に貫通したスライドロック連接ピンに連接し、外方にスライドロック軸を付勢し、スライドレール型可動フレームに開口した前端スライドロック孔と後端スライドロック孔とに対応した時、嵌合してスライドレール受けに対してスライドレール型可動フレームの前端スライド位置と後端スライド位置とにロックするスライドロック機構を備え、前記荷台手段は、メイン荷台フレームとサブ荷台フレームとから構成すると共に、スライドレール型可動フレームに溶着して配置し、折畳まれた車椅子の車輪部をメイン荷台フレームに載せ、先導輪部をサブ荷台フレームに載せて積載し、前記支台板と一体に昇降ロック軸を設け、前記スライドレール受けの前半側に前記昇降ロック軸と対面して昇降ロックを取付け、前記スライドレール型可動フレームの前端側で、かつ前記昇降ロック軸との対面側に、昇降ロック解除カムを取付け、前記昇降ロックは前記昇降ロック解除カムと接面する昇降ロック連接ピンを配備した昇降ロックレバーを具えて、昇降ロックレバーの回動で昇降ロック溝内にロックした昇降ロック軸を開放する可動ロック爪を配設してなる車両用車椅子昇降キャリヤ装置。
【0011】
【実施例】
以下、この発明の車両用車椅子昇降キャリヤ装置を、その実施の一例である図面により説明すると、車両1の乗降口または物の出入口の近傍の車室床面2にベース3を取付け、このベース3上に立設した支台板3a、3bに支軸4、5をもってアッパーアーム6とロアーアーム7の基端を夫々軸支し、またそのアッパーアーム6とロアーアーム7の先端を支軸8、9をもって昇降フレーム10に連結し、ベース3を中心に昇降フレーム10を四辺リンク機構の原理により昇降自在に配置し、その一側面に支架フレーム11を取付け、その支架フレーム11の下端にスライドレール受け12を一体に取付けている。
【0012】
上記スライドレール受け12は、実施例として、溝型のスライドローラ13、13を前後に所要の間隔を存して支軸14、14により軸支し、前記溝型のスライドローラ13、13の上下位置にコロ15、15を支軸16、16により回転自在に支承している。そして、前記溝型のスライドローラ13、13は、スライドレール型可動フレーム17の向合い上レール部18a、向合い下レール部18bに嵌合し、前記コロ15、15はスライドレール型可動フレーム17の上縁レール部19aと下縁レール部19bの両側面に接面支承し、もってスライドレール型可動フレーム17をスライドレール受け12の溝型のスライドローラ13、13およびコロ15、15により規制してスライド自在に配備している。
【0013】
このスライドレール型可動フレーム17に、実施例として、メイン荷台フレーム20aとサブ荷台フレーム20bとからなる荷台フレーム20を溶着して架設し、例えば、折畳まれた車椅子21の車輪部22aをメイン荷台フレーム20aに載せ、先導輪部22bをサブ荷台フレーム20bに載せて積載する。
【0014】
スライドレール型可動フレーム17は、スライドレール受け12に対して前端側スライド位置と後端側スライド位置でロックされる。このスライドロック機構23は、図7および図8に示すように、実施例として、スライドレール受け12の後半部の外側面において、軸受筒24を突設し、スライドロック軸25をスライド自在に支承すると共に、軸受筒24に収容した拡張コイルバネ26の一端をスライドロック軸25に貫通したスライドロック連接ピン27に連接し、外方にスライドロック軸25を付勢し、スライドロック連接ピン27が軸受筒24の外端壁24aに接するまでスライドさせ、スライドレール型可動フレーム17に開口した前端スライドロック孔28と後端スライドロック孔29とに対応した時、嵌合してスライドレール受け12に対してスライドレール型可動フレーム17を、その前端側スライド位置と後端側スライド位置とにロックするものである。
【0015】
スライドロック軸25の基端は、実施例として、スライドロックカム30に形成すると共に、その一部にスライドロックレバー31の基端を一体に接続し、そのスライドロックレバー31を回動してスライドロック軸25と一体のスライドロックカム30を所要角回動自在に設けている。
【0016】
実施例として、傾斜案内面32aが先端に形成されるガイド板32を前記支台板3aの上縁に取付け、スライドロックレバー31を回動した時、スライドロックカム30を回動して前記ガイド板32に乗り上がることによってスライドロック軸25を、拡張コイルバネ26を圧縮して、ガイド板32の厚み幅、基端方向にスライドさせ、スライドロック軸25の先端を対応する前端スライドロック孔28または後端スライドロック孔29から外し、スライドレール型可動フレーム17とスライドレール受け12のロックを開放するように設けている。
【0017】
実施例として、スライドロックレバー31の基端より適所と、スライドレール受け12の間に牽引スプリング33を張設し、スライドレール受け12の適所に固着したストッパーピン34に衝突するまで、所要の牽引力で付勢している。
【0018】
実施例として、前記支台板3aと一体に昇降ロック軸35を設け、前記スライドレール受け12の前半側に前記昇降ロック軸35と対面して昇降ロック36を取付け、前記スライドレール型可動フレーム17の前端側で、かつ前記昇降ロック軸35との対面側に、昇降ロック解除カム37を取付け、前記昇降ロック36は前記昇降ロック解除カム37と接面する昇降ロック連接ピン38を配備した昇降ロックレバー39を具えて、昇降ロックレバー39の回動で昇降ロック溝36a内にロックした昇降ロック軸35を開放する可動ロック爪36bを配設している。
【0019】
40はガスバーで、実施例として、その上端は支軸41によりアッパーアーム6に連結し、反対の下端は支軸42により支台板3aと一体の取付板43に連結している。したがって、アッパーアーム6が基端を中心に回動すると、その回動角に従いガスバー40を圧縮するので、荷台フレーム20に積載する車椅子21とバランスし、その車椅子21の重量を軽減して手動で車椅子21の昇降が行えるようになっている。
【0020】
この発明の車両用車椅子昇降キャリヤ装置は、前記のように実施例として、構成されるから、車両から車椅子21を車外に降ろすときは、図7に示すように、スライドロックレバー31を上方に回動させると、基端のスライドロックカム30は回動してガイド板32の傾斜案内面32aにしたがってスライド力を受けてスライドロック軸25と共にスライドして、そのスライドロック軸25の先端をスライドレール型可動フレーム17の後端スライドロック孔29から外してロックを解除する。スライドロックレバー31が回動してストッパーピン34に衝突したとき、スライドロックカム30は、ガイド板32の解除面32bに達する。そして牽引スプリング33の作用により保持される。そこで、スライドレール受け12に対してフリーになったスライドレール型可動フレーム17を後方へ移動して車椅子21を車両外に引き出す。スライドレール受け12はスライドレール型可動フレーム17を緩やかな前下がり傾斜に支持しているから、後方には、その重力作用に逆らう操作力で移動することになり、スライドロックレバー31のスライドロック解除と共に、自動的にスライドレール型可動フレーム17が後方へ移動することはない。
【0021】
スライドレール型可動フレーム17をスライドレール受け12に対して後端まで移動すると、スライドレール型可動フレーム17の前端が対応する溝型のスライドローラ13に衝突して停止する。この停止に先だって前端側に配設した昇降ロック36の昇降ロックレバー39の昇降ロック連接ピン38に接触して、昇降ロックレバー39を回動し、昇降ロック36の可動ロック爪36bを解放側に回動し、昇降ロック軸35を昇降ロック溝36aから外に押し出してスライドロックを解放する。またスライドレール型可動フレーム17を後端位置で保持した状態で、スライドロックレバー31を下方に回動させてスライドロックカム30をガイド板32から外すと、ガイド板32の厚みによるスライドが解除されてスライドロック軸25は拡張コイルバネ26の作用で戻り、先端をスライドレール型可動フレーム17の前端スライドロック孔28に嵌合してロックする。そこでスライドレール型可動フレーム17はスライドレール受け12に固定される。スライドロックレバー31は牽引スプリング33で戻ろうとするが、ストッパー面30aがガイド板32の上縁に当たっているので、ロック状態を維持される。
【0022】
ここで荷台フレーム20等をつかんでアッパーアーム6とロアーアーム7の基端を中心として回動して昇降フレーム10を降下し、車椅子21を路面等に降下することができる。このスライドレール受け12の降下移動でスライドロックカム30は、ガイド板32から離れるので、牽引スプリング33の作用でストッパーピン34に衝突するまで戻るが、すでにガイド板32と離れているので、ロックを解除するスライド作用を行うことはないからロックは維持される。そして荷台フレーム20から車椅子21を降ろして使用する。
【0023】
路面等から車椅子21を車両に積み込み工程については、前記車椅子21の降ろし工程の逆の順序に行うものである。ここで荷台フレーム20等をつかんでアッパーアーム6とロアーアーム7の基端を中心として回動して昇降フレーム10を上昇させ、スライドレール受け12が支台板3aの昇降ロック軸35に対応すると、スライドレール受け12の対応面に配設された昇降ロック36の昇降ロック溝36aが後方から移動して昇降ロック軸35を嵌合し、可動ロック爪36bを押し込んでロックする。この可動ロック爪36bの回動で昇降ロックレバー39も上昇し、ロック位置に復帰する。スライドレール型可動フレーム17を前端側に移動して車椅子21を車室内に収容し、スライドロックレバー31を押し下げてスライドロック軸25をスライドレール型可動フレーム17の後端スライドロック孔29に嵌合し、スライドレール型可動フレーム17を前方位置に移動した状態でロックして、積み込み工程を完了する。
【0024】
【発明の効果】
この発明の車両用車椅子昇降キャリヤ装置は、以上のようになるから、車椅子をアッパーアームとロアーアームによる上下縦方向移動とスライドレールによる横移動との2段階に移動して車内に収容または車外に降ろすものであるから、アッパーアームとロアーアームによるリンク部材を可及的に短縮することができ、弧状回動半径を小さくして小型車の低い軒高の開口部に対応させることができるものである。
【0025】
またスライドレール型可動フレームは、前端位置と後端位置とにおいてロックすることができ、昇降作業時および収容時の安全を確保することができる。
【0026】
また横方向の移動をスライド移動により行うものであるから、上下移動をなくして後部座席分等の狭い容積部分に車椅子を収容することができるのである。
【0027】
またスライドレール型可動フレームの移動によりリンク機構の基台フレームとのロックおよび解放の自動化、スライドレール受けとスライドレール型可動フレームの前端位置と後端位置とのロックを簡単に機構により行うことができる。
【0028】
この発明の車両用車椅子昇降キャリヤ装置は、小型車に適応するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は、この発明の車両用車椅子昇降キャリヤ装置の実施の一例を示すもので、車椅子積載台部を車室内に格納した状態を示す全体側面図である。
【図2】同じく、その背面図である。
【図3】同じく、その平面図である。
【図4】同じく、スライドレール受けを支承し、車室内の支点を中心に、車椅子積載台部を支承面の角度を所要角の範囲内に維持して回動するリンク機構を示す側面図である。
【図5】車椅子積載台部を車室に対して内外に移動させて格納移動を拡大するスライドレール型可動フレームおよびスライドレール受けの部分側面図である。
【図6】同じく、図5のA−A線に沿うスライドレール型可動フレームおよびスライドレール受け横断面図である。
【図7】同じく、スライドレール型可動フレームをスライドレール受けに対して内側スライド位置と外側スライド位置でロックするスライドレールロック部の側面図である。
【図8】同じく、図7のB−B線に沿うスライドレールロック部の側面図である。
【図9】同じく、スライドレール型可動フレームを後方スライド位置に移動させた状態で、リンク機構とスライドレール受けをロックするロック機構およびその開放作動および閉鎖作動を説明する示す拡大部分側面図である。
【図10】この発明の車両用椅子昇降キャリヤ装置の荷台フレームを車椅子の積み降ろしのために室外に回動させた状態の側面図である。
【符号の説明】
1 車両
2 車室床面
3 ベース
3a 支台板
3b 支台板
4 支軸
5 支軸
6 アッパーアーム
7 ロアーアーム
8 支軸
9 支軸
10 昇降フレーム
11 支架フレーム
12 スライドレール受け
13 溝型のスライドローラ
14 支軸
15 コロ
16 支軸
17 スライドレール型可動フレーム
18a 向合い上レール部
18b 向合い下レール部
19a 上縁レール部
19b 下縁レール部
20 荷台フレーム
20a メイン荷台フレーム
20b サブ荷台フレーム
21 車椅子
22a 車輪部
22b 先導輪部
23 スライドロック機構
24 軸受筒
24a 外端壁
25 スライドロック軸
26 拡張コイルバネ
27 スライドロック連接ピン
28 前端スライドロック孔
29 後端スライドロック孔
30 スライドロックカム
30a ストッパー面
31 スライドロックレバー
32 ガイド板
32a 傾斜案内面
32b 解除面
33 牽引スプリング
34 ストッパーピン
35 昇降ロック軸
36 昇降ロック
36a 昇降ロック溝
36b 可動ロック爪
37 昇降ロック解除カム
38 昇降ロック連接ピン
39 昇降ロックレバー
40 ガスバー
41 支軸
42 支軸
43 取付板

Claims (6)

  1. 車椅子を載せる荷台手段を具え、その荷台手段を車室外において、車室を基端として回動するリンク手段で上下に移動するとともに、そのリンク手段に、荷台手段を車室外から車室内へまたは車室内から車室外へ横移動するレール手段を架設し、上下移動と横移動により車椅子の積み降しが行える車両用椅子昇降キャリヤ装置であって、上記リンク手段は、車両の一方側面に配置されたベース上に立設した支台板に支軸をもってアッパーアームとロアーアームの基端を夫々軸支し、またそのアッパーアームとロアーアームの先端を、支軸をもって昇降フレームに連結し、ベースを中心に昇降フレームを四辺リンク機構の原理により昇降自在に配置してなるとともに、前記レール手段は、昇降フレームの側方に支架されたスライドレール受けと、前記荷台手段を一体に配置するとともに前記スライドレール受け内に挿嵌される上縁レール部と下縁レール部とを備え、前記スライドレール受けにより前記上縁レール部と下縁レール部のそれぞれを車幅方向に接面支承されるとともに上下方向に支承されてスライド自在に配備されるスライドレール型可動フレームとからなることを特徴とする車両用車椅子昇降キャリヤ装置。
  2. 上記リンク手段のアッパーアームまたはロアーアームにガスバーの上端を支軸により連結し、反対の下端を支軸により支台板と一体の取付板に連結し、アッパーアームおよびロアーアームが基端を中心に回動すると、その回動角に従いガスバーを圧縮し、荷台手段に積載する車椅子とバランスし、その車椅子の重量を軽減して手動で車椅子の昇降が行えるようになっている請求項1の車両用車椅子昇降キャリヤ装置。
  3. 前記荷台手段は、メイン荷台フレームとサブ荷台フレームとから構成すると共に、スライドレール型可動フレームに溶着して配置し、折畳まれた車椅子の車輪部をメイン荷台フレームに載せ、先導輪部をサブ荷台フレームに載せて積載する請求項1の車両用車椅子昇降キャリヤ装置。
  4. 前記レール手段のスライドレール型可動フレームは、スライドレール受けに対して前端側スライド位置と後端側スライド位置でロックされるロック孔を備え、スライドレール受けの後半部の外側面に備えるスライドロック機構は、スライドレール受けの後半部の外側面に軸受筒を突設し、スライドロック軸をスライド自在に支承すると共に、軸受筒に収容した拡張コイルバネの一端をスライドロック軸に貫通したスライドロック連接ピンに連接し、外方にスライドロック軸を付勢し、スライドレール型可動フレームに開口した前端スライドロック孔と後端スライドロック孔とに対応した時、嵌合してスライドレール受けに対してスライドレール型可動フレームを、その前端スライド位置と後端スライド位置とにロックするものである請求項1の車両用車椅子昇降キャリヤ装置。
  5. 前記スライドロック機構のスライドロック軸の基端を、スライドロックカムに形成すると共に、その一部にスライドロックレバーの基端を一体に接続し、そのスライドロックレバーを回動してスライドロック軸と一体のスライドロックカムを所要角回動自在に設け、傾斜案内面が先端に形成されるガイド板を前記支台板の上縁に取付けてなる請求項4の車両用車椅子昇降キャリヤ装置。
  6. 前記支台板と一体に昇降ロック軸を設け、前記スライドレール受けの前半側に前記昇降ロック軸と対面して昇降ロックを取付け、前記スライドレール型可動フレームの前端側で、かつ前記昇降ロック軸との対面側に、昇降ロック解除カムを取付け、前記昇降ロックは前記昇降ロック解除カムと接面する昇降ロック連接ピンを配備した昇降ロックレバーを具えて、昇降ロックレバーの回動で昇降ロック溝内にロックした昇降ロック軸を開放する可動ロック爪を配設してなる請求項5の車両用車椅子昇降キャリヤ装置。
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