JPH07137632A - チェーン設備 - Google Patents
チェーン設備Info
- Publication number
- JPH07137632A JPH07137632A JP28378493A JP28378493A JPH07137632A JP H07137632 A JPH07137632 A JP H07137632A JP 28378493 A JP28378493 A JP 28378493A JP 28378493 A JP28378493 A JP 28378493A JP H07137632 A JPH07137632 A JP H07137632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- chain
- pair
- rail
- roller
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 チェーン装置20は、ローラ27を介してガイド
レール2に支持案内され、欠如部30ではローラ27を介し
て中継ガイドレール31に支持案内される。ローラ27の回
転が円滑に行われているか否かの確認は、中継ガイドレ
ール31の部分で上面側の開放部を通して行える。ローラ
27の枢着部への給脂やチェーン装置20のメンテナンスも
開放部を通して行える。 【効果】 ローラの回転が円滑に行われているか否かの
確認や、ローラの枢着部に対する給脂やチェーン装置の
メンテナンスは、中継ガイドレールの上面側の開放部を
通して容易に行える。揺動や着脱連結の構成が不要で簡
素化できる。
レール2に支持案内され、欠如部30ではローラ27を介し
て中継ガイドレール31に支持案内される。ローラ27の回
転が円滑に行われているか否かの確認は、中継ガイドレ
ール31の部分で上面側の開放部を通して行える。ローラ
27の枢着部への給脂やチェーン装置20のメンテナンスも
開放部を通して行える。 【効果】 ローラの回転が円滑に行われているか否かの
確認や、ローラの枢着部に対する給脂やチェーン装置の
メンテナンスは、中継ガイドレールの上面側の開放部を
通して容易に行える。揺動や着脱連結の構成が不要で簡
素化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車製作工
場において車体を支持している移動体を走行させるとき
で、この移動体に走行力を付与するときなどに採用され
るチェーン設備に関するものである。
場において車体を支持している移動体を走行させるとき
で、この移動体に走行力を付与するときなどに採用され
るチェーン設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
実開昭63−39075 号公報に見られる構成が提供されてい
る。この従来構成において、台車に走行力を付与する無
端回動体はチェーンとプッシャ本体などからなり、そし
てプッシャ本体に取り付けた左右一対のローラを、断面
がコの字状でその開放部を相対向して配設した左右一対
のガイドレールに支持案内させている。この従来構成に
おいて、前記ローラの回転が円滑に行われなかったと
き、このローラの摩損、それに伴う粉塵の発生、さらに
は騒音の発生を招くことになり、適宜、ローラ枢着部へ
の給脂やメンテナンスなどを行っている。
実開昭63−39075 号公報に見られる構成が提供されてい
る。この従来構成において、台車に走行力を付与する無
端回動体はチェーンとプッシャ本体などからなり、そし
てプッシャ本体に取り付けた左右一対のローラを、断面
がコの字状でその開放部を相対向して配設した左右一対
のガイドレールに支持案内させている。この従来構成に
おいて、前記ローラの回転が円滑に行われなかったと
き、このローラの摩損、それに伴う粉塵の発生、さらに
は騒音の発生を招くことになり、適宜、ローラ枢着部へ
の給脂やメンテナンスなどを行っている。
【0003】すなわち従来では、たとえば図7〜図9に
示すように、左右一対のガイドレール40のうち、少なく
とも一方のガイドレール40の一部を切断し、この切断レ
ール部41の一端を、ガイドレール40に縦ピン42を介して
回動自在に連結するとともに、他端を、ガイドレール40
にボルトナットなどの連結具43を介して着脱自在に連結
している。そして切断レール部41の側板部分に窓44を形
成している。
示すように、左右一対のガイドレール40のうち、少なく
とも一方のガイドレール40の一部を切断し、この切断レ
ール部41の一端を、ガイドレール40に縦ピン42を介して
回動自在に連結するとともに、他端を、ガイドレール40
にボルトナットなどの連結具43を介して着脱自在に連結
している。そして切断レール部41の側板部分に窓44を形
成している。
【0004】この従来構成によると、チェーン45側から
のブラケット46にローラ軸47を介して取り付けたローラ
48は、円滑に回転しているか否かを窓44を通して確認し
得、そして給脂やメンテナンスは、連結具43を解除した
のち切断レール部41を縦ピン42の周りに回動(図8仮想
線)させることで、切断レール部41の配置跡に形成され
る開放部を通して行っていた。
のブラケット46にローラ軸47を介して取り付けたローラ
48は、円滑に回転しているか否かを窓44を通して確認し
得、そして給脂やメンテナンスは、連結具43を解除した
のち切断レール部41を縦ピン42の周りに回動(図8仮想
線)させることで、切断レール部41の配置跡に形成され
る開放部を通して行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、切断レール部41の回動構成や連結具43の着脱構成
など、その構成は複雑になり、そして連結具43の着脱操
作は面倒で給脂やメンテナンスを容易に行えなかった。
さらにチェーン45のリンク枢着部、特にリンク枢着部の
下位部分に対する給脂なども容易に行えなかった。
ると、切断レール部41の回動構成や連結具43の着脱構成
など、その構成は複雑になり、そして連結具43の着脱操
作は面倒で給脂やメンテナンスを容易に行えなかった。
さらにチェーン45のリンク枢着部、特にリンク枢着部の
下位部分に対する給脂なども容易に行えなかった。
【0006】本発明の目的とするところは、給脂やメン
テナンスに対する構成を簡素化し得るとともに、操作を
容易に行え得るチェーン設備を提供する点にある。
テナンスに対する構成を簡素化し得るとともに、操作を
容易に行え得るチェーン設備を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明のチェーン設備は、断面がコの字状でその開放
部を相対向して配設した左右一対のガイドレールと、こ
れらガイドレールに支持案内される左右一対のローラを
有するチェーン装置とからなるチェーン設備において、
前記ガイドレールは、その長さ方向の一部を欠如し、こ
の欠如部に、上面側が開放した中継ガイドレールを配設
している。
第1発明のチェーン設備は、断面がコの字状でその開放
部を相対向して配設した左右一対のガイドレールと、こ
れらガイドレールに支持案内される左右一対のローラを
有するチェーン装置とからなるチェーン設備において、
前記ガイドレールは、その長さ方向の一部を欠如し、こ
の欠如部に、上面側が開放した中継ガイドレールを配設
している。
【0008】また本第2発明は、第1発明のチェーン設
備において、欠如部を、水平状ラインの一部に形成して
いる。そして本第3発明は、第1発明のチェーン設備に
おいて、欠如部を、水平状ラインの全部に形成してい
る。
備において、欠如部を、水平状ラインの一部に形成して
いる。そして本第3発明は、第1発明のチェーン設備に
おいて、欠如部を、水平状ラインの全部に形成してい
る。
【0009】さらに本第4発明は、第1発明のチェーン
設備において、中継ガイドレールは断面がコの字状であ
り、その開放部を上向きとして配設している。しかも本
第5発明は、第4発明のチェーン設備において、中継ガ
イドレールの横板部を、左右のガイドレールのローラ支
持板部間に亘って対向させている。
設備において、中継ガイドレールは断面がコの字状であ
り、その開放部を上向きとして配設している。しかも本
第5発明は、第4発明のチェーン設備において、中継ガ
イドレールの横板部を、左右のガイドレールのローラ支
持板部間に亘って対向させている。
【0010】また本第6発明は、第1、第4、第5発明
のいずれかのチェーン設備において、チェーン装置を、
一つ置きのセンターリンクと、これらセンターリンクの
隣接端部間を縦ピンを介して連結する上下一対のアウタ
ーリンクと、前記センターリンクに取り付けたブラケッ
トと、このブラケットにローラ軸を介して取り付けた左
右一対のローラとにより構成している。
のいずれかのチェーン設備において、チェーン装置を、
一つ置きのセンターリンクと、これらセンターリンクの
隣接端部間を縦ピンを介して連結する上下一対のアウタ
ーリンクと、前記センターリンクに取り付けたブラケッ
トと、このブラケットにローラ軸を介して取り付けた左
右一対のローラとにより構成している。
【0011】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、たとえば
駆動装置の作動によって連続駆動した際にチェーン装置
は、ローラを介してガイドレールに支持案内され、また
欠如部においてはローラを介して中継ガイドレールに支
持案内される。このような作動中において、たとえばロ
ーラの回転が円滑に行われているか否かの確認は、中継
ガイドレールの部分において、その上面側の開放部を通
して行える。そしてローラの枢着部に給脂が必要な場
合、あるいはチェーン装置のメンテナンスが必要な場
合、中継ガイドレールの部分において、その上面側の開
放部を通して行える。
駆動装置の作動によって連続駆動した際にチェーン装置
は、ローラを介してガイドレールに支持案内され、また
欠如部においてはローラを介して中継ガイドレールに支
持案内される。このような作動中において、たとえばロ
ーラの回転が円滑に行われているか否かの確認は、中継
ガイドレールの部分において、その上面側の開放部を通
して行える。そしてローラの枢着部に給脂が必要な場
合、あるいはチェーン装置のメンテナンスが必要な場
合、中継ガイドレールの部分において、その上面側の開
放部を通して行える。
【0012】また上記した本第2発明の構成によると、
水平状ラインの一部を、上面側が開放した中継ガイドレ
ールにより形成し得る。そして上記した本第3発明の構
成によると、水平状ラインの全部を、上面側が開放した
中継ガイドレールにより形成し得る。
水平状ラインの一部を、上面側が開放した中継ガイドレ
ールにより形成し得る。そして上記した本第3発明の構
成によると、水平状ラインの全部を、上面側が開放した
中継ガイドレールにより形成し得る。
【0013】さらに上記した本第4発明の構成による
と、断面がコの字状の中継ガイドレールは容易に得ら
れ、そして欠如部に容易に配設し得る。しかも上記した
本第5発明の構成によると、一本物の中継ガイドレール
により、左右のローラを支持案内し得る。
と、断面がコの字状の中継ガイドレールは容易に得ら
れ、そして欠如部に容易に配設し得る。しかも上記した
本第5発明の構成によると、一本物の中継ガイドレール
により、左右のローラを支持案内し得る。
【0014】また上記した本第6発明の構成によると、
上面側の開放部を利用することで、両リンクを連結する
縦ピンの枢着部分、特に下位のアウターリンクと縦ピン
との枢着部分に対する給脂などを行える。
上面側の開放部を利用することで、両リンクを連結する
縦ピンの枢着部分、特に下位のアウターリンクと縦ピン
との枢着部分に対する給脂などを行える。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1において、移動体10を支持案内する
上位レール1は、断面がコの字状でその開放部を相対向
させて左右一対に配設してある。前記移動体10は、フロ
ントトロリ11と、ロ―ドトロリ12と、リヤトロリ13と、
フロトトロリ11とロ―ドトロリ12との間を相対揺動自在
に連結する連結杆14と、ロ―ドトロリ12とリヤトロリ13
との間の連結杆を兼ねる被搬送物の支持装置15とにより
構成される。
いて説明する。図1において、移動体10を支持案内する
上位レール1は、断面がコの字状でその開放部を相対向
させて左右一対に配設してある。前記移動体10は、フロ
ントトロリ11と、ロ―ドトロリ12と、リヤトロリ13と、
フロトトロリ11とロ―ドトロリ12との間を相対揺動自在
に連結する連結杆14と、ロ―ドトロリ12とリヤトロリ13
との間の連結杆を兼ねる被搬送物の支持装置15とにより
構成される。
【0016】各トロリ11〜13は、本体の両側にそれぞれ
前後一対のトロリホイ―ル16や横振れ防止ホイール(図
示せず。)を有し、これらトロリホイ―ル16を介して上
位レ―ル1に支持案内される。また連結杆を兼ねる支持
装置15は上面側の複数箇所に受け具17を有し、これら受
け具17を介して車体(被搬送物の一例)Aを支持する。
そして前記フロントトロリ11における本体の下部に、上
下揺動自在な受動体(受動突起)18を取り付けている。
前後一対のトロリホイ―ル16や横振れ防止ホイール(図
示せず。)を有し、これらトロリホイ―ル16を介して上
位レ―ル1に支持案内される。また連結杆を兼ねる支持
装置15は上面側の複数箇所に受け具17を有し、これら受
け具17を介して車体(被搬送物の一例)Aを支持する。
そして前記フロントトロリ11における本体の下部に、上
下揺動自在な受動体(受動突起)18を取り付けている。
【0017】図1、図4において、前記上位レ―ル1の
下方には、この上位レ―ル1の全長または一部に沿って
ガイドレール2が配設されている。このガイドレール2
は、断面がコの字状でその開放部を相対向させて左右一
対に配設してあり、その下位の横板によりチェーン装置
のローラ(後述する。)を支持案内するローラ支持板部
3を形成している。
下方には、この上位レ―ル1の全長または一部に沿って
ガイドレール2が配設されている。このガイドレール2
は、断面がコの字状でその開放部を相対向させて左右一
対に配設してあり、その下位の横板によりチェーン装置
のローラ(後述する。)を支持案内するローラ支持板部
3を形成している。
【0018】そして両レール1,2を、レール長さ方向
の複数箇所でヨーク4により一体化している。前記下位
レール2(上位レール1も同様)は或る長さのものを接
続するもので、その接続は、端部に一体化した連結板5
間をボルト・ナットにより連結することで行われる。前
記下位レール2は、その下面間に亘る閉塞部材(プレー
トなど)6がほぼ全長に設けられる。
の複数箇所でヨーク4により一体化している。前記下位
レール2(上位レール1も同様)は或る長さのものを接
続するもので、その接続は、端部に一体化した連結板5
間をボルト・ナットにより連結することで行われる。前
記下位レール2は、その下面間に亘る閉塞部材(プレー
トなど)6がほぼ全長に設けられる。
【0019】図1〜図3において、前記ガイドレール2
に支持案内されるチェーン装置20は、一つ置きのセンタ
ーリンク21と、これらセンターリンク21の隣接端部間を
縦ピン22を介して連結する上下一対のアウターリンク23
とによりチェーン部24を形成している。そしてセンター
リンク21にはボルトナット25を介してブラケット26が取
り付けられ、これらブラケット26の下部には、前記ガイ
ドレール2のローラ支持板部3に支持案内される左右一
対のローラ27がローラ軸28を介して取り付けられる。ま
た長さ方向の適所において上位のアウターリンク23から
は、前記受動体18が係脱自在な伝動体29が一体に突設さ
れている。
に支持案内されるチェーン装置20は、一つ置きのセンタ
ーリンク21と、これらセンターリンク21の隣接端部間を
縦ピン22を介して連結する上下一対のアウターリンク23
とによりチェーン部24を形成している。そしてセンター
リンク21にはボルトナット25を介してブラケット26が取
り付けられ、これらブラケット26の下部には、前記ガイ
ドレール2のローラ支持板部3に支持案内される左右一
対のローラ27がローラ軸28を介して取り付けられる。ま
た長さ方向の適所において上位のアウターリンク23から
は、前記受動体18が係脱自在な伝動体29が一体に突設さ
れている。
【0020】前記ガイドレール2は、その水平状ライン
において、長さ方向の一部が欠如され、この欠如部30に
中継ガイドレール31を配設している。この中継ガイドレ
ール31は、横板部32と左右一対の側板部33とにより断面
がコの字状に形成され、その開放部を上向きとして、す
なわち上面側を開放して配設される。そして中継ガイド
レール31は、連結板5間を連結する形式にて前後のガイ
ドレール2と接続され、その際に横板部32を、両ガイド
レール2の左右一対のローラ支持板部3間に亘って対向
させている。
において、長さ方向の一部が欠如され、この欠如部30に
中継ガイドレール31を配設している。この中継ガイドレ
ール31は、横板部32と左右一対の側板部33とにより断面
がコの字状に形成され、その開放部を上向きとして、す
なわち上面側を開放して配設される。そして中継ガイド
レール31は、連結板5間を連結する形式にて前後のガイ
ドレール2と接続され、その際に横板部32を、両ガイド
レール2の左右一対のローラ支持板部3間に亘って対向
させている。
【0021】以下に上記実施例の作用を説明する。駆動
装置(図示せず。)の作動によってチェーン装置20は連
続駆動されている。そして移動体10は、その受動体18を
伝動体29に係合させることで、チェーン装置20の駆動力
を受けて移動する。その際に移動体10は、トロリホイー
ル16を介して上位レール1に支持案内され、またチェー
ン装置20は、ローラ27を介してガイドレール2に支持案
内される。また欠如部30においてはローラ27を介して中
継ガイドレール31の横板部32に支持案内される。
装置(図示せず。)の作動によってチェーン装置20は連
続駆動されている。そして移動体10は、その受動体18を
伝動体29に係合させることで、チェーン装置20の駆動力
を受けて移動する。その際に移動体10は、トロリホイー
ル16を介して上位レール1に支持案内され、またチェー
ン装置20は、ローラ27を介してガイドレール2に支持案
内される。また欠如部30においてはローラ27を介して中
継ガイドレール31の横板部32に支持案内される。
【0022】このような作動中において、たとえばロー
ラ27の回転が円滑に行われているか否かの確認は、中継
ガイドレール31の部分で、その上面側の開放部を通して
行える。そしてローラ27の枢着部、すなわちローラ軸28
の部分に給脂が必要な場合、あるいはチェーン装置20の
メンテナンスが必要な場合、中継ガイドレール31の部分
において、その上面側の開放部を通して行われる。さら
に上面側の開放部を利用することで、両リンク21,23を
連結する縦ピン22の枢着部分、特に下位のアウターリン
ク23と縦ピン22との枢着部分に対する給脂などを容易に
行える。
ラ27の回転が円滑に行われているか否かの確認は、中継
ガイドレール31の部分で、その上面側の開放部を通して
行える。そしてローラ27の枢着部、すなわちローラ軸28
の部分に給脂が必要な場合、あるいはチェーン装置20の
メンテナンスが必要な場合、中継ガイドレール31の部分
において、その上面側の開放部を通して行われる。さら
に上面側の開放部を利用することで、両リンク21,23を
連結する縦ピン22の枢着部分、特に下位のアウターリン
ク23と縦ピン22との枢着部分に対する給脂などを容易に
行える。
【0023】なお図2の仮想線で示すように、中継ガイ
ドレール31の側板部33に窓34を設けてもよく、この場合
にローラ27の確認などを、この窓34を通してでも行え
る。上記実施例では、水平状ラインにおいて長さ方向の
一部を欠如し、この欠如部30に中継ガイドレール31を配
設しているが、本第1発明においては、水平状ラインの
長さ方向の全部を欠如して中継ガイドレール31を配設し
た構成であってもよく、さらには傾斜状ラインの一部ま
たは全部を欠如して中継ガイドレール31を配設した構成
であってもよい。
ドレール31の側板部33に窓34を設けてもよく、この場合
にローラ27の確認などを、この窓34を通してでも行え
る。上記実施例では、水平状ラインにおいて長さ方向の
一部を欠如し、この欠如部30に中継ガイドレール31を配
設しているが、本第1発明においては、水平状ラインの
長さ方向の全部を欠如して中継ガイドレール31を配設し
た構成であってもよく、さらには傾斜状ラインの一部ま
たは全部を欠如して中継ガイドレール31を配設した構成
であってもよい。
【0024】上記実施例では中継ガイドレール31とし
て、断面がコの字状で、その横板部32を両ガイドレール
2の左右一対のローラ支持板部3間に亘って対向させて
いるが、本第1発明においては、たとえば図5に示すよ
うに、断面がL字状の左右一対の中継ガイドレール35で
あってもよく、この場合に両中継ガイドレール35の底面
間には閉塞部材(または長さ方向で適当間隔置きに設け
た連結部材)36が配設される。さらに本第1、第4発明
においては、たとえば図6に示すように、断面がコの字
状の左右一対の中継ガイドレール38であってもよい。
て、断面がコの字状で、その横板部32を両ガイドレール
2の左右一対のローラ支持板部3間に亘って対向させて
いるが、本第1発明においては、たとえば図5に示すよ
うに、断面がL字状の左右一対の中継ガイドレール35で
あってもよく、この場合に両中継ガイドレール35の底面
間には閉塞部材(または長さ方向で適当間隔置きに設け
た連結部材)36が配設される。さらに本第1、第4発明
においては、たとえば図6に示すように、断面がコの字
状の左右一対の中継ガイドレール38であってもよい。
【0025】上記実施例では、受動体18を伝動体29に係
合させる形式を示したが、これは伝動体29を受動体18に
係合させる形式であってもよい。
合させる形式を示したが、これは伝動体29を受動体18に
係合させる形式であってもよい。
【0026】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、ローラ
の回転が円滑に行われているか否かの確認は、中継ガイ
ドレールの上面側の開放部を通して容易に行うことがで
き、そしてローラの枢着部に対する給脂やチェーン装置
のメンテナンスも、開放部を通して容易に行うことがで
きる。さらに中継ガイドレールは、揺動や着脱連結が不
要であることから、その構成を簡素化できる。
の回転が円滑に行われているか否かの確認は、中継ガイ
ドレールの上面側の開放部を通して容易に行うことがで
き、そしてローラの枢着部に対する給脂やチェーン装置
のメンテナンスも、開放部を通して容易に行うことがで
きる。さらに中継ガイドレールは、揺動や着脱連結が不
要であることから、その構成を簡素化できる。
【0027】また上記構成の本第2発明によると、水平
状ラインの一部を、上面側が開放した中継ガイドレール
により、容易にかつ安価にして形成できる。そして上記
構成の本第3発明によると、水平状ラインの全部を、上
面側が開放した中継ガイドレールにより、容易にかつ安
価にして形成できる。
状ラインの一部を、上面側が開放した中継ガイドレール
により、容易にかつ安価にして形成できる。そして上記
構成の本第3発明によると、水平状ラインの全部を、上
面側が開放した中継ガイドレールにより、容易にかつ安
価にして形成できる。
【0028】さらに上記構成の本第4発明によると、断
面がコの字状の中継ガイドレールは容易に得ることがで
き、そして欠如部に容易に配設できる。しかも上記構成
の本第5発明によると、一本物の中継ガイドレールによ
り左右のローラを支持案内でき、構成ならびに配設をよ
り容易に行うことができる。
面がコの字状の中継ガイドレールは容易に得ることがで
き、そして欠如部に容易に配設できる。しかも上記構成
の本第5発明によると、一本物の中継ガイドレールによ
り左右のローラを支持案内でき、構成ならびに配設をよ
り容易に行うことができる。
【0029】また上記した本第6発明の構成によると、
上面側の開放部を利用することで、両リンクを連結する
縦ピンの枢着部分、特に下位のアウターリンクと縦ピン
との枢着部分に対する給脂などを容易に行うことができ
る。
上面側の開放部を利用することで、両リンクを連結する
縦ピンの枢着部分、特に下位のアウターリンクと縦ピン
との枢着部分に対する給脂などを容易に行うことができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示し、チェーン設備使用の
搬送手段の側面図である。
搬送手段の側面図である。
【図2】同チェーン設備の中継ガイドレール部の一部切
り欠き側面図である。
り欠き側面図である。
【図3】同チェーン設備の中継ガイドレール部の一部切
り欠き背面図である。
り欠き背面図である。
【図4】同チェーン設備のガイドレール部の一部切り欠
き背面図である。
き背面図である。
【図5】本発明の別の実施例を示し、チェーン設備の中
継ガイドレール部の一部切り欠き背面図である。
継ガイドレール部の一部切り欠き背面図である。
【図6】本発明のさらに別の実施例を示し、チェーン設
備の中継ガイドレール部の一部切り欠き背面図である。
備の中継ガイドレール部の一部切り欠き背面図である。
【図7】従来例を示し、切断レール部における側面図で
ある。
ある。
【図8】同切断レール部における枢着部の一部切り欠き
背面図である。
背面図である。
【図9】同切断レール部における連結部の一部切り欠き
背面図である。
背面図である。
1 上位レール 2 ガイドレール 3 ローラ支持板部 10 移動体 15 支持装置 18 受動体 20 チェーン装置 21 センターリンク 22 縦ピン 23 アウターリンク 24 チェーン部 26 ブラケット 27 ローラ 28 ローラ軸 29 伝動体 30 欠如部 31 中継ガイドレール 32 横板部 33 側板部 34 窓 35 中継ガイドレール 38 中継ガイドレール A 車体(被搬送物)
Claims (6)
- 【請求項1】 断面がコの字状でその開放部を相対向し
て配設した左右一対のガイドレールと、これらガイドレ
ールに支持案内される左右一対のローラを有するチェー
ン装置とからなるチェーン設備において、前記ガイドレ
ールは、その長さ方向の一部を欠如し、この欠如部に、
上面側が開放した中継ガイドレールを配設したことを特
徴とするチェーン設備。 - 【請求項2】 欠如部を、水平状ラインの一部に形成し
たことを特徴とする請求項1記載のチェーン設備。 - 【請求項3】 欠如部を、水平状ラインの全部に形成し
たことを特徴とする請求項1記載のチェーン設備。 - 【請求項4】 中継ガイドレールは断面がコの字状であ
り、その開放部を上向きとして配設したことを特徴とす
る請求項1記載のチェーン設備。 - 【請求項5】 中継ガイドレールの横板部を、左右のガ
イドレールのローラ支持板部間に亘って対向させたこと
を特徴とする請求項4記載のチェーン設備。 - 【請求項6】 チェーン装置を、一つ置きのセンターリ
ンクと、これらセンターリンクの隣接端部間を縦ピンを
介して連結する上下一対のアウターリンクと、前記セン
ターリンクに取り付けたブラケットと、このブラケット
にローラ軸を介して取り付けた左右一対のローラとによ
り構成したことを特徴とする請求項1、4、5のいずれ
かに記載のチェーン設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28378493A JP3148820B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | チェーン設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28378493A JP3148820B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | チェーン設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07137632A true JPH07137632A (ja) | 1995-05-30 |
JP3148820B2 JP3148820B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17670093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28378493A Expired - Fee Related JP3148820B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | チェーン設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148820B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010215405A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Daifuku Co Ltd | 水平維持搬送コンベヤ |
CN103552811A (zh) * | 2013-09-05 | 2014-02-05 | 无锡雪浪环境科技股份有限公司 | 一种输送机的上导轨结构 |
CN104944098A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-09-30 | 深圳市全印图文技术有限公司 | 输送装置 |
CN105775645A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-07-20 | 辽宁森远增材制造科技有限公司 | 一种翻板棘爪式零件推拉机构 |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP28378493A patent/JP3148820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010215405A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Daifuku Co Ltd | 水平維持搬送コンベヤ |
CN103552811A (zh) * | 2013-09-05 | 2014-02-05 | 无锡雪浪环境科技股份有限公司 | 一种输送机的上导轨结构 |
CN104944098A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-09-30 | 深圳市全印图文技术有限公司 | 输送装置 |
CN104944098B (zh) * | 2015-06-30 | 2017-05-17 | 深圳市全印图文技术有限公司 | 输送装置 |
CN105775645A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-07-20 | 辽宁森远增材制造科技有限公司 | 一种翻板棘爪式零件推拉机构 |
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Publication number | Publication date |
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JP3148820B2 (ja) | 2001-03-26 |
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