JPH07136892A - シャフトミラーの切粉飛散防止装置 - Google Patents

シャフトミラーの切粉飛散防止装置

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JPH07136892A
JPH07136892A JP29324293A JP29324293A JPH07136892A JP H07136892 A JPH07136892 A JP H07136892A JP 29324293 A JP29324293 A JP 29324293A JP 29324293 A JP29324293 A JP 29324293A JP H07136892 A JPH07136892 A JP H07136892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
chuck
cover
chips
autoloader
Prior art date
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Pending
Application number
JP29324293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Shimomura
真素美 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH07136892A publication Critical patent/JPH07136892A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアブローによりチャックやワークを清掃す
る際、切粉が周辺へ飛散するのを防止する。 【構成】 オートローダ13でシャフトミラー本体へワ
ーク3を搬入し、また加工の完了したワーク3を搬出す
ると共に、ワーク3の搬入出時チャック4及びワーク3
にエアをブローして、チャック4やワーク3に付着した
切粉を清掃するシャフトミラーにおいて、エアブロー時
切粉が飛散するのを防止するカバー14を上記オートロ
ーダ13に設けたもので、切粉が機械周辺に飛散するこ
とがないので、作業環境の悪化などが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエアブローした際に切
粉が飛散するのを防止するシャフトミラーの切粉飛散防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来エンジンのクランク軸やカム軸など
を切削加工するシャフトミラーは、チャックにより両端
が固定されたワークを、回転するカッタにより切削加工
するように構成されており、切削加工により多量の切粉
が発生する。このため従来から切削加工中に発生した切
粉が飛散するのを防止する切粉飛散防止装置が、例えば
実開昭64−4546号公報や、実開平5−33238
号公報などで提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の切粉飛散
防止装置では、ワークの搬入出時チャックに付着した切
粉をエアブローにより清掃する際に飛散する切粉に対し
ては効果がなく、その結果エアブローにより飛散した切
粉がリミットスイッチやスライド摺動面に付着して、リ
ミットスイッチの動作不良やスライド摺動面の早期摩耗
が発生したり、作業環境を悪化させるなどの不具合があ
った。この発明はかかる不具合を改善するためになされ
たもので、エアブローによる切粉の飛散が確実に防止で
きるようにしたシャフトミラーの切粉飛散防止装置を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、オートローダでシャフトミラー本体へワ
ークを搬入し、また加工の完了したワークを搬出すると
共に、ワークの搬入出時チャック及びワークにエアをブ
ローして、チャックやワークに付着した切粉を清掃する
シャフトミラーにおいて、エアブロー時切粉が飛散する
のを防止するカバーを上記オートローダに設けたもので
ある。
【0005】
【作 用】上記構成によりエアブローによりチャック
やワークを清掃しても、切粉が飛散することがない。
【0006】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1はクランクシャフトミラーの平面図、図2
は同正面図、図3は同側面図を示す。これら図において
1はシャフトミラー本体で、ベッド1aの両端側上部に
一対のワークヘッド2が設置されており、これらワーク
ヘッド2の対向面にワーク3の両端をクランプしてワー
ク3を割出し位置で固定するチャック4が設けられてい
る。
【0007】また図4はワーク3の両端をクランプした
チャック4の詳細図で、ワーク3の両端をクランプする
複数の爪体4aと、ワーク3端面に穿設されたセンタ孔
3aを支持するセンタ4bを有しており、センタ4bの
近傍にはチャック4内に切粉が堆積するのを防止するた
めエアを吹き出す複数のエア噴出孔4cが開口されてい
る。
【0008】一方上記シャフトミラー本体1の上方には
架台12が設けられていて、この架台12の横桁12a
にワーク3の搬入出を自動的に行うオートローダ13が
走行自在に設けられている。上記各ワークヘッド2間の
ベッド1a上には一対のサドル5が移動自在に設けられ
ていて、これらサドル5上にワーク3の長手方向と直交
する方向へ移動自在にスライド6が設けられており、こ
れらスライド6にピン7を中心に上下方向へ揺動自在な
スイングアーム8が設けられている。そしてこれらスラ
イングアーム8にワーク3の周囲を回転しながらワーク
3を切削加工するドラム状のカッタ9が設けられている
と共に、上記サドル5の対向面には、加工中のワーク3
を支持するワークレスト10がそれぞれ設けられてい
る。
【0009】上記オートローダ13は図5及び図6に示
すように昇降杆13aの下部にピン13bにより枢支さ
れた支持部材13cが設けられていて、これら支持部材
13cに、角度θを存してワーク搬入用フィンガ13d
とワーク搬出用フィンガ13eが設けられている。これ
らフィンガ13d,13eのうち、ワーク搬出用フィン
ガ13eは下面が開口するカバー14内に収容されてい
る。上記カバー14は、金属板により形成されたほぼ台
形の上部カバー14aと、上記上部カバー14aの両側
下部より垂下された弾性カバー14bよりなり、弾性カ
バー14bはゴム板などの弾性シートより形成されてい
ると共に、上部カバー14aが上記支持部材13bに取
付けられている。
【0010】次に作用を説明すると、オートローダ13
のワーク搬入用フィンガ13dにワーク3がクランプさ
れてシャフトミラー本体1の上方に達すると、チャック
4は加工の完了したワーク3をアンクランプする。次に
この状態で各フィンガ13d,13eが下降され、ワー
ク搬出用フィンガ13eが加工の完了したワーク3をク
ランプすると同時にカバー14がチャック4及びチャッ
ク4にクランプされたワーク3を覆う。その後チャック
3に設けられたエア噴出孔4cよりエアがブローされ
て、チャック4の爪体4aやワーク3に付着した切粉が
吹き飛ばされると共に、エアブローはカバー14内で行
われるため、カバー14により切粉の飛散が防止され
る。
【0011】エアブローが終了するとワーク搬出用フィ
ンガ13eが上昇した後ワーク搬入用フィンガ13dが
割出され、各フィンガ13d,13eが再び下降されて
ワーク搬入用フィンガ13dにクランプンされたワーク
3がチャック4間に搬入される。ワーク3の搬入が完了
すると各フィンガ13d,13eは上昇されて元の位置
へ復帰され、搬入されたワーク3はチャック4にクラン
プされた後加工位置が割出されて加工が開始される。
【0012】なお上記実施例ではワーク搬入出用フィン
ガ13d,13eをスイングさせてワーク3の搬入出を
行うオートローダ13に適用した例について説明した
が、他の方式のオートローダでもよく、またカバー14
は搬入用フィンガ13d側へ設けてもよく、搬入出用フ
ィンガ13d,13eにそれぞれ設けてもよい。さらに
クランクシャフトミラーに限らず、カム軸を加工するカ
ムシャフトミラーにも採用することができる。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように以上詳述
したように、オートローダにカバーを設けて、ワークの
搬入出時このカバーでチャック部分を覆った状態でチャ
ックやワークに付着した切粉をエアブローにより除去す
るようにしたことから、エアブローにより切粉が周辺に
飛散することがない。これによって飛散した切粉がリミ
ットスイッチに付着して、リミットスイッチの動作不良
の原因となったり、スライドの摺動面などに付着して摺
動面が早期に摩耗するなどの不具合を解消することがで
きる。
【0014】また機械周辺に飛散した切粉により作業環
境が悪化することがないと共に、カバーをオートローダ
に設けたことにより、切削加工中カバーが邪魔になるこ
ともない。さらにカバーの一部を弾性シートなどにより
形成することにより、ワークの搬入出時チャックやワー
クなどと干渉しても、チャックやワークが損傷したり、
カバー自体が損傷する心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる切粉飛散防止装置を
採用したシャフトミラーの平面図である。
【図2】この発明の一実施例になる切粉飛散防止装置を
採用したシャフトミラーの正面図である。
【図3】図2のA方向からの矢視図である。
【図4】この発明の一実施例になるシャフトミラーのチ
ャック付近の詳細図である。
【図5】この発明の一実施例になる切粉飛散防止装置の
詳細図である。
【図6】図5のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…シャフトミラー本体、3…ワーク、4…チャック、
13…オートローダ、14…カバー、14b…弾性カバ
ー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートローダ13でシャフトミラー本体
    1へワーク3を搬入し、また加工の完了したワーク3を
    搬出すると共に、ワーク3の搬入出時チャック4及びワ
    ーク3にエアをブローして、チャック4やワーク3に付
    着した切粉を清掃するシャフトミラーにおいて、エアブ
    ロー時切粉が飛散するのを防止するカバー14を上記オ
    ートローダ13に設けてなるシャフトミラーの切粉飛散
    防止装置。
  2. 【請求項2】 カバー14の一部を弾性カバー14bで
    形成してなる請求項1記載の切粉飛散防止装置。
JP29324293A 1993-11-24 1993-11-24 シャフトミラーの切粉飛散防止装置 Pending JPH07136892A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29324293A JPH07136892A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シャフトミラーの切粉飛散防止装置

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JP29324293A JPH07136892A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シャフトミラーの切粉飛散防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07136892A true JPH07136892A (ja) 1995-05-30

Family

ID=17792284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29324293A Pending JPH07136892A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シャフトミラーの切粉飛散防止装置

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JP (1) JPH07136892A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018062017A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 ファナック株式会社 工作機械
CN112170911A (zh) * 2020-09-18 2021-01-05 昆山深度精密五金有限公司 一种基于电子产品盖板加工的cnc全自动加工铣床

Cited By (3)

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US10759065B2 (en) 2016-10-11 2020-09-01 Fanuc Corporation Machine tool
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