JPH06246598A - ユニット式工作機械 - Google Patents
ユニット式工作機械Info
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- JPH06246598A JPH06246598A JP5160040A JP16004093A JPH06246598A JP H06246598 A JPH06246598 A JP H06246598A JP 5160040 A JP5160040 A JP 5160040A JP 16004093 A JP16004093 A JP 16004093A JP H06246598 A JPH06246598 A JP H06246598A
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- Japan
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- box body
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Abstract
る。 【構成】 床板7、側板8および天井板9を有する箱体
2を工場床面11に対して移動自在に構成する。この箱
体2内に、垂直多関節ロボット3,砂落とし装置4,湯
口切断装置5および荒ばり取り装置6等の作業機械を固
定した。工場内のレイアウトを変更するときには、箱体
2を新たな設置場所へ移動させることによって前記複数
の作業機械が一度に移動する。このため、個々の作業機
械を個別に移動させる必要がなく、レイアウト変更作業
を容易に行うことができる。
Description
数配置したユニット式工作機械に関するものである。
砂を落としたり、湯口部を切断したりする作業が行われ
る。これらの作業は、工場の床に設置された作業機械を
用いて行われていた。ところで、この種の鋳造工場で
は、工場内のレイアウトを変更するために前記作業機械
の設置位置を変えることがある。作業機械の設置位置を
変更するに当たっては、作業機械をそれぞれ一度床から
外し、新たな設置場所に移動させて行っていた。すなわ
ち、配置を変更する作業機械の全てをその都度移動させ
ていた。
うに作業機械の設置位置を変更する場合、各作業機械を
個別に移動させるのでは移動作業がきわめて煩雑になる
という問題があった。また、ロボットを用いて作業を行
っていた場合には、移動後に改めてロボットと他の作業
機械との位置関係を調節し直さなければならず、移動作
業が一層大変であった。
になされたもので、作業機械の移動作業を容易に行える
ようにすることを目的とする。
工作機械は、床面、側面および天井面を有する箱体内に
複数の作業機械を固定すると共に、前記箱体を、この箱
体が載置される床に対して移動自在に設けたものであ
る。
を新たな設置場所へ移動させることによって複数の作業
機械が一度に移動する。
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るユニット式
工作機械の平面断面図、図2は図1における箱体のII−
II線断面図、図3は図1におけるIII−III線断面図、図
4は図1におけるIV−IV線断面図である。
ットのロボットハンド部を拡大して示す図で、同図はワ
ークチャック部側を弾性支持している状態を示す。図7
はロボットのロボットハンド部を拡大して示す図で、同
図はワークチャック部側を剛直に支持している状態を示
す。
という)を把持するロボットと、このロボットと協働し
て作業を行う各種作業機械(砂落とし装置,湯口切断装
置および荒ばり取り装置)とを同一の箱体に収容した例
を示す。
ニット式工作機械としての砂落とし切断キャビネットで
ある。この砂落とし切断キャビネット1は、エンジンの
インテークマニホールドを鋳型から取り出した後の加工
を行うもので、箱体2内にワーク把持用ロボット3と、
砂落とし装置4と、湯口切断装置5と、荒ばり取り装置
6とを配置して構成されている。
た床板7,側板8および天井板9によって略立方体状に
形成され、床板7から下方へ向けて突設された脚10に
よって工場床面11に載置固定されている。すなわち、
この箱体2は、床板7と工場床面11との間に空間Sが
設けられている。そして、この箱体2の工場床面11に
対する固定は、脚10の下端を工場床面11に固定する
ボルト(図示せず)等の固定部材を外すことによって、
箱体2が工場床面11に対して移動可能となるように構
成されている。
うち互いに対向する二つの側板8,8にはワーク搬入口
12とワーク搬出口13が設けられている。これらの開
口は符号14で示す自動扉によって開閉されるように構
成されている。さらに、ワーク搬出口13が形成された
側板8には、箱体2内の作業機械等を点検するための点
検扉15が設けられている。なお、16は点検者が点検
扉15を開けるために昇る階段である。
ロボットで、このロボット3は、前記箱体2の床板7上
に固定された基台17と、この基台17上に鉛直方向軸
線回りに回動自在かつ水平方向へ移動自在に連結された
ロボット本体18とから構成されており、このロボット
本体18の先端にワークWを把持するロボットハンド1
9が取付けられている。そして、このロボット3はワー
クWを図1および図2中に一点鎖線Bで示す範囲内に移
動させることができる構造になっている。また、このロ
ボット3の固定位置は、箱体2にロボット3以外の作業
機械(砂落とし装置4、湯口切断装置5、荒ばり取り装
置6等)や後述する各種付帯設備の重量により箱体2の
重心が床面の中央からずれるのを相殺する位置に設定さ
れている。実施例では、図1における上下方向の略中央
であって、箱体2の中心となる位置より僅かに左側(箱
体中心に対して湯口切断装置5とは反対側)に位置づけ
られている。なお、ワークWとしては、この実施例では
鋳造されたエンジンのインテークマニホールドである。
に示すように、ロボット本体18の先端の自動工具交換
装置20に着脱自在に取付けられ、この自動工具交換装
置20に取付けられるハンド基部19aと、このハンド
基部19aにゴム等の弾性体19bを介して連結された
ワーク把持部19cとから構成されている。すなわち、
このロボットハンド19は、自動工具交換装置20から
ハンド基部19aを外すことによって、ワークWの種類
に応じて交換することができる。
19aとワーク把持部19cとを選択的に剛直に結合す
るためのロック機構21が取付けられている。このロッ
ク機構21は、ハンド基部19aに固着されたロックピ
ン移動用制御モータ21aによってロックピン21bを
ワーク把持部19cのピン孔21cに嵌入させたり引き
抜いたりする構造になっている。すなわち、図6に示す
ようにロックピン21bがピン孔21cから引き抜かれ
ている状態では、ハンド基部19aにワーク把持部19
cが弾性体19bを介して連結されていわゆるフローテ
ィング支持されることになる。また、図7に示すように
ロックピン21bをピン孔21cに嵌入させた状態で
は、ハンド基部19aにワーク把持部19cが剛直に支
持されることになり、両者がロックされた状態になる。
をハンド基部19aにロックさせるに当たっては、図7
に示したように、ワークWがロボットハンド19の下方
に位置するようにし、ワークWの重量による弾性体19
bの撓みを少なくしてロックピン21bとピン孔21c
とのずれを減らし、ロックピン21bがピン孔21cに
確実に嵌入するようにする。
クWから砂を落とすもので、図1および図3に示すよう
に、箱体2の側板8(図1において右側に位置する側板
8)に装着された打撃装置4aと、この打撃装置4aの
下方に位置する砂捕集用ホッパ4bとから構成されてい
る。前記打撃装置4aは、エアシリンダ内に圧縮空気を
送ることによりハンマを往復動させる構造になってい
る。すなわち、図3に示すようにロボット3によってワ
ークWをこの打撃装置4aに押し付けることによって、
ワークWに振動が加えられてワークWの砂を振り落とす
ことができる。また、前記ホッパ4bは、上方から落下
する砂を床板7の下方へ排出する構造になっている。な
お、このホッパ4bの砂排出口4cの下方であって床板
7と工場床面11との間の空間Sには、砂回収用コンベ
ア22が配置されている。
切断するもので、前記砂落とし装置4に隣接して配置さ
れた湯口切断機23と、この湯口切断機23によって湯
口を切断したときに生じる切粉や凝固した押湯を補集す
るホッパ24とから構成されている。前記湯口切断機2
3は、円盤状カッター23aを鉛直方向軸線回りに回転
させる構造になっている。この湯口切断機23は、図4
に示したように、ロボット3によってワークWを円盤状
カッター23aに対して上方から移動させることによっ
て、ワークWの湯口を切断することになる。このように
すると、切断された湯口が斜め下方へ飛散するから、回
収が容易である。
すのこ部材24bによって覆われている。補集部24a
は上方から落下する切粉を切粉排出口24cを介して床
板7の下方へ排出し、床板7と工場床面11との間の空
間Sに位置する切粉回収用コンベア25に導く構造にな
っている。前記すのこ部材24bは、図1において下側
へ向かうにしたがって次第に低くなるように傾斜され、
最も低くなる部分は押湯回収用コンベア26の上方に位
置づけられている。この押湯回収用コンベア26も床板
11と工場床面11との間の空間Sに設置されている。
ワークWの湯口を円盤状カッター23aで切断したとき
に生じる比較的小径な切粉は、すのこ部材24bに形成
された隙間を通ってその下方に位置する補集部24aに
落下し、この補集部24aから切粉排出口24cを介し
て切粉回収用コンベア25に排出される。また、ワーク
Wから切断された湯口はすのこ部材24b上を転がるよ
うにして図1において下側へ移動し、最も低くなる部分
の端部から押湯回収用コンベア26に落下し、このコン
ベア26によって排出される。
ティングラインに生じたばりを大まかに除去するもの
で、図1および図4に示すように、前記砂落とし装置4
および湯口切断装置5と同側であって箱体2内の上側隅
部に設置されている。この荒ばり取り装置6は、エアシ
リンダ内に圧縮空気を送ることによりハンマを往復動さ
せる打撃装置によって構成されている。すなわち、ロボ
ット3によってワークWをこの荒ばり取り装置6に押し
付けることによって、前記ばりを略取り除くことができ
る。また、取り除かれたばりは、前記ホッパ24のすの
こ部材24b上を転がって前記押湯回収用コンベア26
に落下してこのコンベア26によって排出される。
ット3のロボットハンド19を置くためのハンド仮置台
である。このハンド仮置台27はワーク搬入口12の近
傍に3個設置され、ワーク搬出口13の近傍に2個設置
されている。なお、ワーク搬入口12の近傍に設けられ
た符号28で示すものはワークWを砂落とし切断キャビ
ネット1に対して投入したり、搬出させたりするときに
ワークWを仮置きするためのワーク台である。このワー
ク台28は箱体2の外側部に支持固定されている。
砂落とし装置4、湯口切断装置5、および荒ばり取り装
置6の動作を制御するための制御装置である。この制御
装置28は、床板7におけるワーク搬入口12が開口し
た側板8から側方へ延びる延長部7aに載置固定されて
いる。すなわち、この制御装置28は箱体2の外方であ
って砂落とし切断キャビネット1の占有領域内に配置さ
れている。
切断キャビネット1の動作を説明する。前工程で鋳造さ
れたワークWは、ロボット3によって箱体2内に搬入さ
れる。このときは、図1中に二点鎖線Cで示すようにロ
ボットハンド19をワーク搬入口12から箱体外へ突出
させてワークWを把持させて行う。なお、ここでワーク
Wをロボット3が把持した後は、砂落とし切断キャビネ
ット1での全作業が終了するまでロボット3はワークW
を把持し続ける。
ず、図3に示すようにロボット3によってワークWを砂
落とし装置4に押し付ける。このときには、ロボット3
のロボットハンド19を図6に示すフローティング支持
状態にして作業が行われる。すなわち、打撃装置4aに
よる振動がロボット3側に伝わらないようにする。砂落
とし装置4で砂を振り落とした後、ロボット3が図4中
に実線で示すようにワークWを湯口切断装置5に移動さ
せる。湯口を切断するときには、ロボットハンド19を
図7に示すようにロック状態にして行う。このようにす
ると、ワークWを剛直に支持できるために切断位置がず
れるようなことがなく、押湯切断作業を正確に行うこと
ができる。なお、このようにフローティング支持状態か
らロック状態に移行する時には、図7に示したように、
ワークWをロボットハンド19の下方に位置づけ、ワー
クWの重量による弾性体19bの撓みを少なくした状態
でロックピン21bをピン孔21cに嵌入させる。
を切断した後、図4中に二点鎖線Dで示すようにロボッ
ト3がワークWを荒ばり取り装置6に移動させる。な
お、このばり取り作業を行うときも、ロボットハンド1
9をフローティング支持状態にして振動がロボット3側
へ伝わらないようにする。
は、ロボット3は図1中に実線あるいは二点鎖線Eで示
すように、ロボットハンド19をワーク搬出口13から
箱体外に突出させてワークWを次工程のキャビネット
(図示せず)に搬出する。なお、次工程のキャビネット
としては、ワークWの仕上げを行う仕上げキャビネット
である。
落とし切断キャビネット1は、工場内のレイアウトを変
更するときには、箱体2を新たな設置場所へ移動させる
ことによって、ロボット3,砂落とし装置4,湯口切断
装置5および荒ばり取り装置6等の複数の作業機械が一
度に移動することになる。
床面11から外し、箱体2をクレーン(図示せず)等に
よって釣り上げて行う。このとき、ロボット3の固定位
置に起因して箱体2の重心が床面の略中央に位置づけら
れている関係から、箱体2を略水平状態に保ったまま釣
り上げることができる。なお、釣り上げ時には、ロボッ
ト3の姿勢を変えることによって、ロボット本体18の
重量を利用して箱体のバランスをとることもできる。
砂落とし切断キャビネット1の占有領域内に配置したた
め、箱体2を移動させるときに制御装置29も箱体2と
共に移動する。すなわち、制御装置を箱体2とは別に単
体で移動させる場合には誤って倒したり落下させたりし
て破損させてしまうことがあるが、本実施例のように構
成すると制御装置の載置の安定を図りつつ移動させるこ
とができ、制御装置が破損されるのを防ぐことができ
る。
1を仕上げキャビネットと組合わせるには、図8および
図9に示したように構成する。図8は砂落とし切断キャ
ビネットに仕上げキャビネットを結合させたレイアウト
例を示す平面断面図、図9は砂落とし切断キャビネット
を複数設けてこれらに一つの仕上げキャビネットを結合
させたレイアウト例を示す平面断面図である。これらの
図において前記図1ないし図7で説明したものと同一も
しくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明
は省略する。
ネットで、この仕上げキャビネット31も前記砂落とし
切断キャビネット1と同様に箱体2内に作業機械を複数
配置して構成されており、工場床面11に対して移動自
在になっている。そして、この仕上げキャビネット31
は、砂落とし切断キャビネット1におけるワーク搬出口
13が形成された側板8に、この仕上げキャビネット3
1の側板8を対接させるようにして砂落とし切断キャビ
ネット1に連結されている。なお、両キャビネット1,
31の側板8どうしが連結される部分には、不図示の着
脱自在の結合部材が設けられ、両キャビネット1,31
が一体的に連結される構造になっている。
作業機械は、砂落とし切断キャビネット1から送られた
ワークWを保持する4台のワーク台32〜35と、これ
らのワーク台32〜35に保持されたワークWの仕上げ
加工を行う仕上ロボット36とである。前記ワーク台3
2〜35は、砂落とし切断キャビネット1のロボット3
によってこのワーク台32〜35上にワークWが載置さ
れたときにチャッキングを行い、後述する仕上ロボット
36による仕上げ作業が終了するまでチャッキング状態
を維持する構造になっている。
れ異なった種類のワークWを保持する構造になってい
る。すなわち、4種類のワークWをチャックしてそれぞ
れ仕上げ加工することができる。
上げ用の工具が装着されており、前記ワーク台32〜3
5にチャックされたワークWを、ばりを完全に除去して
仕上げるように構成されている。この仕上ロボット36
は、先端の工具が図8中に一点鎖線Fで示す範囲内で移
動させることができる構造になっている。
ネット1がワーク搬出口13を同方向に向けて2つ並べ
られ、これらの砂落とし切断キャビネット1に跨るよう
に仕上げキャビネット31が連結されている。両砂落と
し切断キャビネット1は、図9中に一点鎖線Gで示す中
心線に対して線対称となるように箱体2内の各作業機械
が配置され、ロボット3およびワーク搬出口13を中心
線G寄りに位置づけて形成されている。すなわち、この
ようにすると、両砂落とし切断キャビネット1のロボッ
ト3の作業領域が互いに近接するから、両ロボット3,
3によって送られたワークWに対して仕上げキャビネッ
ト31の仕上ロボット36が作業を行うことができる。
ク台32〜35は、図9において左側の2つ(ワーク台
32,33)が両砂落とし切断キャビネット1,1のう
ち左側の砂落とし切断キャビネット1からワークWが搬
送され、右側の2つ(ワーク台34,35)が右側の砂
落とし切断キャビネット1からワークWが搬送される。
そして、同一の砂落とし切断キャビネット1からワーク
Wが搬送される2つのワーク台は、それぞれ異なる形状
のワークWを保持するように構成されている。なお、ワ
ーク台32とワーク台34とが同じ形状のワークWを保
持し、ワーク台33とワーク台35とが前記ワークWと
は形状の異なるワークWを保持する構造になっている。
すなわち、両砂落とし切断キャビネット1,1には同じ
形状のワークWが搬入されて各々仕上げキャビネット3
1へ送られるが、そのときのワークWがワーク台32,
34と対応するものであるときにはワーク台32,34
に搬送される。また、ワークWがワーク台33,35と
対応するものである場合にはワーク台33,35に搬送
される。このため、この図9に示したレイアウトを採る
と、2種類のワークWを加工することができる。なお、
2種類のワークWを加工するに当たっては、砂落とし切
断キャビネット1,1毎に形状の異なるワークWを送る
こともできる。このようにする場合には、4つのワーク
台32〜35のうち左側2つ(ワーク台32,33)と
右側2つ(ワーク台34,35)とで形状が異なるよう
になる。
ビネット1に鋳造終了後のワークWを搬入するときにワ
ークWを仮保持するワーク搬入台、38は砂落とし切断
キャビネット1から仕上げ加工後のワークWを搬出する
ときにワークWを仮保持するワーク搬出台である。
では、2種類のインテークマニホールドの砂落とし作業
から仕上げ加工までを行うことができ、砂落とし切断キ
ャビネット1から仕上げキャビネット31に送られて仕
上げ加工されたワークWは、仕上げキャビネット31か
らロボット3によって再び砂落とし切断キャビネット1
に戻され、そこから前記ワーク搬出台38に搬出され
る。
タイムは砂落とし切断キャビネット1のサイクルタイム
の1/2以下であるため、2台の砂落とし切断キャビネ
ット1,1に対して仕上げキャビネット31は1台で済
む。
ユニット式工作機械を複数並べる構成にしても、両キャ
ビネット1,31どうしを連結している結合部材を外し
た後に各箱体2を移動させることによって、各作業機械
を一度に移動させることができる。
10によって工場床面11に載置させ、箱体2と工場床
面11との間の空間Sに各種コンベアを配置した例を示
したが、図10に示すように、箱体2を工場床面11に
直接載置させることもできる。
他の実施例を示す側断面図で、同図において前記図1な
いし図9で説明したものと同一もしくは同等部材につい
ては、同一符号を付し詳細な説明は省略する。図10に
おいて、符号41は工場の床に形成されたピットであ
る。このピット41は上方に開口する溝状に形成され、
各種コンベア(図10では断面位置に応じた押湯回収用
コンベア26が描かれている)が配置されている。そし
て、箱体2は、前記ピット41の上方開口部を跨ぐよう
にして工場床面11に直接載置されている。
〜図9に示した実施例と同等の効果が得られる。
ト式工作機械は、移動可能に構成された箱体に作業機械
を複数固定しているので、工場内のレイアウトを変更す
るときには箱体ごと所定の場所に移動するだけでよく、
個々の作業機械を個別に移動させる必要がない。このた
め、レイアウト変更作業を容易に行うことができる。
ロボットと他の作業機械を同時に移動できて互いの位置
関係が移動に伴って狂うことがない。このため、移動に
伴なう再調整作業が不要になる。
るので、作業機械にから生じる騒音が外に伝わるのを抑
えることができる。このため、騒音対策上有利である。
断面図である。
で、同図はワークチャック部側を弾性支持している状態
を示す。
で、同図はワークチャック部側を剛直に支持している状
態を示す。
トを結合させたレイアウト例を示す平面断面図である。
に一つの仕上げキャビネットを結合させたレイアウト例
を示す平面断面図である。
を示す側断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 床面、側面および天井面を有する箱体内
に複数の作業機械を固定すると共に、前記箱体を、この
箱体が載置される床に対して移動自在に設けたことを特
徴とするユニット式工作機械。 - 【請求項2】 請求項1記載のユニット式工作機械にお
いて、作業機械のうち少なくとも一つを垂直多関節ロボ
ットとし、この垂直多関節ロボットの周囲に、このロボ
ットと協働して作業を行う作業機械を少なくとも一つ配
置したことを特徴とするユニット式工作機械。 - 【請求項3】 請求項2記載のユニット式工作機械にお
いて、箱体に、垂直多関節ロボットのアームが出入り可
能な開口部を設けると共に、この開口部を覆う開閉自在
な蓋を設けたことを特徴とするユニット式工作機械。 - 【請求項4】 請求項2記載のユニット式工作機械にお
いて、垂直多関節ロボットにワークを把持するワーク保
持装置を設け、このロボットの周囲に配置された作業機
械を、前記ロボットに把持されたワークを作業対象とす
るものとしたことを特徴とするユニット式工作機械。 - 【請求項5】 請求項2記載のユニット式工作機械にお
いて、垂直多関節ロボットと少なくとも一つの作業機械
とを箱体の床面に固定すると共に、他の作業機械のうち
少なくとも一つを箱体の他の面に固定したことを特徴と
するユニット式工作機械。 - 【請求項6】 請求項2記載のユニット式工作機械にお
いて、垂直多関節ロボット以外の作業機械の重量により
箱体の重心位置が床面の中央からずれるのを相殺する位
置に垂直多関節ロボットを配置したことを特徴とするユ
ニット式工作機械。 - 【請求項7】 請求項2記載のユニット式工作機械にお
いて、垂直多関節ロボットおよび作業機械を制御する制
御装置を箱体の外側部に箱体と一体的に設けたことを特
徴とするユニット式工作機械。 - 【請求項8】 請求項1記載のユニット式工作機械にお
いて、箱体に下方へ延びる脚を設け、この箱体と箱体載
置面との間に空間を設けたことを特徴とするユニット式
工作機械。 - 【請求項9】 請求項1記載のユニット式工作機械にお
いて、箱体の側面のうち少なくとも一つを平坦面とし、
この平坦面を別の箱体の平坦な側面に対接させることに
よって、複数の箱体を互いに密着させて配置したことを
特徴とするユニット式工作機械。 - 【請求項10】 請求項7記載のユニット式工作機械に
おいて、箱体に、別の箱体を結合させる結合部を設けた
ことを特徴とするユニット式工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16004093A JP3205820B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-06-07 | ユニット式鋳造物工作装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35880892 | 1992-12-28 | ||
JP4-358808 | 1992-12-28 | ||
JP16004093A JP3205820B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-06-07 | ユニット式鋳造物工作装置 |
Publications (2)
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JPH06246598A true JPH06246598A (ja) | 1994-09-06 |
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ID=26486650
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16004093A Expired - Lifetime JP3205820B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-06-07 | ユニット式鋳造物工作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3205820B2 (ja) |
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- 1993-06-07 JP JP16004093A patent/JP3205820B2/ja not_active Expired - Lifetime
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