JP3148873B2 - 鋳造物用工作機械 - Google Patents

鋳造物用工作機械

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JP3148873B2
JP3148873B2 JP16388393A JP16388393A JP3148873B2 JP 3148873 B2 JP3148873 B2 JP 3148873B2 JP 16388393 A JP16388393 A JP 16388393A JP 16388393 A JP16388393 A JP 16388393A JP 3148873 B2 JP3148873 B2 JP 3148873B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械を箱体内に複
数配置したユニット式工作機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳造工場では、鋳造後に製品から中子の
砂を落としたり、湯口部を切断したりする作業が行われ
る。これらの作業は、工場内の各所に設置された作業機
械を用いて行われていた。すなわち、鋳造機から取出さ
れた鋳造物を冷却させながら次工程である砂落とし装置
へコンベア等で搬送し、砂落とし後もコンベア等を用い
て湯口切断装置へ搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の鋳造
工場では、各作業機械が工場内の各所に分散されていた
関係からそれを操作する作業者が多く必要であった。各
作業機械を自動化したとしても、一人の作業者では全て
を監視することはできなかった。
【0004】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、作業者が一人で扱える作業機械を多
くすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る鋳造物
用工作機械は、床面、側面および天井面を有する箱体の
内部に、鋳造物保持用ロボットおよびこのロボットと協
働して作業を行う作業機械を配置してユニット式工作機
械を構成し、このユニット式工作機械を荒加工用のもの
と仕上げ加工用のものとで2組形成して鋳造機に隣接さ
せて平面視L字状に配置したものである。
【0006】第2の発明に係る鋳造物用工作機械は、前
記第1の発明に係る鋳造物用工作機械において、中央に
荒加工用のユニット、両側に鋳造機と仕上げ加工用のユ
ニットを配置すると共に、仕上げ加工用の箱体あるいは
荒加工用の箱体のいずれかに荒加工した鋳造物を置くワ
ーク仮置台を設け、このワーク仮置台を、それぞれの箱
体内に配置したロボットがワーク仮置台上の鋳造物に届
く位置に配置したものである。
【0007】第3の発明に係る鋳造物用工作機械は、前
記第1または第2の発明に係る鋳造物用工作機械におい
て、箱体を床に対して移動自在に設けたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、荒加工用ユニット式工作機
械,仕上げ加工用ユニット式工作機械および鋳造機を頂
点とする仮想三角形の内部に作業者を配置すると、作業
者が前記3つの装置へ歩み寄るための距離はこの鋳造物
用工作機械の一端部から他端部までの距離より短くな
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図10
によって詳細に説明する。図1は本発明に係る鋳造物用
工作機械の平面断面図、図2は図1における砂落とし切
断キャビネットのII−II線断面図、図3は図1における
冷却装置のIII−III線断面図、図4は図1における砂落
とし装置のIV−IV線断面図、図5は図1における湯口切
断装置のV−V線断面図である。
【0010】図6は砂落とし切断ハンドの正面図で、同
図では部分的に破断して描いてある。図7は砂落とし切
断ハンドの側面図、図8は図6におけるハンド基部のVI
II−VIII線断面図、図9は砂落とし切断ハンドで鋳造物
を弾性支持している状態を示す側面図、図10は砂落と
し切断ハンドで鋳造物を剛直に支持している状態を示す
側面図である。
【0011】これらの図において、符号1は本発明に係
る鋳造物用工作機械である。この鋳造物用工作機械1
は、鋳造機2を有するユニット式工作機械としての鋳造
キャビネット3と、荒加工用のユニット式工作機械とし
ての砂落とし切断キャビネット4と、仕上げ加工用のユ
ニット式工作機械としての仕上げキャビネット5とから
形成され、エンジンのインテークマニホールドを鋳造し
て仕上げるように構成されている。そして、鋳造キャビ
ネット3,砂落とし切断キャビネット4および仕上げキ
ャビネット5は、砂落とし切断キャビネット4を角に位
置づけて平面視L字状に配置されている。
【0012】前記各キャビネットは、箱体6内に後述す
る垂直多関節ロボット7と、このロボット7と協働して
作業を行う各種作業機械等を配置して形成されている。
各種作業機械としては、鋳造キャビネット3では鋳造機
2,シェルマシン8およびコアフィニッシャー9であ
り、砂落とし切断キャビネット4では冷却装置10,砂
落とし装置11および湯口切断装置12である。また、
仕上げキャビネット5ではステンレスショット装置13
および圧力検査装置14である。
【0013】前記箱体6は図2に示すように、それぞれ
平板状に形成された床板15,側板16および天井板1
7によって略立方体状に形成され、床板15から下方へ
向けて突設された脚18によって工場床面19に載置固
定されている。すなわち、この箱体6は、床板15と工
場床面19との間に空間Sが設けられている。そして、
この箱体6の工場床面19に対する固定は、脚18の下
端を工場床面19に固定するボルト(図示せず)等の固
定部材を外すことによって、箱体6が工場床面19に対
して移動可能となるように構成されている。
【0014】すなわち、各キャビネット3,4,5は、
箱体6内に各種作業機械を配置することによってユニッ
ト式工作機械として形成されることになる。
【0015】また、各キャビネット3,4,5に配設さ
れた垂直多関節ロボット(以下、単にロボットという)
7は図2に示すように、前記箱体6の床板15上に固定
された基台20と、この基台20上に鉛直方向軸線回り
に回動自在かつ水平方向へ移動自在に連結されたロボッ
ト本体21とから構成されている。また、このロボット
本体21の先端には自動ハンド交換装置22が取付けら
れ、この自動ハンド交換装置22を介してロボットハン
ドが着脱自在に装着されている。図2では後述する砂落
とし切断キャビネット4で鋳造物Wを把持する砂落とし
切断ハンド23が取付けられている。なお、図1に示し
た鋳造キャビネット3のロボット7には、鋳造機2へ溶
湯を供給する柄杓状の溶湯汲み出しハンド24が取付け
られている。また、仕上げキャビネット5のロボット7
には前記砂落とし切断ハンド23と同等の仕上げハンド
(図示せず)が取付けられている。
【0016】そして、このロボット7はロボットハンド
の先端部を図中一点鎖線Aで示す範囲内に移動させるこ
とができるように構成されている。
【0017】以下、各キャビネットの構成についてさら
に詳細に説明する。前記鋳造キャビネット3内に配置さ
れた鋳造機2は傾斜鋳造機であって、エンジンの吸気マ
ニホールドを鋳造する従来周知のものである。この鋳造
機2で鋳造を行うに当たっては、鋳造キャビネット3に
隣接して設けられた溶解炉25からロボット7によって
溶湯を汲み出して鋳造機2に流し込むことによって行わ
れる。そして、鋳造物は、凝固後に上金型(図示せず)
を下金型(図示せず)から上方へ離間させることによっ
て上金型と一体になった状態で下金型から離型され、そ
の後、上金型を上下反転させた後に上金型の上方に位置
決めされた砂落とし切断キャビネット用ロボット7によ
って上金型から上方へ取出される。
【0018】また、この鋳造キャビネット3の箱体6の
側板16には、作業者が出入りするための出入口26
と、鋳造機2を目視点検するための点検口27と、ロボ
ット7が溶湯を鋳造機2に供給するときにロボット7の
先端部を通すための作業口28とが開口されている。2
9は前記出入口26を開閉させる手動扉、30は前記点
検口27を開閉させる手動扉である。
【0019】さらに、この箱体6内に位置する符号31
で示すものはハンド仮置台で、溶湯を汲み出す溶湯汲み
出しハンド24や、シェルマシン8,コアフィニッシャ
ー9等で用いるロボットハンド(図示せず)が載置され
る構造になっている。
【0020】前記砂落とし切断キャビネット4は、箱体
6の略中央部にロボット7が配置され、側板19に沿う
ように冷却装置10,砂落とし装置11および湯口切断
装置12が配置されている。そして、この砂落とし切断
キャビネット4では、ロボット7によって鋳造機2から
鋳造物Wを取出し、冷却装置10→砂落とし装置11→
湯口切断装置12へと順次搬送して鋳造物Wの荒加工が
行われる。
【0021】この砂落とし切断キャビネット4の箱体6
は、鋳造物Wを前記鋳造キャビネット3から箱体6内に
搬入させるための搬入口32と、箱体6内から次工程の
仕上げキャビネット5へ搬出させるための搬出口33
と、作業者が出入りするための出入口34と、箱体内を
目視点検するための点検口35とが側板16に開口され
ている。前記搬入口32および搬出口33はそれぞれ自
動扉32a,33aによって開閉されるように構成さ
れ、出入口34および点検口35は手動扉34a,35
aによって開閉されるように構成されている。
【0022】また、この砂落とし切断キャビネット4の
ロボット7に装着されるロボットハンド(砂落とし切断
ハンド23)は、図6〜図8に示すように、ロボット7
の自動ハンド交換装置22に着脱自在に連結されるハン
ド基部41と、このハンド基部41にボルト止めされた
把持部42とから構成されている。このように自動ハン
ド交換装置22を介して砂落とし切断ハンド23をロボ
ット7に取付けるようにすると、自動工具交換装置22
からハンド基部41を外すことによって、鋳造物Wの種
類に応じて砂落とし切断ハンド23を交換することがで
きる。
【0023】前記ハンド基部41は、自動ハンド交換装
置22が係入する係合穴43が形成された連結ブロック
44と、この連結ブロック44と一体的に形成され、図
6において下方に向けて開口する有底角筒状の支持部材
45と、この支持部材45の中空部内に配置されて支持
部材45にゴムからなる弾性体46を介して連結された
平面視ロ字状の枠部材47とから形成されている。弾性
体46は支持部材45の各内側面と、この内側面に対向
する枠部材47の各外側面とに横架されており、一側部
に2個ずつ配設されている。このため、この砂落とし切
断ハンド23では図8に示すように8個の弾性体46が
取付けられている。
【0024】すなわち、ハンド基部41における連結ブ
ロック44および支持部材45はロボット7に自動ハン
ド交換装置22を介して剛直に支持されるが、枠体47
は弾性支持されることになる。
【0025】48は前記支持部材45と枠部材47とを
選択的に剛直に結合するためのロック機構である。この
ロック機構48は、支持部材45の4側部に固着された
エアシリンダ48aによってロックピン48bを枠部材
47のピン孔48cに嵌入させたり引き抜いたりする構
造になっている。エアシリンダ48aは支持部材45の
外側部であって一側部当たり2つ設けられた前記弾性体
46の間となる位置に配置されている。このため、エア
シリンダ48aは図8に示すように4個配設されてい
る。
【0026】すなわち、図6に示すようにロックピン4
8bがピン孔48cから引き抜かれている状態では、支
持部材45に枠部材47が弾性体46を介して連結され
ていわゆるフローティング支持されることになる。ま
た、ロックピン48bを同図中二点鎖線で示すようにピ
ン孔48cに嵌入させた状態では、支持部材45に枠部
材47が剛直に支持されることになり、両者がロックさ
れた状態になる。
【0027】また、前記枠部材47のピン孔48cは、
枠部材47に穿設された空気通路47aと、枠部材47
に取付けられた空気管47bとを介して不図示の圧力供
給源に連通されている。このように構成すると、上述し
たようにフローティング支持状態から剛直支持状態へ切
換えるに当たり、ピン孔48cに圧力空気を吹き込ませ
ることによってピン孔48c内に入り込んだ異物を除去
することができるので、ロックピン48bを円滑にピン
孔48cに嵌入させることができる。なお、剛直支持状
態からフローティング状態へ切換えるときに圧力空気を
吹き込ませるとと、ロックピン48bをピン孔48cか
ら引き抜く動作を空気圧力によって助勢することができ
る。
【0028】前記把持部42は、前記枠体47にボルト
49によって固定されたベース板50と、このベース板
50の2側部に取付けられた一対のチャック51とから
形成されている。各チャック51は、爪片52を備えた
クランプ軸53をエアモータ54によって往復移動させ
つつ軸心回りに回動させ、鋳造物Wを爪片52と受け部
材55とで挟持するように構成されている。前記エアモ
ータ54はベース板50と一体化されたギヤボックス5
0aに固定され、その出力軸54aにはねじ歯車56が
固着されている。
【0029】一方、前記クランプ軸53はギヤボックス
50aに軸心回りに回動自在かつ軸線方向に沿って移動
自在に支持され、前記ねじ歯車56と噛み合うねじ歯車
57が螺合している。なお、このねじ歯車57はクラン
プ軸53の軸線方向への移動を規制された状態でクラン
プ軸53に取付けられている。すなわち、エアモータ5
4が駆動されて出力軸54aと共にねじ歯車56が回転
すると、これに応じてクランプ軸53側のねじ歯車57
が回転し、このねじ歯車57に螺合するクランプ軸53
が軸線方向へ移動することになる。また、このクランプ
軸53は、外周部に形成された凹溝53aとギヤボック
ス50a側のガイドピン58との係合によって軸心回り
の回動が規制され、図6に示した鋳造物把持位置から下
方へ移動するときには同時に軸心回りに90度回動する
構造になっている。このときの回動方向は、爪片52の
先端が図6の紙面から下方へ移動するような方向とされ
ている。
【0030】このように構成された砂落とし切断ハンド
23では、クランプ軸53を図7中に二点鎖線Bで示す
ようにベース板50から突出させて爪片52を受け部材
55の下方から外した状態で鋳造物Wに受け部材55を
あてがい、その後、クランプ軸53をベース板50側へ
移動させることによって鋳造物Wを把持することにな
る。すなわち、爪片52がベース板50側へ移動すると
共に受け部材55の下方へ揺動することになり、爪片5
2と受け部材55とで鋳造物Wを挟持することになる。
なお、鋳造物Wを離すときには上記とは逆の手順で行わ
れる。そして、本実施例で示した砂落とし切断ハンド2
3はチャック51が2つ設けられている関係から、鋳造
物Wを同時に2個把持することができる。
【0031】また、砂落とし切断ハンド23を上述した
ように自動ハンド交換装置22に連結されるハンド基部
41と、鋳造物Wを把持する把持部42とに分けて形成
し、両者をボルト止めして組立てる構造とすると、外形
の異なる鋳造物Wを把持するために複数種類のハンドを
形成するに当たり、形成するのは把持部42のみで済
む。また、図6で示したようにハンド基部41および把
持部42をそれぞれ略層状に形成すると、砂落とし切断
ハンド23をコンパクトに形成でき、それに加えて把持
部42を形成するに当たって設計の自由度が高くなる。
【0032】砂落とし切断キャビネット4に設けられた
冷却装置10は、鋳造直後で比較的高温な鋳造物Wを冷
却させるためのもので、図3に示したように内部に鋳造
物Wを臨ませた状態でこの鋳造物Wに不図示のノズルか
ら水を吹き付ける構造になっている。冷却に使用した水
は下部ホッパ部10aから床下の配水管61へ排出され
る。
【0033】前記砂落とし装置11は、鋳造物Wから中
子用の砂を落とすもので、図4に示すように、箱体6の
床板15に立設された打撃装置11aと、この打撃装置
11aの下方に位置する砂捕集用ホッパ11bとから構
成されている。前記打撃装置11aは、エアシリンダ内
に圧縮空気を送ることによりハンマを往復動させる構造
になっている。すなわち、同図に示すようにロボット7
によって鋳造物Wをこの打撃装置11aに押し付けるこ
とによって、鋳造物Wに振動が加えられて鋳造物Wの中
子用の砂を振り落とすことができる。また、前記ホッパ
11bは、上方から落下する砂を床板15の下方へ排出
する構造になっている。なお、このホッパ11bの砂排
出口11cの下方であって床板15と工場床面11との
間の空間Sには、砂回収用コンベア62が配置されてい
る。
【0034】前記湯口切断装置12は、鋳造物Wの湯口
を切断するもので、前記砂落とし装置11に隣接して配
置された湯口切断機63と、この湯口切断機63によっ
て湯口を切断したときに生じる切粉や凝固した押湯を補
集するホッパ64とから構成されている。前記湯口切断
機63は円盤状カッター63aを鉛直方向軸線回りに回
転させる構造になっている。すなわち、この湯口切断機
63では、図5に示したように、ロボット7によって鋳
造物Wを円盤状カッター63aに対して側方から移動さ
せることによって、鋳造物Wの湯口を切断することがで
きる。このようにすると、切断された湯口が斜め下方へ
飛散するから、回収が容易である。また、図5に示した
ように円盤状カッター63aのカッター面がロボット7
の大質量部分(ロボット本体21の下側部分)と略同じ
高さに位置づけられているから、ロボット7が熱膨張し
たとしてもカッター面に対してずれる量は少なく、正確
に切断を行うことができる。
【0035】前記ホッパ64は、補集部64aの上方が
すのこ部材64bによって覆われている。補集部64a
は上方から落下する切粉を切粉排出口64bから床板1
5の下方へ排出し、床板15と工場床面19との間の空
間Sに位置する切粉回収用コンベア65に導く構造にな
っている。前記すのこ部材64bは、図1において上側
へ向かうにしたがって次第に低くなるように傾斜されて
いる。また、このすのこ部材64bの最も低くなる部分
の下方には押湯回収用コンベア66が配置されている。
この押湯回収用コンベア66も床板15と工場床面19
との間の空間Sに設置されている。
【0036】すなわち、この湯口切断装置12によれ
ば、鋳造物Wの湯口を円盤状カッター63aで切断した
ときに生じる比較的小径な切粉は、すのこ部材64bに
形成された隙間を通ってその下方に位置する補集部64
aに落下し、この補集部64aから切粉排出口64cを
介して切粉回収用コンベア65に排出される。また、鋳
造物Wから切断された湯口はすのこ部材64b上を転が
るようにして図1において上側へ移動し、最も低くなる
端部から落下して押湯回収用コンベア66に排出され
る。
【0037】この砂落とし切断キャビネット4の箱体6
内に配置された符号67で示すものは砂落とし切断ハン
ド23を仮置きするためのハンド仮置台である。このハ
ンド仮置台67は、把持可能な鋳造物Wの外形が異なる
砂落とし切断ハンド23を複数載置させるために複数個
配置されている。その配置位置は、箱体6の角となる部
位とされている。そして、このハンド仮置台67に砂落
とし切断ハンド23を仮置きするに当たっては、ロボッ
ト7に連結したままハンド仮置台67上に載置させ、そ
の状態で自動ハンド交換装置22から切り離して行われ
る。
【0038】そして、この砂落とし切断キャビネット4
では、ロボット7の動作領域が狭くて済む設備(ハンド
仮置台67)が箱体6内の角地に配置され、ロボット7
によって鋳造物Wを移動させながら処理を行うようなロ
ボット7の動作領域が広く必要な設備(砂落とし装置1
1や湯口切断装置12等)がロボット7の近くに、言い
換えれば懐の深い所に配置されている。
【0039】前記仕上げキャビネット5は、前記砂落と
し切断キャビネット4で荒加工された鋳造物Wを仕上げ
るもので、ステンレスショット装置13および圧力検査
装置14を箱体6内に配置して構成されている。68は
この仕上げキャビネット5の箱体6に設けられた作業者
用出入口、68aはこの出入口68を開閉する手動扉で
ある。また、69は砂落とし切断キャビネット4から鋳
造物Wが搬送される鋳造物受取室、69aは鋳造物Wを
仮置きするためのワーク保持台、70はこの鋳造物受取
室69の内部を点検するための点検扉である。71はこ
の仕上げキャビネット5で仕上げられた鋳造物Wを箱体
6内から搬出するためのコンベアである。
【0040】上述したように構成された各キャビネット
3,4,5からなる鋳造物用工作機械1では、鋳造キャ
ビネット3によって鋳造された鋳造物Wは、砂落とし切
断キャビネット4に搬送されて冷却され、中子用の砂が
落とされた後に湯口が切断される。鋳造物Wから中子用
の砂を落とすときには、図9に示すように砂落とし切断
ハンド23がフローティング状態とされる。このように
すると、鋳造物Wに加えられた振動がロボット7へ伝わ
ることなく砂落としを行うことができる。また、鋳造物
Wから湯口を切断するときには、図10に示すように砂
落とし切断ハンド23が剛直支持状態とされる。このよ
うにすると、鋳造物Wを剛直に支持できる関係から切断
位置がずれるようなことがなく、切断作業を正確に行う
ことができる。
【0041】なお、上述したようにフローティング支持
状態,剛直支持状態とを切換えるに当たっては、ロボッ
ト本体21のアーム部分を一旦縮ませ、鋳造物Wが真下
になるように砂落とし切断ハンド23を鉛直軸に沿わせ
た状態で行う。このようにすると、鋳造物Wの重量によ
る弾性体46の撓みを少なくしてロックピン48bとピ
ン孔48cとのずれが減り、剛直支持させるときにはロ
ックピン48bがピン孔48cに確実に嵌入するように
なると共に、フローティング支持させるときにはロック
ピン48bが円滑にピン孔48cから抜けるようにな
る。
【0042】砂落とし切断キャビネット4で荒加工が終
了した後、鋳造物Wは仕上げキャビネット5に搬送さ
れ、ステンレスショット装置13および圧力検査装置1
4にかけられて所定の処理が施される。全ての作業が終
了した後、鋳造物Wはコンベア71に載せられて仕上げ
キャビネット5から搬出される。
【0043】そして、この鋳造物用工作機械1を操作す
るには、鋳造キャビネット3,砂落とし切断キャビネッ
ト4および仕上げキャビネット5を頂点とする仮想三角
形の内部(この部分を図1中符号Mで示す)に作業者を
配置することにより一人で行うことができる。これは、
前記仮想三角形の内部では、各キャビネット3,4,5
に作業者が歩み寄るための距離がこの鋳造物用工作機械
1の一端部から他端部までの距離よりも短いからであ
る。
【0044】また、工場内のレイアウトを変更するとき
には、各キャビネット3,4,5の箱体6を新たな設置
場所へ移動させることによって複数の作業機械が一度に
移動することになる。
【0045】なお、前記実施例ではエンジンのインテー
クマニホールドを加工する工作機械について説明した
が、エンジンのシリンダヘッドを加工する場合には図1
1および図12に示すように構成する。
【0046】図11はシリンダヘッド用工作機械の平面
断面図、図12は図11におけるXII−XII線断面図であ
る。これらの図において前記図1ないし図10で説明し
たものと同一もしくは同等部材については、同一符号を
付し詳細な説明は省略する。これらの図に示した鋳造キ
ャビネット3,砂落とし切断キャビネット4および仕上
げキャビネット5も平面視L字状に配置されている。
【0047】これらの図において、符号81で示す鋳造
機は従来周知の低圧鋳造機であって、下金型(図示せ
ず)と、この下金型に接離する上金型(図示せず)とを
備えている。この鋳造機81は上金型と共に鋳造物Wが
下金型から離型する構造であり、鋳造物Wを鋳造機81
から取り出すときには上金型と下金型との間に鋳造物取
出しハンド82を挿入させ、この鋳造物取出しハンド8
2へ上方から移載させる。このように鋳造物Wを鋳造物
取出しハンド82によって取出すと、鋳造物Wの下面側
(湯口側)が鋳造物取出しハンド82で覆われてしまう
関係から、この工作機械では鋳造物取出しハンド82を
使用する作業が終了した後に、別のハンド(砂落とし切
断ハンド83)に鋳造物Wを持ち換えるように構成され
ている。
【0048】この持ち換えは、先ず、鋳造物取出しハン
ド82をハンド仮置台84に位置決め固定して自動ハン
ド交換装置22から切り離す。そして、仕上げキャビネ
ット5の鋳造物受取室69に仮置きされた砂落とし切断
ハンド83を図12中に二点鎖線P1 で示すようロボッ
ト7に装着させる。次いで、二点鎖線P2 で示すように
ロボット7によって鋳造物取出しハンド82の上方に位
置づけ、その状態で砂落とし切断ハンド83に鋳造物W
を把持させる。このようにして持ち換えが行われる。な
お、前記砂落とし切断ハンド83は、把持部の構造がシ
リンダヘッド用に変更されている以外は前記図6〜図8
に示した砂落とし切断ハンドと略等しい構成になってい
る。
【0049】また、この砂落とし切断ハンド83を鋳造
物受取室69に仮置きするに当たっては、ワーク仮置台
69aに立設された位置決めピン85に嵌合支承させて
行う。このように、砂落とし切断ハンド83を砂落とし
切断キャビネット4外のワーク仮置台69aに置くよう
にすると、砂落とし切断キャビネット4の内部には砂落
とし切断ハンド用の仮置台を設ける必要がなくなるの
で、内部空間を広く使えるようになる。
【0050】砂落とし切断キャビネット4内に設けられ
た符号86で示すものは鋳造物Wのパーティングライン
に生じたばりを大まかに除去する荒ばり取り装置であ
る。この荒ばり取り装置86は、エアシリンダ86a内
に圧縮空気を送ることによりハンマ86bを往復動させ
る打撃装置によって構成されている。そして、この荒ば
り取り装置86では、図12中に二点鎖線P3 で示すよ
うにロボット7によって鋳造物Wをハンマ86bに押し
付けることによって、前記ばりを略取り除くことができ
る。なお、この荒ばり取り装置86で生じた切粉や鋳造
物Wから脱落した中子用の砂は、本実施例ではグレーチ
ング床86cからホッパ86dを介して床下の切粉排出
用コンベア(図示せず)に排出される。
【0051】また、仕上げキャビネット5内に設けられ
た符号87で示すものは仕上げ装置、88は仕上げ装置
用工具載置台、89はハンド仮置台である。
【0052】このように鋳造キャビネット3,砂落とし
切断キャビネット4および仕上げキャビネット5を平面
視L字状に配置することによって、前記実施例と同等の
効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る鋳
造物用工作機械は、床面、側面および天井面を有する箱
体の内部に、鋳造物保持用ロボットおよびこのロボット
と協働して作業を行う作業機械を配置してユニット式工
作機械を構成し、このユニット式工作機械を荒加工用の
ものと仕上げ加工用のものとで2組形成して鋳造機に隣
接させて平面視L字状に配置したため、荒加工用ユニッ
ト式工作機械,仕上げ加工用ユニット式工作機械および
鋳造機を頂点とする仮想三角形の内部に作業者を配置す
ると、作業者が前記3つの装置へ歩み寄るための距離は
この鋳造物用工作機械の一端部から他端部までの距離よ
り短くなる。したがって、作業者が一人でも前記3つの
装置を扱うことができるようになって作業効率が向上す
る。
【0054】第2の発明に係る鋳造物用工作機械は、前
記第1の発明に係る鋳造物用工作機械において、中央に
荒加工用のユニット、両側に鋳造機と仕上げ加工用のユ
ニットを配置すると共に、仕上げ加工用の箱体あるいは
荒加工用の箱体のいずれかに荒加工した鋳造物を置くワ
ーク仮置台を設け、このワーク仮置台を、それぞれの箱
体内に配置したロボットがワーク仮置台上の鋳造物に届
く位置に配置したため、鋳造、加工に伴なう鋳造物の移
動距離を最小にしてサイクルタイムを短くすることがで
きる。
【0055】第3の発明に係る鋳造物用工作機械は、前
記第1または第2の発明に係る鋳造物用工作機械におい
て、箱体を床に対して移動自在に設けたため、レイアウ
ト変更を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋳造物用工作機械の平面断面図で
ある。
【図2】図1における砂落とし切断キャビネットのII−
II線断面図である。
【図3】図1における冷却装置のIII−III線断面図であ
る。
【図4】図1における砂落とし装置のIV−IV線断面図で
ある。
【図5】図1における湯口切断装置のV−V線断面図であ
る。
【図6】砂落とし切断ハンドの正面図で、同図では部分
的に破断して描いてある。
【図7】砂落とし切断ハンドの側面図である。
【図8】図6におけるハンド基部のVIII−VIII線断面図
である。
【図9】砂落とし切断ハンドで鋳造物を弾性支持してい
る状態を示す側面図である。
【図10】砂落とし切断ハンドで鋳造物を剛直に支持し
ている状態を示す側面図である。
【図11】シリンダヘッド用工作機械の平面断面図であ
る。
【図12】図11におけるXII−XII線断面図である。
【符号の説明】
1 鋳造物用工作機械 2 鋳造機 3 鋳造キャビネット 4 砂落とし切断キャビネット 5 仕上げキャビネット 6 箱体 7 ロボット 10 冷却装置 11 砂落とし装置 12 湯口切断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B23Q 41/04 B23Q 41/04 (56)参考文献 特開 平6−344119(JP,A) 特開 平6−344287(JP,A) 特開 平6−246598(JP,A) 特開 昭61−71170(JP,A) 特開 昭61−63352(JP,A) 特開 平6−344248(JP,A) 特開 平5−38664(JP,A) 特開 平4−171177(JP,A) 特開 平1−139462(JP,A) 特開 平5−318088(JP,A) 特開 平4−141356(JP,A) 実開 平6−560(JP,U) 実開 平6−5755(JP,U) 実開 平2−104165(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 29/00 B22D 31/00 B23Q 37/00 B23Q 41/04 B65G 47/90 B65G 61/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面、側面および天井面を有する箱体の
    内部に、鋳造物を保持する鋳造物保持用ロボットおよび
    このロボットと協働して作業を行う作業機械を配置して
    ユニット式工作機械を構成し、このユニット式工作機械
    を荒加工用のものと仕上げ加工用のものとで2組形成し
    て鋳造機に隣接させて平面視L字状に配置したことを特
    徴とする鋳造物用工作機械。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋳造物用工作機械におい
    て、中央に荒加工用のユニット、両側に鋳造機と仕上げ
    加工用のユニットを配置すると共に、仕上げ加工用の箱
    体あるいは荒加工用の箱体のいずれかに荒加工した鋳造
    物を置くワーク仮置台を設け、このワーク仮置台を、そ
    れぞれの箱体内に配置したロボットがワーク仮置台上の
    鋳造物に届く位置に配置したことを特徴とする鋳造物用
    工作機械。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の鋳造物用
    工作機械において、箱体を床に対して移動自在に設けた
    ことを特徴とする鋳造物用工作機械。
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