JPH0713542Y2 - 天板の取付構造 - Google Patents

天板の取付構造

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JPH0713542Y2
JPH0713542Y2 JP8490490U JP8490490U JPH0713542Y2 JP H0713542 Y2 JPH0713542 Y2 JP H0713542Y2 JP 8490490 U JP8490490 U JP 8490490U JP 8490490 U JP8490490 U JP 8490490U JP H0713542 Y2 JPH0713542 Y2 JP H0713542Y2
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JP
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top plate
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leaf spring
head
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JP8490490U
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JPH0443133U (ja
Inventor
幸博 北田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワゴンタイプのキャビネット及び机等の天板
をその天板支持体に着脱自在に取付ける天板の取付構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来の天板の取付構造は、天板支持体の上面に天板を嵌
合するとともに、ビス止め固定したものが一般的である
が、ビスを用いずにワンタッチで取付けることができる
ものとして、実公昭60−3375号公報にて開示されてい
る。それによれば、天板の下面に丸孔形状の挿脱部と細
溝形状の掛合部で鍵孔形の開口を複数形成し、該開口と
対応する天板支持体の上面には傾斜ガイド部を周囲に有
する陥没した装着口を形成し、前記天板の開口に止め具
のピンを嵌合係止し、そして止め具本体を前記天板支持
体の装着口内に落し込んで側方へ弾性付勢した爪を傾斜
ガイド部の下縁に係合させる構造のものである。
しかし、ビス止めする従来の取付構造では、そのビス止
め作業に手間がかかって、現場での組立て作業に多大な
労力を要し、また止め具を介して天板と天板支持体を連
結する構造では、簡単に取付けることができる反面、構
造が複雑な止め具が多数必要となり、コストの低減化を
図る上で問題であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、天板を天板支持体に取付けるに際し、ビス止め作業
を必要とせず、また簡単な構造であるにも係わらずその
取付作業を短時間で行え且つコストの低減化を図ること
が可能な天板の取付構造を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、天板下面の前後部
に、頭部とそれより径の小さい軸部を有する係止ピンを
複数突設するとともに、前部に設けた係止ピンの軸部
に、後方へ延びた遊端部に下方突出した爪を有する板バ
ネ材を固定し、天板支持体の上板の前後部であって前記
係止ピンと対応する位置に、該係止ピンの頭部を挿通し
得る挿脱孔とその前方に連通形成した該頭部より巾が狭
く軸部を嵌合し得る係合孔を有する止め穴を形成すると
ともに、該止め穴に係止ピンを嵌合係止させた際に前記
板バネ材の爪を後方移動不能となして係合する係合縁を
挿脱孔の後縁に形成してなる天板の取付構造を構成し
た。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案はの天板の取付構造は、
天板下面の前後部に突設した複数の係止ピンを同時に、
天板支持体の上板に形成した止め穴の挿脱孔に挿入する
とともに、該天板を前方へスライドさせることにより、
係止ピンの軸部を止め穴の係合孔内に嵌合し且つ頭部を
該係合孔の孔縁下面に係止すると、前部の係止ピンの軸
部に固定した板バネ材の爪が対応する止め穴の挿脱孔後
縁の係合縁に弾性的に係合して天板の後方移動を規制
し、もって抜け止め状態で天板を支持体に取付けるもの
である。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
第1図は、本考案の代表的実施例であるワゴンタイプの
キャビネットを示し、図中1は天板、2は天板支持体、
3は係止ピン、4は板バネ材、5は止め穴をそれぞれ示
している。
本実施例における天板1は、合成樹脂製で一体形成され
たもので、下面の前後部の4ヶ所に係止ピン3を取付け
るための取付柱6,…を突設するとともに、格子状に補強
リブ7を形成したものである。前記取付柱6は独立して
突設してもよいが、補強リブ7と一体となして設けるこ
とも可能であり、またその数は天板1の面積に応じて適
宜決定され、そして該取付柱6の中央には下方開放した
取付孔8を形成している。尚、天板1は、スチール製の
ものでも差し支えない。
前記係止ピン3は、第5図に示す如く円板状の頭部9の
中央部にそれより径の小さい軸部10を一体形成し、更に
該軸部10の中央部にそれより径の小さいネジ部11を連設
した形状のものであり、該ネジ部11を前記天板1の取付
柱6の取付孔8内に螺入して固定する。ここで、前記軸
部10の厚みは、後述の天板支持体2の止め穴5を形成す
る上板12の板厚に略一致させている。
本実施例における天板支持体2は、上面に上板12を有
し、内部に前方へ引き出し可能な複数の引出し13,…を
設けたものであり、下面にはキャスター14,…を複数個
取付けたものである。前記上板12は、天板支持体2の上
面の全面に設けてもよいが、本実施例では前部と後部に
分離させて設けている。そして、前後部の上板12,12の
それぞれには、前記係止ピン3と対応する位置に、複数
の止め穴5,…を形成している。該止め穴5は、前記係止
ピン3の頭部9を挿通し得る挿脱孔15とその前方に頭部
9の巾より狭く軸部10を嵌合し得る係合孔16を連通形成
したものである。
そして、前記天板1の前部に設けた係止ピン3の軸部10
に、板バネ材4の一端部を固定し、後方へ延びた該板バ
ネ材4の先端部には下方突出した爪17を形成し、更に該
爪17より先端に当接片18を一体形成している。該板バネ
材4の軸部10への固定は、第5図に示す如く板バネ材4
の一端部に係止ピン3のネジ部11は挿通し得るが、軸部
10は通過できない孔19を形成し、当該係止ピン3を天板
1の取付柱6に固定する際に、前記孔19にそのネジ部11
を挿通した状態で取付孔8に螺入し、板バネ材4を取付
柱6の下端面と軸部10の上面とで締付けて行うのであ
る。尚、前記孔19を角孔となし、該角孔を前記取付柱6
の下端に孔縁部に突設した角筒に嵌合すれば、板バネ材
4は回転することなく固定できる。また、該板バネ材4
の爪17の形状は、前方の緩斜面から急峻に立ち上げたも
のであり、先端の当接片18は前方の固定部と面一となし
ている。
また、天板支持体2の前部に設けた止め穴5の挿脱孔15
の後縁を、係止ピン3を該止め穴5の係合孔16に嵌合係
止した際に板バネ材4の爪17が係合するように係合縁20
となしている。
本実施例では、天板1の前部に板バネ材4を固定し、そ
れに応じて天板支持体2の前部に設けた止め穴5に係合
縁20を形成したが、それらを後部に持ってくることも可
能であり、更に左右一側前後部に設定することも可能で
ある。しかし、実用上の観点からすれば、前部の2ヶ所
に設けることが好ましいのである。
しかして、天板1を天板支持体2に取付けるには、第2
図〜第4図に示す如く、天板1の下面の前後部に突設し
た複数の係止ピン3,…を同時に、天板支持体2の上板12
に形成した止め穴5の挿脱孔15に挿入し、該天板1を全
貌へスライドさせて、係止ピン3の軸部10を止め穴5の
係合孔16内に嵌合し且つ頭部9を該係合孔16の孔縁下面
に係止するとともに、前部の係止ピン3の軸部10に固定
した板バネ材4の爪17を対応する止め穴5の挿脱孔15後
縁の係合縁20に弾性的に係合し且つ当接片18を上板12の
上面に当止して天板1の後方移動を規制し、もって抜け
止め状態で天板1を天板支持体2に取付けるのである。
また、分解するには、前記板バネ材4の爪17を天板支持
体2の内部から上方へ押上げた状態で、天板1を後方へ
スライドさせた後、爪17から指を離して天板1を持上げ
て行うのである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の天板の取付構造によれば、天板
下面の前後部に、頭部とそれより径の小さい軸部を有す
る係止ピンを複数突設するとともに、前部に設けた係止
ピンの軸部に、後方へ延びた遊端部に下方突出した爪を
有する板バネ材を固定し、天板支持体の上板の前後部で
あって前記係止ピンと対応する位置に、該係止ピンの頭
部を挿通し得る挿脱孔とその前方に連通形成した該頭部
より巾が狭く軸部を嵌合し得る係合孔を有する止め穴を
形成するとともに、該止め穴に係止ピンを嵌合係止させ
た際に前記板バネ材の爪を後方移動不能となして係合す
る係合縁を挿脱孔の後縁に形成してなるので、天板の下
面に突設した係止ピンを、天板支持体の上板に形成した
止め穴の挿脱孔に同時に落し込み、天板を前方へスライ
ドさせるだけの作業で極めて簡単に天板と天板支持体を
取付けることができ、その取付状態においても係止ピン
の軸部が止め穴の係合孔に嵌合し且つ頭部が係合孔の孔
縁下面に係止するとともに、板バネ材の爪が挿脱孔後縁
の係合縁に係合しているので、上下左右及び前後にも移
動することなく強固であり、その上、従来の止め具を用
いるものよりも遥かにコスト低減化が図れるのである。
更に、天板と天板支持体を分解する場合にも、天板支持
体の前方から内部に入れた指で板バネ材の爪を押上げた
状態で、天板を後方へスライドさせるだけで、極めて容
易に行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的実施例であるワゴンタイプのキ
ャビネットの分解斜視図、第2図は天板支持体に天板を
取付ける状態を示した前部の要部断面図、第3図は同じ
く取付け後の状態を示した前部の要部断面図、第4図は
同じく取付ける状態を示した後部の要部断面図、第5図
は係止ピンと板バネ材の分解状態の斜視図である。 1:天板、2:天板支持体、3:係止ピン、4:板バネ材、5:止
め穴、6:取付柱、7:補強リブ、8:取付孔、9:頭部、10:
軸部、11:ネジ部、12:上板、13:引出し、14:キャスタ
ー、15:挿脱孔、16:係合孔、17:爪、18:当接片、19:
孔、20:係合縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板下面の前後部に、頭部とそれより径の
    小さい軸部を有する係止ピンを複数突設するとともに、
    前部に設けた係止ピンの軸部に、後方へ延びた遊端部に
    下方突出した爪を有する板バネ材を固定し、天板支持体
    の上板の前後部であって前記係止ピンと対応する位置
    に、該係止ピンの頭部を挿通し得る挿脱孔とその前方に
    連通形成した該頭部より巾が狭く軸部を嵌合し得る係合
    孔を有する止め穴を形成するとともに、該止め穴に係止
    ピンを嵌合係止させた際に前記板バネ材の爪を後方移動
    不能となして係合する係合縁を挿脱孔の後縁に形成した
    ことを特徴とする天板の取付構造。
JP8490490U 1990-08-11 1990-08-11 天板の取付構造 Expired - Lifetime JPH0713542Y2 (ja)

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JPH0443133U JPH0443133U (ja) 1992-04-13
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JP4560664B2 (ja) * 2005-01-31 2010-10-13 コクヨ株式会社 天板付家具
JP7243339B2 (ja) * 2019-03-19 2023-03-22 株式会社リコー 接続装置、筐体および画像形成装置

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