JPH07111924A - 引出しの構造 - Google Patents
引出しの構造Info
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- JPH07111924A JPH07111924A JP5281663A JP28166393A JPH07111924A JP H07111924 A JPH07111924 A JP H07111924A JP 5281663 A JP5281663 A JP 5281663A JP 28166393 A JP28166393 A JP 28166393A JP H07111924 A JPH07111924 A JP H07111924A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】棚板収納の収容部に、引出しを容易に設けるこ
とが出来る。 【構成】前後の各長尺金具３、３の係止部５に夫々係止
される前後の係合金物６、６間に、上向きの立上げ軸
９、９を介して各垂直面Ｆ、Ｆと平行かつ水平しかも垂
直面Ｆと離れたガイド軸１０を有するレール金具７を配
するとともに、引出し２の前記ガイド軸１０に向き合う
両側面に、前記ガイド軸１０上を摺動する長尺のスライ
ド金具１１と、前記立上げ軸９に衝合し引出し移動を阻
止する当金具１２とを設ける。
とが出来る。 【構成】前後の各長尺金具３、３の係止部５に夫々係止
される前後の係合金物６、６間に、上向きの立上げ軸
９、９を介して各垂直面Ｆ、Ｆと平行かつ水平しかも垂
直面Ｆと離れたガイド軸１０を有するレール金具７を配
するとともに、引出し２の前記ガイド軸１０に向き合う
両側面に、前記ガイド軸１０上を摺動する長尺のスライ
ド金具１１と、前記立上げ軸９に衝合し引出し移動を阻
止する当金具１２とを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、棚板によって物品が収
納される収容部に引出しを容易に配設しうる引出しの構
造に関する。
納される収容部に引出しを容易に配設しうる引出しの構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、棚板が配される家具等の収容部に
引出しを設ける場合、該収容部に予め引出し用の凹溝な
どのレールを形成しておく必要があった。
引出しを設ける場合、該収容部に予め引出し用の凹溝な
どのレールを形成しておく必要があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら引出し用
のレールを予め設けていない棚板収容部にあっては、初
めから引出しを設けることが意図されていないため、引
出しの取付けは、レールの成形作業などに多大の手間を
要し、極めて困難な作業を余儀なくされるなどの解決す
べき課題がある。
のレールを予め設けていない棚板収容部にあっては、初
めから引出しを設けることが意図されていないため、引
出しの取付けは、レールの成形作業などに多大の手間を
要し、極めて困難な作業を余儀なくされるなどの解決す
べき課題がある。
【０００４】本発明は、棚板支持用の止め金具を係止す
る係止部が形成されかつ向き合う平行な垂直面に固定さ
れる長尺金具を利用することにより、引出しを棚板収容
部に手間を要することなく容易に配設でき、前記課題を
解決しうる引出しの構造の提供を目的としている。
る係止部が形成されかつ向き合う平行な垂直面に固定さ
れる長尺金具を利用することにより、引出しを棚板収容
部に手間を要することなく容易に配設でき、前記課題を
解決しうる引出しの構造の提供を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、棚板支持用の
止め金具を係止する係止部を上下多段に形成した長尺金
具が向き合う平行な垂直面かつ前後に間隔を隔てて固定
された収容部に引出しを設ける引出しの構造であって、
前記前後の各長尺金具の係止部に夫々係止される前後の
係合金物間に、上向きの立上げ軸を介して各垂直面と平
行かつ水平しかも垂直面と離れたガイド軸を有するレー
ル金具を配するとともに、引出しの前記ガイド軸に向き
合う両側面に、前記ガイド軸上を摺動する長尺のスライ
ド金具と、前記立上げ軸に衝合し引出し移動を阻止する
当金具とを設ける。
止め金具を係止する係止部を上下多段に形成した長尺金
具が向き合う平行な垂直面かつ前後に間隔を隔てて固定
された収容部に引出しを設ける引出しの構造であって、
前記前後の各長尺金具の係止部に夫々係止される前後の
係合金物間に、上向きの立上げ軸を介して各垂直面と平
行かつ水平しかも垂直面と離れたガイド軸を有するレー
ル金具を配するとともに、引出しの前記ガイド軸に向き
合う両側面に、前記ガイド軸上を摺動する長尺のスライ
ド金具と、前記立上げ軸に衝合し引出し移動を阻止する
当金具とを設ける。
【０００６】
【作用】棚板支持用の止め金具を係止する係止部が形成
されかつ収容部の向き合う平行な垂直面に前後に間隔を
隔てて固定される長尺金具の前記係止部に、前後の係合
金物を夫々係止し、しかもこの前後の係合金物間に、ガ
イド軸を有するレール金具を架け渡すとともに、引出し
の両側面に設けたスライド金具を、前記レール金具のガ
イド軸上に摺動自在に載置する。又引出しは、当金具に
よって引出し移動を適宜の位置で阻止できる。このよう
に、棚板を支持する長尺金具を利用して、簡易に引出し
を収容部に設けうるとともに、前後の係合金物、レール
金具、スライド金具、及び当金具を用いての引出しの取
付けであるため、部品の点数を最小限に抑えることがで
き、コストの節減にも役立つ。なお本発明の引出しは、
通常の引出しの他、いわゆる網カゴなども含む。
されかつ収容部の向き合う平行な垂直面に前後に間隔を
隔てて固定される長尺金具の前記係止部に、前後の係合
金物を夫々係止し、しかもこの前後の係合金物間に、ガ
イド軸を有するレール金具を架け渡すとともに、引出し
の両側面に設けたスライド金具を、前記レール金具のガ
イド軸上に摺動自在に載置する。又引出しは、当金具に
よって引出し移動を適宜の位置で阻止できる。このよう
に、棚板を支持する長尺金具を利用して、簡易に引出し
を収容部に設けうるとともに、前後の係合金物、レール
金具、スライド金具、及び当金具を用いての引出しの取
付けであるため、部品の点数を最小限に抑えることがで
き、コストの節減にも役立つ。なお本発明の引出しは、
通常の引出しの他、いわゆる網カゴなども含む。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において本発明の引出しの構造は、収容部Ａに引
出し２を設ける構造であって、収容部Ａとして本実施例
では、平行な側板Ｂ、Ｂを有する収納家具Ｃを用いてい
る。
る。図において本発明の引出しの構造は、収容部Ａに引
出し２を設ける構造であって、収容部Ａとして本実施例
では、平行な側板Ｂ、Ｂを有する収納家具Ｃを用いてい
る。
【０００８】収納家具Ｃは、平行かつ垂直な前記側板
Ｂ、Ｂの後端間を背板Ｄで継ぎかつ側板Ｂ、Ｂ、背板Ｄ
の上下端に夫々水平な上板、底板（ともに図示せず）を
固定した周知の構成を有する。
Ｂ、Ｂの後端間を背板Ｄで継ぎかつ側板Ｂ、Ｂ、背板Ｄ
の上下端に夫々水平な上板、底板（ともに図示せず）を
固定した周知の構成を有する。
【０００９】又前記側板Ｂ、Ｂの向き合う面は、平行な
垂直面Ｆ、Ｆを形成するとともに、各垂直面Ｆには、縦
長の長尺金具３、３が前後に間隔を隔てて固定される。
垂直面Ｆ、Ｆを形成するとともに、各垂直面Ｆには、縦
長の長尺金具３、３が前後に間隔を隔てて固定される。
【００１０】長尺金具３は、図１に示すように、前記垂
直面Ｆに一端が固定される平行な側片２０、２０の他端
間を垂直面Ｆと平行な連結片２１で継いだ断面コ字状を
なすとともに、前記連結片２１には、棚板Ｅ支持用の止
め金具４を係止する係止部５…が上下多段に形成されて
いる。
直面Ｆに一端が固定される平行な側片２０、２０の他端
間を垂直面Ｆと平行な連結片２１で継いだ断面コ字状を
なすとともに、前記連結片２１には、棚板Ｅ支持用の止
め金具４を係止する係止部５…が上下多段に形成されて
いる。
【００１１】なお前記係止部５は、本例では、水平方向
にのびる角孔からなるとともに、前記止め金具４は、図
２、図３に示すように、上下に隣り合う２つの係止部
５、５に夫々嵌入する水平な上片２２、斜めの下片２３
と、該上片２２の一端から立上がり前記連結片２１の背
面に沿う立上げ片２４と、下片２３の一端から立下がり
連結片２１の背面に沿う立下げ片２５とからなる。なお
止め金具４の前記上片２２、下片２３の各他端は連結さ
れている。このような止め金具４は、一枚のプレートを
折曲げることにより容易に形成できる。なお前記上片２
２には、孔２２ａが穿設されている。
にのびる角孔からなるとともに、前記止め金具４は、図
２、図３に示すように、上下に隣り合う２つの係止部
５、５に夫々嵌入する水平な上片２２、斜めの下片２３
と、該上片２２の一端から立上がり前記連結片２１の背
面に沿う立上げ片２４と、下片２３の一端から立下がり
連結片２１の背面に沿う立下げ片２５とからなる。なお
止め金具４の前記上片２２、下片２３の各他端は連結さ
れている。このような止め金具４は、一枚のプレートを
折曲げることにより容易に形成できる。なお前記上片２
２には、孔２２ａが穿設されている。
【００１２】前記止め金具４は、前記垂直面Ｆ、Ｆに夫
々固定された前後の長尺金具３…の同高の係止部５…に
係止されるとともに、係止された４つの止め金具４…の
前記上片２２上に棚板Ｅを載置することにより、該棚板
Ｅを水平に支持できる。
々固定された前後の長尺金具３…の同高の係止部５…に
係止されるとともに、係止された４つの止め金具４…の
前記上片２２上に棚板Ｅを載置することにより、該棚板
Ｅを水平に支持できる。
【００１３】このように側板Ｂ、Ｂがなす前記垂直面
Ｆ、Ｆに４つの前後の長尺金具３…を固定した収納家具
Ｃに引出し２を設ける。
Ｆ、Ｆに４つの前後の長尺金具３…を固定した収納家具
Ｃに引出し２を設ける。
【００１４】なお引出し２を設ける収容部Ａとしては、
前記収納家具Ｃの他にも、家屋内部の向き合う壁面を垂
直面Ｆ、Ｆとしてこの垂直面Ｆ、Ｆに前記前後の長尺金
具３…を予め固定したものなど、向き合う垂直面Ｆ、Ｆ
に前後の長尺金具３、３を固定した種々の収容部Ａを採
用しうる。さらに前記長尺金具３を、スチール製の収納
家具の側板から隆起させて該側板と一体に形成してもよ
い。
前記収納家具Ｃの他にも、家屋内部の向き合う壁面を垂
直面Ｆ、Ｆとしてこの垂直面Ｆ、Ｆに前記前後の長尺金
具３…を予め固定したものなど、向き合う垂直面Ｆ、Ｆ
に前後の長尺金具３、３を固定した種々の収容部Ａを採
用しうる。さらに前記長尺金具３を、スチール製の収納
家具の側板から隆起させて該側板と一体に形成してもよ
い。
【００１５】前記収納金具Ｃに引出し２を設ける手順を
説明する。まず前記前後の長尺金具３、３の係止部５…
に前後の係合金物６、６を係止し取付ける。前後の係合
金物６、６は、何れも前記止め金具４と全く同じ構成で
あり、従って、止め金具４を説明した時の名称、番号と
同じものを用いる。
説明する。まず前記前後の長尺金具３、３の係止部５…
に前後の係合金物６、６を係止し取付ける。前後の係合
金物６、６は、何れも前記止め金具４と全く同じ構成で
あり、従って、止め金具４を説明した時の名称、番号と
同じものを用いる。
【００１６】即ち、前後の係合金物６、６は、その上片
２２、下片２３を上下に隣り合う係止部５、５に嵌入さ
せかつ立上げ片２４、立下げ片２５によって抜け止めす
る。このような前後の係合金物６、６は、４つの前記前
後の長尺金具３…の同高さ位置に夫々係止される。
２２、下片２３を上下に隣り合う係止部５、５に嵌入さ
せかつ立上げ片２４、立下げ片２５によって抜け止めす
る。このような前後の係合金物６、６は、４つの前記前
後の長尺金具３…の同高さ位置に夫々係止される。
【００１７】このように棚板Ｅ支持用の止め金具４と前
後の係合金物６、６を同一としたことによって部品点数
を削減でき、コストの節減、品番管理の簡略化などを図
りうる。
後の係合金物６、６を同一としたことによって部品点数
を削減でき、コストの節減、品番管理の簡略化などを図
りうる。
【００１８】次に、前後の係合金物６、６間に、レール
金具７を配設する。レール金具７は、図２に示すよう
に、下端部にネジ部２７ａを有する上向きの一対の垂直
な立上げ軸９、９の上端間に水平な断面円形のガイド軸
１０を設けた略コ字状をなすとともに、立上げ軸９の前
記ネジ部２７ａ上端には、鍔片２９を張出している。
金具７を配設する。レール金具７は、図２に示すよう
に、下端部にネジ部２７ａを有する上向きの一対の垂直
な立上げ軸９、９の上端間に水平な断面円形のガイド軸
１０を設けた略コ字状をなすとともに、立上げ軸９の前
記ネジ部２７ａ上端には、鍔片２９を張出している。
【００１９】レール金具７は、各立上げ軸９、９のネジ
部２７ａ、２７ａを前記前後の係合金物６、６の上片２
２、２２に設けた孔２２ａ、２２ａに挿入し、かつ鍔片
２９を上片２２上面に当接させてナット３０をネジ部２
２に螺着することにより、該前後の係合金物６、６間に
架け渡される。又前記ガイド軸１０は、レール金具７の
前後の係合金物６、６への取付けにより、上向きの立上
げ軸９、９を介して垂直面Ｆと平行かつ水平しかも垂直
面Ｆと離れて該前後の係合金物６、６上方に配される。
部２７ａ、２７ａを前記前後の係合金物６、６の上片２
２、２２に設けた孔２２ａ、２２ａに挿入し、かつ鍔片
２９を上片２２上面に当接させてナット３０をネジ部２
２に螺着することにより、該前後の係合金物６、６間に
架け渡される。又前記ガイド軸１０は、レール金具７の
前後の係合金物６、６への取付けにより、上向きの立上
げ軸９、９を介して垂直面Ｆと平行かつ水平しかも垂直
面Ｆと離れて該前後の係合金物６、６上方に配される。
【００２０】なおレール金具７を、前後の係合金物６、
６に予め取付けておき、然る後、該前後の係合金物６、
６を前後の長尺金具３、３に固定してもよい。
６に予め取付けておき、然る後、該前後の係合金物６、
６を前後の長尺金具３、３に固定してもよい。
【００２１】さらに向き合う各垂直面Ｆ、Ｆに前後の長
尺金具３…、前後の係合金物６…を介して同高さ位置に
配された２つの前記レール金具７、７は、引出し２を支
持する。引出し２は、垂直な前板３１、後板３２の両端
を垂直な横板３３、３３で継ぎかつ前板３１、後板３
２、横板３３、３３の各下端に水平な底板３４の周縁を
固着した平面矩形の周知の構成を具えるとともに、引出
し２の前記ガイド軸１０、１０に向き合う横板３３、３
３の各一面がなす両側面には、ガイド軸１０、１０上を
摺動する長尺のスライド金具１１、１１と、前の前記立
上げ軸９、９に衝合し前方への引出し移動を適宜の位置
で阻止する当金具１２、１２とが設けられている。
尺金具３…、前後の係合金物６…を介して同高さ位置に
配された２つの前記レール金具７、７は、引出し２を支
持する。引出し２は、垂直な前板３１、後板３２の両端
を垂直な横板３３、３３で継ぎかつ前板３１、後板３
２、横板３３、３３の各下端に水平な底板３４の周縁を
固着した平面矩形の周知の構成を具えるとともに、引出
し２の前記ガイド軸１０、１０に向き合う横板３３、３
３の各一面がなす両側面には、ガイド軸１０、１０上を
摺動する長尺のスライド金具１１、１１と、前の前記立
上げ軸９、９に衝合し前方への引出し移動を適宜の位置
で阻止する当金具１２、１２とが設けられている。
【００２２】前記スライド金具１１は、図１、図３に示
すように、引出し２の前記側面上部にビス、釘などを用
いて固定される垂直かつ前後にのびる固定片３６と、そ
の上端からガイド軸１０に向かって水平に突出するとと
もに突出端に下方に湾曲する湾曲部３７ａを有するスラ
イド片３７とからなる。なおスライド片３７には、その
後端から間隔を隔てて孔部３９が穿設されている。
すように、引出し２の前記側面上部にビス、釘などを用
いて固定される垂直かつ前後にのびる固定片３６と、そ
の上端からガイド軸１０に向かって水平に突出するとと
もに突出端に下方に湾曲する湾曲部３７ａを有するスラ
イド片３７とからなる。なおスライド片３７には、その
後端から間隔を隔てて孔部３９が穿設されている。
【００２３】前記引出し２は、その両側面に取付けた前
記スライド金具１１、１１のスライド片３７、３７を前
記ガイド軸１０、１０上に載置することにより支持され
るとともに、スライド片３７、３７はガイド軸１０、１
０上を摺動でき、引出し２の出し入れを自在とする。な
お前記湾曲部３７ａ、３７ａは、ガイド軸１０、１０の
前記垂直面Ｆ、Ｆ側で該ガイド軸１０、１０に沿って夫
々湾曲し、引出し２の横方向のガタつきを防止する。
記スライド金具１１、１１のスライド片３７、３７を前
記ガイド軸１０、１０上に載置することにより支持され
るとともに、スライド片３７、３７はガイド軸１０、１
０上を摺動でき、引出し２の出し入れを自在とする。な
お前記湾曲部３７ａ、３７ａは、ガイド軸１０、１０の
前記垂直面Ｆ、Ｆ側で該ガイド軸１０、１０に沿って夫
々湾曲し、引出し２の横方向のガタつきを防止する。
【００２４】最後に、前記当金具１２を引出し２に取付
ける。当金具１２は、本実施例では、前記スライド金具
１１に設けた前記孔部３９に下から嵌着される軸状の取
付片４０と、この取付片４０の下端からＵ字状に湾曲し
て一体にのびることにより凹部４１を形成する衝合片４
２とを具える。又前記取付片４０には、孔部３９への嵌
入の後、前記スライド片３７上面に係止し、当金具１２
の脱落を防止する弾性を有する係止片４４…が設けられ
る。このように当金具１２、１２は、スライド金具１
１、１１を介して引出し２の両側面に取付けられる。
ける。当金具１２は、本実施例では、前記スライド金具
１１に設けた前記孔部３９に下から嵌着される軸状の取
付片４０と、この取付片４０の下端からＵ字状に湾曲し
て一体にのびることにより凹部４１を形成する衝合片４
２とを具える。又前記取付片４０には、孔部３９への嵌
入の後、前記スライド片３７上面に係止し、当金具１２
の脱落を防止する弾性を有する係止片４４…が設けられ
る。このように当金具１２、１２は、スライド金具１
１、１１を介して引出し２の両側面に取付けられる。
【００２５】当金具１２は、その取付片４０の孔部３９
への嵌着によって前記凹部４１がガイド軸１０の下方部
を嵌入し、廻り止めされるとともに、前方への引出し移
動に際して前記衝合片４２が前の立上げ軸９に衝合し、
該引出し移動を適宜の位置で阻止する。
への嵌着によって前記凹部４１がガイド軸１０の下方部
を嵌入し、廻り止めされるとともに、前方への引出し移
動に際して前記衝合片４２が前の立上げ軸９に衝合し、
該引出し移動を適宜の位置で阻止する。
【００２６】このように向き合う平行な垂直面Ｆ、Ｆに
前後の長尺金具３…を固定した収容部Ａに、前後の係合
金物６、レール金具７、スライド金具１１、及び当金具
１２を用いて手間を要することなく容易に引出し２を設
けることが出来る。
前後の長尺金具３…を固定した収容部Ａに、前後の係合
金物６、レール金具７、スライド金具１１、及び当金具
１２を用いて手間を要することなく容易に引出し２を設
けることが出来る。
【００２７】
【発明の効果】叙上の如く本発明の引出しの構造は、棚
板を止め金具を介して支持する前後の長尺金具が向き合
う平行な垂直面に固定された収容部に、前記前後の長尺
金具を利用して前後の係合金物、及びレール金具を取付
け、かつ引出しの両側面に設けたスライド金具を前記レ
ール金具のガイド軸に載置して該引出しを出し入れ自在
に収容部に設けるため、引出し用のレールが予め形成さ
れていない棚板式の収容部であっても、手間を要するこ
となく容易に引出しを配設でき、便利性を高めうる。
板を止め金具を介して支持する前後の長尺金具が向き合
う平行な垂直面に固定された収容部に、前記前後の長尺
金具を利用して前後の係合金物、及びレール金具を取付
け、かつ引出しの両側面に設けたスライド金具を前記レ
ール金具のガイド軸に載置して該引出しを出し入れ自在
に収容部に設けるため、引出し用のレールが予め形成さ
れていない棚板式の収容部であっても、手間を要するこ
となく容易に引出しを配設でき、便利性を高めうる。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】前後の係合金物とレール金具とを例示する斜視
図である。
図である。
【図３】引出しの配設状態を示す断面図である。
２ 引出し ３ 前後の長尺金具 ４ 止め金具 ５ 係止部 ６ 前後の係合金物 ７ レール金具 ９ 立上げ軸 １０ ガイド軸 １１ スライド金具 １２ 当金具 Ａ 収容部 Ｆ 垂直面
Claims (1)
- 【請求項１】棚板支持用の止め金具を係止する係止部を
上下多段に形成した長尺金具が向き合う平行な垂直面か
つ前後に間隔を隔てて固定された収容部に引出しを設け
る引出しの構造であって、前記前後の各長尺金具の係止
部に夫々係止される前後の係合金物間に、上向きの立上
げ軸を介して各垂直面と平行かつ水平しかも垂直面と離
れたガイド軸を有するレール金具を配するとともに、引
出しの前記ガイド軸に向き合う両側面に、前記ガイド軸
上を摺動する長尺のスライド金具と、前記立上げ軸に衝
合し引出し移動を阻止する当金具とを設けたことを特徴
とする引出しの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281663A JPH07111924A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 引出しの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281663A JPH07111924A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 引出しの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07111924A true JPH07111924A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17642248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5281663A Withdrawn JPH07111924A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 引出しの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07111924A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007085112A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 床置き畳台 |
| JP2011525127A (ja) * | 2008-06-19 | 2011-09-15 | ポール ヘティッヒ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー． カーゲー | 家具引き出し部品のための引き出しガイド |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP5281663A patent/JPH07111924A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007085112A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 床置き畳台 |
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