JPH0734597Y2 - ステップボード等の固定装置 - Google Patents

ステップボード等の固定装置

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JPH0734597Y2
JPH0734597Y2 JP1990078889U JP7888990U JPH0734597Y2 JP H0734597 Y2 JPH0734597 Y2 JP H0734597Y2 JP 1990078889 U JP1990078889 U JP 1990078889U JP 7888990 U JP7888990 U JP 7888990U JP H0734597 Y2 JPH0734597 Y2 JP H0734597Y2
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JP
Japan
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step board
board
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pressing member
piece
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JP1990078889U
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JPH0436836U (ja
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泰一 徳田
勉 山口
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、学習机等におけるステップボードや書棚等の
各種家具における棚板等を固定するための固定装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
通常、学習机等のステップボードや書棚等の棚板は、第
4図の如く側脚板a内面の上下方向に多数設けられたダ
ボ孔bの適宜位置にダボcの一端を嵌合係止し、このダ
ボcの突出部分にステップボードdの端部を支持して装
着してなる。ところが、このようにダボc上に支持され
た状態のステップボートdはガタツキやすく、又、ダボ
c上から脱落しやすいため、この学習机を出荷又は配送
等のために梱包する際には、ステップボートdにダンボ
ール紙等を巻き付けたり、又はバンド等で固定したりし
ている。これは書棚等に取付けられる棚板の場合も同様
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記のように学習机等におけるステップボード
や書棚等における棚板を梱包の際にダンボールを巻き付
けたり、バンド等で固定したりする作業は面倒で手間が
かかるだけでなく、ステップボードを取り外した後のダ
ボが側脚板から脱落して紛失する恐れもあるため、これ
も別途梱包又は保管する必要があり、梱包作業が煩雑で
あった。又、上記の如くダボcでステップボードd下面
を支持するときには、このステップボードd下面にダボ
受け用の溝eを形成する必要があった。
本考案は上記の鑑み、学習机等や書棚等を移動し、又は
移動のために梱包する際に、ステップボードや棚板等を
これらの学習机や書棚等に取付けたままガタツキなく簡
単に固定可能として面倒な梱包作業を省略してなるステ
ップボード等の固定装置を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るステップボード等の固定装置は上記の目的
を達成するために、軸部の先端に、先端に向かうほど縮
径するテーパー部に形成した受部を設けてなる受け部材
と、縦片と横片とで断面略L型に形成するとともに前記
縦片側面から外側方へ係止突部を突設してなる押え部材
と、から構成し、前記受け部材の軸部を学習机の側脚板
内面に設けた取付孔へ嵌合係止して取付け、この受け部
材の受部上にボードの端部を支持するとともに、前記押
え部材の横片を前記ボード上面へ当接させた状態で縦片
に設けた係止突部を前記脚側板内面に設けた取付孔へ嵌
合係止することで受け部材と押え部材との間でボード単
部を支持固定してなるものである。
〔作用〕
本考案に係るステップボード等の固定装置は上記の如く
構成してなるから、ステップボード等の端部を学習机の
側脚板内面に取付けた受け部材に支持したままの状態で
このボードの上面に取付けた押え部材の横片と前記受け
部材の受部との間で棚板を上下から挟むことにより、棚
板等を学習机に装着したままの状態で固定でき、しかも
前記の場合、ボードは押え部材により受け部材における
テーパー状の受部に沿って押え込まれることにより、ガ
タツキなく固定される。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づき本考案を更に詳細に
説明する。
本考案に係るステップボード等の固定装置は、例えば第
1図に示すような学習机1における天板2下方空間の足
元に装着されるステップボード3を、この学習机1の出
荷又は配送時等に梱包する際に用いられるものである。
通常このステップボード3は、例えば図例の如く学習机
1における側脚板11内面及び袖抽斗の側板12内面に前後
に平行して2列の取付孔4…及び5…を上下方向に多数
設け、ステップボード3の後下端部に設けたアーム31を
前記後列の取付孔5…の何れかに回動自在に軸着すると
ともに、ステップボード3の前下端部を前記前列の取付
孔4に取付けたダボ等の受け部材6に支持させて装着し
てなる。
そして、本考案における前記受け部材6は、側脚板11内
面に設けられた前記取付孔4に嵌着する軸部61と、この
軸部61の先端に形成され側脚板11表面から突出してステ
ップボード3の端部を支持する受部62からなり、且つこ
の受部62は先端に向かうほど縮径するテーパー部を形成
してなる。このように受部62にテーパー部を形成するこ
とにより、この受部62にてステップボードを支持すると
きにはステップボード3の自重によりその端部が前記テ
ーパー部に沿って下方へ移動し、ステップボード3の両
側を支持してなる一対の受け部材6,6における受部間に
ステップボード3が確実に挟持されるから、従来の如く
ステップボード3下面にダボ受け入れ用の溝等を形成す
る必要がない。
そして、前記学習机1を出荷や配送等のためにこれを梱
包するときには、上記の如く学習机1に装着されたまま
のステップボード3の上面端部に押え部材7を取付け、
この押え部材7と前記受け部材6との間にステップボー
ド3の端部を挟みこむことで固定する。この押え部材7
は、合成樹脂等により作成され、縦片71と横片72とで断
面略L型とし、又、図例のものでは前記縦片71の下端を
延長した下片73を設けるとともに、縦片71の上端は横片
72と同方向に屈曲して操作片74とし、又、縦片71と横片
72との両側縁間にはこれを連結する補強片75,75を形成
してなる。そして前記縦片71から外側方へは上下に分割
された側脚板11の取付孔4嵌合呼係止する係止突部76を
形成してなる。
上記の受け部材6と押え部材7とでステップボード3を
固定するには、受け部材6上に支持されて学習机1に装
着された状態のステップボード3の端部上面に押え部材
7の横片72を当接し、且つ下片73をステップボード3の
端面と側脚板11側面との間の間隙に挿入した状態で縦片
71の側面に突設した係止突部76を前記受け部材6を取付
けてなる取付孔4の上方に位置する取付孔4へ嵌合係止
して縦片71を側脚板11側面へ当接した状態で取付けるこ
とにより、受け部材6の受部62と押え部材7の横片72と
の間でステップボード3を挟持して固定する。このと
き、ステップボード3は押え部材7により受け部材6の
受部62におけるテーパー部に沿って適宜下方へ押圧され
ることにより、受け部材6と押え部材7との間の距離に
較べてステップボード3の厚みが多少異なる場合にもガ
タツキなくこれを固定することができる。更に上記実施
例の如く押え部材7に形成した下片73をステップボード
3端面と側脚板11側面との間に挿入した状態で取付ける
ことにより、ステップボード3の側方へのガタツキを防
止するとともに、押え部材7の脱落を防止することがで
きる。又、押え部材7の係止突部76として、図例の如く
上下に分割形成したものを用いることにより、押え部材
7の取付孔4への嵌合を容易とするとともに、この係止
突部76が取付孔4内へ弾力的に嵌合して確実に取付けら
れる。そして、このステップボード3の固定が不要とな
ったときには、押え部材7の操作片74の突起77を下方へ
押圧するだけで縦片71が側方へ傾倒し、係止突部76を取
付孔4から脱取して押え部材7を取り外すことでステッ
プボード3の固定を解除することができる。
上記のような固定装置によれば、ステップボード3を学
習机1に装着したままの状態でこれを固定することがで
き、しかもこのステップボード3の固定は、予め設けら
れたステップボード取付用の取付孔4を利用して押え部
材7を取付けるだけで、特別な構造を必要とすることな
く、且つ、極めて簡単な操作で行うことができ、学習机
1の梱包時の手間を省くとともに、ステップボード3を
支持してなる押え部材7も取付けたままの状態でよいか
ら、これを紛失したりする恐れもない。
尚、上記押え部材7を用いてステップボード3の後部を
固定することもできるし、又、本考案に係る固定装置
は、上記のような学習机1におけるステップボード3の
場合のみならず、書棚等における棚板、その他の家具等
における棚板等の固定にも利用できることはもちろんで
ある。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案によれば、学習机などにおける
ステップボードや書棚等における棚板を、これらの家具
等に取付けたままの状態で移送等の際にこれらステップ
ボード等が脱落、又はガタついたりすることがなく簡単
に固定可能であり、これらの家具等の梱包作業や梱包材
料を合理化しうるとともに、ダボ等を紛失する恐れもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はステップボードを装着した学習机の実施例斜視
図、第2図は本考案に係るステップボード固定装置の装
着状態を示す学習机要部の斜視図、第3図はその正断面
図、第4図は従来のステップボード等の取付状態を示す
正断面図である。 1:学習机、2:天板、3:ステップボード、4、5:取付孔、
11:脚側板、12:抽斗側板、31:アーム、61:軸部、62:受
部、71:縦片、72:横片、73:下片、74:操作片、75:補強
片、76:係止突部、77:突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸部の先端に、先端に向かうほど縮径する
    テーパー部に形成した受部を設けてなる受け部材と、 縦片と横片とで断面略L型に形成するとともに前記縦片
    側面から外側方へ係止突部を突設してなる押え部材と、 よりなり、前記受け部材の軸部を学習机の側脚板内面に
    設けた取付孔へ嵌合係止して取付け、この受け部材の受
    部上にボードの端部を支持するとともに、前記押え部材
    の横片を前記ボード上面へ当接させた状態で縦片に設け
    た係止突部を前記脚側板内面に設けた取付孔へ嵌合係止
    することで受け部材と押え部材との間でボード単部を支
    持固定することを特徴とするステップボード等の固定装
    置。
JP1990078889U 1990-07-25 1990-07-25 ステップボード等の固定装置 Expired - Lifetime JPH0734597Y2 (ja)

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JPH0436836U JPH0436836U (ja) 1992-03-27
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JP2594626Y2 (ja) * 1993-05-13 1999-05-10 株式会社くろがね工作所 学習机

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JPH0436836U (ja) 1992-03-27

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