JP2594626Y2 - 学習机 - Google Patents

学習机

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JP2594626Y2
JP2594626Y2 JP1993030486U JP3048693U JP2594626Y2 JP 2594626 Y2 JP2594626 Y2 JP 2594626Y2 JP 1993030486 U JP1993030486 U JP 1993030486U JP 3048693 U JP3048693 U JP 3048693U JP 2594626 Y2 JP2594626 Y2 JP 2594626Y2
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JP
Japan
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cabinet
desk
plate
footrest
hole
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JP1993030486U
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English (en)
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JPH0682936U (ja
Inventor
本 伸 一 橋
Original Assignee
株式会社くろがね工作所
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は低学年の児童から大人ま
で、それぞれの段階の体格に応じて使用出来る学習机に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、低学年の児童が大人の体格に応じ
た一定高さに固定された天板を有する学習机を使用する
場合は、椅子を大人が普通使用する高さ以上に高くして
使用するが、この時、児童の足が床面につかないので、
これを防ぐ為、机の右側にもけうけられたキャビネット
の左側面と机の左側脚体間に足載板を高さ調節可能に取
りつけ、これに足を載せて床がわりとしていた。
【0003】そして、児童の体格が大きくなるに従っ
て、椅子の高さを低くし、これに伴って足載板の支持高
さも低くし、児童が足載板を必要としない十分の体格と
なった時、足載板をとり除いて使用していた。
【0004】すなわち、天板が一定高さの机であって
も、椅子と足載板の高さを調節する事によって体格に応
じた使用が出来るが、キャビネットの存在によって使用
者の着座位置は限定されるので、天板の使用範囲は(天
板の実際の使用広さは)低学年であっても、また大人で
あってもほぼ同じで、キャビネットの位置の反対側にか
たよる為、使用勝手が悪いという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記問題を
解決する事を課題とする。すなわち、本考案は低学年の
児童であっても体格に応じた使用が出来、体格が大きく
なれば着座位置が変えられて、体格に応じた使用広さ
(実際の使用範囲)の天板を得る事が出来、また左利
き、右利きにかかわらず、天板の使用範囲が影響されな
い学習机を提供する事を課題とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】天板下面に引出しがもうけ
られ、左右端部に板状の脚体が配設された机の引出し下
方に収納可能で、下面にキャスターを有し、移動可能と
したキャビネットと、キャビネットと脚体にて支持され
る足載板よりなり、左右の脚体内面の前端部にキャビネ
ット連結孔が形成され、キャビネット連結孔の後方に前
後2列で上下方向に所定のピッチを有する複数個の足載
板高さ調節孔が形成され、机の天板下方後端部にキャビ
ネット当たりが形成される一方、キャビネットの左右側
板に、キャビネット後部が前記キャビネット当たりに当
接した時、前記キャビネット連結孔に一致する連結用貫
通孔と、前記足載板高さ調節孔に対応する足載板支持孔
が形成されているものである。
【0007】
【作用】上記手段によれば、キャビネットは使用者の右
利き、左利きに応じて机の脚体内面の左右側いずれにも
連結出来、さらに足載板も、キャビネットの左右いずれ
側にも取りつけられる。またキャビネットは机の脚体に
連結されて移動する事がなく、足載板を安定よく支持
し、低学年の児童に供する事が出来る。また、キャビネ
ットは下面にキャスターを有し、移動可能であるから、
脚体との連結を解除し、足載板を取り外せば、机の外側
において使用出来るので、机の左右脚体間中央部に着座
する事が出来、天板上面を楽な姿勢で広く使用する事が
出来る。
【0008】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、本考案の一使用態様の斜視図を示してい
る。符号1は机を示し、符号2はキャビネットを示し、
符号3は足載板を示している。
【0009】机1は天板11と、天板11の下面にもう
けられた引出し12、13と、天板11の左右端部に配
設された左右脚体14、14と、左右脚体14、14の
後端部間にもうけられた背板16より構成されている。
符号17は背板16の下端部内面の巾方向全幅にわたっ
て形成されたキャビネット当たりを示している。
【0010】左右脚体14、14は板状をなし、両脚体
14、14の内面前端部に上下に所定間隔を有して螺孔
からなるキャビネット連結孔19・・・が形成され、こ
の連結孔19の後方の下側に、前後2列で上下方向に所
定のピッチを有する複数個の足載板高さ調節孔20・・
・が形成されている。符号10は後側の最上端の足載板
高さ調節孔20のやや上方後部に形成された足載板保持
孔を示している。
【0011】キャビネット2は、上面板21と、上面板
21の左右端部に配設された左右側板22、22と、底
板(図示せず)と、後板(図示せず)よりなる前面が開
口する箱形の内部に上下方向に所定数の引出し23・・
・が配設されて構成されている。
【0012】符号24・・・は、底板の下面4隅にとり
つけられたキャスターを示し、符号25は最下段の大型
引出し23が引き出された時、床面に接触してキャビネ
ット2の転倒を防止する為、最下段の大型引出し23の
前端部下面にとりつけられた転倒防止用キャスターを示
している。
【0013】そして、左右側板22、22の外面の前端
部上方に、前記左右脚体のキャビネット連結孔19に応
じて連結用貫通孔26・・・が形成され、この連結用貫
通孔26・・・の後方の下側に前後2列で上下方向に所
定のピッチを有する複数個の足載板支持孔27・・・が
形成されている。
【0014】足載板3は足載板支持孔27・・・の前後
間隔よりやや大き目の奥行寸法で、キャビネット2を左
右いずれかの内面に連結した状態で、キャビネット2の
一方の側板22と他方の脚体14間よりやや小さ目の巾
寸法に形成されている。そして、左右端部裏面後端に、
前記足載板高さ調節孔20・・・、足載板支持孔27に
螺合する支持突起5の頭部51に係合する係合金具3
1、31がとりつけられている。
【0015】本考案は、上記の如く形成され、足載板3
を必要とする体格の児童が学習机を使用する場合は、キ
ャビネット2を左利き、右利きのいずれかに対応して、
左右脚体14のいずれか一方の内面に位置せしめる。こ
の時、キャビネット2の奥行寸法は、机1の奥行寸法よ
り小さく形成されているので、キャビネット2の後面は
キャビネット当たり17に当接せしめると連結用貫通孔
26とキャビネット連結孔19は一致する。
【0016】そして、引出し23を抜き出した状態で、
左右側板22の内面側より連結ネジを連結用貫通孔26
・・・を貫通せしめ、キャビネット連結孔19と螺合せ
しめて、キャビネット2と脚体14を連結せしめる。
【0017】次に使用者の体格に応じた高さ位置の足載
板調節孔20・・・と、足載板支持孔27に支持突起5
を取りつける。次に足載板3の係合金具31、31を前
方上部より支持突起5、5に係合し、前端部裏面を前方
の支持突起5、5に載置せしめて使用する。この状態で
椅子を収納する時は、足載板3をはね上げて足載板保持
孔10にとりつけた支持突起5に当接し、起立姿勢を維
持せしめる。
【0018】すなわち、図1の状態で使用者はキャビネ
ット2の側方に着座する事となり、使用者の正面に位置
するのは、天板11の左側部分となり、天板11の使用
範囲は狭くなる。しかし、足載板3を使用するのは低学
年の児童であり、体格も小さいので、天板部分をそれ程
広く使用する事もなく、児童にとっては適度な広さとし
て机1の使用が出来る。
【0019】一方、成長に伴って体格が大人並となった
時は前述と逆に足載板3を取り外し、脚体14とキャビ
ネット2の連結を解除して、図2に示す如く、キャビネ
ット2を机1の外側に移動せしめる。すると、使用者は
机1の中央個所に着座する事が出来、体格に応じて楽な
姿勢で天板11の使用範囲を広く取る事が出来る。
【0020】
【考案の効果】上記の如く、本考案はキャビネットの下
面にキャスターをもうけて移動自在となし、机の引出し
の下方に収納可能としているので、使用者の利腕によっ
てキャビネットの置く位置を適宜変更出来、楽な姿勢で
天板部分を有効利用できる。又、キャビネット連結孔は
左右脚体の内面にもうけられ、連結用貫通孔がキャビネ
ットの左右側板に形成されているので、キャビネットは
机の左右どちら側の内面でも強固に固定され、さらに、
キャビネットの左右側板と、脚体の内面に足載板支持孔
と足載板高さ調節孔が形成されているので、足載板は高
さ調節可能にキャビネットの左右いずれにも安定よく支
持され、低学年の児童であっても体格に応じた使用がで
きる。さらに、机の天板下方後端部にキャビネット当た
りをもうけ、キャビネット後部が前記キャビネット当た
りに当接した時、左右脚体のキャビネット連結孔にキャ
ビネットの連結用貫通孔が一致し、前記脚体の足載板高
さ調節孔にキャビネットの足載板支持孔が対応するの
で、脚体とキャビネットの連結が容易で、足載板の支持
も簡単である。又、左右脚体の前端部にキャビネット連
結孔が形成され、これに対応して連結用貫通孔がキャビ
ネットの前端側に形成されているので、キャビネットと
脚体の連結作業が机の前側から容易に行える。さらに、
キャビネットの連結用貫通孔の後方に足載板が形成され
ているので、足載板の取りつけ位置が明確となり、足載
板の支持位置をあやまる事もない又、キャビネットは机
の外側においても使用できるので、天板を広く有効的に
使う事が出来、天板下面に引出しをもうけているので、
キャビネッが使用者から遠ざかった位置に置かれても、
文房具等使用頻度の高いものを天板下面の引出しに収納
しておく事により便利に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一使用態様の斜視図
【図2】本考案の他の使用態様の斜視図
【図3】支持突起の斜視図
【図4】支持突起と係合金具の係合状態を示す要部断面
【符号の説明】
1 机 11 天板 12 引出し 14 脚体 19 キャビネット連結孔 2 キャビネット 20 足載板高さ調節孔 26 連結用貫通孔 27 足載板支持孔 3 足載板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板下面に引出しがもうけられ、左右端
    部に板状の脚体が配設された机と、机の引出し下方に収
    納可能で、下面にキャスターを有し、移動可能としたキ
    ャビネットと、キャビネットと脚体にて支持される足載
    板よりなり、左右の脚体内面の前端部にキャビネット連
    結孔が形成され、キャビネット連結孔の後方に前後2列
    で上下方向に所定のピッチを有する複数個の足載板高さ
    調節孔が形成され、机の天板下方後端部にキャビネット
    当たりが形成される一方、キャビネットの左右側板に、
    キャビネット後部が前記キャビネット当たりに当接した
    時、前記キャビネット連結孔に一致する連結用貫通孔
    と、前記足載板高さ調節孔に対応する足載板支持孔が形
    成されている事を特徴とする学習机。
JP1993030486U 1993-05-13 1993-05-13 学習机 Expired - Lifetime JP2594626Y2 (ja)

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JP1993030486U JP2594626Y2 (ja) 1993-05-13 1993-05-13 学習机

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JP1993030486U JP2594626Y2 (ja) 1993-05-13 1993-05-13 学習机

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0682936U JPH0682936U (ja) 1994-11-29
JP2594626Y2 true JP2594626Y2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=12305171

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520908U (ja) * 1978-06-28 1980-02-09
JPS6295627U (ja) * 1985-12-06 1987-06-18
JPH01195806A (ja) * 1988-01-31 1989-08-07 Kokuyo Co Ltd 机のフットボード装置
JPH0449942Y2 (ja) * 1988-03-02 1992-11-25
JPH0734597Y2 (ja) * 1990-07-25 1995-08-09 株式会社イトーキクレビオ ステップボード等の固定装置

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