JPH07134927A - スイッチ装置 - Google Patents
スイッチ装置Info
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- JPH07134927A JPH07134927A JP5278386A JP27838693A JPH07134927A JP H07134927 A JPH07134927 A JP H07134927A JP 5278386 A JP5278386 A JP 5278386A JP 27838693 A JP27838693 A JP 27838693A JP H07134927 A JPH07134927 A JP H07134927A
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- H01H13/02—Details
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- H01H5/04—Energy stored by deformation of elastic members
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- Push-Button Switches (AREA)
- Slide Switches (AREA)
Abstract
いように配慮しつつ、スライド部材以外の部材を当接さ
せて速動機構の自走を停止させることにより、押し込み
操作する速さが速くても負荷寿命に悪影響を及ぼさず、
かつ同一の接点構造で長短各種のストロークバラエティ
に対応できるスイッチ装置を提供する。 【構成】 板ばね6に、コモン端子3の第1の係止用突
起3aを貫通させて一端面6dが該係止用突起3aに当
接可能な係止用切欠を開設し、可動接点4aが固定接点
2aに接触した直後に該係止用切欠の端面6dが第1の
係止用突起3aに当接して該板ばね6が位置規制される
ように構成した。
Description
プッシュ電源スイッチなどとして用いられ、スライド部
材を押し込むと板ばねが屈伸しながら導体板を駆動して
オン・オフの接点切換えが行われる速動式のスイッチ装
置に関する。
ュ対応で長手寸法が抑えられるプッシュスイッチとして
知られているが、このうち、スライド部材の操作力を軽
くして操作性を高めたものに、例えば本出願人が実公平
4−55388号として提案した考案がある。
図8を参照しつつ説明する。
置は、ケース1と、上端部に固定接点2aを設けてケー
ス1に植設された固定端子2と、第1の係止用突起3a
および第2の係止用突起3bを有してケース1に植設さ
れ、当業者間で中央端子とも称されるコモン端子3と、
一端部に固定接点2aに接離させるための可動接点4a
を設けて中央部に開口部4bが開設されている導体板4
と、一端部が上記開口部4bの可動接点4a側の開口縁
に係止され他端部がコモン端子3の第1の係止用突起3
aに係止されて導体板4を支持する支持板5と、図5に
示す如き外観を呈して角部6aおよびスリット状の切欠
6bを有し、支持板5の上記他端部を跨いだ状態で上記
開口部4bの反可動接点4a側の開口縁とコモン端子3
の第2の係止用突起3bとの間に屈設された板ばね6
と、この板ばね6の角部6aを押圧するためのカム部7
a,7bを有し、ケース1の上端面に沿って図4の左右
方向に往復移動するスライド部材7と、このスライド部
材7を常時付勢する自動復帰用の圧縮ばね8と、スライ
ド部材7をスライド自在に保持する枠体9とから主に構
成されている。
三者はユニット化された速動機構を構成しており、支持
板5および板ばね6を介してコモン端子3の両係止用突
起3a,3bに可動に支持されている導体板4が、これ
ら支持板5および板ばね6により駆動されるとともに、
この導体板4の可動接点4aとコモン端子3との導通が
保たれるようになっている。また、コモン端子3の第1
の係止用突起3aと交差する板ばね6は、その切欠6b
内に該係止用突起3aを余裕をもって貫通させているの
で、板ばね6の動作が該係止用突起3aに規制されるこ
とはない。そして、スライド部材7を往復移動させると
カム部7aもしくは7bが板ばね6を押圧してこれを圧
縮させ、所定量圧縮された該板ばね6が伸長時に自走す
るので、このとき速動機構全体が自走するようになって
いる。なお、図4中の符号10は両端をそれぞれケース
1とスライド部材7とに係合させて該スライド部材7の
ロックおよびアンロックを行うタンピン、11はタンピ
ン押えを示している。
ス1の外方へ突出しているスライド部材7の操作部7c
を同図右方向へ押し込んでいくと、まずカム部7aが板
ばね6の角部6aを押圧して図6の状態となり、次いで
圧縮された該板ばね6が反転ポイントに達して伸長する
ので速動機構が自走し、自走開始後すぐに可動接点4a
が固定接点2aに当接してスイッチオン状態に切換えら
れ、その直後に図7に示すように、板ばね6の角部6a
がカム部7bに当接して速動機構の自走動作が停止され
る。なお、こうして往動させたスライド部材7の操作部
7cをさらに若干量押し込むと、カム部7bが板ばね6
の角部6aから離間して、導体板4が可動接点4aと固
定接点2aとの当接点Pを中心に図7の時計回り方向へ
回転するので、図8に示すように導体板4の後端部がコ
モン端子3の段部3cに当接し、該導体板4はロック状
態となる。このとき、スライド部材7もタンピン10の
作用でロック状態となる。
ックされたスライド部材7の操作部7cを、遊びストロ
ークを利用してさらに若干量押し込むと、該スライド部
材7は、タンピン10の作用でロック状態が解除される
ため圧縮ばね8の弾発力により押し込み方向とは逆向き
に移動していく。そして、この復動時にカム部7bが板
ばね6の角部6aを図8の左方向へ押圧するので、該板
ばね6の変位に伴って導体板4が図4に示す初期位置ま
で復帰し、この復帰過程で可動接点4aが固定接点2a
から離間してスイッチオフ状態となる。
来の速動式スイッチ装置では、スライド部材7の操作部
7cに対し強い押し込み操作力が加えられて、該スライ
ド部材7の移動速度が板ばね6の角部6aの自走速度
(約1m/秒)よりも大きいときに、角部6aがカム部
7bに追い付かず速動機構の自走動作をスライド部材7
で停止させることができなくなるので、つまり図7で示
したように角部6aをカム部7bに当接させることがで
きなくなるので、導体板4の後端部がコモン端子3の段
部3cに当接した時点(図8参照)で初めて速動機構の
自走が停止されることになる。
点構造を採用しつつスライド部材7のフルストロークを
長く設定したときには、カム部7bの位置が角部6aか
ら離れ過ぎてしまうため、スライド部材7をゆっくり押
し込んでも自走した板ばね6を該カム部7bで停止させ
ることができず、やはり導体板4の後端部をコモン端子
3の段部3cに衝止させることによって速動機構の自走
動作を停止させざるを得なくなる。
せる場合と異なり、導体板4の反可動接点4a側の端部
をコモン端子3の段部3cに衝止させて速動機構の自走
動作を停止させる場合には、接触状態にある両接点2
a,4a間や他の導電接触部間を引き離す比較的大きな
バウンスが発生して焼損等を招来するので、負荷寿命に
重大な悪影響が及んでしまう。つまり、従来構造は、ス
ライド部材7を常に慎重に操作していないと負荷寿命が
短縮しやすく、また、負荷寿命を考慮すると同一の接点
構造でフルストロークを長くすることも困難であるとい
う問題点を抱えていた。
てなされたもので、その目的は、押し込み操作する速さ
が速くても負荷寿命に悪影響を及ぼさず、かつ同一の接
点構造で長短各種のストロークバラエティに対応でき
る、速動式のスイッチ装置を提供することにある。
定接点を設けた固定端子と、開口部を有して一端部に上
記固定接点に接離させるための可動接点を設けた導体板
と、第1の係止用突起および第2の係止用突起を有し、
これら両突起で上記導体板を可動に支持して上記可動接
点との導通を保つコモン端子と、一端部が上記開口部の
上記可動接点側の開口縁に係止され他端部が上記コモン
端子の第1の係止用突起に係止されて上記導体板を支持
する支持板と、この支持板の上記他端部を跨いだ状態で
上記開口部の反可動接点側の開口縁と上記コモン端子の
第2の係止用突起との間に屈設され、上記支持板と協働
して上記導体板を駆動する板ばねと、この板ばねの一部
を押圧するためのカム部を有し、往復動作に伴い該カム
部を介して該板ばねを圧縮させるスライド部材とを備
え、所定量圧縮された上記板ばねが伸長時に自走する速
動式のスイッチ装置において、上記板ばねに、上記コモ
ン端子の第1の係止用突起を貫通させて一端面が該係止
用突起に当接可能な係止用切欠を開設し、上記可動接点
が上記固定接点に接触した直後に該係止用切欠の上記端
面が上記第1の係止用突起に当接して該板ばねが位置規
制されるように構成することによって達成される。
した直後に、板ばねの係止用切欠を貫通するコモン端子
の第1の係止用突起に該切欠の一端面が当接するように
構成しておけば、この当接で速動機構の自走動作を停止
させることができるとともに、この当接時に速動機構が
受ける衝撃を、該板ばねをコモン端子の第2の係止用突
起に向けて押し付ける外力とすることができ、よって接
点間や他の導電接触部間を引き離す不所望なバウンスの
発生を抑えることができる。そして、このようにスライ
ド部材のカム部の代わりにコモン端子の第1の係止用突
起を利用して速動機構の自走動作を停止させるようにし
てあると、スライド部材の移動速度が速動機構の自走速
度より速い場合にも、またスライド部材のフルストロー
クを長く設定した場合にも、負荷寿命への悪影響が少な
い状態で該速動機構の自走動作を確実に停止させること
ができる。
する。
置の要部断面図、図2は同実施例で使用した板ばねの斜
視図であり、従来例の説明に用いた図4ないし図9と対
応する部分には同一符号が付してある。
1と、上端部に固定接点2aを設けてケース1に植設さ
れた固定端子2と、第1の係止用突起3aおよび第2の
係止用突起3bを有してケース1に植設されたコモン端
子3と、一端部に固定接点2aに接離させるための可動
接点4aを設けて中央部に開口部4bが開設されている
導体板4と、一端部が上記開口部4bの可動接点4a側
の開口縁に係止され他端部がコモン端子3の第1の係止
用突起3aに係止されて導体板4を支持する支持板5
と、図2に示す如き外観を呈して角部6aおよびスリッ
ト状の係止用切欠6cを有し、支持板5の上記他端部を
跨いだ状態で上記開口部4bの反可動接点4a側の開口
縁とコモン端子3の第2の係止用突起3bとの間に屈設
された板ばね6と、この板ばね6の角部6aを押圧する
ためのカム部7a,7bを有し、ケース1の上端面に沿
って図1の左右方向に往復移動するスライド部材7と、
このスライド部材7を常時付勢する自動復帰用の図示せ
ぬ圧縮ばねと、スライド部材7をスライド自在に保持す
る枠体9とから主に構成されている。ここで、導体板4
と支持板5と板ばね6の三者はユニット化された速動機
構を構成しており、支持板5および板ばね6を介してコ
モン端子3の両係止用突起3a,3bに可動に支持され
ている導体板4が、これら支持板5および板ばね6によ
り駆動されるとともに、この導体板4の可動接点4aと
コモン端子3との導通が保たれるようになっている。そ
して、スライド部材7を往復移動させるとカム部7aも
しくは7bが板ばね6を押圧してこれを圧縮させ、所定
量圧縮された該板ばね6が伸長時に自走するので、この
とき速動機構全体が自走するようになっている。
aと交差する板ばね6は、その係止用切欠6c内に該係
止用突起3aを貫通させているが、該切欠6cはその一
端面6dを角部6a近傍の所定位置に形成しており、具
体的には、板ばね6が変位して可動接点4aが固定接点
2aに接触した直後に該端面6dが第1の係止用突起3
aに当接するように設定されている。そのため、スイッ
チオフ状態でスライド部材7に押し込まれて反転ポイン
トまで圧縮された板ばね6が伸長して速動機構が自走す
ると、スイッチオン状態に切換えられた直後に板ばね6
が第1の係止用突起3aに当接して係止され、これによ
り速動機構の自走動作が停止されるようになっている。
スライド部材7の図示せぬ操作部を押し込んでいくと、
まずカム部7aが板ばね6の角部6aを押圧し、次いで
圧縮された該板ばね6が反転ポイントに達して伸長する
ので速動機構が自走し、自走開始後すぐに可動接点4a
が固定接点2aに当接してスイッチオン状態に切換えら
れ、その直後に図1に示すように、板ばね6の係止用切
欠6cの端面6dがコモン端子3の第1の係止用突起3
aに当接して係止されるので、速動機構の自走動作は停
止されて導体板4はロック状態となり、このときスライ
ド部材7も図示せぬタンピンの作用でロック状態とな
る。
ックされたスライド部材7の操作部を、遊びストローク
を利用してさらに若干量押し込むと、該スライド部材7
は上記タンピンの作用でアンロックされるため上記圧縮
ばねの弾発力により押し込み方向とは逆向きに移動して
いき、この復動時にカム部7bが板ばね6の角部6aを
図示左方向へ押圧するので、該板ばね6の変位に伴って
導体板4が初期位置まで復帰し、この復帰過程で可動接
点4aが固定接点2aから離間してスイッチオフ状態と
なる。
してスイッチオンした直後に、板ばね6の係止用切欠6
cの一端面6dをコモン端子3の第1の係止用突起3a
に当接させて自走動作を停止させるようになっているの
で、この当接時に速動機構が受ける衝撃は、板ばね6を
コモン端子3の第2の係止用突起3bに向けて押し付け
る外力であり、よって接点2a,4a間や他の導電接触
部間を引き離す大きなバウンスが発生する危険性が少な
くなる。そして、このように往動時に板ばね6をコモン
端子3の第1の係止用突起3aに衝止させて速動機構の
自走動作が停止するようにしてあると、スライド部材7
の移動速度が速動機構の自走速度より遅い場合はもちろ
ん、強く押し込み操作されてスライド部材7の移動速度
が速動機構の自走速度より速い場合にも、負荷寿命への
悪影響が少ない状態で該速動機構の自走動作を確実に停
止させることができるので、負荷寿命の安定化や長寿命
化が実現できて品質の向上が図れる。
装置の要部断面図であり、図1と対応する部分には同一
符号が付してある。
同様の接点構造を採用しつつスライド部材7のフルスト
ロークを長く設定した場合の例であり、該スライド部材
7のカム部7aとカム部7bの間隔が広くなっている
が、往動時に自走する板ばね6の端面6dをコモン端子
3の第1の係止用突起3aに衝止させる点は前記実施例
と同じであり、よって速動機構の自走動作は負荷寿命へ
の悪影響が少ない状態で確実に停止させることができ
る。つまり、この実施例や前記実施例で採用した接点構
造は、負荷寿命を考慮することなく長短各種のストロー
クバラエティに対応させることができるという利点があ
る。
式のスイッチ装置は、速動機構が自走してスイッチオン
した直後にコモン端子の第1の係止用突起に板ばねの係
止用切欠の一端面が当接して自走動作を停止させるよう
になっているので、この当接時に接点間や他の導電接触
部間を引き離す大きなバウンスが発生しにくく、また、
従来のように板ばねの自走をスライド部材で位置規制し
て停止させるわけではないので、スライド部材を押し込
み操作する速さが速くても負荷寿命に悪影響を及ぼさ
ず、しかも同一の接点構造で長短各種のストロークバラ
エティに対応できるという優れた効果を奏する。
面図である。
断面図である。
である。
す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
走する直前の様子を示す要部断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定接点を設けた固定端子と、開口部を
有して一端部に上記固定接点に接離させるための可動接
点を設けた導体板と、第1の係止用突起および第2の係
止用突起を有し、これら両突起で上記導体板を可動に支
持して上記可動接点との導通を保つコモン端子と、一端
部が上記開口部の上記可動接点側の開口縁に係止され他
端部が上記コモン端子の第1の係止用突起に係止されて
上記導体板を支持する支持板と、この支持板の上記他端
部を跨いだ状態で上記開口部の反可動接点側の開口縁と
上記コモン端子の第2の係止用突起との間に屈設され、
上記支持板と協働して上記導体板を駆動する板ばねと、
この板ばねの一部を押圧するためのカム部を有し、往復
動作に伴い該カム部を介して該板ばねを圧縮させるスラ
イド部材とを備え、所定量圧縮された上記板ばねが伸長
時に自走する速動式のスイッチ装置において、上記板ば
ねに、上記コモン端子の第1の係止用突起を貫通させて
一端面が該係止用突起に当接可能な係止用切欠を開設
し、上記可動接点が上記固定接点に接触した直後に該係
止用切欠の上記端面が上記第1の係止用突起に当接して
該板ばねが位置規制されるように構成したことを特徴と
するスイッチ装置。
Priority Applications (6)
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