JP2595778Y2 - プランジャスイッチ - Google Patents

プランジャスイッチ

Info

Publication number
JP2595778Y2
JP2595778Y2 JP1991011946U JP1194691U JP2595778Y2 JP 2595778 Y2 JP2595778 Y2 JP 2595778Y2 JP 1991011946 U JP1991011946 U JP 1991011946U JP 1194691 U JP1194691 U JP 1194691U JP 2595778 Y2 JP2595778 Y2 JP 2595778Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
contact
mover
movable
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991011946U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04102131U (ja
Inventor
一弘 安藤
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナイルス部品株式会社 filed Critical ナイルス部品株式会社
Priority to JP1991011946U priority Critical patent/JP2595778Y2/ja
Publication of JPH04102131U publication Critical patent/JPH04102131U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2595778Y2 publication Critical patent/JP2595778Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Contacts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一対の可動接片を可動
子で接離するプランジャスイッチの改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、プランジャスイッチとしては例え
ば、実開昭57−67340号公報に係る技術などが、
一般的に用いられている。これは、一対の接触片間にス
イッチ開閉操作杆を挿入し、該接触片の離脱を図ること
により、スイッチ作動をするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、双方の接触片がスイッチの開閉用
操作杆によって同時に弾性変形するものであり、接点の
ワイピング作用が行われないという問題があり、更に、
従来の技術においては、スイッチストロークを変更する
ことができないものであり、スイッチストロークを希望
の長さに設定できないという問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題に鑑
み考案したものであり、往復移動するプランジャと共に
移動する可動子を設け、かつ相互に弾性接触しかつ端子
部材に一体に形成した少なくとも一対の可動接片を、上
記可動子により接離すべく上記可動子の移動方向に対向
配備したプランジャスイッチにおいて、上記可動子は上
記各可動接片にそれぞれ当接する一対の当接部を有し、
上記一方の当接部は、他方の当接部より当接高さを高く
設定してなり上記プランジャはその両則面にラチェット
を形成し、該ラチェットに弾性係合するバネを有した
ランジャスイッチを構成し、上記課題を解決する。
【0005】
【実施例】本考案に係る好適な一実施例を、添付図面に
基づき詳述する。1はケース、2は基盤、3は第1の端
子、4は第2の端子である。各端子3、4は基盤2の側
壁に形成した溝2aに挿入配置されている。第1の端子
3は一方が弾性を有するように薄肉に形成され、二股状
の可動接片3aと、その中央に配列した板バネ片3cと
で構成している。各可動接片3aには可動接点3bを固
着している。第2の端子4は、上記第1の端子3と同様
に形成され、2つの可動接片4aと可動接点4b及び板
バネ片4cを備えている。各可動接点3bと4bは対向
し、通常状態において接触するように、各可動接片3
a,4aによって付勢されている。基盤2は、側壁に形
成した係合突起2bと、ケース1に形成した係合穴1a
の嵌合により、該ケース1に固着されている。
【0006】5はプランジャであり、円柱状の棒状体5
aの両側面に、該棒状体5aと同方向に延出する突条5
bを形成している。各突条5bには、ほぼ波形、または
山形の断面形状のラチェット5cを刻設している。そし
て、該ラチェット5cには弾性係合するバネ7を有して
いる。プランジャ5は、ケース1に形成した軸支穴1b
内に進退自在に軸支され、外方端には頭部5dを備えて
いる。
【0007】6は可動子であり、ケース1内においてプ
ランジャ5が進退自在に挿通する貫通穴6gを形成して
いる。可動子6において、貫通穴6gと直角方向には一
方向に貫通した一対のスリット6a,6aを形成してあ
り、金属製の弾性材料でほぼΩ形状のバネ7を挿装して
いる。而して、可動子6の貫通穴6gにプランジャ5を
挿入することにより、図2で示すようにラチェット5c
とバネ7が弾性係合している。可動子6はその外側面に
形成したガイド突起6bがケース1の内壁面に支持され
ることにより、該ケース1に往復移動自在に支持されて
いる。尚、可動子6の移動量は、基盤2の側面に形成し
た2つの規制片2cによって規制されている。
【0008】プランジャ5は基盤2と可動子6間に介在
した圧縮バネ8で、ケース1外方に付勢されている。各
可動接片3aと4a、可動接点3bと4b及び各板バネ
片3cと4cは可動子6の移動方向、即ち同心方向に対
向配置している。各板バネ片3c,4cを離開作動する
可動子6は図2で示すように、第2当接部6dの当接高
さ寸法H1が、第1当接部6cの当接高さ寸法H2より
も若干高く設定している。すなわち、H1>H2の関係
が成立する。而して、可動子6が各板バネ片3c,4c
方向に移動した場合、第2当接部6dの先端6fが第2
板バネ片4cを若干押し開いた後に、第1当接部6cの
先端6eが第1板バネ片3cを押し開くことになり、各
可動接点3bと4b間がワイピングされる。また、可動
子6が逆方向に移動する場合にも同様にワイピングされ
る。従って、このワイピング作用により、各可動接点3
bと4b間にアーク発生時の酸化皮膜や塵埃などを除去
し、接触不良が防止される。
【0009】このように組立てられたプランジャスイッ
チは、図1及び図2で示すように、パネル9の取付穴に
挿入しほぼ半回転させることにより、ケース1に形成し
た突部1cと弾性を有する腕部1dで該パネル9を挟持
してワンタッチで取付けられる。例えば、プランジャス
イッチは自動車のブレーキペダル近傍に装着され、ブレ
ーキランプスイッチとして利用される。
【0010】次に、上記構成のプランジャスイッチの作
動を説明する。先ず、プランジャ5の位置設定について
説明する。プランジャ5を図1における点線で示す最大
突出位置まで引き出す。可動子6は圧縮バネ8によって
ケース1の内壁に押圧されている。この時のプランジャ
5の引き出し力によって、バネ7はラチェット5cとの
係合が切り換わり、該プランジャ5が引き出される。次
に、自動車のブレーキペダル(図示せず)を最大限踏み
込み、プランジャ5の頭部5dを該ブレーキペダルの復
帰方向に向けて、当該プランジャスイッチをパネル9に
装着する。その後、ブレーキペダルの踏み込みを解除す
ると、プランジャ5の頭部5dが図1で示す矢印P方向
に押圧され、該プランジャ5がケース1内に押し込まれ
る。すると、可動子6は移動し基盤2の規制片2cに当
接するが、更にプランジャ5が押し込まれることによ
り、この押圧力によって、バネ7は一連のラチェット5
cとの係合が切り換わる。この時点において、プランジ
ャ5の位置設定が完了する。
【0011】次に、スイッチの作動を説明する。ブレー
キペダルを踏み込まない通常状態において、プランジャ
5は図1で示す矢印Pの方向に押圧されており、圧縮バ
ネ8の付勢力に抗して可動子6を基盤2側に移動させて
いる。この状態において、可動子6はその両側壁に形成
された各当接部6c,6dの先端6e,6fによって、
各板バネ片3c,4cを外方に拡開している。これに伴
い、各可動接片3a,4aは外方に拡開し、可動接点3
bと4b間を離開させ、電気的に不導通状態にしてい
る。尚、ラチェット5cとバネ7が係合する保持力は、
圧縮バネ8の付勢力より大きく、而して、係合が外れる
ことはない。
【0012】その後、ブレーキペダルを踏み込むと、プ
ランジャ5の頭部5dに対する押圧が解除されるので、
圧縮バネ8は可動子6を付勢することにより、プランジ
ャ5を頭部5d方向に移動させる。この時、板バネ3
c,4cが可動子6の当接部6c,6dから外れて、自
己の弾性力で図1で示す位置に自動復帰する。而して、
可動接片3a,4aはこれに応動して、可動接点3bと
4b間を接触させ、電気的に導通状態にする。
【0013】更にその後、ブレーキペダルの踏み込みを
解除すると、プランジャ5は頭部5dを再び押圧され、
圧縮バネ8の付勢力に抗してケース1内に押し込まれ
る。而して、板バネ片3c,4cが拡開されることによ
り、可動接片3a,4aは可動接点3bと4b間を離開
させ、電気的に不導通にする。
【0014】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の構成によれ
ば、往復移動するプランジャと共に移動する可動子を設
け、かつ相互に弾性接触しかつ端子部材に一体に形成し
た少なくとも一対の可動接片を、上記可動子により接離
すべく上記可動子の移動方向に対向配備したプランジャ
スイッチにおいて、上記可動子は上記各可動接片にそれ
ぞれ当接する一対の当接部を有し、上記一方の当接部
は、他方の当接部より当接高さを高く設定してなり上記
プランジャはその両側面にラチェットを形成し、該ラチ
ェットに弾性係合するバネを有したプランジャスイッチ
を構成し、一方の可動接片が他方の可動接片よりも先に
弾性変形することにより、接点のワイピング作用が行わ
れるので、接触不良を防止できる。また プランジャを
移動自在に調整でき、可動子の位置を任意に設定できる
ので、希望のスイッチストロークに適合したスイッチを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例の組立状態を示す断面図
である。
【図2】図1における矢視A−A線方向の断面図であ
る。
【符号の説明】
3,4 端子 3a,4a 可動接片 3b,4b 可動接点 3c,4c 板バネ片5 プランジャ 5c ラチェット 6 可動子 6c 第1当接部 6d 第2当接部7 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/00 - 13/76 H01H 1/18

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復移動するプランジャと共に移動する
    可動子を設け、かつ相互に弾性接触しかつ端子部材に一
    体に形成した少なくとも一対の可動接片を、上記可動子
    により接離すべく上記可動子の移動方向に対向配備した
    プランジャスイッチにおいて、 上記可動子は上記各可動接片にそれぞれ当接する一対の
    当接部を有し、上記一方の当接部は、他方の当接部より
    当接高さを高く設定してなり上記プランジャはその両側
    面にラチェットを形成し、該ラチェットに弾性係合する
    バネを有したことを特徴とするプランジャスイッチ。
JP1991011946U 1991-02-13 1991-02-13 プランジャスイッチ Expired - Lifetime JP2595778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991011946U JP2595778Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 プランジャスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991011946U JP2595778Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 プランジャスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04102131U JPH04102131U (ja) 1992-09-03
JP2595778Y2 true JP2595778Y2 (ja) 1999-06-02

Family

ID=31745569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991011946U Expired - Lifetime JP2595778Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 プランジャスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2595778Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639069U (ja) * 1986-07-07 1988-01-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04102131U (ja) 1992-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5512717A (en) Plunger switch
JP2595778Y2 (ja) プランジャスイッチ
JPH0526652Y2 (ja)
US20050023117A1 (en) Stoplight switch and mounting method
JP2730103B2 (ja) 押ボタンスイッチ装置
JP2004342437A (ja) 車両用プッシュスイッチ
JPS5923117U (ja) 押ボタンスイツチ
JPH0741904U (ja) プッシュ・プッシュスイッチのロック構造
JP3104950B2 (ja) スイッチ装置
JPH04154014A (ja) プランジャスイッチ
JPH0542579Y2 (ja)
JP3313525B2 (ja) スイッチの節度機構
JPH08167344A (ja) マイクロスイッチ
JP2590789Y2 (ja) 押釦スイッチの構造
JP2846526B2 (ja) 押釦スイッチ
JPH0793074B2 (ja) スイツチ
JPS5928588Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPH0441540Y2 (ja)
JPS5936806Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPS605472Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPS634350Y2 (ja)
JPH0753230Y2 (ja) スイッチ装置
JPH0337722U (ja)
JPH0411314Y2 (ja)
JPH0311774Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990209