JPH07134854A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JPH07134854A
JPH07134854A JP5280941A JP28094193A JPH07134854A JP H07134854 A JPH07134854 A JP H07134854A JP 5280941 A JP5280941 A JP 5280941A JP 28094193 A JP28094193 A JP 28094193A JP H07134854 A JPH07134854 A JP H07134854A
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Japan
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cartridge
magazine
accessor
recording medium
magnetic tape
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Katsumi Inasawa
克美 稲澤
Kengo Yamakawa
謙吾 山川
Hiroyuki Sugihara
裕之 杉原
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
    • G11B15/682Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks
    • G11B15/6835Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks the cassettes being transferred to a fixed recorder or player using a moving carriage

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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はカートリッジの自動装填機構を有する
磁気テープ装置に関し、割込処理等の特殊処理を容易に
行うことができるマガジン方式の磁気テープ装置の提供
を目的とする。 【構成】カートリッジの自動装填機構2と、記録/再生
ユニット4と、複数のカートリッジが収納されるマガジ
ン6と、カートリッジを搬送するアクセッサ8と、マガ
ジン6に収納されたカートリッジ以外のカートリッジに
適合する投入/排出部10と、投入されたカートリッジ
を正規の位置に位置決めする位置決め手段12とから構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジ式記録媒
体の自動装填機構を有する磁気テープ装置に関する。
【0003】近年、コンピュータ性能の向上に伴い、記
憶容量の向上が要望されている。例えば、磁気テープ装
置や光ディスク装置等の記録再生装置において、磁気テ
ープカートリッジや光ディスクカートリッジ等の可換媒
体の特徴を生かし、複数個の可換媒体を連続的に処理す
る装置の要望が強い。これは、単に記憶処理容量の向上
のみならず、オペレータの介入を低減でき、運用コスト
の削減にも寄与するからである。
【0004】
【従来の技術】カートリッジ式記録媒体(以下、単に
「カートリッジ」と言うことがある。)の自動装填機構
としては、投入されたカートリッジをスタッカ内に積み
上げてその最下段のカートリッジを記録/再生部にロー
ドするようにしたスタッカ方式が採用されるものと、複
数のカートリッジが収納される運搬可能なマガジンを用
いたものとがある。
【0005】マガジンが採用される自動装填機構を有す
る磁気テープ装置としては、カートリッジに対してデー
タの記録及び再生を行う記録/再生ユニットと、カート
リッジが収納される複数の棚を有するマガジンと、記録
/再生ユニット及びマガジン間でマガジンの棚の配列方
向に移動して記録/再生ユニットとマガジンの間でカー
トリッジを搬送するアクセッサとを備えたものが公知で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】マガジンが採用される
自動装填機構にあっては、マガジン単位による処理が可
能であるため、カートリッジ交換作業の低減が可能であ
り、カートリッジ管理が容易であるという利点の他、オ
ペレータの介入なしに同一カートリッジを何回も処理可
能である等の利点を有している反面、スタッカが採用さ
れる場合のように積んであるカートリッジの途中を入れ
換えて割込処理を行うことができないという欠点を有し
ている。
【0007】よって、本発明の目的は、マガジンが採用
される自動装填機構を有する磁気テープ装置において、
割込処理等の特殊処理を容易に行うことができるように
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、カート
リッジ式記録媒体の自動装填機構を有する磁気テープ装
置であって、上記自動装填機構の背面側に設けられ、カ
ートリッジ式記録媒体に対してデータの記録及び再生を
行う記録/再生ユニットと、上記自動装填機構内の前面
側に着脱可能に設けられ、カートリッジ式記録媒体が収
納される複数の棚を有するマガジンと、上記記録/再生
ユニットと上記マガジンの間で上記棚の配列方向に移動
して、上記記録/再生ユニットと上記マガジンの間でカ
ートリッジ式記録媒体を搬送するアクセッサと、上記自
動装填機構の前面側に設けられ、上記マガジンに収納さ
れたカートリッジ式記録媒体以外のカートリッジ式記録
媒体に適合する投入/排出部と、該投入/排出部に投入
されたカートリッジ式記録媒体を上記アクセッサが受け
取ることができる第1の位置に位置決めし、上記アクセ
ッサが該投入/排出部に返却したカートリッジ式記録媒
体をオペレータが取り出すことができる第2の位置に位
置決めする位置決め手段とを備え、上記アクセッサは、
さらに、上記投入/排出部と上記記録/再生ユニットの
間でカートリッジ式記録媒体を搬送する磁気テープ装置
が提供される。
【0009】望ましくは、アクセッサは、さらに、投入
/排出部とマガジンの間でカートリッジを搬送する。
【0010】
【作用】本発明の磁気テープ装置にあっては、マガジン
に収納されたカートリッジ以外のカートリッジに適合す
る投入/排出部と、この投入/排出部に投入されたカー
トリッジをアクセッサが受け取ることができる第1の位
置に位置決めし、アクセッサが投入/排出部に返却した
カートリッジをオペレータが取り出すことができる第2
の位置に位置決めする位置決め手段とを設け、アクセッ
サが投入/排出部と記録/再生ユニットとの間でもカー
トリッジを搬送するようにしているので、マガジンがセ
ットされている状態であってもカートリッジの割込処理
を容易に行うことができるようになる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に沿って詳細に説
明する。図1は本発明の磁気テープ装置の基本構成を示
す図である。この磁気テープ装置はカートリッジの自動
装填機構2を有している。自動装填機構2の背面側に
は、カートリッジに対してデータの記録及び再生を行う
記録/再生ユニット4が設けられる。
【0012】自動装填機構2内の前面側には、マガジン
6が着脱可能に設けられる。マガジン6はカートリッジ
が収納される複数の棚を有している。アクセッサ8は、
記録/再生ユニット4とマガジン6の間でマガジン6の
棚の配列方向に移動して、記録/再生ユニット4とマガ
ジン6の間でカートリッジを搬送する。
【0013】自動装填機構2の前面側には、マガジン6
に収納されたカートリッジ以外のカートリッジに適合す
る投入/排出部10が設けられる。位置決め手段12
は、投入/排出部10に投入されたカートリッジをアク
セッサ8が受け取ることができる第1の位置、即ち自動
装填機構2内の奥側の位置に位置決めし、アクセッサ8
が投入/排出部に返却したカートリッジをオペレータが
取り出すことができる第2の位置、即ち自動装填機構2
における手前側の位置に位置決めする。
【0014】そして、アクセッサ8は、さらに、投入/
排出部10と記録/再生ユニット4の間でカートリッジ
を搬送する。この構成によると、マガジン6を採用して
いるにもかかわらず、スタッカを採用した場合と同様に
特殊処理を行うことができるようになる。特殊処理の具
体例としては次のようなものがある。
【0015】(1)割込処理;カートリッジが収納され
たマガジン6をセットした状態で、マガジン6に収納さ
れたカートリッジ以外のカートリッジを投入/排出部1
0から記録/再生ユニット4に導き入れて、当該カート
リッジに対して記録処理又は再生処理を行うものであ
る。
【0016】(2)単一媒体処理;マガジン6をセット
しない状態で、所望のカートリッジのみを投入/排出部
10から記録/再生ユニット4に導き入れて、当該カー
トリッジに対する記録処理又は再生処理を行うものであ
る。
【0017】(3)媒体の取出処理;これは所謂DDR
(Dynamic Device Reconfigration)処理と称されるもの
で、記録/再生ユニット4で処理中に何らかのエラーが
発生した場合に、別の磁気テープ装置が有する記録/再
生ユニットに当該カセットをセットし直して再処理する
ものである。この場合、マガジンが採用される従来の磁
気テープ装置にあっては、マガジンを取り外してその中
からエラーの発生したカートリッジを取り出す必要があ
ったが、図1の構成が採用される場合、エラーの発生し
たカートリッジを記録/再生ユニット4からアクセッサ
8により直接投入/排出部10に導き出すことができ
る。
【0018】以上の各処理を実施する場合には、アクセ
ッサ8が、マガジン6と記録/再生ユニット4との間
で、及び、投入/排出部10と記録/再生ユニット4と
の間でカートリッジを搬送すれば足りる。ただし、実用
的には、投入/排出部10に投入されたカートリッジを
直接マガジン6の棚に収納し、或いは、マガジン6に収
納されたカートリッジのいずれかを直接投入/排出部1
0から排出する要求もあるので、アクセッサがさらに投
入/排出部10とマガジン6の間でカートリッジを搬送
することができるようにしておくことが望ましい。
【0019】尚、本願の従来技術に相当するものとし
て、特開平3−16059号公報に開示されたカートリ
ッジアクセス装置がある。この装置では、マガジンに特
殊処理口を設け、これにより特殊処理を可能にしてい
る。即ち、7巻セットすることができるマガジンのうち
1巻分を特殊処理口にし、他の6巻分で通常処理を行う
ようにしたものである。従って、特殊処理を可能にする
ために、通常処理に供されるカートリッジの数が減少す
るのである。本発明では、マガジンとは別に特殊処理口
を設けているので、上述の不都合が生じない。
【0020】図2は側面カバーを取り外した本発明の磁
気テープ装置の側面図である。自動装填装置2内の前面
側(図2における右側)には、マガジンテーブル16が
軸14を中心として回動可能に設けられている。マガジ
ンテーブル16を図2において時計回り方向に回動させ
た状態で、マガジンテーブル16にマガジン6を載せ、
マガジンテーブル16を反時計回り方向に回動させて図
2に示される状態にすることにより、マガジン6が自動
装填装置2にセットされる。
【0021】この実施例では、セットされたマガジン6
等の保護のために、自動装填装置2の前面側には扉18
が開閉可能に設けられている。扉18はマガジンテーブ
ル16と同様に軸14に対して回動可能である。
【0022】マガジン6は、カートリッジを収納可能な
複数の(この例では10個の)棚#1〜#10を有して
いる。図示された例では、#10等の棚には通常の記録
/再生用のカートリッジ20が収納され、棚#5にはク
リーニングカートリッジ22が収納されている。クリー
ニングカートリッジ22は記録/再生部4におけるヘッ
ドクリーニングのために使用されるものであり、その側
面の一部には、後述するような凹部22Aが形成されて
いる。
【0023】このようなマガジン6のセット機構を有す
る磁気テープ装置にあっては、マガジン6を自動装填機
構2にセットするときの衝撃等により、カートリッジが
マガジン6の各棚から飛び出したり抜け落ちたりするこ
とがある。そこで、この実施例では、カートリッジの飛
び出し及び抜け落ちを検出するために、自動装填機構2
の内部の上部に光学センサ24を、下部に反射鏡26を
設けている。光学センサ24は、マガジン6の長手方向
に沿って反射ミラー26に向けて光ビームを出力する手
段と、反射ミラー26で反射した光ビームを受光する手
段とを含む。
【0024】もし、マガジン6からカートリッジが飛び
出しているとすると、このカートリッジによって光ビー
ムは遮断され続けるので、この光ビームの遮断が継続さ
れている状態を光学センサ24で検出することにより、
カートリッジの飛び出しを検出することができる。
【0025】また、マガジン6からカートリッジが抜け
落ちたとすると、抜け落ちつつあるカートリッジが光ビ
ームを横切るときに、光ビームが一時的に遮断されるの
で、この一時的な光ビームの遮断を光学センサ24で検
出することにより、カートリッジの抜け落ちを検出する
ことができる。
【0026】図3は上面カバーを取り外した本発明の磁
気テープ装置の平面図である。図2及び図3により、ア
クセッサ8の構成及び動作を説明する。アクセッサ8
は、記録/再生ユニット4とマガジン6の間に位置し、
マガジン6における棚#1〜#10の配列方向、即ちこ
の実施例では図2における上下方向(垂直方向)に移動
する。
【0027】アクセッサ8はレール28により垂直方向
にスライド可能であり、アクセッサ8の垂直方向の移動
及び位置決めは駆動部30によりなされる。アクセッサ
8は、カートリッジを水平方向(図3における左右方
向)に搬送する第1及び第2のフィーダ32,34と、
第1及び第2のフィーダ32,34を開閉するキャッチ
ャ機構部36とを有している。
【0028】自動装填機構2の前面側からアクセッサ8
に向かって左側に位置する第1のフィーダ32は、2つ
の無端状ベルト32A及び32Bとこれらを駆動する手
段とからなり、右側に位置する第2のフィーダ34は、
2つの無端状ベルト34A及び34Bとこれらを駆動す
る手段とからなる。
【0029】アクセッサ8が垂直方向に移動するに際し
ては、キャッチャ機構部36によりフィーダ32B及び
34Bは開いた状態になされる。アクセッサ8が停止し
て対象となるカートリッジを水平方向に搬送するに際し
ては、キャッチャ機構部36によりフィーダ32及び3
4が閉じた状態になされ、これにより各無端状ベルトが
カートリッジの側面に当接してこれらの間に生じる摩擦
力及び無端状ベルトの駆動力によりカートリッジが水平
方向に搬送される。
【0030】アクセッサ8のマガジン6の側から見て左
手前側及び右手前側にはそれぞれカートリッジセンサ3
8及び40が設けられている。カートリッジセンサ38
は、アクセッサ8の移動に伴って、マガジン6に収納さ
れたカートリッジの有無を検出する。カートリッジセン
サ38は、また、マガジン6に収容されたカートリッジ
が通常のカートリッジであるかクリーニングカートリッ
ジであるかを判別する。
【0031】カートリッジセンサ40は、カートリッジ
がマガジン6に正規の方向で収納されているかを検出す
る。カートリッジセンサ38及び40の詳細な機能につ
いては後述する。
【0032】図4はカートリッジの斜視図である。通常
のカートリッジ20(記録及び再生に供されるカートリ
ッジ)は、四隅の1つに切欠き42を有する概略直方体
形状のカートリッジケース44と、カートリッジケース
44の内部に巻回して収容される図示しない磁気テープ
と、磁気テープの一端に取り付けられ磁気テープが巻き
取られたときに切欠き42に着座するリーダブロック4
6とからなる。カートリッジケース44の上面に付され
た矢印はこのカートリッジのマガジンへの挿入方向を示
している。
【0033】このような切欠き42が形成されているカ
ートリッジを用いると、切欠き42がマガジン6内の予
め定められた位置にあるか否かによりカートリッジの誤
挿入を検知することができる。
【0034】即ち、図3においてカートリッジセンサ4
0が例えば反射型の光学センサである場合、カートリッ
ジ20がマガジン6に正規の方向で収容されていれば、
カートリッジセンサ40は反応しないが、カートリッジ
20がマガジン6に逆方向で挿入されている場合、カー
トリッジセンサ40が反応して、誤挿入であることが検
知されるのである。
【0035】図5は通常のカートリッジ及びクリーニン
グカートリッジの斜視図である。同図において(A)は
通常のカートリッジ20の斜視図であり、これは図4に
示されたカートリッジを背面側から見た図に他ならな
い。
【0036】一方、(B)はクリーニングカートリッジ
22を(A)の通常のカートリッジ20と同じ方向から
見た斜視図であり、クリーニングカートリッジ22の挿
入方向先端側の左下部には凹部22Aが形成されてい
る。
【0037】このようにクリーニングカートリッジ22
におけるアクセッサ移動方向の予め定められた部分に凹
部を形成しておくことにより、例えば図3のカートリッ
ジセンサ38として反射型の光学センサを用いた場合
に、マガジン6に収容されたカートリッジが通常のカー
トリッジ20であるかクリーニングカートリッジ22で
あるかを判別することができる。
【0038】尚、クリーニングカートリッジ22におい
て凹部22Aをアクセッサの移動方向の全部に形成して
いないのは、図3のカートリッジセンサ38により、通
常のカートリッジ20であるかクリーニングカートリッ
ジ22であるかにかかわらずマガジン6にカートリッジ
が収容されているか否かを検知するためである。カート
リッジの有無及びカートリッジの区別のさらに詳細な検
出方法については後述する。
【0039】図6は投入/排出部10及び位置決め手段
12(図1、図2参照)の側面図である。位置決め手段
12は、投入/排出部10に投入されたカートリッジ2
0をアクセッサ8(図2参照)が受け取ることができる
位置(第1の位置)に位置決めし、また、アクセッサ8
が投入/排出部10に返却したカートリッジ20をオペ
レータが取り出すことができる位置(第2の位置)に位
置決めする。
【0040】投入/排出部10には開閉可能な扉48が
設けられている。位置決め手段12は、第1の位置にて
カートリッジ20の位置の確定を行う開閉可能なストッ
パ部50を有している。符号52はストッパ部50を駆
動するモータを表している。モータ52の回転力は、歯
車54,56及び58を介してストッパ部50に伝達さ
れる。
【0041】ストッパ部50には板バネ60が固定され
ており、この板バネ60はストッパ部50が閉じている
ときに、挿入されたカートリッジ20の上下方向の位置
の確定をなす。
【0042】位置決め手段12は、また、第1の位置に
カートリッジ20があることを検出する第1のカートリ
ッジ位置センサ62と、第2の位置にカートリッジ20
があることを検出する第2のカートリッジ位置センサ6
4とを有している。そして、ストッパ部50は、第1及
び第2のセンサ62及び64の検出出力に基づき制御さ
れる。センサ62,64は例えば反射型光学センサから
なる。
【0043】図7は図6の扉48の正面図、図8は図7
におけるA−A断面及びB−B断面を示す図である。扉
48は、装置フレーム65に固定されたシャフト66に
対して回動可能に設けられており、シャフト66の周囲
には、その両端がフレーム65と扉48とに固定される
コイルバネ68及び70が設けられている。コイルバネ
68及び70は、扉48が中立位置(図8に図示された
閉じた状態)に維持されるように扉48を付勢してい
る。つまり、扉48は、カートリッジ20の挿入或いは
取り出し動作においてカートリッジ20等から与えられ
る外力等により装置内部に向けて或いは装置外部に向け
て容易に開くことができるが、その外力がなくなると、
コイルバネ68及び70の付勢力によって扉48は中立
位置である閉じた状態に戻るのである。
【0044】図9及び図10によりそれぞれカートリッ
ジ投入時及びカートリッジ排出時の動作を説明する。マ
ガジン6(図1、図2参照)に収納されたカートリッジ
以外のカートリッジを早急に処理したい要求がある場合
には、まず、図9の(A)に示されるように、オペレー
タがそのカートリッジ20で扉48を押し開ける。この
とき、第2のカートリッジ位置センサ64が投入/排出
部10にカートリッジ20が入ってきたことを検出し、
図示しないコントローラへ信号を送る。
【0045】コントローラはこの信号を受け、任意の位
置にあるアクセッサ8の移動を開始する。オペレータ
は、カートリッジ20をさらに押し込み、(B)に示さ
れるように、カートリッジ20を閉じているストッパ部
50に突き当てる。
【0046】このとき、第1のカートリッジ位置センサ
62が、投入されたカートリッジ20がアクセッサ8へ
の受け渡しが可能な位置にあることを検出し、コントロ
ーラへ信号を送る。
【0047】コントローラはこの信号を受け、(C)に
示されるように、アクセッサ8がカートリッジ受け渡し
位置までの移動を終了する直前に、モータ52を駆動し
て、ストッパ部50を開く。
【0048】ストッパ部50が開くと、板バネ60がカ
ートリッジ20の上面から離れ、カートリッジ20はフ
リーの状態になり、アクセッサ8によるカートリッジ2
0の取り込みが可能になる。
【0049】即ち、(D)に示されるように、アクセッ
サ8のフィーダ32及び34が駆動されて、カートリッ
ジ20は水平方向に搬送されて、アクセッサ8によるカ
ートリッジ20の垂直方向の搬送が可能になるのであ
る。
【0050】一方、ストッパ部50に関しては、(E)
に示されるように、アクセッサ8によりカートリッジ2
0が取り出されると、モータ52が駆動されて、ストッ
パ部50は閉じる。
【0051】続いて、図10により、カートリッジ排出
時の動作を説明する。カートリッジに対する記録及び/
又は再生の処理が終了し、カートリッジ20が記録/再
生ユニット(図1、図2参照)より排出されると、アク
セッサ8は、排出されたカートリッジ20を取り込んで
投入/排出部10へのカートリッジ受け渡し位置まで搬
送する。
【0052】(A)に示されるように、アクセッサ8が
カートリッジ受け渡し位置まで到達する直前に、コント
ローラはモータ52を駆動して、ストッパ部50が開
く。その後、(B)に示されるように、アクセッサ8が
カートリッジ受け渡し位置まで到達すると、アクセッサ
8はカートリッジ20を投入/排出部10に向けて排出
する。このとき、第1のカートリッジ位置センサ62が
移動中のカートリッジ20を検出し、コントローラへ信
号を送る。
【0053】(C)に示されるように、アクセッサ8は
さらにカートリッジ20を投入/排出部10に送り込
み、カートリッジ20の移動に伴って扉48が外側に向
けて開く。このとき、第1のカートリッジ位置センサ6
4がカートリッジ20を検出する。アクセッサ8による
カートリッジ20の送り込み動作は、(C)に示される
ように、第1のセンサ62によるカートリッジ20の検
出がなされなくなるまで継続され、アクセッサ8による
カートリッジ20の送り込み動作が終了すると、コント
ローラによりモータ52が駆動されて、(D)に示され
るようにストッパ50が閉じる。
【0054】そして、(D)に示されるように投入/排
出部10から押し出されたカートリッジ20は、(E)
に示されるように、オペレータによって容易に取り出さ
れる。
【0055】オペレータによりカートリッジ20が取り
出されると、図7及び図8に示されたコイルバネ68及
び70の付勢力により扉48は閉じ、第2のセンサ64
によりカートリッジ20が検出されなくなると、一連の
動作が終了する。
【0056】このように、本実施例のように投入/排出
部10及び位置決め手段12を構成することにより、容
易に割込処理、カートリッジの取り出し処理、単一カー
トリッジの処理等の特殊処理を行うことができるように
なる。
【0057】ところで、図6に示される投入/排出部1
0の扉48は、カートリッジ20を投入する前は勿論、
自動装填機構2(図1、図2参照)内におけるアクセッ
サ8によるカートリッジ20の搬送中或いは、記録/再
生ユニット4内での処理中を問わず、常にフリーに開閉
することができる。このため、前述の搬送中又は処理中
であるにもかかわらず、別のカートリッジが投入/排出
部10から投入される可能性がある。
【0058】搬送中又は処理中に別のカートリッジが投
入されると、記録/再生ユニット4による処理が終了し
たカートリッジを投入/排出部10から排出することが
できない。
【0059】そこで、この点を改良した実施例を図10
乃至図13により説明する。図11は改良された投入/
排出部10′及び位置決め手段12′の側面図である。
図6におけるものと実質的に同一の部分には同一の符号
が付されている。
【0060】投入/排出部10′に設けられた扉48′
は、装置内側に向けてのみ開くように構成されており、
この扉48′は図示しないコイルバネにより図11に示
される閉じた状態に付勢されている。符号72は扉ロッ
ク機構を表し、符号74は扉駆動機構を表す。
【0061】また、符号76は扉ロック機構72を駆動
する駆動ギヤ、符号78はストッパ部50を開閉させる
ためにストッパ部50に設けられたアーム、符号80は
アーム78を駆動する回転体を表している。
【0062】アーム78の先端近傍にはスリット82が
形成されており、回転体80にはスリット82に摺動す
るピン84が固定されている。図11において二点鎖線
で示される符号86は、駆動モータ52′の回転数を、
扉駆動機構74と扉ロック機構駆動ギヤ76とストッパ
駆動ギヤ80のそれぞれ必要な回転数に変速する変速機
構を表している。この変速機構86は歯車列により構成
される。
【0063】図12は図11に示される変速機構86の
構成例を示す側面図、図13は変速機構86の構成例を
示す平面図である。符号88はモータ52′に取り付け
られているギヤを表す。モータ52′の駆動力は、ま
ず、ギヤ88を介してギヤ90へ伝わり、さらにギヤ9
2を介してギヤ94へ伝わる。
【0064】ギヤ94は扉駆動機構74と同軸であり、
ギヤ94を回転させることにより、扉駆動機構74が駆
動される。モータ52′の駆動力は、さらに、ギヤ94
からギヤ96及び98を介して扉ロック機構駆動ギヤ7
6に伝達され、これにより扉ロック機構72が駆動され
る。
【0065】また、ギヤ90と同軸に、ギヤ90の直径
の2倍の直径を有するギヤ100が設けられている。モ
ータ52′の駆動力は、ギヤ88を介してギヤ90へ伝
わり、これと同軸のギヤ100へ伝わる。さらに、ギヤ
100からギヤ102を介してギヤ104へ駆動力が伝
わり、これによりアーム駆動回転体80が駆動される。
【0066】尚、ギヤ76,94,100及び104は
同じ歯数であり、ギヤ90はこれらの1/2の歯数であ
る。従って、アーム駆動回転体80と扉駆動機構74及
び扉ロック機構72との回転比は2:1となる。
【0067】このような変速機構86を採用することに
より、以下に示す動作の態様に従って1つの駆動モータ
による扉の開閉及びロックの動作並びにストッパ部の開
閉動作が可能になる。
【0068】図14は図11の機構の動作の説明図であ
る。各機構部の傍らにある矢印は、各機構部が次の動作
へ移る際の回転方向を示している。投入/排出部10′
へカートリッジが投入されていない通常の状態を(a)
に示す。投入/排出部10′へカートリッジ20が投入
されると、(b)に示されるように、扉48′がカート
リッジ20の先端により押し開けられる。
【0069】カートリッジ20が本図には図示されない
アクセッサに対して受け渡しができる位置にセットさ
れ、アクセッサがカートリッジ20を受け取りにくる
と、駆動モータ52′が駆動され、その駆動力は、変速
機構86を介して扉駆動機構74、扉ロック機構72及
びアーム駆動回転体80に伝達されて、(c)に示され
るような状態になる。このときの扉駆動機構74及び扉
ロック機構72の回転数は1/4回転であり、アーム駆
動回転体80の回転数は1/2回転である。
【0070】アクセッサがカートリッジ20を引き出し
て、投入/排出部10′及び位置決め手段12にカート
リッジがなくなると、駆動モータ52′が駆動され、扉
駆動機構74及び扉ロック機構72が1/2回転し、ア
ーム駆動回転体80が1回転して、(d)に示されるよ
うな状態になって、扉48′が扉ロック機構72により
閉じた状態でロックされる。
【0071】記録/再生に関する処理が終了したカート
リッジ20をアクセッサが投入/排出部10′へ返却に
くると、駆動モータ52′が駆動され、扉駆動機構74
及び扉ロック機構64が1/2回転、アーム駆動回転体
80が1回転し、再び(c)に示される状態になる。こ
のとき、扉48′は扉ロック機構72によるロックが解
除されて開いた状態にあり、ストッパ部50も開いた状
態にある。
【0072】その後、アクセッサがカートリッジ受け渡
し位置から離れると、駆動モータ52′が駆動され、扉
駆動機構74及び扉ロック機構64が1/4回転、アー
ム駆動回転体80が1/2回転して、(e)に示される
状態になる。(e)に示される状態においては、カート
リッジ20が投入/排出部10′から外部に一部突出し
ているので、オペレータは容易にカートリッジ20を取
り出すことができる。
【0073】尚、図14により説明した各機構部の一連
の動作は、前実施例におけるのと同じようにカートリッ
ジ位置センサ62及び64の検出出力に基づきコントロ
ーラが司っている。
【0074】本実施例によると、1つの駆動モータによ
り扉48′の開閉及びロック並びにストッパ部50の開
閉を各部の状態に対応して行うことができる。この実施
例では、図2及び図3に示される各種センサを用いるこ
とで、以下に示すような幾つかの新規な機能を達成して
いる。
【0075】(1)自動装填機構2にマガジン6をセッ
トする際に、カートリッジ20が正規の位置から飛び出
したり抜け落ちたりするので、これを光学センサ24で
検出するようにしている。この機能については前述した
のでその説明を省略する。
【0076】(2)カートリッジセンサ40(図3参
照)を用いて、アクセッサ8がイニシャライズ動作を行
う際に、カートリッジ20がマガジン6に誤挿入されて
いるか否かを検出する。ここで、アクセッサのイニシャ
ライズ動作というのは、磁気テープ装置の立ち上げに際
して、アクセッサ8をマガジン6における収納されたカ
ートリッジの配列方向に走査する動作のことを言う。
【0077】(3)カートリッジセンサ38(図3参
照)を用いて、同じくアクセッサのイニシャライズ動作
に際して、マガジン6内におけるカートリッジ20の有
無を検出する。また、このカートリッジセンサ38を用
いて、マガジン6に収納されているカートリッジが通常
のカートリッジであるかクリーニングカートリッジであ
るかの判別を行う。
【0078】以下、(2)及び(3)の機能について詳
細に説明する。図15はカートリッジの1つが誤挿入さ
れたマガジンの側面図である。図示された例では、マガ
ジン6の棚#4にカートリッジ20が誤挿入、即ち逆挿
入されており、それ以外の棚にはカートリッジ20が全
て正常に挿入されている。
【0079】図16は正常挿入状態及び逆挿入状態にあ
るカートリッジの平面図である。(A)に示されるよう
に、例えば棚#3のようにカートリッジ20が正常挿入
状態にある場合には、装置正面側(図16における上
側)から見て右手奥側にリーダブロック46用の切欠き
42(図4参照)が位置している。
【0080】一方、(B)に示されるように、カートリ
ッジ6の棚#4に対応するカートリッジ20において
は、切欠き42は装置正面側から見て左手手前側に位置
している。
【0081】図17はカートリッジセンサ40(図3参
照)の検出出力の説明図である。カートリッジセンサ4
0として反射型の光学センサが用いられている場合、図
16の(A)に示されるように切欠き42が正規の位置
にある棚に対応してカートリッジセンサ40の検出出力
は“LO”となり、図16の(B)に示されるように切
欠き42が正規の位置にない棚に対応してカートリッジ
センサ40の検出出力が“HI”になる。
【0082】このようなカートリッジセンサ40の検出
出力は、アクセッサ8のイニシャライズ動作に際して、
アクセッサ8をマガジン6における棚#1〜棚#10に
向けて走査することによって得られる。
【0083】本実施例によると、カートリッジセンサ4
0の応答特性は通常高速であるので、アクセッサ8を高
速にイニシャライズ動作させた場合にも、機械的接触を
必要とすることなしに容易にカートリッジの誤挿入を検
出することができる。
【0084】図18はクリーニングカートリッジが収納
されたマガジンの側面図である。図示された例では、マ
ガジン6の棚#1及び#2と#6〜#10に通常のカー
トリッジ20が正常に挿入されており、棚#3及び#4
にはカートリッジが挿入されておらず、棚#5にはクリ
ーニングカートリッジ22が正常に収納されている。
【0085】マガジン6に正常に挿入されたクリーニン
グカートリッジ22にあっては、前述したように、装置
正面側(図18の右側)から見て左手奥のほぼ下半分に
凹部22Aが形成されている。従って、アクセッサのイ
ニシャライズ動作に際して、各棚でカートリッジの上半
分と下半分とに対応してセンサ38(図3参照)の出力
を得ることで、カートリッジの有無及びカートリッジの
判別を行うことができる。
【0086】図19はカートリッジセンサ38の検出出
力の説明図である。棚#1及び#2と#6〜#10にあ
っては、カートリッジの上半分及び下半分にそれぞれ対
応してセンサ出力が“HI”になっているので、通常の
カートリッジ20が収納されていると判断される。
【0087】棚#3及び#4にあっては、カートリッジ
の上半分及び下半分にそれぞれ対応してセンサ出力が
“LO”になっているので、いずれのカートリッジも収
納されていないと判断される。
【0088】棚#5にあっては、カートリッジの上半分
に対応してセンサ出力は“HI”となっており、カート
リッジの下半分に対応してセンサ出力は“LO”となっ
ているので、クリーニングカートリッジ22が収納され
ていると判断される。
【0089】このように、アクセッサのイニシャライズ
動作に伴ってセンサ38を機能させることにより、マガ
ジン6におけるカートリッジの有無及び判別を非接触で
容易に行うことができる。
【0090】図20は本実施例における各センサの動作
のフローチャートである。ステップ201でマガジン6
がセットされると、ステップ202に進み、センサ24
の出力を得る。センサ24の出力がある場合には、カー
トリッジがマガジン6から飛び出しているか或いは抜け
落ちていると判断され、ステップ203に進みエラー表
示を行った後、ステップ201に戻る。
【0091】ステップ202でセンサ24の出力がない
と判断された場合にはステップ204に進み、スタート
ボタンが押されるのを待ってオペレーションを開始す
る。続いてステップ205に進みイニシャライズ動作が
開始される。
【0092】次にステップ206では、アクセッサがマ
ガジン1巻分だけ移動して、ステップ207に進みセン
サ38の検出出力を得る。センサ38の出力がある場合
には、ステップ208に進み、対応する棚にカートリッ
ジがあることをメモリに記憶する。一方、ステップ20
7でセンサ38の出力がないと判断された場合には、ス
テップ209に進み、対応する棚にカートリッジがない
ことをメモリに記憶する。
【0093】ステップ208或いは209を終了した後
ステップ210に進み、センサ40の検出出力があるか
否かを判断する。センサ40の出力がない場合にはステ
ップ211に進み、対応する棚に正常にカートリッジが
挿入されていることをメモリに記憶し、ステップ210
でセンサ40の出力があると判断された場合には、ステ
ップ212に進み、対応する棚にカートリッジが誤挿入
されていることをメモリに記憶する。
【0094】ステップ211或いはステップ212の後
ステップ213に進み、マガジン6が有する棚の数(こ
の例では10)に対してステップ206乃至ステップ2
12が実行されたか否かが判断され、実行完了の場合に
はステップ214に進み、実行完了でない場合にはステ
ップ206に戻る。
【0095】ステップ214では最終エラーチェックが
なされ、エラーがある場合にはステップ203に進む。
エラーがない場合にはこのルーチンを終了する。尚この
フローチャートではカートリッジの判別については記述
されていないが、カートリッジの判別については、セン
サ38の検出出力を用いて、ステップ207乃至ステッ
プ209に並行して行うことができる。
【0096】図21は複数の磁気テープ装置を適用した
例を示す図である。同図において、(A)はこのシステ
ムの側面図、(B)はこのシステムの正面図である。図
示された例では、4つの磁気テープ装置110をフレー
ム112に2列ずつ搭載し、フレーム112の上部には
表示パネル114を設けている。
【0097】このように複数の磁気テープ装置を備えた
システムを構築した場合、前述したDDR処理を容易に
行うことができる。DDR処理は例えば次のように実行
される。
【0098】いずれかの磁気テープ装置110における
記録/再生ユニット4でエラーが発生した場合、処理中
のカートリッジを記録/再生ユニットからその装置にお
けるマガジン6に戻す。
【0099】続いて表示パネル114上にメッセージを
出し、処理の続行/終了の確認を要求する。処理の続行
が決定された場合には、オペレータはその装置の操作パ
ネルで所定の操作を行って、エラーが発生したカートリ
ッジをその装置の投入/排出部から外部に排出させる。
【0100】そして、排出したカートリッジを別の磁気
テープ装置の投入/排出部にセットする。このようにす
ることで、DDR処理を容易に行うことができる。
【0101】図22は本発明の他の磁気テープ装置の基
本構成を示す図、図23は図22の装置の側面図であ
る。この装置は、記録・再生機構部301と、ローディ
ング機構部302と、マガジン303と、搬送機構30
4と、特殊処理口305と、記録媒体306と、操作パ
ネル307と、制御/駆動部308とから構成される。
【0102】また、搬送機構304は、上下移動用モー
タ304Aと、上下移動用ベルト304Bと、搬送部3
04Cと、記録媒体移動用モータ304Dと、記録媒体
移動用ベルト304Eとから構成される。
【0103】この装置によっても、以上説明した実施例
と同様にして、割込処理等の特殊処理が容易になる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
割込処理等の特殊処理が容易な磁気テープ装置の提供が
可能になるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープ装置の基本構成を示す図で
ある。
【図2】側面カバーを取り外した本発明の磁気テープ装
置の側面図である。
【図3】上面カバーを取り外した本発明の磁気テープ装
置の平面図である。
【図4】カートリッジの斜視図である。
【図5】通常のカートリッジ(A)及びクリーニングカ
ートリッジ(B)の斜視図である。
【図6】投入/排出部近傍の一例を示す側面図である。
【図7】投入/排出部の扉の正面図である。
【図8】図7におけるA−A断面及びB−B断面を示す
図である。
【図9】図6の機構の動作の説明図(その1)である。
【図10】図6の機構の動作の説明図(その2)であ
る。
【図11】投入/排出部近傍の他の例を示す側面図であ
る。
【図12】図11に示される変速機構の構成例を示す側
面図である。
【図13】図11に示される変速機構の構成例を示す平
面図である。
【図14】図11の機構の動作の説明図である。
【図15】カートリッジが誤挿入されたマガジンの側面
図である。
【図16】正常挿入状態(A)及び逆挿入状態(B)に
あるカートリッジの平面図である。
【図17】カートリッジセンサ40の検出出力の説明図
である。
【図18】クリーニングカートリッジが収納されたマガ
ジンの側面図である。
【図19】カートリッジセンサ38の検出出力の説明図
である。
【図20】各センサの動作のフローチャートである。
【図21】複数の磁気テープ装置を適用した例を示す図
である。
【図22】本発明の他の磁気テープ装置の基本構成を示
す図である。
【図23】図22の装置の側面図である。
【符号の説明】
2 自動装填機構 4 記録/再生ユニット 6 マガジン 8 アクセッサ 10 投入/排出部 12 位置決め手段 20 通常のカートリッジ 22 クリーニングカートリッジ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ式記録媒体の自動装填機構
    (2) を有する磁気テープ装置であって、 上記自動装填機構(2) の背面側に設けられ、カートリッ
    ジ式記録媒体(20)に対してデータの記録及び再生を行う
    記録/再生ユニット(4) と、 上記自動装填機構(2) 内の前面側に着脱可能に設けら
    れ、カートリッジ式記録媒体(20)が収納される複数の棚
    を有するマガジン(6) と、 上記記録/再生ユニット(4) と上記マガジン(6) の間で
    上記棚の配列方向に移動して、上記記録/再生ユニット
    (4) と上記マガジン(6) の間でカートリッジ式記録媒体
    (20)を搬送するアクセッサ(8) と、 上記自動装填機構(2) の前面側に設けられ、上記マガジ
    ン(6) に収納されたカートリッジ式記録媒体以外のカー
    トリッジ式記録媒体に適合する投入/排出部(10)と、 該投入/排出部(10)に投入されたカートリッジ式記録媒
    体を上記アクセッサ(8) が受け取ることができる第1の
    位置に位置決めし、上記アクセッサ(8) が該投入/排出
    部(10)に返却したカートリッジ式記録媒体をオペレータ
    が取り出すことができる第2の位置に位置決めする位置
    決め手段(12)とを備え、 上記アクセッサ(8) は、さらに、上記投入/排出部(10)
    と上記記録/再生ユニット(4) の間でカートリッジ式記
    録媒体を搬送する磁気テープ装置。
  2. 【請求項2】 上記アクセッサ(8) は、さらに、上記投
    入/排出部(10)と上記マガジン(6) の間でカートリッジ
    式記録媒体を搬送する請求項1に記載の磁気テープ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記位置決め手段は、 上記第1の位置にてカートリッジ式記録媒体の位置の確
    定を行う開閉可能なストッパ部(50)と、 上記第1の位置にカートリッジ式記録媒体があることを
    検出する第1のセンサ(62)と、 上記第2の位置にカートリッジ式記録媒体があることを
    検出する第2のセンサ(64)とを含み、 該第1及び第2のセンサ(62,64) の検出出力に基づき上
    記ストッパ部(50)が制御される請求項1に記載の磁気テ
    ープ装置。
  4. 【請求項4】 上記投入/排出部(10)は、 開閉可能な扉(48 ′) と、 該扉(48 ′) を閉じた状態でロックするロック機構(72)
    とを含み、 上記第1及び第2のセンサ(62,64) の検出出力に基づき
    該扉(48 ′) の開閉が制御される請求項3に記載の磁気
    テープ装置。
  5. 【請求項5】 上記ストッパ部(50)及び上記ロック機構
    (72)は共通の1つのモータ(52 ′) により駆動される請
    求項4に記載の磁気テープ装置。
  6. 【請求項6】 上記第1及び第2のセンサ(62,64) は反
    射型光学センサからなる請求項3に記載の磁気テープ装
    置。
  7. 【請求項7】 上記アクセッサ(8) は垂直方向に移動
    し、 該アクセッサ(8) は、 カートリッジ式記録媒体の両側面に接触してカートリッ
    ジ式記録媒体を水平方向に搬送する第1及び第2のフィ
    ーダ(32,34) と、 該第1及び第2のフィーダ(32,34) がカートリッジ式記
    録媒体を挟むように該第1及び第2のフィーダ(32,34)
    を開閉する手段(36)とを含む請求項1に記載の磁気テー
    プ装置。
  8. 【請求項8】 カートリッジ式記録媒体が上記マガジン
    (6) に正規に収容されずに上記アクセッサ(8) の側に突
    出している状態を検知する検知手段をさらに備えた請求
    項7に記載の磁気テープ装置。
  9. 【請求項9】 上記検知手段は、 上記マガジン(6) の長手方向に沿って光ビームを出力す
    る手段と、 該光ビームを反射する手段と、 該反射した光ビームを受光する手段とを含む請求項8に
    記載の磁気テープ装置。
  10. 【請求項10】 上記アクセッサ(8) に設けられ、該ア
    クセッサ(8) の移動に伴って、上記マガジン(6) に収納
    されたカートリッジ式記録媒体の有無を検出する検出手
    段をさらに備えた請求項7に記載の磁気テープ装置。
  11. 【請求項11】 上記検出手段は、さらに、上記アクセ
    ッサ(8) の移動方向の予め定められた部分に凹部(22A)
    を有するクリーニングカートリッジ(22)を判別する請求
    項10に記載の磁気テープ装置。
  12. 【請求項12】 上記カートリッジ式記録媒体は、 四隅の一つに切欠き(42)を有する概略直方体形状のカー
    トリッジケース(44)と、 該カートリッジケース(44)の内部に巻回して収容される
    磁気テープと、 該磁気テープの一端に取り付けられ該磁気テープが巻き
    取られたときに上記切欠き(42)に着座するリーダブロッ
    ク(46)とからなり、 上記切欠き(42)が上記マガジン(6) 内の予め定められた
    位置にあるか否かによりカートリッジ式記録媒体の誤挿
    入を検知する手段をさらに備えた請求項7に記載の磁気
    テープ装置。
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