JPH07132953A - 密閉形蓋付容器 - Google Patents

密閉形蓋付容器

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JPH07132953A
JPH07132953A JP6079757A JP7975794A JPH07132953A JP H07132953 A JPH07132953 A JP H07132953A JP 6079757 A JP6079757 A JP 6079757A JP 7975794 A JP7975794 A JP 7975794A JP H07132953 A JPH07132953 A JP H07132953A
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Yoshihiko Hayashi
林  義彦
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Sanei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流動性内容物の流出し難い密閉性の高い密閉
形の樹脂製蓋付容器を提供する。 【構成】 蓋51の環状折り曲げ部口縁側側面54に環
状係合凸部57を設け、蓋51を容器61にかぶせて環
状折り曲げ部52と環状屈曲部62を上下に圧して嵌合
させると、折り曲げ部外縁側側面53と屈曲部外縁側側
面63の逆テーパが係合し、また折り曲げ部口縁側側面
54の環状係合凸部57が屈曲部口縁側側面64に係合
して環状の線状接触で密着して圧接され容器の密閉性が
保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスーパマーケット或いは
商店において、食料品特に煮汁等流動物を含む惣菜等を
入れることができる樹脂製又は紙質製の蓋付容器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】店頭に並べられている樹脂製蓋付容器に
は種々の形状のものが知られているが、その中で例えば
図41のように容器101は、強度を考慮して口縁が外
方に鉤状断面とされた環状屈曲部101aに、蓋102
の環状折り曲げ部102aが嵌合される。この嵌合は図
42の部分拡大部に示すように容器101の屈曲部10
1aの外縁側側面101bの蓋入口側が開く勝手即ち大
径となる角度θ1のテーパ面と、蓋102の折り曲げ部
102a外縁側側面102bのテーパ面がほぼ同一角度
で形成され、容器101a口縁外側側面101cは蓋入
口側が狭くなる勝手即ち小径となる角度θ2のテーパ面
と蓋102の折り曲げ部の口縁側側面102cのテーパ
面とがほぼ同一角度で形成されていて断面ばち形をな
し、通常のテーパ嵌合と逆方向即ち小径部が大径端を乗
り越える嵌合とで、蓋が容器から離脱しにくくつくられ
ている。
【0003】また図43に示す別形態の嵌合部拡大図で
は口縁側嵌合面101c,102cがストレート若しく
は抜き勾配により入口が開き勝手のテーパと形成されて
いて外縁側側面の逆方向のテーパ嵌合によって蓋が容器
から離脱しにくくつくられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた前
者図39の断面ばち形の嵌合面では、接触圧が弱く両者
全周が一様に密着しているとは限らない。また後者図4
0の断面形状のものでは蓋付容器の蓋102と容器10
1の嵌合は屈曲部外縁側側面101bと折り曲げ部外縁
側側面102bのテーパ面だけで係合されているだけな
ので、同様に接触圧が弱く全周が一様に密着していると
は限らず容器内に煮汁等流動物を含むお惣菜を入れた場
合、輸送中又は置き方によって煮汁が流出するという問
題を有していた。
【0005】また近年煮汁の流出をなくするため、イー
ジオープン・イージピールという手法が用いられてい
る。この手法は容器と蓋との接合部に接着用剤を塗る工
程と品物を入れてから蓋と容器を圧力をかけて密着させ
る工程の2工程を要し、コスト高となる問題があった。
またシートから形成するため形成部位の厚みが厳密には
一定せず、不動があるので密着にむらが生じ安定した汁
もれ対策とはなり得ないという問題があった。
【0006】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、蓋を被冠させたときの容器との気密性を高め、中の
流動物が流出し難く、コスト高とならない手法で且つ安
定した品質の密閉形の蓋付容器を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における密閉形蓋付容器は、樹脂製又は紙質製
容器(1)の口縁から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲
部(2)に樹脂製又は紙質製蓋(11)の鉤状断面の環
状折り曲げ部を被冠させる蓋付容器であって、前記屈曲
部に嵌装する蓋の折り曲げ部(12)の上面(15)と
折り曲げ部口縁側側面(14)との交線位置に平面取り
部(10)を設け、前記蓋を容器に被冠させたとき前記
平面取り部を屈曲部の上端凸角部(9)に環状の線状接
触で圧接させるものである。
【0008】また樹脂製又は紙質製容器(21)の口縁
から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(22)に樹脂
製又は紙質製蓋(31)を被冠させる蓋付容器であっ
て、容器の屈曲部上面(25)と前記屈曲部に嵌装する
蓋の折り曲げ部(32)の上面(35)裏面に環状係合
凹部(26)か該環状係合凹部と係合する環状係合凸部
(36A)の何れか一方を設けてなり、前記蓋を容器に
被冠させたとき係合凸部と係合凹部を環状の線状接触で
圧接させるものである。
【0009】また樹脂製又は紙質製容器(1)の口縁か
ら外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部に樹脂 製又は紙
質製蓋(31)の鉤状断面の環状折り曲げ部を被冠させ
る蓋付容器であって、容器の屈曲部の上面(25)又は
前記屈曲部(25)に嵌装する蓋の折り曲げ部の上面
(35)の裏面の何れか一方に対応する上面に先端が当
接するように凸部(36)を環状に設けてなり、前記蓋
を容器に被冠させたとき凸部先端を対応する平らな面に
圧接させるものである。
【0010】また樹脂製又は紙質製容器(41)の口縁
から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(42)に樹脂
製又は紙質製蓋(51)の鉤状断面の環状折り曲げ部を
被冠させる蓋付容器であって、容器の屈曲部(42)の
口縁側側面(44)と前記屈曲部に嵌装する蓋の折り曲
げ部(52)の口縁側側面(54)に環状係合凹部(4
6)か該環状係合凹部と係合する環状係合凸部(56)
の何れか一方を設けてなり、前記蓋を容器に被冠させた
とき係合凹部と係合凸部を環状の線状接触で圧接させる
ものである。
【0011】また容器の屈曲部の口縁側側面と蓋の折り
曲げ部の口縁側側面との隙間は容器入口側が大きくなる
ように両側面又は片方の側面を傾斜させたものである。
【0012】また容器の屈曲部を外縁側側面のない鍔状
断面とし、これに被冠させる蓋の折り曲げ部も外縁側側
面のない蓋付容器となしたものである。
【0013】また蓋の折り曲げ部の口縁側側面の環状係
合凸部の先にさらに先端環状凸角部を設けて容器の屈曲
部の口縁側側面の環状係合凹部の下位に環状に線接触さ
せて2位置以上で環状の線接触をさせたものである。
【0014】また樹脂製又は紙質製容器(61)の口縁
から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(62)に樹脂
製又は紙質製蓋(51)の鉤状断面の環状折り曲げ部を
被冠させる蓋付容器であって、容器の屈曲部口縁側側面
(64)又は前記屈曲部に嵌装する蓋の折り曲げ部(5
2)の口縁側側面(54)の何れか一方に対応面に頂面
が当接するように係合凸部(57)を環状に設けてな
り、前記蓋を容器に被冠させたとき係合凸部頂部を対応
する面に環状の線状接触で圧接させるものである。
【0015】また容器の屈曲部の口縁側側面と蓋の折り
曲げ部の口縁側側面との隙間は容器入口側が大きくなる
ように両側面又は片方の側面を傾斜させたものである。
【0016】また樹脂製又は紙質製容器(61)の口縁
から外方に向かう鍔状断面の環状屈曲部に樹脂製又は紙
質製蓋(51)の鍔状断面の環状折り曲げ部を被冠させ
る蓋付容器であって、屈曲部の口縁側側面が口が狭まり
勝手の第1テーパに形成し、折り曲げ部の口縁側側面は
前記テーパより大きな角度の同方向の第2テーパに形成
し、該第2テーパに環状係合凸部(57)を形成してそ
の頂点を第1テーパで環状の線接触となし、接触点を高
い面圧となしたものである。
【0017】また蓋の環状折り曲げ部の口縁側側面の環
状係合凸部(57)より先に先端環状凸角部(58)を
形成して、容器の環状屈曲部の口縁側側面の前記係合凸
部による環状の線接触部位より下位で環状の線接触をさ
せ、2位置において面圧の高い環状の線接触を行わせる
ものである。
【0018】樹脂製又は紙質製容器(61)の口縁から
外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(62)に樹脂製又
は紙質製蓋(51)の鉤状断面の環状折り曲げ部(5
2)を被冠させる蓋付容器であって、屈曲部の口縁側側
面(64)を入口側が狭まり勝手のテーパに形成し、折
り曲げ部口縁側側面(54)を対面の入口側とに隙間を
有し且つ隙間が入口側が小さくなるように形成するとと
もに環状係合凸部(59)を形成して対面に環状線接触
で圧接させたことを特徴とする密閉形蓋付容器。
【0019】容器の屈曲部の外縁側側面及び折り曲げ部
の外縁側側面を除去したものである請求項11に記載の
密閉形蓋付容器。
【0020】
【作用】請求項1の蓋付容器は、容器1に蓋11をかぶ
せ断面ばち形の屈曲部2と折り曲げ部12を上下に圧し
て嵌合させると蓋の離脱が阻止されると同時に折り曲げ
部上面15と折り曲げ部口縁側側面14の交線位置に設
けられている平面取り部10が屈曲部の上端凸角部19
に環状に圧接されて蓋と容器の気密性が保たれる。
【0021】請求項2の蓋付容器は容器21に蓋31を
かぶせ断面ばち形の環状屈曲部22と環状折り曲げ部3
2を上下に圧して嵌合させると蓋の離脱が阻止されると
同時に折り曲げ部上面35と環状屈曲部上面25に設け
られている環状係合凸部36A又は36Bが環状係合凹
部26に環状に圧接されて蓋と容器の気密性が保たれ
る。
【0022】請求項3の蓋付容器は、容器1に蓋31を
かぶせ、断面ばち形の環状屈曲部2と環状折り曲げ部3
2を上下に圧して嵌合させると蓋の離脱が阻止されると
同時に折り曲げ部の上面35に設けられている環状凸部
36が屈曲部の平らな上面5に環状に圧接されて蓋と容
器の気密性が保たれる。
【0023】請求項4,5の蓋付容器は、容器41に蓋
51をかぶせ、環状屈曲部42と環状折り曲げ部52を
上下に圧して嵌合させると屈曲部外縁側側面43と折り
曲げ部外縁側側面53の逆テーパが係合すると同時に屈
曲部口縁側側面44と折り曲げ部口縁側側面54に設け
られている環状係合凹部46と環状係合凸部56が係合
して、蓋の離脱が阻止され、係合凹部と係合凸部の1位
置又は2位置で環状の線接触で圧接され蓋と容器の気密
性を保つ。
【0024】請求項6の蓋付容器は、容器に蓋をのせ押
し込むと鍔は密着され、折り曲げ部の口縁側側面の環状
係合凸部が屈曲部の口縁側側面の環状係合凹部の肩部と
凸部或いは凹部の谷と凸部の頂点で一線又は二線で環状
に線接触して容器の気密閉性が保たれる。
【0025】請求項7の蓋付容器は、容器に蓋を載せて
押し込むと屈曲部と折り曲げ部がそれぞれ外縁側側面で
係合するか或いは鍔部が密着され、折り曲げ部の口縁側
側面の環状係合凸部が屈曲部の口縁側側面の環状係合凹
部と嵌合して、一線又は二線の環状の線接触をする。さ
らに折り曲げ部の口縁側側面の先端凸角部が対面と環状
の線接触をして二位置又は三位置での接触により容器の
確実な気密性が保たれる。
【0026】請求項8,9の蓋付容器は、容器61に蓋
51をかぶせ、鉤状断面の屈曲部62と折り曲げ部52
を上下に圧して嵌合させると、屈曲部外縁側側面63と
折り曲げ部外縁側側面53の逆テーパが係合すると同時
に屈曲部口縁側側面64に折り曲げ部の口縁側側面54
の環状係合凸部57の先端が環状に線接触で圧接されて
蓋の離脱が阻止され蓋と容器の気密性が保たれる。
【0027】請求項10の蓋付容器は、容器に蓋を押し
込み屈曲部の鍔に折り曲げ部の鍔が密着し、屈曲部の口
が狭まり勝手の第1テーパに環状係合凸部が圧着され環
状の線接触に高い面圧で気密性が保たれる。
【0028】請求項11の蓋付容器は、容器の鉤状断面
の屈曲部に蓋をのせ押し込むことにより折り曲げ部を外
縁側側面で嵌合させ口縁側の側面は屈曲部の口縁側側面
に環状係合凸部と先端凸角部の2位置で環状に線接触し
てダブルシールで高い気密性が保たれる。また鉤状の屈
曲部と折り曲げ部の場合は両者の密着で折り曲げ部口縁
側側面は屈曲部の狭まり立ってのテーパに環状口縁線接
触しダブルシールで高い密閉性が保たれる。
【0029】請求項12の蓋付容器は、容器に蓋を載せ
押し込むと鉤状断面の屈曲部に鉤状断面の折り曲げ部を
嵌合させ、折り曲げ部の口縁側側面の環状係合三角山
(凸部)を屈曲部の対面に環状で線接触させ線接触部の
高い面圧で気密性が保たれる。
【0030】請求項13の蓋付容器は、容器に蓋を押し
込み屈曲部の鍔に折り曲げ部の鍔を密着させると折り曲
げ部口縁線の環状係合三角山(凸部)がテーパ面に環状
に線接触して高い面圧により容器の気密性が保たれる。
【0031】
【実施例】以下実施例について図面にもとづいて説明す
る。 実施例第1 熱可塑性樹脂を用いシート成形でつくられた容器1は図
1に示すように型から離脱し易いように抜きテーパが付
けられて口側が開く形の断頭角錐状につくられ、口縁は
補強のため外方に鉤状とされた断面の環状の屈曲部2が
形成されている。この屈曲部2の外周3は上側(蓋入
口)の径が大きい逆テーパで、屈曲部2の口縁側側面4
は上側(蓋入口)の径が小さい逆テーパに形成されてお
り、このテーパ角度θ1,θ2はともに1°〜5°の範
囲、好ましくは2°〜3°とされている。
【0032】そしてこの屈曲部外縁側側面3の一部の下
端に直角に側方に突出する舌片6が形成されており、こ
の舌片6に容器1の舌片を含まない対角線とほぼ平行に
ホックの雌となる小判形の凹嵌合部7が形成されてい
る。この凹嵌合部7は底が拡がる断面ばち形につくられ
ている。更に舌片6と対向する角部には蓋11が開けや
すい屈曲部外縁側側面3の下端直角につまみとなる舌片
8が形成されている。
【0033】容器1に被冠される蓋11は、図2に示す
ように容器1の屈曲部2と係合する環状の折り曲げ部1
2が形成されており、この折り曲げ部12に容器1の屈
曲部外縁側側面3と密に嵌合する外縁側側面13と、容
器の屈曲部口縁側側面4に嵌着される折り曲げ部口縁側
側面14が設けられている。この折り曲げ部外縁側側面
13は下側(蓋入口)が小径の逆テーパで折り曲げ部口
縁側側面14は下側(蓋入口)が大径の逆テーパに形成
されており、テーパ角度は容器1のテーパ角度θ1,θ
2とぼぼ同一角度とされている。更に折り曲げ部12は
上面15と口縁側側面14の交線位置に環状の平面取り
部10が設けられている。
【0034】蓋11には容器1に被冠したとき舌片6と
対応する位置に舌片16が折り曲げ部外縁側側面13の
下端から直角に側方に突出するように形成されていて、
凹嵌合部7に対応する位置のほぼ中央に嵌合する円形の
凸嵌合部17がその下側に形成されている。この凸嵌合
部17の断面ばち形の先は、底が開く断面ばち形凹嵌合
部7の幅より僅かに例えば0.3〜0.5mm大径につ
くられている。そして舌片16の基部は蓋11の外周に
沿った薄肉部19を形成して容易に折り曲げられるよう
になっている。また容器1の舌片8に対応する位置に折
り曲げ部外縁側側面13の下端から側方直角に突出する
舌片18が形成されており、この舌片18と容器1の舌
片8はそれぞれつまみ易いように僅かに位相がずらして
ある。
【0035】続いて本実施例第1の作用について説明す
る。容器1にスーパマーケットなどの準備室で例えば一
人分の煮汁等流動物を含んだお惣菜等がつめられて蓋1
1が容器1上に載せられ、ホックとなる舌片6の凹嵌合
部7と舌片16の凸嵌合部17とを上下より圧して嵌合
させ、更に蓋11の折り曲げ部12を容器1の屈曲部2
に嵌装し、容器1と蓋11を上下に圧して嵌合させる
と、図3に示すように蓋11の折り曲げ部外縁側側面1
3と口縁側側面14が容器1の屈曲部外縁側側面3と屈
曲部口縁側側面4にそれぞれ逆テーパによって嵌着され
るが、蓋11には環状の平面取り部10があるので、こ
の環状の平面取り部10が屈曲部2の上端環状凸角部9
に当接し、逆テーパによる嵌着力に抗して折り曲げ部及
びその周辺が変形し、環状平面取り部10が環状凸角部
9に圧接されて線状で全周が密着し高い密閉性を保ち、
中の流動物はこの密着部により阻止されて流れ出ない。
【0036】容器1の中身を取り出すには一方の舌片例
えば8を左手で他方の舌片18を右手でつまみ上下に開
けると折り曲げ部12と屈曲部2の嵌合が外れる。そし
て蓋11を持ち上げるとホックとなる嵌合部に連続した
ままでも舌片16の薄肉部19が折り曲げられて支障な
く中身を取り出し得る。蓋11を容器1より取外したい
ときにはホックとなる嵌合部を引き離すことにより分離
させることができる。
【0037】尚、図4に示すように逆テーパは容器1の
屈曲部外縁側側面3とこれに嵌合する蓋11が折り曲げ
部外縁側側面13のθ1のみとし、屈曲部口縁側側面
と折り曲げ部口縁側側面14をストレートにしてもほぼ
同様の密閉性を得ることができる。
【0038】実施例第2 実施例第1と異なる部分は屈曲部と折り曲げ部のみであ
り、他は同一のため説明を省略する。図5に示すような
容器21と蓋31からなる蓋付容器において、容器21
の鉤状断面の環状屈曲部22の外縁側側面23と口縁側
側面24にはそれぞれ前述と同様の逆テーパθ1,θ2
が設けられており、屈曲部上面25のほぼ中央に係合凹
部26が環状に設けられている。
【0039】蓋31の折り曲げ部32の外縁側側面33
と口縁側側面34にはそれぞれ逆テーパθ1,θ2が設
けられており、環状折り曲げ部上面35の裏面ほぼ中央
に係合凹部26と係合する図6(a)で示す係合凸部3
6A又は図6(b)で示す係合凸部36Bが環状に設け
られており、この係合凸部は鉤状断面の屈曲部22に折
り曲げ部32が完全に嵌挿される前に係合凹部26に当
接するようになっている。
【0040】環状係合凸部36Aは凸面のR寸法が係合
相手の凹面のR寸法より僅かに大きく形成されているた
め断面二点接触となり、環状係合凸部36Aは環状係合
凹部26に二線上において係合する。また環状係合凸部
36Bは凸面のR寸法が係合相手の凹面のR寸法より僅
かに小さく形成されているため断面一点接触となり環状
係合凸部36Bは環状係合凹部26に一線上において係
合する。従って容器21に蓋31を被冠させたときこの
環状係合凹部26と環状係合凸部36A又は36Bが環
状の線接触により圧接されて密閉性を保つ。
【0041】尚、図7(a)(b)に示すように逆テー
パは容器21の屈曲部外縁側外周23と蓋31の折り曲
げ部外縁側内周33のみとし、屈曲部口縁内周24と折
り曲げ部口縁側内周34をストレートにしてもほぼ同様
の密閉性を保つことができる。
【0042】実施例第3 本実施例は図8に示すように実施例第1と同じ容器1と
実施例第2とほぼ同一の蓋31を組合せたものであり、
同一個所の説明は省略する。容器1に蓋31を被冠した
際屈曲部上面5の平らな面に、折り曲げ部上面35の環
状係合凸部36が外縁側側面,口縁側側面の逆テーパθ
1,θ2による嵌着力により環状で線状に圧接されて密
閉性を保つ。
【0043】尚、図9に示すように環状係合凸部37を
容器1の屈曲部上面5に設け、蓋31の折り曲げ部上面
35の平らな裏面に圧接するようにしても同様に密閉性
を保つことができる。
【0044】実施例第4 本実施例の実施例第1〜実施例第3と異なる部分は屈曲
部と折り曲げ部のみで、他は同一のため同一個所の説明
は省略する。図10,図11に示すように鉤状断面の環
状の屈曲部外縁側側面43と環状の折り曲げ部外縁側側
面53に逆テーパθ1を有して嵌合させる。以下この嵌
合をイ形嵌合と名付ける。容器41の鉤状断面の環状屈
曲部42の口縁側側面44に環状係合凹部46が設けら
れており、蓋51の折り曲げ部52の口縁側側面54に
環状係合凹部46に係合する環状係合凸部56が設けら
れている。
【0045】そして環状係合凸部56は環状係合凹部4
6の肩部に二線又は一線或いは凸部頂点と凹部谷との一
線で接触し、屈曲部口縁側側面44と折り曲げ部の口縁
側側面54は僅かに離れるようになっている。従って容
器41に蓋51を被冠された際環状係合凸部56が環状
係合凹部46に環状で線状に密着されて圧接され密閉性
を保つ。尚、図12に示すように屈曲部口縁側側面44
と折り曲げ部口縁側側面54にも逆テーパθ2を設けて
断面ばち形として同様に密閉性を保つことができる。
【0046】実施例第4の変形例を説明する。容器の鉤
状断面の環状屈曲部の口縁側と蓋の鉤状断面の環状折り
曲げ部の口縁側との間に互いに嵌合する環状係合凸部,
凹部を形成した図11を変形した図13を、図11と異
なる部分について説明する。このものの外縁側の嵌合は
イ形嵌合であって、容器41の屈曲部42の口縁側側面
44をほぼ容器底面と垂直状態とし、ほぼ中央かそれよ
り下部に環状係合凹部46が設けられている。
【0047】蓋51の折り曲げ部52の口縁側側面54
を容器41の入口側で隙間が大きくなる角度θ2をもつ
テーパ面に形成し、この側面54に環状係合凹部46と
係合する環状係合凸部56が設けられている。そして環
状係合凸部56は環状係合凹部46の上角又は下角の一
線、凸部の頂点と凹部の谷での一線或いは上下の角の二
線で接触させる。なお環状係合凸部56は円弧,三角
山,梯形の何れの形でもよい。さらに凸部の円弧の径は
凹部の円弧径とほぼ同径,異径でもよい。屈曲部と折り
曲げ部の天井面は密着でも隙間があってもよい。
【0048】図14においては、図13の外縁側の嵌合
部を変えたもので、容器41の鉤状断面の環状屈曲部4
2の外縁側側面43の下縁に外方が凹となる環状係合凹
部47を形成し、蓋51の鉤状断面の折り曲げ部52の
外縁側側面53に環状係合凹部47と係合する環状係合
凸部58(裏面を嵌合させる環状係合凹部と考えてもよ
い)を設けて嵌合させたものである。以上この係合部の
嵌合をロ形嵌合と名付ける。口縁側側面の環状係合凸部
56と環状係合凹部46との環状の線接触は強い面圧で
接触される。
【0049】図15においては、図14の容器41の鉤
状断面の環状屈曲部42の外縁側側面43の環状係合凹
部を除去し、その下線に蓋51の環状折り曲げ部52の
外縁側側面53の環状係合凸部58を引っかけるように
なしたものである。以下この嵌合をハ形嵌合と名付け
る。
【0050】図16においては、図13における容器4
1の環状屈曲部42の口縁側側面を入口が狭まり勝手の
角度θ3のテーパに形成し、蓋51の環状折り曲げ部の
口縁側側面のテーパは、前記のテーパと同方向として角
度θ3より大きな角度θ4となしたものである。本例で
はイ形嵌合であるが、ロ形嵌合或いはハ形嵌合とするこ
とも自由である。
【0051】図17においては、図16において容器4
1の屈曲部42の外縁側側面及び蓋51の折り曲げ部5
2の外縁側側面をともに除去して鍔状断面となしたもの
である。屈曲部口縁側側面が入口側が狭まり勝手のテー
パに形成されているので鍔が密着されたとき環状線接触
位置に高い面圧が得られる。
【0052】図18においては、イ形嵌合の図13と異
なるところを説明する。蓋51の折り曲げ部の口縁側側
面54のテーパ面に形成した環状係合凸部56の下位の
先端環状凸角部58においても容器41の鉤状断面の屈
曲部口縁側側面44の環状係合凹部46の下で環状の線
接触をさせるものである。したがってこの形の接触は環
状係合凹部46と環状係合凸部56の1線又は2線にさ
らに側面44と先端環状凸角部58の1線を加えて計2
線又は3線の環状線接触とさせるものである。このため
密閉性はほぼ完全となる。なお本例のイ形嵌合に替え、
ロ形嵌合或いはハ形嵌合とすることも自由である。
【0053】図19は図18の外縁側側面及び係合部を
除いたものであって、鍔部を重ねたとき2位置又は3位
置での面圧の高い環状の線接触を行わせる。
【0054】実施例第5 本実施例の実施例第4と異なるところは図20,図21
に示すように容器61の屈曲部口縁側側面64に環状係
合凹部のない平らな円筒面とし、屈曲部口縁側側面64
の内径が蓋51の環状係合凸部57頂点外径より僅かに
例えば0.1〜0.5mm、好ましくは0.2mm小さ
くつくられている。
【0055】従って蓋51を容器61に被冠させた際環
状係合凸部57が容器61の口縁側側面64の平らな円
筒面に環状で線状に圧接されて密閉性を保つ。尚、蓋を
容器に被冠した際の折り曲げ部を屈曲部に嵌着する手段
は、逆テーパθ1,θ2に限定されるものではなく、折
り曲げ部外縁側側面の下端に設けた係合凸部が屈曲部外
縁側側面の下端を乗り越えてハ形嵌合で被冠させること
により嵌着させるようにすることもできる。勿論、ロ形
嵌合でもよい。
【0056】実施例第5の図21の変形例を説明する。
蓋の環状折り曲げ部口縁側側面に環状係合凸部を形成
し、容器の環状屈曲部の口縁側側面に環状の線接触させ
る図21対応の図22において、図21と異なる部分を
説明する。
【0057】容器61の環状屈曲部口縁側側面64を入
口側が開き勝手のテーパに形成され、蓋51の環状折り
曲げ部の口縁側側面54がほぼ底面に垂直な面に形成さ
れている。容器屈曲部外縁側側面と蓋折り曲げ部外縁側
側面がイ形嵌合で口縁側側面は入口側が開き勝手のテー
パに形成されていて、テーパ嵌合により蓋51の折り曲
げ部口縁側側面54の環状係合凸部57が容器61の環
状屈曲部の口縁側側面64と環状で線接触され、強い面
圧で線接触されるような寸法に形成されている。この例
では屈曲部,折り曲げ部の外縁側側面はイ形嵌合である
が、ロ形嵌合,ハ形嵌合とすることは自由である。
【0058】図23においては、図22における屈曲部
の口縁側側面を容器底面と垂直な面とし、折り曲げ口縁
側側面を入口側の隙間が大きくなる方向のテーパに形成
したものである。
【0059】図24においては、容器の環状屈曲部62
の口縁側側面64が図22における屈曲部の口縁側側面
64と逆のテーパ即ち容器61の入口側が狭まり勝手の
テーパ角度θ5となしたものである。これに伴って蓋5
1の折り曲げ部52の口縁側側面テーパ角度θ6はθ5
<θ6となるように大きくしたものである。なお本例の
イ形嵌合に替えロ形嵌合、或いはハ形嵌合とすることも
自由である。
【0060】図25においては、図24において容器の
環状屈曲部62,蓋の環状折り曲げ部52のそれぞれの
外縁側側面を除去して、口縁側の口が狭まるテーパで環
状線接触位置の面圧を発生させたものである。このため
には環状屈曲部62と嵌合折り曲げ部52との鍔部が当
接状態において線接触部位において係合凸部57の直径
が屈曲部口縁側側面の径より僅かに大きなことが必要で
ある。このことは前述のすべてにおいて線接触部の内側
となる部の径が接触位置において僅かに大きくつくられ
る必要があることは勿論である。
【0061】図26においては、図24において折り曲
げ部口縁側側面54を底面にほぼ垂直な面となしたもの
であって容器口縁側側面の入口側の隙間が前述とは逆に
小さくなるようになしたものであって、勿論入口で接触
しないことが条件である。側面54の環状三角形59頂
部において強い面圧の線接触が得られ、高い密閉性が保
たれる。
【0062】図27においては、図26の外縁側側面を
除去して鍔状断面となしたものであり高い密閉性が得ら
れる。
【0063】図28においては、図22の変形となる。
容器61の鉤状断面の環状屈曲部62の口縁側側面64
を入口側が開き勝手のテーパの面に対し、蓋51の環状
折り曲げ部の底面に対しほぼ垂直とする口縁側側面54
の環状係合凸部57の下位を延長し、その先端環状凸角
部58でさらに環状の線接触をさせ2位置で線接触させ
たものである。なお本例のイ形嵌合に替え、ロ形嵌合或
いはハ形嵌合とすることも自由である。
【0064】図29においては、イ形嵌合の図24の変
形となる。蓋51の環状折り曲げ部51の口縁側側面の
環状係合凸部より下を延長して環状の先端環状凸角部を
容器61の屈曲部62の口縁側側面64に環状の線接触
させ、環状係合凸部57との2位置で線接触をさせたも
のである。なお本例のイ形嵌合に替え、ロ形嵌合或いは
ハ形嵌合をすることも自由である。
【0065】またイ形又はロ形又はハ形嵌合で容器の環
状屈曲部の口縁側側面64を底面に垂直として蓋の環状
折り曲げ部口縁側側面54を容器入口側との隙間が大き
くなる方向のテーパとして環状係合凸部57と環状先端
環状凸角部との2位置で線接触させることも自由であ
る。2位置の線接触によりさらに高い気密性が保たれ
る。
【0066】図30においては、図29で容器61の環
状屈曲部の外縁側側面及び蓋51の環状折り曲げ部の外
縁側側面をともに除去して鉤状断面を鍔状断面となした
ものである。そして鍔部が重ねられたとき2位置で強い
環状線接触が得られる寸法、普通蓋側が容器側より大径
となる寸法に形成されている。
【0067】さらに図31に示すように容器61の屈曲
部口縁側側面64に環状係合凸部67を設け、蓋51の
折り曲げ部の口縁側側面54を平らな円筒面としても同
様に密閉性を保つことができる。
【0068】実施例第5の図31の変形例を説明する。
図31の容器61の鉤状断面の環状屈曲部62の口縁側
側面64に環状の係合凸部67を形成して、蓋51の環
状折り曲げ部52の口縁側側面54の平面と環状線接触
させる図32において、屈曲部62の環状係合凸部67
を形成し入口側が開き勝手のテーパとした口縁側側面6
4に対し、蓋51の環状折り曲げ部52の口縁側側面5
4を容器底面にほぼ垂直な面として環状係合凸部67で
環状線接触させたものである。そして接触面圧が高くな
る寸法につくられている。即ち図22と環状係合凸部を
反対面に形成したものである。なお本例のイ形嵌合に替
え、ロ形嵌合或いはハ形嵌合とすることも自由である。
【0069】図33においては、図32において鉤状断
面の環状屈曲部62の口縁側側面64を底面にほぼ垂直
となし、蓋51の環状折り曲げ部52の口縁側側面54
を容器の61の入口側の隙間が大きくなる勝手のテーパ
に形成して環状係合凸部67と環状線接触させ、接触面
圧が高くなる寸法につくられている。なお本例のイ形嵌
合に替え、ロ形嵌合或いはハ形嵌合とすることも自由で
ある。
【0070】図34においては、容器61の環状屈曲部
の口縁側側面64を容器入口が狭まり勝手の角度θ7の
テーパとなし蓋51の環状折り曲げ部52の口縁側側面
54を角度θ8のテーパとしθ7<θ8に形成したもの
である。嵌合状態において環状係合凸部67とテーパの
口縁側側面54とは環状の強い線接触となる寸法につく
られている。なお本例のイ形嵌合に替え、ロ形嵌合或い
はハ形嵌合とすることも自由である。
【0071】図35においては、図33においてイ形嵌
合部を除いたもので、容器の鍔状断面の環状屈曲部62
と蓋の鍔状断面の環状折り曲げ部52とが密着状態にお
いて、容器の環状係合凸部67と蓋の折り曲げ部の口縁
側側面54のテーパ面とは環状線接触で高い面圧で当接
する寸法につくられている。
【0072】図36は図34においてイ形嵌合部を除い
たものである。
【0073】図37においては、図32の蓋51の環状
折り曲げ部52の口縁側側面54を延長して環状の先端
凸角部58においても容器61の屈曲部62の口縁側側
面64の環状係合凸部67の下位で環状線接触させ環状
係合凸部との2位置で接触させたものである。なお本例
のイ形嵌合に替え、ロ形嵌合或いはハ形嵌合とすること
も自由である。
【0074】図38においては、図33において蓋51
の環状折り曲げ部の口縁側側面54を延長してその先端
環状凸角部58を環状係合凸部67の下位で環状線接触
させ2位置で接触させたものである。なお本例のイ形嵌
合に替え、ロ形嵌合,ハ形嵌合とすることも自由であ
る。
【0075】図39においては、図34において同様に
蓋の口縁側側面54を延長して環状の先端凸角部58で
環状の線接触させ、環状係合凸部との2位置接触させた
ものである。なお本例のイ形嵌合に替え、ロ形嵌合,ハ
形嵌合とすることも自由である。
【0076】図40においては、図39において屈曲部
及び折り曲げ部の外縁側側面を除いた鍔部で密着させた
ものであり、密着状態で環状係合凸部と先端環状凸角部
が高い面圧で接触する寸法につくられている。
【0077】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1は、容器の鉤
状断面の環状屈曲部の上面と口縁側側面との交線位置に
環状の平面取り部を設け、蓋を容器にかぶらせて折り曲
げ部と屈曲部を上下に圧し嵌合させたとき、逆テーパに
より離れ難くなると同時に、屈曲部の上端環状凸角部が
平面取り部に環状の線状接触で密着して密閉性が保たれ
るようにして、シート成形においてイージオープン・イ
ージピールとするような特別の工程を必要とせずに、通
常の工程による成形で高い密閉性を得るようにしたの
で、製品コストが安い蓋付容器で容器内に例えば流動物
を含む惣菜等を入れても流動物が流出し難くなり、輸送
中または置き場所によって流動物が流出して周りの商品
を汚すことながなくなる。
【0078】請求項2は、容器の屈曲部と蓋の折り曲げ
部の上面部に環状の係合凹部か係合凸部のいずれか一方
をそれぞれ設け、折り曲げ部と屈曲部を嵌合させたと
き、係合凹部と係合凸部が環状の線状接触で密着し、密
閉性が保たれるようにしたので上述と同様の効果を得る
ことができる。
【0079】請求項3は容器の環状屈曲部と蓋の環状折
り曲げ部とをばち形嵌合としてその上面部の対面の一方
に環状係合凸部を形成したので容器に蓋を嵌合させたと
きばち形のテーパの分力により係合凸部が平な対面と高
い面圧で線接触されるので容器の密閉性が保たれる。
【0080】請求項4,5は環状屈曲部の口縁側側面と
蓋の環状折り曲げ部の口縁側側面の口線側側面に互いに
嵌合する環状係合凸部と環状係合凹部を形成したので、
凹部の角の2位置或いは1位置又は谷の1位置にて高い
面圧の環状の線接触をするので容器の密閉性が保たれ
る。
【0081】請求項6は容器の鍔状断面の環状屈曲部と
蓋の鍔状断面の環状折り曲げ部とを重ね合わせたとき環
状係合凹部と環状係合凸部とが凹部の角の2線又は1線
或いは谷の1線で高い面圧の環状の線接触をなすので容
器の密閉性が保たれる。また鍔状となしたので製作が容
易である。
【0082】請求項7は請求項5に加えて環状線接触位
置が1位置増加して2位置又は3位置となったので、請
求項5の効果が一層確実なものとなり容器の密閉性が保
たれる。
【0083】請求項8,9は容器の環状屈曲部の口縁側
側面と蓋の環状折り曲げ部の口縁側側面の対面する何れ
か一方に環状係合凸部を形成して高い面圧の環状線接触
となしたので、容器の密閉性が保たれる。
【0084】請求項10は容器の鍔状断面の環状屈曲部
と蓋の鍔状断面の環状折り曲げ部を重ねたとき環状係合
凸部により高い面圧の環状線接触が得られるので容器の
密閉性が保たれる。また鍔状断面となしたので製作が容
易である。
【0085】請求項11は環状折り曲げ部の口縁側側面
の環状係合凸部の先の先端環状凸角部でさらに対面に環
状線接触させたので2位置での環状線接触が行われ、容
器のより確実な密閉性が保たれる。また鍔状断面となし
たものは製作が容易である。
【0086】請求項12は請求項9の効果と同様であ
る。
【0087】請求項13は請求項10の効果と同様であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例第1の密閉形蓋付容器の容器の
図で(a)は正面図、(b)は側面断面図である。
【図2】本発明の実施例第1の密閉形蓋付容器の蓋の図
で(a)は正面図、(b)は側面断面図である。
【図3】実施例第1の蓋を容器に被冠させたときの折り
曲げ部と屈曲部の嵌合状態を示す図で、嵌合面の両側に
逆テーパを有する場合の拡大図である。
【図4】実施例第1の屈曲部と折り曲げ部の外側嵌合面
にのみ逆テーパを有する場合の嵌合部の拡大図である。
【図5】本発明の実施例第2の密閉形蓋付容器の側面の
断面図である。
【図6】実施例第2の蓋と容器の嵌合部の拡大図で、
(a)は凹Rより凸Rが大きい場合の接触部の状態を示
す図、(b)は凹Rより凸Rが小さい場合の接触部の状
態を示す図である。
【図7】(a)(b)は実施例第2の屈曲部と折り曲げ
部の外側嵌合面にのみ逆テーパを有する場合の嵌合部の
拡大図である。
【図8】本発明の実施例第3の蓋と容器の嵌合部の拡大
図である。
【図9】実施例第3の図8と異なる態様の蓋と容器の嵌
合部の拡大図である。
【図10】本発明の実施例第4の蓋と容器の側面断面図
である。
【図11】実施例第4の蓋と容器の嵌合部の拡大図であ
る。
【図12】実施例第4の図11の口縁側側面を傾斜させ
た蓋と容器の接合部の拡大図である。
【図13】実施例第4の図11の折り曲げ部口縁側側面
を傾斜させた蓋と容器の接合部の拡大図である。
【図14】実施例第4の図11の外縁側側面の嵌合をロ
形嵌合とした蓋と容器の接合部の拡大図である。
【図15】実施例第4の図11の外縁側側面の嵌合をハ
形嵌合とした蓋と容器の接合部の拡大図である。
【図16】実施例第4の図11の容器,蓋両方の口縁側
側面を容器入口が狭まり勝手とした容器の接合部の拡大
図である。
【図17】実施例第4の図16で鍔状断面とした蓋と容
器の接合部の拡大図である。
【図18】実施例第4の図11に対しさらに線接触位置
を増した蓋と容器の接合部の拡大図である。
【図19】実施例第4の図18で鍔状断面とした蓋と容
器の接合部の拡大図である。
【図20】本発明の実施例第5の蓋と容器の側面断面図
である。
【図21】実施例第5の蓋と容器の嵌合部の拡大図であ
る。
【図22】実施例第5の図21の屈曲部口縁側面入口を
開き勝手とした蓋と容器の嵌合部を拡大図である。
【図23】実施例第5の図21の折り曲げ部口縁側側面
を容器入口側との隙間が大きくなる方向に傾斜させた蓋
と容器の嵌合部の拡大図である。
【図24】実施例第5の図21の口縁側側面をともに容
器入口側が狭くなる方向に傾斜させた蓋と容器の嵌合部
の拡大図である。
【図25】実施例第5の図24を鍔状断面とした蓋と容
器の嵌合部の拡大図である。
【図26】実施例第5の図24の折り曲げ部口縁側側面
を垂直とした蓋と容器の嵌合部の拡大図である。
【図27】図26を鍔状断面とした蓋と容器の嵌合図の
拡大図である。
【図28】実施例第5の図22にさらに線接触位置を追
加した蓋と容器の嵌合部の拡大図である。
【図29】実施例第5の図24にさらに線接触位置を追
加した蓋と容器の嵌合部の拡大図である。
【図30】実施例第5の図29を鍔状断面とした蓋と容
器の嵌合部の拡大図である。
【図31】実施例第5の図21の環状係合凸部を反対面
に形成した蓋と容器の嵌合部の拡大図である。
【図32】実施例第5の図31の屈曲部口縁側側面を入
口側を開き勝手とした蓋と容器の嵌合部の拡大図であ
る。
【図33】実施例第5の図31の折り曲げ部口縁側側面
を容器入口側との隙間が大きくなる方向に傾斜させた蓋
と容器の嵌合部の拡大図である。
【図34】実施例第5の図31の口縁側側面をともに容
器入口側が狭まり勝手に傾斜させた蓋と容器の嵌合部の
拡大図である。
【図35】実施例第5の図33を鍔状断面とした蓋と容
器の嵌合部の拡大図である。
【図36】実施例第5の図34を鍔状断面とした蓋と容
器の嵌合部の拡大図である。
【図37】実施例第5の図31の両方の口縁側側面を入
口が開く互いに反対方向に傾斜させ、さらに線接触位置
を追加した蓋と容器の嵌合部の拡大図である。
【図38】実施例第5の図33にさらに線接触位置を追
加した蓋と容器の嵌合部の拡大図である。
【図39】実施例第5の図34にさらに線接触位置を追
加した蓋と容器の嵌合部の拡大図である。
【図40】実施例第5の図39を鍔状断面とした蓋と容
器の嵌合部の拡大図である。
【図41】従来の技術の蓋付容器の側面断面図である。
【図42】図41の嵌合部の拡大図である。
【図43】図41と異なる態様の嵌合部の拡大図であ
る。
【符号の説明】 1,21,41,61 容器 11,3
1,51 蓋 2,22,42,62 環状屈曲部 12,32,52 環状折り曲げ部 3,23 屈曲部外縁側側面 4,24,44,64 屈曲部口縁側側面 5,2
5 屈曲部上面 9 環状凸角部 10
環状平面取り部 13,33 折り曲げ部外縁側側面 14,34,54 折り曲げ部口縁側側面 15,35 折り曲げ部上面 26,
56 環状係合凹部 36,36,46,36,37,57,67 環状係合
凸部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製又は紙質製容器(1)の口縁から
    外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(2)に樹脂製又は
    紙質製蓋(11)の鉤状断面の環状折り曲げ部を被冠さ
    せる蓋付容器であって、前記屈曲部に嵌装する蓋の折り
    曲げ部(12)の上面(15)と折り曲げ部口縁側側面
    (14)との交線位置に平面取り部(10)を設け、前
    記蓋を容器に被冠させたとき前記平面取り部を屈曲部の
    上端凸角部(9)に環状の線状接触で圧接させることを
    特徴とする密閉形蓋付容器。
  2. 【請求項2】 樹脂製又は紙質製容器(21)の口縁か
    ら外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(22)に樹脂製
    又は紙質製蓋(31)の鉤状断面の環状折り曲げ部を被
    冠させる蓋付容器であって、容器の屈曲部上面(25)
    と前記屈曲部に嵌装する蓋の折り曲げ部(32)の上面
    (35)裏面に環状係合凹部(26)該環状係合凹部
    と係合する環状係合凸部(36A)の何れか一方を設け
    てなり、前記蓋を容器に被冠させたとき係合凸部と係合
    凹部を環状の線状接触で圧接させることを特徴とする密
    閉形蓋付容器。
  3. 【請求項3】 樹脂製又は紙質製容器(1)の口縁から
    外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部に樹脂製又は紙質製
    蓋(31)の鉤状断面の環状折り曲げ部を被冠させる蓋
    付容器であって、容器の屈曲部の上面(25)又は前記
    屈曲部(25)に嵌装する蓋の折り曲げ部の上面(3
    5)の裏面の何れか一方に対応する上面に先端が当接す
    るように凸部(36)を環状に設けてなり、前記蓋を容
    器に被冠させたとき凸部先端を対応する平らな面に圧接
    させることを特徴とする密閉形蓋付容器。
  4. 【請求項4】 樹脂製又は紙質製容器(41)の口縁か
    ら外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(42)に樹脂製
    又は紙質製蓋(51)の鉤状断面の環状折り曲げ部を被
    冠させる蓋付容器であって、容器の屈曲部(42)の口
    縁側側面(44)と前記屈曲部に嵌装する蓋の折り曲げ
    部(52)の口縁側側面(54)に環状係合凹部(4
    6)か該環状係合凹部と係合する環状係合凸部(56)
    の何れか一方を設けてなり、前記蓋を容器に被冠させた
    とき係合凹部と係合凸部を環状の線状接触で圧接させる
    ことを特徴とする密閉形蓋付容器。
  5. 【請求項5】 容器の屈曲部の口縁側側面と蓋の折り曲
    げ部の口縁側側面との隙間は容器入口側が大きくなるよ
    うに両側面又は片方の側面を傾斜させたものである請求
    項4に記載の密閉形蓋付容器。
  6. 【請求項6】 容器の屈曲部を外縁側側面のない鍔状断
    面とし、これに被冠させる蓋の折り曲げ部も外縁側側面
    のない蓋付容器となした請求項5に記載の密閉形蓋付容
    器。
  7. 【請求項7】 蓋の折り曲げ部の口縁側側面の環状係合
    凸部の先にさらに先端環状凸角部を設けて容器の屈曲部
    の口縁側側面の環状係合凹部の下位に環状に線接触させ
    て2位置以上で環状の線接触をさせた請求項5又は6に
    記載の密閉形蓋付容器。
  8. 【請求項8】 樹脂製又は紙質製容器(61)の口縁か
    ら外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(62)に樹脂製
    又は紙質製蓋(51)の鉤状断面の環状折り曲げ部を被
    冠させる蓋付容器であって、容器の屈曲部口縁側側面
    (64)又は前記屈曲部に嵌装する蓋の折り曲げ部(5
    2)の口縁側側面(54)の何れか一方に対応面に頂面
    が当接するように係合凸部(57)を環状に設けてな
    り、前記蓋を容器に被冠させたとき係合凸部頂部を対応
    する面に環状の線状接触で圧接させることを特徴とする
    密閉形蓋付容器。
  9. 【請求項9】 容器の屈曲部の口縁側側面と蓋の折り曲
    げ部の口縁側側面との隙間は容器入口側が大きくなるよ
    うに両側面又は片方の側面を傾斜させたものである請求
    項8に記載の密閉形蓋付容器。
  10. 【請求項10】 樹脂製又は紙質製容器(61)の口縁
    から外方に向かう鍔状断面の環状屈曲部に樹脂製又は紙
    質製蓋(51)の鍔状断面の環状折り曲げ部を被冠させ
    る蓋付容器であって、屈曲部の口縁側側面が口が狭まり
    勝手の第1テーパに形成し、折り曲げ部の口縁側側面は
    前記テーパより大きな角度の同方向の第2テーパに形成
    し、該第2テーパに環状係合凸部(57)を形成してそ
    の頂点を第1テーパで環状の線接触となし、接触点を高
    い面圧となしたことを特徴とする密閉形蓋付容器。
  11. 【請求項11】 蓋の環状折り曲げ部の口縁側側面の環
    状係合凸部(57)より先に先端環状凸角部(58)を
    形成して、容器の環状屈曲部の口縁側側面の前記係合凸
    部による環状の線接触部位より下位で環状の線接触をさ
    せ、2位置において面圧の高い環状の線接触を行わせる
    請求項9又は10に記載の密閉形蓋付容器。
  12. 【請求項12】 樹脂製又は紙質製容器(61)の口縁
    から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(62)に樹脂
    製又は紙質製蓋(51)の鉤状断面の環状折り曲げ部
    (52)を被冠させる蓋付容器であって、屈曲部の口縁
    側側面(64)を入口側が狭まり勝手のテーパに形成
    し、折り曲げ部口縁側側面(54)を対面の入口側とに
    隙間を有し且つ隙間が入口側が小さくなるように形成す
    るとともに環状係合凸部(59)を形成して対面に環状
    線接触で圧接させたことを特徴とする密閉形蓋付容器。
  13. 【請求項13】 容器の屈曲部の外縁側側面及び折り曲
    げ部の外縁側側面を除去したものである請求項11に記
    載の密閉形蓋付容器。
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