JPH0343167Y2 - - Google Patents

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JPH0343167Y2
JPH0343167Y2 JP1983169756U JP16975683U JPH0343167Y2 JP H0343167 Y2 JPH0343167 Y2 JP H0343167Y2 JP 1983169756 U JP1983169756 U JP 1983169756U JP 16975683 U JP16975683 U JP 16975683U JP H0343167 Y2 JPH0343167 Y2 JP H0343167Y2
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JP
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lid
hinge
bottle
recess
top wall
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JP1983169756U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、酒類又は醤油等の各種液体商品を
収容する瓶に装着して用いる瓶蓋に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来第5図及び第6図に示すような瓶蓋が広く
用いられている。
この瓶蓋は合成樹脂により形成され、中蓋aと
外蓋bとをヒンジcにより連結したものである。
そして、ヒンジcは三本のヒンジcc,cd,cdに
より形成されている。そして中央のヒンジccに対
し、両端のヒンジcdは長さが異るように形成さ
れており、このためヒンジcによる外蓋bの回動
が妨げられるように形成されている。これは外蓋
bを開き、中蓋aを装着した瓶dを傾けて、瓶の
内容液体等を注出する際に、外蓋bがたれ下つ
て、中蓋aを覆つてしまわないようにされている
のであつて、いわゆるかぶさり防止機構が形成さ
れている。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記のような瓶蓋は次のような難点を
有している。
それは瓶dに酒類、その他の液体商品を充填
し、その瓶に前記瓶蓋を装着し、中蓋aに外蓋b
を嵌着し、次の工程としてその全体を外側から注
水してシヤワーにより水洗する場合がある。この
場合、第5図において矢印Aeに示すようにヒン
ジccと外蓋bとの隙間から、そのシヤワーの水が
外蓋b内に侵入してしまうのである。
このような問題を解決する方法として、例えば
第7図に示すような瓶蓋があげられる。(実開昭
48−65653号)この瓶蓋は同図において樹脂部材
Aに樹脂部材Bを嵌着させ、この両者A,B間に
シール部材Cを挟持させ、かつ前記樹脂部材Bの
内ヒンジDの外側に外ヒンジEを設けたものであ
る。このような瓶蓋によれば、ヒンジは前記従来
のもののように外蓋bとの間に隙間がないため、
前記シヤワーの水の浸入の問題はさけられる。
しかし、このような瓶蓋も又次のような問題を
有している。
それは、図示のように蓋Fが開放の状態から閉
止に至る場合、前記外ヒンジEは鎖線Gで示す状
態から実線で示す状態迄丸く変形させなければな
らない。
即ちその端部H及びIが近づくように曲げなけ
ればならない。
この曲げ作業即ち蓋Fの閉止は比較的大きな力
を要し、いわゆるかたいキヤツプとなることを免
れない。
又他の問題として、図示のように丸く外方に突
出させられている外ヒンジEは、取扱いの邪魔に
なる。
この考案は前記のような各種の問題を解決する
ためになされたもので、その目的は前記第5図及
び第6図に示す瓶蓋のようにヒンジの境目からシ
ヤワーの水の浸入することのない、かつ前記第7
図に示す瓶蓋のように閉止する場合に比較的大き
な力を要することなく、即ちいわゆるかたいキヤ
ツプでなく、それよりも!?かに小さい力で、閉止
でき、しかもヒンジが外方に丸く突出して邪魔と
なることのない、しかもかぶさり防止機構を有す
る瓶蓋を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するこの発明について述べる
とそれは、瓶口の外周に圧接する合成樹脂製の筒
部6を有する中蓋1;該中蓋1と、該中蓋1に装
着する外蓋2とを一体に連成する内ヒンジ3;該
内ヒンジ3の外側で、前記中蓋1の筒部6と前記
外蓋2の頂壁15を一体に連成する外ヒンジ4;
該外ヒンジ4の、前記筒部6及び前記頂壁15と
の各接続部17,18の近傍にそれぞれ形成され
た薄肉部17a,18a;前記外ヒンジ4に形成
された、外蓋2の閉止の際に前記内ヒンジ3の外
側をカバーする第1凹部19、及び前記外蓋2の
前記頂壁15の周端角部の一部をカバーする第2
凹部20;該両凹部19,20間に形成された凸
部21;を具備することを特徴とする瓶蓋であ
る。
[作 用] この瓶蓋において外蓋2を中蓋1に装着した場
合、この瓶蓋のヒンジは、前記第5図及び第6図
に示す従来例のもののように3本のヒンジによつ
て形成されたものでないため、ヒンジの隙間から
蓋内にシヤワーの水の浸入する恐れを無くすこと
ができる。
又外ヒンジ4は筒部6と頂壁15との間に設け
られ、かつ第1凹部19、第2凹部20が形成さ
れ、又その間に凸部21が形成されてほぼ波型状
に形成されたため、曲り易く、更に又前記中蓋1
の筒部6及び外蓋2の頂壁15との各接続部1
7,18の近傍には薄肉部17a,18aがそれ
ぞれ形成されたことにより、全体的に曲り易く形
成されたことになり、外蓋2の閉止の際に、比較
的小さい力で、容易に曲げて閉止することができ
る。
又前記第1凹部19、第2凹部20を形成した
ことにより外ヒンジ4は外蓋2を閉止した際、内
ヒンジ3の外面形状に沿つて位置させられるか
ら、この外ヒンジ4が前記第7図に示す瓶蓋の外
ヒンジのように外側に丸く突出して取扱いの邪魔
となることがない。
[実施例] 第1図及び第2図において、1は中蓋であり合
成樹脂により形成され、該中蓋1に外蓋2が内ヒ
ンジ3及び外ヒンジ4により一体的に連成されて
いる。6は中蓋1の筒部を示す。又7は内筒、8
は注筒を示し、内筒7の内側には液体の流通を遮
断する口壁10が設けられている。
9は該口壁10に形成された無端状の裂溝、1
1は前記口壁10の、裂溝9の内側上面に形成さ
れた裂取部材である。
又第3図に示す12は係合部で、中蓋1に形成
された掛止部13と係合するようになつている。
次に第2図において14は密閉部、15は頂壁
を示す。
そして前記内ヒンジ3には薄肉部16が形成さ
れ、曲り易く形成されている。又前記外ヒンジ4
には第1凹部19、及び第2凹部20が形成さ
れ、かつその間に突部21が形成され、これによ
り曲り易く形成されている。そして前記第1凹部
19は外蓋2が閉止した際に図示のように前記内
ヒンジ3の外側をカバーするように形成され、か
つ前記第2凹部20は、前記外蓋2の、頂壁15
の周端の角部一部をカバーするようになつてい
る。又外ヒンジ4と前記筒部6及び外蓋2との各
接続部17,18近傍にはそれぞれ薄肉部17
a,18aが形成され、このように前記外ヒンジ
4は、第1、第2両凹部19,20、その間の突
部21、薄肉部17a,18aにより屈曲部が多
く形成され、全体的に曲り易く形成されているこ
とになる。
第3図は中蓋1に外蓋2を装着した場合の半断
面図であり、第4図はその場合の斜視図である。
[考案の効果] この考案は前記のように構成され、中蓋1と外
蓋2とは内ヒンジ3及び外ヒンジ4により一体的
に連成されたことにより、前記第5図及び第6図
に示すように三本のヒンジにより形成されたもの
でないから、ヒンジと蓋との隙間から、水洗用シ
ヤワーの蓋内への浸入を無くすことができる。又
前記外ヒンジ4には第1凹部19、第2凹部20
が、及びその間に凸部21が形成され、これによ
り波形状に形成されたため曲り易く、更にこれに
加えて前記中蓋1及び外蓋2との各接続部17,
18の近傍にそれぞれ薄肉部17a,18aを形
成したことによりきわめて曲り易く形成されたこ
とになり、前記第7図に示す瓶蓋の閉止に際して
のかたさを改良することができる。
又外ヒンジ4に第1凹部19、第2凹部20を
形成させたことにより、前記外蓋2の閉止の際
は、該外ヒンジ4は前記内ヒンジ3及び外蓋2の
頂壁15の周端部の角部に沿つて曲り、このため
前記第7図に示す外ヒンジEのように外側に丸く
凸出して取扱いの邪魔になる恐れをなくすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の実施例を示し、第
1図は瓶蓋の開放時の側面図、第2図は瓶蓋の要
部の断面図、第3図は瓶蓋の閉止時の半断面図、
第4図は同閉止時の斜視図、第5図は従来の瓶蓋
の開放時の断面図、第6図は同開放時の平面図、
第7図は他の従来の瓶蓋の断面図である。 1……中蓋、2……外蓋、3……内ヒンジ、4
……外ヒンジ、6……筒部、15……頂壁、17
……接続部、18……接続部、17a……薄肉
部、18a……薄肉部、19……第1凹部、20
……第2凹部、21……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瓶口の外周に圧接する合成樹脂製の筒部6を有
    する中蓋1;該中蓋1と、該中蓋1に装着する外
    蓋2とを一体に連成する内ヒンジ3;該内ヒンジ
    3の外側で、前記中蓋1の筒部6と前記外蓋2の
    頂壁15を一体に連成する外ヒンジ4;該外ヒン
    ジ4の、前記筒部6及び前記頂壁15との各接続
    部17,18の近傍にそれぞれ形成された薄肉部
    17a,18a;前記外ヒンジ4に形成された、
    外蓋2の閉止の際に前記内ヒンジ3の外側をカバ
    ーする第1凹部19及び前記外蓋2の前記頂壁1
    5の周端角部の一部をカバーする第2凹部20;
    該両凹部19,20間に形成された凸部21;を
    具備することを特徴とする瓶蓋。
JP16975683U 1983-11-01 1983-11-01 瓶蓋 Granted JPS6076653U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16975683U JPS6076653U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 瓶蓋

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JP16975683U JPS6076653U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 瓶蓋

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Publication Number Publication Date
JPS6076653U JPS6076653U (ja) 1985-05-29
JPH0343167Y2 true JPH0343167Y2 (ja) 1991-09-10

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JPS6076653U (ja) 1985-05-29

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