JP3192126B2 - 密閉蓋付容器 - Google Patents

密閉蓋付容器

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JP3192126B2 JP05957999A JP5957999A JP3192126B2 JP 3192126 B2 JP3192126 B2 JP 3192126B2 JP 05957999 A JP05957999 A JP 05957999A JP 5957999 A JP5957999 A JP 5957999A JP 3192126 B2 JP3192126 B2 JP 3192126B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスーパーマケット或
いは商店において、食料品等に煮汁等流動物を含む惣菜
等を入れることができる樹脂製又は及び紙質製の蓋付容
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】店頭に並べられている樹脂製又は紙質製
蓋付容器には種々の形状のものが知られているが、その
中で例えば図13のような容器101は、強度を考慮し
て口縁が外方に鉤状断面とされた環状屈曲部101a
に、蓋102の環状折り曲げ部102aで嵌合される。
【0003】この嵌合は図14に示す部分拡大図に示す
ように容器101の環状屈曲部101aの外縁101b
の蓋入口側が開く勝手即ち大径となる角度θ101のテ
ーパ面と蓋102の環状折り曲げ部102aの外縁10
2bのテーパ面とがほぼ同一角度に形成され、容器10
1aの口縁101cは蓋入口側が狭くなる勝手即ち小径
となる角度θ102のテーパ面と蓋102の口縁102
cのテーパ面とがほぼ同一角度で形成されていて断面ば
ち形をなし、通常のテーパ嵌合と逆方向即ち小径部が大
径端を乗り越える嵌合で、蓋が容器から離脱しにくくつ
くられている。
【0004】また図15に示す別形態の嵌合部拡大図で
は口縁側嵌合面101c,102cがストレート若しく
は抜き勾配により入口が開き勝手のテーパに形成されて
いて、外縁側の逆方向のテーパ嵌合によって蓋が容器か
ら離脱しにくくつくられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた前
者の図14の断面ばち形の嵌合面では接触圧が弱く両面
全周が一様に密着しているとは限らない。また後者図1
5の断面形状のものでは蓋102と容器101の嵌合は
環状屈曲部の外縁101bと環状折り曲げ部の口縁10
2bのテーパ面だけで係合されているだけなので、同様
に接触圧が弱く全周が一様に密着しているとは限らず容
器内に煮汁等流動物を含むお惣菜を入れた場合、輸送中
又は置き方によって煮汁が流出するという問題を有して
いた。
【0006】また近年煮汁の流出をなくするため、イー
ジーオープン・イージピールという手法が用いられてい
る。この手法は容器と蓋との接合部に接着剤をぬる工程
と品物を入れてから蓋と容器を圧力をかけて密着させる
工程の2工程を要しコスト高となる問題があった。
【0007】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、蓋を被冠させたときの容器との気密性を高め中の流
動物が流出し難く、コスト高とならない手法で且つ安定
した品質の密閉形の蓋付容器を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における密閉蓋付容器は、樹脂製又は紙質製容
器の口縁から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部に樹脂
製又は紙質製蓋の環状折り曲げ部を被冠させる蓋付容器
であって、前記容器の環状屈曲部の口縁側側面を蓋が
じ勝手の、第1テーパ面とし、この第1テーパ面の下端
に続き口が開き勝手の第2テーパ面に形成し、環状屈曲
部の外縁側側面下端に第1係合凹部又は第1係合凸部を
形成し、前記蓋の環状折り曲げ部の容器口縁側側面を
記第1テーパ面に嵌合する第3テーパ面に形成し、この
第3テーパ面に続く段部を経て前記第2テーパ面との
接触部位の内径より僅かに大きい外径の環状凸角部を
有する落とし環状溝を形成し、環状折り曲げ部の外縁側
側面に前記第1係合凹部又は第1係合凸部に係合する第
2係合凸部又は第2係合凹部を形成してなり、容器に蓋
を被冠させたとき環状屈曲部の第1テーパ面と環状折り
曲げ部の第3テーパ面とはテーパ嵌合であり第2テーパ
面と環状凸角部とは強い面圧で密着する環状 の線状接触
であるダブルシール構造としたものである。
【0009】また蓋の環状折り曲げ部の外縁側の側面の
下端を係合凸部とし、容器の環状屈曲部の外縁側側面の
下端から係合凹部を除いて、前記係合凸部を前記環状屈
曲部の外縁側側面下端に係合させるようにしたものであ
る。
【0010】また環状屈曲部と環状折り曲げ部の嵌合部
の外縁側側面、並びにそれぞれの下端の係合凹部と係合
凸部とを除去したものである。
【0011】また容器の環状屈曲部の口縁側側面の下端
に続く面を口側が開き勝手のテーパに替え口側が狭まり
勝手のテーパ又は垂直面となしたものである。
【0012】また容器の環状屈曲部の口縁側側面の第1
テーパと第2テーパを1つのテーパとし蓋の第3
テーパ面のテーパ嵌合に替え第3テーパ面下端の環状凸
角部を前記一つのテーパ面と環状の線状接触となしたも
のである。
【0013】
【作用】請求項1及び請求項2の発明は、蓋11を容器
1にかぶせて環状折り曲げ部12と環状屈曲部2を上下
に圧して嵌着させると、蓋側の係合凸部15が容器側の
係合凹部5又は外縁側側面33下端と係合して蓋の離脱
が阻止され、容器1と蓋11の互いの口縁側側面はテー
パ嵌合し、嵌着による下方への押圧力で蓋の落とし環状
溝部19又は49の環状凸角部19a又は49aが容器
のテーパ面1aに環状の線接触で圧接されて蓋と容器間
ダブルシールで高い密閉性が保たれる。
【0014】請求項3の発明は、容器1に蓋11をのせ
て蓋を押し付けることにより、蓋の口縁側側面テーパ1
4が容器の環状屈曲部口縁側側面のテーパ4に押し込
まれ、鍔部が圧着された状態で互いのテーパ面が嵌合し
環状凸角部19aがテーパ面1aに強く環状に線接触
され容器の密閉性が保たれる。
【0015】請求項4のものは、容器に蓋をのせて押さ
えこむことにより鍔が密着した位置でそれぞれの口縁側
のテーパ面が嵌合するとともに先端の環状凸角部29
がテーパ面の下位の面35に環状に線接触して容器の密
閉性が保たれる。
【0016】請求項5のものは、容器,蓋の鍔部が密着
された位置で蓋11側の第1環状凸角部19b,第2環
状凸角部19cが容器の口縁側側面のテーパにそれぞれ
環状に線接触し、ダブルシールで容器の高い密閉性が保
たれる。
【0017】
【実施例】以下実施例について図面に基づいて説明す
る。合成樹脂素材からなるシート成形でつくられた容器
1は、図1,図3に示すように型から離型しやすいよう
に抜きテーパが付けられて口側が開く形の断頭角錐状に
つくられ、外周部は補強のため外方に鉤状断面とされた
環状屈曲部(以下単に屈曲部と呼ぶ)2が形成されてい
る。この屈曲部2の外縁側の側面3は上側(蓋入口)の
径が大きい逆テーパに形成され、下端には係合凹部5が
形成されている。口縁側の側面4は上側(蓋入口)が小
径の逆テーパに形成されている。この外縁側の側面3の
テーパ角θ1 と口縁側の側面4のテーパ角度θ2 は2°
〜10°の範囲好ましくは4°〜6°とされている。
【0018】容器1には屈曲部2の口縁側の側面4に続
段部を経て口が開き勝手のテーパ面1aが形成されて
おり、このテーパ面1aのテーパ角θ3 は10°〜30
°の範囲好ましくは15°〜20°とされている。そし
て屈曲部の外縁の側面3の一部の下端に直角に側方に
突出する舌片7が形成されており、この舌片7に容器1
の舌片を含まない対角線とほぼ平行にホックの雌となる
小判形の凹嵌合部6が形成され、この凹嵌合部6は底が
拡がる断面ばち状につくられている。更に舌片7と対向
位置の角部には蓋11が開けやすいように屈曲部外縁側
の側面3の舌端直角につまみとなる舌片8が形成されて
いる。
【0019】容器1に被冠される蓋11は、図2,図3
に示すように容器1の屈曲部2と係合する鉤状断面とさ
れた環状折り曲げ部(以下単に折り曲げ部と呼ぶ)12
が形成されており、この折り曲げ部12に容器1の屈曲
部の外縁側の側面3と密に嵌合する外縁側の側面13
と、容器1の屈曲部口縁側の側面4に嵌合される口縁側
の側面14が設けられている。この折り曲げ部外縁側の
側面13は下側が小径の逆テーパに形成されており、テ
ーパ角度θ4はθ1 とほぼ同一角度とされ、折り曲げ部
外縁側の側面13の下端に容器1の係合凹部5と係脱自
在に係合する係合凸部15が設けられている。係合凹部
5と係合凸部15は通常は環状に形成されるが、必ずし
もこれに限定するものではなく等分位置に形成してもよ
い。
【0020】また折り曲げ部口縁側の側面14は下側が
大径の逆テーパに形成されており、テーパ角度θ5 はθ
2 とほぼ同一角度とされている。蓋11にはこの折り曲
げ部口縁側の側面14に続き段部を経て落とし環状溝部
(以下落とし溝部と呼ぶ)19が設けられており、落と
し溝部19の外周の段差部に容器1のテーパ面1aに接
触する環状凸角部19aが設けられている。この環状凸
角部19aの外径D1は容器1のテーパ面1aの接触部
位の内径d1 より僅か例えば0.1〜0.5mm好まし
くは0.2mm大きい寸法に形成されている。
【0021】さらに蓋11を容器1に被冠したとき舌片
7と対応する位置に小形の舌片17が折り曲げ部外縁側
の側面13の下端から直角に側方に突出するように形成
されていて、凹嵌合部6に対応する位置の略中央に嵌合
する円形の凸嵌合部16がその下側に形成されている。
この凸嵌合部16の断面ばち状の先は底が開く断面ばち
状凹嵌合部6の幅より僅か例えば0.3〜0.5mm大
径に作られている。
【0022】そして舌片17の基部は蓋11の外周に沿
った薄肉部18を形成して容易に折り曲げられるように
なっている。また容器1の舌片8に対応する位置に折り
曲げ部外縁側の側面13の下端から側方直角に突出する
舌片10が形成されており、この舌片10と容器1の舌
片8はそれぞれがつまみ易いように僅かに位相がずらし
てある。
【0023】続いて本発明の実施例の作用について説明
する。容器1にスーパマーケットなどの準備室で例えば
一人分の煮汁等流動物を含んだお惣菜がつめられて蓋1
1が容器上に載せられ、ホックとなる舌片7の凹嵌合部
6と舌片17の凸嵌合部16とを上下より圧して嵌合さ
せ、蓋11の折り曲げ部12を容器11の屈曲部2にか
ぶせ上下に圧して嵌合させると、図3に示すように蓋1
1の折り曲げ部12と容器1の屈曲部2が逆テーパによ
って嵌着され、同時に係合凸部15が係合凹部5に係合
して蓋の離脱が阻止される。
【0024】そして蓋11の落とし溝部19の環状凸角
部19aの外径D1 が容器1のテーパ面1aの線接触部
位の内径d1 より僅か大きく作られているため、折り曲
げ部12と屈曲部2の嵌着による下方への押圧力で環状
凸角部19aがテーパ面1aに圧接されて環状に線状で
密着し、ダブルシール構造の高い密閉性を保ち中の流動
物は密着部で阻止されて流れ出ない。
【0025】容器の中身を取り出すには一方の舌片例え
ば8を左手で他方の舌片10を右手でつまみ、上下に開
けると折り曲げ部12と屈曲部2の嵌合が外れる。蓋1
1を持ち上げるとホックとなる嵌合部は連結したままで
も舌片17の薄肉部18が折り曲げられて支障なく中身
を取りだし得る。蓋11を容器1より取外したいときに
はホックとなる嵌合部を引き離すことにより外すことが
できる。
【0026】尚、図4に示すように蓋21の落とし溝部
29の外周を段差のないストレートとし、下端の環状凸
角部29aが容器1のテーパ面1aに線状接触して高い
密閉性を保つようにすることもできる。
【0027】また、図5に示すように容器31の屈曲部
外縁側の側面33をほぼ垂直面とし、これと嵌合する蓋
41の折り曲げ部外縁側の側面43の下端に係合凸部4
5を設け、容器31に蓋41を被冠させる際、係合凸部
45が屈曲部外縁側の側面33の下端を越えて係合して
蓋41の離脱を阻止し、蓋41の落とし溝部49の外周
段差部の環状凸角部49aを容器31の口縁側側面31
aのテーパ面に環状に線状で密着させるようにすること
もできる。
【0028】また、図6に示すように蓋51の落とし溝
部59の外周を段差のないストレートとし、外周下端の
環状凸角部59aを容器31の口縁側側面31aのテー
パ面に環状で線状に当接するようにすることもできる。
【0029】また図7,図8の示すように屈曲部外縁側
と折り曲げ部外縁側の側面63、73又は83を上側が
大径の逆テーパとし、係合凸部75又は85を屈曲部外
縁側の側面63の下端をのり越えて係合させるようにす
ることもできる。(図7と図8は落とし溝部79,89
の断面形状が異なる。)
【0030】図9に示すものは図3の変形で異なる部分
について説明する。容器1の屈曲部2の鉤状断面に変え
鍔状断面となしたものであって、蓋12の折り曲げ部も
鍔状断面となる。容器1の屈曲部2の鍔部と蓋11の折
り曲げ部12の鍔部とを重ねたとき折り曲げ部の口縁側
側面14のテーパ面より下の先端環状凸角部19aが強
く環状に線接触することが重要であって、このためには
凸角部の接触部の外経寸法が屈曲部2の口縁側側面内経
寸法より僅かに大きいことが必要である。したがって環
状線接触とテーパ嵌合により容器の高い密閉性が保たれ
る。
【0031】図10に示すものは、容器1の屈曲部の口
縁側側面4を延長して蓋の第1環状凸角部19b,第2
環状凸角部19cを側面4に環状に線接触させ高い密閉
性を保つものである。なお環状屈曲部を鉤状断面として
外縁側側面を形成し、蓋の環状折り曲げ部にも外縁側側
面を形成し両側面を嵌合又はそれぞれの側面下端に環状
係合凸部,凹部を設けたものとにこの形式を採用するこ
とも自由である。
【0032】図11に示すものは図4を発展させたもの
であって図9と同様に鍔状断面としたものである。
【0033】図12に示すものは図11の変形で、異な
るところは容器1の鍔状断面の屈曲部口縁側テーパ面4
の下位に続くテーパ面を、テーパでなく底面に直角な垂
直面35となしたものである。蓋21の下端の環状凸角
部29aが環状に線状接触して強く圧接される寸法に形
成されて高い密閉性を保つものである。この場合垂直面
35は垂直にこだわるものでなく垂直面に対して内側、
又は外側(図4と同)に傾斜したテーパ面とすることも
可能である。
【0034】前記実施例では樹脂製の蓋付容器の例につ
いて説明したが、蓋及び容器を紙質製とすることもで
き、更に蓋又は容器の何れか一方が樹脂製で他方が紙質
製の蓋付容器とすることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1,2の発明の
共通の効果として、蓋の環状折り曲げ部に続く内側に
部を経て落とし環状溝部を設け、この落とし環状溝部の
環状凸角部の外径D1 を容器の環状屈曲部に続くテーパ
面の当接部位の内径d1 より僅かに大きい寸法に形成
し、蓋を容器にかぶせて環状折り曲げ部と環状屈曲部を
上下に圧して嵌着させたとき、嵌着による下方への押圧
力で環状凸角部がテーパ面に線状で接触するようにした
ので、シート材から成形時に発生する厚みむらに対して
強い面圧の接触力により環状線接触部での密閉性が向上
し、屈曲部と折り曲げ部のテーパ嵌合とのダブルシール
構造により容器内に例えば流動物を含むお惣菜が入って
いても流動物が流出し難くなり、輸送中または置いたと
きの状態によって流動物が流れ出し周りの商品を汚すこ
とがなくなる。
【0036】また、シートよりの形成において、イージ
オープン・イージピールとするような特別の工程を必要
とせず、通常の工程の容器の成形のみで本発明か達成さ
れるので、製品コストを明らかに易くすることができ
る。
【0037】請求項3,4は屈曲部と折り曲げ部が鍔に
よる密着であるので蓋の着脱並びに製作が容易である。
しかもテーパ嵌合と環状の線接触とにより密閉効果を損
なうことがない。
【0038】請求項5は屈曲部と折り曲げ部が鍔による
密着であり、また一つのテーパ面に2位置で線接触させ
るものであるので、製作並びに着脱が容易である。しか
もダブルシールであるので密閉効果も多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の密閉蓋付容器の容器の図で
(a)は正面図、(b)は側面の断面図である。
【図2】本発明の実施例の密閉蓋付容器の蓋の図で
(a)は正面図、(b)は側面の断面図である。
【図3】実施例の蓋を容器に被冠させた状態の要部の部
分拡大図である。
【図4】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図5】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図6】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図7】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図8】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図9】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図10】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた
状態の要部の部分拡大図である。
【図11】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた
状態の要部の部分拡大図である。
【図12】実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた
状態の要部の部分拡大図である。
【図13】従来の技術の蓋付容器の蓋と容器の側面の断
面図である。
【図14】図13の要部の部分拡大図である。
【図15】従来の技術の他の例を示す要部の部分拡大図
である。
【符号の説明】
1 容器 1a テーパ面 2 環状屈曲部 3 環状屈曲部外縁側の側面 4 環状屈曲部口縁側の側面 5 係合凹部 11,21 蓋 12 環状折り曲げ部 13 環状折り曲げ部外縁側側面 14 環状折り曲げ部口縁側側面 15 係合凸部 19 落とし環状溝部 19a 環状凸角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 43/08 B65D 43/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製又は紙質製容器の口縁から外方に
    向かう鉤状断面の環状屈曲部に樹脂製又は紙質製蓋の環
    状折り曲げ部を被冠させる蓋付容器であって、前記容器
    の環状屈曲部の口縁側側面を蓋が閉じ勝手の、第1テー
    パ面とし、この第1テーパ面の下端に続き口が開き勝手
    第2テーパ面に形成し、環状屈曲部の外縁側側面下端
    に第1係合凹部又は第1係合凸部を形成し、前記蓋の環
    状折り曲げ部の容器口縁側側面を前記第1テーパ面に嵌
    合する第3テーパ面に形成し、この第3テーパ面に続く
    段部を経て前記第2テーパ面との環状接触部位の内径よ
    り僅かに大きい外径の環状凸角部を有する落とし環状溝
    を形成し、環状折り曲げ部の外縁側側面に前記第1係合
    凹部又は第1係合凸部に係合する第2係合凸部又は第2
    係合凹部を形成してなり、容器に蓋を被冠させたとき
    状屈曲部の第1テーパ面と環状折り曲げ部の第3テーパ
    面とはテーパ嵌合であり第2テーパ面と環状凸角部とは
    強い面圧で密着する環状の線状接触であるダブルシール
    構造とすることを特徴とする密閉蓋付容器。
  2. 【請求項2】 蓋の環状折り曲げ部の外縁側の側面の
    端を係合凸部とし、容器の環状屈曲部の外縁側側面の
    端から係合凹部を除いて、前記係合凸部を前記環状屈曲
    部の外縁側側面下端に係合させるようにした請求項1に
    記載の密閉蓋付容器。
  3. 【請求項3】 環状屈曲部と環状折り曲げ部の嵌合部の
    外縁側側面、並びにそれぞれの下端の係合凹部と係合凸
    部とを除去した請求項1に記載の密閉蓋付容器。
  4. 【請求項4】 容器の環状屈曲部の口縁側側面の下端に
    続く面を口側が開き勝手のテーパに替え口側が狭まり勝
    手のテーパ又は垂直面となした請求項に記載の密閉蓋
    付容器。
  5. 【請求項5】 容器の環状屈曲部の口縁側側面の第1テ
    ーパと第2テーパを1つのテーパとし蓋の第3テ
    ーパ面のテーパ嵌合に替え第3テーパ面下端の環状凸角
    部を前記一つのテーパ面と環状の線状接触となしたもの
    である請求項に記載の密閉蓋付容器。
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