JP2975842B2 - 密閉蓋付容器 - Google Patents

密閉蓋付容器

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JP2975842B2
JP2975842B2 JP6079758A JP7975894A JP2975842B2 JP 2975842 B2 JP2975842 B2 JP 2975842B2 JP 6079758 A JP6079758 A JP 6079758A JP 7975894 A JP7975894 A JP 7975894A JP 2975842 B2 JP2975842 B2 JP 2975842B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスーパーマケット或いは
商店において、食料品等に煮汁等流動物を含む惣菜等を
入れることができる樹脂製又は及び紙質製の蓋付容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】店頭に並べられている樹脂製又は紙質製
蓋付容器には種々の形状のものが知られているが、その
中で例えば図のような容器101は、強度を考慮して
口縁が外方に鉤状断面とされた環状屈曲部101aに、
蓋102の環状折り曲げ部102aで嵌合される。
【0003】この嵌合は図10に示す部分拡大図に示す
ように容器101の環状屈曲部101aの外縁101b
の蓋入口側が開く勝手即ち大径となる角度θ101のテ
ーパ面と蓋102の環状折り曲げ部102aの外縁10
2bのテーパ面とがほぼ同一角度に形成され、容器10
1aの口縁101cは蓋入口側が狭くなる勝手即ち小径
となる角度θ102のテーパ面と蓋102の口縁102
cのテーパ面とがほぼ同一角度で形成されていて断面ば
ち形をなし、通常のテーパ嵌合と逆方向即ち小径部が大
径端を乗り越える嵌合で、蓋が容器から離脱しにくくつ
くられている。
【0004】また図11に示す別形態の嵌合部拡大図で
は口縁側嵌合面101c,102cがストレート若しく
は抜き勾配により入口が開き勝手のテーパに形成されて
いて、外縁側の逆方向のテーパ嵌合によって蓋が容器か
ら離脱しにくくつくられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた前
者の図10の断面ばち形の嵌合面では接触圧が弱く両面
全周が一様に密着しているとは限らない。また後者図
の断面形状のものでは蓋102と容器101の嵌合は
環状屈曲部の外縁101bと環状折り曲げ部の口縁10
2bのテーパ面だけで係合されているだけなので、同様
に接触圧が弱く全周が一様に密着しているとは限らず容
器内に煮汁等流動物を含むお惣菜を入れた場合、輸送中
又は置き方によって煮汁が流出するという問題を有して
いた。
【0006】また近年煮汁の流出をなくするため、イー
ジーオープン・イージピールという手法が用いられてい
る。この手法は容器と蓋との接合部に接着剤をぬる工程
と品物を入れてから蓋と容器を圧力をかけて密着させる
工程の2工程を要しコスト高となる問題があった。
【0007】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、蓋を被冠させたときの容器との気密性を高め中の流
動物が流出し難く、コスト高とならない手法で且つ安定
した品質の密閉形の蓋付容器を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における密閉蓋付容器は、樹脂製又は紙質製容
器(1)の口縁から外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部
(2)に樹脂製又は紙質製蓋(11)の環状折り曲げ部
(12)を被冠させる蓋付容器であって、前記容器の環
状屈曲部の口縁側側面(4)を口が閉じ勝手の第1テー
パとし、前記蓋の環状折り曲げ部の口縁側側面(14
a)を前記第1テーパの角度より大きな角度の第3テー
パとし、第3テーパの第1環状凸角部(19b)を前記
第1テーパに環状に線接触させ、前記第1テーパの下位
に続く側面(9)を同方向の第2テーパに形成し、前記
第1環状凸角部に続いて下位に第3テーパと同方向で第
2テーパより角度の大きな側面(14b)の第4テーパ
に形成し、第4テーパの第2環状凸角部(19c)を前
記第2テーパに環状に線接触させ、容器の環状屈曲部の
外縁側側面(3)と蓋の折り曲げ部の外縁側側面(1
3)とを係合状態に形成してなり、2個所の環状の線接
触部位に強い面圧を得るようにしたものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】また環状屈曲部の外縁側側面部及び蓋の折
り曲げ部の外縁側側面部を除いたものである。
【0015】
【0016】また第3テーパの第1環状凸角部で線接触
させず第1テーパ面又は第3テーパ面に環状係合凸部
(20)を形成して凸部頂面で相対面と環状に線接触を
行わせるものである。
【0017】また第1テーパの口縁側側面又は第3テー
パの口縁側側面の何れか一方に環状係合凸部(10)を
形成して対面と環状の線接触をさせたものである。
【0018】
【作用】請求項1は、容器1に蓋11をのせ押さえると
環状屈曲部2に環状折り曲げ部12の外縁部が嵌合さ
れ、屈曲部口縁側側面4に折り曲げ部口縁側14aの第
1環状凸角部19bが環状に線接触するとともに側面9
には第2環状凸角部19cが環状に線接触する。このダ
ブルシールにより、より確実に容器の密閉性が保たれ
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】請求項2,3のものは、容器,蓋の鍔部が
密着された位置で蓋11側の第1環状凸角部19b,第
2環状凸角部19cが容器の口縁側側面のテーパにそれ
ぞれ環状に線接触し、ダブルシールで容器の高い密閉性
が保たれる。
【0024】請求項のものは、容器1に蓋11を押し
込みそれぞれの鉤部又は鍔部が密着した位置で容器の口
線側環状係合凸部10が蓋の口縁側側面14a又は蓋の
環状係合凸部が容器の口縁側側面第1テーパ面に頂点で
環状に線接触し、その下位で蓋の口縁側側面14aの先
端環状凸角部19bが容器の口縁側側面のテーパ面に環
状に線接触し、さらに環状凸角部19bの下の先端環状
凸角部19cが第1テーパ面の下の第2テーパ面に環状
に線接触して、トリプルシールにより確実に容器の密閉
性が保たれる。
【0025】
【実施例】以下実施例について図面に基づいて説明す
る。 実施例 合成樹脂素材からなるシート成形でつくられた容器1
は、図1,図3に示すように型から離型しやすいように
抜きテーパが付けられて口側が開く形の断頭角錐状につ
くられ、外周部は補強のため外方に鉤状断面とされた環
状屈曲部(以下単に屈曲部と呼ぶ)2が形成されてい
る。この屈曲部2の外縁側の側面3は上側(蓋入口)の
径が大きい逆テーパに形成され、下端には係合凹部5が
形成されている。口縁側の側面4は上側(蓋入口)が小
径の逆テーパに形成されている。この外縁側の側面3の
テーパ角θ1 と口縁側の側面4のテーパ角度θ2 は2°
〜10°の範囲好ましくは4°〜6°とされている。
【0026】容器1には屈曲部2の口縁側の側面4に続
き口が開き勝手のテーパ面1aが形成されており、この
テーパ面1aのテーパ角θ3 は10°〜30°の範囲好
ましくは15°〜20°とされている。そして屈曲部の
外縁の側面3の一部の下端に直角に側方に突出する舌
片7が形成されており、この舌片7に容器1の舌片を含
まない対角線とほぼ平行にホックの雌となる小判形の凹
嵌合部6が形成され、この凹嵌合部6は底が拡がる断面
ばち状につくられている。更に舌片7と対向位置の角部
には蓋11が開けやすいように屈曲部外縁側の側面3の
舌端直角につまみとなる舌片8が形成されている。
【0027】容器1に被冠される蓋11は、図2,図3
に示すように容器1の屈曲部2と係合する鉤状断面とさ
れた環状折り曲げ部(以下単に折り曲げ部と呼ぶ)12
が形成されており、この折り曲げ部12に容器1の屈曲
部の外縁側の側面3と密に嵌合する外縁側の側面13
と、容器1の屈曲部口縁側の側面4に嵌合される口縁側
の側面14が設けられている。この折り曲げ部外縁側の
側面13は下側が小径の逆テーパに形成されており、テ
ーパ角度θ4はθ1 とほぼ同一角度とされ、折り曲げ部
外縁側の側面13の下端に容器1の係合凹部5と係脱自
在に係合する係合凸部15が設けられている。係合凹部
5と係合凸部15は通常は環状に形成されるが、必ずし
もこれに限定するものではなく等分位置に形成してもよ
い。
【0028】また折り曲げ部口縁側の側面14は下側が
大径の逆テーパに形成されており、テーパ角度θ5 はθ
2 とほぼ同一角度とされている。蓋11にはこの折り曲
げ部口縁側の側面14に続き落とし環状溝部(以下落と
し溝部と呼ぶ)19が設けられており、落とし溝部19
の外周の段差部に容器1のテーパ面1aに接触する環状
凸角部19aが設けられている。この環状凸角部19a
の外径D1 は容器1のテーパ面1aの接触部位の内径d
1 より僅か例えば0.1〜0.5mm好ましくは0.2
mm大きい寸法に形成されている。
【0029】さらに蓋11を容器1に被冠したとき舌片
7と対応する位置に小形の舌片17が折り曲げ部外縁側
の側面13の下端から直角に側方に突出するように形成
されていて、凹嵌合部6に対応する位置の略中央に嵌合
する円形の凸嵌合部16がその下側に形成されている。
この凸嵌合部16の断面ばち状の先は底が開く断面ばち
状凹嵌合部6の幅より僅か例えば0.3〜0.5mm大
径に作られている。
【0030】そして舌片17の基部は蓋11の外周に沿
った薄肉部18を形成して容易に折り曲げられるように
なっている。また容器1の舌片8に対応する位置に折り
曲げ部外縁側の側面13の下端から側方直角に突出する
舌片10が形成されており、この舌片10と容器1の舌
片8はそれぞれがつまみ易いように僅かに位相がずらし
てある。
【0031】続いて本発明の実施例の作用について説明
する。容器1にスーパマーケットなどの準備室で例えば
一人分の煮汁等流動物を含んだお惣菜がつめられて蓋1
1が容器上に載せられ、ホックとなる舌片7の凹嵌合部
6と舌片17の凸嵌合部16とを上下より圧して嵌合さ
せ、蓋11の折り曲げ部12を容器11の屈曲部2にか
ぶせ上下に圧して嵌合させると、図3に示すように蓋1
1の折り曲げ部12と容器1の屈曲部2が逆テーパによ
って嵌着され、同時に係合凸部15が係合凹部5に係合
して蓋の離脱が阻止される。
【0032】そして蓋11の落とし溝部19の環状凸角
部19aの外径D1 が容器1のテーパ面1aの線接触部
位の内径d1 より僅か大きく作られているため、折り曲
げ部12と屈曲部2の嵌着による下方への押圧力で環状
凸角部19aがテーパ面1aに圧接されて環状に線状で
密着し、高い密閉性を保ち中の流動物は密着部で阻止さ
れて流れ出ない。
【0033】容器の中身を取り出すには一方の舌片例え
ば8を左手で他方の舌片10を右手でつまみ、上下に開
けると折り曲げ部12と屈曲部2の嵌合が外れる。蓋1
1を持ち上げるとホックとなる嵌合部は連結したままで
も舌片17の薄肉部18が折り曲げられて支障なく中身
を取りだし得る。蓋11を容器1より取外したいときに
はホックとなる嵌合部を引き離すことにより外すことが
できる。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】図に示すものは図3を発展させたもので
あって、異なるところを説明する。容器1の屈曲部2の
口縁側側面4の入口が小径となる逆テーパの角度θ2に
対し、蓋11の折り曲げ部12の口縁側側面14aを、
角度θ2より大きな角度θ8の同方向のテーパ14aと
して、先端の第1環状凸角部19bで側面4に線接触さ
せる。
【0039】さらに容器1の口縁側側面4に続く段差を
内方に形成し、それより側面4と同方向で角度θ2又は
それと異なる角度のテーパの側面9に形成されている。
これに対し蓋11のテーパの側面14aの第1環状凸角
部19bの下位につづく側面14bを角度θ8より大き
な角度θ9で同方向のテーパとし先端の第2環状凸角部
19cを形成して側面9に環状に線接触させるものであ
る。線接触部に強い面圧をうる寸法に形成することによ
り高い密閉性が保たれる。このものにおいて屈曲部2の
外縁側側面3下端の係合凹部5を除去して蓋の折り曲げ
部外縁側側面13下端の係合凸部15を係合させること
もできる。
【0040】図に示すものは、容器1の屈曲部2の外
縁側側面3と蓋11の外縁側側面13を下位置が小径と
なるテーパ嵌合となしたものである。高い密閉性が保た
れる。
【0041】図に示すものは図において容器1の屈
曲部2の外縁側側面及び蓋11の折り曲げ部に外縁側面
をともに除去し鍔形断面としたもので、鍔部を重ねたと
き第1環状凸角部19b,第2環状凸角19cは強く線
接触が得られる寸法につくられているので高い密閉性が
保たれる。
【0042】
【0043】図に示すものは図の第1環状凸角部1
9bに変え、側面14aのテーパ面に環状係合凸部20
を形成してその頂部で容器1の屈曲部側面4と環状線接
触させ、第2環状凸角部19cとの2位置で線接触させ
たものである。そして高い面圧をうる寸法に蓋側が少し
大きくつくられているので、高い密閉性が保たれる。な
お環状係合凸部20を屈曲部の口縁側側面4に形成して
側面14aに環状線接触させてもよい。また屈曲部,折
り曲げ部を鉤状断面とすることもできる。
【0044】
【0045】図に示すものは図のものにさらに環状
係合凸部10を容器1の屈曲部側面4に形成して折り曲
げ部口縁側側面14aに環状線接触させ気密性を保つも
のであって、蓋11側の第1環状凸角部19bと第2環
状凸角部19cと合わせて3位置で線接触させるもので
ある。なお環状屈曲部を鉤状断面として外縁側側面を形
成し、蓋の環状折り曲げ部にも外縁側側面を形成し両側
面を嵌合又は側面のそれぞれの下端に係合凹部,係合凸
部を設けたものとすることもできる。
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】前記実施例では樹脂製の蓋付容器の例につ
いて説明したが、蓋及び容器を紙質製とすることもで
き、更に蓋又は容器の何れか一方が樹脂製で他方が紙質
製の蓋付容器とすることもできる。
【0056】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1は容器及び蓋
の外縁側面で嵌合又は係合状態で強く連結したうえで、
第1環状凸角部,第2環状凸角部での環状の線接触によ
るダブルシールでより密閉効果が確実なものとなる。
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】請求項2,3は環状屈曲部と環状折り曲げ
部が鍔による密着であるので蓋の着脱、並びに製作が容
易である。しかも2位置での線接触のダブルシールのた
め密閉効果は多大である。
【0062】
【0063】請求項は屈曲部と折り曲げ部が鍔による
密着であり、また環状係合凸部と2環状凸角部とによる
3位置での環状の線接触であるので、完全な密閉効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の密閉蓋付容器の容器の図で
(a)は正面図、(b)は側面の断面図である。
【図2】本発明の実施例の密閉蓋付容器の蓋の図で
(a)は正面図、(b)は側面の断面図である。
【図3】 実施例の蓋を容器に被冠させた状態の要部の部
分拡大図である。
【図4】 実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図5】 実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図6】 実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図7】 実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図8】 実施例の他の例を示し蓋を容器に被冠させた状
態の要部の部分拡大図である。
【図9】従来の技術の蓋付容器の蓋と容器の側面の断面
図である。
【図10】図9の要部の部分拡大図である。
【図11】従来の技術の他の例を示す要部の部分拡大図
である。
【符号の説明】
1,201 容器 1a テーパ面 2,202 環状屈曲部 3,203 環状屈曲部外縁側の側面 4,204 環状屈曲部口縁側の側面 5,205 係合凹部 11,21 蓋 12 環状折り曲げ部 13 環状折り曲げ部外縁の側面 14 環状折り曲げ部口縁側の側面 15 係合凸部 19 落とし環状溝部 19a 環状凸角部 214a 先端環状凸角部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製又は紙質製容器(1)の口縁から
    外方に向かう鉤状断面の環状屈曲部(2)に樹脂製又は
    紙質製蓋(11)の環状折り曲げ部(12)を被冠させ
    る蓋付容器であって、前記容器の環状屈曲部の口縁側側
    面(4)を口が閉じ勝手の第1テーパとし、前記蓋の環
    状折り曲げ部の口縁側側面(14a)を前記第1テーパ
    の角度より大きな角度の第3テーパとし、第3テーパの
    第1環状凸角部(19b)を前記第1テーパに環状に線
    接触させ、前記第1テーパの下位に続く側面(9)を同
    方向の第2テーパに形成し、前記第1環状凸角部に続い
    て下位に第3テーパと同方向で第2テーパより角度の大
    きな側面(14b)の第4テーパに形成し、第4テーパ
    の第2環状凸角部(19c)を前記第2テーパに環状に
    線接触させ、容器の環状屈曲部の外縁側側面(3)と蓋
    の折り曲げ部の外縁側側面(13)とを係合状態に形成
    してなり、2個所の環状の線接触部位に強い面圧を得る
    ことを特徴とする密閉蓋付容器。
  2. 【請求項2】 環状屈曲部の外縁側側面部及び蓋の折り
    曲げ部の外縁側側面部を除いたものである請求項1に記
    載の密閉蓋付容器。
  3. 【請求項3】 第3テーパの第1凸角部で線接触させず
    第1テーパ面又は第3テーパ面に環状係合凸部(20)
    を形成して凸部頂面で相対面と環状に線接触を行わせる
    請求項1又は2に記載の密閉蓋付容器
  4. 【請求項4】 第1テーパの口縁側側面か第3テーパの
    口縁側側面の何れか一方に環状係合凸部(10)を形成
    して対面と環状の線接触をさせた請求項1又は2に記載
    の密閉蓋付容器。
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