JPH07132770A - 荷物輸送車の稼動式荷台並びに該荷台に付属する荷崩れ防止装置、及び簡易積み降ろしハンドトラック - Google Patents

荷物輸送車の稼動式荷台並びに該荷台に付属する荷崩れ防止装置、及び簡易積み降ろしハンドトラック

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JPH07132770A
JPH07132770A JP31098493A JP31098493A JPH07132770A JP H07132770 A JPH07132770 A JP H07132770A JP 31098493 A JP31098493 A JP 31098493A JP 31098493 A JP31098493 A JP 31098493A JP H07132770 A JPH07132770 A JP H07132770A
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Shoji Jinbo
▲祥▼二 神保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物輸送車の荷物の積み降ろしを、稼動式荷
台により容易にし、人が荷物を持ち上げる作業を少なく
し、さらに簡易積み降ろしハンドトラックにより人の手
による荷物の上げ下げをなくす。 【構成】 荷台部床1に軸受台3を並べて固着してコロ
4をはめこみベルト8を廻らせてモーター10を取り付
ける。さらにその側面にそのベルトに連動するベルト1
2を廻らせ、衝立14をその一ケ所に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物輸送車の稼動式荷
台並びに該荷台に付属する荷崩れ防止装置及び簡易積み
降ろしハンドトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の輸送車の荷台は、荷物の上げ下げ
の便宜のため最後部の扉の一部を水平に倒し上下するパ
ワーゲート付きのもの、荷物を崩し落とすダンプ式のも
のや、荷物を奥まで比較的楽に送れ、かつ引き出しやす
くするため、床の一部に無動力のコンベヤを敷いたもの
などであるが、いずれも荷台自体が駆動装置をもって荷
物を前後あるいは左右に動かすものではない。
【0003】ハンドトラックは板に車輪を4つ取り付け
ただけのもの、テーブルリフト付きのもの、また、おも
にビンのケースの運搬のための、車輪が2つで斜めに傾
けて運搬するもの、あるいはハンドリフトトラックまた
は空気圧、油圧を利用したパレットトラックなど。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】従来の荷台では、特
に大型の車両などで配送基地から配送基地に運搬する時
などにフォークリフト及びパレットを併用したり、伸縮
コンベヤをりようして作業する場合を除き、荷物の積み
降ろしに際しては、人間が荷台に上がって、荷物をおく
まで押し込んだり、奥の荷物を引き出したりしなければ
ならないため、運転手もしくは作業員に大きな負担を強
いるという問題点があった。
【0005】ハンドトラックを使用する場合には、もと
もと積んである荷物の山をいったん崩す形でいちいち上
から取って、逆順にハンドトラックに積み直し、さらに
運搬後いったん積んだものをまた一つ一つ降ろさなくて
はならなかったり、二輪車の場合にはビンのケースのよ
うに下がパレット状に空いている空間がなくては積み降
ろしがスムースに行かない、また、斜めに倒す形で運搬
するので物によっては大きな力を必要とし、不安定にな
る可能性もあって、どのような用途にでも、また力の弱
い者にでも使えるというものではなかった。ハンドリフ
トトラックやパレットトラック式のものはパレットを必
要とし、宅配便や、チェーン店の配送には規模が大き過
ぎて不向きである。
【0006】本発明は、荷物の積み降ろしに際し、人間
がいちいち荷台に上がり、荷物を奥まで押し込んだり引
き出したりする必要を無くし、運転手もしくは作業員の
負担を軽減すると同時に、その作業効率を上げるために
荷物を自動的に移動する稼動式荷台を得ることを目的と
しており、あわせてその移動による荷崩れを防ぐ、荷崩
れ防止装置を得ることを目的としている。
【0007】またハンドトラックをベルトコンベア状に
して、さらにくさび型に変形させることによりハンドト
ラックを路面と荷物の間に潜り込ませ、ハンドトラック
への荷物の積み上げを、積んであるままの状態で完了さ
せ、降ろす場合にも、積んであるままの状態で降ろすこ
とが可能な、簡易積み降ろしハンドトラックを得ること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の稼動式荷台においては、荷物を動かそうと
する方向に平行に軸受が適当な間隔で付いた軸受台を荷
台部に並べ、その軸受台の軸受にコロを貫いて軸をはめ
こんで、それぞれの軸の端に歯車を付けチェーンで連結
し、コロの回りにベルトを廻らして荷台をベルトコンベ
ア状にして、ブレーキ付き駆動モーターを取り付けて、
チェーンでコロを回すように連結する。
【0009】この場合、相当重量の荷物に耐えるため
に、軸受台と軸受台の間隔をあまり広く取れない。その
結果、コロの長さ、したがってベルトの幅が荷台いっぱ
いとすることができず、いくつかのベルトを並べる形に
なるので、ベルトとベルトとの間に軸受台の厚み分だけ
隙間ができることになり、塵がその間に溜まったり、荷
台面の一帯感を欠くということもありうる。またコロと
コロの間にベルトが沈み込むことも有りうる。これを嫌
う場合は荷台の幅の長さを2あるいは3等分した横幅と
手が届くくらいの長さのシートパレットを併用する。そ
してそのシートパレットを収納する引き出し式の箱を設
ける。
【0010】それを嫌う場合には、ベルトを全体に一回
り廻らせずに、後部下に巻き取るようにして、軸受台の
数に関わらず、荷台いっぱいの幅の、ひとのベルトにす
ることもできる。あるいはベルトの代わりに荷台の幅で
長さが数十センチの板を平たい紐で交互に編んだキャタ
ピラ状のものを使い、巻き取る代わりに収納箱を荷台下
部に設ける。この場合コロは所々歯車状にし、板の裏に
はそれと噛み合う窪みを設けるとともに、キャタピラが
水平を保てるように、レールを軸受台と平行にキャタピ
ラの裏面に接するくらいの高さに数本敷き、最後部には
板の長さ分ほどの台座を板の厚み分高くして設ける。
【0011】さらに運搬途中の急ブレーキ、急停車など
により荷物が前に動いたり、前のめりに崩れるのを防ぐ
ため、上記ベルト上の一か所に衝立を固着し、その衝立
が荷物の圧力で前倒しにならないように、両側面の前後
に回転軸を立ててその回転軸にベルトを廻らせ、かさ歯
車を介して床面のベルトと同時に、且つ同方向に動くよ
う連動させ、両側面のベルト上の一か所にも、衝立を固
着する。そしてその全体の構造を強固にするため、荷台
床面を底面とし、全体の構造を囲うような直方体をなす
フレームを取り付け、立てた回転軸をフレームに組み込
む。
【0012】雨天でもモーターや、駆動部分が影響を受
けないためと、構造をより強固なものにするために、上
記装置はアルミバンのようなボックス状の箱の中に組み
込まれるのが実際的である。
【0013】ビンやパンの販売店への配送のように、届
けるだけでなく空箱の回収も同時に行なう必要がある場
合のためには、下は配送品用、上は回収品用というふう
に、上下2段にあるいは複数段に上記装置をそれぞれ設
けることもできる。
【0014】一度に積み降ろしする荷物が比較的多い場
合や、重い場合のためには、パワーゲートを併設し、且
つパワーゲート自体にも稼動式荷台の構造を持たせるこ
ともできる。
【0015】この場合、例えば2段の荷台を持つ場合、
その2段目の高さまで上に移動させることができるもの
にすれば、人が荷物を高く掲げる必要を省くことができ
る。
【0016】またパワーゲートの床を水平にしたときの
最後部までボックスの両側面及び上面を伸ばし、パワー
ゲートの床の両端にボックス内側に入るように衝立を固
着し、パワーゲートの床を常に水平に保つ構造にすれ
ば、わずかな量の荷物の積み降ろしに際して、余分なパ
ワーゲートの開けしめの手順が省ける。
【0017】パワーゲートを上下に移動する際、もしく
は本体荷台と高さが異なる位置に留めおく場合、荷物が
何かの拍子に崩れたり、動いてしまわないように伸縮す
るスクリーンを荷台本体の最後部と、パワーゲートの最
前部にかけて取り付ける。
【0018】上記のようなパワーゲートを設けた場合、
その都度積み上げる荷物がちょうど荷台の幅であること
はほとんどなく、人間が積み直すことをせずに同じよう
に次の荷物を積み込むとすると、そこに空間ができてし
まうのを防ぐために、その荷物の幅の分だけベルトが稼
動することが求められることもありうる。
【0019】ただし本体部分を部分的に稼動させること
は荷崩れ坊止装置を取り付ける都合上無理があり、なお
かつ装置が複雑になったり、安定性を欠くという問題が
生じる。
【0020】そこで本体部分とパワーゲートの間に、軸
受台を狭い間隔で並べ、それぞれが独立して動かせるコ
ロをはめこみ、それに同じ幅のベルトを廻らした緩衝地
帯を設ける。このベルトはそれぞれはフリーに動かせ
る。ただし、その全体を一緒に動かしたり、または全体
にブレーキをかけれるよう、一列のコロに軸を通し、そ
の軸にはコロの幅と同じ間隔で一列のコロの数だけ摩擦
板を取り付け、摩擦板に向いているコロの片方の面も摩
擦板としクラッチとする。軸の端にもクラッチを設け、
クラッチをブレーキ付き駆動モーターに連結する。これ
により荷物を持ち上げて積み直す作業をさらに減らすこ
とができる。
【0021】それでも輸送車の通常のボックスはかなり
の高さがあり、地面に立ったままで上まで荷物を積み上
げることはほとんど不可能である。ボックスの大きさを
変えることなく、且つ地面に立ったまま荷台に全く上が
ることなく積み込み、積み降ろし作業を完結するにはボ
ックス内を上下に区切り、作業を地面にたったまま手の
届く下の段で、特にその最後部だけで行なえるようにす
る必要がある。
【0022】そのためには、適当な大きさの籠を観覧車
のように順次回転させれば良い。まず、ボックスの内径
の長さを4以上の適当な数に均等割りした長さと、ボッ
クスの内径の幅と等しい幅と、ボックスを上下に二等分
したのより若干低い高さで、相応の強度を持つ金属性の
荷物籠を、均等割りした数の2倍から1を引いた数だけ
そろえる。そしてボックスの高さの半分の位置に、前後
をそれぞれ一つの荷物籠の長さだけ空けて梁を架ける。
【0023】コロを表面に填め込んで、それにベルトを
廻らしてある、長さがボックスより籠一つ分短い長さ
で、幅がボックスの内径よりやや狭く、特に前後籠一つ
分は、更に幅の狭い板状の構造物を作る。この板状の構
造物を、上記の梁の上にコロを介して置く。その構造物
の中程片側はラックとし、コンテナ内部両側にピニオン
を、そのラックと噛み合うように取り付け、モーターで
動くようにする。便宜上この板状の構造物を以後、二段
目の床と呼ぶ。
【0024】上記の二段目の床のベルトを廻らせてある
コロには、ソレノイドなどを利用した、電気で開閉可能
なブレーキを取り付ける。コロならびにベルトを回す動
力は必要ない。
【0025】ボックスの床部分には、ボックスの長さい
っぱいに、幅は少し狭くして荷崩れ防止装置を取り付け
ない最初に述べた稼動式荷台を取り付ける。
【0026】ボックス内部の前後両側にパワーゲート状
のリフトを組み込んで取り付ける。ただし、そのリフト
床部は両側に股がってはおらず、片側ずつ独立し、ボッ
クスのフレームの幅以下で、相当の厚みのある梁状とす
る。長さはひとつの荷物籠の長さ程とし、ふらつかない
ように、その先をガイドレールに填め込む。
【0027】右側前部、左側前部、右側後部、左側後部
それぞれの梁状の内側には力が加わらない限り水平に倒
れるように爪を、バネを介して植込み、あたかも内側に
向いている小さなフォークリフトが4台できた格好にす
る。この爪の長さは倒して上下させても幅の狭い、二段
目の前後にはかからない長さとする。前部、後部それぞ
れの両側は同時に上下するように上部ないし底部で回転
軸と歯車ないし滑車で連動させる。これで前部リフト、
後部リフトができたことになる。
【0028】前後のリフトが底に着いた状態にして、か
つ二段目の床を前いっぱいに押し込んだ状態にして、用
意した荷物籠を下の段には均等割りした数だけ、上の段
にはそれから1を引いた数だけ前から隙間なく詰め込
む。
【0029】その状態の上の段の最後部の籠の後ろ端の
ボックス両側面に、可動式の爪を組み込む。この爪は垂
直に立てたり、水平に倒したりすることができるよう、
ボックス最後部まで伸ばした操作レバーを取り付ける。
なおこの爪は立てたときには籠の移動に支障がないよう
ボックス側面内に隠れるようにする。
【0030】籠は底面、両側面、前面を板状、または網
状、あるいは格子状の物で覆い、荷物がはみでたりする
のを防ぐと同時に、籠の強度を高めるようにする。後部
両側面のフレームはコ字型にして向かい合わせ、上端に
U字型の溝を設ける。上と後ろの面は荷物の積み降ろし
のため開けて、梁も付けない。そして、後部コ字型フレ
ームには巻き取り式スクリーンを複数連結してそれぞれ
の軸の端がそのフレーム内に上下するよう取り付け、そ
れを引き上げて上端の軸を籠の後部上端の溝にかけると
梁の役割をするようにその軸の両端にも籠の溝と噛み合
うように溝を設ける。
【0031】以上のように組み立てた構造体に、あたか
も観覧車のように籠を回す動きをさせるために、前部リ
フト用、後部リフト用、一段目稼動式荷台用、二段目の
床用の4つのモーターを決められた順番に回転させた
り、停止させたりする、また二段目の床のベルトのブレ
ーキを開閉する、リミットスイッチやカムを組み合わせ
た制御装置を取り付ける。
【0032】制御装置の構造は一例として図のように、
通電性の円盤を絶縁体の円盤に挟み込んで、稼動スイッ
チを押すと籠が一つ移動し終わるとちょうど一回転して
止まるよう、小さなモーターとリミットスイッチを取り
付け、+と−の電極ブラシを円盤に接するように固定す
る。必要な行程にあわせて絶縁体の表面に通電性の板を
張り、絶縁体を貫いて円盤と繋げる。その表面に接する
ように、モーターに通じる端子を取り付ける。これを4
つのモーター分とブレーキ開閉用分作って、一つのユニ
ットにまとめる。そして籠の動きを逆に回転させる時の
ために、それに必要な行程に合わせたもう一つのユニッ
トを作って、もうひとつの逆回し用の稼動スイッチに繋
げる。この観覧車のように籠を回転させる構造を持つ荷
物移動装置を循環稼動式荷台と呼ぶ。
【0033】上記の循環稼動式荷台の一段目のベルトの
後部両脇に上昇する台座を設け、荷物籠の底に上下段の
ベルトにかからず、台座に載るようにキャスターを取り
付けて、さらに後部に普通のパワーゲートを取り付けれ
ば、荷物籠ごと荷台から取り出して路地面に簡単に降ろ
すことができ、循環稼動式荷台自体を2列以上の複数に
すれば一つの籠は小さくなり、輸送車から降ろして移動
するのに手頃な大きさになる。
【0034】ただし少ない荷物を積み降ろしする場合に
は籠をいちいち降ろす必要はないわけで、したがってパ
ワーゲートを下ろす必要もない。しかるに荷物を取り出
すにはパワーゲートの床部は倒さざるを得ない。そうす
るとその床の幅の長さだけ人は積んである荷物から遠ざ
かってしまって、そのままでは荷物の積み降ろしができ
ない。そこでやむなくパワーゲートの上に飛び乗って荷
物を取り出すか、パワーゲートを路面まで下ろして積み
降ろしをするしかなく、いずれにしてもその手間が無駄
である。そこでパワーゲートの床を倒しただけで無理な
く作業ができるようにするため、パワーゲートの床部分
をE字型になるように切り込みを入れて人が路面に立っ
たまま荷物に手が届くようにする。
【0035】また簡易積み降ろしハンドトラックは、先
端部がくさび型で断面が下があいたコ字型の軸受台を2
本平行に並べて梁で接続し、コロをはめこんで、ベルト
を廻らせる。その際、先端部分に行くにしたがって順次
コロの直径を小さくしていき、それぞれのコロに対応す
る大きさのコロをベルトを挟んで、かつベルトに接し
て、下方に取り付ける。
【0036】両方の軸受台の後方に方向が自由に動くキ
ャスターを取り付ける。両軸受台の中程やや前方の内側
に歯数の比が2対1の2つのギヤを取り付け、それぞれ
のギヤに噛み合う、やはり長さが2対1の2つのラック
と、その2つのラック向かい合った端には、車輪を挟
み、その車軸によって連結された2つの脚部を接続し、
ギヤの回転によってそれぞれが移動するように取り付け
る。
【0037】後ろ端には手押しフレームを取り付け、そ
のフレームの両側にハンドルを取り付ける。一方のハン
ドルはベルトを回せるように一番後ろのコロとチェーン
またはワイヤーで連結し、もう一方のハンドルは2つの
ギヤを同時に回転させるようにチェーンまたはワイヤー
で連結する。
【0038】
【作用】上記のように構成された稼動式荷台に荷物を載
せていき、手元のスペースがなくなったら、次に載せる
荷物の分だけ前に移動させる。シートパレットを併用す
る場合もその分ずつ、荷物を積む前に置いていく。これ
を返して行なうことにより、人間が荷物を荷台に押し込
むことなく、また荷台に乗ることなく荷台いっぱいに積
み込むことが出来る。荷物を降ろすときには逆に順次後
ろに移動させる。輸送中は積んだ荷物が急ブレーキなど
で崩れないように、荷物を一番手前まで戻しておく。ベ
ルトの代わりにキャタピラを用いたものも作用は同じ
で、軸受に平行に敷いたレールにより、荷物の種類形状
を問わずキャタピラは水平を保てる。そしてキャタピラ
を後部に動かしていくとキャタピラを構成する一枚一枚
の板は荷台後部下に設けた収納箱にあたかも屏風を折り
畳むように折り重なって自動的に収納される。急ブレー
キを架けた場合も力は板の裏の窪みとコロに設けた歯車
にかかり、板と板を編み込んでいる紐にはかからないの
で特に丈夫な紐を使う必要はない。
【0039】荷崩れ防止装置を備えたものは前後に荷物
を移動させる際、あたかもシリンダの中をピストンが動
くように、側面となんら摩擦を生じることなく荷物を移
動させることができ、また輸送の際にいちいち手前まで
戻すことなく、荷物が崩れるのを防ぐことができる。
【0040】パワーゲートに稼動式荷台の構造を持たせ
たものの場合は、路面の位置で荷物を積み上げればよ
く、荷台が許す範囲で高く積み上げたら、本体荷台の高
さまで上げて本体と同時に作動させて荷物を前進させ
る。降ろすときは逆に本体からパワーゲート部に後退さ
せる。
【0041】2段のものの場合も、パワーゲートを2段
目の荷台の高さまで上げて、上記と同じ要領で移動させ
る。
【0042】またパワーゲートの床を水平にしたときの
最後部までボックスの両側面及び上面を伸ばし、パワー
ゲートの床の両端にボックス内側に入るように衝立を固
着し、パワーゲートの床を常に水平に保つ構造のもの
は、パワーゲートを下げても、両側の衝立がボックス側
面に沿って一緒に下がるため、あたかもボックスの後部
がそっくり下に下りた形となる。そしてわずかな量の荷
物の積み降ろしに際して余分なパワーゲートの開けしめ
の手順が省け、例えばシャッター式の扉を上に開けれ
ば、通常の荷台の荷物を積み降ろしするように路面にた
ったまま身を前に乗り出すことなく作業ができる。
【0043】緩衝地帯を設けたものは、荷物の積み込み
の時はクラッチを外してブレーキを解除し、パワーゲー
ト部に荷物をおく際、緩衝地帯が空いている位置に沿っ
て置き、パワーゲート部のみ作動させる。同じ要領で順
次積み込み、緩衝地帯がいっぱいになったところで、本
体と緩衝地帯のベルト全体を同時に作動させて荷物を本
体に移動する。輸送中はブレーキがかかった状態にして
荷物が動かないようにする。降ろすときは緩衝地帯のブ
レーキを外し、本体荷台を後ろ向きに作動させてパワー
ゲート部まで荷物が達したら、その部分も作動させ、パ
ワーゲート部に荷物を移して、路面の位置まで降ろす。
【0044】そこで、簡易積み降ろしハンドトラックと
併用すれば、ハンドトラックから移すのも、ハンドトラ
ックに移すのも、人が荷物を持ち上げて移すことをしな
くても良い。
【0045】循環稼動式荷台の場合、荷物の積み込みの
際は、まず一段目最後部の籠に荷物を入れ、それがいっ
ぱいになって次の籠に荷物を積み込みたい場合、まず二
段目の側面の爪を引っ込め、+スイッチを押すと+用制
御部が動きだし、次に二段目の床が、籠を載せたまま後
へ動く。最後部までくるとリミットスイッチによって電
流が切られて止まる。次に前部リフトが籠を載せて上に
上がる。籠が決められた高さに来ると、リミットスイッ
チが電流を切って止まる。そして一段目が籠を載せて前
に移動し、籠が一番前に来ると、リミットスイッチによ
り止まる。次に後部リフトが籠を載せることなく上昇し
て、二段目の一番後ろの籠をわずかに持ち上げたところ
で、リミットスイッチにより停止する。次に二段目の床
のコロのブレーキが解除されて、籠を置き去りにする格
好で前に移動する。そしてリミットスイッチにより停止
すると同時にブレーキがかかる。次に後部、前部両リフ
トが同時に下に下りる。このとき前部リフトの爪は下に
籠があるので、その籠に押されて引っ込み、押されたま
まの格好で下降する。そして籠の下まで下りきったとこ
ろでまたバネによって自然に水平に倒れる。最後に制御
部がリミットスイッチにより停止する。これで一行程が
完了する。
【0046】荷物を降ろす場合、まず一段目最後部の籠
の荷物を降ろし、−用スイッチを押す。すると−用制御
部が動きだし、まず後部リフトが空の籠を上げる。次に
一段目が後ろに動き、籠が最後部に着くまで移動する。
次に前部リフトが空のまま上昇し、二段目の一番前の籠
を少し持ち上げたところで止まる。そして二段目の床の
コロのブレーキが解除され、二段目の床が籠を置き去り
にした格好で後ろに移動し、最後部に着いたところで停
止すると同時にブレーキがかかる。次に前部後部両リフ
トが同時に下降する。次に二段目の床が籠を載せて前に
移動し、最後に制御部が停止する。そして輸送車を発車
させるときには二段目側面の爪を水平に倒し、上段の籠
を固定する。
【0047】後部に台座を設け、キャスター付きの籠を
積み込んでパワーゲートを取り付けた循環稼動式荷台の
場合、上に述べた作用のほかに、籠単位で積み降ろしを
することができる。つまり籠ごと荷物を積み降ろす際は
台座を上昇させ、キャスターを押上げて籠をベルトから
浮かせる。パワーゲートを上昇した台座の高さまで上げ
て籠ごと引き出して、パワーゲートに載せて路面まで降
ろす。積み込む場合は逆の動きをして、最後に台座を元
の位置に戻して籠をベルトに着地させる。
【0048】簡易積み降ろしハンドトラックは、手押し
フレームの、一方のハンドルを回すと、チェーンまたは
ワイヤーを通じて両方のギヤ4つを回転させる。その回
転にしたがって、ラックが移動するが、前のギヤの歯数
が後ろのギヤの2分の1なので、前のラックは、後ろの
ラックの2分の1の速さで動く。そのためハンドルを後
ろ向きに回わすと、二つのラックに繋がっている二つの
脚部は、その二つの脚部に挟まれている車輪との角度を
大きくしながら二つのラックに引き伸ばされるように後
方に引きつけられる。このとき車輪はハンドトラック本
体との間隔を減少しながら後ろに移動するように見え
る。それにともないハンドトラックは次第に傾き、最終
的には先端の下部のコロが地面に着く。全体としてハン
ドトラックの車体は横から見ると、鋭角のくさび型とな
る。
【0049】その先端を路面に積んである荷物に押し当
てるようにして、もう一方のハンドルを回してベルトを
後ろ向きに回す。すると荷物はベルトの先で押し上げら
れ、荷物の底まで上がったところでベルトに載って、ハ
ンドトラックに引き上げられる。その時下に着いている
コロは地面に接していてベルトとは逆方向に回転し、ハ
ンドトラックを前進させるので、あたかもハンドトラッ
クが荷物と路面の間に勝手に潜り込んで行くように動
く。
【0050】荷物を十分にハンドトラックの後部まで引
き上げて載せたら、別なハンドルを今度は前向きに回
す。すると4つのギヤが回り、ラックを前方に動かす。
ラックに挟まれた脚部は押し出されるように角度を狭
め、車輪はハンドトラック本体との間隔を増しながら前
方に移動し、ハンドトラックを水平にする。
【0051】荷物を降ろすときは、積むときと同じくハ
ンドルを回し、前の車輪を後ろに引きつけながらハンド
トラックの車体をくさび型にして、先端の下のコロを路
面に着ける。次に、別のハンドルを回してベルトを前向
きに回す。すると荷物は前に移動しながら地面に下り、
同時に下のコロは逆回転し、ハンドトラックを後退さ
せ、あたかもハンドトラックが荷物と路面の間から勝手
に抜けるように動く。
【0052】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1及び図3において、ボックス2の内部底1に、軸受
9が適当な間隔で取り付けてある軸受台3を並べ、その
軸受にコロ4を貫いた軸5をはめこみ、横に並んだコロ
が同時に回転するようにする。それぞれの軸の端に歯車
6をチェーン7で連結し、その回りにベルト8を廻ら
し、ブレーキ付き駆動モーター10を取り付ける。両側
面の前後に回転軸11を立ててその回転軸11にベルト
12を廻らせ、かさ歯車13を介して床面のベルト8と
同時に、且つ同方向に動くよう連動させ、床面のベルト
8と両側面のベルト12上の一か所に衝立14を固着す
る。そして、荷台後部下にシートパレット収納箱45を
取り付ける。
【0053】図2は稼動式荷台を横から見た側面透視図
で、コロ4は床1に着かないように軸5を介して軸受9
にはめこみ、チェーン7で連結し、ベルト8を廻らせ
る。図3は正面図で、チェーン7は一番端にかける。ベ
ルト8はコロの長さの幅になり、軸受台3の厚さ分ベル
トとベルトの間が開く。
【0054】ベルトが分断されて不都合な場合は、図4
で、荷台いっぱいの幅で長さが荷台の長さによりやや長
いベルト15の端を衝立14の下に固着し、荷台後部の
端から荷台の下に引き込み、巻き取り棒16にベルト1
5の端を繋げる。車がはねる泥水等が巻き取り棒やベル
トにかからないように、カバー17を取り付ける。巻き
取る動力18はゼンマイでもモーターでもよい。
【0055】図5はベルトの代わりにキャタピラを使用
したもので、コロは所々歯車状にし、板111の裏には
その歯車と噛み合う窪み113を設け、その板111を
紐112で編んでキャタピラとし、衝立の下にその一方
の端を取り付ける。キャタピラの下にほぼキャタピラと
接するようにレール116を取り付ける。図6のように
荷台下には収納箱114を取り付け、最後部に台座11
5を取り付ける。
【0056】荷崩れ防止装置は、図7、図8で更に説明
すると、稼動式荷台の両側前後一番端のコロの中心の位
置に回転軸11を立てて、その所々に床面のコロ4と直
径の長さが同じコロ19を取り付け、ベルト12をかけ
る。このベルトがずれ落ちないように、そのコロ19の
底部には支え台20を取り付け、床面のベルトと側面の
ベルトの動きにずれが生じないようコロには歯車状に突
起21を設け、ベルトにはそれが噛み合うように、等間
隔に穴22を設ける。そして衝立14を床面のベルト8
と側面のベルト12上の一か所に固着する。いちばん前
といちばん後のコロを貫く軸の両端と、立てかけた回転
軸11の下端を、図で示すようにかさ歯車13を付けて
噛み合わせ、床面のベルト8の上面と、側面のベルト1
2の内面が同時に、同方向に動くようにする。
【0057】図9はパワーゲートを二段目の高さまで上
がるようにガイド41をコンテナの上部にまで伸ばし、
さらに稼動式荷台化したもので、パワーゲート床部29
を水平にした時の上面に、軸受台24を並べ、コロ25
をはめこみ、その回りにベルト26を廻らす。ブレーキ
付き駆動モーター27をパワーゲート床29の内部に据
え付け、チェーン28でコロ25と結ぶ。
【0058】後部床42が上下する稼動式荷台の場合、
図10で、パワーゲートの床29を水平にしたときの最
後部までボックス2の両側面及び上面を伸ばし、パワー
ゲートの床の両端にボックス内側に入るように衝立30
を固着し、パワーゲートの床を常に水平に保つ構造にす
る。
【0059】スクリーン式荷崩れ防止装置は、図11、
図12で、本体荷台の最後部にバネ31の付いた巻き取
り式スクリーン32を取り付け、パワーゲートの床の最
前部にかけて取り付ける。
【0060】緩衝地帯を設けてなる稼動式荷台は、図1
3、図14、図15のように稼動式荷台をやや短くして
床本体1に取り付け、その後ろに軸受台33を狭い間隔
で並べ、それぞれが独立して動かせるコロ34をはめこ
み、それに同じ幅のベルト35を廻らせる。そのうちの
最前列のコロに軸36を通し、その軸にはコロの幅と同
じ間隔で一列のコロの数だけ摩擦板37を取り付け、摩
擦板に向いているコロの片方の面も摩擦板38としクラ
ッチとする。軸の端にもクラッチ39を設け、クラッチ
をブレーキ付き駆動モーター40に連結する。
【0061】循環稼動式荷台は図16、図17におい
て、まず、ボックスの内径の長さを4以上の適当な数に
均等割りした長さと、ボックスの内径の幅と等しい幅
と、ボックスを上下に二等分したのより若干低い高さ
で、相応の強度を持つ金属性の荷物籠60を、均等割り
した数の2倍から1を引いた数だけそろえる。そしてボ
ックス2の高さの半分の位置に、前後をそれぞれ一つの
籠60の長さだけ空けて梁51を架ける。その梁51の
上に長さがボックスより籠一つ分短い長さで、幅がボッ
クス1の内径よりやや狭く、特に前後籠一つ分は、更に
幅の狭い板状の構造物52を、コロ53を介して置く。
その構造物の中程両横はラック54とし、ボックス内部
両側にギヤ55を、そのラックと噛み合うように取り付
け、ブレーキ付き駆動モーター56に連結する。構造物
52の表面には軸受台50を固着し、コロ57を填め込
んで、それにベルト58を廻らす。ベルトを廻らせてあ
るコロ57には、ソレノイドなどを利用した、電気で開
閉可能なクラッチ付きブレーキ59を取り付ける。ボッ
クスの床部分に、ボックスの長さいっぱいに、幅は少し
狭くして荷崩れ防止装置を取り付けない最初に述べた稼
動式荷台を取り付ける。
【0062】そして図18のようにボックス内部の前後
両側にガイド62を立て、そのガイドに両端を食い込ま
せて、それに沿って上下させることのできる梁63にチ
ェーン64を付けて、ガイド内に取り付けた歯車65に
架けてブレーキ付き駆動モーター66で作動させるよう
に連結する。梁63の内側には力が加わらない限り水平
に倒れるように、バネ68を介して爪67を植込む。前
部、後部それぞれの両側は同時に上下するように上部の
歯車65に軸69を通し連動させる。
【0063】爪を植え込んだ梁63が底に着いた状態に
して、かつ二段目の床52を前いっぱいに押し込んだ状
態にして、籠60を下の段と、上の段に詰め込む。その
状態の上の段の最後部の籠の後ろ端の両側面に、可動式
の爪71を組み込む。この爪は垂直に立てたり、水平に
倒したりすることができるよう、ボックス最後部まで伸
ばした操作レバー72を取り付ける。
【0064】籠60は図19において、フレームの底
面、両側面、前面を板状、または網状、あるいは格子状
の物73で覆う。両側面の縦の後部フレームにコ字型の
溝74を設け、後ろ面の下部には巻き取り式スクリーン
75を複数連結してそれぞれのスクリーンの軸の端が溝
に沿って上下に動くよう取り付け、その最上部スクリー
ンの端には棒76を付け、その棒の端には溝79をつ
け、籠の後部上端にもその棒の溝と噛み合う溝77を設
け、各辺を斜めに切り落とし、図21のように上下の段
のベルトにかからない位置にキャスター99を取り付け
る。
【0065】図20は循環稼動式荷台を2列設け、それ
ぞれ後部に台座100と切れ込みを入れた、E字型の床
を持つパワーゲート102を取り付けて、キャスター付
きの籠を積み込んだ循環稼動式荷台の実施例である。台
座は床1に食い込むように取り付け、その下部は床を突
き抜けて出ていて、パワーゲートを上げるとその台座の
下部を押し上げるようにパワーゲートに爪101を取り
付ける。図21はベルトの上に籠60が載っている状態
を正面からみた図で、キャスターは一段目及び二段目の
ベルトにかからない位置に取り付け、台座はそのキャス
ターを取り付けた位置に設ける。
【0066】図22、図23及び図24は簡易積み降ろ
しハンドトラックの実施例で、まず先端部がくさび型で
断面が下があいたコ字型の軸受台80を2本平行に並べ
て梁81で接続し、コロ82をはめこんで、ベルト83
を廻らせる。先端部分に行くにしたがって順次直径の小
さいコロ84にしていき、それぞれのコロ84に対応す
る大きさのコロ85をベルト83を挟んで、かつベルト
に接して、下方に取り付ける。両方の軸受台80の後方
に方向が自由に動くキャスター86を取り付ける。両軸
受台の中程やや前方の内側に歯数の比が2対1の2つの
ギヤ87、88を固定して取り付け、それぞれのギヤに
噛み合う、やはり長さが2対1の2つのラック89と9
0及び、その2つのラックの間に、脚部91と車輪92
を、コロ98を介してそのラックに接続して、ギヤの回
転によってそれぞれが移動するように取り付ける。
【0067】後ろ端には手押しフレーム93を取り付
け、そのフレームの両側にハンドル94を取り付ける。
一方のハンドル95はベルト83を回せるように一番後
ろのコロとチェーンまたはワイヤー96で連結し、もう
一方のハンドルは2つのギヤを同時に回転させるように
チェーンまたはワイヤー97で連結する。そしてペダル
105を取り付ける。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
【0069】床面をベルとコンベア化させることによっ
て荷物を移動させることができ、人が荷台に上って荷物
を奥まで押し込んだり、引き出したりする必要がなくな
り、荷物の積み降ろし作業に要する労力の軽減と、作業
能率の向上に効果がある。
【0070】その側面に、床面のベルトと連動するベル
トを設置し、衝立を取り付けることによってより円滑な
荷物の移動が可能になるとともに、荷崩れの防止ができ
る。
【0071】荷台下にベルト巻き取り部を設け、ベルト
を荷台の幅いっぱいの一本のベルトにすることによっ
て、ゴミや塵がコロや軸受台部に入り込むのを防げ、床
の一体感を保ち、より多様な形態の荷物に対応できる。
またシートパレットを併用することにより、安定性につ
いて一般の荷台と拮抗する。あるいはキャタピラとそれ
を支えるレールを使用することによって、さらに強固な
床面を実現できる。
【0072】パワーゲートをベルトコンベア化すること
により、パワーゲート部から荷台本体への荷物の移動も
人が持ち上げることなく、ほぼ自動的に移すことができ
る。
【0073】さらに稼動式荷台を複数段にし、それぞれ
の段の高さまでパワーゲートを上げ下げできるようにす
ることで、荷物を積み上げる労力をより省くことができ
る。
【0074】荷台本体とパワーゲートの間に伸縮するス
クリーンを張ることにより、パワーゲートの上げ下げの
際、荷物がずれて本体とパワーゲートの間に挟まった
り、崩れたりするのを防げる。
【0075】パワーゲートの床を水平にした状態の後部
までボックスを伸ばしてパワーゲートの床の両端にボッ
クス内側に入るように衝立を固着し、パワーゲートの床
を常に水平に保つ構造にしてパワーゲートを荷台の一部
とすれば、一番後ろにあるわずかな量の荷物の積み降ろ
しに際して、余分なパワーゲートの開けしめの手順が省
ける。
【0076】荷台本体とパワーゲートの間に緩衝地帯を
設けることにより、一度に積み込む荷物が荷台の幅いっ
ぱいなくても、本体への移動を、順次人が積み替えるこ
となく、可能にする。
【0077】観覧車のように荷物籠を回転させることに
より、人は全く荷台に上がることなく、地上に立ったま
ま荷物の積み降ろしができ、積み降ろし作業の労力を軽
減して、能率も上げられる。また配送所での積み込み作
業も、あらかじめ同じ規格の籠に詰め込んでおけば、籠
を入れ替えて積み込むだけで済むので、輸送車を配送所
に留めおく時間を短縮でき、積み込み作業の効率を上げ
ることができる。籠にキャスターを付けて籠を積み降ろ
しする時にのみ台座を上昇させて、キャスターを働か
せ、パワーゲートを併設することによってさらに、その
作業を容易なものにする。パワーゲートをE字型にすれ
ば籠の積み替えをしない場合にも、パワーゲートを上げ
下げしない場合でもじゃまにならない。
【0078】またその籠の上面と後面を開け、上面後部
のフレームを取り去ることにより、荷物の積み込みが容
易になり、バネ付き巻き取りスクリーンを後面下に複数
取り付け、荷物を積み込んだ後そのスクリーンを上に引
き上げることにより、荷物が崩れ落ちるのを防ぐことが
でき、同時に最上部スクリーンの端に取り付けた棒が抜
いたフレームの役割を果たし、籠の側面が曲がったりす
るのを防いでフレームを抜く前とほぼ同じ強度を保て
る。
【0079】ハンドトラックの荷台部分をベルトコンベ
ア化し、かつ全体をくさび型に変形し、さらに先端部下
部に上部のコロと反対に回転するコロを取り付けること
によってハンドトラックを路面と荷物の間に潜り込ませ
ることが容易にでき、荷物を手で持ち上げることなく、
ハンドトラックに積み上げることができ、かつハンドト
ラックに載っている荷物を手で持ち上げることなく、積
んである状態のまま路面に降ろすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸送車に搭載してなる、シートパレット収納箱
と荷崩れ防止装置を取り付けた水平稼動式荷台の全体斜
視図である。
【図2】荷崩れ防止装置を取り付けた水平稼動式荷台の
全体側面透視図である。
【図3】荷崩れ防止装置を取り付けた水平稼動式荷台の
正面透視図である。
【図4】ベルトを1枚にした水平稼動式荷台の部分側面
図である。
【図5】板を紐で編み込んだキャタピラを装着した水平
稼動式荷台の平面透視図である。
【図6】板を紐で編み込んだキャタピラを装着した水平
稼動式荷台の側面透視図である。
【図7】荷崩れ防止装置の側面透視図である。
【図8】荷崩れ防止装置と水平稼動式荷台の組合せ部分
正面透視図である。
【図9】輸送車に搭載してなる、荷崩れ防止装置を取り
付けた水平稼動式荷台を2段設け、一段目は一枚のベル
トで巻き取り式にして、水平稼動式荷台の構造をもつパ
ワーゲートを取り付けた実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図10】パワーゲートを床の一部とした上下稼動式荷
台を持つボックスの実施例を示す部分斜視図である。
【図11】スクリーン式荷崩れ防止装置の実施例の部分
斜視図である。
【図12】スクリーン式荷崩れ防止装置の実施例を示す
側面透視図である。
【図13】緩衝地帯を設けた水平稼動式荷台の実施例を
示す平面透視図である。
【図14】緩衝地帯を設けた水平稼動式荷台の実施例を
示す側面透視図である。
【図15】緩衝地帯のクラッチ部とコロと摩擦板の部分
断面図である。
【図16】循環稼動式荷台の全体斜視図である。
【図17】循環稼動式荷台の全体側面透視図である。
【図18】循環稼動式荷台の一部をなす引っ込み爪付き
リフトの実施例を示す斜視図である。
【図19】循環稼動式荷台の一部をなすキャスター付き
荷物籠の斜視図である。
【図20】循環稼動式荷台を2列にし、E字型パワーゲ
ートを取り付けたた実施例を示す全体斜視図である。
【図21】循環稼動式荷台の内部で台座と、キャスター
付き荷物籠が1段目と2段目にある状態を示す図であ
る。
【図22】簡易積み降ろしハンドトラックの下からの全
体斜視図である。
【図23】簡易積み降ろしハンドトラックの前輪を引っ
込めたときの側面図である。
【図24】簡易積み降ろしハンドトラックの下から見た
平面図である。
【図25】循環稼動式荷台の稼動行程を示す図である。
【符号の説明】
1 荷台部底 2 ボックス 3、24、33、50 軸受台 4、19、25、34、53、57、82、84、8
5、98 コロ 5、36、69 軸 6、55、65、87、88 ラック 7、64 チェーン 8、12、15、26、35、58、83ベルト 9 軸受 10、27、40、56、66 ブレーキ付き駆動モー
ター 11 回転軸 13 かさ歯車 14、30 衝立 16 巻き取り棒 17 カバー 18、31、68 バネ 20 支え台 21 突起 22 穴 23 パワーゲート 29 パワーゲート床部 32、75 巻き取り式スクリーン 37、38 摩擦板 39 クラッチ 51、63 梁 52 板状構造物 54、89、90 59 ブレーキ 60 籠 62 ガイドレール 67、71、101 爪 72 操作レバー 73 板 74、77、79 溝 76 棒 80 コ字型軸受台 86、99 キャスター 91 脚部 92 車輪 93 手押しフレーム 94、95 ハンドル 96、97 チェーンまたはワイヤー 100 台座 102 E字型パワーゲート 105 ペダル 111 板 112 紐 113 窪み 114 収納箱 115 台座

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物輸送車の荷台部またはボックスの内
    部底(1)に、適当な数並べて固着した、軸受(9)が
    適当な間隔で付いた軸受台(3)と、その軸受台の軸受
    にコロ(4)を貫いて軸(5)をはめこみ、それぞれの
    軸の端に歯車(6)を付けチェーン(7)で連結して、
    コロの回りに廻らしたベルト(8)から構成され、それ
    を作動させるブレーキ付き駆動モーター(10)を取り
    付けてなる水平稼動式荷台。
  2. 【請求項2】 荷台部を底面とする直方体をなすフレー
    ムあるいはボックス(2)内の請求項1記載の稼動式荷
    台の4隅に立てた回転軸(11)とそれぞれ前後の回転
    軸に廻らした両側面のベルト(12)と、そのベルト上
    の一か所に固着した衝立(14)から構成され、請求項
    1記載の稼動式荷台のベルト(7)と両側面のベルト
    (12)が同時に、かつ同方向に動くよう、かさ歯車
    (13)で請求項1記載の稼動式荷台と連結させるよう
    にした荷崩れ防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の稼動式荷台のベルトを、
    荷台の幅いっぱいの幅で、荷台の長さよりやや長い一枚
    のベルト(15)にし、その一方の端を請求項2記載の
    荷崩れ防止装置の衝立(14)下に固着し、もう一方の
    端を、荷台後部下に引き込み、荷台後部下にバネ(1
    8)の付いた巻き取り棒(16)を取り付け、その棒に
    その引き込んだ端を固着してなる水平稼動式荷台。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の稼動式荷台のコロの所々
    を歯車とし、その歯車に噛み合う窪み113を裏面に持
    つ板111を紐112で編み込んだキャタピラをベルト
    の代わりに取り付けて、荷台後部下にキャタピラ収納箱
    114を設け、荷台最後部に台座115を取り付けてな
    る水平稼動式荷台。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の稼動式荷台または請求項
    3記載の稼動式荷台を複数段設けて、請求項2記載の荷
    崩れ防止装置をそれぞれの段に取り付けてなる多数段水
    平稼動式荷台。
  6. 【請求項6】 請求項1、3、4、5記載の稼動式荷台
    に取り付ける、複数段目の高さまで上がるようにガイド
    (41)を荷台上部にまで伸ばし、パワーゲート本体
    (23)を水平にした時の上面に軸受台(24)を並
    べ、コロ(25)をはめこみ、その回りにベルト(2
    6)を廻らし、ブレーキ付き駆動モーター(27)をパ
    ワーゲート床(23)の内部に据え付け、チェーン(2
    8)でコロ(25)と連結した、水平稼動式荷台付きパ
    ワーゲート。
  7. 【請求項7】 パワーゲートの床(23)を水平に固定
    し、その最後部までボックスの両側面及び上面を伸ばし
    て扉を取り付け、パワーゲートの床の両端に、ボックス
    の両側面の内側に入るように衝立(30)を固着してな
    る、垂直稼動式荷台付きボックス。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の後部床が上下する垂直稼
    動式荷台を、請求項1または3記載の稼動式荷台と同じ
    構造とし、本体床を請求項1、3または4、またはそれ
    に請求項2記載の荷崩れ防止装置を取り付けた荷台、ま
    たは5記載の多数段水平稼動式荷台とした、多方向組合
    せ稼動式荷台。
  9. 【請求項9】 請求項1、3、4の稼動式荷台または請
    求項5の稼動式荷台の一段目または請求項8の本体床の
    最後部下にバネ(31)の付いた巻き取り式スクリーン
    本体(32)を取り付け、請求項5記載のパワーゲート
    最前部または請求項6、7の後部床(42)の最前部に
    その端を取り付けた荷崩れ防止装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、3、4記載の稼動式荷台ま
    たは請求項7記載の本体床と請求項5の稼動式荷台付き
    パワーゲート(23)または請求項7記載の後部床(4
    2)の間に、軸受台(33)を狭い間隔で並べ、それぞ
    れが独立して動かせるコロ(34)をはめこみ、それに
    同じ幅のベルト(35)を廻らし、一列のコロに摩擦板
    (37)をそれぞれのコロと同じ間隔で取り付けた軸
    (36)を通し、摩擦板に向かい合ったコロの側面も摩
    擦板(38)とし、その軸の端にクラッチ(39)介し
    てブレーキ付き駆動モーター(40)を取り付けた緩衝
    地帯を設けてなる緩衝地帯付き水平稼動式荷台。
  11. 【請求項11】 請求項1、3、4、6、8、10記載
    の稼動式荷台と組み合わせて併用するシートパレット、
    及びそのシートパレットを収納するため荷台後部下に取
    り付けるシートパレット収納箱。
  12. 【請求項12】 ボックス(1)の高さの半分の位置
    に、ボックスの内径の長さを4以上の適当な数で割った
    長さを前後を空けて架けた梁(51)と、その梁の上に
    コロ(53)を介して置いた、長さがボックスより先の
    適当な数で割った長さ分短い長さで、幅がボックス
    (1)の内径よりやや狭く、特に前後その長さ分は、更
    に幅の狭い、中ほど方側が歯板(54)になっている板
    状の構造物(52)の表面に軸受台(50)を介してコ
    ロ(57)を填め込んで、それにベルト(58)を廻ら
    せて、クラッチ付きブレーキ(59)を取り付けた荷台
    からなる二段目の床と、その二段目の床の両横歯板に噛
    み合うようボックス内部両側に取り付けてブレーキ付き
    駆動モーターに連結した歯車と、ボックスの床部分にボ
    ックスの幅より幅を少し狭くした請求項1の稼動式荷台
    を取り付けた一段目の床と、ボックス内部の前後両側に
    立てたガイド(62)と、そのガイドに両端が食い込ん
    でガイドに沿って動かせる、バネ(68)を介して爪
    (67)を植込んだ梁(63)と、その梁にワイヤーま
    たはチェーン(64)を付けてガイド内に取り付けた歯
    車(65)に架けてブレーキ付き駆動モーター(66)
    で両側の梁を同時に引き上げるようにした前後のリフト
    部と、前述の適当な数の2倍から1を引いた数の、ボッ
    クスの内径の長さを適当なで割った長さの荷物籠(6
    0)及び上の段の最後部から籠一つ分前の両側面に、可
    動式の爪(71)を組み込んで垂直に立てたり、水平に
    倒したりすることができるよう、コンテナ最後部まで伸
    ばした操作レバー(72)を取り付けた籠押え器から構
    成され、それぞれのモーターを順次作動させる制御装置
    を取り付けて、籠があたかも観覧車のようにボックス内
    を回るようにした循環稼動式荷台。
  13. 【請求項13】 請求項12の循環稼動式荷台の一部を
    なす、ボックス内部の両側に立てたガイド(62)と、
    そのガイドに両端が食い込んでガイドに沿って動かせ
    る、バネ(68)を介して爪(69)を植込んだ梁(6
    7)と、その梁にワイヤーまたはチェーン(63)を付
    けてガイド内に取り付けた歯車(65)に架けてブレー
    キ付き駆動モーター(66)で両側の梁を同時に引き上
    げるようにした引っ込み爪付きリフト。
  14. 【請求項14】 直方形の板の上部に3面垂直側板を立
    てて、向かい合う側面の閉じられていない側に縦にコ字
    型の溝(74)を向かい合わせて設け、後ろ面の下部に
    はバネ付き巻き取り式スクリーン(75)を複数連結し
    てそれぞれのスクリーンの軸の端が溝に沿って上下に動
    くよう取り付け、その最上部スクリーンの端には、籠の
    後部上の溝(77)にかけると後ろ面が閉じ、かつ無く
    したフレームの役割をするように両端に籠の溝(74)
    と噛み合うように溝(79)を設けた棒(76)を取り
    付け、キャスターを取り付けて構成した、ロールボック
    スパレット型荷物籠。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の荷物籠の両側面下の
    辺を除く各辺の角を斜めに切り落として、請求項13記
    載中のリフトで上げ下げする際に多少のずれが生じても
    スムースに上下の擦れ違いができるようにし、請求項1
    2記載中の一段目の床のベルト及び、二段目の両端のベ
    ルトにかからない位置に、キャスターを取り付け、かつ
    そのキャスターの高さを一段目の床のベルト部の厚みよ
    り低くかつ、二段目の両端のベルト部の厚みより低くし
    た循環稼動式荷台用ロールボックスパレット型荷物籠。
  16. 【請求項16】 請求項14、15記載の荷物籠の各面
    を固着せずに、各側面を底面の各端に軸を介して取り付
    け、上面がある場合にはその上面を前面の上端に軸を介
    して取り付けて折り畳めるようにした荷物籠。
  17. 【請求項17】 請求項12の循環稼動式荷台の1段目
    床のベルト部の後部両脇に、上昇したときに請求項15
    のロールボックスパレットのキャスターを押し上げてパ
    レットの底がベルトから離れる程度に上昇する台座10
    0を設けて、後部に上昇させた時にてその台座を押し上
    げる爪101をもつパワーゲート23を取り付けてなる
    循環稼動式荷台。
  18. 【請求項18】 床部分23をE字型あるいはフォーク
    型になるように切れ込みを入れたパワーゲート。
  19. 【請求項19】 先端部がくさび型で、断面が下があい
    たコ字型の軸受台(80)を2本平行に並べて梁(8
    1)で接続して固着し、くさび型の部分には先端部分に
    行くにしたがって順次直径の小さいコロ(84)をその
    軸受台(80)の軸受にはめこみ、軸受台の後半部には
    やや大き目のコロ(82)をはめこんで全部のコロを包
    むようにベルト(83)を廻らせ、そのくさび型部分の
    下にベルトを挟んで順次小さくなるそれぞれのコロ(8
    4)と対称にベルトに接して取り付けたそれぞれ同じ大
    きさのコロ(85)からなる車体部と、両方の軸受台
    (80)の後方に取り付けた、方向が自由に動くキャス
    ター(86)ならびに、両軸受台の内側中程とくさび型
    が終わるやや前方に歯数の比が2対1の2つのギヤ(8
    7)、(88)を固定して取り付け、それぞれのギヤに
    噛み合って軸受台内側を前後に移動する、やはり長さが
    2対1の2つのラック(89)、(90)と、その2つ
    のラックに軸またはコロ(98)を介して接続した二つ
    の脚部(91)を車輪(92)の軸を介して接続した前
    輪部と、両側にハンドル(94)を取り付けた手押しフ
    レーム(93)及び本体自体を荷物に押しつけやすくす
    るため後部に取り付けるペダルから構成され、一方のハ
    ンドルを両軸受台の中程やや前方の内側に取り付けたギ
    ヤ(87)、(88)を同時に、同じ速さで回すように
    チェーンまたはワイヤー(96)で両方のギヤと連動さ
    せ、前輪が引っ込みながら中程まで後退し、また出なが
    らくさび型が終わる位置まで前進するような動きをする
    ようにし、もう一方のハンドルはベルトを回すようにチ
    ェーン、またはワイヤー(97)で一番後ろのコロと連
    動させた簡易積み降ろしハンドトラック。
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